森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.06.09
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神経症で苦しんでいる人は、愛着障害を抱えているように思います。
そして、子どもの発達過程に沿った育て方をされてこなかったという問題があります。

岡田尊司氏やモンテッソーリ教育を学習して自分の抱えている問題点が分かっても、今や時遅しという気持ちを持っている人もいらっしゃるかもしれません。

でもその辛い経験を、子どもや孫、今子育て真っ最中の人たちに伝えていくことができたら、こんなに役立つことはないのではないかと思うのです。
自分の辛い経験を反面教師として活用できれば、過去を否定することはなくなります。災い転じて福となすことになります。

特にモンテッソーリ教育は実に多くのことを教えてくれています。
1歳半から3歳頃の子どもには「敏感期」と言われる時期があります。
第一反抗期とも言われています。
この時期の子どもは、自分の中にある「秩序」や「ルール」に従わなければならないという、抗いがたい衝動を持っています。

親たちは「またイヤイヤが始まった」思っているかもしれませんが、子どもは何かを嫌がっているというよりは、自分の中にある秩序に従いたいと強く思っているだけなのです。

・ある目的のために(物事には順序という秩序があることを知るために)
・ある時にだけ(2~3歳のとき)
・何かに対して(順序に対して)
・非常に強く反応する(敏感になる)

この「秩序の敏感期」は、順序、習慣、所有、場所と4つに分かれています。
関心のある方は、下記の図書をご参照ください。

敏感期は「その時期には獲得することがやさしいけれど、後になると非常に難しい」という特徴があります。
親が子どもの「秩序」「運動」「社会的行為」「言語」の敏感期を知っていて、子どものこだわりを受け入れることができれば、子どもは生きていく上で必要不可欠な能力を獲得できるのです。

そのために親は子どもにどんな「敏感期」があるのかを学習しておく必要があります。
これに関してはモンテッソーリ教育理論を学習すればよく分かります。

見極めることができたら、特に危険なこと以外は、子どものやることなすことをなるべく口を挟まずに見守るようにするとよいのです。
これだけで子どもは自分一人でいろんな能力を獲得していくようになっているのです。






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Last updated  2024.04.08 10:45:38
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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