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とぉっても仲の良いカナダ人の友達がいます。カナダ人と言っても実は 100% レバノン人なのですが、カナダ育ち。アラブというよりは本当にカナダ人です。でもかなりオープンなところはやはりアラブの血か。彼女とはイスタンブール時代からの親友。非常にウマが合う大切な友達です。この友達は気さくに何でもかんでも話してくれるので彼女の人生で起きていることをかなり把握しています。少なくともトルコでの彼女の生活についてはかなりの程度把握している私。彼女はレバノン人なので、元の素材が美しいんです。48歳くらいなんですが、美人ですしスタイルも良く若く見えるのでトルコで若い男性から結婚を申し込まれたりなんてことも。彼女が自分の年齢を伝えると相手は絶句していたとか…(笑)。もちろんその後、この話は進展しませんでしたが。さてその彼女、今はカナダに帰国中なんですが、まもなくトルコに帰って来ます。帰って来たら会う約束をしているのですが、ボトックスの予約を入れているので一緒に来ないかと誘われています…。トルコではボトックスも非常に安いらしい。特に彼女の行きつけのお店は Mersin という都市にあります。彼女は以前にこの Mersin に1年ほど住んでいたことがあり、その時からの常連客だそうです。ボトックスをしなくても彼女は十分に美しいのですが、歳をとってくるとシワはどうしても目立つようになります。ボトックスが安いので、やっぱり取れるシワは取りたい…というのが彼女の持論。高くて手が出ないんだったら考えないけど、安いんだったら Why Not? という感じです。で、私としてはボトックスなどに手は出したくない。シワは女の勲章…とまでは感じませんが、できるなら自然のままがいい。理由は、いったん手を出すと絶対に続けたくなるから。でも自分の眉間のシワが長年の悩みの種であることは確か。こんな状態で彼女のボトックスなんぞについて行ったら誘惑されて私も…なんてことになりかねません。それで眉間のシワを自力で取る方法について調べてみまして…。超簡単なんですが、半信半疑でやってみると、おや不思議❗️本当に眉間のシワが取れるんです。You Tube の動画を貼り付けておきますね。これを毎日続けるとほんまに完全に取れるんちゃうん? というわけで友達がカナダから帰ってくる前に、そしてボトックスの付き添いに行く前に眉間のシワを取っておきたい。しかしこんなに簡単なら、なんでもっと前からしなかったのか? 眉間のシワなんて自力では取れない、と諦めていた感があります。でも日本帰国時に何度か通ったヘッドマッサージのお店が大阪にあるのですが、このヘッドマッサージをしてもらうと眉間のシワが本当にスッキリ取れてるんです。なので、ヘッドマッサージをして一時的にでもシワが取れるレベルということは、ボトックスなどに手を出す段階ではないとも思っていました。これで自力でシワが取れるなら、万々歳です。というわけで…まだ2日目ですが、眉間のシワ取りマッサージの効果を実感しております。どうかこのままシワが取れますように…‼️トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.28

日本は連日の猛暑日だとか…。一時のガジアンテプの暑さと同じ。でも湿度がある分、日本の暑さは耐え難いかと思います。皆さまホントお疲れ様です。ガジアンテプは朝晩めっきり涼しくなり秋の気配も少し感じられるようになりました。でも今週末から来週末にかけてはまた40度近くまであがるそうな…。最後の夏日になるのかもしれません。しかしこのエリアは本当に湿度が少ないので、ラクです。砂漠気候のヨルダンと同じくらいの湿度。なので汗で体がベトベトになるということがありません。お肌乾燥気味で、クリームが必要なくらい! これに慣れてしまうと湿度が高いエリアには住めませんね…。さてガジアンテプには本当に公園が多い。家の周りにも、あちらにもこちらにも公園があります。徒歩で30分ほどのところに出かけるときでも、道中の半分は公園を通っていく感じです。緑が多いと夏の日差しからも守られますし、日中カンカン照りの時に出かけるのも苦になりません。かなり環境的には恵まれている都市だと思います。ガジアンテプはシリア難民を合わせると200万人以上の人口で、人口的には日本の名古屋市に相当する感じでしょうか…。名古屋とは比べ物にならないくらいほど田舎的ですが、かなり便利な都市だと感じます。実際、アンタキヤから引っ越してきたトルコ人の友達が「ガジアンテプにはドイツ並みに何でもある」と言っていました。あ、彼らはトルコ人でも育ちはドイツなんです。もともとガジアンテプは人口が120万ほどの都市でした。それがここ数年でシリア難民によって倍に膨れ上がったのですが、もとはと言えばそんなに大きな都市になる予定はなかったのでしょう。自然がたくさんあるので、落ち着けます。そういえば海外で生活して12年間、アンマンやベイルートなどいつも首都で暮らしていたので、こんな自然に囲まれたところに住むのは初めてかも…。新鮮です!日曜日はいつも友達とピクニックに出かけます。昨日は野良ちゃんがピクニックに参入(乱入?)してきました。かなりくつろぐニャンコ…。↑アンタ、何なのその手は??? フランス人の友達にぴったりくっついて離れません(笑)。ちなみにこの猫は男の子です。というわけで、トルコ南部での生活を満喫しております。「ガジアンテプ=シリア難民」というイメージが定着していて、私も引っ越してくるまでは街の様子が想像できませんでしたが、実際はとても快適な街です。目標の博物館めぐりはまだ始めておらず…。というのもきっと引っ越しのドタバタと少し前の夏の暑さのせいでしょうが、今頃疲れが襲ってきていて、とにかくやる気が起きずダラダラと過ごす日々。今日あたりからようやくモチベーションが上がってきました(笑)。皆さまも夏で疲れた体をぜひ労わってあげてくださいね!トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.25

お気に入りのガジアンテプなのですが、悩みが一つ…。それは新鮮な野菜が手に入りにくいことです。イスタンブールやイズミルではパザールと呼ばれるいわゆる青空市場があちこちで開かれており、新鮮な野菜が安価で手に入ります。ですからそれが普通のことだと思っていました。ところがガジアンテプでは、まずパザールが開催されていない。あるいは開催されているとしても非常に遠い(というか、情報そのものがない)。野菜はパザールで買う…という概念はここにはあまり存在しないようです。そして八百屋さんやマーケットに並べられている野菜の鮮度が…低すぎる!!!写真で分かりますでしょうか? 野菜はプリッと張っておらず、しわしわです。こんなのが普通…。こんなの売るか? というレベル。でも売っているということは人々が買っているということ。わたし的にはもう捨てるべきレベルではないかと思うのですが…。で、これは何も私だけが嘆いているわけではありません。ガジアンテプ在住歴1年のフランス人の友達カップルも、ガジアンテプで野菜の鮮度が低すぎることが気に入らない…といつも言っています。そんな私たちの悩みとは裏腹(?)に…野菜の鮮度なんて特に気にもしない人たちがいるのも確か。ガジアンテプの我が家のご近所さん(廊下を挟んで真正面のドア)でとても素敵なイラク人のカップルがいました。すぐに仲良くなったのですが、残念ながらこのご夫婦は数日前にイスタンブールへと引っ越してしまいました。でも引っ越し前に数回お茶を一緒にする機会があり、ガジアンテプ在住歴4年の彼らに「新鮮な野菜がないよね~。一体どこで買ってるの?」と聞きました。そうすると、「いやいや、新鮮な野菜はあちこちで売られてるよ! あそことここと…」という風に幾つかの近所のお店を紹介してもらいました。自信満々で勧めてくれたので、よし! 今までは私がいいお店を見つけてなかっただけなんや~、いい情報をゲットした~とホクホク気分でその日にそのお店へ出かけました。でも…でも…そんなに新鮮と思えない。確かに少しはマシなのもある。でもイスタンブールやイズミルで見ていたハリのある野菜はない…(涙)そこで気が付いたのです。そうか、「新鮮さ」の基準が違うのだと。このイラク人のカップルはクゥエートやスーダンでも暮らしていたことがあります。きっと彼らにとっては、野菜とはある程度しなびているもんなのでしょう。いや、この発見、実は初めてではないのです。イズミルで親しくしていたシリア人の女性がいます。私の引っ越し前に彼女の家にお呼ばれした時、一緒に料理を作ったのですが…冷蔵庫の中にあるのは、本当に本当にしなびたナスやズッキーニやキュウリやトマト。これを料理に使っていました…。その時にかなりの衝撃を受けたんです。野菜って…ハリがあるのしか買ったことがないし、しなびていたら買わない。買った後に冷蔵庫でしなびたら捨てるか、あるいはしなびる前に使い切るか。なので、こんなしなびた野菜を何とも思わず使っている彼女にびっくり。でも彼女の料理はとても美味しかったけど…あれ? 料理は素材によるのではなかったっけ??? 素材が悪くても美味しくできるのね。スパイスと塩の量が半端ないため?というわけで…私にとってはかなーーーり不満足なガジアンテプのお野菜ちゃんたち。近所のお店はほぼ回って制覇しましたので、今後は少し足を延ばして青空市場を探す放浪の旅に出なければ…。ガジアンテプはトルコ一(いち)料理が美味しいと有名な都市で、イスタンブールから日帰りで飛行機に乗ってガジアンテプに食事をしに来るトルコ人がいるほど。そのガジアンテプで野菜の鮮度がかなり低いという衝撃の事実。なんでや? 謎は深まるばかり。コロナの影響でまだガジアンテプで外食をしたことがないので何とも言えませんが…。ある時八百屋の人に「なんでこんなにシワシワなん? 全然新鮮じゃないよね」と聞きましたら、夏で暑いからね。朝は新鮮でもお昼過ぎにはしなびるんだ、と言っていましたが、いやいやいやいや、ちゃうやろ。暑いんやったらそれなりの対処しな。夏は毎年来るねんから。それにフランス人の友達によるとしなびた野菜は年中だそうです。チーーーン。いい意味でも悪い意味でもガジアンテプは田舎気質なのよね~。都会のように移り気の強い消費者を相手にしなくてよいので特に努力をしない。そんな不思議なガジアンテプであります。ここで確実に安くて新鮮なのはピスタチオだけ。何を隠そう、ガジアンテプはピスタチオの名産地。これについてはまた別の記事で書きたいと思います。日本は引き続き猛暑ということですね。皆さま、熱中症にはくれぐれもお気を付けください。トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.19

祝 !! 本日ようやっと我が家にクーラーが設置されました。といっても激しい暑さだったのは先週。私が購入したクーラーは設置費用も込みの値段でした。ですが、金曜日に配達されたクーラー…設置する人は寝ても覚めても来ず、床に置かれた配達済みのクーラーを眺めながら、猛烈な暑さを絶え忍んだ先週…。冬が来るまでには設置されるであろうと(笑)自分を慰めつつ、忍耐の数日。日曜日から気温はぐっと下がり(日中は33-35度くらい。家の中は29-32度くらい)、こんなんクーラーなしでも過ごせるわ! という状況に。ま、こうなることは予想できましたがね。クーラーをつける頃にはちょっと涼しくなるのではないかと。人生ってこういうもの。でも今回クーラーがついたことで心に余裕が出ましたよ! あと1回くらいは猛烈な暑さが襲ってくるはず。その時に活躍してくれるはず! それに我が家には風が全然入ってきませんので、いずれにしても日中の暑さは強烈です。一時の猛烈な暑さほどではないにしても、日中を効率的に過ごすにはクーラーが欠かせません。しかし13時ごろから暑さのあまりうたた寝をする癖が既についてしまったので、明日からこれを打破できるか??? 疑問であります。さてそんな訳で、ガジアンテプに引っ越してきて10日ほどでほとんど全てのことが整いました。長かったようで振り返ると結構スムーズだったことが分かります。感謝感謝。あと、まぁ細かいことは色々あるのですが、とにかくここでの生活を軌道に乗せることが最優先です。まだコロナの影響で活動がかなり制限されていますので、生活のペースもゆっくり。さて、引っ越しでかなりの数の食器が壊されまして…買い物に行ってもついつい食器に目が行く今日この頃。ところでトルコでは1年ほど前からでしょうか、和柄の食器をあちこちで見かけるようになりました。ガジアンテプでもそう↓手前の小鉢たち、かなり和風だと思われませんか? 可愛くて2つ買ってしまいました。値段的には日本の100円ショップと同じ感覚です。あちこちで売られているということは需要があるということですよね…。和風テイストのものが売られているのは嬉しいことです。この調子で日本の調味料とかももっと簡単に手に入るようになればいいんですけどね…。果たしてガジアンテプでアジア食材が手に入るのか? 引っ越してから気づいたのですが、ガジアンテプにはかなりの数のミュージアムがあるようです。こんなミュージアム巡りもちょっどずつ始めたい。まだまだコロナで活動は制限されますが、それでも家にばかり籠っていても仕方がない。人が多くない時間帯を見計らって出かけたいと思います。ガジアンテプに住み始めてまだ10日ほどですが、すでに心地よいと感じています。なぜかというと…イズミル人はシリア人を徹底的に毛嫌いしているのです。毛嫌いというか、明らかな憎しみです。私はシリア人と接する活動をしているので、いつもシリア人の視点で物事を見ています。その意味ではイズミルはトルコ最悪の町でした。シリア人への憎しみをこんなに至る所で目にするなんて…。その点、ガジアンテプでシリア人に対する偏見を見聞きすることはありません。私の近所もシリア人で溢れていますが、トルコ人とシリア人が平和に共存しています。もともとガジアンテプとシリアのアレッポは姉妹都市でした。ですから結びつきがとても強いのです。ガジアンテプのトルコ人たちはピュアでシャイで、私からすると好感度がとても高いです。ここでは騙されたりする心配がないというのを肌で感じます。中東生活が長いためいつも人を疑ってかかる私ですが、ガジアンテプではガードを少し下ろしても大丈夫そうです。といっても中東で養った「野生の勘」は健在ですので、これが抜けることはないかと思いますが…(笑)。明日から少し快適な生活が待っていると思うとワクワク。ガジアンテプが日本からのトルコツアーの行程に含められることはまずないかと思いますが、この街の魅力をブログ上でもどんどんお伝えしていければと思っています。トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.11

レバノンで変化を求める声がますます高まっています。汚職にまみれた政府ではなく新しい政府を! という声。でも実際のところ「新しい政府」の具体的な構想についてはどのレバノン人も持ち合わせていないというのが現実かと思います。というのも、レバノンの政府の汚職をここまで助長した責任は、当のレバノン人だから。このブログでもたびたび取り上げていますが、レバノン人のプライドの高さが根本的な問題だと思います。アラブはもともと非常にプライドが高い国民ですが、その中でもプライドの高さで断トツなのはレバノン人。何でも誇り高ぶります。宗教的なプライド、社会的地位からくるプライド、金銭面からくるプライド…。レバノン人のプライドの高さについては https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201105030000/ をご参照ください。とくに宗教的なプライドが Sectarian Govenment (宗派政府) と呼ばれるレバノン独特の政府を作り上げてきました。宗教ごとに政党を作り、権力を均等に配分して政権を担う。もともとレバノンで15年続いた内戦は宗教間の争いでしたので、それを繰り返さないために ”宗派政府” という形式が導入されました。レバノンで最も Fanatic (過激) な宗派の部類に入るキリスト教のカトリック系マロン派。この信者たちは他の宗派・宗教の人たちを虫けらのように扱います。彼らにとってイスラム教の政権なんて到底受け入れられるものではありません。マロン派はキリスト教の他の分派さえ徹底的に毛嫌いしています。 マロン派の象徴である聖シャルベル。私には単に気味が悪い。またイスラム教徒からしたら、キリスト教の政権は到底受け入れられません。さらに同じイスラム教でもシーア派とスンニ派は犬猿の仲。ですからどう考えても「新しい政府」なんて無理なんです。この誇りが人々の心に存在している限り…。なので「新しい政府」を叫んでいるほとんどのレバノン人たちは具体的なビジョンを全く持っていないといえます。 まず自分の心から宗教間の憎しみとプライドを取り除かなければ…。さらにアラブ世界はコネの社会。コネがなければ成功しない。反対にコネがあれば馬鹿でも社長になれる。なのでアラブの人生の中で一番重要なのはコネを作ること。人生の大半をコネづくりに費やします。ですから政府が腐敗していようが、コネさえあれば何とかやりおおせる。こうしたコネ社会が政府の汚職を助長してきたのです。根本的な解決ではなく、目先だけのそして自分だけの利益を追求してきたレバノン人。レバノンでは汚職が原因で電気の供給すらきちんとなされません。これはもう十数年続いているのですが、なぜ十数年も放っておかれたのか。これもプライドが原因。お金さえ払えば、政府と癒着している民間の電気会社と契約をして電気の供給を得ることができます。つまり電気が24時間使える人はお金がある程度あるということ。そこでレバノン人のプライドの出番です。「政府は腐敗していて電気が供給されないけど、ま、自分にはお金があるから民間の電気会社と契約できるし、別にええわ」という無関心・自己愛・虚栄心。お金がない人を虫けらのように扱い、「みじめだね」と見下す社会。そんな社会なので改善なんて見られなかったのです。レバノンの電気供給事情については、以下のブログを参照されたし。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202001040000/https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201103110000/今になって富裕層が貧困層に転落し、国民の70%が貧困レベルと言われています。ここまでくると、コネなんてものは役に立たない。つまり今まで人生をかけて築いてきたものが崩れ落ちているのです。そしてこの大爆発でレバノン人の多くが持ち物のほとんどを失いました。今回の大爆発が直撃したのがクリスチャンのエリア。他の宗教や宗派の人たちを虫けらのように扱ってきた人たちです。ここまで来ては、もう宗教間のプライドなんて言ってられないでしょう、当面は。でもね…心に憎しみやプライドが存在している限り、それはいつかまた表面化します。ですから本当の意味での解決はほぼないに等しいと私は考えます。なぜってこの宗教的・民族的プライドは数世紀も続いてきているものだから。国レベルでは無理でしょうが、個人レベルでこの憎しみを統制できるレバノン人が一人でも増えることを願っています。*今日の記事ではレバノンについてかなりグサリと指摘しました。あくまで私の個人的な意見です。ただし本当に正直なアラブであれば、私の書いていることが分かると思います。ま、アラブの読者がどれほどいるかは疑問ですが…(笑)コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.10

ガジアンテプの現在の気温は37度。家の中の温度は35度!! …ここでの日々は過酷であります(笑)。家の中の温度は夜になってもぐっとは下がらず、31度くらい。とはいえガジアンテプに到着した1週間前は気温が45度ほどあったようで…その時の暑さと比べるとまだまだマシ。体もこの暑さに馴染んできたのか???いずれにしても暑い! 冷房はまだ我が家にはありません。イズミルの家は8階だったこともあるのか、あるいはエリア的に風が強かったのか、窓を開け離した我が家には夜になるとゴウゴウと風が吹き荒れ、明け方は寒いくらいでした。ところがガジアンテプの我が家は…無風!!! 風が全く入ってこない。エリア的に盆地にあたるようです。いやぁ、ほんっと住むエリアや家によって生活の質が全然変わりますね~。でも風が吹きこむかどうかなんて住むまでは分かりませんからね~。この暑さで自分の体温がどれくらいあるのか測ろうと思ったら、体温計を取り出した途端に勝手にグングン上がり、この後35.2度くらいまで上昇。取り出しただけですよ。体温ではありませんよ。ちなみにこのときの私の体温は36.9度。ほんまに暑いなぁ…で、このままでは生産性が上がらないと判断。冷房をオンラインで購入しまして、本体は本日届きました。でもセットアップする人が来ない。セットアップも込みでの値段です。何でもかんでもスムーズに行った試しがないガジアンテプ。今日は無理そうなので、明日まで待たないといけません。まぁ今日冷房なしで過ごしたんだから明日に伸びてもそんなに変わりはない…。これ、中東ではこうやって物事をポジティブにとらえないと発狂しそうになります(笑)。で、私のガジアンテプのイメージですが…なんと言いますか、トルコはやはりイスタンブールが(首都ではないものの)全ての中心地で、一番発達している感があります。やはり便利。お洒落なお店もカフェもいっぱいあるし、住んでてワクワクする。イスタンブールは本当に生活しやすい都市でした。イズミルは私の中ではレバノンに近い印象。威張っている割に全く大したことない(笑)。イスタンブールに比べると格段に何もかも劣ります。そしてガジアンテプ。人口100万人を超える比較的大きな都市ではありますが、全てにおいて効率が悪く、全てに時間がかかる。よく言えばおっとり、悪く言えば非産出的。でもイズミル人のように威張ってないのがせめてもの救い。というわけで、私としてはヨルダンでの生活を彷彿とさせるのがガジアンテプ。ヨルダンと同じ感覚でいた方がよさそうです。何事もスムーズにはいかないと思っていた方が精神衛生上よろし。そうしたらスムーズに行ったときに喜べますからね。ガジアンテプからシリアのアレッポまでは車で3時間弱の距離。本当にシリアに近い場所にあります。そんなガジアンテプですが、私はここの人々が好きですね~。素朴でシャイで温かい。プライドの高いイズミル人に辟易していたので、ガジアンテプの人々の素朴さに心が和らぎます。そしてトルコ語を学ぶ意欲が断然出てきた! こういう人たちとはコミュニケーションを取りたいのよん。でも…人間の体温に近い温度の家の中では、暑さのあまりうたた寝をするばかり…(笑)。トルコ語習得への道のりはまだまだ長い…。コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.08

ガジアンテプでのインターネットが本日やっとつながりまして、やっとやーーーっとブログの更新ができます。1週間以上もかかった…。コロナコロナと言い訳に使われるけど、単に会社としての効率が悪いか怠慢かのどちらかやと思うけどね。ま、終わり良ければ総て良し(笑)。この精神でないと中東では暮らせません。さてレバノンからの衝撃的なニュースが入っていますね。3000トン近くの硝酸アンモニウムが無造作に保管されていて、それが爆発しました。つまり怠慢以外の何物でもない理由による大爆発…。レバノンに住んでいるときから、絶対にいつか何か起きると思っていたけど起きましたね…というか、この爆発の前からすでに国として崩壊していましたので…。もう希望はないように思えます。いえ、これ本当。だって政府が機能していませんから…。誰が指示を出し、誰が遂行するの? 誰もいません。さて、そんなレバノンですが私の友達はたくさん住んでおりまして…。直接の友達で亡くなった人はいませんでした。神様、私の友達を守ってくださってありがとうございます 。ケガをした友達はいます。それから友達の友達のそのまた友達で亡くなった人はいます。私の友達の一人は九死に一生を得ました。こんな写真を送ってくれました。下の写真は彼女が働いていたお店です。2度目の爆発でことごとく破壊されました。なんと彼女はこの中にいたんです!軽いけがで済んだということです。なんと奇跡的!!! 1度目の爆発が起きたときに彼女は、お店の中の階段の下にとっさに身を隠したそうです。そして2度目の大爆発が起き、お店のガラスは粉々に砕かれました。でも身を隠していた彼女は奇跡的に軽症で済みました…。とっさに身を隠すなんて、すごい知恵です。普通、爆発を聞いたら「なんやなんや?」なんて感じで外に出てしまいそう。きっとそんな人も多かったことと思います。とっさに危険を察知した彼女は本当に偉い!!! そうでなければ今頃お葬式だったよ、と言っていました…。助かってくれてよかった…私の大切な大切な友達です。実は私が住んでいたエリアもこの爆発エリアからすごく離れていたわけではありません。徒歩では30-40分くらいのところかな…。でもこの爆発現場のすぐ近くによく行き来していたので、レバノンにまだ住んでいたら完全に巻き込まれています。ま、レバノンを去ったのは9年ほど前ですから…、ほんと見切りをつけていて良かったです。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201202060001/やhttps://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201202060000/にレバノンを去った時の記事をアップしています。ああ、見切りをつけたのは先見の明があったということにしておこう…。それにしても今後レバノンは回復できるのか? 私の意見では無理だと思います(はっきり言い過ぎてごめんなさい。あくまで個人的な意見です)。もういっそのこと他の国に統治権を委任した方がいいのでは? とまで思ってしまう。はい、これもかなり個人的な意見です。でもね…回復できるんだったらもっと早くに回復してる。どうしようもないところまで来てしまってからでは遅いのです…。レバノンに住む私の友達のことがとても心配です。この大爆発で経済はさらに落ち込むことが予想されますが、汚職に染まり切った役人たちが各国からの支援をどうやって公平に分配するのかすら分かりません。そもそも「公平」という概念がレバノンに存在するのかすら怪しいわけで。どうかどうか、本当に必要な人に必要なものが渡りますように…。中東情報に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.07
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