2026/03/25
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テーマ: 社交ダンス(9896)
カテゴリ: アートのはなし
東京都美術館開館100周年記念として開催されている企画展です。

展示作品はすべてスウェーデン人作家によるもので、スウェーデン美術の黄金期とされる1880年代から1915年にかけての作品を中心に84作品が紹介されています。


◻️ アウグスト・ストリンドバリ《ワンダーランド》1894年 油彩、厚紙



NHKの日曜美術館で紹介されていたんですが、この絵の作者の本業は劇作家で、日没の海が見える森の中を描こうとしていたとのこと。

ところが描いているうちに、多分技術が未熟だったせいで洞窟から通じる光の世界に変わってしまい、それはそれで面白い作品に仕上がったようです。


◻️ ニルス・ブロメール《草原の妖精たち》1850年 油彩、カンヴァス



展示会場に入って最初に出迎えてくれたのがこの妖精たちの絵でした。これはちょっと感動しましたね。つかみはOKって感じです。


◻️ エードヴァッド・バリ《夏の風景》1873年 油彩、カンヴァス



こういった風景画は大好きです。空気の清涼感が伝わってきますね。

カール・ラーション くらいしか知らなかったんですが、スウェーデンのABCと呼ばれる3人の有名な画家がいるそうなんです。


A. アンデシュ・ソーン《故郷の調べ》1920年 油彩、カンヴァス



B. ブリューノ・リリエフォッシュ《カケス》1886年 油彩、カンヴァス



C. カール・ラーション《カードゲームの支度》1901年 油彩、カンヴァス



この3人に関しては映像で詳しく紹介されていました。

通常は館内撮影禁止なんですが、今回は途中から撮影OKになっていて、皆さんカール・ラーションの絵を写真に収めておられます。





驚いたのは絵の上手い王子様がいたことです。

オスカル2世国王の末息子エウシェーン王子は、スウェーデン絵画の黄金期を代表する風景画家だそうです。


◻️ エウシェーン王子《静かな湖面》1901年 油彩、カンヴァス



王子が夏を過ごしたストックホルムの南、ティーレスウーの景色です。北欧の夏はいつまでも日が暮れないですからね。長い黄昏が永遠に続くような、時間が止まったような感覚をこの絵から感じました。

こちらが絵を描いているその王子様の絵です。






スウェーデンはかつて「描くべきもののない国」と言われていたそうですが、1890年代からスウェーデンならではの大自然に画家たちの目が向けられるようになって風景画は大きな変化を迎えました。

フランスのバルビゾン派やゴーギャン、ゴッホなどからの影響で、スウェーデンの西海岸に自然の中で自然を描くヴァールバリ派が誕生します。


◻️ グスタヴ・フィエースタード《冬の月明かり》1895年 油彩、カンヴァス


◻️ ニルス・クルーゲル《夜の訪れ》1904年 油彩、カンヴァス



この絵の空の感じはゴッホの絵によく似ていますね。




◻️ グスタフ・アンカルクローナ《太古の時代》1987年 油彩、カンヴァス



船首にはドラゴンの頭を頂く ヴァイキング 船。

北欧では日没後と夜明け前、辺り一面が青い光に包まれる時間があるそうです。

神々の黄昏 でしょうかね。





東京都美術館開館100周年記念『スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき』は、2026年1月27日から4月12日まで開催されています。

ご興味ある方、お花見兼ねて足を運んでみて下さい。


星星星 アートのある生活 星星星






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Last updated  2026/03/25 11:50:40 PM
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