森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2020.06.11
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カテゴリ: 行動のポイント
医師で小説家の帚木蓬生さんは、「よい習慣は才能を超える」といわれている。

小説は毎朝2時間、原稿用紙4枚程度書いているといわれる。
これを30年間続けてきた。
そうすると1か月120枚。1年で1500枚程度になる。
30年間では45000枚になる。
これはプロでもなかなか達成困難な数字だ。
プロの小説家は一日中机の前に座って仕事をしている。
それに対してパートタイムの小説家だといわれている。
それでも良い作品ができて、様々な賞をいただいておられるのだ。


一日3時間、1週間21時間一つのことを深めていくと10年で1万時間になるという。
これが達成できると、その道の達人の域に達するといわれる。
魅力的な話である。ただ途方もない努力が必要になる。

自分の場合を振り返ってみた。
日記をつけ始めて14年になる。
その日の天気、食事の内容は必ず書いている。
その日の出来事、実践や行動。
問題点や課題などを書いている。
夕食後は日記を書くことが習慣になっている。
書かないと気持ちが悪い。
1年が終わると主な出来事を整理している。

多くを書こうとすると頓挫する可能性が高いと思う。

集談会に参加して34年になる。
単純計算で400回以上だ。
それ以外にも出かけることがあったので実際にはそれ以上だ。
1年365日だから、1年間は毎日集談会に参加してきた勘定になる。

また森田理論の学習によって、神経質者としての人生観を確立することができた。
途中参加することが嫌になることもあった。
私は世話活動に加わっていたのでやめることはなかった。
それから集談会のあとの懇親会の楽しみが長続きする原因になっていた。

このブログは8年間続いている。
投稿に要する時間は朝の1時間のみである。
ただし原稿の内容は前日のうちに決めている。
最初は学習した内容を投稿するのが精いっぱいだった。
今では日常の生活の中から、こういう場合、森田先生ならどう考えられるだろうと考えながら書いている。よく続けられますねという話をされる方がおられますが、私にとっては習慣化していて、朝飯前のことなのです。
今では一生続けていきたいと思うようになった。
この分野なら人の役立つ足跡を残せるのではないかと感じています。
この習慣は自分の成長につながるのでやる気が出てくるのです。





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Last updated  2020.06.11 06:20:05
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

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