森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2024.08.27
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長谷川洋三氏のお話です。

私たち人間は、動物が外部からの刺激に応じて、反射的に、本能的に反応するというものとはだいぶ違います。
私たちは、外部からの刺激を受け止めて、その刺激の持っている意味をよく考えて、自分としてはどういう対応をしたらいいのかということを考えて、行動に出ていく。これが人間性の共通の特徴だろうと思うのです。
動物や昆虫のように、刺激に対して短絡的な反応はしない。
(生活の発見誌 7月号 4ページ)

この指摘に対して、私の体験からするとにわかに賛同できない。
自分のことを非難、否定されると、力関係が同等か弱い人と判断すると、売り言葉に買い言葉的な対応をしてきた。
また叶わない相手と判断したときは、すぐに逃げ出した。
つまり反射的に、本能的に対応してきたのである。

そのような対応のつけは大きかった。相手が逆襲してきたのである。
相手は賛同者を集めて逆襲してくるので、多勢に無勢となって窮地に追い込まれた。

その反省の上に立って、私と同じような傾向の人にこれだけは伝えたい。
腹が立ったとき6秒間だけはがまんする。
脳はがまんして耐えること、つまりじっと 待つということは大きなストレスになる ことが分かっている。
ただじっとして怒りが収まるまで待つというのが無理ならば、別のことをする。
つまり、腹が立ってきたときは、1、2、3、4、5、6と数を数えるようにする。
これは感情の法則の学習の時、怒りの感情は6秒で一山駆け上ると聞いたからだ。
その後は下降してくる。たとえ下降しなくても、間が取れることが大きい。
6秒たったら、できるだけ相手から離れる。


その他、2023年6月21日に投稿した「意識して眼を動かすようにする」、さらに山富浩司氏の「マインドフルネスタッピング」などの技法を取り入れるようにする。

次に気分に流されてしまう人へ。
危険なこと、気がすすまないことを避けるのは人間の特性です。
楽なこと、気持ちのよいことを求めてしまうのも人間の特性です。
あなたの人間性に問題があって、楽な方、本能的な気分に流されているのではありません。


気分本位の人の単独行動は極めて危険です。
酒を飲んだ時などは単独行動してはいけない。
配偶者や制御能力のある人といっしょに行動した方がよい。
人の力を借りて、気分本位の態度をコントロールすることを考えるのです。
訪問営業でさぼり癖のある人は自分では治すことはできません。
これを同行営業に切り替えればすぐに修正することができます。





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Last updated  2024.08.27 06:34:59
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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