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自閉症の僕が、今も… ひいちゃんファミリーさん

January 13, 2006
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カテゴリ: 発達障害関連



fine ワンちゃん

「小中学校における特別支援教育の推進」と言うことが,
で,謳われています。
先日の日記 にアップしたように,当初言われていた特殊学級の解体も廃案になりそうで,「特殊学級」から「特別支援学級」へ,と言う方向が確定しそうです。
これだけだと,単に呼び名が変わるだけですが,従来の「特殊教育」には含まれなった,LD・ADHD・高機能自閉症などの軽度発達障害児も,特別支援教育の対象とすることと言う新しい部分が加わっての「特別支援教育」と言う,新しい呼び名&体制の確立を目指そうと言うことです。

これに伴って,今までの,養護・聾・盲学校が,「特別支援学校」となると言うことです。
重複障害児の受け入れができるようになるようです。

この「特別支援学校」の件については,正直私自身勉強不足,情報不足ではっきりしたことがわかりません。

どんぐりの家 〔A5版〕全7巻 山本おさむ/作 で読む限り,同じ聾学校内に,重複障害児のクラスと知的障害の無いクラスがあって,重複障害児クラスの大変さ,困難さは,想像を絶するものがあるようです。
さらに,そこを卒業した後の進路や生活についても,この本を読むと,身につまされます。
ぜひ読んで欲しい本です。
今日は,そちらの方面については,詳しくは取り上げることができませんが・・・

「特別支援学校」の先生方の大変さは,現時点でもその一部ではあっても察するに余りあると思います。
そこの先生方に,新たに他の小中学校の支援のための仕事が加わってしまって,本当に機能できるものなのか?
これ以上仕事を増やさないでくれ~!と言う声が聞こえてきそうです・・・

普通の小中学校にしても同じです。
同じ人数の先生方の中で,とりあえず,現在の特学の担任の先生が,特別支援コーディネーターとして任命されているのが現状で,だから何が変わったか?と言うと・・・・?
要するに,「各学校にコーディネーターを1名置く」と言われたら,「じゃあ誰にする?」「誰がやる?」と言うだけ。

中教審の答申や, 学校教育法の改正案 にあるような理想的な状況にするために必要なものは・・・?

まずは,予算!
先生の数を増やす!ためにも予算が無ければできないこと。

それから,教育委員会と管理職の理解!
まず,ここからきっちりと研修を積んで,しっかりその趣旨を理解して欲しいものです。
ここの理解が無いところでは,いくら現場の先生方が一生懸命やろうとしても,身動きが取れなくなります。

そして,専門の先生の養成!
特別支援教育士という資格が日本LD学会に登録し一定の講習を受けることで認定されます。
国家資格ではありません。
一部の大学でもその講習のポイントとして振り替えられる授業を行っています。
まだまだ極一部の大学です。
現在学生で勉強している人が,資格を取って(教員免許も取得して),現場に配属されるようになるまでまだ数年かかるのでしょうね。
(現在全国の先生方の中で,この資格を持っている方は約700名だそうです)

現役の先生方の中で,特別講習を受けることで,もっと簡易にこの資格の認定を受けられるようになったら良いなあと思います。
各学校1名以上の先生が特別講習を(夏休みや冬休み春休みなどを利用して)受けることによって,専門の先生が確実に配属されると言う事になるはずです。

ま,これも,現役の先生からしたら「これ以上仕事を増やさないでくれ~!」と言われそうですけど?

あとは,ボランティアの受け入れも考えて欲しいと思うのです。
保護者や地域の方々の中から,授業の支援に出向ける人を募り,個別学習などのお手伝いができたら,現役先生方の負担も減るし,先生の数を増やせない現状を打破するためにも有効だと思うのです。

そんなボランティアだったら,私も手を挙げます・・・
・・・って,すでにパートで似たようなことはやっているわけですが・・・・

それでも,わっち☆の小学校は,現在全学年全クラス,算数の授業はティームティーチング形式になっていて,講師の先生が必ず入ってくれています。
講師の先生は,つまずきのある子どもたちのサポートをしてくれています。
もちろんわっち☆もお世話になっています。

今年の2学期半ば頃までは,クラスで三人だけ算数の時間は別室で講師の先生が見てくれていました。
それ以降は現在も,教室でみんなと一緒に授業を受け,授業中に講師の先生がそれぞれの席に来てフォローしてくれています。
ありがたいことです。

現在特学の子ども達も,算数と国語は特学で,音楽や理科・社会(学年やその子の状態にもよりますが)・英語などは親クラスでと言う風に
なっています。
特学のA君は,まだ交流することはできない状況ですが,来年2年生になったら交流させる方向にしたいという担任の先生の意向があります。
A君に誰か一人付いていけるのなら可能かもしれません。

特別支援教育と言う流れの中で,私自身のパートの仕事も降って湧いたようなところがありますから,違う意味で恩恵を受けていますが,もっと本来の意味での恩恵を受けることができるよう,つまり,特別支援教育が理想どおり機能して,支援の必要な子ども達が,地域差無く適切な支援を受けることができるようになって欲しいと,切に願います。


※今日のよもやま話は,私の個人的な主観によるつぶやきです。
中には,理解不足のための誤解もあるかもしれません。
もし何かお気づきの点がありましたら,コメント下さい。
まだまだよくわからないところの多い話題なので,これからも情報を収集してその都度取り上げて行きたいと思います。

************************************

(追記)

放送大学で 発達障害教育関係科目 が整備されました。
誰でも入学して受講することも可能ですし,入学せずに視聴することも可能です。


素材: Fine














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Last updated  January 13, 2006 08:43:51 PM
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