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水戸天狗党について知ってるは少ない、
歴史マニアさんで、かろうじて名前ぐらいは・・私も名前ぐらいしか知らなかったが別冊MCの「スーパーカブで水戸~福井」を
読んでから興味が出てきた。
まず吉村昭の『天狗騒乱』を読んだ、確かにこれほど花も実も無い小説は少ない。話し自体が悲惨すぎる、最初から最後まで暗い。
次に読んだのは昨年発売された『義烈千秋 天狗党西へ』これも面白かった。
山田風太郎が天狗党を出してるのをwebで知った。
『魔群の通過』
なんで山田風太郎が天狗党? 1970年代に書かれてる。かなり早い。
この3冊が天狗党小説のベスト3になる。
さすが山田風太郎、一番面白かった。
どちらにしても題材は暗い話しです。
肝心の福井県内行軍の話しが少ない、山田風太郎は全行程、車で走破
したそうだ、オドメーターは900km。
完全なルートを走破した人はいない、と、書いてるが今はツアーなども
開催されてるので、一種の巡礼コースにもなってる。
3作者とも福井県はハショってるような気がする、木の芽峠、龍双が滝
など、たぶん行ってないと思う。行ってれば小説の題材になりそうな場所。
山田風太郎は新保には行ってる、描写が 新保そのまんまだった
。
龍双滝とCB125JX。
山田風太郎がなぜ水戸天狗党を書いたのか推測すると、
福井から城之崎温泉に行く時、 山田風太郎記念館
の横を走る。
彼の生まれ故郷が豪雪地帯とは・・・
北陸の雪の凄さを知ってるし、
天狗党が敦賀を突破してれば、山田風太郎の実家前を通過し長州まで行った。
「魔群の通過」たぶん、こんな関係かも?