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ー熱中時代ー ラジオ体操の再開はボクとウエダの語らいの再開でもある。ホントにいろんなことをとめどなく語り合った。性格も嗜好も行動もまったく対極にいるふたりだが孤独感を共有していたのだろう。 ウエダは周りからは“うえっさん”と呼ばれていた。 年長者からは、マサヒロ、と呼ばれていた。 ウエダ、と呼ぶのはボクだけだ。 オレなぁ、うえっさんって呼ばれるのホンマは好き違うんや なんで? 全然、気持ちがこもってないんや はぁ? みんなオレを怖がってるだけなんや、だからウエダってよう言わんのや ーそう、思わせてるのはウエダ、お前の言動なんだよ…なんてボクは言ったりしないー そうかぁ?クロダだって、うえっさんってゆうてるでぇ クロダとはボク達ふたりの野球とサッカーの大切な仲間だ。ちなみにクロダは、くろっさん、と呼ばれている。ボクは、クロダと呼ぶ。 なんでアキはオレのことウエダって呼ぶんや なんでって、お前の名字はウエダやからや あははははははは…… ふたりで笑った。 なぁ、アキ。今日はどうする? うん、川行って泳ごうや おう、じゃあアユ取りに行こうか? そうやなぁ、そしたらみんなも呼んで連れて行ったろうや よしっ、電話しとくわ。何時にする? 1時でええんちがうか? キマリ。 川遊びにもいくつか選択肢があった。子供会の父兄に引率されてスクール水着とゼッケン付けて行くオフィシャル水泳。友達とオリジナルカイパン履いて行くプライベート遊び。 近くには“堰”があり、夏になるとアユの遡上の為に開放され川遊びにはうってつけの場所があった。 川も人々も豊かで、おおらかで美しい時代。 堰の端に三、四人並んで立ち一斉に走り出しヘッドスライディングーーッ!!!! 大きく水しぶきが上がり子供達の歓声があがる。 お腹の下にはアユが、一匹、二匹…そんなことを夕暮れまでやってたら大漁となる。 毎日毎日、晩ごはんは鮎の塩焼きだ。 そのうち、ママがこう言いだす。 もう、いい加減にしてね!お家が魚臭くて、煙臭くてママ、変になりそう… 翌日は… やっぱり鮎の塩焼きだ。 ー永遠に楽しいー ボク達が中学生になった頃、水質汚染が進み、大腸菌が基準値を超え、公式の水泳は禁止となり、やがて、漁業権とかなんとかウルサくなり、アユ取りも監視の目が厳しくなり、やがて禁止となった。 ママはアユを魚屋さんで買ってくるようになった。 ママはこう言うのだ。 アキ君、アユ食べたくない? 食べたいーっ!! じゃあ自分達で取って来たら? 夏休みの夕暮れ時、我が家から醸し出される煙りと塩焼きの香りは永遠だ なぁ、みんな、楽しかったよなぁ… おもしろかったよな? 清流“千種川”は永遠だ
2010.07.31
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ー熱中時代ー 何時間くらいかかるん? そうやなぁ… ボクは旅行が大好きだ。家族で夜中に自動車に乗って出発するとき、胸がハジケル!! 何時間くらいかかるん? そうやなぁ…8時間くらいかな …… いや、9時間かな、休憩もするし、ご飯も食べるから10時間かな やったーーーっ!! うれしそうなパパとボク。 ボクは時間がかかればかかるほど喜ぶのだった。真夜中名神高速・東名高速を突き抜けて半年前、一年前に見た景色に再会するのがたまらなく嬉しかった。ママもヒロシも眠りについてパパとふたりで話す時間が大好きだった。 大津SA・ここまでくるといよいよ旅の気分全開だ。暗闇の向こうは琵琶湖なんだそうだ。当時はまだ“プリンスホテル”はなくてただ真っ暗な水面がかすかに見えた。 いつからかボクは“カチャカチャ”を手に入れパパが追い越す車を数えるようになった。パパは追い越されることは一度もなかった。 東名高速には数々の思い出と景色と食べ物がある。 浜名湖SA・海老名SA・そして富士ノ宮SA。日本一の景色だ。海岸線上を道路が走り駿河湾を一望し、目の前にはマウント・フジ。ボク達家族はいつもこのサービスエリアで長く時間を取り過ごした。 ー永遠に美しいー おばあちゃんに耳たぶをいじくりまわされ、おじいちゃんにシモネタバナシを聞かされミンミンゼミを捕獲し財布がいっぱいになって帰る道のりはしあわせな気持ちで満たされる。 ー永遠に楽しいー そんな東名高速の帰り道ラジオから流れるメロディー “あなたのために守り通した女の操 いまさら人に捧げられないわ あなたのけしておじゃまはしないから おそばにおいてほしいのよ お別れするより死にたいわ 女だから~♪” ムード歌謡全盛期、その頂点に“ぴんからトリオ”はいた。不思議なことだが子供達にも大人気でみんな歌ってた お別れするより死にたいわ女だから~!? なんのためらいもなく、ただ自然に疑問に思った。 パパもラジオから流れる曲に合わせて歌ってた。 ボクは密室の車の中で、ママに、、聞いた。 ママ、 なあに、 ミサオってどういう意味? ……………。 ガーーーーーーン!!! ボクは聞いてはイケないことを聞いてしまったみたいだ。 操。操。操。操。操。 でもなぁ、テレビであんなに流れてて流行っててみんな歌ってる歌に、聞いてはイケないことばがあるなんて… わかんないわかんない♪ ボクはこの時を持って、大人達に質問をする事は一切なくなった。ボクが疑問を持つことは大人達にとっては都合の悪いことが多いんだと理解した。 これ以来、ボクが大人達に発する発言はわざとらしく大人を試すような問いかけと、嫌がらせいがいのなにものでもないような言葉となった。 そして、無言の威圧。 ボクはそんな子供になった。 ママの答えはこうだ。 そんなことはまだアキ君は知らなくていいのよ… うんっ!!わかった!! 満面の笑みでボクは答えた。 パパも笑った。ママも笑った。 ヒロシだけが、ミサオミサオミサオミサオミサオと叫び続けた。 ボクはママが大好きだ。パパが大好きだ。そしてヒロシが大好きだ。 家族だから。 ボクの性格を決定づけた夏休みだった。 そう、大袈裟だ。
2010.07.28
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ー熱中時代ー 忘れることのない映画と景色がある。 “ノストラダムスの大予言(1974年夏公開)” 我が家が兵庫の西の端の田舎町に越して来て七年。この町でお正月を迎えたことも、お盆休みを過ごしたこともない。必ずどこかへ旅行した。生まれ故郷の岐阜県だったり、ママの故郷の長野県だったり、パパの故郷の福島県だったり、おじいちゃんおばあちゃんの暮らす神奈川県横須賀市だったり…。 今年の夏はローテーションを崩してお正月に続いて横須賀へとやって来た。 パパはボクの小さな頃からずっとなんでも包み隠さず話してくれた。ボクに理解出来るか出来ないかなんてことは選択肢にはなかったんだと思う。 ボクは大人達の気持ちをくむことの出来る子供になっていた。 ボクはどんな話でも、うん、うん、と頷いて聞いた。 いいかぁ、アキ うん 横須賀のおじちゃんおるやろ? うん 今、病気でな、入院してる。大腸ガン言う病気でな、手遅れなんや… …うん パパもママもずっとお世話になってきた人や。アキも横須賀行った時は可愛がってもらってたやろ? うん その横須賀のおじさんはボクのおばあちゃんの妹の御主人だった。パパとママにとってはおじさんだ。 今度会うのが最後になると思う。どうや、アキも一緒にお見舞いに行くか? うん、行く。 そうか、じゃあヒロシも連れていくから頼んだぞ… うん、わかった!! おじさん夫婦には子供が無く、そして莫大な財産があった。おじさんはパパのことが気に入っていて“養子縁組”の話が持ち上がっていた。そんな矢先の入院だったのである。 おっ、アキ君。来てくれたか… はい、こんにちわ。早く元気になってくださいっ!! おっ、ありがとう。早く元気になってまた蝉取りしような はいっ!! おじさんはすごく痩せていて点滴をいっぱい付けていた。 事情を知らない四年生のヒロシは無邪気に言う。 おじちゃん、なんの病気? ボクは胸がドキドキした。 おう、ヒロシ君、おじちゃんなお腹の病気で手術したんやぞ。痛かったが泣かずに我慢したぞ… ふ~ん。早く治ったらいいのに。 ありがとうな。早く治って退院したらまた“マリンパーク”一緒に行こうな うんっ!! パパとママとおじさんとおばさんは大事な話があったのだろう。ボクとヒロシはふたりで映画館へ行くことになった。 アキ、どうや、ヒロシとふたりで行けるか? うん、行けるっ!! 六年生と四年生にパパは一万円をくれた。迷ったらタクシーで帰って来いよ。 うん ボクは横須賀の街が大好きだった。アメリカの水兵さんがいて、港には軍艦が留まってて、防衛大学生がいっぱいいて英語があふれてて… 場末の映画館へたどり着いた。 お盆休みの映画館は人人人で溢れかえっていた。立ち見客もいっぱいで、大人達は平気な顔してタバコを吸っていた。平気な顔してビールを飲んでいた。 そんな時代ー。 すごく怖い映画だった。動物や虫がみんな巨大化し人間を襲ってくる。大洪水に見舞われ街が水没する。逃げ惑う人々。立ち見の席から何度も僕は館外へ出た。怖くて怖くて帰りたくなった。 だが、 ヒロシはじっと映画に見入っていた。 おにい、この映画おもしろいなぁ… はぁ? あんな大きなムカデおったら捕まえたるのに… えっ?! ボクは必死に兄のプライドを保つ為、館内へと舞い戻った。 怖くて、でも面白いと思った。 ダウンタウンブギウギバンドがツナギにリーゼントにサングラスにタバコくわえてデビューした。 “スモーキンブギ” “港のヨーコヨコハマヨコスカ♪” 後に、山口百恵に提供した “横須賀ストーリー” 帰り道に迷うことなくおばあちゃんの家にたどり着いた。 パパとママは泣いていた。 ボクは見ないふりをした。 ヒロシもなにも言わなかった。 おじさんはそのあと少しして亡くなった。 初めて身近な人の“死”に立ち会った。 パパはおじさんの居なくなった家に養子には入らないと決めた。 ボクはまたひとつ大切なことを学んだ。 1974年夏だった。
2010.07.27
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ー熱中時代ー ブロック塀とカルキの香りと湿度100%のむせかえる更衣室、みんなバスタオルを巻いて水着に着替える。気恥ずかしい風景 アキ、良かったな はぁ?なんでや ニシヤマが五年の友達一緒に連れて来るって… こいつはホントまっすぐ純情な奴だ。すべてを自分の都合よく考えられる。 ホンマ? うん、姫路行った時はアキひとりで淋しかったからってニシヤマが考えたん違うかな? 残念だがボクはウエダほど素直じゃない六年生だ。醒めた冷たい冷静な子供になっていた。 ホンマ?誰連れて来るんやろーーーっ?! 平気で言える自分が…賢いと思った。 あはは。 だからな、アキはその子らと一緒に遊んでな、オレとニシヤマふたりで遊びたいから… おう、わかった!! どこまでもどこまでも… ニシヤマカオリは友達ふたりを連れてきていた。やっぱりバカじゃない。友達ひとり連れてきたなら“Wデート”となり益々勘違いさせてしまう。 そんなことだ。 ボクたちは“消毒プール”前で待った。 スクール水着で現れた三人。 恥ずかしそうに恥じらいながら胸元とか股間をさりげなく手で隠すその姿は“永遠にかわいい” ア・イ・コ・ン・タ・ク・ト おいっ!ニシヤマカオリっ!!もう少しなんとかならんかったかっ!!…とは言えない。 ボクだってそれなりに女子から騒がれる存在だぞっ!!それがブスとデブの面倒見なくちゃいけないなんて… すべてはウエダのせいだっ!!夏休みのコーラとポテトチップスは全部奢らせてやるからな。そう心の中で叫んだ。 ニシヤマカオリはビーチボールをひとつ持ってきていた。 どこまでも用意周到、バカじゃない。 5人男女交互に輪になって遊んだ。 5人で潜水競争をして遊んだ。 5人で潜ってジャンケン遊びをした。 5人で……。 試練の時間は過ぎ去った。 楽しかったね、 おもしろかったね、 ブスとデブも満足したみたいだ! 5人で帰り道、駄菓子屋さんへ寄り“チェリオ”を飲み、くじ引きをし、アイスクリームを食べた。 全部ウエダが支払った。 当たり前じゃーーっ!! スッキリした。 帰り道… まぁ、今日は5人やったし、面白かったからええか… そうやな、 次はなにしようかなぁ… オ、オイッ… なんや? 次からはオレ付いていかんから… えっ!? オレおったらふたりで話出来んやろ? ……。 だから次からはふたりで遊べやっ!!もう馴れたやろ? おぅ、そうやな…。そうするわっ…。 ガンバレよーウエダ。ニシヤマカオリのココロつかめるように考えろよ… そう、願った。 その日の夜。 リ、リ、リ、リーン リ、リ、リ、リーン アキ君~ わかってる もしもし、 うん 今日はありがとうございました うん ふたりも楽しかったって… そう、良かったな。 あの… ーー間髪入れずーー 次からは自分でなんとかしろよ。ハッキリ言うのもええし、誘われたら断ってもええし、少し付き合ってみてもええし… あの… オレはウエダの友達やから、ウエダ応援するわ。だからニシヤマは自分で考えてっ… は、はいっ… ガンバレよー、あはは。 はいっ、 ニシヤマカオリも笑った。 その後の成り行きはボクの物語には関係ない。 ウエダの賢さとニシヤマカオリの“性格ブス”重ね合わせれば答えは穏やかに出るはずだ。 夏休みのプールの景色と匂いは “永遠に楽しい…” もうすぐお盆休みだ!
2010.07.22
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ー熱中時代ー 夏休みに雨なんて降らない…いつもの朝。 どうや?ニシヤマかわいいやろ? あぁ… 今度はふたりでどっか行こうって言おうって決めた! あぁ… なんやアキ。元気無いやんけ~ お前になんと言えばいいかで悩んでるんじゃ…とは、この純粋なまっすぐなヤツには言えなかった。 そんなことないで そうか… 延々とニシヤマカオリの自慢話を聞かされた なぁ、アキ うん 今日はプールに行こうや… 夏休みの午後はいくつかの選択肢があった。 ソフトボール・サッカー・川遊び・そしてプール… イヤな予感がした。 ニシヤマもプール誘うから… そうか… 昨夜の電話。 えっ?!ウエダと付き合ってるんやろ? はい、一応 一応ってどういうことや? 彼氏いないんだったら付き合ってくれって… オーケーしたんやろ? だって、ツキアッテツキアッテツキアッテツキアッテって… まぁ、大凡の想像はついた。 悪ガキの押しの強い告白に無碍には断れなかった、そんなことらしい。 キライなんか? キライとかスキとかわからない… まぁ、わからんでもないけど… ホントですか? 避けようの無いイヤな予感がした。 ……あぁ じゃあアキさんから言ってもらえませんか? …なにを? その、付き合うとかそういうのじゃないって… …うーーーーーーん。 あの、キライとかじゃないんです。付き合うと言うのはチョット… …うーーーーーーーん。 ニシヤマカオリの言いたいことはよくわかった。でも、ウエダの気持ちはもっとよくわかる。ニシヤマカオリがハッキリ断れない状況は益々わかる…。 わかったよ… ホントですか? わかったけど、少し待ってくれるか?考えてみるから… は、はいっ!ありがとうございますっ!! あぁ、こ・ま・っ・た! …ブランコブラブラ… 何時にする? えっ? プール何時に行く? …1時でええん違う? よしっ!じゃあニシヤマに電話するわ。 あぁ… ボクはとても言い出せなかった。 なぁ、アキ と、ニヤケルウエダ。 どうせニシヤマカオリのスクール水着でも思い浮かべているのだろう ボクの股間も思い浮かべた。 愉快で残酷でハジケル夏休み。 なんとかなるやろ… そう思った。 リ、リ、リ、リーン リ、リ、リ、リーン やはり、黒電話が鳴った。 アキ君… わかってる。 うれしそうなママ。 みんな気楽でいいなぁ… もしもし… うん、ボクもプール行くから… ……。 だからニシヤマも誰か友達と一緒においでっ! えっ? ふたりでも三人でもええから友達連れておいでっ! ニシヤマカオリはバカじゃない。 あっ!わかりました… それから、普通にしとってや… はいっ!わかってます! なんとかなるやろ… 折れたタバコの吸い殻で あなたの嘘がわかるのよ 誰かいいひと出来たのね出来たのね~♪ ムード歌謡全盛期の、 1974年の夏だった。
2010.07.19
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ー熱中時代ー あなたを待つのテニスコート 木立の中残る白い朝靄 あなたは来るわあの道から自転車こぎ今日も来るわ 今年の夏忘れない心に秘めいつまでも 愛することを初めて知った二人の夏よ消えないでねどうかずっと~♪ あんなぁ、アキ なんや オレ、彼女出来た …はぁ? ウエダもたまには冗談を言うんだ、、、 …あはは。 ホンマやぞっ!! ……。 誰や? ニシヤマカオリ なにぃーーーーーーっ! あのニシヤマカオリ?緑ヶ丘の五年生のニシヤマカオリ? おぅ、ニシヤマや。 混乱した。ウエダとニシヤマカオリはどう想像を膨らまそうと、ツナガラナイ。 ニシヤマカオリ。五年生。瞳の大きな色白のスラッとしたショートカットの女の子。まずまずのレベルだが残念なことに“タラコクチビル”で、学級副代表の秀才で、そして“性格ブス”と噂されていた。 ウソ、、、やろ? アホか、ホンマじゃ! 付き合ってるって? 何回言わすんじゃ、付き合ってる言うてるやろ? アカンッ、なんだか知らないが笑いがこみ上げてきてトメラレナイ。 笑うなっ! ゴメンゴメン… ウエダは水戸黄門の印籠のように“ハートのネックレス”を掲げた。 アカンッ、、、 ハートの片割れのそのネックレスは当時の少年少女の憧れの象徴だった。裏には“KAORI”の刻印。 ニシヤマカオリはハートの片割れのネックレスの裏に“MASAHIRO”刻印きざんでるのだろうか? ア、アカンッ! アキッ、いつまで笑おうとんじゃーーーーっ!! ゴメンゴメンゴメンゴメンゴメン… それでなぁ、アキ おう、なんや? こんど一緒に姫路に遊びに行かん? 姫路? うん、映画みたいってニシヤマが言うから… ニシヤマカオリとウエダとボクが姫路で映画? ア、アカンッ!! こらぁぁぁぁーーー!! ゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメン。 夏休みに入っての初めての日曜日。 ボクは見たくも無い映画を見たくも無い小学生アベックと共に眺めていた。 ウエダはすべての費用を奢ってくれた。 なんでボクがウエダと並んで座りラブストーリーを見なくちゃいけないのだ!なんでこんな時ボクは連れて歩く彼女がいないんだ! 自分自身が情けなかった。 拷問のような1日が終わりヘトヘトに疲れて“猿の軍団”見ていたら黒電話が鳴った。 リ、リ、リ、リーン、 リ、リ、リ、リーン、 リ、リ、リ、リーン、 ママの声。 アキ君、ニシヤマカオリさんって女の子から電話よ~ ええーーーーーーーっ! イヤな、とてもイヤな気がした。 もしもし、アキさん? うん 今日はありがとうございました うん あの、お願いがあるんです うん ママとパパとヒロシが耳をダンボにして聞いている、 うん、うん、うん、うん、うん、、、、 ボクの毎週楽しみにしている“猿の軍団”“日本沈没”が犠牲となりボクはとんでもない不幸を背負うことになった。 うん、わかったよ… ありがとうございます。 明日、雨になぁ~れっ! 心からそう願った。 ボクは六年生だった。
2010.07.18
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ねぇねぇ… ん? 今日は何月何日かな? ねぇねぇ… ん? 忘れたらダメやよ… わかってるよ。 目に見えない大切なものを追いかけてきた。 遠い日… ねぇねぇ、ケイサン ん? 初めて会った日のこと覚えてる? うん、覚えてるよ どんな感じだった? どんなって… スローモーションだった? えっ!? 出会いはスローモーションだった? ………。 エヘヘ… Happy birthday TOKO best wishes always... ねぇねぇ、なに考えてるん? 目をこらして、見つめ続けよう…。 ずっと、まっすぐだった…
2010.07.13
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一年ぶりですね、田山さん (私がネグラとしているのは池袋のS店、2.5円4000個定量) “なんら社会に貢献しない、生産性のかけらもないパチプロになんてなるもんじゃないよ…” ここが鬼の棲み家…。 てんてん・銀玉親方、潰れちゃいましたね(笑) 田山さん・親方もいろんなさみしいことあるんだよ(笑) てんてん・でしょうね。誰にだってあります。 田山・あるのかい? てんてん・田山さんが言ってくれたことが体感できる年になって来て… 田山・で?(笑) てんてん・楽しい(笑) 田山・ホントかい? てんてん・目に見えない大切なこと、ってこれかな?って…(笑) 田山・ははは。哲学的だな。 てんてん・いえ、田山さんが歩いてきた道ですよ、きっと。 田山・そんなたいしたことじゃないよ。ただ… てんてん・ただ? 田山・まぁ、いいじゃないか。そんなことより、色々質問とか疑問とか来てるんだろう? てんてん・えぇ、田山さんカリスマパチプロですからね。(笑) 田山・答えてやれよ。 てんてん・まず一番言われる質問なんですが… 田山・一物一価? てんてん・えぇ、それと… 田山・色々な諸問題、打ち子とか… てんてん・えぇ、それと… 田山・この先パチプロで食えるのか? てんてん・えぇ、それと… 田山・近い将来どうなるのか? てんてん・まぁ、そんなとこです。そんな疑問なり不安なり持つ人達はミドルな方々ですね。 田山・へぇ… てんてん・“てっぺん”と“ていへん”は変わらない。 田山・同じだな、社会の仕組みと…。 てんてん・まぁ、そうです。 田山・昔からキツい輩なんていくらでもいたよ。ただ今みたいに知的で集団的じゃないだけさ。 てんてん・えぇ、一番ややこしいのは地下に潜ってるってことです。 田山・イチパチとかデジハネとかはどうだい? てんてん・どちらもやがて消えて無くなるでしょう。明らかに役目は終わりました。 田山・もう少し、やさしく…(笑) 田山・デジハネに変わる受け皿が出来た。それがイチパチ、やがてイチパチが意味を成さないと気が付くでしょう(笑) 田山・だから、やさしく…(笑) てんてん・大のオトナが朝早くから大金持ってゲームセンターのオープン待ってる図。ね?笑けるでしょ?おかしいでしょ? 田山・ははは。 てんてん・去勢されたペットのように…。なにに向かって意気込んでるんだって(笑) 田山・うん。そうだな、陰謀そのものだ。 田山・それから? てんてん・ボクはイチパチが出来た時、瞬時にデジハネの先細りを感じました。でも、メーカーやホールは鈍感だった。そして、お客さんもね。そのタイムラグを渡り歩いて今年を迎えた。 田山・そうだな。 てんてん・年明けと共に“スモールパチンコ”を掲げてMAX機へ… 田山・その先と言うか今後はどうするんだい? てんてん・さぁ…(笑)身に危険を予知出来る事があれば、その時考えます。 田山・じゃあさ、具体的な動きと言うか、俗に言う立ち回りってやつ話してくれよ。 てんてん・等価のMAX機を週50H追い続ける、座りきれば喰えますよ。その為の努力は惜しまない。ただ… 田山・ただ? てんてん・ただ、花の慶次ー愛ーに座り続けるのは体が持ちません(笑) そろそろ桜MAXにも終焉の匂いが立ち込めだしました(笑) 田山・つまり、追ってるのはその2機種かい? てんてん・ですね(笑)他の打ち手と差異を見いだせる機種ってことと、クギが動く機種ってことです。よりアナログ要素の見極めが大切になりますね。“髪の毛一本”とかの世界かもしれません。そうなると“ジグマ”じゃないと…。ただ現代のそれは意図的じゃなくて“隙を突く”それだと思います。ゲージのそれ、スペックのそれ(笑) 田山・ややこしいなぁ… てんてん・先んじるなら、それしかないですから。(笑) 田山・そろそろまとめるかい?(笑) てんてん・あはは。隙を突くなら、先んじるなら、喰いたいなら、自分で縛りをかけないこと。それさえできれば問題なく生き残れます。ただ… 田山・ただ? てんてん・99%のひとは無理です。でもそれも今までとかわりませんよ(笑)“てっぺん”ってそこの部分のことです。 田山・これからは、どうだい?この先は… てんてん・ずっと、言って来てますけど、パチンコ屋があって、換金が出来る限りボクはパチンコで生活してゆきます。具体的に言うなら、打ち子が存在出来る環境のうちは余裕で喰えますよ。あの方々に劣るところなんて微塵もありませんから。これからも、決してありませんから。そして、パチンコ屋より早く潰れることも決してありません。ちょっと言い過ぎましたかねぇ(笑) 田山・いいよ、黄泉話なんだからさ。許してもらえるよ(笑) てんてん・田山さんにそう言ってもらえるなら、うれしい限りです。 てんてん・ところで田山さんは今、何を打ってるんですか? 田山・沖縄2だよ、あれならめんどくさいことしなくていいし、ハイビスカスが、クッ、クッ、って動くのがいいんだよ(笑) てんてん・いかにも(笑) 田山・親方起こしてさ、麻雀やらないかい? てんてん・いいですねぇ…でも、スポンサーが…(笑) 田山・ははは。まかせておけよ、スエイさん呼ぶからさ(笑) てんてん・メンツそろいましたね(笑)親方もショバ代あがるし喜ぶでしょう(笑) 田山・ところでさ、犬猿の仲だった親方になぜMC頼んだんだい? てんてん・友情の証しですよ。お互い道は違っても生き残ってるってゆう証です。 田山・らしいねぇ… おわり。
2010.07.04
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一年ぶりですね、田山さん (私がネグラとしているのは池袋のS店、2.5円4000個定量) “なんら社会に貢献しない、生産性のかけらもないパチプロになんてなるもんじゃないよ…” 本日、ケもなし… そして、“暗黙の了解”の時間。 ー居酒屋黄泉話ー この日の為に書いて来たのだ。 親方・お、お久しぶりですっ!!!!! 田山・おう、山崎君。 親方・ホントに来られたんですね… 田山・トットと隠居したいのにさぁ、コイツも、ガイドの連中も、解放してくれないんだよ。 親方・お元気そうで… 田山・当たり前だろ?(笑) てんてん・すいません、ご無沙汰してて(笑) 田山・まず、乾杯しようぜ(笑) 親方・あっ、すいません。なにになさいますか? 田山・なさいますか?(笑)山崎君も、枯れたねぇ(笑) 親方・その、山崎君ってやめてもらっていいですか?なんだかカユくて(笑) 田山・じゃあ、親方、焼き芋焼酎の水割り頼むよ。 親方・焼き芋焼酎??? 田山・今、流行ってんだろう?巷で… 親方・えぇ、それとハイボールも…。 田山・オレは流行りものが好きなんだよ。若い衆と流行りの酒呑みながら“格調の低~い話”をする。(笑) てんてん・じゃあ、ボクも同じのでお願いします。 親方・わかりました。 ー欺瞞はかくも邪悪なりー 田山・ところで、どうだい? てんてん・えぇ、別にどうってことないですよ。相変わらず“陰謀”渦巻いてます。 田山・だろう?だからやめとけって言ったのに。 親方・なんの話ですか? てんてん・悪徳商人のスジの悪い話。(笑) 田山・ははは。 親方・またぁ、ふたりだけで解り合っちゃって。説明してくださいよ(笑) てんてん・こんな商売のやり方がまかり通る業界って、有り得ないですよね。 田山・だからずっと言ってきただろ?陰謀なんだって…。 親方・そう言えば、田山さん昔から言ってましたね。スエイさんのこと“悪徳商人、悪徳商人”って(笑) 田山・スエイさんも還暦すぎたんだろう?ガイドも無事20年、キワモノだった業界もなんだか派手にこざっぱりしちゃって、コマーシャル流したり、タイアップしたり…(笑) てんてん・でも、なにも変わっちゃいない。益々タチが悪くなってきてる(笑) 親方・なんだか、ヒドくないですか?お二人ともその世界で食べて来てるのに…(笑) 田山・オレ達はもっとタチが悪いんだよ(笑) てんてん・えぇ、自覚してます(笑)親方だってそうでしょ? 親方・えっ!?どうゆう事でしょう? てんてん・この世界で食ってても別にこの業界の発展とか、健全化とか、願ってなんていないでしょ? 親方・そうですねぇ、換金が合法じゃないんだし、胴元が潤うってことは、それだけ沈んでく打ち手がいるってことですから。 てんてん・ですよねぇ、お互い仲良く良心に従って、なんて有り得ない。つまり“貯玉”なんて有り得ない(笑) 田山・ははは。 親方・えっ!? 田山・コイツの持論だよ。利害相反する者に属性晒して会員登録して管理されるってことに甘んじることが信じられない(笑) 親方・まぁ、なんだか、わかるようなわからないような… 田山・言ってやれよ、持論の根拠(笑) てんてん・ギマン。この一言に尽きると思うんです。最初に言いましたけど、客を騙して成り立つ商売なんて有り得ないですよね?。スーパーのチラシ見て買い物に行ったら、開店と同時に行ったのに、売り切れましたって言われる。年に一度の大特価って言うので行ってみたら昨日と何も変わっちゃいない。こんなスーパー存在できますか?(笑) 親方・言われてみれば… 田山・だからさ、陰謀だって言ってるだろ?(笑) 親方・じゃあ、なぜこの業界成り立ってるんでしょう? 田山・バクチだと思ってるからだよ。作り手も店も客も…。 てんてん・少し違うかなぁ? 親方・えっ!? てんてん・イカサマ博打に張る客はいない。 親方・じゃあ、なぜお客さんは来るんでしょう? 田山・それが陰謀って言うんだよ(笑) 親方・う~ん… てんてん・つまり“あいまいさ”で馴れあってるって事です。換金がその最たるものでしょう。それと言っておきたいの純粋なはバクチじゃないです。バクチならボクはやってませんから(笑) 親方・う~ん…。 田山・バクチならプロフェッショナルは存在しないって持論だよ、こいつの(笑) 親方・なんとなくわかります。だからボクはパチンコ止めました(笑) 田山・親方はしっかりしてるねぇ(笑) 親方・はぁ。 田山・昔のようにネタで稼げる時代じゃ無くなった。潜伏確変とやらを拾っても転落もあるから出玉保証なんてない。確実に稼げないんじゃ仕事にならない。だから打たない。だろう? 親方・う~ん。そうですね。演出が面白いとか液晶が綺麗だからとかが見たくてパチンコ打ってた訳じゃないですから。 てんてん・それがいつしか当たりが見れればいい、とか、新台が打てればいいってことにすり替えられちゃってる。 田山・ははは。 てんてん・別にいいんですよ。人それぞれ楽しみ方は違うんですから…。ただ、初めてパチンコ打ったとき、初めて換金したときの喜びがあってパチンコ好きになった人がほとんどでしょ?それがいつしか…(笑) 田山・それを“陰謀”って言うんだよ(笑) 親方・う~ん。もっと飲んで、じゃんじゃん話してください(笑) 田山・じゃあ、芋焼酎のロック頼むよ。 てんてん・ボクはジントニックお願いします。 田山・おいっ!!ここは居酒屋だよ、そんな洒落たもん無いだろ?(笑) マスター・あるよっ!! 親方・じゃあボクはビールとワインと焼酎と日本酒のチャンポンください。 てんてん・田山・えーーーっ!? 親方・お二人といると酔わなきゃやってられませんよ(笑) てんてん・あります? マスター・あるよっ!! 一同・えぇーーーーーっ!!!! 後編へつづく…。
2010.07.04
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(私がネグラとしているのは池袋のS店、2.5円4000個定量) “なんら社会に貢献しない、生産性のかけらもないパチプロになんてなるもんじゃないよ…” ずっと、ピンの平打ちでやってきた、 胸に刻んでる言葉がある。 “自分の目で見て 自分の頭で考えて 自分の言葉で話せる人になって下さい” ーふたりがたりー 銀玉親方・間に合ったってどういうことです? てんてん・潰しが効く年齢だったってことです。彼らはまだ30代で無理の効く年です。なんとか仕事も見つけられた…。 親方・見つけられたって、てんてんさんが探したんですか? てんてん・えぇ。 親方・よければ話して下さい。 てんてん・ひとりは知り合いの飲食店、ひとりは自営業の建築関係です。 親方・知り合いって? てんてん・ボクの行きつけの店と、常連さんです。 親方・……。 てんてん・飲食関係だと食うに困らないし、建築関係は寮がありましたから…。体力付けるには早道かと…(笑) 親方・早道ねぇ(笑) てんてん・さすが遊び人親方!!わかりましたか? 親方・タネ銭作るには持ってこいってことですね?(笑) てんてん・正解っ!!そのまま馴染んでくれたら万々歳ですし…。パチプロになんてなる奴は社会に馴染めない悲しいもの持ってるでしょ? 親方・あはは。 てんてん・ボクなりのケジメつけたくてってのもありました。 親方・ケジメですか? てんてん・あはは、さすが親方、わかりますか? 親方・パチプロ作っちゃった責任ですか?(笑) てんてん・それも、正解っ!!(笑)パチンコなんて教えてもらうもんじゃない…。自分で身銭切って、自分で痛い目にあって、自分で見いだすものです。それが出来ないなら自分の器にあったパチンコして楽しむ… 親方・働いた金で楽しく勝ったり負けたりしろと(笑) てんてん・大正解っ!!(笑) 親方・なんとなくわかってきました。 てんてん・えっ!? 親方・ボクが呼ばれたワケ(笑) てんてんさんとの出会いは強烈でした。 てんてん・えぇ、確かに(笑) 得意気にトキオ攻略をふれまわる親方が許せなかった(笑) 親方・自分で見つけたんかっ!!恥ずかしくないんかっ!!ってそれはもう恐ろしい顔して…(笑) てんてん・そんなこと言ったかなぁ… 親方・一言、プライド無いヤツは大嫌いだと… てんてん・そんなこと… 親方・およそあの頃のパチプロと呼ばれる人とは違ってましたよ。 てんてん・……(笑) 親方・田山さんが助けてくれました。 てんてん・えぇ… 親方・お互いどうでもいいだろうって、好きにやればいいだろうって… てんてん・それが遊び人、パチプロなんだからって言われましたね。 親方・懐かしい(笑) てんてん・それでもあの頃のボクは親方を許せなかった、大キライだった(笑) 親方・そんな僕が今呼ばれてここにいる。 てんてん・(笑) 親方・田山さんって不思議な人ですよねぇ、どんな人も許してしまう。認めてくれる。 てんてん・えぇ、最近その意味が少しわかってきました。 親方・ホントですかぁ?(笑) てんてん・いやいや、違いますよ。田山さんがそう言う理由がわかったって事です。理解はしても、目の前に現れれば容認はしませんよ(笑) 親方・容認!?(笑) てんてん・オレには関わってくるなっ!!潰すぞって感じ(笑) 親方・やっぱり…(笑) つづく…。
2010.07.02
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(私がネグラとしているのは池袋のS店、2.5円4000個定量) “なんら社会に貢献しない、生産性のかけらもないパチプロになんてなるもんじゃないよ…” …キツい奴らに捧ぐ… “とぎすまされた 刃の美しい その切っ先によく似た そなたの横顔 悲しみと怒りに 潜むまことのこころを知るは 黄泉の精 もののけ達だけ…” 主人公“アシタカ”の、この一言が、、好きだ。 “邪魔立てするなっ…。押し通るっ!!” ずっと、ピンの平打ちでやって来た、 ーふたりがたりー 銀玉親方・お久しぶりですねぇ(笑) てんてん・お会いするのは二十年振り(笑) 親方・トキオタワー止め攻略以来…(笑) てんてん・(笑) 親方・こんな僕をMCにご指名いただいて…。その魂胆からお聞かせ下さいよ(笑) てんてん・お互い、両足で立ってる、とゆう証です(笑) 親方・相変わらず、手厳しい~(笑) てんてん・あはは。思ってもいないくせに(笑) 親方・まぁ、その辺の経緯は追々語るとしまして…。ピンの平打ちのてんてんさんが“ふたりのパチプロ”の為にブログ始めた訳を知りたいんです。 てんてん・えぇ、喜んで。ふたりを語ることがこれからの指標になればと思います。 親方・指標ですか?(笑)相変わらず小難しい~(笑) てんてん・小難しく言った方が一生懸命聞くでしょ?パチプロなんかになっちゃいけないっ!って考え直すでしょ?(笑)まぁ、知ってる言葉テキトーに並べるだけなんでご心配には及びませんよ…。 親方・いつもながらの言い回し。ムカッとします(笑)じゃあ、さっそく… てんてん・大阪時代にボクがパチンコを教えたんです。“仕事”として。 親方・仕事としてとは? てんてん・ギャラもらって教えたんです。 親方・……。 てんてん・その頃はジグマスタイルで稼動していて、店全体が家族のような雰囲気でした。店もパチプロを容認し、食えるだけの台を作ってくれてた。 親方・パチプロが居ないような店はダメだって感じでしたもんねぇ(笑) てんてん・毎日顔合わせてたら会話もするようになるし、喫茶モーニングで一緒になったりする。 親方・それで? てんてん・あの頃はホント尖ってて極限のプライドの中でパチンコ打ってました(笑) 親方・どういうことですか? てんてん・朝一ダッシュでシマ見て回り、無ければ軍艦マーチ鳴ってる間に退店してました。 親方・?? てんてん・クギ見は一回だけ。一周だけ。見直したり、立ち止まったりは決してしない(笑) 親方・へぇ… てんてん・意識的にやってました(笑)お前らとは違うんだよってオーラ全開(笑) 親方・あはは てんてん・押さえた台は必ず“完全終了”させる。そんな毎日送ってたら目立つでしょ?(笑) 親方・……(笑)。 てんてん・そんな時、素直に真摯な態度で頼まれたんです。ボクみたいになりたいって…(笑) 親方・そうだったんですか? てんてん・1ヶ月みっちり教えて、3ヶ月一緒に立ち回り、半年間情報を共有し、無事終了(笑) 親方・すごいっ! てんてん・あとは別々のネグラを持って自由に暮らす(笑) 親方・ハネモノ時代ですよねぇ。 てんてん・そう、ゼロタイガー時代です。 親方・それがどうして、どうなったんですか? てんてん・一発台、セブン機、大攻略時代、権利物、連チャン機、CR機。その頃は、ガイドもマガジンも売ってたし順応するのなんて簡単でしょ? 親方・カンタン? てんてん・クギがあるならパチンコに変わりは無い。そう教えました(笑)その中の2人が同じ相談をして来た。10年以上もパチプロやって来てるのに…(笑) 親方・へぇ…。 てんてん・三年前、海神話がほころんで来始めた時ですね。 親方・機種は? てんてん・スーパー海物語inハワイ 親方・あ~ぁ(笑) 確率分母が360になった機種ですね? てんてん・近畿地方はまだ低換金時代でしたし、なんと言っても恐ろしいスペックが登場した(笑) 親方・あっ、バトルタイプですね、分母が500で突時もある。 てんてん・さすが親方!!ややこしいのが好きなだけある(笑) 親方・あはは。機種はあれですか? てんてん・ウルトラセブン。ボクは42玉の店の32Pフルのセブン2400回、八万使って、突時三回。訳がわからず時短消化して放心(笑)二度とセブンは触りませんでしたよ。そんな頃、泣きつかれて、咄嗟にこう言ってしまった。 “デジハネでも打ったらええんちがう?” “デジハネなんかじゃ喰えないですよ~” ですよ、とはなんなんだっ!!ってハートに火がついちゃった(笑) 親方・打ってたんですか?デジハネ。 てんてん・打ってませんでしたよ。デジハネなんて…(笑)でもシュミレーションはしてました。 親方・!? てんてん・パチンコなんだし、クギあるんだしって(笑) 親方・あはは。 てんてん・で、こう言っちゃった。 “海のデジハネも出たし、高換金の店もあるし…” 親方・機種は? てんてん・スーパー海物語inハワイSAE、通称・サエちゃん(笑) 親方・あ~ぁ、名機ですね。 てんてん・お互い離れてるし、いまさら一緒に連れパチでもないんで…。毎日の稼動データと立ち回り、思考なりをオープンにしようと“ブログ”書くことにしたんです。検証出来て確認出来てリンクできますから。 親方・そうでしたか。 てんてん・ドンピシャでしたよ(笑)直ぐに“エリちゃん”とゆう名機がでて、ダイナマイトクイーンがあって、ミドル機の受け皿としてのデジハネがビジネスモデルとして確立されていった…。 親方・そうでしたねぇ てんてん・で、無事2人も立て直した。 親方・それが、今春、廃業された。 てんてん・“廃業”って言葉は好きじゃないです。“卒業”ですよ。良かったって思います。 親方・えっ!? てんてん・間に合ったって…。 つづく…。
2010.07.01
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