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続きものの夢を、見たことはありませんか。もう、随分前の話ですが、私は逃げる夢をよく見ていました。はじめは、そこがどこなのか、自分が何者なのか、何に追われているのか、さっぱり分かりませんでした。ただ、暑い、行ったこともないような、貧しい民家の立ち並ぶ狭い路地を、どんどん逃げていく夢です。しばらく時が経って、その夢を忘れかけていたころ、続きを見ました。私はどうやら香港にいるらしく、またしても蒸し暑いなかを必死に走っていました。なぜ、香港だと思ったかというと、建物の様子と、人込みに紛れて逃げていくときにかわされている言葉が中国語だったこと、そして、人々の顔が、アジア系だったからでした。その夢の続きを見たとき、今度は自分がどこかの国のスパイで、香港マフィアのある情報を手に入れたか、もしくはそれを握っている人物を知っているらしいということが分かりました。追ってくる連中は、皆、小奇麗なスーツを着ていて、帽子をかぶっています。時代は20世紀初頭のようです。いつものように私は、蒸し暑い所を逃げ回っていましたが、香港ではなく、シンガポールかマレーシアか、場所がかわりました。それは、すれ違う人々の顔が、アジアでも、日焼けした南方系の顔に変わっていたからそう思っただけです。最後にその続きを見たとき、とうとう、自分が出てきました。洗面台の鏡に向かってヒゲを剃っています。私は、初老のヨーロッパ人、しかも男でした。ついに逃げ延びて、アジアを脱出し、薄いコートに帽子をかぶって、そのホテルを出ました。外は、深い霧に包まれた朝でした。霧の中から一人の男が現れます。私は、そうなることを知っていました。彼は、私に、情報を知っている男の名前を言わなければ殺す、といい、私は頭に銃口を感じました。私はその名前を知っていました。そして、一瞬、ほんの一瞬だけ迷いましたが、「言えない」といいました。ぱっと目の前が白くなって、すぐに真っ暗な闇になりました。私は夢の中で、「死んだんだな」と思いました。そして不思議なことに、その時かばった男が、実は今の旦那だと直感したんです。それを最後に、その不思議な夢の続きを見ることはなくなりました。私は夢の中で、彼を売らなかった、そんな自分がとても誇らしく思えました。
2005/04/02
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寝違えて首が回らなくなったこと、ありませんか?電車でいつも寝ている私には、それほど珍しいことではありません。しかし今回ばかりは、自己管理の甘さを反省しました。いつもダンスの練習の前後に、ストレッチをして、怪我をしないように気をつけていますが、そういえば首のストレッチはしていませんでした。降りる駅のちょっと手前でいつものように目を覚ますと、なんか、首が変です。右に回りません。「あれ、寝違えちゃったよ。」たいてい、1日か2日で治るんですが、今回は様子が変でした。枕が高いと、よけい痛いので、バスタオルを丸めて枕にして、朝起きてみると、起き上がれません。何が起こったのかよくわかりませんでしたが、どうやら別方向にも寝違えたらしく、「痛くない首の可動範囲」が、ほとんどない状態です。鏡を見て驚きました。右肩が大きく下がっています。首が動かせないというのは、こんなに不便なものかと思い知ったのは初めてでした。まず、Tシャツが着られません。髪をまとめるのも大変。首が前に倒れないので、ご飯を食べるときも、背中ごと曲げなければなりません。ちょっと右を見ようとすると、たいへんな痛みが走るので、車の運転も危険です。歩くのはまだいいのですが、走ると、左足の踵が着くたびに、右首に衝撃が伝わってきます。もちろんダンスなんて出来るはずもありません。一夜空けてみると、肩も随分平行にもどってきました。今日は、首が左に回るようになって、ワルツくらいなら踊れそうです。首って大切です。次の試合に出られるのか、この問題のネックは、「ネック」が動くようになるかどうかにかかっています。 金太郎~熊クマちゃんの首が動きますいいなあ 会津民芸 千両べここんな柔らかい首ほしい
2005/03/15
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たけしの「本当は怖い家庭の医学」(3月8日放送)で、スポーツ選手を何人かゲストに招き、この話題で番組はスタートしました。元プロ野球選手のパンチ佐藤は、スランプになるとボールがゴルフボールや仁丹みたいに小さく見えるといっていました。バレーの元日本代表、中田久美選手は、バレーボールの縫い目が見えなくなる、レーサーの片山右京は、ハンドルが大きく、座布団を握っているような感覚になる、そんな話をしてくれました。陸上競技でタイムや距離といった、自分の状態が数字になって出てしまうスポーツでは、特に、スランプというのが大きな壁になるのではないでしょうか。その点、相対的な美を競う社交ダンスのような競技は、スランプが見えにくいジャンルだと思います。番組では、このスランプが、実は大きな病気のサインである可能性を示唆していました。症例は、30代のマラソン主婦。結婚して初めて出場したハーフマラソンで3位の好成績、夫の協力で自己流の練習メニューを組み、市民マラソンの上位入賞の常連になっていきます。しかし、しばらく続けていくと、タイムが落ちるというスランプに襲われます。彼女は、もっと激しい練習を自分に課し、朝晩10キロ走ることにしました。このころから、風邪をひきやすくなり、それが一向によくならない、体重が1カ月で3キロ減少し、目の下に隈が出来てしまいます。彼女は、体が搾れてきたせいだと思っていました。ついに、ある朝、胸が締めつけられる痛みに襲われ、病院にかつぎこまれます。原因は、不整脈で、全身に血液が巡らずに倒れてしまったのでした。この病気は「運動性慢性疲労」というもので、過度の運動によって体中の臓器がボロボロになる病でした。そして、スランプはそのサインだったというのです。激しい運動をすると、口でハアハアと息をしますが、この空気がのどを通るスピードは時速50~150キロで、のどの細胞がはがれ、病原菌に感染しやすくなるのだそうです。競技会が終わると、いつも風邪っぽくなるのは、このせいだったのかもしれません。自己流の無謀な練習が原因で、彼女の場合は、すい臓にダメージを受けます。踵の着地の小刻みな衝撃を、脊椎を通じて長期にわたって受け続けたすい臓は、消化酵素が十分に発揮されなくなり、急激に痩せる原因となりました。現在、間違ったトレーニングによって、スポーツで内臓を痛めていいる人が、日本だけで200万人いるといわれています。そして、ついに、過度の運動によって自律神経に異常を来たし、不整脈になって入院となってしまいます。練習したら、した分だけ上達するというのは、十分な休養と栄養補給が行われて、ただしくプログラムされたメニューに沿って練習されたときだけで、自己流の過度な練習には、思わぬ落とし穴があるということを、心に留めておきたいと思いました。
2005/03/14
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美容院に行ってきました。年末に駅前にオープンしたお店で、前から気になってはいたんですが、なかなか出かける機会がありませんでした。トロフィーを頂いたのは8カ月ぶりでしたが、美容院に行くのもそれと同じくらい、久しぶりです。高校の時から、髪はずっとのばしていたので、それが半分トレードマークのようになっていました。前髪だけはいつも自分で切っているので、長い髪は一番手がかからないんです。しかし、あまり長くなりすぎると、座るときお尻に敷いてしまったり、合気道で受けをとった後、踏まれたりするので、じゃまといえばじゃまです。踊るときに三つ編みにすると、映画「トゥーム・レイダー」のララのように髪が鞭に変わって男性を直撃します。新しい美容院に入ってみると、そこには「ヘアーエステ」のメニューがありました。男性のヘアーエステはテレビコマーシャルでよく聞いたことあるけど、女性でも、こんなのあるんだなあ、と初めて見るこのメニューに興味がわき、さっそくそれをお願いしました。慣れた手さばきで映画「シザーハンズ」の主人公みたいに、髪を切ってくれて、みるみるうちに、床が黒く長い髪の束で埋まっていきます。腰まであった髪が、あっというまに肩甲骨の真ん中くらいの長さになってしまいました。驚いたことに、頭が軽いんです。半分くらいの重さになった気がします。体重も少しは減ったかな。さて、いよいよエステ。まず、頭皮の汚れをきれいにし、頭をゆっくりマッサージしてくれます。ふわー、気持ちいいです。そして、髪にはたっぷりトリートネント。帽子みたいな機械をかぶって、暖かいミストにかかります。モクモク白く細かい水蒸気の煙が出て、自分が肉まんかシュウマイになった気分。あとはきれいにシャンプーしてくれて、肩のマッサージ付きで5800円なり。心も頭もリフレッシュできました。 トゥームレイダー2 プレミアム・エディション(2枚組) 「デイ・アフター・トゥモロー」+「シザーハンズ 特別編」(初回生産限定) ◆20%OFF!<DVD...
2005/03/05
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昔から思っていたことの一つに、「なぜ3月3日は祝日じゃないんだろう」というのがありました。5月5日が「こどもの日」ということですが、どう考えても、これは「男のこどもの日」であって、「女のこどもの日」は3月3日です。それに、ついでだから、ぞろ目の日は全部祝日にしてしまえばいいのに、とも思っていました。以前、10月10日は体育の日でしたし、7月7日の七夕だって、やすんでもいいじゃないか、何にもないけど、2月2日も、4月4日もこじつけて祝日にしてしまえ、まあ、かってな一国民のたわごとです。子供の頃から、自分はおひなさまと同じように3月3日に結婚するのだ、とも思っていました。なぜなら、私はおひなさまの生まれ変わりだからです。全く意味不明ですが、幼い頃、だれかに吹き込まれたホラをずっと信じていたんです。だいたい、おひな様って何者なのかも分からないし、どんなお内裏様と結婚するはめになるのかもさっぱり不明でしたが、私は3月3日に本当に結婚してしまいました。もう一つ、なんでそう思い込んでいたのか忘れてしまいましたが、占いか、暦か何かで「3回結婚する」なんて言われて、普通1日で済ます所を、3日に分けました。結婚式と披露宴と籍を入れた日が、全部違うんです。そういう意味では結婚記念日は3日あります。最初のは、3月3日、ホテルで、親族だけの結婚式。1ヶ月以上あいて、今度は結婚式場で職場の方々や、学生の時の友人、恩師をお呼びして披露宴。さらに、もう一度、友達の友達もみんな呼んで、船を借り切って、東京湾クルージングパーティを盛大にやってしまったんです。親からの援助も相当ありましたが、この芸能人のような派手なパーティには莫大な費用がかかり、結婚してから5年間はその借金を払うために「意地でも離婚できない」状況にありました。今から考えると、若くてアホだったとしか言いようがないんですが、絶対に忘れられない、いい想い出になりました。一生に一度くらい、馬鹿な大散財をすると、そのあと自粛していい大人になれるんではないでしょうか。今、私達が本当にいい大人なのかどうかは、別として、とにかくこの結婚がなければ、「社交ダンスA級への道」もなく、ここに立ちよっていただく方々とも知りあうこともなく、もっとつまらない人生を歩んでいるかもしれないのですから、この場を借りて、主人に感謝。楽しい人生を、ありがとう。******o ******o ******o ******o ******o東京湾クルーズいろいろフランス料理・東京湾ディナークルーズ[Sセット]大人フランス料理・東京湾サンセットクルーズ[Sセット] 大人フランス料理・東京湾ディナークルーズ[シェフおすすめ料理]大人フランス料理 東京湾ランチクルーズ[和風膳] 大人イタリア料理・東京湾ディナークルーズ 大人クルージングブッフェ(バイキング料理)東京湾ディナークルーズ 大人
2005/03/03
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日曜日「あるある」を見ていたら、耳寄りなことをいってました。体脂肪落とすのに、ものすごく有効なサプリ。アメリカではポピュラーな、その名も「アルファー・リポ酸」。体内の何兆もある細胞一つ一つのミトコンドリアに直接働きかけて、脂肪を分解するのだそうです。正月太りから未だ立ち直れていない私たちは、身を乗り出しました。体脂肪に悩む30代以上の被験者が、1週間、たったの1週間ですよ、このサプリを取ってちょっと運動しただけで、みなさん体脂肪率が大幅に減少。20代にはいていたズボンで、最近もうきつくなっていたものが、はけるようになってしまってました。そんなにすぐに結果が出るんなら、やるしかない!早速、本日ゲットしてきました。「アルファー・リポ酸」。これは、20歳を境にドンドン減少の一途をたどり、しかも体内では生成できないので、食品としてとるしか方法がありません。新陳代謝をアップするので、若返り効果も期待できそう。すごいのは、これが含まれている食品。レバーやホウレンソウに多く含まれているそうですが、1日に必要な量100mgをレバーの焼き鳥で食べようとすると、何と、2万本も食べないといけない。ホウレンソウなら、600キロ。ちょっと現実的じゃない量ですね。さて、そのサプリを飲んで、いざ、練習へ。今日は、スタジオが空いてて、貸し切り状態です。本日風邪で仕事お休みのだった彼は、最初っからエンジン全開。ただのずる休みか?「なんか、細胞ひとつひとつでガンガン燃えてる気がするよ。」なんて、いってます。私は仕事で疲れたせいか、どうも、点火しません。最後まで何となく点火しないうちに終わった感じでした。本当に効いてるんだろうか?テレビでは、脂肪の燃焼には順番があるといってました。まず、血液中の中性脂肪が燃え、内臓脂肪が燃えてから、皮下脂肪が燃え始めるので、比較的内臓脂肪の多い男性は、早く結果が出せて、皮下脂肪型の女性は、1カ月くらいかかるとか。とにかく、今日から始めた「アルファー・リポ酸」計画。1カ月後の結果報告をお楽しみに。 TVあるある大辞典で話題のαアルファリポ酸+CoQ10配合夕亜【3月1日より順次発送いたします。】 ★楽天スーパーポイント10倍★【スーパーブロウ】■2個で送料無料■3個で代引料も無料■セルラ... αリポ酸(アルファリポ酸)
2005/02/22
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社交ダンス人口って、いったい何人ぐらいいるんだろうと、ふと考えました。ブームに左右されるにしても、数万人なのか数十何人なのか、そのオーダーすら分かりません。その中で競技をやっている人は、多分、1割、もっと少ないでしょうか。またさらにその中で、1級から6級の人の方が、A-D級の人より多いに違いありません。アルファベット級の中でも、上に行くほど人数が格段に減っていくので、そう考えると、私たちはかなり山の上の方まで登ってきているんだなと改めて感じました。現在この「社交ダンスA級への道」でご紹介している、2002年。メールで全世界に向けて発信された、あるメッセージが話題になりました。「100人の村」というものです。私はその話をテレビで知って、いつかメールで流れてこないかなと心待ちにしていました。これはチェーンメールのような形式で、友達からその友達へと転送されて世界中に広まったメッセージです。そのうち、本が出版され、私は待ちきれずに買ってしまいました。その中に、こんなフレーズがあります。「かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう誰も見ていないかのごとく、自由に踊りましょう誰もきいていないかのごとく、のびやかに歌いましょうあたかもここが地上の天国であるかのように、生きていきましょう」世界には、素晴らしい身体能力を持ちながら、生きていくことに精一杯で、一生に一度も踊ったことがない人が、たくさんいるに違いありません。傷ついて、もう誰も愛せなくなってしまっている人も、素晴らしい声を持ちながら、歌うことの楽しさを知らない人もきっと大勢いるでしょう。私は100人の村の中で、たった一人、踊ることも歌うことも愛することも出来る恵まれた住人です。多分、日本人のほとんどが、世界を100人の村と考えたとき、安心に毎日が暮らせ、明日が来ることを信じられる、その中のたった一人にあたると思います。ご存知の方もそうでない方も、お時間がありましたら、是非、このメッセージをもう一度読んでみて下さい。「100人の村」は こちらからご覧頂けます。 【楽天ブックス】世界がもし100人の村だったら 【楽天ブックス】世界がもし100人の村だったら(2) 【楽天ブックス】世界がもし100人の村だったら(3(たべもの編)) 世界がもし100人の村だったら 〔シンコーミュージック〕ピアノソロ 世界がもし100人の村だったら
2005/02/20
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大寒から節分までの、一年で一番寒いこの時期、寒稽古や寒中水泳など、各地でいろいろな行事が行われています。寒さ、つらさに打ち勝つことによって、自信を芽生えさせ、肉体だけでなく精神も鍛えようという主旨ではないかと思います。合気道では、大寒呼吸行(たいかんこきゅうのぎょう)を行います。通常2時間のお稽古を前半に集約して、後半は呼吸法の修業です。普段は、週一回とか二回とか稽古日が決まっていますが、この期間中は、毎日参加することも出来て、皆勤すると、館長直筆の「氣」と書いた色紙がいただけることになっています。私は、ダンスの練習があるので、いままで一度も皆勤したことがなく、残念ながら、その達成感を味わったことがありません。呼吸法は、昇級検定の項目にもあるほど、合気道では重要な手法です。ちょっとヨガの呼吸に似たところもありますが、違いは、「息を止めない」ことにあります。細く長く鼻から吸って、細く長く口から吐く。これだけのことですが、皆さんもちょっと時間を計って、15秒間、ゆっくり鼻から吸って見て下さい。結構大変でしょう。級が進むに連れて、だんだん時間が長くなっていきます。定刻になると、道場の暖房と電気は消され、全ての窓が開け放されます。氷点下の空気が、畳を這うようにドッと流れ込んできて、体中に鳥肌が立つのが分かります。男子は上半身はだか、女子はTシャツ一枚になって、冷気の押し寄せる畳に正座し、そっと目を閉じます。先生の拍子木の音に合わせて、呼吸の行が始まります。「出(い)づる息は天地よろず世に及び、入る息は腹内の寸分のうちにおさまる。」呼吸法の心得には、これをずっと行うことによって、天地と一体となる至妙境(しみょうきょう)に至るとありますが、この「何とも言えない心地よい状態」に至ったことは、まだ一度もありません。ただ呼吸するだけの30分間は、足のしびれと雑念の嵐とともに、限りなく長く感じられます。修業が終わって、再び電気がつけられても、みんなしばらく立てません。いたずら好きの人は、しびれてビンビンの友達の足に触って「うわー!」と叫ぶのを喜んだりします。暖かいお茶とお菓子が振る舞われ、参加者名簿に名前を書いて、一日の行が終わります。いつか至妙境に至る日が来るのか、ちょっと分かりませんが、今年の大寒呼吸行も無事終了しました。
2005/02/01
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朝から乾燥した冬晴れに恵まれた本日、恒例の牛久シティマラソンが行われました。以前、茨城県民だった頃、「折り返し地点に立つ」ボランティアをさせていただいたことがありました。10時半に交通規制が解除されることになっていましたが、10分前になっても、まだたくさんの人たちがその当たりを走っています。私たちは、それを横目に合気道場に向かいました。今日は、鏡開き式です。道場にはたくさんの子供たちとその親御さんたち、筑波大の合気道研究会の皆さん、そして私たちのような一般クラスの生徒が家族や友達を引き連れて大集合。一年の武運長久を祈願して、館長が「気払いの儀」を行います。来賓挨拶のあと、奉納演舞。式が滞りなく終了すると、直合(なおらい)に入ります。床の間の鏡餅を下ろし、参加者全員に暖かいお汁粉と辛み餅が振る舞われます。大学生がお運びさんをやって下さって、みんなにぎやかにお餅をいただきました。ペルー人のマルティンとリカルドもそれぞれ彼女を連れてきていました。主人もこのお汁粉を毎年とても楽しみにしています。私があんこが嫌いなので、家では絶対食べられないからでしょう。彼も東京転勤になるまでは一緒に合気道をしていましたから、久しぶりの知り合いも何人かいます。昨日、「少林サッカー」という映画をテレビでやっていました。ご覧になった方も多いかと思います。私は、この軽くておばかなノリの、熱血スポ根映画が大好きで、レンタルを含めて5回くらい見ています。少林寺は力を力で跳ね返す、剛の拳法です。この映画の主人公シンのことを好きな、饅頭屋の女の子ムイは、太極拳の名手で、こちらは、柔の拳法です。少林寺で鍛え抜かれたサッカー選手たちが、薬物で体力強化されたライバル「デビル」のパワーに圧倒された時、ムイは助っ人としてゴールキーパーに入ります。彼女は、打ち込まれた稲妻のようなパワーシュートを、その運動エネルギーをすべて回転エネルギーに変換することで防ぎます。合気道も、どちらかというと太極拳系の柔の武道です。強い力で打ちかかって行けば行くほど、その力はすべて利用され、大きな円運動となって投げ飛ばされます。受け身の取り方を知らない人だったら、これによって受けるダメージはかなりのものだと思います。スティーブン・セガールというハリウッドのアクションスターは、関西で合気道の道場に通っていました。関西弁も上手ですし、私たちの道場の館長とも知り合いとのことです。彼の主演作「沈黙の戦艦」「沈黙の要塞」「暴走特急」などで、合気道のさまざまな技が使われています。ご興味のある方は、ご覧になってみて下さい。あんまり強すぎて、あっけにとられます。さて、今日は、とりとめのない話になってしまいましたが、今年も怪我なく健康に一年が過ごせますよう、鏡開きに寄せて、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。少林サッカー デラックス版 ◆20%OFF!<DVD> [KWDV-20]沈黙の戦艦 (DVD)沈黙の陰謀≪ポニーキャニオン DVDキャンペーン(洋画・邦画)25%OFF!【...スティーヴン・セガール 沈黙の聖戦 特別版◆2005年2月25日発売◆
2005/01/09
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このお正月休みは、主人の母が京都から遊びにきてくれました。父は仕事で、お正月一人では寂しいということで、29日からやってきて、東京駅についたその足で、新しくなった丸ビル、有楽町、六本木ヒルズとめぐりました。この日は雪が降っていたので、私は自宅待機。案内役は主人でした。東京に住んでても、東京タワーに上ったことない人がいるように、身近な観光地にはあまり行かないので、今回のこのお母さんの来訪は、東京を見直す、いいきかっけになりました。30日は、日本武道館に行きました。ダンスのジャパン・カップや選手権など、大きな大会が行われるこの場所に、一度来てみたかったのだそうです。この日は、藤井ふみやのコンサートがあるらしく、午後の早い時間から外にはファンの行列ができていました。日本武道館の向かいにあるのが、よくニュースで問題になる、靖国神社。大鳥居をくぐると、年末年始の参拝客を見込んで、沿道の両側にたくさんの夜店が設営されているところでした。それから向かったのは新宿高層ビル群。真っ青な空にそびえ立つ東京都庁庁舎を見上げると、信じられないほど高く飛行機が飛んでいて、それがビルに区切られた青い川を泳ぐ小さなめだかのように見えました。新宿駅から庁舎に向かう地下のプロムナードには、全く人影がなく、こんなに閑散とした都庁を見られるのは、この年末年始だけではないかと思います。私たちは住友三角ビルの52階に上り、地平線まで続く建物が、まぶしい太陽に照らされてキラキラ光るのを眺めながら、お昼をいただきました。その後は、大混雑のアメ横、そして、年末大セールの秋葉原電気街。もうこれだけ回ったら、すっかり夜になってました。真夜中過ぎに、近くの天然温泉に行って、強力な水流マッサージ。寝たのは朝の4時です。大晦日は20数年ぶりの雪。兼ねてから私の実家の近くのおそば屋さんに席を予約していたのですが、この雪で私の心は思いっきりドタキャンの方向に向いていました。電話を何度もかけて、なんとか家からでないで済む方法を模索しますが、世界の中心は私ではありません。私の母です。車が出せないので電車とバスを乗り継ぎ、泣きそうになりながら、実家にたどり着くと、両親は元気に迎えてくれました。京都のお母さんとうちの両親、主人と、私。和やかに歓談しているうちに、話の流れで私がピアノを弾くことになってしまいました。ピアノはもう何年も弾いていないので、全然無理なんですが、全員の目が私に集中して、もうどうにも逃げられず、試行錯誤の弾き語り数曲と、中途半端な「エリーゼのために」なんか弾いて、すっかり場をもり下げてしまいました。この日は、家に帰ってから、狭い部屋で、ダンスの講義が始まりました。母は、京都でダンスを教えています。「そこで体をまわしたらあかんやんか!」「もっと、左足に乗り!」ダンスになると、みんなマジです。そして、酒盛りしながら新年を迎え、主人のお誕生日も合わせて、3時までドンチャン騒いでしまいました。元日は、浅草。大混雑で、寺にたどり着くまで時間がかかりそうだったので、なんと初詣はパス。ダンスウエアの店が多い仲見世や、専門店街を4時間も歩き倒し、ようやく気に入った練習着を一着購入。夜はまた天然温泉に行って、みんなで足裏マッサージをしてもらいました。本日、第15回米朝一門会が大阪であり、弟の桂よね吉も前座として出させてもらうので、強力な「おっかけ」の母は、朝早くの新幹線で大阪に向かいました。あっという間の、滞在でしたが、こんなに充実した楽しい新年は久しぶりです。105度数テレカ(東京タワー夜景)【金森質屋出品】(未使用品)テレフォンカード 浅草 羽子板市【金森質屋出品】(未使用品)テレフォンカード 靖国神社
2005/01/02
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おなじみの皆様、そして、ランダムのかたも、ここで知り合ったのも何かのご縁。今年一年が皆様にとって、幸多き年でありますように、心よりお祈り申し上げます。本日は、主人の誕生日です。今年は、京都から主人の母を迎え、東京の実家の両親共々、年越しのそばをいただきました。20数年ぶりの大晦日の雪だそうで、雪嫌いの私にとっては、試練の年の暮れとなってしまいましたが、それはそれで、いい思い出になります。年が明ける前からおせち料理をつまみ、地ビールを飲み、ラベルのボレロで踊る西島さんのバレーを見ながら、新年を迎えました。この西島サンの弟は、現在、JBDF東部のプロラテンアメリカンの選手として活躍されていますので、社交ダンスファンの方はご存知の方も多いのではないでしょうか。さて、これからお雑煮をいただきます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2005/01/01
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