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『おくりびと』[監]滝田洋二郎[総]間瀬泰宏[脚]小山薫堂[撮]浜田毅[音]久石譲[編]川島章正[出]本木雅弘 広末涼子 山崎努 余貴美子 吉行和子 笹野高史■見どころ 遺体を棺に納める納棺師となった男が、多くの別れと対峙する、本木雅弘主演の人間ドラマ。一見地味だが、人生の最期に必要な職業を通して、家族や夫婦愛のすばらしさを描く。公式サイト『超映画批評』90点(100点満点中)【こんな話】リストラを機に帰郷した、チェロ奏者の大悟。高給と短い労働時間にひかれ、求人に応募した彼だが、その内容は棺へ遺体を入れる納棺師という仕事だった。戸惑いながらも大悟は、さまざまな境遇の遺体と対面していくことに。【感想】モントリオール世界映画祭 グランプリ受賞ネタバレ注意↓評判の本木雅弘さん主演の「おくりびと」見てきました!とってもよかったです。ポケット・ティシュ1~2袋分がビショビショ。大量の涙と鼻水を垂らしてきました。(笑)涙は出るだろうとは思ってましたが、これほどとは。でも、全然、悲しいとか、そういうんじゃないですね。人のいとなみの終焉、そのとき、どんな風に送られたいか。納棺師さんという職業があることは、初めて知りました。全部葬儀屋さんが、やるんだとばかり思ってました。通常は、都会では病院の看護婦さんが身体の清める作業などやってくれていてるようですね。田舎ならではの、隙間産業なんでしょうか。実際に、納棺師のお仕事されている方々が、映画でもいろいろ協力されたそうですね。映画「シコふんじゃった」や、ドラマ「君と出会ってから」とか、最近のお茶のCM、と、コミカルからシリアスまで振り幅の広い俳優さんですよね~。静謐さがあり、内面は複雑そう、しかも、まだまだ端整なお顔!この映画は、モックンのインド滞在の体験や、お子さんの出産に立ち会ったこと、など、自分から立ちあげた企画だそうですね。久々に、モックンここにありッて感じで映画を満喫できました。海外でも高い評価ということで、前評判のせいか、外国人にはどんな風にこの映画は見えるのかな~っと思いながら、最初見ていました。山形の雪景色や、モックンと広末涼子ちゃん夫婦のお部屋のインテリアとか、田舎に帰った家の様子や。。日本といっても、都会の東京などのビルディングではなく、田舎の風景や日本的な家屋など、どんな風に撮っているのか画面の隅々まで見ちゃいました。でも、じきにそんなことは気にならなくなり、おはなしに没頭しました。モックンの初めての仕事出動の際に、山崎努さんが「ついてないな~、初めての仕事から、。ま、行ってみよう。」という淡々した語り口など、全編ふたりの師弟コンビ?がユーモラスでしたね。この最初の仕事が、かなりキツカッタと思いますね~。現場はひどく、モックンがゲーゲーいうのに、館内では、何故だか笑い声。仕事を終えての、魂の抜けたようなな表情が、またおかしかった。それから、人に振り返られて自身が匂うらしいと気づいたり、銭湯に飛び込んだり、、。そういえば、作品中、しょっちゅう、クリーニングからスーツやワイシャツを持ち帰ってるのがありました。なにげないけど、よく、描きこまれてるんですね~。帰ってからのモックンは、ひたすら、妻のぬくもりを確認するスリスリぶり。広末さんのサービス・シーンといえるのかしら。"死"にあまりに近よると、"生"を確認したくなるんだろう、というのは、映画でも度々お目にかかったことがあります。エリック・バナー主演の「ミュンヘン」ヴィゴ・モーテンセン主演「ヒストリー・オブ・バイオレンス」をすぐ思い出しました。殺しの後に、暴力的なほど妻を抱きたくなるようで。"生"の確認といえば、もうひとつ。よく食べ物を食べるシーンが出てましたが、これは、監督さんによると、テーマのひとつだったそうですね。"食"はまさに生きること、的な会話をしつつ師弟コンビがしんみり白子の塩焼きをたべる。山崎さん演じる納棺師のおじさんの、多くは語らないけど、人生背景をいろいろ想像させてくれました。この映画には、日本人の”死生観”がよく出ている、ということですが、日本人の"死生観"ってどういうものなのか、いまひとつ、よく分かりません。「仏教あり、神道あり、キリスト教あり、イスラム教あり、ウチはなんでも承ってる」山崎さんのセリフにもあるように、日本では宗教は自由で、それぞれの家の宗派でのお葬式がバラエティに富んでます。映画でも、様々なお葬式が描かれてました。海外のキリスト教の人には、そんな点も、めずらしく見えるんじゃないでしょうか。そんなに信じる神がいろいろで、争いもないなんてね。逆を言えば、ホントには信じてないって事になるんですかね。ウチの主人の口癖は、なにか事故や不運を免れたりすると、「ばあちゃんが守ってくれた」 です。先に亡くなった、先祖や祖父母が、いつも見守ってくれいている、そんな気持ちが、意識のどこかにあります。そして、それは、自分が死んでも、きっと、子供や孫を同じように見守るだろう、というのに繋がります。なんとなくですケド。ウチだけでしょか。こんな風に思うのは。笹野高史さんの「門だなあ」というのも、よかったですね。この映画、見る人によって、きっと、ホントに色々でしょうね~。事務員役の余貴美子さんも、良かったデス。最後のほうで、モックンの背中を押すような役回りだったとは。「6歳の息子の手を、振り払った」というのには、やられました。収まりかけていた、涙がまたまた。。父に捨てられた息子と、息子を捨てた母が、ジッと見詰め合って立ち尽くす。息詰まる一瞬でした。それまで、穏やかだったモックンが一変「どうして、そう、無責任なんだ!」と叫ぶ。そして、父。これは誰が演じるんだろうな~と興味シンシンで布が取り払われるのを待ってました。記憶の中の、自分を見下ろす父の顔。必死に、でも、繊細な手つきで髭をそるモックンの目から流れ落ちる涙。もう号泣ですよ~~。そして、石文ですよね。あれは監督さんが自分の娘さんと、やりとりしてることがそのまま映画になっているそうですね。監督さんいわく、娘への遺作だとか。いろいろな思いのつまった映画でしたね~。絶対オススメです。エンドクレジットの間には、本木雅弘自身による一連の儀式がノーカットで見られます。モッくんは、撮影中毎日、納棺の手順とチェロ演奏を欠かさなかったそうですね。 ユーモアを盛り込むバランスが難しかったとのことですが、絶妙だったと思います。ランキング 興行成績(9月24日付) 1 ウォンテッド 2 パコと魔法の絵本 3 20世紀少年 4 おくりびと 5 崖の上のポニョ 6 大決戦!超ウルトラ8兄弟 7 ハンコック ソニー8 デトロイト・メタル・シティ 9 次郎長三国志 10 セックス・アンド・ザ・シティ
2008年09月25日

作品の説明ローラ・インガルスという名の女の子 それは「リトル・ハウス」シリーズの著者、ローラ・インガルス・ワイルダーのこと。インガルス一家は、小さな丸太の家を売り払い、インディアンの住む西部へ向けて旅に出ることになりました。一家はウィスコンシン州からカンザス州へ入り、ついにパパは、カンザス州の大草原に小さな家を建てます。農場での生活は苦しく、危険な目にあうこともしばしば。でもローラとその家族はいっしょうけんめい働き、大草原での新たな生活を夢見て楽しく過ごします。 幌馬車で西部をめざしてきたローラ一家ですが、そこがインディアン居留区だとわかり、再び移動しなければならなくなりました。 出版社 / 著者からの内容紹介未開拓の大自然に立ち向かい、丸太小屋造り、井戸掘りと、一歩一歩生活を切り開いてゆく一家の、たくましさとやさしさにあふれた姿が、ローラの目を通して克明に描きだされます。 自分で読むなら:小学中学年から 感想おやすみ前の、”読み聞かせ”がんばってます。(笑い)夏休み、『大きな森の小さな家』を小4の息子くんの読書感想文のために読みました。(← 母の私が)小学校中学年向きと言っても、ウチの能天気な次男くんがひとりで読めるわけありません。それでも、等身大の、自分と同じような年齢の、100年ほど昔の女の子のお話を、彼は、意外に楽しんだのでした。たまに出てくるガース・ウィリアムズの挿絵が、丸太で作った家も、ローラ達のこどもらしい柔らかい線も、温かくて、何度見ても見飽きません。大好きです。で、続編『大草原の小さな家』です。しばらくぶりな、このシリーズ、私も大好きで、娘がいたら絶対読み聞かせするのに、という思いが次男くんへ向かいました(笑)ジャックが河にながされそうになるところ、母さんが足を捻挫するところ、父さんの手ですべて家が出来ていくところ、親子ともどもワクワクです。この本を大人の目で読んでいくと、、という表現をしますと、この時代の白人とインディアンの関係、ひいてはアメリカの開拓史の勉強にものすごくなるのが、よく分かります。子供時代にこれを読んだ人は、歴史が好きになれるのではないでしょうか?、、という狙いで、我が息子君にも読んでいるわけです(笑)彼はなかなか良い質問をしてきます。何故ジャックを放したらとおさんは怒るのか?とか。、どんな感想を話すのか、これから楽しみです。「目をつぶって、読んでいる内容を目にうかべてごらん。」ということで、ゆったりぬくぬくな次男くんは、一章分読む頃にはすっかり目が閉じちゃいます。「どんなにがんばっても、これ以上目が開けていられないよ。」とか、いつもの間にか寝入っていたり。で、オヤスミ前の”読み聞かせタイム”終了。とても良い心持で、眠りに入れる様です。これこそ読書の醍醐味ですね。最近では、「ママ、本、読んで。」と言ってくれるのが、とても嬉しいです。どうか、自分から色々どんどん読むようになりますように。福音館ローラのものがたりと 初めて出会った本。小学生中学年の頃に夢中になりました。最近では、ローラのかあさん"キャロライン"の少女時代の物語、ローラの娘ローズの物語も刊行しています。【インガルス一家の物語 全5冊】★ローラシリーズ《前半》・『大きな森の小さな家』インガルス一家の物語1・『大草原の小さな家』インガルス一家の物語2・『プラム・クリークの土手で』インガルス一家の物語3・『シルバー・レイクの岸辺で』インガルス一家の物語4・『農場の少年』インガルス一家の物語5 「今から100年以上前,北アメリカがまだ開けていなかったころ,大森林や大草原でのきびしい開拓生活のなかで成長していった少女ローラとその家族の物語。大自然の脅威に立ちむかい丸太小屋づくり,井戸掘りと一歩一歩生活を切りひらいていく一家の,たくましく優しい姿が,ローラの目を通して克明に描かれます。 【クワイナー一家の物語 全4冊】★ローラの母 キャロラインシリーズ・『ブルックフィールドの小さな家クワイナー一家の物語1』・『十字路の小さな町クワイナー一家の物語2』・『森の小さな開拓地クワイナー一家の物語3』・『コンコード・ヒルの上でクワイナー一家の物語4』 「大草原の小さな家」の著者ローラの母さん,キャロラインの少女時代を描くシリーズ。厳しい暮らしの中でも希望を失わない一家が,さまざまな人との出会いの中で困難を乗り越えていきます。
2008年09月24日
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ライム・シリーズ第7弾10人の殺害を予告する殺人鬼ウォッチメイカー。次はいつ、どこで、誰が殺される? ドンデン返しの名手のライム・シリーズ最新作!『リンカーン・ライム』シリーズ このミステリーがおもしろい! 2008年版 海外編 第1位リンカーン・ライムシリーズ第七弾。ウォッチメイカーと名乗る殺人者あらわる。その報がリンカーン・ライムのもとに届いた。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を十個、買っていることが判明した―被害者候補はあと八人いる!だが、いつ、誰が、どこで?尋問の天才キャサリン・ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。一方、刑事アメリア・サックスは別の事件を抱えていた。会計士が自殺を擬装して殺された―事件にはニューヨーク市警の腐敗警官が噛んでいるようだった。捜査を続けるアメリアの身に危険が迫る。二つの事件はどう交差するのか?史上最強の敵、登場!時計じかけのごとく緻密な犯罪計画をひっさげてライムとアメリアを翻弄するウォッチメイカー。熾烈な頭脳戦に勝利するのはライムか殺人者か?ドンデン返しに次ぐドンデン返し。あまりに緻密な犯罪計画で読者を驚愕の淵に叩き込む現代最高のミステリー・シリーズ最新作。「このミステリがおもしろい」で常連ジェフリー・ディーヴァー。1998年 5位 静寂の叫び2000年 2位 ボーン・コレクター2005年 2位 魔術師(イリュージョニスト) 2006年 5位 獣たちの庭園 2007年 2位 クリスマス・プレゼント 2007年 6位 12番目のカード2008年 1位 ウォッチ・メイカーこの「ウォッチ・メイカー」は、2008年の堂々の一位だったのですね~。今回の犯人:殺人現場にクラシックな時計を残していく犯人ウォッチ・メイカーは、不気味ですが、ライムにふさわしい頭脳派です。そのパートナーの、四六時中”飢え”を感じジャンクフードを食べ続ける男は、気持ちわるいことこの上ないです。こんなタイプも違い、頭脳レベルも違いすぎるふたりがなんで、手を組むのか?、どこか違和感がありました。このコンビには仕掛けがあったのですね。ニューヨークを感じた箇所:明るさとしては、ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」が何かの例えでちょっと出てきました。映画も公開中ですが、ディーヴァーの本に登場するなんて、ずいぶん、浸透しているドラマなんだな~と改めて知りました。最近、ドラマの方のシーズン1~2と見ました。何度も男女がくっついたり離れたり、似たような話の繰り返しで、ちょっと飽きます。 それでも、女性同士のスレスレの本音トークは、やっぱりおもしろいかったです。 反対に、911事件の重さが、暗くニューヨークを覆っているのが感じられました。”君とわたしでサックス”:何度か出てくるこのフレーズは、あの理性的で感情を排除するのが特技?のライムの心のつぶやきです。今回は、サックスが、警官だった父の生前の事件を知り動揺します。それを知った、彼女は警官を辞めようかと考えます。サックスが、ライム班にとってだけでなく、ライム自身にもどんなに大事な存在で、絆が強いか、をとてもかんじられる言葉でした。一番すきなのが、サックス自身の進退を決断した後に、ライムがサックスにある資料を探し出してくれるところでした。ライムに説得されたり、救われるのではなく、サックスは自分で決断。強い絆があるけれど互いに依存しているのではないという関係がいいのですよね。同じように、事件のターゲットのひとり、ルーシーという軍人さんの決断もまた、志が高いものでした。自分の中の恐怖や、迷い、自責の念、といったマイナス思考を克服し、さらにパワーアップし、強さを獲得する姿が、かっこよくて感動ものでした。こころの10-13コール:”警察官が危険にさらされている、応援を要請する”サックスがのんびりと、椅子にすわって老人の思い出話を聞き続ける姿が目に浮かび、温かいきもちになれました。■ リンカーン・ライム・シリーズ『ボーン・コレクター』 (1997/1999邦訳): 『コフィン・ダンサー』 1998/2000邦訳) 『エンプティ・チェア 』(2000/2001邦訳) 『石の猿』 (2002/2003邦訳): 『魔術師』 (2003/2004邦訳): 『12番目のカード』 (2005/2006邦訳) 『ウォッチメイカー』(2006/2007邦訳) The Broken Window (2008)
2008年09月24日
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ライム・シリーズ第6弾ハーレムの高校に通う少女が博物館で調べものをしている最中、一人の男に襲われそうになる。単純な事件と思い捜査を始めたライムとサックスだったが、その後も執拗に少女は狙われ、やがて米国憲法成立の根底を揺るがす140年前の陰謀に行き当たる。『リンカーン・ライム』シリーズ このミステリーがすごい! 2007年版 海外編 第六位リンカーン・ライムシリーズ第六弾表紙のタロット・カードに惹かれて読みました。ひさしぶりのディーヴァーです。最高潮の出来よりは劣る、との書評もあるようですが、初めて挑戦した『ボーン・コレクター』よりはるかに読みやすくなっていました。事件や哲学的な記述が以前より薄まっているようですね。わたしなどには、こちらの方が取組みやすかったです。こんな調子なら、最新巻の『ウォッチ・メーカー』も肩が凝らずに読み通せそう。事件は、黒人少女ジェニーヴァ・セトルが襲われたところから始まり、その後は少女の保護を中心に進みます。何故、一高校生の少女が襲われるのか?彼女が調べていた、解放奴隷だった140年前の先祖の事件が、本当に原因なのか途中から分からなくなります。このチャールズ・シングルトンという人物は、南北戦争後に主人から農場を譲り受けますが、黒人へのリンチや暴動の世相に恐れをなし、農場所有をひた隠しにしていましたが、ある窃盗事件の疑いをかけられ必死に逃げます。ジェニーヴァは当時の『黒人グラフ』という雑誌に掲載されていた、このチャールズの逃走事件の記事を、博物館のマイクロフィルムで読んでいました。ジェニーヴァを襲った犯人は、彼女を取り逃がした時に、フィルムを持ち去ります。果たして、彼女の先祖の秘密が、事件の鍵なのか?ということで、ライムの捜査チームが動き出します。その後何度か、ジェーニーヴァの両親や家庭環境など絡みます。ライムやジェニーヴァたちだけでなく、犯人ら側の行動などもうまく盛り込まれています。一体何人ジェニーヴァを狙っているのか、また、先祖のチャールズの秘密は一体なにで、彼は生き延びたのか。犯人の人物像も興味深く、やがてライム班は、証拠やライムの推理でジリジリと犯人へと迫っていきます。今回の相手は、目くらましのために人を殺すことをなんとも思わない、証拠をコントロールすることにも長けているという難敵です。ライムとサックスの関係は良好で、2人の息は以前通りぴったりです。サックスの、現場での活躍は相変らず臨場感あふれてます。仲間の警部ロン・セリットーは確か、いつものメンバーの一人だと思うのですが、今目の前で生きていた人物が、目の奥の光を失っていくのを目の当たりにして以来、突然警察官としての岐路に立たされる様子が、ドラマです。新人ルーキーの警官が、あぶなっかしくチームに参加していたり。いろいろ人物たちが、入れ替わり立ち代り登場し、それぞれに、いい感じですね。ひとつの事件のはじまりから終わりまで、妙なひねりなどなく、しっかり描かれているので、堅実ですぐれたミステリを読めた満足感を感じられました。ジェニーヴァの勝気さやハイスクール・ライフも、はなしに活気をもたらしていましたね。ライムの四肢麻痺ですが、新たなトレーニングで、将来に希望の兆しが感じられるラストは、明るい気持ちにしてくれました。「12番目のカード」というタイトルと表紙タロットカードで、誕生から人生までを象徴するという大アルカナの12番目のカード”吊るされ人”。■ リンカーン・ライム・シリーズ『ボーン・コレクター』 (1997/1999邦訳): 『コフィン・ダンサー』 1998/2000邦訳) 『エンプティ・チェア 』(2000/2001邦訳) 『石の猿』 (2002/2003邦訳): 『魔術師』 (2003/2004邦訳): 『12番目のカード』 (2005/2006邦訳) 『ウォッチメイカー』(2006/2007邦訳) The Broken Window (2008)
2008年09月17日

【ダレン・シャン シリーズ】Darren Shan●●ダレン・シャン●● 小学館映画のはなし■「ダレン・シャン/奇妙なサーカス」 Cirque du Freak~渡辺謙も出演!「ライラ」監督の兄が挑戦 原題: Cirque du Freak 監督: ポール・ワイツ 脚本: ブライアン・ヘルゲランド 原作: ダレン・シャンキャスト:クリス・J・ケリー ジョン・C・ライリー渡辺謙サルマ・ハエックジョシュ・ハッチャーソン ウィレム・デフォー*右はヴァンパイアのラーテン・クレプスリーを演じてるジョン・C・ライリー、左はダレン・シャンのクリス・ケリー ダレン・シャン(仮題)主人公の少年と同名の作家が書く「ダレン・シャン」シリーズ全12作の第1作「奇妙なサーカス」の映画化企画は前からあるが、現在も続行中。かつてはワーナー・ブラザースが映画化権を持っていたが、ユニバーサル・ピクチャーズが入手。ダレン・シャン役は新鋭クリス・J・ケリー 、 主人公の親友役を「テラビシアにかける橋」「ザスーラ」のジョシュ・ハッチャーソン 。その他の出演陣にダレンの師ラーテン・クレプスリーにジョン・C・ライリー、ヒゲ女 マダム・トラスクにサルマ・ハエック、ヴァンパイア将軍 ガブナー・パールにウィレム・デフォー。そして奇妙なサーカスのオーナー、Mr.トール役で渡辺謙の出演も決定している。監督は「アバウト・ア・ボーイ」のポール・ワイツ、脚本は「ボーン・スプレマシー」「ミスティック・リバー」のブライアン・ヘルゲランドを予定。2008年2月に製作開始、08年冬に全米公開と言われている。 日本は2009年の春休み映画として、ハリウッド実写版「ドラゴンボール」と同時期公開か?? 。「ライラの冒険」の監督の兄も負けじと、ファンタジーの名作企画に着手今後のファンタジー映画総括~ブーム渡辺謙、次のハリウッド出演作は吸血鬼映画!「フリーダ」のサルマ・ハエックがサーカスのヒゲ女役に挑戦!ウィレム・デフォー、新作映画で渡辺謙と共演ジョン・C・ライリー、『シルク・ドゥ・フリーク』の主演の座を掴むCIA☆こちら映画中央情報局本のはなしヘビ少年や狼男が出演するサーカスを偶然観た夜から、奇妙な運命に巻き込まれてしまったダレン少年。先の読めない展開でぐいぐい引き込まれるホラーファンタジーです。世界25カ国で翻訳出版が決まり、イギリスでもベストセラー、日本でもシリーズ合計214万部を超えています。映画化も決定、「ハリーポッター」のローリングが賞賛していることでも話題!恐怖と興奮でドキドキさせられる、また「友情、家族の愛」について考えさせられる人気シリーズです。 ダレン・シャン公式サイト (第1巻の試読が可能) ダレン・シャン 原作感想 週刊少年サンデー漫画化週刊少年サンデー公式サイト「ダレン・シャン」スピンオフ小説2010年刊行予定! 主人公はクレプスリー!(2008.05.16) ★★ダレン・シャンの本棚★★ Darren Shan 著者ダレン・シャン 映画化のはなしから、だいぶ経ちましたが、どうやら始動しているような?2008年に公開ってことはないでしょうが。たぶん絶対、遅れるんでしょうねぇ。だって、公式ホームページも出来ていないし、年内ならもうちょっと話題が出ているでしょう、と思うのです。 やっぱり来年あたりでしょうか。?!、イギリスの映画メディア「エンパイア」によると、本作はイギリスでは2009年2月公開。アメリカでは恐らく2008年12月公開だと言われているようですね。
2008年09月11日

『デトロイト・メタル・シティ』[監]李闘士男[原]若杉公徳[脚]大森美香[出]松山ケンイチ 加藤ローサ 秋山竜次 細田よしひこ 松雪泰子 ジーン・シモンズ■見どころ 人気コミックを松山ケンイチ主演で実写映画化した音楽コメディ。自らの嗜好とは異なる音楽でカリスマミュージシャンへと昇り詰めてしまう青年の苦悩を笑いと爆音で描き出す。公式サイト『超映画批評』80点(100点満点中)【こんな話】オシャレ系ミュージシャンを夢見る根岸は、自分の意思とは裏腹にデスメタルバンド、デトロイト・メタル・シティのボーカル、ヨハネ・クラウザーII世をやらされている。根岸はそんな状況に次第に苦悩を深めてゆく。【感想】いま上映中の映画で一番みたいのが、この「デトロイト・メタル・シティ」「ダーク・ナイト」でした。「ダーク・ナイト」は今週で終わっちゃいそう。無理かな~。DMC「デトロイト・メタル・シティ」。これは原作知らずノンファンです。だから、結末なんて知りませんから、めっちゃ楽しめました。原作を先読みしちゃった「20世紀少年」より100倍面白かったです。はなしにどれだけ夢中になれたか、の基準でですが。あたり前のはなし、知らないオチほど楽しめるってことですね。松山ケンジくんの、クネクネ男とメタル男のギャップが超おかしいです。「デスノート」のLのイメージとは、また全然違うキャラですごいです。彼はホントに、カメレオン俳優の道をいくのですかねぇ。「ぼくのしたかったことは、こんなバンドじゃない!」全然好きでもない、それどころか嫌悪さえ覚えているジャンルの音楽。に、これだけ才能を発揮してしまう。音楽の才能はあったてことですよね。信者ファンのカリスマ、ヒーロー、神様になってしまう。カブリモノをすると人が変わって、意外とはまるのかもしれないですね。素顔は、いたって田舎モノの純朴青年、という二面性。これは親しみを覚えますね。表はギンギンに悪でも、実は、弱々しくって善人なんです、って、なんだかホッとします。あ~、あと、脇役で、信者ファンの熱狂的な中心人物の大倉孝二さん。メタルなメイクごしにも、この特長的な顔は、絶対分かります。最近では、ドラマ「チェンジ」(木村拓哉主演)でSP役だった人。この人の信者ぶりが、いちいちおかしくて。。(爆)こういうのうまいですよねぇ。盛り上げてくれてましたよ~、クライザーさんを。キッスのジーン・シモンズさんの出演は、話題のひとつですね。この人を観たいが為だけに劇場に行っちゃう人もいるんでは。でも演奏時間は短いので、それは、仕方ないですけれど。ジョークのわかる人ですね。ジーン・シモンズさん。原作漫画も読んで出演オッケーしてくれたそうで。やっぱりホンモノのメタルの大御所さまさまです。ウチには、1970年代~1980代ころ?の「ミュージック・ステージ」?とかいうNHKオンエアの、キッスの現役時代の日本公演かな?の演奏録画があり、ダンナに見ろ見ろと言われて、何度か観たことがある程度ですが、当時の日本のファンの、お行儀のよいことには、いつもそこでびっくりです。スタンディングオベーションなんてゼロ。みんなきっちり座ってきっちり手拍子。メタルなコスチュームの人も全然見えない。ステージ・パフォーマンスも地味なモノです。時代を感じさせられます。それでも、きっと、熱狂的なファンなんでしょうからね。 現代のSMAPやKAT-TUN やらの、コンサートの1/100くらいの地味さです。「夢なんて、もう嫌だよ。失望するばかりだ。」たしかに~。でも、世の中、夢が叶うひとなんて、そう多くないし。、そもそも、夢自体無い人だっているのだから、「音楽で人に夢を」という主人公根岸くんの夢は本当の願いからは、ちょっとズレちゃってはいても、なかなか良い感じなワケですよね。DMCが彼の才能の受け皿、というか、。ポップな歌の方がやりたいのに、そっちは、誰も聞いてくれない。かわいそーに。女社長(松雪泰子さん)はよく見抜きましたよね。その辺の、はじめどうして、彼がクライザーさんをやらされるようになったか、、っていうのも、知りたい気がします。原作コミックには描かれているのかな? 根岸くん、今後、どうするんだか、わかりませんが、メタルの塗り塗りメイクを落とせば、いつでも素顔で、街角でクネクネ歌えるんだし(笑)世間の流行は、どう風が吹いて変わるか分からないのだから、辛抱強くクネクネしていればそのうち、もしかしたら。。(笑)いやーもう一回、見たいです。しかし、原作まんがの方は、チョット子供さまには見せられないような感じですかね~。映画の方は、結構、青春モノで、音楽への夢や挫折や栄光?や再起、あ~それと恋ですね(^^)。というワケで、とっても満足な一本でした。
2008年09月09日
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シリーズ第四部 ロバート一世の死後、七王国全土で繰り広げられてきた“五王の戦い”は、新たな局面を迎えていた。―世界20カ国以上で愛され、ローカス賞を三度受賞した至高の異世界戦史、待望の最新刊。 読み終わっちゃいましたよ。今夏の始まり7月に、この第四部がとうとう発売と知り、ずっと楽しみで、ようやく入手読了するまで、今年の夏は長かった。(笑)訳者が交代ということで、発売前後にだいぶ物議がありました。世界観がずいぶん変わってしまったのか心配でしたが、読んでみれば、そうした名称や組織団体の違いは、ストーリーの大きな流れの中では、それほど障害にはなりませんでした。混乱を招いたことへの丁寧な謝罪のあとがきや、ハヤカワ書房さんでは、対比表もサイトで作成してくれてますので、それを見れば、大丈夫でしょう。ジェイムよりジェイミー、ブリエンヌよりブライエニーの方が好きな感じです。この第四部担当の酒井昭伸さん訳はとにかく読みやすかった。第一部~第三部まで担当の、岡部宏之さん訳は、歴史モノらしく重厚で、そちらも好きデスが、戦闘シーンや、古代王朝や組織の説明、家系図など、入り組んだ内容の時は、ちょっと辛いものがありました。<氷と炎の歌>シリーズ、今後の展開が待ち遠しいの極地です。また、次巻の第五部刊行まで、何年待つことになるのでしょう。(涙)今秋に原書第五部の発売予定と聞いてますが、。著者がイタリア旅行されているとか。この第四部は、本来は存在しない巻だったそうで、あまりに膨大な量になったために、第五部と分けることにしたそうですから、著者としては内容はすでに第五部まで出来上がっているんですよね。第四部で登場しなかった人物の語りが第五部に登場するとのこと。楽しみです。↓ 以下、ネタばれ含みの感想です。第四部の語り手は・サーセイ・ジェイミー(=ジェイム)・ブライエニー(=ブリエンヌ)・サムウェル・サンサ・アリア・ドーンの大公やその娘や側近・鉄諸島のグレイジョン アシャやエイロンやヴィクタリオン今回、はじめて語り手に登場の、サーセイに注目でした。語り手の心のうちを知り、これまで、ジェイミー(=ジェイム)やティリオンといった人物も好きになったので、サーセイにも少しは好意を感じるかと思いましたが、ねじれた性根は外からの印象と変わりなく、彼女は根性が悪いだけでなく、残念ながら頭も悪いことが判明。追従者や愚か者ばかりはべらせてます。それも、王の評議会で。自分に逆らわない者ばかりの人選で、まるで国のことなんか人民のことなんか頭にないのね~。色仕掛けで男を操ることしか脳がなく、どうしようもないな~という感じ。女性は、大体歴史が苦手ですが、サーセイもそのようです。<戦士の子ら>と<窮民>という、聖兵の復活をうかうかと承認してしまうあたり、過去に王達が聖兵らに苦しめられた歴史を学んでいたら、あり得ない了承でしょう。今後の物語で、新たな混乱、この狂信家たちに物語が左右されそうな気配ですね。ハイ・セプトン(=大司卿)を軽く首をすげ変えられると思うあたり、宗教を甘く見すぎです。厳しく自身を律し、神を讃えている人物を侮るのは危険ですよぉ。。自分がどういう人物か、逆に、厳しく判断を下されているでしょうに。この巻で、彼女の行き着いた先は当然の報いでしょうね。彼女の存在は害獣なみですから、排除しようと誰かが考えるのは当然です。彼女が何故、・あれほど弟のティリオンを憎むのか・少女時代に破れた夢 あこがれ・子供たちの事は真実愛しているなどなどが、サーセイの章で分かりました。さてさて、今後彼女は少しは改善されるのでしょうか。もしくは巻き返しができるのか、それとも予言通りの死に迎えられるかしら。双獅子の片割れ ジェイミー(=ジェイム)の孤独、哀愁ジェイミーになったら、なんだかかわいらしく感じてます。(笑)これまで不気味な存在だった、舌のない首切り人サー・イリーンを抜擢。彼を相手に、ひたすら左手での剣の稽古をし、全身打ち身だらけ。彼ほどの剣の使い手の右手を奪うというのは、死も同然でしょうに、なんとか彼は正気を保っているし、職務も真っ当している。それにしても、自分を語るのに、これほどの適任者はいません。相手は口がきけないのだから、うるさいおしゃべりもしてこないし、一方的に話ができる。ジェイミーの話を聞くばかりのサー・イリーンですが、この人は実際のところは一体何を思っているのでしょうか。かつて、ジェイミーの父・タイウィン公については、その配下でいることに誇らしげだったようですが。「この国は王で回っているんじゃない、タイウィン公が動かしているんだ」という発言を、王に聞かれて舌を切られたとは。切られる前はどんな人物だったのやら。タイウィン公の息子や娘についてはどんな風に感じているのか。いつか明かされるのかな。舌の無い男と、片手の男。2人の関係が今後も順調に続くと良いのですが。この物語では、その人物の善面や好意が、相手にスンナリとは伝わりません。うっかり気を許すと、裏切られたり、殺されそうになったり、横から敵が襲ってきたり。ジェイミーなどは、その最たる存在です。彼は、かつて仕えた狂王エリスの残虐非道ぶりを常に傍で観ており、ついに、王を殺し、以来<王殺しキング・スレーヤー>と異名をとるようになり、誰もが彼を信用のならない人物と見るようになりました。若くて両手がある頃はそんな異名も、面白がるだけだったようですが、右腕を失ってから、180度人物が変わったようです。彼にしばしば投げかけられる、この<キング・スレーヤー>の異名は、彼の孤独を際立たせてます。ジェイミーだけに限らず、サーセイにしてもブライエニーにしても、登場人物らはみんな孤独です。サーセイは、自ら墓穴を掘っているにしても、周りに、信じられる人物がいるほうが珍しい。皆孤独のなかで、やりくりし、その時々の道づれとなった相手をどこまで信じられるか測りながらの、つかの間の協力体制。そんな中で、仕えた相手に忠実なのが、ティリオンに仕え、ブライエニーに仕えるようになったポドリック・ペイン。奇しくもサー・イリーン・ペインの縁者でもある彼ですが、あっさり死なないで欲しいです!信頼できる友や仲間、愛せる人、安らげる場所、それらを、多少なりとも持っている人物としては、ジョンやサムウェル、ブランでしょうか。彼らの持つ信頼関係の談を読むと、だからなのか、ホッとします。ジェイミー&サー・イリーンだけでなく、サーセイにしても、ブライエニーにしても、完全には信じられない、でも、断ち切れない絆のような結びつきができている、、そんな関係が、いくつも物語上であります。私が期待するのは、アリアにとっての<ハウンド=猟犬>やジェンドリー、サンサにとっての<ハウンド=猟犬>やティリオン、ジェイミーにとってのブライエニー。。人物の相関図を作ったらとんでもないことになりそうですね。サムは変わってませんね、少しは逞しく自信が持てるようになってれば良いのに(笑)。サムの厳しい父が出てきたり、ドーンや海賊一族の家風など、これまで主要人物の影で名前や話だけだった人物が、ずいぶん実体を持つようになりました。プロローグと、最後の章で共通の人物が登場してました。この人たちとサムはどう関わり、「知識の城(=シタデル)」でどのような活躍、修行をするのでしょうか。第四部で登場しなかった、ブランやジョンやデナーリス(=デーナリス)、ティリオン、どこでどうしているのか。ジョンは、北の壁の総帥になって、サムの語りの中でちょびっと出てますが、語り口や、方針やら、別人物のようです。少年らしさがまるでない。彼の内面がどうなっているのか。気になって仕方ないトコアリアの目<猟犬>ハウンドは、実は生きているんじゃない?あの人だと思う。サンサの結婚、ピーター・ベーリっシュの企み。キャトリン(=ケイトリン)の復讐ブライエニーが誰の名を叫んだか。きっと助かったと思うのだけど。キングズ・ライディングの地下で行われているのは人体実験?きもい。表紙の人物らは、やっぱり、本の内容がラニスターの双獅子が中心なことを思うと、ジェイミーとサーセイなんだろうなあ。 赤いドレスがまぎらわしい。けど、<赤い女>メリサンドは一切出てきませんから。この剣士も、左手に剣を持ち、右手が良く分からないけど、ブライエニーってことはないでしょう?彼女なら、もちょっと髪が長いようです。他に当てはまる人物はいないと思うのだけど。。【 氷と炎の歌シリーズ 】 全7部予定第一部 『七王国の玉座』 A Game of Thrones第二部 『王狼たちの戦旗』 A Clash of Kings第三部 『剣嵐の大地』 A Storm of Swords第四部 『乱鴉の饗宴』A Feast for Crows 2008 7/24発売 (こちらとこちら)第五部 A Dance with Dragons 原書近日発売 ハードカバー: 704ページ 第六部 未定 A Time for Wolves第七部 未定 A Dream of Spring
2008年09月05日
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