森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.05.30
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発達障害という言葉が注目され出したのはごく最近のことです。2005年に「発達障害支援法」が施行されました。

これによると、「自閉症、アスペルガー症候群(社会適応やコミュニケーションがうまくとれない)、その他広汎生発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であり、通常低年齢で発症するもの」といわれている。
しかし大人の発達障害もあります。ちゃんとした治療をおこなえば治る病気です。症状としては神経症とダブっているところがあります。要注意です。

特徴は、物事の優先順位がつけられない。やるべきことを先延ばしにする。仕事のミスが多い。時間に遅れる。人の話を聞かない。人づきあいがうまくいかない。落ち着きがなくキレやすい、整理整頓ができない。時間の管理ができない。などといったものです。

発生原因は脳内の前頭葉のドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンの代謝がうまく機能していないことによるとされています。もしくはアンバランスに発達している。
つまり神経症と違い器質的な病気です。表面的には神経症の症状があっても、根本のところに発達障害が隠れていれば、先に発達障害の治療をする必要があります。

発達障害研究の第一人者の星野仁彦氏によると、「まず本人が、発達障害に気付いて、それを受け入れること。そして周囲も適切な支援やサポートをおこなうことが大切である。大人の発達障害には、薬物療法が極めて有効である」といわれています。そして我々は、発達障害の簡単な知識は持っていたほうがよいと思う。

詳しく知りたい方は、星野仁彦著 「発達障害に気付かない大人たち」を参照してください。生活の発見会では、発達障害の軽い方で森田適応の方は受け入れています。気になる人は、まずは医師の診断を受けてみてください。





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Last updated  2013.05.30 07:34:35
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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