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『マスター・アンド・コマンダー』 (2003) MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD ジャンル アドベンチャー/アクション/ドラマ シネマト 海を舞台にした ヒット作では「パイレーツ・オブ・カリビアン」「タイタニック」がある。あの華やかさより、もっとクラシックで文学的味わいの作品だ。ナポレオン時代のイギリスとフランスの海上での戦いの日々が舞台。イギリス艦隊 サプライズ号の艦長ジャック・オーブリー (ラッセル・クロウ)は少年兵たちにとっての師(マスター)であり、船員達にとっては指導者(コマンダー)。しかし、こんな子どもまで 何故乗船しているのか? 戦争で人不足になり、子どもまで狩り出されていたのだ。そんな少年たちを厳しい戦いと任務の中 オーブリーは英雄ネルソンの提督の逸話で勇気づけたり、激励したりと、父のような包容力の憧れのマスターだった。優秀な指導者に恵まれて成長していく話と言うとロビン・ウィリアムズの「今を生きる」に通じるものがある。そうした優しさと同時に、冷静な判断力 対処力というのも見せてくれる。嵐の中船員がひとり海に投げ出されるが より多くの船員の乗った船を救うために、その命綱を切る。、船員達に侮られた心弱い若い士官候補生の顛末は、尊敬される器がなければ上司として失格であるという厳しい世界を見せる。 狭い艦内、大勢の男、男、男、、人間関係が、統率が崩れたら 命を落とす事にも成りかねない。やられたら どこまでも追いかけてとことんやりかえす、当時、どんな戦略で戦いをしたのか、戦いぶりに夢中になった。霧に紛れて攻撃を回避、偽のマストで敵を惑わせる。風向きと潮の流れを読み、敵艦の後尾に回りこむ、当時の航海戦術が面白い。 監督に「クロウは オーブリーにぴったり。リーダーの資質を持つ男」と、1年間 主演を説得されたという。原作の巨体、筋肉もりもりなオーブリーそんままに タフなカリスマ艦長、海の男の頼もしさを見せてくれる。 オーブリーと良いコンビの艦医マチュリン、「ビューティフル・マインド」でクロウと共演、「ドッグ・ヴィル」のポール・ベタ二ーが老けた役作り。 長期間、同じ場所に居合わせる艦内(しかも男ばっか)、友情ドラマも熱い(暑苦しい?)。植物や動物を愛する繊細で知的な人物だが、自らの開腹手術をやってしまうという、ブラック・ジャックな 根性も見せてくれます。 そうそう、「ロード・オブ・ザ・リング」のピピンがいます!ピピンはピピンにしか見えない~。 新しい冒険に出てきたか? 「1805年―ヨーロッパ征服を狙うナポレオンの前に多くの兵士の命が犠牲となった。窮地に立つ英国軍が、一人の艦長のもとへ送り込んだのはまだ幼い少年たちであった…。」 という、宣伝文句が問題になったそうですが やっぱり内容といまいち合ってない気がする。 "歴史小説 男のロマン"では 女性観客の動員がみこめないだろうという予測からの宣伝コピーだそうで。でも 「ロビンソン・クルーソー」や「宝島」「15少年漂流記」のような冒険話に通じるものがあり、地味めだけど楽しめた。日本女性に受けの悪い もっさりラッセルも「俺についてこい~!」な兄貴肌の風格が好きだわん。 「ビューティフル・マインド」に続いて ラッセル作品いっちゃいました~。 ●原作 監督全20巻からなるパトリック・オブライアンの世界的ベストセラー海洋歴史冒険小説「“オーブリー&マチュリン」シリーズから第10作目『南太平洋、波瀾の追撃戦』を軸に映画化。 広大無辺な洋上を舞台に、伝説的艦長と少年兵士たちの絆と 成長を迫力の映像で描いたスペクタクル・アドベンチャー。監督は「いまを生きる」「トゥルーマン・ショー」のピーター・ウィアー。彼の「トゥルーマン・ショー」は嫌いだが、このクラシックな男の世界の映画は素晴らしい。【ストーリー】 ヨーロッパがナポレオンに席巻されつつある1805年、海の上でもフランス勢力は圧倒的優勢を誇っていた。劣勢のイギリス軍は、それまでに多くの兵士を失い、幼い少年たちまで徴兵しなければならない戦況に立たされている。そんな中、弱冠12歳の士官候補生ブレイクニーら数人の少年たちも兵士として軍艦サプライズ号に乗り込む。そして、伝説的な名艦長として名を馳せるジャック・オーブリー指揮のもと、 フランス軍の武装船アケロン号の*拿捕\(下の【時代考証】参照) という重大任務に向かう乗組員たち。しかし、彼らの前には、大海原の脅威という試練も待ち構えていた…。1805年~ナポレオン時代の イギリスとフランスの戦争って、なんでやっていたのかしら?この二国はしょっちゅう戦争しているから、 忘れちゃったな。 ナポレオンだから、フランスでは革命が起きて、貴族制度は廃止になった筈。 ナポレオンの征服戦争にイギリスが対抗したってことでしょうか? イギリス艦隊はなんとかフランスを破っていたのね。 【時代考証】***ナポレポン戦争*** 1805~14年 ナポレオンは対外侵略を繰り返し ヨーロッパと新世界を動乱に巻き込んだ。 この戦いはフランスとイギリスの経済における覇権争いが中核をなす。17世紀に始まった第2次英仏百年戦争の最期の戦争といえる。すなわち 成長するフランス資本主義の先頭を大陸に広めるため、イギリスの大陸における経済的支配を打倒、フランス商品の市場拡大を意図したもの。1805年 英、露、オーストリアの 第3回対仏同盟結成。ナポレオンは英国上陸作戦を計画するが、フランス艦隊はトラファルガーの海戦でネルソンの英艦隊に破れ、英の制海権を打倒できなかった。しかし、ナポレオンはアウスリッツの戦いで 大陸で露とオーストリアの連合軍を破り対仏同盟を解体させるなど、大陸へのイギリスの接近を阻止した。1806年 ナポレオンは大陸制覇は成功しつつあったが、ひとり英だけは侵入を許さなかったので、 大陸封鎖令をだし、英の経済破壊をもくろんだ。コレはヨーロッパと英の通商の禁止であり、英商品を追い出し、フランス商品市場を大陸に確保するためのものだった。 これに対し イギリスは、*自由拿捕(だほ)令をもって、対抗。フランスおよびその従属国と貿易する船はすべて拿捕するとの挙に出た。 1806年、こうした封鎖令に苦痛を感じた大陸諸国で反抗の手が上がる。スペイン、続いてオーストリアなど。 しかし ナポレオンは露と密約を結んだり、皇女マリー=ルイズを皇后とし、名門と婚姻関係を結ぶ事でイギリスとトルコを覗く全ヨーロッパに君臨した。***ナポレオンの没落***大陸封鎖令はイギリス経済に打撃を与えたものの、この令には矛盾があり、イギリス商品を一切しめだすためには フランス工業の飛躍的進歩が必要で、ヨーロッパ各国に商品を供給させなければならなかったが、その為にはイギリスの海運力が必要だった。 結局はイギリスの経済力・海運力を否定する事は不可能だった。 封鎖令の内容も 時に厳しく 時にゆるくと ム密貿易も許されたりと変更、動揺せざるをえなかった。封鎖令は大陸諸国に苦しみをもたらし、 ついにはナポレオン支配に不満を抱くこととなる。 真の自由は民族自身の力によらなければならぬという、民族意識を高めることとなる。 ***ナポレオン戦争の意義***ナポレオンは独裁的な体制をしきながらも、フランス革命の精神 自由主義・民主主義を認めて内外の政治にあたった。 ことに一連のナポレオン戦争で、この精神がヨーロッパ全土に広められ、征服地に残っていた封建的遺制を打破。フランス革命による近代的社会制度を植えつけた。この意味でナポレオンの征服は、ヨーロッパの近代化に貢献したところが大きい。 しかし、皮肉なことにナポレオンの植え付けた自由の意識が諸国民の自覚を高め、民族意識をめぜめさせ、結局はナポレオンは没落する事となる。ナポレオンによって伝播された自由意識と、さらに解放戦争でつちかった民族意識の精神が ヨーロッパ全土に土着。 19世紀の世界史の流れを決定する大きな要因となっていく。(文英堂 解明世界史 / 羽田明 豊田堯 中山冶一共著) 監督: ピーター・ウィアー Peter Weir 出演: ラッセル・クロウ Russell Crowe ジャック・オーブリー艦長 ポール・ベタニー Paul Bettany スティーヴン・マチュリン医師 ビリー・ボイド Billy Boyd バレット・ボンデン ジェームズ・ダーシー James D'Arcy トーマス・プリングス マックス・パーキス Max Pirkis ブレイクニー マックス・ベニッツ Max Benitz ピーター・カラミー
2004年11月30日

『ファーゴ』 (1996) FARGO ジャンル サスペンス/ミステリー アカデミー賞 主演女優賞 受賞 なんなんでしょうね、この殺伐とした感じは。間抜けな犯人組のブシュミともうひとり、ブルース・ウィリス似の男が この映画の雰囲気の主流を作っているように感じました。 無口 無感動 無表情 無関心。。何をやってもうまくいかない、わめき男 ブシュミと 絶妙に合ってます。 この"無○○"的空気は 全ての登場人物に通じるように感じます。 主人公の妊婦の捜査官。 おいおい、、妊娠8ケ月で殺人事件の捜査をするなよ! まさに、彼女のお腹がいちばんの恐怖でした。 目を覆いたくなるような恐ろしい妊婦殺人事件に発展するかも、、という恐怖感を感じさせます。それでいて、彼女の淡々とした働きぶり。しかも有能。やがてその捜査のツボを心得ているやり方に 見るほうも落ち着いてくるのですが。 お腹の子を守るという 意識の薄さにはヒヤヒヤしっぱなしです。 又 彼女の夫がまた、、妻への愛情表現の言葉と裏腹な 表情の無さ! 笑顔の無さ! あれはコーエン兄弟の流の ユーモアなのかな。 そして、 ブシュミ同様、能無し男ぶりで光っているのが、ウィリアム・H・メイシー。 彼は「カラー・オブ・ハート」でも「シービスケット」でも ある"枠"にはまったイメージ通りの人物を実にうまく表現するッ人ですね。今回のキャラの、先を読むことの出来ない予想力の無さも無○○に通じるものを感じます。 妻を危険な目に合わせる事にまるで無関心。愛情が無いからといえばそれまででしょうが。事態が収拾つかなくなっていっても何も出来ないでいるという無能ぶり。とここにも"無"。 このように 全体的に どこか上の空のようなムードで 人物もくせもの揃い。 操り人形のような印象を感じます。ブシュミとメイシーが右往左往するのが効いてます。 それはもちろんコーエン兄弟による 操りでしょうが、二人の映画作りはユーモアが鉄則だそうですから、「こうしたら面白いよ 弟よ、」「うん、兄さん」というようなやりとりで 事件もどんどん展開していくよう。派手なカーチェイスなど期待すると拍子抜けしますが。きわめつけは 粉砕機で人間をブインブインと削っちゃって、白い雪が真っ赤な肉片だらけなトコ。 粉砕機から 削りきれてない足が突き出しているのに、ゾッとするよりもユーモラス。 靴下をはいた足がなんか かわいい。犯人を護送しながら、 「なんで、こんなことを 良い天気なのに」と、運転手が言うけど、 天気で締めくくっておしまい。 そういえば これは実話を元にしたそうですが、雪だるま式に事件は犠牲者を増やしちゃったんでしょうか。。。主演は、ジョエル・コーエンの妻で「真実の行方」のフランセス・マクドーマンドで 96年度アカデミー主演女優賞を受賞しましたが、 つまり"伊丹監督と宮本信子"夫妻のような関係でしょうか。 "篠原監督と岩下志麻"のような重々しさはないですね~。 【ストーリー】 アメリカ中北部の田舎町を舞台に、偽装誘拐が引き起こす惨劇とそれに関わる人々の奇妙な姿を描いたユニークな犯罪ドラマ。 ミネソタ州ミネアポリスに住むカー・ディーラーのジェリー・ランディガード(W・H・メイシー)は借金返済のために(以下ネタバレ) 自分の妻ジーンを誘拐し、会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。誘拐を実行するのは、前科者の従業員から紹介された妙な二人組、カール(S・ブシェミ)とグリムスラッド(P・ストーメア)。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。ブレイナードの女性警察署長マージ・ガンダーソン(F・マクドーマンド)は事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。コーエン兄弟はその特異な作風で知られる、80~90年代アメリカ・インディペンデント映画界の雄だが、この作品はその真価がもっとも発揮された一編と言っていいだろう。実話を基にしているとはいえ、ほとんどは創作だというストーリー自体の面白さももちろんだが、個々のキャラクターのおかしさとさりげなくも効果的な台詞の数々は、ドラマの完成度を極限まで高めている。雪に覆われた白い町で起こる血みどろの物語。まさに“白のフィルム・ノワール”と呼んでもいい。カンヌ映画祭で監督賞に輝いただけでなく、アカデミーでは主演女優賞と脚本賞も獲得した逸品。(キネマ旬報より) 監督: ジョエル・コーエン Joel Coen 製作: イーサン・コーエン Ethan Coen 出演: フランシス・マクドーマンド Frances McDormand マージ・ガンダーソン スティーヴ・ブシェミ Steve Buscemi カール ウィリアム・H・メイシー William H. Macy ジェリー・ランディガード ピーター・ストーメア Peter Stormare グリムスラッド ハーヴ・プレスネル Harve Presnell ウェイド ジョン・キャロル・リンチ John Carroll Lynch ノーム・ガンダーソン クリステン・ルドルード Kristen Rudrud
2004年11月29日

『ぼくは怖くない』 (2003) IO NON HO PAURA I'M NOT SCARED ジャンル ドラマ/ミステリー/サスペンス 公式サイト「僕は怖くない」という題名だけど、穴を発見してからが わけもなく怖かったです。穴というのは、嫌な感じですね。 穴を覗き込むという行動がわけもなく恐怖感を感じさせました。 "穴"というのには、いろいろなイメージ、想像をかきたてられるからでしょう。 主人公の少年が 広々とした黄金色の小麦畑を自由自在に駆け回り、あんまり裕福そうではないけれど両親も揃っていて 元気そう。 だから そうした"陽"のシーンから 穴を覗き込むという"陰"のシーンになった時 とてもミステリアスで閉塞感に襲われます。 大体 人が動物のように 扱われるのが 見てて我慢できません。主人公は10歳。 まだまだ 思春期とまでいかない。ウチにも ひとりおりますが(笑)とても 幼いです。 けれど 大人をしっかり見てる。 大人がいつも正しいわけじゃない無い事をなんとなく 感じはじめてる。 どおして?っをぶつけてくる。。 記憶力とか 体力とか ぐんぐん成長する一方の様子に 親はまぶしい喜びと 追いつかれ 越されて やがて離れていく日を感じさせます。 この映画に登場する大人たち、たった5軒しかない村。 男は一家を支える為に 出稼ぎに出てたまに帰ってくるという生活。 母親の「大人になったら この村を出ると約束して」という言葉が ズシンと響きました。 俳優達は 主人公の少年らは オーデションで決めた地元の子だそうですが、とてもそうは思えないほど素晴らしいです。 母親役のアイタナ・サンチェス=ギヨンは、杉本彩似ですね。「裸のマハ」などに出演。 父親役はイタリアで人気俳優。 ●監督は「エーゲ海の天使」「ニルヴァーナ」のガブリエレ・サルヴァトレス。 イタリア発の「ニルヴァーナ」は、大変な影響をSF界にもたらしたそうですが、その監督なのですね。●原作「ぼくは怖くない」ハヤカワepi文庫)、本作で脚本も手掛けているニコロ・アンマニーティがイタリアの文学賞を受賞した同名ベストセラー小説。●イタリア映画あんまり観てませんが 「郵便配達は二度ベルをならす」 「ひまわり 」等、むか~しむかし観た記憶がありますが。最近だと 有名なので「ニュー・シネマ・パラダイス」「ビューティフル・ライフ」などは有名ですね。イタリアを舞台にした映画でも「ローマの休日」「ベティ・サイズモア」「リプリー」「イングリッシュ・ペイシェント」「踊れトスカーナ」 などなど。【ストーリー】(公式サイトより)1978年の夏休み、南イタリアは記録的な暑さに見舞われていた。麦畑がまるで青空の下に波立つ黄金色の海のように覆う一面の丘の只中にある、たった5軒の家からなる貧しく小さな村。大人たちが家の中で日中の焼け付くような暑さを避けている一方村の6人の子供たちは自転車に乗って人影のない灼熱の田舎道を遠くまで駆けていく。両親と妹と暮らす10歳のミケーレはある日、廃屋の裏に不自然にふさがれた穴を偶然見つける。「宝物がつまったほら穴かもしれない」とワクワクしながら中を覗くと、なんと鎖につながれた男の子が横たわっていた。「あの子は誰?どうしてこんなところに閉じ込められているの?」この発見は幼いミケーレにとってあまりに恐ろしく、友達はおろか両親にも言えずにいた。 「あの子は死んでしまっているのだろうか、もしくは自分の身を守るために潜んでいるのだろうか・・・。」眠れない夜を過ごしたミケーレは、恐怖と好奇心が入り混じった気持ちを抱えて穴に戻り、中にいる少年フィリッポに勇気を出して話しかけた。自分は死んでいると思い込んでおり最初は意味不明な言葉ばかりをしゃべっていたフィリッポだが、やがて心を開きはじめ、ミケーレと同じ10歳の小学生だということがわかる。その痩せ細った姿に同情し、水や食物を差し入れするミケーレをフィリッポは「守護天使」と呼ぶ。彼にとってミケーレは、外の世界には太陽と新鮮な空気があり、まだ人生は続いていると教えにきてくれる大切な友達になった。 監督: ガブリエレ・サルヴァトレス Gabriele Salvatores 出演: ジョゼッペ・クリスティアーノ Giuseppe Cristiano ミケーレ マッティーア・ディ・ピエッロ Mattia Di Pierro フィリッポ アイタナ・サンチェス=ギヨン Aitana Sanchez-Gijon アンナ ディーノ・アッブレーシャ Dino Abbrescia ピーノ ディエゴ・アバタントゥオーノ Diego Abatantuono セルジョ
2004年11月28日
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『この森で、天使はバスを降りた』 (1996) THE SPITFIRE GRILL ジャンル ドラマ シネトピ96年サンダンス映画祭観客賞受賞。 ●心の傷この映画で感じたのは 癒しを与えられるのは <痛みを知ってる>から <痛みを持っている>からこそできるのだ、というようなことでした。 そして ヒロイン自身が痛みを負っていながら 癒しを貰うではなく、与える側でもある。 そういう意味でコレは "天使"というのが題名に使われるのは ぴったりだと思いました。 この<天使>は 穢れを知らない 美しい存在とは 違う。いわゆる ファンタジーな天使からはかけ離れている。(タバコをスパスパ あたしの素性が知りたいんなら教えてあげるわよッと強気。すれている。) 彼女が ジョニー・Bと名前をつけた人物と出会う。 この人を助けようと必死になるとき胸がつまります。前に一度、彼女は大事なモノを無くした。ジョニー・Bを救わずにはいられない、彼女の気持ちは、、。 知らず知らずに彼女は <人の絆> <自信>の持てなかった人に勇気を与えるなどしていくのでした。 淡々としているけど 衝撃的で、感動でした。 "乞食"に身をやつした神"聖者"は 村にやってくる。信仰深い者だけが施しを与えて それが実は"聖者"だったと知り あなたには神の祝福があるだろうと言われる。。 そんな話が 思い浮かびました。 ここでのヒロインは "乞食"ではなく"罪人"。 彼女を受け入れない村の人々。 この村で人生をやり直せるかと 期待してきたのに。開放的なアメリカといっても、田舎の方は随分閉鎖的で、よそ者に対しては排他的なのですね。 でも、そんな排他的な村が彼女の影響で、確実に変わったのが、せめてもの救いでした。 監督: リー・デヴィッド・ズロトフ Lee David Zlotoff 出演: アリソン・エリオット Alison Elliott エレン・バースティン Ellen Burstyn マーシャ・ゲイ・ハーデン Marcia Gay Harden ウィル・パットン Will Patton キーラン・マローニー Kieran Mulroney ゲイラード・サーテイン Gailard Sartain ジョン・M・ジャクソン John M. Jackson ルイーズ・デ・コーミア Louise De Cormier
2004年11月27日

『ビッグ・リボウスキ』 (1998) THE BIG LEBOWSKI ジャンル ドラマ シネトピ/公式サイト/「淀川長治の銀幕旅行」【ストーリー】ボーリング好きな デュードは無職でだらしない中年男。彼の家に突然、2人のチンピラがやって来る。女房の借金を返せと怒鳴るチンピラに、全く身に覚えがなく呆然とする。その後彼は、同姓同名の大金持ちと間違えられたと気づくが・・・。 雑草のようにパワフルな人間描写がお得意のコーエン兄弟のドラマ。同姓同名の人物と間違われた男が巻き込まれる事件の顛末 日常の会話の脱力感、ジェフ・ブリッジズの肉腹に注目。●ジェフ・ブリッジス これまた 変なぐうたら親父ぶりが炸裂ですね。 いきなり スーパーでパック牛乳を開けて飲んじゃうシーン 「まねしないで下さい」って字幕スーパーがいるぞーっ。 そして カッコいいジェフのお腹をあんなに肉肉つけちゃって~。 でも ジェフはデュードがお気に入りなんだそうです。 あの 脱力感ぶりは心地良いのかも。 「ビッグ・リボウスキ」や「フィッシャー・キング」といった変な映画で変なオヤジを演じている。。 かと思うと「シービスケット」の大富豪や「K-PAX」の精神科医。 「隣人は静かに笑う」のシリアスぶり。 一言で言っておもしろくて 大好きな人です。 駄目っぶりが、実にいい味なんですよね。 性格俳優?でも脇役ではなく主役が多いのは この人の包容力と言うか、暖かさ 幅の広さが良いのだろうな。 ヒーローが観たければ 二枚目スターを観るけど、 ここでの魅力は「しっかりしなよ~ ジェフ」って感じ。 駄目駄目ぶりが笑えるんだな。 思えば「タッカー」で、自動車産業で成功したアメリカン・ドリームモノで初めて観た人です。 何か夢に取り憑かれたような男も似合います? 「恋の行方」や「フィアレス」が、観たくなった。おかしなキャラの人ばかり出てきて 真面目にコメントするのも気がひけます。(笑) ボーリング好きなおやじ3人。 トーナメント試合を真剣に考えてたり土曜日は仕事しないにこだわる男(グッドマン)や いつも間が悪くて会話に混じれない男(←こういう場面ってある~)(ブシュミ)の 会話がへん。 そしてタトゥーロの紫姿に 爆笑モノでした。 他にフィリップ・シーモア・ホフマンなど。キャスト一番お気に入りのシーンは "リボウスキの夢"と "海で遺灰を撒く"所。 その後怒って抱き合うところも。 それまで散々かき回してたのに はじめて真面目に謝ったね あの人(笑) ●ホワイトルシアン(ホワイトロシアン)主人公デュードが何かと口にしていたお酒。非常に美味しく、クセになるらしいです。カルーア・ミルクのような味かな?飲んでみたいな~。■■レシピ■■ウォッカ………40mlカルーア………20ml生クリーム……20ml(同量の牛乳で代用可)●コーエン兄弟の謎にせまる「ビッグ・リボウスキ」ではデュードを襲いに来た男が 彼の入っていたバスタブにモルモットを 放り込むシーンがある。 銃ではなくナイフでもなく、モルモット。これなどはコーエン兄弟のディテールのこだわりなのだそうだ。"ポストモダンのハーメルンな笛吹き 彼等に導かれる道は楽しげではあるが同時に危険が待ち受けている""観客を感情的に映画に引き込めないときでも、微に入り細を穿った映像的名でティールと、歯切れのよトーンで 見るものを引きつける"彼らの得体の知れない 新しさ 魅力は"ポスト・モダン"というのがキーワードのようだけど、 その言葉の意味もよく分からない。 彼らについての評論はいろいろあるけど いずれ又調べてみたいです。新作映画 「レディー・キラーズ」 「ディボース・ショウ」「『ファーゴ』が中西部についての話であったように『ビッグ・リボウスキ』は敢えて言えばL.A.についての話だ。僕らはそれをいわばチャンドラー風のコンテクスト、文脈の中に描いた。裏切りや欺瞞の要素、これらのキャラクターの多くは、例えば『大いなる眠り』などのチャンドラーの小説に見られる。僕らは現代という観点からこの話を書き、1991年の湾岸戦争の真っ最中という設定をした」 「『ビッグ・リボウスキ』はレイモンド・チャンドラーの探偵小説がモチーフになっているんだ。だけどチャンドラー探偵小説の主人公、フィリップ・マーロウの代わりに、70年代に取り残されているような無職で横柄な男、ジェフ・リボウスキ、人呼んでデュードがヒーローなんだ」 (公式サイトより) 監督: ジョエル・コーエン Joel Coen 製作: イーサン・コーエン Ethan Coen 出演: ジェフ・ブリッジス Jeff Bridges ザ・デュード ジョン・グッドマン John Goodman ウォルター・ソブチャック ジュリアン・ムーア Julianne Moore モード・リボウスキ スティーヴ・ブシェミ Steve Buscemi ドニー ピーター・ストーメア Peter Stormare ニヒリスト サム・エリオット Sam Elliott ザ・ストレンジャー ジョン・タートゥーロ John Turturro ジーザス・クィンタナ デヴィッド・ハドルストン David Huddleston ザ・ビッグ・リボウスキ ベン・ギャザラ Ben Gazzara ジャッキー・トリホーン リチャード・ガント Richard Gant フィリップ・シーモア・ホフマン Philip Seymour Hoffman ブラント エイミー・マン Aimee Mann
2004年11月26日
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『微笑みをもう一度』 (1998) HOPE FLOATS ジャンル ドラマ 微笑みをもう一度【ストーリー】高校時代、学園の女王だったバーディは、同じ高校の花形クォーターバッグだった恋人と結婚し、幸せな結婚生活を送っていた。 だが、ある日全国ネットの暴露番組で 親友に夫との不倫を告白されて、あっという間に生活は崩れる。傷心の彼女は娘と故郷の町へと帰ってくる。 しかし、かつて華やかだった学園の女王だったがゆえに、バーディはまわりの人々に好奇の目で見られる。 新しい恋にも踏み出せない。しかも娘は父を恋しがり 母には反発。 かつての自分は見る影もない。 それでも しだいに、母や、かつての同級生との絆の中で自分を取り戻していく。● フォレスト・ウィティカー監督 デビュー作は「ため息つかせて」でこれまでのブラック・ムービーの世界に全く新しい境地を切り開いた。下層階級ではなく、中産下級のアフリカ系アメリカ人の日常生活をリアルに描くというものだ。 けれど「微笑みをもう一度」では 白人の世界を描いているせいか、前作ほど本領が発揮されていないようだ。 白人の苦しみや 悩みにまるで他人ごとのように突き放してしまっているようだ。(「大人の為の映画選び」より)● 癒しの場所 最近では "癒し系"といった言葉もあり、すっかり定着した言葉ですね。心に傷を負った人、足りない部分のある人、不完全な人、人とは違った部分を持った人、そうした人々が互いに助け合って癒しあう。そうしたところで、毎回 いろんなドラマがあり 感動を覚えます。ここでも 母子の関係が描かれてます。 祖母 母 娘 っと。。やっぱり 関係はすこしギクシャクしていますが、じょじょにそれは和らいでいくようです。 特にジーナ・ローランズ(祖母)のおおらかさは 観ててホッと救われるようです。 傷ついたとき 逃げ込める場所があるのは幸せな事ですよね。 それが 愛情をもって迎えてくれる母親の元だというのが 今回の癒しの場かな? ジーナ・ローランズのように明るく たくましく ユーモアのある母親は理想的だと思いますね。 「あの子には 自分にも分からない 生きぬく強さがあるのよ」ジーナが孫に語るシーンがありますが、 この"生きぬく強さ"こそ、親が子に伝えなければいけないことなのだと思いました。 落ち込んで気分がどん底になっても 自己の再生力で這い上がるって大事ですよね~。「子ども時代は悲しい思い出ばかり出し、人生の最期は寂しい。肝心なのはその中間。自分を見つけたら。希望を忘れずに生きていく」自ら製作総指揮にあたったサンドラ・ブロックのメッセージ。 監督: フォレスト・ウィッテカー Forest Whitaker 出演: サンドラ・ブロック Sandra Bullock ハリー・コニック・Jr Harry Connick Jr. ジーナ・ローランズ Gena Rowlands メエ・ホイットマン Mae Whitman マイケル・パレ Michael Pare キャメロン・フィンレイ Cameron Finley ロザンナ・アークエット Rosanna Arquette キャシー・ナジミー Kathy Najimy
2004年11月25日
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『リバー・ランズ・スルー・イット』 (1992) A RIVER RUNS THROUGH IT ジャンル ドラマ シネトピ「スパイゲーム」/映画パンフ/「淀川長治の銀幕旅行」 ●原作シカゴ大学教授ノーマン・マクリーン著「マクリーンの川」(74歳で書いた自伝)1920~1950年のノスタルジー。原作者の自伝的な中編小説を映画化。大人になった自分が 子供時代と青年期を振り返る。物語はいたってシンプルで平凡、川の流れに人生を見る手法は定番。 ●B・ピット「テルマ&ルイーズ」で注目され この作品で一気に人気が急上昇したというから 観てみた。たしかに わっか~い。かーわいー。 ジェームズ・ディーンかR・レッドフォードかっていうくらい、美しいですね。 R・レッドフォードも自分が若いときの姿をピットに重ねて撮ったのでしょうね。 このあと「スナッチ」や「ファイト・クラブ」「12モンキーズ」「セブン」と、個性的な役をやって行くわけですね。 こうした牧歌的 自然の似合う人とは思わなかったですね。 でも、今は歴史的超大作の主人公ですもんね。砂漠や 刺青は似合うけど 田舎青年は似合わなくなった。。?モンタナの緑と川の清涼感 ピットの美しさに癒されます。 納涼と目の保養によろしいようですねー。●アメリカのイエローストーン国立公園 物語の舞台はモンタナ州のミズーラという町だが、それらの多くのシーンがイエローストーン国立公園の近くを流れるギャラティン・リバーや公園内を流れているマディソン・リバーなどで撮影されたという● R・レッドフォード監督作「普通の人々」「ミラグロ/奇跡の地」に続いての三度目の監督を手掛けた作品。1912年のモンタナ州の田舎町ミズーラを舞台に、牧師の父を持つ二人の兄弟の確執と絆を、優雅なスタイルを持つフライ・フィッシングを通して描く。R・レッドフォード作品はアメリカの良心的なものが 詰め込まれている感じ。古いのかもしれない。 ピットが出ていなければ 見向きもされない作品かもしれない。。 けれど、私はピットのファンというわけではないし、フライ・フィッシングは趣味ではないけれど 十分楽しめたし、癒された。 美しい善なるものに触れたということでも 癒されるものです。 言ってみればNHK教育テレビ子ども番組を観るような安心感がありました「アメリカには、R・レッドフォードのような人がいる。開拓精神のようなものがある。キャサリン・ヘップバーンもその一人だ。彼女は学校を作ったりキャサリン映画事業などは作っていないが、いかにもアメリカらしいこの国の代表女優だ。それと同じように、R・レッドフォードも俳優の傍ら監督業にも進み、さらにユタのコロラドに拾い土地を買い、ここでサンダンスプロダクションを設け、幾多の有望新人を育てている。 サンダンス映画祭の基盤だ。 (中略) 「明日に向かって撃て!」のままのレッドフォードがアクション・スターとして進んでも成功したであろうが、彼はむしろ「ナチュラル」のあの父のバットを握ってホームランを打つ、アメリカの男のミラクル。」そしてまた、素晴らしい「リバー・ランズ・スルー・イット」(92)の清らかさ。そしてテレビ・クイズ・ショウの裏側を手ひどく描いた「クイズ・ショウ」(94)。まさに彼は精神を貫いて映画を美しく、映画を誰のものでない善き家庭の人々への教育的娯楽として、その映画に心を捧げているアメリカ人。 彼の父は、彼の母をなくして、この少年を育てる為牛乳配達までやって生活をささえたという。彼の作品には美しさ、人の苦労、人の夢想、人の幸福、愛、そうしたものがしみこんでいる。」(途中 略あり「いいねえ 素敵だね男優編」より) 関連作品「クイズショウ」 「モンタナの風に抱かれて」【ストーリー】 結末まで記述あり バリバリネタバレです! 年老いたノーマン・マクリーン(アーノルド・リチャードソン)は、故郷の川でフライフィッシングをしながら、若き日を回想していた。1912年、アメリカ、モンタナ州ミズーラ。10歳のノーマンと8歳のポールは、父親のマクリーン牧師(トム・スケリット)にフライフィッシングと勉強を教わっていた。ノーマンの夢は牧師かプロボクサーになること、ポールの夢はプロのフライフィッシャーである。19年、ノーマン(クレイグ・シェーファー)は東部のダートマス大学に進学し、7年後、ノーマンがやっとミーズラに戻った時、父は歓迎の言葉のかわりに将来の進路を決めかねているノーマンを批判する。一方ポール(ブラッド・ピット)は地元の大学を卒業し、地方新聞の記者をしている。ノーマンは、弟が酒と賭けポーカーにのめり込んでいるのを知る。兄弟は早速川に入り、釣りをする。ノーマンは、弟のほとんど芸術と化したフライフィッシングを見つめていた。独立記念日のダンス・パーティで、ノーマンはジェシー(エミリー・ロイド)と出逢い、恋に落ちる。ある日ノーマンが家に帰ると警察から電話が入り、ポールが留置所に保護されているというのだ。ポールの哀れな姿を見たノーマンは、彼がトラブルに巻き込まれていることに気づく。どうやらポーカーで莫大な借金を背負っているらしい。ジェシーの兄ニール(スティーブン・シェレン)がハリウッドから帰ってくる。キザな彼をノーマンはひと目で嫌いになるが、釣りに誘う破目になる。ノーマンはニールと別れると、ポールを訪ね、釣りに誘う。そんなある日、ノーマンはシカゴ大学から教授職のオファーを受け取る。彼はジェシーにプロポーズする。ノーマンは酒場でポールに会い、ジェシーのことを話すが、ポールは素直に喜んでくれない。翌朝、フライフィッシングに現れたポールに、ノーマンは一緒にシカゴに行かないかと誘うが、ポールはそれを辞退する。そして川に入り、今まで誰も見たことがないような大物を見事に釣り上げる。ある日ノーマンは、警察に再び呼び出された。彼は家に戻ると、ポールが殺されたことを両親に報告する。そして父にだけはポールがイカサマをして右手を潰されていた事実を告げる。その後も死の様子を詳しく知りたがる父親に、ノーマンが「少なくとも、僕たちの知っているポールは素晴らしいフィッシャーだった。それで充分じゃないか」と言うと、父は「それだけじゃない。ポールは美しかった」と答えるのだった。回想していた老いたノーマンが、黄昏の川でフライフィッシングをしている。彼は今、川の流れのなかに、人生の本質を見るのだった。ポール「大きくなったら何になる?」ノーマン「牧師かな、ボクサーでもいい」ポール「ジャック・ジョンソンに勝てるかな?」ノーマン「さぁね・・・」ポール「きっと勝てる。僕は兄さんに賭けるよ」 ノーマン「お前は何に?」ポール「プロのフライフィッシャーマン」ノーマン「そんな職業はないよ」ポール「ないの?うーん・・・それじゃあ、ボクサーだ」 生まれた時から そこにいた。最大の親友、ライバル。兄弟。 (キネマ旬報より) 監督: ロバート・レッドフォード Robert Redford 出演: ブラッド・ピット Brad Pitt クレイグ・シェイファー Craig Sheffer トム・スケリット Tom Skerritt ブレンダ・ブレシン Brenda Blethyn エミリー・ロイド Emily Lloyd スティーヴン・シェレン Stephen Shellen ニコール・バーデット Nicole Burdette ヴァン・グラヴェイジ ジョセフ・ゴードン=レヴィット Joseph Gordon-Levitt
2004年11月24日

『モンタナの風に抱かれて』 (1998) THE HORSE WHISPERER ジャンル ドラマ シネト/eiga.com「新作情報」/[来日記者会見]ロバート・レッドフォードが、「リバー・ランズ・スルー・イット」と同じモンタナの大自然を舞台に監督主演した作品。心に傷を負った人々の癒しがテーマ。【ストーリー】アニーは、ニューヨークの最先端をいく雑誌の編集長、夫のロバートは成功した弁護士。しかし二人の娘13歳のグレースは乗馬中の事故により、片足を切断する事態に追い込まれる。その事故で彼女は心身ともに大きな傷を負う。 と同時に、彼女の愛馬ピリグリムも心と身体に痛手を負い、人間への恐怖心と敵意に包まれた馬になってしまった。 けれど アニーは獣医の勧めの安楽死はさせず、 心を閉ざす娘のために、この馬を元のピリグリムに復活させようと決意する。 アニーが耳にしたのは 、ホース・ウィスパラーという 馬と魂を通わせる事のできる 不思議な能力を持つカウボーイだった。●原作イギリス人作家ニコラス・エヴァンス著「ホース・ウィスパラー」● どっちつかずな脚本最初は、脚本に「フォレスト・ガンプ/一期一会」でオスカー受賞のエリック・ロスが起用されたが、ロスの"アニーとブッカーのラブ・ロマンスにしたい"という方針と、レッドフォードの"映画の主役はあくまでグレースとピリグリムだ"という方針が合わず降板。ロス後は「マディソン郡の橋」のりチャード・ラグラべニーズに引き継いだ。レッドフォードはラグラべニーズを自宅に招き、お気入りの映画「シェーン」を見せ「子どもの頃にこの映画を見て 私が思った事は 主人公が余り話をしないと言うことだ。彼が過去に様様々なことを経験している事は見るだけで分かる。無口なのは、アメリカのの牧童生活の際最大の特徴だ。そして控えめなこともね」 というわけで、映画では ブッカーの話す言葉はできるだけそぎ落とされ、必要最小減。態度も控え目に終始する。 しかしロスとラグラべニーズの脚本が合体した事で、映画全体がどっちつかずな、印象をもってしまったようだ。(「大人の為の映画選び」井上一馬 より)● 癒し 自然 動物馬を癒す、というが ここで癒しが必要なのは グレース(スカーレット・ヨハンセン)とアニー(クリスティン・スコット・トーマス)の母子なのは明らかだ。 映画では モンタナの牧場の広大なシーンだけでなく、小さい子どもも 干草処理のために車を運転したり 家畜舎の世話 牛に焼印をつける作業と大人並に働いている様子があり、自然の中で持てる力を精一杯出して労働する様子からも 大きな世界のちっぽけな存在の人というのを感じさせます。 又、作中でレッドフォードが都会で暮らしたこともあるが、農場暮らしを選択したと語ることで、よそを知らない井戸の中の蛙ではないことも述べている。 たしかに キャンプなど自然の中に行くだけでも、 その緑や水の輝きは目にしみる。 セミの音など頭に響き渡り 空っぽになるような開放感にな浸れるものです。 喧騒に疲れた人でなくとも、その自然の一部になったような気分は爽快でしょう。 「シービスケット」でも馬の走る迫力にシーンは 夢中で観ました。 けれど 動物は苦手だし、現実問題では 農場暮らしをするとなったら 奇麗事ではすまない過酷な労働があるでしょうな。 あまちゃんなわたしにはムリムリ。● 母と子 「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマスと「真珠の耳飾の少女」のスカーレット・ヨハンソンが母子。 うまくいかない親子というのは 世の中 多いようで、ここでも母子の葛藤があります。もし、事故で子どもの身体が一生治らないとなったら、 もし、それが原因で学校に行きたくない と建物の隅にうずくまる姿を見たら、 もし、「私も馬と一緒に安楽死したい」と言われたら「誰も 私のことなど好きなってはくれない!」と泣かれたら。。。親としては胸のつぶれる思いをしそうです。 親はふんばりどころでしょう。 一緒になって泣いたり、抱きしめたり、大丈夫だと励ましたり、、。映画で、アニーは完璧な母親なわけじゃない。 でも"母親"するのは下手でも、子どもを思う気持ちは よーく伝わってきました。 私の 母親も 男並に仕事するする人でしたが、 要所要所で、「もし あんたがグレたら、ママは仕事はきっぱりやめて アンタを直す」とか言われました。 そんな風に言われた時は、「フーン、、」とか言いつつ、仕事よりアンタが大事と言われたようで嬉しかったものです。 子どもって 親にとって一番の優先事項だと知ることが大事なのですね。 幸いなことに私はグレてなかったので、母はしっかり定年退職まで仕事できましたが。 そして 現在仕事を持たぬ私に「仕事しないなんて信じられない」とか言うのです。おいおい。。 ●ロマンスレッド・フォードの 青年のよう恋愛現役ぶりに おかしいぞという批評も多々ありましたけど、 恋に年齢は関係ないと思いましたし、レッドフォードは たしかに60歳くらいのおじいちゃんに見えるときもあれば、まだまだ若々しく素敵だと思いました。 当人が心が若ければ、全然問題なしだよねーと思いましたな。サム・ニールが「ピアノ・レッスン」でもだけど、ここでも妻に優しくしてもらえない人だった。かわいそーに。。 監督: ロバート・レッドフォード Robert Redford 出演: ロバート・レッドフォード Robert Redford クリスティン・スコット・トーマス Kristin Scott Thomas サム・ニール Sam Neill ダイアン・ウィースト Dianne Wiest スカーレット・ヨハンソン Scarlett Johansson クリス・クーパー Chris Cooper チェリー・ジョーンズ Cherry Jones タイ・ヒルマン Ty Hillman キャサリン・ボスワース Catherine Bosworth
2004年11月23日
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『耳に残るは君の歌声』(2000) THE MAN WHO CRIED ジャンル ドラマ/音楽 シネトピ/公式サイト/eiga.com「新作情報」 『タンゴ・レッスン』の女性監督サリー・ポッターが描く、ある少女の魂の物語。2000年ヴェネチア国際映画祭コンペティション正式出品 ● 父親探し 自分探し『耳に残るのは君の歌声』。この邦題はテーマ曲から来ている。少女の父親が教会歌手で、力強く歌っていた。又、幼い頃に少女に歌い聞かせた曲。イギリスに移った英語の喋れない彼女がイディッシュ語で美しい歌声を披露する。 教師が少女に英語で賛美歌を憶えさせ、やがて母国語を忘れ、名前も変わり、自分自身の本来の姿を失ってしまう。これは少女の父親探しであり、自分探しの物語。 この父子の別れの時 映画冒頭、心がギュッとつかまった。● サリー・ポッタ-監督登場人物は外国人、アウトサイダーばかり。 セリフは少なく、オペラや落ち着きのある映像と静かな流れ。この監督のビジュアルセンスのよう。言葉よりも人物の表情などから内面を表し、雰囲気で映画の悲しみのトーンを観客にくみ取らせる。存在感と演技力のある俳優達を使う。 主要キャスト以外にも、『バートン・フィンク』のジョン・タトゥーロや、『パリ・テキサス』のハリー・ディーン・スタントンが脇を固め、ヨ-ロッパの香り漂う品のある作品として完成させている。 ハリウッドの草分け的人物達は ユダヤ人だったそうで、そんなことも感じさせる映画。● ユダヤ人迫害 主人公が 直接迫害に合うわけではないため、ナチスの軍人やユダヤ人連行話など出てくるが 一歩引いて眺めているという感じ。 迫害の残酷なシーンは無く ユダヤ人の苦しみも掘り下げていないので観やすい。 少女の境遇が翻弄されるが、ひたすら沈黙して運命を見つめている。 クリスチーナ・リッチは監督が大勢オーデションしまくった中から決めたというから、あの暗い眼差しは 監督のイメージにはピッタリだったのでしょう。 彼女のように不幸がレンチャンで襲ってくれば嵐が過ぎるのをじっと耐えるという 性格になるのは当然でしょうが。 なにしろ 母とは死に別れ 父とは生き別れ 村は焼き討ち、里親にもなつけない、 母国語を忘れ、 ユダヤ人迫害時代で当のユダヤ人、、、。薄幸だけど、どこかたくましいのは、クリスチーナのふくよかさからかな。どこか安心して観ていれた。● 「スリーピー・ホロウ」に、続きジョニー&クリスチーナコンビ 年齢差を感じさせないコンビですね。 ジョニーが若いというか、年齢不祥な魅力。ジョニーは 白馬の王子様が似合ってます~。 それも きらきらしい王子ではなくて ジプシーという影を背負って。 ジプシーとか 流れ者とか なんともはまる方です。 「シークレット・ウィンドウ」 でも共演のタトゥーロがこの作品でも共演してたのですね。 この人もいろいろに変わる俳優さんですね。今回の口パクのオペラ歌手も堂々たるもの。 貧しい出のイタリア人オペラ歌手。 原題の「THE MAN WHO CRIED」 人物達はそれぞれ、心の叫びがあるようですが、タトゥーロは文字通り叫んでるのが聞こえます。 なによりも、俺の歌声を聞け!と。 そして、ケイト・ブランシェットはうつくしー。●サウンドトラック 1.「耳に残るは君の歌声」(ビぜー「真珠採り」より/イタリア語)2.ジェラシー(ゲイド、メイ)3.「見よ、恐ろしい炎を」(ヴェルディ「トロヴァトーレ」より)4.クローズ・ユア・アイズ(弦楽合奏版/ゴリジョフ)5.ツィガネアスカ(ペラパスケロ)6.「星は光りぬ」(プッチーニ「トスカ」より)7.シーザーの歌(ゴリジョフ)8.革命のバラード(ぺラパスケロ)9.ディドの悲しみ(パーセル:「ディドとエネアス」より)10.「耳に残るは君の歌声」(ピアノ伴奏版/ビゼー)11.ドゥーチョ・バルヴァイオ(ペラパスケロ)12.帰れ、ソレントへ(デ・クルティス)13.ウィズアウト・ア・ワード(ゴリジョフ)14.バンギ・ケリモス(ペラパスケロ)15.暗い日曜日(ハボール、カーター&セレス)16.クローズ・ユア・アイズ(イディッシュ版/ゴリジョフ、ポッター)17.「耳に残るは君の歌声」(ビゼー/イディッシュ語) サウンドトラックに収録されている曲目順 サウンドトラック:ソニー・クラシカルより発売中CD:SRCS2473 \2,520【ストーリー】 ロシア雪にまみれた針葉樹の森林。 1927年。深い霧につつまれたロシアの貧しい村。母を亡くしたユダヤの少女フィゲレ(“小鳥”の意)は父と祖母と暮らしている。教会で賛美歌を独唱している父は娘に美声で子守歌を歌う。 その頃、ユダヤ人迫害の危機が迫り、父は渡米を決意する。財を成し、ゆくゆくは娘を呼び寄せるために。去り行く父、見送る娘。一人ぼっちになった少女を、緑の深い樹々がつつみ込んだ。 その後、村は暴徒に襲撃された。祖母はアメリカへ行こうとしていた青年達に、無事父親に会えるようにとフィゲレを託す。しかし、青年たちと引き離されたフィゲレが乗ったのはイギリス行きの客船だった。イギリスロンドン移民局に引き渡された彼女はスーザンと名づけられ、キリスト教徒の家庭に預けられる。そこで、最愛の父の写真とお守り代わりに祖母に持たされた金貨を取り上げられた。彼女は過酷な旅の末、愛していたすべてを失って、心に深い傷を負った。 イディッシュが通じず、英語を理解できないスージーは学校でいじめられ、固く心を閉ざす。そんなある日、学校の前をジプシーの一団が通った。物悲しげなその一団に向かい、少女の口から声がもれた。細く透明で痛々しく美しい“歌声”が。教師はスージーがイディッシュで歌うのを聴き、英語で歌うよう強制する。その歌声は、騒ぐ子供達を鎮め、大人の涙を誘った。よそ者として沈黙していた彼女は、ようやく自分の“声”を見つけたのだ。パリ10年後、成長したスージーは父の写真と金貨を返してもらい、ふたたび父を探す旅に出る。旅費を稼ぐためコーラス・ガールのオーディションを受けた彼女は、パリで働くことになった。 1930年代末のパリ。 スージーは野心家でブロンドのロシア人ダンサー、ローラと知り合った。お喋りなローラとシャイで無口なスージーは不思議とうまが合い、同居をはじめた。 二人は、貧しい生まれのイタリア人でアリアの名手として知られるオペラ歌手ダンテと知り合う。父に似た美声に神々しい衝撃を受け、惹かれていくスージー。またローラはその財力の虜となる。しかし、ダンテは日和見主義の俗物でスージーの尊敬と憧れはすぐさま失望に変わった。小柄で黒髪の彼女は彼の飾り物には向かず、ブロンドのロシア娘の方が適っていたのだ。彼はムッソリーニを崇拝し、アーリア人の優越を盲信するような男だった。ローラは彼を誘惑することに成功し、二人はオペラの舞台の仕事を得た。この3人を見ていたジプシー、白馬に乗って舞台に登場するチェーザーはスージーに惹かれ、彼女も彼の情熱を秘めた眼差しと優しい馬の扱い方に魅力を感じた。 大戦の足音が近づく。ダンテはファシストと化し、チェーザーとそのジプシー家族を根無し草の泥棒民族だと責め立てる。また、反ユダヤ主義も露わにするが、スージーがユダヤ人であることには気づかなかった。スージーとチェーザーは同じ境遇としてお互いを認め合う。彼は官能的リズムと哀しみに満ちた心に響くジプシー音楽を彼女に聴かせた。ジプシーたちは失った家族の温もりをスージーに思い起こさせた。彼女はお礼として「私を忘れないで…」と歌うのだった。 監督: サリー・ポッター Sally Potter 出演: クリスティナ・リッチ Christina Ricci スージー(フィゲレ) ジョニー・デップ Johnny Depp チェーザー ケイト・ブランシェット Cate Blanchett ローラ ジョン・タートゥーロ John Turturro ダンテ ハリー・ディーン・スタントン Harry Dean Stanton フェリックス オレグ・ヤンコフスキー Oleg Yankovsky 父 クローディア・ランダー=デューク Claudia Lander-Duke 幼少のフィゲレ
2004年11月22日
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『ハルク』 (2003)THE HULK ジャンル SF/アドベンチャー/ドラマ シネトピ/公式サイト/eiga.com「新作情報」 【ストーリー】遺伝子学者ブルース・バナーは、ある実験を行っていたところ、大量のガンマ線を全身に浴びるという事故に見舞われる。やがて彼の体内で異変が起き、“怒り”の感情を抱いた時、彼の身体は緑色の醜く巨大なモンスター“ハルク”へと変身してしまった。●「X-メン」「スパイダーマン」と次々ヒットを飛ばすマーヴェル・コミック原作の人気キャラクター「グリーン・デスティニー」のアン・リー監督が最新のVFXを駆使して映画化。ある事故が原因で、怒りを抱くと巨大なモンスターへと変身してしまう主人公が抱える複雑な内面心理により焦点を当てて描くSFアドベンチャー。主演は「ブラックホーク・ダウン」のエリック・バナ。共演に「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー。●闇のヒーロー”ハルク”アメコミのヒーローでは、なんといっても「スパイダーマン」シリーズがダントツに人気でしょう。「スパイダーマン」も1では それほど面白いと思わず、今夏の2で、すっかりファンになりました。「ハルク」はシリーズになるでしょうか?今作では その誕生の秘話でした。 もし次作があるならいよいよ活躍が始まることでしょうね。エリック・バナという人も シリーズ化したら見続けたい人です。今回 「ハルク」にしようか、「デアデビル」を観ようかと迷いましたが、ジェニファー・コネリーが見たくてこっちにしました。彼女いいですねー。今後も注目です。瞳が鮮やかな緑色になるのが今回はっきり観れました。 ハルクの変身後の緑の姿は ちょっとどうかと思いますが。さらに 緑に紫のパンツはどうよと思いますが。。 時々 マンガのように画面が3分割になるなどしたんでコミックを見ているという気がしました。とにかく変身後のハルクが 漫画チックです。ハルクが 暴れる!走る!飛ぶ! 緑の四角い姿が 砂漠や森や海で活躍するたび、おもいっきり笑えました。笑うシーンじゃないかもしれないんだけど。。とにかく 跳ぶ跳ぶ。 、、やぱり笑っちゃいます。エリック・バナや、ジェニファー・コネリーの悲壮な表情も邪魔にはなりません。俳優達の真剣な演技も納得モノで、さらに、CGのハルクが楽しいのでこれはみてお徳です。●エリック・バナ 1968年8月9日、オーストラリア、メルボルン出身。"THE CASTLE"(97・未)で映画デビュー。、「チョッパー・リード/史上最凶の殺人鬼」、(00・未)で2001年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、その後、オーストラリアでヒットした後にアメリカで公開され、批評家の注目を浴びた。バナはこのチョッパー役により、オーストラリア映画批評家協会と、オーストラリア映画協会から"長編映画の最優秀男優賞"を受賞した。 そして、リドリー・スコット監督の戦争大作、、『ブラックホーク・ダウン』(01)でエリートのデルタ兵士の1人、二等曹長のノーム・"フート"・ギブソン役で、ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモアと共演した。この戦争大作はジェリー・ブラッカイマーが製作、93年のソマリアにおけるアメリカの任務を描いたマーク・ボーデンのベストセラーに基づいている。バナは最近の出演作にオーストラリア映画、"The Nugget"にも出演し、その他にもウルフガング・ピーターセン監督による大作、、「トロイ」、のトロイの王子ヘクトール役に扮している。この作品にはブラッド・ピット、オーランド・ブルーム、ショーン・ビーンが共演、ホマーの叙事詩に基づいた作品。●ジョシュ・ルーカス971年6月20日、アンカーソー州出身。彼は最近、ジェームズ・コックス監督の"Wonderland"でヴァル・キルマーと共演した他、デヴィッド・ゴードン・グリーンの"Undertow"にも出演した。現在、ジョシュは ラッセ・ハルストロムの "Unfinished Life" の撮影中で、ロバート・レッドフォード、ジェニファー・ロペスと共演している。ルーカスの最新作は、 『メラニーは行く!』 (02)でリーズ・ウィザースプーンと共演。また、キャスリン・ビグローの「悪魔の呼ぶ海へ」(00未)では、ショーン・ペン、エリザベス・ハーレーと共演した。ロン・ハワードのアカデミー賞受賞作品 『ビューティフル・マインド』 (01)では、ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エド・ハリスらと共演している。その他の出演作には、フランク・マーシャル監督の『生きてこそ』、 (93)、『ダンサー』(99)、 クリスチャン・ベイル、リーズ・ウィザースプーン共演の『アメリカン・サイコ』(00)、2000年のサンダンス映画祭審査員賞受賞作品で、ローラ・リニーと共演の「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」(00・未)、ブラッド・アンダーソン監督の 『セッション9』 スコット・マギーとデヴィッド・シーゲル監督の「ディープ・エンド」(01・未)等がある。 監督: アン・リー Ang Lee 出演: エリック・バナ Eric Bana ブルース・バナー ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly ベティ・ロス サム・エリオット Sam Elliott ロス将軍 ジョシュ・ルーカス Josh Lucas グレン・タルボット ニック・ノルティ Nick Nolte デヴィッド・バナー ブルック・ラングトン Brooke Langton カーラ・ブオノ Cara Buono マイク・アーウィン Mike Erwin ルー・フェリグノ Lou Ferrigno
2004年11月21日

『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』 (2003) THE LIFE OF DAVID GALE ジャンル ドラマ/サスペンス シネマトピックス「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」/公式サイト/eiga.com「新作情報」 殺人事件の裏側に秘められた真実 命の重みを問いかけた、衝撃の問題作 【ストーリー】元大学教授デビッド・ゲイル(ケビン・スペイシー)は、元同僚の女性コンスタンス(ローラ・リニー)の殺害で、死刑宣告を受ける。死刑執行3日前、彼は、女性記者ビッツィー(ケイト・ウィンスレット)を 自分の無実を主張する相手に指名した。ビッツィーは、デビッドの話を聞き、冤罪であることを確信する。残された時間はわずか。そのとき、デビッドの無罪を裏付ける、証拠ビデオの存在を知る。 デビッドの無実は証明されるのか。死刑制度反対運動家だったデビッド・ゲイルが死刑宣告を受けるという 皮肉な図式にひきこまれる。● 死刑と冤罪 アメリカでは38州で死刑制度が存在し、近年25年間に行われた死刑は807件まる、その3分の1はテキサスで執行された。アラン・パーカー監督の最新作は、常に論議が繰り返されている死刑制度をテーマに、人間の命の重みを痛烈に訴えかけている。自身、死刑反対派であるパーカー監督。冤罪という問題を描く 社会派サスペンス。 ●原作「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」デュウィ・グラム/[著] 本間有/訳新潮社/新潮文庫629円ISBN4-10-241803-2●「真夜中のサバナ」との比較。比較というほど おおげさではないけど、共通するのはスペイシーの役が殺人容疑で無罪か有罪かという点に 事件の謎があるということ。 「真夜中~」では いわゆる法廷モノ。そして実際の事件を再現している。 やはり記者が(ジョン・キューザック)事件について調べ、スペイシーの無罪を信じる。(→以下ネタバレ) けれど ふたつの作品は まるで正反対だ。「真夜中のサバナ」では 実は殺人者でありながら 無罪を勝ち取る。 「ライフ・オブ・デビット・ゲイル」では 実は殺人を犯してないのに 有罪を得る。 どちらにしても どんでん返し。スペイシーのはまり役。らしすぎて、びっくりもしないくらい。。 「真夜中~」の方がスペイシーの存在感は薄かったよう。 それにしても スペイシーってだけで、なにか 裏があると思えちゃうところが もうそろそろヤバイんでは。。 ● 死刑には反対?賛成?映画を観たら論争をして欲しいのでしょうか。監督の狙いは死刑について考えよう、というものなのかなー。 映画の仕掛けや結末の衝撃より、 こっちの方を考えてしまいました。 現時は多様化時代、価値観は様々、それだからこそ 流されずに自分の意見はしっかり持たないといけないかな と思ったりします。 元来は、あまり強い信条とか持たぬ方ですが。 この映画でも描かれてる 死刑制度反対運動家の人たちというのは どういう背景の人なのかなー。 家族や友人に 冤罪で苦しむ人がいたのでしょうか。。大学教授というのがスペイシーで、教養あり、地位あり、家庭あり。 リベラル派。 彼らが机上の理論だけでああした運動をしているのなら、反対意見に 正直気持ちは傾かない。 先に書いたように、冤罪で苦しむ知人のためというなら分かる。 その理論に血が通ってる気がするから。 机上の理論だけでは 私が考えるには偽善すぎてついていけないようで。"冤罪だったら、死刑にしてしまったら取り返しがつかない”ということと、 "実際に殺人を犯した人物を死刑にしない" とは又 論点が違うと思う。映画では "冤罪だったら~"という点がひどく強調されていたよう。 死刑という 人が人をさばく事への正否から ズレタようだ。"死刑に値する人物には死刑を" というのが 私の意見ですな。以前に 死刑反対派 という人と論争をしたけど、 相手の意見は "死を簡単に与える死刑" より "一生罪の意識に苦しむ刑"で 生きてる限り 苦しんで 償ってもらいたいという意見でした。 だけど、反省するならともかく、反省なく生きているのなら意味ないよね、っと思うのです。日本では 最近"琢○守"小学校児童殺人事件の犯人が死刑になりました。あの人は 明らかに犯人で しかも最期まで反省が無かった。 ああいう怪物を生んでしまった社会が悪い? 彼も環境の犠牲者? 罪を犯そうが 全て平等 等しく生きる権利がある? だけど反省もない怪物、もし まかり間違って恩赦でもあって 社会に戻ったら また子どもを殺すかもだよ? もし 自身の子どもが虐待を受けて殺されたらと思うと 死刑反対を考える余地はゼロです。 もっとも苦しい方法で死んでもらいたいと心底願うだろう。。 それとも 犯した罪の重さを思い知って行き続けてと 思えるのだろうか。 取り返しがつかないのは 犯人の命だけではない。犠牲者の命だと思うのだが。日本では 死刑の件数がそれほど多くはないようですが、アメリカは多いようですから、反対運動など必要になるのでしょうね。 それにしても 「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」作中そのためにそこまでやるのか。。ちょっとそこらへんの心理は理解不能でした。 死刑のニュースや、子どもの事件のニュースなど 見ると時々考えてしまうことを 書いてしまいました。。 反対意見などもあるでしょうが 不快に思われる内容があったら 申し訳ありません。 監督: アラン・パーカー Alan Parker 出演: ケヴィン・スペイシー Kevin Spacey デビッド・ゲイル ケイト・ウィンスレット Kate Winslet ビッツィー ローラ・リニー Laura Linney コンスタンス ガブリエル・マン Gabriel Mann マット・クレイヴン Matt Craven ローナ・ミトラ Rhona Mitra レオン・リッピー Leon Rippy ジム・ビーヴァー Jim Beaver
2004年11月20日
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『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』 (2001) HEDWIG AND THE ANGRY INCH ジャンル ドラマ/ミュージカル シネマトピックス ◇公式サイト ◇eiga.com 誰もが、自分の“カタワレ”を探してる…。セレブリティ達を熱狂させた幻のロック・ミュージカルが、ついに映画化!夢と引き換えノ刻まれた、「怒りの1インチ(アングリー・インチ)」。ヘドウィグの魂の叫びは、トミーへのラヴ・ソングだった…。 【ストーリー】 東西冷戦時代の東ドイツに生まれた男の子ハンセル。母と二人暮らしの彼の夢は、自由の国アメリカでロックスターになること。ある日、米兵から結婚を申し込まれた彼は、性転換手術を決意する。名前をヘドウィグと変え、何とか渡米するも米兵には結局捨てられてしまう。それでも夢を思い出しロックバンドを結成したヘドウィグは、ある日、17歳の少年トミーと出会う。同じ夢を持つトミーに愛情のすべてとロックシンガーとしての魂を注ぎ込むヘドウィグだったが……。ネタバレしまくりです。↓ なぜなら、とっても疑問なトコがあるからです!●怒りのアングリーインチそんな、意味があったなんてね。。びっくりでした。でも これは ドタバタでおもしろい 明るいオカマ映画とは違いました。暗いとか 重いというより、 サンダンス映画祭で 人種や性別や世代を超えて絶賛の拍手を受けただけに、共感を呼ぶテーマがありました。 それは孤独であり、"愛"を探す旅であり、なんといっても芸術の域ともいえる歌の数々による表現がすごい。 マドンナや、デビット・ボーイ も絶賛したそう。●オフ・ブロードウェイでのミュージカル映画。もともと、J・キャメロン・ミッチェルが恋人同士であったミュージシャン、スティーブン・トラスクとともに、NYのゲイクラブに出演するために、創りあげたキャラクター、ヘドウィグ。 映画も J・キャメロンが主演 監督しちゃってます。 、というキャラ設定が、共感を呼び、当時のクラブシーンで話題になったよう。●「愛の起源」「"カタワレ"を探してさまよう、二歩足の人間達」「orgin of love」(「愛の起源」)この曲はプラトンの「饗宴」のなかのエピソードをモチーフにしているそう。 ヘドウィグが素晴らしく 歌うロック。 ●"失われたカタワレ"ネタバレになりますが これは後半 精神世界がほとんどだったのでは思ったのですが。トミーは ヘドウィグの幻想。17歳の姿なのは 結婚以前の ロックスターに純粋に憧れていた自分。なりたかった自分。ヘドウィグという金髪女装姿は 母親の姿を投影。 母親の名前を東ドイツ出の際のパスポートで使用した名前であったことだし。トミーという 少年はそもそも 存在してたのか? ヘドウィグが夫と別れて、歌ったり 作曲を始めた頃から出現する。 けれど ホントはひとりで もしくはメンバーの誰かとやっていたのでは? そして、スーパーアイドルとして 売れたトミーから、 一部ヘドウィグの心だけがその状況についていけず ストーカーの人格が できてしまったのでは。 ラストのほうで トミーとヘドウィグが向かい合わせでオリジナル曲を歌う。 へドゥイグの旦那イツハク(ドラッグ・クイーンになりたがってる男)が「歌を書け!」と以前に怒っていたが、 トミーが新曲を歌った、すなわち、トミーの人格のひとり立ち。 そして ヘドィグは気づく。トミーはすなわち自分だったと。 目が覚めたとき 白い衣装で自分もバンドメンバーも演奏舞台の途中だった。 外からしか見れなかったトミーになっている自分がそこにいた。額に トレードマークの銀の十字をつけて。 金髪のかつらは投げ捨られていた。 金髪かつらをかぶらせようとする旦那に それは お前のものと返す。 旦那は観客にダイブして 反転したら金髪の女性となって流れて行った。 女装する事に逃げていたヘドウィグが 自分の中の二つの人格に気づいて 女の姿を 旦那イツハクにに渡したということか。 なりたかったドラッグ・クイーン姿になった旦那イツハクは 行ってしまった。 オーデションに受かって行くと言っていた通り 去ってしまったのかな。 この旦那を演じているミリアム・ショアは 実は女優。身体は男で実はドラッグ・クイーンになりたいと思っている 難しい役を演じている 舞台から引き続き この役をやっている。ヘドウィグの探し続けてきていた、「失われたかたわれ」は誰だったのだろう? 見つかったのだろうか? トミーだったのか? イツハクだったのか? ひとり 暗い路地を生まれたままの姿で歩いていく姿は ひとり。 "愛"をみつけて幸せ満点という感じでは無いような。 それよりも 人はあくまでひとりなのだと 表しているよう。 生まれた時にひとりなように。 それでも 「失われたかたわれ」を探し続ける。 見つけるまで。完璧でない自身こそがあるべき「愛の姿」だ、ということでしょうか 、? カタワレを探しつづけることが不完全な人間なのだと 。その本質に気付いたヘドウィグがこれからも独りで生きていくってことか。 でもねー、この解釈だと 自動車事故をおこして新聞記事になったり トミーの「会ったのは初めてだ」という証言が つじつまが合わないのよね。。自動車事故から とんとんと人気が出てきて トミーとは 普通に仲直りできたってことでも 十分感動的だけど。ああした騒ぎも 単にヘドウィグの頭の中の出来事といえてしまえば、成り立つけれど。 そんな 説明もないしね。どっちにしても いろいろに解釈できるから面白いとはいえますが。やや 説明不足な感はありますな。 監督: ジョン・キャメロン・ミッチェル John Cameron Mitchell 出演: ジョン・キャメロン・ミッチェル John Cameron Mitchell ヘドウィグ マイケル・ピット Michael Pitt トミー・ノーシス ミリアム・ショア イツハク スティーヴン・トラスク Stephen Trask スキシプ セオドア・リスチンスキー ロブ・キャンベル Rob Campbell マイケル・アラノフ アンドレア・マーティン Andrea Martin ベン・メイヤー=グッドマン アルバータ・ワトソン Alberta Watson ジーン・ピルツ
2004年11月19日
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『ビューティフル・マインド』 (2001) A BEAUTIFUL MIND ジャンル ドラマ/ロマンス/伝記 シネトピ/公式サイト/eiga.com「新作情報」/eiga.com「新作情報」 ノーベル賞を受賞した天才数学者の苦悩の人生。ラッセル・クロウ、力演の感動作! 【ストーリー】 ジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)は、授業にも出ずに独創的理論を追い続けている。「すべてを支配する真理」を求めていた。プリンストン大の大学院へ進学し 変人扱いされるジョンの唯一の友人はルームメイトのチャールズ(ポール・ベタニー)だけ。ある日、バーで美女の噂をするクラスメートの話から、独特の理論を生み出した。目標だったウィーラー研究所へと就職、政府の暗号解読に協力する彼に、諜報員パーチャー(エド・ウッド)が近づいてくる。 ●ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアのゲーム理論後の経済界に大きな功績を残しノーベル賞を受賞した。大学院に入る前から天才数学者と呼ばれていたナッシュは、その頭脳ゆえに精神を病む。彼が見続けた幻影は、数にとらわれ追いかけられたナッシュ自身の心の逃げ道であったのかもしれない。「私には数学しかない」とつぶやくナッシュを、いつも見守ってきた妻のアリシア(ジェニファー・コネリー)。 ナッシュとアリシアがたどり着いた「すべてに通じる真理」の答えは、「愛」だった。 ラッセル・クロウの迫真のまなざし、ジェニファー・コネリーの芯の強さが素晴らしい。 ●天才「シャイン」を思い出しました。"歴史上、偉大な知性の持ち主は、芸術、科学、哲学において大きな飛躍的発展をもたらしてきた。そうすることで、天才は人間を前進させた。我々のよりすぐれた天才たちについて知るために、上述のタイムラインで探求してください。"(公式サイトより)天才についてのことが 公式サイトで関連データとして載っています。●サスペンス要素ジョンの秘密任務が 彼自身の妄想なのか、それとも国家的陰謀に巻き込まれ記憶を消されようとしているのか? 彼の周りに集まる諜報員(エド・ハリス)や親友(ポール・ベタニー)は、一番の心の支えであるはずなのに。。実在の人物の話、でも退屈せずに見れたのは このサスペンス要素があったから、興味をつなげたのでしょうね。 妻が真相を知るときの 子どもをお風呂に入れるというシーンが 一番ハラハラでした。 あんなことがあったら、私だったら即刻離婚か、別居ですね。実際どうするかは分かりませんが。。 天才の苦悩なんて凡人の私には分かりませんですが、 ナッシュ博士の 自己 (←ネタバレ穴)との戦いと 家族と一歩一歩生活をつづける時間などが描かれ 博士の人生がやっと 穏やかになったようにみれた。ノーベル賞受賞を知らせに来た人が見慣れない人だったので 学生に「この人が見えるかい?」とか聞くシーンは達観したようで好きですね。プリンストンの幽霊となってからの 学生達にからかわれながらも 研究に没頭。学生達の服装の 移り変わりが面白かった。●ジェニファー・コネリー14歳で映画デビューを飾ったコネリーは、翌年のホラー「フェノミナ」で美少女ぶりを注目される。86年の「ラビリンス 魔王の迷宮」で、国際的アイドルスターとなる。20歳頃から 人気に陰りが出るが00年、インディーズ映画「レクイエム・フォー・ドリーム」でドラッグ中毒でどん底の女性を体当たりで演じ批評家の高い評価を得る。同年 エド・ハリス監督の「ポロック」で印象的な役を演じたのち、10年振りのメジャー作品「ビューティフル・マインド」でオスカーを獲得。ハリウッドの表舞台に劇的復活を遂げた。 又 チャールズ役のポール・ベタニーと 今作品で出会い、結婚。03年1月に長男ステラン君を出産。 ステランとは ベタニーが「ドッグ・ヴィル」で共演したステラン・スカーシュゴードにちなんでいる。●ラッセル・クロウ「グラディエーター」でアカデミー賞に輝く。典型的筋肉質体型。アメリカほど筋肉信仰のない日本では ワイルドさがそれほど受けないようだ。繊細な役もこなす、"セクシー ワイルド ガイ"(長いけど そのようなイメージですな) 「LAコンフィデンシャル」では 大味なもっさり刑事、「マスター・アンド・コマンダー」では あなたにどこまでもついていきますぜ!的、兄貴気質な骨太の 海の男~!艦長(コマンダー)。それが 近作品では知的で繊細な天才の数学者とは。 ラッセル・クロウ以外でも アメリカでは主演作をヒットさせられるが その外見で 日本ではいまいちアピールできないタイプの俳優に、ベン・アフレック、マット・デイモン、アントニオ・バンデラスがあがるのだそうだ。濃い~ラテン系はいまいちのよう。 そうかなー。 ラッセル氏のたれ目ちゃんはかわいいけどね。 バンデラスは 「スパイ・キッズ」のコミカル・パパ振りが好きだW. 他ふたりは 作品自体 あまり 観てないから。分からないデイモンの「リプリー」は ジュードにばかり目が行ってしまったし(笑)。アフレックはまもなく「ペイチェック」を観たいですが。 ●ポール・ベタニー"ジェニファー・コネリーと結婚"で有名になった個性派。「マスター・アンド・コマンダー」「ドッグ・ビル」で、ますます認知度のあがった人。デビューは「ベント/堕ちた饗宴」。ミック・ジャガーの女装が話題となった。ベタニーはゲイ青年の一人。「ギャングスター・ナンバー1」(00)で英国インでペンデント主演男優賞などノミネート。「ROCK YOU」(01)で ロンドン映画批評家教会助演男優賞受賞。 脚光を浴びるようになって3年。これからの活躍が じっくり見れる。 監督: ロン・ハワード Ron Howard 出演: ラッセル・クロウ Russell Crowe ジョン・ナッシュ エド・ハリス Ed Harris パーチャー ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly アリシア・ナッシュ クリストファー・プラマー Christopher Plummer 口ーゼン医師 ポール・ベタニー Paul Bettany チャールズ アダム・ゴールドバーグ Adam Goldberg ソル ジョシュ・ルーカス Josh Lucas ハンセン ヴィヴィエン・カーダン Vivien Cardone マーシー アンソニー・ラップ Anthony Rapp ベンダー ジャド・ハーシュ Judd Hirsch ヘリンジャー オースティン・ペンドルトン Austin Pendleton トーマス・キング
2004年11月18日
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『レザボアドッグス』 (1991) RESERVOIR DOGS ジャンル アクション/犯罪 【ストーリー】登場するのは、チンピラ6人+ボス1人+その息子1人で構成された窃盗団。ある宝石店を襲撃しますが、その情報が事前に警察に漏れていたために、失敗。集合場所となった倉庫内を舞台に、生き残ったメンバーは疑心暗鬼に陥りながら、裏切り者が誰なのか、口論を始める。彼ら6人は、本名ではなく、ボスのジョー・キャボットの命令によって、色の名前で呼ばれています。万が一、逮捕、尋問されたときのために、彼らはお互いの本名や出身地を知らずにいる。ボスとその息子はその限りではない。“仕事”前のレストランでの朝食シーン、マドンナの“ライク・ア・ヴァージン”にまつわる論争や、ウェイトレスにチップを渡したがらないピンクの流儀について、タランティーノがしゃべり出したら止まらない性分であるなど ストーリーに関係ない"雑談"に埋め尽くされたタランティーノの流儀と、揃いの黒のスーツ、70年代のポップスで始まる。●タイトル直訳すれば「貯水池の犬」となりますが、“どんな意味だろうと、ヤツらにはレザボア・ドッグスがピッタリだ”とタランティーノ監督は 自信たっぷりに断言したかと思うと、“なんとなく雰囲気で”とはぐらかすことも。真相はフランス語の発音が苦手なタランティーノが、ルイ・マル監督の“Au Revoir, les Enfants”(邦題「さよなら子供たち」)を自分流に“レザボア・ドッグス”と言い換えてしまったのが始まりだそうです。●発砲の謎ジョーがオレンジに、エディがホワイトに、ホワイトはジョーに向けて、銃口を突きつけます。そして、一斉に発砲するシーン。そして、三人ともに撃たれてしまいます。状況から考えて、エディ撃たれることはあり得ません。ファンの間でも議論されているこの謎には、有力な2つの答えがあります。1つは影に隠れたピンクが発砲したという説(ポール・A・ウッズ著/“KING PULP The Wild World of Quentin Tarantino”より)。もう1つはエディに撃たれたホワイトが、身体をずらしてエディを撃ったという説(ジェイミー・バーナード著/“Tarantino by Tarantino”より)。これだと、ホワイトが2発、発砲したことになる…。●ハーベイ・カイテル ~知性、野生、暖かさ、冷たさ、全てがリアルな人~「タクシー・ドライバー」から批評家から注目を受けていた。「ピアノ・レッスン」(1993)からひろく注目を集めた。このとき島の野人に扮した彼はピアノに狂った女と寝るシーンで全裸となった。このとき54歳の彼の全裸は中年男の魅力を既に失っていると思える枯れ方を感じさせたが、あの強面のカイテルが全裸になったことで「ピアノ・レッスン」はこの映画の監督のカンピオンと合わせて さらに有名になりカイテル・ファンを増やしていった。そして 彼を本当に注目させた「レザボア・ドッグス(1991)」これは タランティーノ監督の出世作であるが 製作はカイテル。もともとは低予算、ゲリラ撮影を計画していた本作は、主演ハーベイ・カイテルの後押しによって、製作費が確保されました。インディペンデント映画界の頂点であるサンダンス・フィルム・フェスティバルで初の公式上映が行われたのが、1992年の1月。コンペ対象外ながら公式招待されたカンヌ国際映画祭での大絶賛によって、クエンティン・タランティーノの名は一躍、世界に轟くことになりました。 この後、「パルプ・フィクション」さらに「スモーク」で主演と続く。彼の 男臭さ、リアルさが 一流の監督に呼ばれる理由。(資料より 淀川長治「良いね!素敵だね!男優編」「face」など)●男だらけ 男くさい 花がないオープニングの音楽 「スマスマ」でネタにしていたのを思い出しました。レストランで それぞれが色のネームで呼び合って 誰に辛い調味料入りの料理が行ったか、本人はしらばっくれるというゲームでした(笑)この映画が 元だったのですね。 コレは ネタにしたくなるカッコよさですね。マイケル・マドセンは「フェイク」のパチーノが手下になっていたマフィアのボスでした。あの 伝説の耳のシーンは引きましたね。カンヌでも席を立つ人がいた大勢いたとか。あのシーンをカットしろというプロデューサーを若き天才タランティーノは説得して残したのですね。クリストファー・ペンは ショーン・ペンの弟なんですね。兄弟俳優って意外と多いんですね。ティム・ロス タランティーノ作品でしかまだ 観た事無いです。 「パルプ~」よりこちらの方が 見せ場が多いですね。車で 腹を撃たれて血まみれで苦しんでるっていうシーンで緊迫してたのに1回目寝ちゃいました。再度 挑戦で無事集中して見れました。 「誰が犬か?」ダラダラ会話で 退屈なトコもありましたが、鮮烈なイメージばかり残ってます。この映画のテーマは「裏切りと忠誠」だそうですから、そう思うと 男たちひとりひとりにそのテーマがあったと思いました。あの耳切り男のブロンドでさえ。ジョーに対してあったのですから。ブシェーミだけが ちょっと分かりませんけど。(笑)「パルプ~」のトラボルタの兄弟じゃないかという 隠れ設定が あのブロンドなんですよね。たしかに タイプ的には近い姿かたちではありますが、、。さてさて これで「キルビル」世界に入り込めるかな?(笑)暴力シーンにも 慣れたかしら?(^^) 監督: クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino 出演: ハーヴェイ・カイテル Harvey Keitel ホワイト ティム・ロス Tim Roth オレンジ マイケル・マドセン Michael Madsen ブロンド クリストファー・ペン Christopher Penn ボスの息子 エディ スティーヴ・ブシェミ Steve Buscemi ピンク ローレンス・ティアニー Lawrence Tierney カーク・バルツ Kirk Baltz エディ・バンカー Eddie Bunker クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino ブラウン スティーヴン・ライト Steven Wright
2004年11月17日
いつも 好き勝手に書いてる日記にお付き合いいただいてありがとうございま~すちょっと、多忙と体調不調にて2~3日お休みしてます☆来週明けには 又 戻りたいと思います訪問などは 伺うかもしれませんレスなど遅くなるかもですが またよろしくお願いいたしマス(^。^)良い 週末をお過ごし下さい~♪(~o~)/
2004年11月12日
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『夜になるまえに』 (2000) BEFORE NIGHT FALLS ジャンル ドラマ/伝記 シネトピ/a>/公式サイト/eiga.com「新作情報」 ~夜になるまえに~アカデミー主演賞ノミネートほか各賞受賞!実在したキューバの亡命作家の生涯を描く感動作! キューバ本国で弾圧を受け、アメリカに亡命した作家レイナルド・アレナス。90年に自殺した彼が遺した自伝を、「バスキア」のジュリアン・シュナーベルが映画化。アカデミー主演賞ノミネートほか、世界中で絶賛され数々の映画賞に輝き、数多くの評論家がこの年のNo.1に選んだ傑作!すべての映画ファン必見の感動作!【ストーリー】実在の人物、小説家レイナルド・アレナスの短くも壮絶な人生を詩情豊かに描く。1943年、キューバの貧しい家に生まれ、1990年にニューヨークでエイズのために散った小説家レイナルド・アレナス。彼の自伝的作品「夜になるまえに」を基に、極貧、革命の嵐、ホモ・セクシャルへの目覚め、そして革命後の思想統制による投獄の苦難の日々など、壮絶な人生を綴った作品。20歳で処女小説を書いて以来、優れた作品を生みながらも、国内で発禁となり作品を没収されたレイナルドは、アメリカへの亡命を決意する。●ジュリアン・シュナベール監督『バスキア』で実在のNYアートシーンの寵児ジャン=ミシェル・バスキアの波乱に満ちた人生を描いたシュナベール監督が、今度は、キューバ出身の反骨の小説家の短い生涯を、豊かな詩情と力強さで描き切った。2000年にはヴェネチア映画祭で公式上映され、7分間の興奮のスタンディング・オベーションを受ける。13.5kgもの減量で主役レイナルドに挑んだハビエル・バルデムは見事、主演男優賞を射止めている。●俳優レイナルド・アレナス役ハビエル・バルデムは、スペイン映画界の名優。JJ・ピガス・ルナ監督の「ハモン・ハモン」で国際的に初めて注目をあびる。その他「時間切れの愛」イマノス・ウリべ監督、「電話でアモーレ」マヌエル・ゴメス・ペレイラ監督、「ライブ・フラッシュ」ペドロ・アルモドバル監督 などでスペインアカデミー賞など数々の映画賞を受賞している。病に倒れるアレナスを献身的に看病する親友ラサロ・ゴメス・カリレス役にに フランス映画界で将来を嘱望されるオリビエ・マルチネス。若きアレナスを惹き付けて惑わすぺぺ・マラス役にアンドレア・ディ・ステファノ。シュナーベル監督とは「バスキア」についで2作目。マイケル・ウィンコットは公の場で家族を弾劾するという 多くのキューバ人が味わった苦痛をもった将校の役。さらに 名実共に名優となったジョニー・デップが 驚きの二役!ひとつは 上のeiga.comサイトで見れます。アレナスに重要な示唆を与えるクコ・サンチェスに同世代でもっとも一目おかれるショーン・ペン。映画監督エクトル・バベンコ イェジー・スコリモフスキも特別出演している。ルー・リード、ローリー・アンダーソンなどが参加した音楽も魅力のひとつになっている。 アカデミー賞 主演男優賞ノミネート ハヴィエル・バルデムヴェネチア国際映画祭 男優賞 ハヴィエル・バルデム 審査員グランプリ賞 ジュリアン・シュナーベル 全米批評家協会賞 主演男優賞 ハヴィエル・バルデム ゴールデン・グローブ 男優賞(ドラマ) ハビエル・バルデム ●キューバ カストロ最近観た「モーターサイクル・ダイヤリーズ」は、チェ・ゲバラの(カストロ傘下の革命指導者)の青春ロード・ムービーだった。あちらは革命の指導者側のはなし。で、革命とは一切関係ない。こちらは革命の弾圧される側のおはなし。それも 一般市民ではなく、反革命者 体制の批判者とされる作家だ。作家であるという理由だけで、弾圧される。平和な日本では考えられない。ペンの闘いは、弾圧下で決して勝利できないが 作家の死後も作品は残る。この映画を観ると、いかにキューバ革命下の文化弾圧が卑劣なものであったかを痛感させられる。また、映像が 海や 波や 雨 雪 。。など美しいシーンが、いくつもありツライ物語を和らげる。 亡命後の 雪のシーンで笑うシーンはレイナルドは実に嬉しそう、安らぎを得たよう。こうした映像は 彼の感情や精神の表現に使われている。レイナルド(ハビエル・バルデム)の演技も凄まじかった。 作品では ときたまカストロの実際の演説や 当時の映像を見せる。特に カストロのキューバ出国許可演説「キューバが気に入らない奴はとっとと出て行ってしまえ」映像はへえ~ こんな歴史があったのかーと驚いた。●同性愛者 ゲイを描いた映画はいくつか観てきましたが 「バードケージ」や「プリシラ」といった 明るいオカマの映画系統とこれは はっきり異なります。もちろん 実在人物だし キューバという舞台からしてシリアスです。まじめなゲイの映画を考えてみる、迫害とか そういう系統では「苺とチョコレート」(同性愛によりキューバを追放される青年)「セルロイド・クローゼット」(ドキュメントハリウッド検閲で120あった同性愛シーンの検証)が面白いようです。同性愛者を 映画でどのように描くかで 現在の彼らの社会的な受け入れ方も見えるのでしょうね。あんまり 過激なのは嫌ですね。男同士 ブチュ~っというシーンはやっぱり観たくないかも。。でも 迫害するのも どうかと思います。やはり 笑いありで 強く生きていくわ 的なお話が一番受け入れやすいでしょうか。「夜になるまえに」は 全体にシリアスですが ジョニーのシーンは唯一ホッとできるとこでしたね。(笑) 監督: ジュリアン・シュナーベル Julian Schnabel 出演: ハビエル・バルデム Javier Bardem レイナルド・アレナス オリヴィエ・マルティネス Olivier Martinez アンドレア・ディ・ステファノ Andrea Di Stefano ジョニー・デップ Johnny Depp ショーン・ペン Sean Penn 。 Michael Wincott
2004年11月09日

『リード・マイ・リップス』 (2001) SUR MES LEVRESREAD MY LIPS ジャンル サスペンス/犯罪/ロマンス シネトピ/公式サイトsunnyさん お薦め!(^^)作品です! 【ストーリー】カルラ(エマニュエル・ドゥヴォス)は 土地開発会社に勤めるOL。難聴のため心を閉ざし孤独な日々だった。ある日カルラは、ストレスからか倒れ、社長命令でアシスタントを募集する。雇い入れたのは、刑務所から出たばかりのポール(ヴァンサン・カッセル)どこか危なげなポールに興味を抱いたカルラは、彼を採用する。やがて2人は、お互いを強く意識し始める。ポールは、借金の返済の為にクラブでバーテンの仕事をはじめる。さらに カルラの読唇術を利用して大金を手にする計画をもちかけてくる。フランスのアカデミー賞 セザール賞で、本命と言われた「アメリ」オドレイ・トトゥを抑えて主演女優賞(2002年)受賞脚本、録音の計3部門を受賞●犯罪パートナー男女が 犯罪パートナーの映画っていろいろあると思いますが これはまたちょっと変わった話でした。補聴器や読唇術といった難聴ゆえのアイテムや能力が効果的に用いられます。異色ラブ・サスペンス。カルラのエマニュエル・ドゥヴォスは、若手実力派として没頭した演技を見せます。ワイルドなポールは、フランスを代表する俳優、ヴァンサン・カッセル。決して美男美女ではない2人です。濃い~個性です。惹かれているのに一歩先に進めないじれったさと、計画した犯罪のパートナー的存在の二人。大金を手に入れる為に カルラの読唇術で向いのビルから窓を覗き見るなど、ヒッチコック風?カルラが双眼鏡で ポールの唇を必死で読み取るシーンは 色っぽくさえある。この映画のヴァンサン・カッセルは髭を蓄えややロンゲ。チンピラのようで老けた感じ。いつも同じダサシャツで昼間コピー取りする姿と 夜のバーテンイケメン風はるかにカッコいいが観れます。カッセル本人があるインタヴューでパトリック・ドヴェール(『バルスーズ』『海辺のホテルにて』)の名を挙げている。「ドヴェールのひげと(ジェラール・)ドパルデューの鼻をつけた僕自身の姿を発見した」カルラは 最初平凡で冴えなくて「このまま男の言いなりになるだけ~?」と思っていて、でも どんどん変わっていき 「がんばれ~」と思いました。できれば もうすこし綺麗に変わって欲しかったけど、そういう変身映画ではないのだな。ヴァンサン・カッセル、やさぐれ男の雰囲気にぴったりです。映画「憎しみ」とかこの人の作品をも少し観たいです。難聴という設定もあって「音」とか「唇」がすごく上手く使われてるなと思いました。●原作トニーノ ブナキスタ (著), ジャック オディアール (著), Tonino Benacquista (原著), Jacques Audiard (原著), 沼沢 哲也 (翻訳)● ジャック・オーディアール監督「天使が隣で眠る夜」●フィルムノワール恋愛映画フィルム・ノワール (Film noir) とは、虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画の総称。「 フィルム・ノワールと恋愛映画が見事に融合している。本作はフランスのアカデミー賞といわれるセザール賞の2002年度主演女優賞・脚本・録音3部門を受賞している。特筆すべきは、あの『アメリ』のオドレイ・トトゥを抑えて主演女優賞に輝いたエマニュエル・ドゥヴォス。会社では上司に軽んじられ、私生活では唯一の友人である既婚者アニーの不倫自慢を聞かされてばかり。自分自身の恋愛についての感覚はまるで子供並みで、美人でもない。それがどうした、という諦観の表情の影にまだ一縷の望みを捨てきっていない哀れさが漂う一瞬が良い。彼女が職業安定所で求人する際に、無意識のうちにまるで結婚相談所で相手を探しているような条件を出しているところ、そして目の前に現れた男を一目見ただけでグラッと来てしまい、自室で彼を想定して恋愛会話のシミュレーションをやりながら色々な声色を試したりする“イタイ女”ぶりも泣かせる。だが、これは単なるささやかな日常の映画ではないのだ。ことごとくすれ違う互いの思いから1つの出来事が次の事件を呼び起こし、何気なく現れた事物や人物によって、また別の方向へと物語は転がる。登場人物1人1人が重要な意味を孕んだ存在なので、見のがすことは出来ない。遠く離れた場所から必死にメッセージを伝えようとするポールの唇を読むカルラ。双眼鏡を手にした彼女がポールの姿を追いながら発する言葉だけを聞いていると、まるでセックスをするかのように唇を読んでいる。少々あざとくも感じるが、互いに惹かれ合い、利用し合う2人の関係がしっかりと伝わってくるシーンだ。」(資料より) 監督: ジャック・オーディアール Jacques Audiard 出演: ヴァンサン・カッセル Vincent Cassel ポール エマニュエル・ドゥヴォス Emmanuelle Devos カルラ オリヴィエ・グルメ Olivier Gourmet マルシャン オリヴィエ・ペリエ Olivier Perrier マッソン オリヴィア・ボナミー Olivia Bonamy アニー
2004年11月08日
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『アンルーリー 復讐の街』 (1998) MEDITERRANEES ジャンル サスペンス/犯罪 復讐に、ルールは要らない。『アレックス』のモニカ・ベルッチ&ヴァンサン・カッセル主演! 復讐に燃える男の壮絶クライム・アクション! 【ストーリー】出所して 7年ぶりにマルセイユへ帰郷したピトゥ(ヴァンサン・カッセル)。親友のジルが暖かく迎えてくれるが、今では地元マフィアのボス、政治家としても進出しようしていた。家に帰ると、兄ジョルジュが迎えて入れるが 恋人だったマルグリット(モニカ・ベルッチ)が兄と結婚していた。居場所がないと感じる日々。周囲は再三 「面倒を起こすな」と忠告する。やがて殺人事件が起き、ピトゥは巻き込まれ、逃げなければならなくなる。警察やジルの子分達に付け狙われる。復讐、裏切り、殺人が渦巻くフランス裏社会をリアルに描き出した衝撃作! ●カッセル人気? 作品が見つかりやすくなったこの作品 以前TUTAYAで探した時は 見つからずでした。カッセル作品は ネットで検索しても3000台。結構いいお値段を維持しているのは、モニカ人気のせいかな?はたまたカッセル人気ジワジワ上昇中かな。最近 DVD化したのか、とんとんと見つかりました。まもなく、「オーシャンズ12」や「スパイ・バウンド」など新作も続々のようですね。モニカ・ベルッチと ドロドロ不倫の話なのかと思ったら、あくまで男達の縄張り争い?な話でした。ピトゥは、トラブル・メーカー的な扱いを周囲がする割には 本人としては曲がった事が嫌いなだけで 熱くなりやすいのが 不幸を招くといったタイプの男のよう。投獄も 話をつなぎ合わせると 彼が口をつぐんでいたことで多くの仲間が投獄を免れたよう。でも そんな友情も7年たってしまっては風化して、仲間にとっては復讐を恐れられ 煙たがれているだけのようなのが寂しい。彼が 最行き場が無くて逃げ込む街は、間違っても足を踏み入れてはならない危険な貧民街だった。イスラムの祈りを捧げているシーンや、サッカーの試合が抗争シーンに使われたり、移民人種がどれだけ多いかのネタ話など、フランスの一般的?な暮らしぶりが見れるのも興味をひきました。元恋人(モニカ)と、よりを戻すのかなっと 最後まで楽しみでしたが。モニカが 貧民街に来てカッセルに銃を渡すトコは ちょっと見ものです。さすがに 手を出せない貧民街の住民達を引き連れて歩く姿は 凛として極妻のようでした。 監督: フィリップ・ベレンジェ Philippe Berenger 出演: モニカ・ベルッチ Monica Bellucci ヴァンサン・カッセル Vincent Cassel エンリコ・ロー・ヴェルソ Enrico Lo Verso リシャール・ボーランジェ Richard Bohringer ジルベール・メルキ Gilbert Melki
2004年11月07日
舅の胆石の手術で 入院が16日に決まったので次男君の七五三が やっと13(土)に決まった。前日の12(金)から 舅&姑が田舎から出てくる。七五三の 写真館 神社 会食場所 私の美容院の手配出来た。鶴○の隈○写真館 2時川○の氷○神社 予約はいらない○越の料亭「は○かり」 6時Hear Ha○ts 10時夏の花も 終わって寂しくなった花壇にパンジー ビオラ アリッサム ノースポール。。芸が無いけど 冬の花の定番を ごっそり植えました。パンジーちゃんの下には チューリップの球根。春には綺麗に 咲いて欲しいね。あとは 掃除と料理です~。掃除は 網戸や玄関、カーテン洗って 姑好みにシーツにノリつけ洗いをぼちぼち済ました。客用布団を出して 日干し。最近、晴れで助かるのぉー。(笑)あとは 床にワックスかけたり 泊める部屋をどうしよう。いつも、一階和室を 子ども部屋にして使ってます。ほんとは そこに 泊まってもらわにゃならんのです。学習机や おもちゃがどっさり~なんです。二階に 運べるものを運んで 準備しないといけません来週も 役員予定が 月 音楽会 木 子育てフォーラム 金 参観日金曜日に到着するし 料理が心配。手術前だし 病人向きに 薄味で もてなし料理ってなに~?土曜日に 七五三日曜日は にいちゃんの方のピアノの発表会月曜日に 役員会 だけど 月曜日は 片付けなどしたいんだけどな。それにしても 掃除機。なんで 今 こわれるのさ! 一番活躍してもらいたいのに(^^;)こらこら!、 働け~。修理代と 新たに買うのとどっちが安上がりなんだろう~。そういや 姑が 手術の時には 来て欲しいとか言っていた。不安だそうですね。 2年前 旦那が手術の時にはお舅が来てくれたんです。やっぱり 行くべきなんだけど、平日です。行けるのかな? そうだ。木にうるさい 舅。 玄関横の 木が枯れてるんだよね。買い替えしないとしないといけない。。。何の木にしたら いいのやら。
2004年11月06日
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『日蔭のふたり』 (1996) JUDE ジャンル ドラマ 淀川長治の銀幕旅行 【ストーリー】19世紀のイングランド。労働者階級。「フォリー家の結婚は上手く行かない」と言うのがおばの口癖だった。ジュードは 勤勉、不器用、学者肌。最初のアルデラとの結婚に失敗します。クライストミンスターの大学入学夢見て 故郷を出ます。出会ったいとこのスーを愛しますが スーは意地を張って他の人と結婚してしまう。 おばの言葉通り、ジュードもスーも結婚に失敗した者となります。その背景には、いとこ通しの結婚を許さない 離婚も出来ないうキリスト教の 規範があるよう。2人には過酷な運命が待っていた。 ●悲惨こんなに 悲惨な映画だとは思いませんでした。ああ、救いがない。。カトリックは離婚できない。そのためにイギリスの王様は、イギリス国教会を作っちゃったくらいだから、庶民にも迷惑な制度だ。当時はそうした制度は女性を守る意味もあったんだろうケド。修正が効かないというのは不便ですね。近代化に近づくほど、それは不幸をよぶ事 要因になったことでしょう。 スーは「紙切れ一枚で束縛されるなんてまっぴらごめんよ」と時代の先端を行く女性。頭もよく教師を目指したりもしタバコをスパスパ、お酒も強いという進歩的な女性のようです。愛があれば 結婚の形態がなくても 世間に白い目で見られても 恥ずかしがる事は無い。それは 二人の誇りでもありました。けれど それがどんなに辛い事態を課して来た事か。スーは 別に継子いじめをするような意地悪でもないし、心が狭くもないし 冷たい女でもない。しかし 教育を受けて理想も高いようで 自分の信念に沿わない事ができない。妥協するとかできない 言ってみれば彼女も不器用な人である。理想と愛情は たっぷりあるけど 信念を曲げられない、 それは独りなら好きにしていいだろうが 家族までも巻き込む事になってしまう。周囲に恥じる事は無いとはいえ 隠しもしない為に 宿にも泊まれず 乳飲み子ら3人の子どもたちと雨の中を歩くシーンが 子どもが熱出すんじゃないかとハラハラ。。自分たちの誇りや自負心よりも "大事なもの"があるだろ~"守るべきもの"があるだろう~っと、母親としてのスーに 腹が立ってなりませんでした。それに気づくには あまりにも高い代償を払ってからでした。そして 気づいたにしても それも結婚形態をとらずに神に逆らったせいだと結論付けてしまうって分かってない。 自分の信念に穴ががあることに気づかず彼女は一生あのままなようだった。とんでもなく 痛い作品でした。 離婚できず 同棲という形しかできなかった時代の不幸かもしれないけれど 不運だったのかもしれないけれど もっと周りに合わせればいいのにっと思ったのでした。●原作はイギリスの文豪トマス・ハーディの問題作『日陰者ヂュード』『テス』(ロマン・ポランスキー監督でナスターシャ・キンスキー)の原作者でもある。俳優ジュード・ロウがこの作品から芸名をジュードにした説は有名です。運命に翻弄されながらも愛を貫き通そうとする男女の姿を綴る。英国の昔は、開拓者の国アメリカと違って、封建時代の日本の昔に似ていルようです。クラシックな映画です。。●マイケル・ウィンターボトム監督先日上映していた「CODE46」、「めぐり逢う大地」「ひかりのまち」など ●俳優クリストファー・エクルストンは「アザーズ」「エリザベス」「28日後」といろいろ観ているんだけど どうもあまり印象に残っていない人でした。けれど この作品では学者肌で勤勉で、、というキャラにはまってました。青年から 壮年へと だんだんやつれていく様が自然で良かったです。ケイト・ウィンスレット、「タイタニック」より 全然いいです。体当たり!出産シーンには度肝を抜かれました。思わず 目を背けたくなる。でも この時代の子どもは なんでも見て育ったのかな。 又 オールヌードにも 度びっくり。脱ぎっぷりいいです。このとき「いつか晴れた日に」後で21歳とは思えない。でも、顔があどけなく丸みがあり きっと若いだろなと観てて思いました。さらに、レイチェル・グリフィス「ほんとうのジャクリーヌ~」では抑圧された姉でしたが 彼女も 女のなまなましー色気が感じられました。 監督: マイケル・ウィンターボトム Michael Winterbottom 出演: クリストファー・エクルストン Christopher Eccleston ジュード・フォリー ケイト・ウィンスレット Kate Winslet スー・ブライトヘッド リーアム・カニンガム Liam Cunningham フィロットソン レイチェル・グリフィス Rachel Griffiths アラベラ ジューン・ウィットフィールド June Whitfield ロス・コーヴィン・ターンブル ジェームズ・デイレイ
2004年11月05日
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『ダークシティ』 (1998) DARK CITY ジャンル SF/ミステリー/サスペンス シネトピiso777さんのお薦めです~(^o^)/~【ストーリー】決して朝の来ない街 〈ダーク・シティ〉夜中の12時になると 時間が止まる街「俺は何者なのか?」突然目の覚めた男には記憶がなかった。 ソコはホテルの一室で 寝室には女の死体が。 こっそり逃げようとする時、いたるところで人々が眠っていた。目覚めたフロントマンに呼ばれ 自分はジョン・マードックと知る。 自分は殺人者なのか?持ち物を手がかりに 自分が何者なのかと街〈ダークシティ〉をさまよう。黒ずくめの不気味な〈異邦人〉、連続殺人犯を追う刑事に追われ、 妻エマに会うが 記憶は戻らない。事件の鍵を握る精神科医。やがて ジョンはこの町の驚きの変貌を見る。 この街の 謎はなんなのか。 ●マトリックスと かぶるかぶるこの映画の試写を観たウォシャウスキー兄弟が冷や汗をたらしたとか。こちらの方が製作は先だそうですね。冷や汗たらしの噂がほんとかどうかともかく、“この世界が現実のものではない”という設定から、主人公が 眠りから目覚めるところからスタートし、その支配に疑問、反抗、戦うという流れ、空中決戦といい、「マトリックス」をすぐ思い浮かべました。~ネオ&スミス まんまだな~っと「マトリック」三部作前に 観たら 確かに「おお~」となったでしょう。"その支配"の姿が 最後のほうまで、謎に包まれたままだったら もっとよかったんでないかと思うのですが。でも 12時の 動かない街を主人公だけがッ観るという 設定は魅力満点でした。こういう時間をストップしてって なにかでも見たんですがすきですねー。SFの醍醐味。"精神だけ"という設定を 思い出したのは「どらえもん銀河超特急」でした(笑)←だ~、どらえもんと一緒にすな!(^。^)●アレックス・プロヤス監督なんと言っても今年の「アイ、ロボット」でSF監督としてのキャリアも不動のものになった事でしょうね。他にも「クロウ/飛翔伝説」など●俳優ルーファス・シーウェルは初主演作。ジェニファー・コネリーも良かった。最近だと「ビューティフル・マインド」「ハルク」「砂と霧の家」だし。来年の「ダーク・ウォーター」にも。キーファー・サザーランドも流石、。もちろん「24」の看板さまですね。ウィリアム・ハートは「ヴィレッジ」ですっかり重厚だったけど、これではすごいスリムで、登場人物の中では一番好きです。●仮想現実を描く映画 「マトリックス」「13F」(1999/アメリカ/100分/監督:ジョゼフ・ラスナック) 「ニルヴァーナ」(1997/イタリア+フランス/113分/監督:ガブリエレ・サルヴァトレス) 「トゥルーマン・ショー」(1998/アメリカ/103分/監督:ピーター・ウィラー) 「トータル・リコール」(1990/アメリカ/113分/監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ●原作者 フランク ローリア 1. ピッチブラック 竹書房文庫 2. ダークシティ 新潮文庫 3. エンド・オブ・デイズ 竹書房文庫 4. ディボース・ショウ 角川文庫 5. ガールファイト 竹書房文庫 映画化されている作品の多い作家さんですね。 監督: アレックス・プロヤス Alex Proyas 出演: ルーファス・シーウェル Rufus Sewell ジョン・マードック キーファー・サザーランド Kiefer Sutherland ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly エマ ウィリアム・ハート William Hurt ハムステッド刑事 リチャード・オブライエン Richard O'Brien イアン・リチャードソン Ian Richardson ブルース・スペンス Bruce Spence コリン・フリールズ Colin Friels メリッサ・ジョージ Melissa George
2004年11月04日
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シネトピ/公式サイト【ストーリー】アマロ神父(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、前途有望で司教のお気に入り。やがてローマへ行くことになっているエリート神父。メキシコの小さな町の教会、ベニト神父のもとへ修行のためにやってきた。教会で子どもに教義を教えている敬虔な信者のアメリアは、アマロに憧れの眼差しをむける。二人は やがて超えてはならない一線を越えてしまう。アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、メキシコ・アカデミー賞(「アリエル賞」)作品賞ほか主要9部門を独占原作は19世紀後半ポルトガル作家エッサ・ロドリゲスの小説 ●カトリック教会の腐敗アマロ神父は女性を愛するというタブーを犯しますが 周りの 先輩神父たちにも ・愛人を囲う・地元マフィアと癒着 ・地元ゲリラを支援 ・教会に不都合な事をマスコミ操作と なんだか政治家やどこやらの企業ででもやっていそうなことが分かってきます。登場する神父さんたち、あったかそうで人間臭くて魅力的なんですけどね。中南米諸国ではカトリック教会の歴史が長く、政治的な大きな力を持ってます。カトリック聖職者たちはエリート階級です。でも映画公開が可能だったは、表現の自由とか、教会の権威が昔ほどではないということでしょうか。この映画 国内では「不適切だ」と反発を受けて大変な騒動になったそうですが、逆に前評判を呼び、上映する映画館の数が封切り直前になって300から400に増えたそう。 ●神父さんの登場する映画「僕たちのアナ・バナナ」で、エドワード・ノートンが神父の恋愛と信仰とで悩んでいました。ノートンの映画の神父さんたちは 毒気がなくコミカルで明るく楽しい人ばかりだった。(ベン・スティラー等はユダヤ教)。マルキ・ド・サド公爵の半生を描いた「クイルズ」のホアキン・フェニックスの 愛に苦悩する神父さんもとっても良い!との事です。あとは なんといっても *「薔薇の名前」ショーン・コネリー。でも アマロ神父は愛をとりたくて悩んでるわけではない。彼はタブーを犯した事が表沙汰にり、「エリート」から転落することを恐れるだけのよう。つまり神父という特殊な職業ではあるけれど、「私はこれ(小指)で 会社を首になりました」状態にはなりたくないというだけの 都合のいい男の話という風に見えた。チンピラっぽいイメージだったガエルくんが 知的で誠実そうな ピュアな神父さんでした。ガエルくんは こうした自分の欲望に道をはずしていく様を 実に綺麗に見せてくれました。神父として 男として 最低だろっというような内容も、彼は悪くないんじゃないかと思わせるほど。中南米、神父さんのブロマイドが人気でよく売れているそう。神父さんはアイドルみたいな存在なのでしょうか。ガエルくんのような 神父さんがいたら毎日教会行っちゃうでしょう♪懺悔室や祭壇の前での 恋の進展は応援したくなると同時にドキドキさせられます。だけど アマロのアメリアへの気持ちが "愛"ではなくて"肉欲"だけだったのかと 気づいたらとっても がっかりしました。それが わかったのは くるまでアマロが泣きながらいう言葉です。彼女をホントに愛していたら もっと違う涙 苦しみだったと思うのですが。しかし 社会的にアマロの罪が罰せらるれることなく終わるので、そういう意味では観てて 辛くなるという心理には追い込まれません。主人公には甘い作品でした。タブーをおかした人物をギリギリまでおいつめる という事までは監督しなかったのか できなかったのか。ラストは だから 疑問が残りましたね。それで いいんか!と。。●カルロス・カレラ監督は 「差出人のない手紙」「ペンハミンの女」の監督。 *薔薇の名前ウンベルト・エーコの原作記号論や中世語、神学の知識等が絡む超難解なミステリー。翻訳に7年もかかったという難物(筆者はボローニャ大学の著名な記号論学者)映画の方は多少、理解しやすい内容となっていましたかね。ウィリアム修道士(ショーン・コネリー)が難解な謎を解き明かしていく「謎解き」が見所。 しかし いわゆる宗教論争が 本来のテーマだろう。『事件の核は「異端の追求」。人間の歴史を政治的および分化的な営みとして捉えようとすれば、そのあらゆる相において絶えず「正統」と「異端」の問題が浮かび上がってきます。我々は宗教上の問題として「正統」と「異端」を考えるときも、宗教を政治的-文化的相のもとに捉えない限り、この問題を正しく扱えません。宗教的な異端というものは本来存在しません。意見の相違、解釈の相違があるだけです。ただ、政治的体制と結びついたりして自己完結しようとした時、他の宗派、流派は「異端」となるのです。』(↑ うーん わから~ん。。がちゃのつぶやき)本来 人を救うべき宗教が、人に恐怖を与えるものになる。宗教が恐怖なのではなく、それを扱う人間が未熟なために 恐怖となる。人間の醜さ、汚さ、恐ろしさが宗教論争を通して浮き彫りになる。 「薔薇の名前」圧巻です。
2004年11月03日
kaoritalyさんの手法を参考に 時間を追ってカキコしてます~------------------------------------------------------つづき(夕方4時)明け方 やっと寝れたようで 朝 熱もなく 寝込んでましたが病院では いつものように浣腸(4年生なのに またやられちゃったあ~)点滴 これは痛いらしいのね 大嫌いで、グスグス言うんだよー1時間も暇だし!とか ブー足れてました待ってる私も ソファでウトウト。。帰ってから そうめん食べて薬飲んで午後はず~っと 寝ております。その間 テレビ東京でやってた「パーフェクト・カップル」(ジョン・トラボルタ&エマ・トンプソン)を飛び飛びで、観たこれは クリントン夫妻の実話が元なのかな?次男が帰ってきて 静かに「スターウォーズ」を観ておりますこないだ テレビ放映してたのを録画してもう 何回も観ている。。ちなみに 「スクービー・ドゥ」が観たいというのでそれっと ばかりに借りてきたW~今Part2を 上映してますよねついでに自分にも「ダーク・シティ」(とうとう見つけた!SF)「日陰のふたり」(ケイト・ウィンスレット)「アンルーリー」(モニカ・ベルッチ)「夜になる前に」(ジョニー様も出演 キューバの作家物語)を借りてきた。ここビデオ屋は 火曜日はレンタル1本190円3本借りると 1本タダになるので お得です。「レザボア」は聞いたら ビデオが破損で破棄されたそうな。。そんな~~。。「メルシィ人生」や「隣の女」はちと見つからず。。今日は 急いでいたし また 次回じっくり探したい。。「マスターオブザコマンダー」はなんとか観れた。なかなか ラッセル・苦労は じゃなくてクロウって "兄貴"肌で いい感じでした!なんか、結局 映画っまくってるじゃん~-------------------------------------------------------今年も 風邪の季節がやってきました。(朝9時)長男の吐き気とともに。。昨日は 参観日&引渡し訓練で 元気そうにしていたのに夜中に 急に ○○をくり返し 一晩中眠いのと 苦しいのとで ヘトヘトになってました疲れて寝たいんだけど 吐き気で目が覚めて、、が5回くらいこうなると 吐き気とめの粉薬も 飲めなくなるので一番良いのは 座薬です今年も 胃腸にくる風邪がはやるのでしょうかねとりあえず夜中 様子をみつつ 丁度「ザ・ダイバー」(ロバート・デニーロ&シャーリーズ・セロン)をやっていたので 看病のあいまあいま 観ておりました丁度 たっちゃんさんがまえに おすすめしてくれていた作品でしたので 見れてよかったなかなかおもしろかったです又 「マスターオブザコマンダー」レンタル中だったのでついでに 観てましたが 途中でさすがに寝てしまったラストが気になります~病院行ったり おちついたら また 観よう~一晩くらいの徹夜なら まだできるようです 日中 ウトウトするだろう。。-----------------------------------------------------
2004年11月02日
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『パルプ・フィクション』 (1994)PULP FICTION ジャンル アクション/犯罪 ノーバディーさんお薦め作品!(^o^)/~「パルプ・フィクション」とは三文雑誌、大衆犯罪小説誌のこと大きく時軸を交錯させ複数のエピソードで構成されたバイオレンス・アクション。1994年のカンヌ映画祭最高賞のパルムドールを受賞作・『ヴィンセント・ヴェガとマーセルス・ウォレスの妻』ギャングで身を立てる男ヴィンセントがボスの命令で、彼の妻ミアを食事に誘うエピソード・『金の腕時計』八百長試合を命じられたボクサー、ブッチがその命令に背く・『ボニーの一件』ヴィンセントと彼の相棒ジュールスが死体の処理に奔走する・プロローグとエピローグ朝のコーヒー・ショップを舞台に、不良カップル、パンプキン&ハニー・バニーが強盗を企てる3つのエピソードと プロローグ エピローグがからみあいラストに向かう。スピード感 暴力、与太話 ヤクが てんこ盛り。これがタランティーノ節というものなのですね。そして 実に贅沢 豪華なキャスト!トラボルタ、ジャクソン、ウィリスはもちろん最高。脇にカイテルからブシェミからウォーケン。。すっげ~。。タランティーノにしか撮れない、彼だからこそ撮れる映画なのですね。とにかく、映画オタクな人らしいですね。いろんな映画のネタを うまく料理した映画で、90年代を代表する作品との事。これまでの アメリカ映画の伝統を護りたいイーストウッドだけが カンヌで票を投じなかったとか。この作品以降、随分映画の流れが変わったようですね。また この作品でトラヴォルタが、それまでのブランクを吹き飛ばし復活したのですね。 1本の映画で3本分観た気分になります。一度観ただけでは分りづらいけど、こうした構成は好きです。●俳優トラヴォルタとサーマンのツイストもっと観たかった。そこのバーでのウェイターのバディ・ホリーがスティーブ・ブシェミ。多出演な人だ!"ブシュミを探せゲーム"でもやりたくなる。“暗黒街の掃除屋ウルフ” テキパキ仕事を進めるプロフェッショナル振りが楽しい、ハーヴェイ・カイテル。 アマンダ・プラマーって妙な存在感。神経を逆撫でさせられるような雰囲気がある。黒板をキーとひっかくような。。デビュー作 「レザボア・ドッグス」(1992 )とは 人物設定が地続きになっているようですね。タランティーノらしい仕掛け。ヴィンセント・ヴェガ(トラボルタ)は「レザボア」の誰かとと兄弟関係にある?「レザボア」は レンタル屋においていなかったようで、「パルプ~」が先になってしまったよ。みどころは、ユマ・サーマンの鼻血ぶー で口から泡吹いて死にそうになる。なんつうー、みどころでしようね。。いや ほんと 迫力ですよ。●贖罪がテーマと インタビューでカイテルが語ったらしいエゼキセル書 25章 17節より 「 心正しき者の歩む道は、心悪しき者の利己と暴虐で阻まれる。」 「 愛と善意で暗黒の谷で、弱きを導き者に祝福を! 」「 彼こそ兄弟を守り迷い子を救うものなり 」 「 私は、怒りに満ちた懲罰をもって兄弟を滅ぶ者に復讐をなす。」 「 彼らに、復讐をなす時、私が生である事を知るだろう 」 この映画で、何度も出てくる言葉。 よく意味がわかりませんW。"弱き者を助ける者も 滅ぼす者も、どこかで神がみているだろう 弱気を助ける者には 神の助けが得られるだろう弱者を滅ぼす者には、復讐の手がのびるだろう " てな意味のようですかな。3人の登場人物の運命が象徴的。弱き者を誤って殺してしまったトラボルタ。弱き者を助けたジャクソンとウィルス。贖罪のテーマを伝える為として ひねった構成で長引かせてあるもんだ。 (レストランでの トラヴォルタとLジャクソンの会話) (以下faceより抜粋)「魅力あふれるキャラクターを演じる俳優陣のアンサンブルも、今作が人気の理由です。最大のヒットは、やはりヴィンセントを演じたジョン・トラボルタの起用です。今作出演前の80年代後半~90年代初頭に低迷期を迎えたトラボルタを、周囲の反対を押し切って起用したのが、「サタデーナイト・フィーバー」(77)以来、彼に憧れていたタランティーノでした。周囲を説得するのはもちろん、トラボルタ本人を口説き落とすのも大変だったとか。ときに、“「ベイビー・トーク」(89)みたいな映画で可能性を無駄にしてはいけない!”と大スターに向かって檄(げき)を飛ばしながら、熱い説得を繰り返すタランティーノの姿に、トラボルタは“傷ついた。けれど、感動した”と出演を快諾。これを機に、トラボルタがハリウッド・スターとして奇跡の復活を遂げたのは、ご承知の通りです。ヴィンセントがお世話するボスの妻ミアを演じたユマ・サーマンとのコンビネーションも最高。二人がレストラン、ジャック・ラビット・スリムスのツイスト・コンテストに出場する、あの超有名なダンス・シーンは、映画史に残る名場面です。撮影中、タランティーノは二人の緊張をほぐすために、ゴダールの「はなればなれに(A Band Apart)」のダンス・シーンを見せているそう。ここにもゴダールの影響が! タランティーノの憧れは、サミュエル・L・ジャクソン演じる超個性的な殺し屋ジュールスにも投影されています。殺しの直前、相手に向かってエゼキエル書の一節を朗読するシーンは、憧れの大スター、千葉真一(ソニー・千葉)のテレビ・シリーズ「影の軍団」からの引用(そして、千葉真一も出演する最新作「KILL BILL」がいよいよ完成!)。ブルース・ウィリスがボス、マーセルスを裏切るボクサー、ブッチを演じるパート『金の時計』は、旧友ロジャー・エイヴァリーが書いた“Pandemonium Reigns”をベースにタランティーノが“改変”したストーリー。他人のアイディアを多く取り込んでいるタランティーノ作品の場合、この“改変”がクセ者で、人によっては“パクられた”と嘆く人もいるようです。エイヴァリーは、なんとかというクレジットを獲得しています。「レザボア」の“耳きりシーン”以上に衝撃的なのが、“地下室のレイプシーン”でしょう。敵対するはずのマーセルスを助けるため、レイプ魔の白人警官をブッタ斬るブッチに、タランティーノが好む“仁義”を感じさせます。しかも、武器は日本刀! 拳銃がゴロゴロしているガン・ショップを舞台にしながら、あえて日本刀を選ぶブッチの姿に、ニヤっとさせられます」Who is クエンティン・タランティーノ ? 1963年3月27日、テネシー州ノックスヴィル生まれ。両親は早くに離婚をし、母親とともにカリフォルニアへ。LAの工業地帯サウス・ベイで暮らし始める。進学し、IQ150を誇りながら、生来の勉強嫌いで16歳のときに学業を放棄。映画館でバイトしながら、演技を学ぶ。1984年、カリフォルニア南部マンハッタン・ビーチのビデオ・レンタル店“ビデオ・アーカイヴス”でロジャー・エイヴァリーと出会い、彼の誘いで店員に。彼の映画に関する知識は、すぐに店員、客の間で話題となり、以後、“伝説の店員”となる。自主製作映画やテレビ出演を経て、1990年、製作者ローレンス・ベンダーとともにプロダクション“A BAND APART”を設立(この名前はゴダールの「はなればなれに/Bande a part」に由来)。 1991年、「レザボア・ドッグス」を撮影。完成後、同作は世界中の映画祭で絶賛される。続く「パルプ・フィクション」は1994年のカンヌ国際映画祭で見事、パルム・ドール(最高賞)を受賞、一躍、時代の寵児となる(アカデミー賞脚本賞も受賞)。直後に、最初に執筆した脚本「ナチュラル・ボーン・キラーズ」の版権を失う。1995年、自分が見逃した放送回のビデオを手に入れるためだけに、「ER緊急救命室」の第24話「母親」を演出。また同年、ロバート・ロドリゲス監督作品「デスペラード」、「フロム・ダスク・ティル・ダーン」に出演。オムニバス映画「フォー・ルームス」をアレクサンダー・ロックウェルと共同製作し、第4話にあたる「ハリウッドから来た男」を演出、出演もした。 1996年、“A BAND APART”に海外映画配給部門“ROLLING THUNDER”を設立し、ウォン・カーウェイ監督の「恋する惑星」などを配給、公開する。1997年、憧れの70年代スター、パム・グリアーを主演に、エルモア・レナード原作の「ラム・パンチ」を「ジャッキー・ブラウン」として映画化。同作はゴールデングローブ男優賞、女優賞にノミネートされたほか、ベルリン国際映画祭ではサミュエル・L・ジャクソンが銀熊賞を受賞。カメオ出演やノー・クレジットでの脚本リライト、製作総指揮など他多数(右記参照)。 2003年、全世界待望の監督最新作「キル・ビル」が異例の二部構成にて、公開される。 監督: クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino 出演: ジョン・トラヴォルタ John Travolta ビンセント サミュエル・L・ジャクソン Samuel L. Jackson ジュールス ユマ・サーマン Uma Thurman ミア ハーヴェイ・カイテル Harvey Keitel ザ・ウルフ ティム・ロス Tim Roth パンプキン アマンダ・プラマー Amanda Plummer ハニー・バニー マリア・デ・メディロス Maria de Medeiros ファビアン ヴィング・レームズ Ving Rhames マーセルス エリック・ストルツ Eric Stoltz ロザンナ・アークエット Rosanna Arquette クリストファー・ウォーケン Christopher Walken クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino スティーヴ・ブシェミ Steve Buscemi ブルース・ウィリス Bruce Willis ブッチ
2004年11月01日
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