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ここヨルダンにも、障害を持つ方がたくさんおられます。
足の不自由なお年寄り、目が見えず杖を頼りに歩く方 などなど・・・。でもアンマンは、障害を持つ人たちにとって本当に”キビシイ”街です。バリアフリーなんていう概念は存在しません。道はでこぼこ、陥没や段差だらけ。庶民の道である長い階段はときに崩れており、高さもまちまち。若い者でも注意しないと足を滑らせて転げ落ちそうです。そんな階段を一歩一歩、不自由な足を持ち上げながら歩くお年寄りなどを見ると、胸が痛みます。
庶民の足はバス。でも時刻表もなければ路線図もなし。いつ来るとも分からないバスをクラクションの鳴り響く道路でひたすら待ち、お目当てのバスが何とか来たとしても停まってくれるとは限りません。
活力にあふれた若者でさえ疲れてしまうのですから、お年寄りや障害を持つ方にとってはなおのことそうでしょう。
ヨルダンではまだまだ社会的なサポート体制が整っておらず、年金制度などはないようです。年をとってもなお 死ぬまで働かなければならない人がたくさんいます。
こうした問題はヨルダンに限ったことではありませんね。
とはいえ、バスの中では譲り合いの場面もよく見られます。お年寄りが乗ってきたときは、若い世代がさっと立ち上がって席を譲ります。この辺の行動の早さは、眠ったフリをする日本人の若者(または中年層)よりよっぽど好感が持てますよ。
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