PR
サイド自由欄
カテゴリ
カレンダー
外国に住むと、最初に戸惑うのが生活用品や食料品の買い物かもしれません。パッケージも違うし、説明書きも分からないので、得体の知れないものを買ってしまうこともしばしば。開けてみて(もしくは食べてみて)、欲しかったのと違うやん! とがっかりする経験、皆さまも多かれ少なかれあると思います。
ヨルダンの最初のショッピングで戸惑ったのが牛乳。実はヨルダンで一般的に売られている牛乳は、いわゆる“ロングライフ”牛乳です。
ご存知の方も多いと思いますが、このロングライフ牛乳には、UHT滅菌法が施されています。 UHT はウルトラ・ハイ・テンパラチャーの略で、超高温滅菌方法のことだそうです。超高温で殺菌した後は、気密性の高いアルミコーティング紙パックなどに無菌的に充填されます。そのため、ヨルダンで売られている牛乳は常温で 半年間
そういうわけで、牛乳は冷蔵コーナーに置かれていないのが普通です。でも日本人の感覚からいうと、牛乳=冷蔵コーナー(乳製品コーナー)に置かれているべき、ですよね、しかもスーパーマーケットの冷蔵コーナーには、牛乳とおぼしき何やらがたくさん置いてあるのです。
何も疑問に思わず、これだ! と買った“牛乳”でコーンスープを作りました。自分のためならわざわざ作りませんよ。そのころ居候していた私は、その家の友達のために真心こめて作ったんです。
美味しそうに仕上がったスープ。ところが、一口食べて「うっ!」。むちゃまずい・・・酸っぱいんです。塩辛くて酸っぱいコーンスープ・・・救いようがありません。何で、何で? 実は私が買ったのは“シャネイナ”と呼ばれるヨーグルトベースのドリンクだったのです。このヨーグルトドリンク、ヨルダンでは好んで飲まれます。ヨーグルトベースの塩辛い飲み物で、ヨーグルトに水と塩が混ぜられたもの。私は苦手です。


左がシャネイナで、右が普通の牛乳。
肝心の牛乳は冷蔵コーナーではなく、常温で全然関係のない場所にドカンと積んでありました。。。
ヨルダンに観光で来られる皆さまは、まさか牛乳なぞをスーパーで買われることはないでしょう。でももし立ち寄られる機会があれば、塩辛・酸っぱいヨーグルトドリング、シャネイナは試してみてくださいね。美味しいと思われるか、ゲッと吐きだされるか…好き嫌いがかなり別れる味だと思いますよ :)
ヨルダン・シリアの中東情緒をご体験ください。 http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
ヨルダンにおりました! 2025.11.08
ヨルダンでセクハラに遭った話ー「父親登… 2020.12.18
ヨルダンでセクハラに遭った話ー「決戦の… 2020.12.15