森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.05.28
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赤ちゃんは歩き始めるといたずらが多くなります。

またティッシュペーパーを次々と引き出して、箱を空にしているでしょう。
大切な書類をくしゃくしゃにして丸めたり破いてしまっていることもあります。
障子を破いたり、襖にマジックで線を描いたり、それが畳に及ぶことさえあります。
お母さんにとって大切な鏡台も、ちょっとしたすきに、赤ちゃんによってかき回されてしまい、赤ちゃんの顔も鏡の表面もクリームで塗りたくられているでしょう。
お父さんが大切にしている万年筆の先も、それで机をこすりつけるので、それですっかりダメにされてしまうことがあります。
とにかく数え上げればきりがないほどの「いたずら」で、その被害も大きいように感じられます。

「いたずら」に対して親がどう対応するかは、赤ちゃんのその後の人生を左右するといっても過言ではありません。

いたずらをしても親に叱られないで許容してもらうとどんどんと意欲的な子供になります。
自発性、自主性、独立性、独創性、課題発見能力、他人に頼らず自分で行動できる能力が育ってきます。

「いたずら」もしない、「反抗期」もない。
親の指示をよく聞いて素直に従う。
勉強だけはよくする。真面目で、友達とけんかもほとんどしない。
整理整頓がよく、生活習慣がきちんとしている。
これは親が「かくあるべし」を押し付けて、指示命令、叱咤激励、強制、脅迫で育ててゆけば容易に作り上げることができます。
でも子どもを一人の人格を持った人間ではなく、自分の分身として扱っているので、思春期以降その反動は必ずやってきます。
(「心のめばえにほほえみを」平井信義 企画室参照)





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Last updated  2024.04.06 22:43:36
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