京都情景 graphis kyoto

July 5, 2007
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事実、鉾が建ち、宵宵山が近づくと新町、室町界隈の交通は遮断され商売もあがったりです

祇園祭は鱧祭と昔から言われます
むかしむかし、まだ宅配便のトラックに物資の輸送を頼ってへんかった頃、魚は、瀬戸内海や日本海からエッチラオッチラ人力で運ばれてきてました。日本海で上がった鱧だけが強い生命力を持ち、遠い道のりをたらいに入れて運んでも生きていたそうです。夏に生でいただける唯一の魚。実は、浜では見向きもされない小骨だらけの淡白な魚

海から遠い京都の人は、そんな鱧の生命力をおいしくいただく知恵を磨きました
ザ、ザ、ザ。 骨切り包丁 でていねいに骨きりをし、湯引きして井戸の冷水でしめる。鱧のおとしのできあがりです。ガラスの器に盛ると白い淡白なふわっと開いた身が眼にも涼しさを届けてくれます。わさび醤油もよし。梅肉をつけていただくのもサッパリ。ちょっと贅沢に手打ちの鍋で鱧しゃぶにするのも最高においしおす。

日本海に降る梅雨の雨水が鱧の甘味を一段と甘くするとも言われ、とにかく祇園さんの頃の鱧は食べ頃中のたべごろ

最近は近海産の鱧より韓国産がおいしいと業者さんの間でいわれるようになり輸入もんも鰻登り。ホテルや料亭の板場さんたちも大きな重たい骨切り包丁で積み上げてきた技を振るわはります。鱧は祇園囃子の、コンチキチンの音がよー聞こえるようになればなるほどねぇが上がってゆくと言われています


流行病をおさめるためにはじまった祇園祭も今ではとびきりの観光行事、宵山の夜には60万人ものひとが四条烏丸界隈に繰り出します





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Last updated  July 5, 2007 04:46:56 PM コメント(1) | コメントを書く
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