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2003年11月04日
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「父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もうひとつおまけに エンヤコラ」

.....曲のオープニングと末尾を飾るこのリフレインが胸を打つ。





『ヨイトマケの唄 ~美輪明弘と炭鉱~』
(2003年8月2日NHK番組より)


   「苦労を重ねていた美輪さんにチャンスが訪れます。17歳にして後のシャンソン喫茶の殿堂となる銀巴里でデビュー出来ることとなったのです。美輪さんは、店にお客を呼ぶために知恵を絞りました。どうしたら人目を惹けるか。
 考えた末、当時もっとも世の中に無かった色、紫色を全身にまとってシャンソンを歌いながら銀座を練り歩くことにしました。絹のレースや柄物の婦人服地をすべて紫に染め、スーツを仕立てました。髪の毛や爪、靴下に下着まで紫色。美輪さんの作戦は当たり、銀座にきれいなお化けが出ると大評判になりました。
 その翌年、美輪さんが訳して歌ったシャンソン”メケメケ”が大ヒットします。時は神武景気。美輪さんの美貌は神武以来の美少年とうたわれ、性別を超えた華やかなスタイルで映画や舞台に引っ張りだこでした。そして、繊細な美少年を称した「シスターボーイ」という言葉が流行。美輪さんは時代のちょう児となりました。
 ところが、異常なまでに盛り上がった美輪さんの人気はわずか数年しか続きませんでした。60年に入ると、土地・株が暴落。多額の借金だけが残りました。落ちぶれたスターと呼ばれ、地方巡業の仕事ばかりとなった美輪さん。
 そんな時、ある炭鉱の町で舞台に立ちます。穴ぼこだらけの舞台に何度か細いハイヒールのかかとをめり込ませながら、あきらめ顔、ヤケッパチで歌っていたら、すぐ足元まで鈴なりになっている老若男女の顔、顔、顔の絵巻を見た時に、私は言いようのない戦りつを受けた。私は何をしているのだろう。この人たちの命を削って得た金で鼻歌を歌っているのだ。私はにわかに自分の贅沢に着飾ったクジャクのようなザマが異様な道化師のように思えた。最後まで必死に努めるのがやっとだった。
 美輪さんの胸に、小学生の頃に見た光景がよみがえりました。家族のために汗まみれになって働く母親たちの姿です。美輪さんはその想い出を曲にし、きらびやかな衣装やメイクを取り去って歌い始めました。」
(ナレーション:加賀美アナ)



丸山明宏作詞作曲の『ヨイトマケの唄』の強烈なメッセージはある種の人々には、見なくても良いものを見てしまった。知らなくてもいいことを知ってしまった。...というおぞましさの様なものを感じるかと思います。
『ヨイトマケの唄』は昭和40年にヒット、しかしこの歌はNHKでは放送禁止でしたね。日雇い人夫のことを歌った差別の歌であるという理由で。私は、子供の頃この唄を歌う丸山明宏の姿を見た時、その異様な存在感に圧倒的なパワーを感じ、人の魂を打つ真の表現力に感動し、すごい衝撃を受けたのを鮮明に覚えています。私には人生初めての不可思議な衝撃だったと思います。この不思議な感覚はずっと忘れがたく澱のように心の底に残り、脳裏に浮かぶことがしばしありました。神代辰巳の最高傑作!「青春の蹉跌」(1974年/原作:石川達三)で萩原健一の投げやりさと全編にわたる「えんや~とっと・・・」という口癖に通底するものを感じ、同時代的な「痛さ」を体感しました。60年代の「ヨイトマケの唄」に見事にオーバーラップしてました。学生運動の衰退から、社会変革を夢見た熱が急激に冷めていき、行き詰まりを感じ始めた70年代の空気が詰まっていて、なんとも切ない気持ちになります。
アヴァンギャルド、アンダーグラウンド、ユニ・セックス……さまざまな形容をされた美輪さん...私は長ずるに連れて多くの異端のアーティスト達に憧憬を持ち、彼らの作品を蒐集し続け今に至っております。その原点に丸山明宏という異形の天才の姿があり心に焼き付いていることにやっと気づきました。今なお、聴くものの魂を揺さぶるうた、声、詩の世界を持つ美輪明宏の『ヨイトマケの唄』は本当に奇跡のような唄だと、私は思っています。はたして私たちはこの唄を、歌い継いでゆけるのでしょうか...。


桑田佳祐「TOP OF THE POPS」


桑田佳祐さんが「桑田佳祐が選ぶ20世紀ベストソング」としてこの曲をあげているということを友達に教えてもらいました。
下記に、桑田佳祐さんの言葉を引用させていただきました。

「エイズのコンサートで「ヨイトマケの唄」を歌ったんだ。
10年前だったら“かあちゃん見てくれこの姿”って歌詞に、“ケッ!”と思ったと思う。
そんなクサイ言葉、歌えなかった。でも、今は何でもありなんだよね。
きれいな言葉じゃなくても文脈の中で受け取ってもらえる。
世紀末なのかわかんないけど、演歌からラップまで音楽の範囲があるとして、
その辺がどうブレンドされても受け手側の許容キャパは広がっている。
だったら俺もやってみようかなと思った。」(94年)

「....「ヨイトマケの唄」を歌ってみて、あそこにいた人たちも、ああいう歌は初めて聴いたんだと思う。でも、あれを歌ったことで、お客さんとの距離がぐっと縮まった気がしたんです。なんていうか、こたつを挟んで向こうとこちらにいる、みたいな、そういう距離になれた。最近、忘れていたことなんです。唄の好きなサルの私が、ギター一本持って、こたつの向こうの友達に歌う。その時の説得力、久しぶりに思い出したんです。」(94年)





歌謡史の中で、ジャンル分けなど意味をなさない、どのような流れの中にも位置づけられないような、唯一無二の歌が「ヨイトマケの唄」です。岡林信康さんの「手紙」や、「チューリップのアップリケ」も、赤い鳥の「竹田の子守唄」もある程度の年代の方であったらご存知かと思いますが、部落差別をテーマとした歌です。「暗黙の規約」という放送する側の自主規制の中で消えていってしまった歌です。私には、何とか機会を見つけて聴いていただきたい、としか言えません。幸いにもCDとして発売はされております。何れも入手可能です。

お勧めは、美輪明宏最高傑作!




『白呪(びゃくじゅ)』

・祖国と女達(従軍慰安婦の唄)
・悪魔
・ボタ山の星
・ヨイトマケの唄
・亡霊達の行進
・陽はまた昇る
・別れの子守唄
・妾のジゴロ
・あたしはドジな女
・さいはての海に唄う

発売日:2000.05.17

発売元:KIVA
税込定価:3000円



岡林信康『狂い咲き』



「手紙」 「チューリップのアップリケ」



藤田 正 (著)『竹田の子守唄―名曲に隠された真実』解放出版社

ekato
YOKO MY LOVE


チャオ★!



CAT-O

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最終更新日  2003年11月25日 18時58分20秒
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