森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.12.17
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以前集談会でこんな話を聞きました。

ある中年の女性の方が私は集談会に毎回出席したいのだけれども、主人が、私が日曜日
に一人で出かけることをすごく嫌うのです。
食事の準備も万端整えていても不機嫌なのでなかなか出席できません。

私は「そうなんですか。それは仕方ありませんね」と一応その方に同意しました。
ところがよく考え見ると、いつも相手に合わせて自分のやりたいことを我慢している
という態度が、対人恐怖の原因になっているのではないのかと思いました。

その方が自分の意志を大切にして、出かけたいところに行くのは私の自由だ、
と思って行動するのが大切なのではないかと思いました。


押し通せば主人が腹を立てて私を叱りつける。
それを根に持っていつまでも不機嫌になる。
すると私が深く傷ついてします。
そんな嫌な思いをするぐらいなら、私の気持ちを抑えたほうが気が楽だ。

これは出かけるということに、罪悪感を抱いているのです。
罪悪感を抱いて無理して出かけると、心から喜ぶことはできません。

出かけるときにうそをついたり、不機嫌そうな態度が口をついて出たり、
行動に表れたりします。そのふてくされた態度を見て、ご主人もまたエスカレート
して非難するということになるかもしれません。

夫婦の人間関係は、こうしたちょっとしたボタンの掛け違いがたくさんたまること
によって、破滅に近づいてゆくのです。


その代りあなたが行きたいところへ行くのも自由ですよ。
私はそれに対しては無条件に容認しますから。
という関係性を持つことが大切だと思いました。

自分の気持ち、意志を第一に優先して行動することは、人間関係に良い影響を
与えると思います。






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Last updated  2013.12.17 07:16:13
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