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2005年10月07日
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カテゴリ: おすすめアルバム

Bozzio Levin Stevens
(1997年)






“magna carta”レーベル は神!!


1995年の 『トリビュート・シリーズ(フロイド/イエス/ジェネシス)』 を皮切りに、 Liquid Tension Experiment 、 Explorers Club など超が付くテクニシャンを揃え次から次へと高品質なアルバムを制作していた。








その中で初めてユニットとして始動したのがこの Bozzio Levin Stevens であった。 仕掛け人は Mike Varney (“magna carta”レーベルの創始者)である。 Mikeの計らいでTerry BozzioとSteve Stevensは出会い、2人の志からベースはTony Levinに即決。 まぁ、世界一忙しいセッション・ベーシストのTonyを迎え入れたことでレコーディングに費やされる日にちはたったの 5日間 のみ。 しかしその逆境もMusician's Musicianたる彼らの実力を持ってすれば 大した事ではなかった。 その答はこのアルバムの中にある。








リハーサルの時間もないまま、いきなりのレコーディングが始まった。 ほとんどがインプロヴィゼーションでせいぜい2テイクしか録っておらず、ヨーイドン!のスタジオ・ライブ並みの緊張感と面白さが共存している。 (もちろんその後に若干のオーヴァーダブや調整はしている)



サウンド面のリーダーはギターのSteveである。 彼の多彩なギターワークがお腹いっぱいになるまで聴ける。 このところ フラメンコ・ギター に傾倒していた彼のそれに対する情熱も随所で聴かれ、一筋縄ではいかない本物のミュージシャン・シップが垣間見える。 もちろん彼の代名詞ともなっている レイ・ガン奏法 (オモチャの光線銃の効果音を真似たギタープレイ)も完成度を増し(笑)ギタリスト必聴である。


Tonyは相変わらずキング・クリムゾンなどで見せる世界一のベースプレイでボトムをしっかり押さえている。 
そして驚異の世界レベ~ルな(← 焼きたて!!ジャぱん のピエロ風に)ドラムを叩くTerryの足技手技にシビレまくる。 彼は音数が非常に多くて時間さえあけばオカズを入れまくるのだが、ちゃんと 基本的なリズム・キープをしている音が必ずどこかにある ため、一緒にプレイしているミュージシャンにはありがたいリズム・キーパーさんなのである。 その神技がこのアルバムを支配している。 (このジャケットのTerryさんは女子高生好きで元Terra Rozaのあの人によく似ていて笑ってしまう。←失礼この上なし!)


特に1曲目「The Sun Road」は15分近い長丁場なのだがどの箇所も聴き所である。
また2曲目「Dark Corners」はいかにもクリムゾン的でニヤリとさせられる。 もちろん3人が“そうしようぜ♪”と狙ったわけでは決してない。
4曲目のタイトル・ナンバーはSteveのロック・ギタリストとしての超絶ソロが聴きモノ。 逆に3曲目はフラメンコばりばりで、それに合わせるリズム隊の大人なミュージシャン・シップが微笑ましい。
5曲目はイントロからして再結成クリムゾンっぽいので笑うかも。
Jimmy Page が好んで使うようなコード進行がミステリアス。
7曲目はいきなりグシャグシャのギターソロから始まって度肝を抜かれるが、へヴィなリフとリズム隊のコンビネーションがカッコいいミドルテンポのロックナンバー。 ここでもSteveのギターが大活躍する。









さて、これを機にマイケル・ジャクソンの 『BAD』 (1987年)を久々に聴いてみた。
「DIRTY DIANA」 でもSteveがレイ・ガンを交えた若々しいギターソロを弾いているので、興味のある方は是非こちらも聴いてみることをお奨めします。





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最終更新日  2005年10月08日 04時17分34秒
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