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高級ショコラトリーとして名高いラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)のクリエイティブ・ディレクターとして25年にわたり活躍されたパスカル・ル・ガック氏。2008年に独立。パリ郊外のサンジェルマン・アン・レーにブティックをオープンされ、パスカル・ル・ガックのブランドで『サロン・デュ・ショコラ2010』に初登場です。 写真撮影・ブログ掲載許可をいただいていますパスカル・ル・ガック ショコラ詰め合わせ(9個入)3,150円2009年 フランスのショコラ愛好家による権威ある会「クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ」(Club des Croqueurs de Chocolat)で最高評価を受けた代表作の詰め合わせ左からビター、塩キャラメル、レモン、スパイス、ミルクプラリネ、ジンジャー、フランボワーズ、ミルク、トスカ 細長い箱はとてもエレガント。思わず丁寧に扱ってしまいます とてもシンプルなデザイン、クラシックな印象です。 パスカル・ル・ガック シンボルマークはカカオの実 Pascal le GacのHPをご覧いただくと、このマークはお花模様ではなく、カカオの実だとよくわかります。(冒頭の動画に拍手!)素晴らしいチョコレートは、上質なカカオの実を選ぶところからスタートですね。パスカル・ル・ガック『塩キャラメル』 1mmほどの薄い上掛けのミルクチョコレートの中に、ほんのり塩味の滑らかなガナッシュが隠れています。この塩キャラメル味のショコラは、まず「なめらか~♪」と、その口当たりにうっとり。少し後から香ばしいキャラメル味が追いかけ、最後に塩の小さな粒に当たってハッ!と目の覚める思いが。そのくせ塩は意外に早く消え去り、後口はさっぱり。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~パスカル・ル・ガック『ジンジャー』 しっかりとしたビターチョコレートの味わい。薄がけのショコラに強いビター感あり。ガナッシュはあくまでも滑らかな舌触り。確かに感じるフレッシュなショウガの味は、ビターチョコレートとあいまって大人向けの味わい私はとても好きな味ですが、小さいお子さんには難しいお味かも。 このクラシックでシンプル、とてもエレガントなショコラを作るル・ガック氏とは、どんな方かというと… パスカル・ル・ガック(Pascal le Gac)氏 お菓子の味以外に、パティシエやショコラティエの容貌についてあれこれ書くのもどうかと思いますが、大柄でくっきりはっきりとしたお顔立ちのル・ガック氏にお会いした時に、思わず目が吸い寄せられてしまいましたあくまでも私の感想ですが、TVドラマ「ER緊急救命室」や映画「オーシャンズ11(~13)」で人気沸騰のハリウッド俳優ジョージ・クルーニー氏に雰囲気が似ている …というわけで大興奮。↑の写真の左側に不自然に塗りつぶした跡があるのは、不気味にゆるんだ微笑みを浮かべる私が写っているのを消したからです…。ほほほほほ。笑顔にくらくらしながら、すっかり一ファンの顔に。少しインタビューしようと思っていたのが、すっかり吹っ飛びました。 帰宅後、ショコラをいただいて、ちゃんとお味のファンにもなっていますのでご安心を。パスカル・ル・ガック(Pascal le Gac)61 Rue de Pologne 78100 - St.Germain en LayeTEL: 01 34 51 82 32営業時間 (火)~(土)10:00~19:00(日) 10:00~13:00定休日 月曜 サロン・デュ・ショコラ2010 は 2月1日(月)まで伊勢丹新宿店にて開催中。その後、地方へ。東京では、残すところあと一日!サロン・デュ・ショコラ2010で買ったものに続きます2010年サロン・デュ・ショコラ レポート もくじ2009年サロン・デュ・ショコラ レポート2008年サロン・デュ・ショコラ レポートやっぱりサロン・デュ・ショコラは楽しい♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.31
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M.O.F.ショコラティエ クリスチャン・カンプリニ氏の代表作は、南仏の地中海に面する地域の柑橘類を使ったショコラと言われています。高い評価を受けながらも、現在はお店を持たずコンサルタントなどで活躍されているため、カンプリニ氏のショコラと巡り合える機会は本当に貴重 写真撮影・ブログ掲載許可をいただいていますクリスチャン・カンプリニ ショコラ詰め合わせ(4個入)1,575円 実は昨日の夕方も、『サロン・デュ・ショコラ2010』の会場である伊勢丹新宿店に行ってきましたが、土曜の夕方ということもあり、かなりの大混雑きれいに商品が売り切れてショーケースが空っぽになっているブースもありましたので、ご紹介の品が手に入らないこともあります。ご注意下さいね。 クリスチャン・カンプリニ 『タルト・シトロン』 箱には、ショコラノワール3個のうち二本線のものを1個ひっくり返して裏の模様を見せるように入れていますね。 クリスチャン・カンプリニ氏のショコラは、マントンのレモン、オレンジとみかんの中間のようなコルシカ島の果物クレモンティーヌなど、南仏で手に入る魅力的な素材を自在に駆使して作られています。 ぽこっと出っ張ったオヘソのようなフォルムが可愛い『タルト・シトロン』は、レモンのコンフィでも入っているのかと思えば、意外性のある食感。まず頭に浮かんだ言葉は「おもしろい味~!」。 1mmもないほどのごくごく薄い上がけのチョコレートが割れた瞬間にザクザクザクサクッ!という乾いた音が。不思議モードに突入です。丸い部分はレモンのメレンゲ?食感が強烈。さらに下部のノワゼット(ヘーゼルナッツ)味のプラリネに酸味が?ナッツにレモンの酸味。頭がぐるぐる動きます。 しばらくすると、中に小さい小さいチップのようなレモンが潜んでいて酸味を振りまいていることに気付き、びっくり。こんなに小さいのに強烈な酸っぱさ。ヘーゼルナッツの豊かな香りと強い強い柑橘系の味わいが、同時に、また交互に現れてくる珍しい体験。あ、もう食べ終わってしまった…。もう一個食べたい~。 今回は、ブログのためにカットして中をのぞいてしまいましたが、普通に食べる時にはそのまま口に入れた方が楽しめますね。『キャラメル・シトロン・ドゥ・マントン』 (ミルクチョコレート)マントンのレモンを使ったガナッシュとキャラメルのガナッシュ入り こちらは甘すぎないミルクチョコレートがやはりとっても薄く上掛けされていて、その下からふわ~っと広がるスキッとした爽やかな酸味が印象に残ります。キャラメル部分は焦げ臭が強くない優しいタイプ。ごくごくほのかな塩味を感じたような気もしました。なめらかで口溶けがよく、わかりやすい素直な美味しさ♪ クリスチャン・カンプリニ(Cristian Camprini)氏 [南仏] スマートで聡明な印象のクリスチャン・カンプリニ氏。 日本のサロン・デュ・ショコラをどう思われますか、とお尋ねすると「日本でもとても優秀な最高のショコラティエを揃えたイベント」であり、「日本の人がすごく興味を持っている所で働けるのはいい経験。」また、(フランスその他各国の)有名なショコラティエが集まっているので「ここにいられることが名誉」だというお答えが。 会場がフランスに比べ小さいことが、かえってショコラティエ同士の距離を縮め、交流を近く親しいものにしているような気がしますね。ライバルとして構えるのではなく、お互いに尊敬しあい刺激を受け、高め合っていく一流の職人たちが大集合するこのイベントを目の当たりにできるのは、一種感動があります。 Cristian Camprini氏 2004年 ショコラ部門 M.O.F.取得 現在は、アトリエを構え、高級ホテルへの卸やケータリングを行う M.O.F.=Meilleur Ouvriers de France(フランス国家最優秀職人) フランス文化を継承する高度な技術を持つ各部門の最高の職人に与えられる非常に名誉な称号 M.O.F.だけが襟元に赤・白・青の三色を使うことが許されています パティシエに比べ、M.O.F.ショコラティエの人数は極端に少なく、2009年12月現在フランス全土で18人のみ クリスチャン・カンプリニ氏のオブジェ 生真面目にも見える風貌からは予測がつかない遊び心あふれたオブジェ。ドレミファソ「シ」「ラ」になっているのは、単なるミスか、それとも深い意味をこめてわざとなのか???一文字一文字丁寧にカタカナを書かれている姿を想像するのも楽しいですね。 クリスチャン・カンプリニ氏が日本という異文化と触れあうことで、ショコラ作りの何らかのインスピレーションにつながってほしいとショコラファンとしては願っています サロン・デュ・ショコラ2010 は 2月1日(月)まで伊勢丹新宿店にて開催中。その後、地方へ。東京では、残すところあと一日半!2010年サロン・デュ・ショコラ レポート もくじ2009年サロン・デュ・ショコラ レポート2008年サロン・デュ・ショコラ レポートサロン・デュ・ショコラへGo!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ にほんブログ村 こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.31
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『サロン・デュ・ショコラ』に集まる大方の人々が魅かれてしまうキーワードに「新作」「初登場」「限定品」があります。何度も参加されているショコラティエたちの素晴らしいチョコレートも徐々にご紹介するとして、やはり気になるこの“今回の注目品”からチェックしてみました。写真撮影・ブログ掲載許可をいただいていますジャック・ジュナン ショコラ詰め合わせ オペラ(4個入)1,575円 ジャック・ジュナン氏が大好きなモーツァルト作曲のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」をモチーフにしたこの作品。友人のアーチストにイメージを伝えて描いてもらったというこちらの絵は、なかなかに意味深です 仮面をつけて表情が隠されているアルルカン(道化師)に対し、目隠しをしながらも表情豊かなリベルタン(自由人)。 会う女性をことごとく誘惑しては捨てたというスペインのドン・ファンの話を下敷きにした「ドン・ジョヴァンニ」は、ストーリーを追えば、「放蕩の限りを尽くした男が最後には天罰をうけ地獄に落ちた」 という身もフタもない話ですが、オペラを学べばもっと深い解釈がありそうな…。(目隠しは、ドン・ジョヴァンニが暗闇で目隠しの仮面をして騎士長の娘ドンナ・アンナを襲い、助けに駆けつけた彼女の父と決闘になり殺してしまった、という場面) 私のブログに裸婦が登場するのはこれが初めてかもしれませんね。文化・芸術と思うと違和感はありませんが、知らずに箱を開けたらぎょっとしそうです。この物語のベースにある男女の関係を描いているのだと思いますが、もともとチョコレートは飲み物で、フランス宮廷でも愛の媚薬と信じられていたことを思うと、この絵に納得です。まぁ、華やかな大人の世界 ちなみに、「ドン・ジョヴァンニ」の初演は1787年プラハ。翌々年(1789年)にはフランス革命が勃発。ジャック・ジュナンのオブジェ ドン・ジョヴァンニより まず一つ、食べてみました。「肖像画」を口に含むと、上掛けわずか1mmのビターチョコレートの中の、非常に滑らかなガナッシュの食感がここちよく感じます。そこで一拍遅れてナッツの香りがふわ~~~っと強く鼻に抜けていきます。豊かなアーモンドの余韻。チョコレートは噛むものではなく、舌の上でころがして溶かしていくものだと再確認。「アルルカン」はアーモンドとヘーゼルナッツ、「裸婦」はキャラメル風味のヘーゼルナッツプラリネ、「リベルタン」はヘーゼルナッツプラリネということで、4つ全てがナッツ!? ジュナン氏のチョコレートを堪能するには、さまざまなタイプが詰まったショコラメタルボックス(9個入)も買うべきでした~っ。しまった。 …では、自由人を好むジャック・ジュナン氏とは、どんな人なのでしょう…? ジャック・ジュナン(Jacques Genin)氏 [パリ] サロン・デュ・ショコラが、単なるチョコレートの販売場ではなく楽しいイベントになっている理由の一つに、世界中から多くのショコラティエたちが会場につどい、その素顔に触れることができるという点があります。 サロン・デュ・ショコラオフィシャル・ムック によると、記者がジャック・ジュナン氏に会う前に耳にしたのは「気難しい男」という評判。ところがこの会場に立つジュナン氏からは、その場にいることを心から楽しんでいるような上機嫌な高揚感が伝わってきました。 ショコラを購入したお客様一人一人に、「メッセージというよりはお手紙」といった方がいいのではないかと思うような言葉をその場で考え考え丁寧に書かれていた姿が印象的でした (かなり一人に対し時間がかかってしまいますので、会期中ずっとそのペースで続けると、大行列ができてしまって難しいかも、と思いましたが…) 1988年にパリにレストランをオープン その後、ラ・メゾン・デュ・ショコラに入社 1996年にコンフィズリーのアトリエを開き、ジョルジュサンク、ル・ムーリス、ル・ブリストルなどの名だたるホテルやレストランに商品を卸す 2008年にはショコラティエをオープン。 17世紀の建物をいかしたというお店では、お茶をすることもできます。ああ、行ってみたいJacques Genin133, rue de Turenne, 75003 ParisTEL:01 45 77 29 01 定休日 月曜Filles du Calvaire (8番線) République (3,5,8,9,11番線) サロン・デュ・ショコラ2010 は 2月1日(月)まで伊勢丹新宿店にて開催中。その後、地方へ。爽やかな柑橘系ショコラ に続きます2010年サロン・デュ・ショコラ レポート もくじ2009年サロン・デュ・ショコラ レポート2008年サロン・デュ・ショコラ レポートサロン・デュ・ショコラへGo!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ にほんブログ村 こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.30
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なんと色鮮やかなチョコレートとパッケージ! 世界各地から空輸される本場のショコラとの出合いを楽しめるチョコレートの祭典 サロン・デュ・ショコラ。さまざまな繊細なショコラの味わいに舌鼓を打つのはもちろんですが、会場を歩いていて、改めてそのカラフルな色合いに驚きました。…いつの間にチョコレートはこんなに華やかになっていたのでしょう?写真撮影・ブログ掲載許可をいただいていますパティスリー・サダハル・アオキ・パリ 『ショコロン』 以前、チョコレートといえばビター(ダーク)、ミルク、ホワイトくらいの区別くらいしかなかったころに比べ、味のバリエーションの広がり、デザインの進化には隔世の感があります。ここ数年で、新素材の開発、パッケージへのこだわりを持つショコラティエが増えてきたことなどが重なり、気がつけばチョコレートの世界は驚くほど芸術的に。 美味しいものが求められるのは当然として、そこからもう一歩先に、モダンでアーティスティックなショコラの世界が広がっていました。ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ 『キャビア』 土屋シェフは「定期的に新作を出すことはしない。いいものができた時に出す」と以前おっしゃっていましたが、定番の人気商品でもいつ見ても全く古さを感じさせないのがすごいところ。特にテオブロマのパッケージはデザインが可愛いので、食べ終わった後も手元に置いておきたくなります。 ピエール・エルメ・パリ『ショコラ・オ・マカロン』 プラリュ『ピラミッド』 プレス向けオープニングイベントの際に会場の照明が落ちましたが、その中でも鮮やかに浮かび上がるプラリュのグラデーションが美しい『ピラミッド』のパッケージ。中には、カカオ農園を手に入れ豆から製品になるまでの全てを手がけるプラリュ氏のこだわりのショコラが。ファブリス・ジロット 『ジャルダン・プレシュー』オレンジの花のガナッシュ×オレンジ イランイランのガナッシュ×マンゴージャスミンのガナッシュ×アプリコット 薔薇のガナッシュ×フランボワーズ(花のガナッシュの間にフルーツのジュレをサンド) ベルナシオン 日本のサロン・デュ・ショコラ限定の詰め合わせ リヨンで家族経営を続け、支店を出さずに伝統を守り続ける3代目のフィリップ・ベルナシオン氏。今回の日本のサロン・デュ・ショコラではホワイトチョコレートのタブレットを新登場させたのでかなり驚きましたが、詰め合わせには『パレドール』をはじめ定番の商品を。美しい箱をコレクションしたくなる日本人気質にあわせてパッケージを作られたのかも…?この色合いは衝撃的でしたお値段はお高いのですが、それでも買いたくなる魅力があふれている危険なショコラです。 ル・ポミエ『ラネ・デュ・ティーグル』 ジャン=ポール・エヴァンのオブジェ 右の赤いハートはエヴァン氏のブースに飾られたオブジェですが、左の虎は、れっきとした食べるチョコレート。ル・ポミエのフレデリック・マドレーヌ氏の遊び心がここでも発揮されています☆先日ご紹介した今年の干支のキュートな虎エクレールも会場で販売されていました。オーバーバイス 『ギモーブ ショコラコーティング』 ルクセンブルグ大公御用達のオーバーバイス。立派な皮製の箱に入ったお酒のきいたトリュフが印象に残っています。今回は新作フランボワーズのトリュフが登場。他に、こんなに可愛らしい色合いのチョコレートでコーティングされたギモーブもありました 会場中央には、ダロワイヨのオブジェと『オペラ』が さて、ここまでで、華やかな色合いのショコラやパッケージをご紹介しました。それでは、今一番注目されているものはカラフルなチョコレートか、といいますと、それはそれ。ある方向ではモダンにカラフルにと進み、またもう一方では基本を深く掘り下げていくところがチョコレートの世界の面白い所。 サダハルアオキのスタッフにお聞きしたところによると、パリのアオキではかなりショコラに力をいれているご様子。口紅のようでもあるカラフルでスタイリッシュな細長チョコレートの 『ボンボンマキアージュ』は記憶に新しい所ですが、「この2年間はショコラに集中」というアオキ氏の進化は急激です。 ボンボンマキアージュ 昨年のフランスのチョコレート愛好家の会「Club des Croqueurs de Chocolat」で4タブレット(4つ星のようなもの)を獲得したというアオキ氏は、カカオの原産地にこだわったショコラを展開。今最も力をいれているのは、マダガスカル産、エクアドル産のクリオロ種カカオを使ったという新作ショコラ『ボンボン ショコラ グランクリュ』。パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 『ボンボン ショコラ グランクリュ』アリバ×2、アリバオレ、プラリネ、プラリネオレ、キャラメルサレ カラフルへ、素材へ。チョコレートって面白い!ナッツの強い味わいのショコラに続きます2010年サロン・デュ・ショコラ レポートもくじ2009年サロン・デュ・ショコラ レポート2008年サロン・デュ・ショコラ レポート 会場に行く前に、できればHPかサロン・デュ・ショコラオフィシャル・ムックで予習すると、会場で慌てません。着いたら、まずパンフレットを入手すると便利です。 サロン・デュ・ショコラへGo!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.28
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第8回 パリ発、チョコレートの祭典『サロン・デュ・ショコラ』が、本日1月27日(水)より2月1日(月)まで伊勢丹新宿店にて開催されます。今回は70ブランドが出展。大勢のショコラティエが東京に集まります。 プレスプレビューに参加できました☆一足お先に会場の様子と、オープニングセレモニーの盛り上がりをお伝えしますね。会場の熱気はものすごく、上着がいらないほどの暑さでしたよ。チョコレートの仮面 和泉光一シェフ作 今回はパリで開催された時と同じく「オペラ」というテーマが設けられています。写真撮影・ブログ掲載許可をいただいていますジャン=ポール・エヴァン 今年のオブジェはハートがいっぱい 寅年にちなんで?虎ハート! エヴァン氏のショコラは、『アイーダ』をイメージしたもの、ソプラノ歌手マリア・カラスを表現した『マリア』他。メゾン・フェルベール 王冠のオブジェ オペラ好きのクリスティーヌ・フェルベールさんが選んだのはモーツァルトの『魔笛』。“夜の女王”をイメージして作ったショコラを発表。 エヴァン氏とフェルベールさんのコラボデザート『クープ ドゥ グラス』(アイスクリーム)は会場限定品。各日各(1,680円)50点限り「コンフィフランボワーズとノワドココ&ショコラノワール キャラメルフルール ドゥ セル」「コンフィアナナス・マング・パッションとショコラオレ カルダモン&ショコラ レ キャラメル フルール ドゥ セル」私が行った時にはすでに売り切れでした。残念! 夜になって、オープニングセレモニーが始まります。2008年、2009年はチョコレートを使った子ども服のファッションショーがありました。さて、今年は…宝塚歌劇団出身 歌手 岡本 茜(LIV MOONのボーカルAKANE LIV)さん(宝塚雪組在団中の名は 神月 茜)「I Dreamed A Dream」(←スーザン・ボイルさんが紅白で歌われた曲)「TIME TO SAY GOODBYE(CON TE PARTIRO)」の2曲を格調高く熱唱 その深みのある麗しい歌声に聞き惚れていると…おやっ?するするするするする…と、歌の終わりごろに後ろの赤い幕が開きはじめます。 はぁ????…なんと!その奥行きのない狭~いスペースに、ショコラティエたち約30名がぎっしり隠れていました!驚きました!!!みなさん、いたずらっ子のような笑顔。おもしろい~、面白すぎます! 続いてショコラティエ紹介。身動きができませんので、名前を読み上げられると手をあげたりして合図を。ショコラティエ大集合 いつも思いますが、サロン・デュ・ショコラの会場では、まるでフランス語がこの場の公用語のように本当にフランス語を話す方が多い! 銘菓『オペラ』を最初に作ったダロワイヨの、巨大オペラがしずしずと入場。 …見えませんでした~ものすごいカメラの数。確か165cm×70cmくらいの巨大な『オペラ』。撮影の後は、切り分けてその場でいただきます♪ (写真の端が切れていて申し訳ありません!) エヴァン氏、フェルベールさんらがカットするそばから手がのびます。私は少ししてから近づいて、満面の笑みを浮かべながら配っているエヴァン氏から直接オペラを手渡していただきました。幸せ♪ なごやかなムードのままセレモニーは終了。同窓会といった再会の雰囲気があちこちで見られます。ジャック・ジュナン 『ドン・ジョヴァンニ』の絵 今年新登場のショコラティエ。このチョコレートは購入しました☆詳しくは、また別のページで。 初出店で特に注目を集めているのは、クリスチャン・カンブリニ (M.O.F.ショコラティエ、南仏の柑橘系の素材使いに特徴あり)パスカル・ル・ガック (ラ・メゾン・デュ・ショコラ出身、フランスの権威あるショコラ愛好会「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」で最高評価) 他 アンリ・ルルーのコーナーでは、やわらかいキャラメルにショコラをコーティングした『キャラメル ロリポップ ショコラ』の実演が。 セバスチャン・ブイエには、唇型のショコラが! 元祖『オペラ』のダロワイヨでは、55周年記念として白いオペラ『オペラ ヴァンディス』(オペラ20.10)を発売 日本でのサロン・デュ・ショコラに最初に行った頃は、バレンタインデーのシーズンの少し前に世界の美味しいチョコレートが集まるので選びやすくていい、と考えていました。 あれから数年。「男性にプレゼントをするためにチョコレートを選ぶ」というよりは、このイベントはすっかり自分のためのものになっています。 感動のある美味しいショコラとの出合いを求めて足を運ぶうちに、ショコラについて、ショコラティエについて、素材について、もっともっと知りたくなっています。今回のテーマ「オペラ」も、知っているようでいてよく知らない世界。ショコラを知るためにフランスの文化を理解したい。探究心はどんどん膨らみます。期間中に、また行きます☆見どころは、まだまだたくさん。アートなチョコレートに続きます2010年サロン・デュ・ショコラ レポートもくじ2009年サロン・デュ・ショコラ レポート2008年サロン・デュ・ショコラ レポート 会場に行く前に、できればHPかサロン・デュ・ショコラオフィシャル・ムックで予習すると、会場で慌てません。着いたら、まずパンフレットを入手すると便利です。 サロン・デュ・ショコラへGo!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.27
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苺のショートケーキやロールケーキは、日本人が買う生菓子の中でもトップクラスの人気をキープし続けています。本場でフランス菓子を修業したシェフは、日本でパティスリーをオープンされる時に、この二つをどう扱うか、かなり頭を悩ませるところ。2010年1月19日 アルチザン・パティシエ・イタバシ いわゆる日本で愛されている苺のショートケーキもふわふわのロールケーキも、日本独自の発展を遂げた「日本の洋菓子」です。結果、少数のお店をのぞき、パティシエが納得がいくまで自分で練り上げた“日本人に人気の二品”が、本格フランス菓子と共に店頭に並ぶことになります。『結城ロール』 『ルーロ・ブラン』 茨城県結城市のアルチザン・パティシエ・イタバシの板橋恒久シェフは、フランス「オテル・ド・クリヨン HÔTEL de CRILLON」や「トロワグロ Troisgros」で修業帰国後に「Q.E.D.パティスリー」で製菓長を務め、2006年に故郷の茨城県結城市に自店をオープン。もとは料理人という経歴をお持ちです。 『苺のショートケーキ』 地元で栽培された朝摘みのフレッシュな苺を受けとめるのは、ただ軽い軽いふわっとしたスポンジ生地ではなく、お酒がしっかり打たれたしっとりとした生地。上品な甘さと軽やかな印象のケーキとなっています。苺を美味しくいただける構成が素敵『エンジェル』 天使のお菓子は、見た目も空を飛びそうなキュートな形。ぱたぱたぱたぱた…お味も軽い!マスカルポーネと苺のムースの組み合わせは見たとおりの優しいお味。苺の酸味が心地よく、アクセント?のアラザンも粒が小さいので違和感はありません。真っ赤なお皿にのせる演出に驚きました。粉糖のデコがきいていますね☆ 『プディング ワトウ(和糖)』 和三盆を作る工程でできる味と香りのよい和糖の黒蜜を使ったプティング。なめらか~で、上品で、甘さ控えめ。なんと口当たりがよいのでしょう!とメモする私。『黒豆と小豆のタルト』 ここまでいただいたものはすべて甘いものでしたので(キッシュやサンドイッチなどがちょっとつまみたくなっていたところ)、生地にほんのり塩気があるのが嬉しい。「お汁粉に塩昆布」の感覚かも。中には黒豆がたっぷり。 上と下をつなぐ部分にうっすらと餡子が入っていたのには、ちょっとびっくりしました。バニラのババロアが上にのっていますが、いただいた印象は「和風」。和風だけれど、しっかり洋菓子。面白い。 自分では和洋折衷物はどちらかというとそう得意ではないのですが、こちらは美味しくいただけました。 飾り棚は板橋シェフの手作り お菓子屋さんではない、異業種のディスプレイを眺めている時に、店舗デザインがひらめいたりするそうです。 再訪したいお店でした☆☆☆アルチザン・パティシエ・イタバシ(ARTISAN Pâtissier ITABASHI)板橋恒久シェフ茨城県結城市結城8782-5 0296-34-0070営業時間 10:00~19:00定休日 月曜日(祝日は営業)JR水戸線結城駅より徒歩18分 さて、いよいよバレンタインシーズンに突入。今日は新宿伊勢丹のサロン・デュ・ショコラのオープニングセレモニーがあり、これから出かけます。しばらくはチョコレート一色の日々になりそうです今年のサロン・デュ・ショコラのテーマは「オペラ」。どんなものに出合えるのか、楽しみです~~~。 甘さ控えめ上品なケーキ♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.26
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ここまでスコーン!と突き抜けた解放感のある内装のお菓子屋さんは珍しいかもしれません。アルチザン・パティシエ・イタバシでは、お菓子だけでなく、家具や雑貨も見どころにあふれています。すっきりとしていて、とても落ち着いた居心地の良さが。この設計は、板橋シェフがご自身でされたそうです。すごい! アルチザン・パティシエ・イタバシ デザートプレートに続き、ケーキ4つを二人で分けていただきます ※今、私はお菓子教室の準備でばたばたしていますので、ゆっくりアップする時間がありません~。とりあえず何枚かの写真をご紹介しますね。次のページにお菓子の説明と、板橋シェフが自ら作られた飾り棚の写真などをのせる予定ですショーケースのお菓子は、やや大きめ。どれも独創的で魅力的♪店内のインテリアの中心は英国のどっしりとした家具ミラーバックサイドボードかと思いましたが、鏡は、なし。天井は非常に高く吹き抜けで、テントの中にいるような雰囲気サンルームのように明るく光をとりいれているティールームは、天井が高いのに雰囲気のある小さな二台のストーブのおかげでとても暖かい♪お客さんは次々と入ってきてはレジでケーキを買い、またはティールームでくつろいでおしゃべり。お客さんが写りこまないように撮影しましたが、常時数組が入っていました。男性客も目につきます。この雰囲気は、男性でも入りやすい。アルチザン 外観アルチザン・パティシエ・イタバシ(ARTISAN Pâtissier ITABASHI)板橋恒久シェフ茨城県結城市結城8782-5 0296-34-0070営業時間 10:00~19:00定休日 月曜日(祝日は営業)JR水戸線結城駅より徒歩18分 素敵なインテリア♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.25
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モンブランが評判のアルチザン・パティシエ・イタバシ。以前より一度お店に伺ってみたいと思っていたこのお店。ちょうど行くという方がお声をかけて下さいましたので、二人で茨城県結城市まで行ってきました片道約 2時間半。それだけの時間をかけても行く価値のある、とっても素敵なお店でした!Special Desserts(皿盛り) 1,000円 チョコレートケーキまたはモンブラン(100円増)を選びます ゆったりとした店内は、英国アンティーク家具が置かれ広々としてくつろげます。インテリアは次のページに譲るとして、まずは板橋恒久シェフのお菓子を。 最初に皿盛りセットを注文すると、「なんか柑橘系ばっかりになっちゃいましたね、すみません」と言いながらプレートを手に板橋シェフ自らが登場。忙しそうなご様子でしたが、その合間を縫ってはマメに客席をまわり、笑顔でお客さんとおしゃべり。とてもなごやかな雰囲気でした。 『モンブラン』はメレンゲが湿気る前にできるだけ早くいただきたいですし、のんびりしていては『ゆずのグラニテ』が溶ける てきぱきといただきます。 ふわっふわの白い『グレープフルーツムース』は、衝撃的に軽い!!さっぱりと爽やかなゆずのグラニテと、確かに同じ柑橘系とはいってもアプローチが全く違っていて楽しめます。 18種類の茶葉入り万葉茶 500円 お茶は、吉祥寺の和カフェ おちゃらか (ステファン・ダントン氏プロデュース)から取り寄せている品。他に、夏みかんや桃の香りがついた緑茶(川根産)も。また、季節の品として焼き芋茶も!作家物(竹之内太郎氏作)の急須でいただきます。 『モンブラン』をカットする時のジジジジジジジッ…という音で、しっかりと焼き切ったメレンゲを期待。和栗のペーストの絞りはハラハラッとはがれ落ちる軽やかさで、メレンゲとあわせて楽しむには、やはり作りたてが最高♪実は以前にもこちらのモンブランだけはいただいたことがあるのですが、やはりかなり印象に残る美味しさで、記憶に間違いはありませんでした 『ミルフィーユ』の生地は押さえず、ぷっくら。クレーム・シャンティイは無糖。ぽってりとした甘さ控えめのクレーム・パティシエ-ルと共に食べると、果物の味がストレートに伝わります。果物自体にしっかり味があるので、これが成り立ちますね。苺、りんご、バナナ、キウィ、ピンクグレープフルーツに混じって、柿と金柑の薄切りがアクセントにすごくアッサリとしたミルフィーユでしたよ~。 甘さ控えめのためか、男性客も多いような気がしました。 『チョコレートケーキ』は、ショーケースの中で気になった『ショコラ・トリアングル』のデザート盛り?上にのせられたビターチョコレートチュイルが軽い。サイドのチョコレートパフ?がカリカリと頭を刺激し、全体のバランスがとれた美味しさ 『ショコラ・トリアングル』は名前の通りの三角サンドイッチ型 このデザートプレートは、見た目ボリュームがありそうに思いましたが、軽やかにあっさりと次々にお腹の中へ。コスパの良さは、この土地ならではですね。ここまで来た甲斐があります☆そして、更にケーキを注文。 続きますアルチザン・パティシエ・イタバシ(ARTISAN Pâtissier ITABASHI)板橋恒久シェフ茨城県結城市結城8782-5 0296-34-0070営業時間 10:00~19:00定休日 月曜日(祝日は営業)JR水戸線結城駅より徒歩18分 このプレート、食べてみたい♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.22
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ブログ 『妖精のお菓子屋さん la fee claire』(ラ・フェ・クレール) のパティシエ M-HIROさんが、ガレット・デ・ロワのお写真を送って下さいました。カットがとても美しく、まさに“お手本”という感じですので、ご紹介させていただきますね。la fee claire のガレット・デ・ロワ [写真はすべてM-HIROさん撮影。掲載許可をいただいています] なんと、大きさは36cm!「大きいのが好きですね。」とおっしゃいます。カットに自信が持てるまで、いったいどれだけの数を作られたのでしょう~。巨大なガレット・デ・ロワを回転台にのせ、ナイフ片手にしゃっ、しゃっと素早く切り込みをいれていく過程を見せていただきたいですね~ ラ・フェ・クレールのガレット・デ・ロワ φ36cm ガレット・デ・ロワに関しては、「やはり、伝統を大切にしたいです。」と、M-HIROさん。「極力、薄くしあげたい」ということで、高さを抑えています。 フェーヴは、夏前に注文したフランス製だそうです。わ~、貴重なフェーヴ!そう、1月のガレット・デ・ロワのことは、パティシエは半年以上も前から頭にあるんですよね。 たっぷりと詰められたクレームダマンドは、豊かな印象。香り高いスペイン産アーモンドプードルをお使いで、中にはアクセントとして一部砕いたアーモンドも入れています。こういったちょっとした工夫が、お店独自の個性となるのでしょうね。 フイユタージュに使うバターと、クレームダマンドに使うバターは、目的によって使い分けをされているとのこと。なるほど、なるほど。 M-HIROさんは、現在開業準備中で、詳しいプロフィールなどのご紹介はまだできないのですが、時期がきましたら新店ともどもご案内できると思います。お楽しみに☆ M-HIROさんは、昨年3月にお菓子のブログ『妖精のお菓子屋さん la fee claire』(ラ・フェ・クレール)を開設されて以来、とてもたくさんのお菓子の写真を掲載され、メールマガジンも発行されたりと、本当に精力的に動かれています。 コメントのやりとりなどをさせていただいていますが、着々と夢に向かって一歩ずつ近づいていく姿を拝見すると、こちらにも力を分けていただける気がします。お店のオープンが待ち遠しいパティシエです☆きれいなガレット・デ・ロワ♪と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ◆ ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.21
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まずは、真上からみたお写真を一枚、ご紹介。この美しさをご覧下さい!カットの繊細なこと!!パリセヴェイユの大型ガレット・デ・ロワ 真上から見たところ あまりに端正に整った美しいカットに言葉を失います。パリセヴェイユの厨房で、金子美明シェフが息をつめて、しゃっしゃっと軽やかに無言でナイフを動かす姿が目に浮かびます。きっちり正確な模様は、日本人トップパティシエがガレット・デ・ロワを作るとこんなに芸術的になる!と証明しているようですね パリセヴェイユのガレット・デ・ロワ 「個人ではなかなか買うことのない、一番大きいサイズのガレット・デ・ロワを食べましょう」というのがこの会の主旨とのこと。 最初にパリセヴェイユの大型のガレットを食べることが決まり、それから数名集めて他のお店のガレット・デ・ロワも一緒に食べ比べましょう、ということになりました。こういった機会でもないかぎり、大型のガレットを間近に見ることはめったにありませんので、本当にお声をかけていただけてラッキーでした もともとキリスト教のお祝いで、大勢で集まるパーティーでガレットを切り分け、中に入っているフェーヴが当たった人が王様(女王様)という催し。 日本で広まる過程で、色々な種類のガレット・デ・ロワが登場。サイズも小型のものが多くみられ、更に日本のお客さん事情にあわせてカットした状態でも販売されるようにもなっています。フランスではかなり大きなガレットが販売されているという原点を知り、その上で日本にあう方法で全国に広まり、定着していくと面白いですね。 パイとクレームダマンド(またはフランジパーヌ)だけなのにとっても美味しいこのお菓子。みかけたら、ぜひ召し上がってみて下さいね。クリスマス直後から1月のお菓子です。ガレットとは? 最も大きいサイズは見ごたえがありますね。王冠が小さく見えます。なんという細かいカット! 金子シェフは、ガレットの背を高くしないために、焼く時に一手間かけていらっしゃいます。測ってみると高さはわずか 3.4cm。ぴしっ!とまっすぐで、気持ちがいいほどです。 背の低い中にみっちりと入るクレームには、アーモンドの香りだけでない隠し味があり、他のお店のものと違う印象を与えます。といって、クレームだけが突出することなく、生地の印象もとても強い。ほのかな塩味でフワフワホロホロしない重力を感じる逆折りのパイ生地(ランベルセ)と、クレームのバランスがとてもよく、本当に美味しゅうございました!一切れも大きい! cut 左の写真 左:エーグルドゥース(マロン)、中:アカシエ、右:エーグルドゥース(ケベコワ) cut 右の写真左:パリセヴェイユ 手前:カカオエット・パリ 右奥:ピエール・エルメ すみません、最初にアップした写真の説明が間違っていました↑これが正しいキャプションです さて、フェーヴは、というと、残念ながら切り分けてその場で食べた中からは掘り出されませんでした。家に持ち帰った中に入っているということで現物とは対面できず。後日、当たった方にお写真をいただきました。 撮影:わび助さん パリセヴェイユのフェーヴは シトロエン(フランス車) 色は違いますが、似ています? シトロエン2CV(楽天で車も売っているのにびっくり)パティスリー パリセヴェイユ Pâtisserie Paris S'éveille 金子美明シェフ目黒区自由が丘2-14-5 館山ビル1F03-5731-3230営業時間 10:00~20:00定休日 無休イートインあり東急東横線・大井町線自由が丘駅南口から徒歩3分 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 今日は茨城県の結城市にあるアルチザンパティシエ イタバシというお店まで行ってきました。すごく素敵なお店でしたよ!次のページでご紹介しますね。 いただいたコメントのお返事、滞っていてごめんなさい!いつも本当に楽しく読ませていただいています。すぐお返事できなくなっていますが、時間をみつけてまとめてお返事を書きますので、今少しお待ちくださいね。パリセヴェイユのお菓子はとびきり美しい!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ◆ パリ・セヴェイユの今までの記事 ◆ ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.19
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仰天フェーヴが当たってしまったことに対する複雑な思いはひとまず脇に置き、気を取り直して次のガレット・デ・ロワへと食べ進みます。(皆さまに励ましのコメントをいただいたおかげで、じっくりじっくり眺めるうちに、初めの衝撃は薄れ、だんだんこのフェーヴに愛着が湧きはじめてきました…) さて、ガレット・デ・ロワ食べ比べ会で次にいただいたのは、ピエール・エルメ・パリの青山店のみ販売のガレット・デ・ロワ 『ガレット マロン コクトウ』。2010年1月10日 ピエール・エルメ・パリ 『ガレット マロン コクトウ』 φ18cm 3,990円 手前の黒いものはフェーヴ 切り分けてしまうのが惜しいほどの整った姿ですね中央にどーんとのせられた立派なマロングラッセは、持ち運びをしてもびくともしないようにしっかりとガレットに張り付けられています。転がり落ちたりしませんでした。さすがです。 ガレットの表面の縁には、黒糖がたっぷりとふりかけられていて美しい♪ これは、ピエール・エルメと雑誌「ミセス」との共同企画。限定30台の販売でした。 ミセス2010年1月号(売り切れ) ミセス1月号には、エルメの特集ページが数ページにわたって大きな記事として扱われていて、ガレット・デ・ロワのレシピや作り方も掲載されています。(本を買いそびれてしまったので、図書館で予約をいれました☆)ガレット マロン コクトウ 折りたたまれていた王冠を開くと大迫力 王冠は、ちょっとハロウィン色…切り紙の世界が突然目の前に現れて、びっくり。これをのせると、いきなり背が高くなります。ガレット マロン コクトウ 王冠はコンパクトにたたまれています 今年2010年のピエール・エルメのフェーヴは、エルメの代表的なお菓子を、大胆にも真っ黒に「マカロン」の他、「イスパハン」、「サントノーレ」、「プレニチュード」、「ラ・スリーズ・シュル・ガトー」の全5種類のフェーヴは外付けで、選ぶことができます。黒いマカロンのフェーヴは、ぱっと見るとハンバーガーにも見える… この会では、エルメの代表作といわれる『ラ・スリーズ・シュル・ガトー』を選択。このケーキは現在は販売されておらず、いつ再登場するのか未定な背の高い大きなアントルメです。(フェーヴは一切れカットした形) ↑[追記] ~ * ~ * ~ * ~ * ~この『ラ・スリーズ・シュル・ガトー』について、私は大きな大きな勘違いをしていました!かなり大型のアントルメ(日本で購入された方の記事によると一台 6,350円・フランスではなんと70ユーロ!)と聞き、このフェーヴの形はつい「一切れ」と上に書いてしまったのですが…。すみません~!大間違いです。 『La Cerise sur le Gâteau ラ・スリーズ・シュル・ガトー』のフェーヴ 今回の会にお誘い下さったライムさんが、コメント↓↓を下さいました。≪…ラ・スリーズ・シュル・ガトーは、独創的な形のアントルメで、あのフェーヴは、カットしたものではなく、アントルメの形なのです。横についている目盛でカットするようになっています。…≫ “エルメの代表的なアントルメ”とお聞きしていたのに、この間違い。ああ、お恥ずかしい!ネットで写真を見つけられないか探し回ってみました。すると、Ascaさんという方のブログ「Traeumerei」に、『ラ・スリーズ・シュル・ガトー』の写真を発見!(一番下と下から二番目の写真) あああああああ。チョコレート色の三角の箱と、ケーキの横についた金色の目盛り。この形、しっかり見覚えあります。…何にせよ、ブログにアップする時には慎重にしなければいけませんね。たいへん失礼しました。ライムさん、ありがとうございました! ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ガレット マロン コクトウ 1/8カット 下半分はほとんど黒糖風味のクレームダマンドで、パイ生地よりもこのクレームが印象深いように思いました。パイ生地は、軽くハラハラハラッというタイプではなく、キュッとつまった感じ。中には、贅沢にも自家製のマロングラッセがたくさん入っていてとってもリッチです。そこでさらに、マロンと黒糖では、少しだけ黒糖が強いかも。どちらにせよ、おいしい、おいしいとどんどん食べ進んでしまうお味でした。写真から美味しさが伝わりますか~ ミセスの誌上では、さらにエルメのガレット・デ・ロワのびっくり企画が発表されていました。なんと、4月から11月まで毎月一個、計8種類のガレット・デ・ロワが販売されるとか。8種類すべてお買い上げの方には何か特別なサプライズを用意されるようです。 1月以外でガレット・デ・ロワ?????と、ちょっとハテナだらけになってしまいましたが、日本に向けての新たな提案なのかもしれませんね。今年も、エルメから目が離せなくなりそうです。2010年 販売予定のガレット・デ・ロワ 4月 洋梨やクランベリーのコンポート入り『キャレブラン』 5月 ローズとフランボワーズとライチ風味の『イスパハン』 6月 ピスタチオとグリオットチェリーの『モザイク』 7月 エキゾティックでフルーティな『ヴィクトリア』 : : ピエール・エルメ・パリ (PIERRE HERME PARIS)青山東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 1F・2F03-5485-7766開店時間 1F Boutique 【月~土】11:00~21:00 【日・祝】11:00~20:00 2F Bar chocolat 12:00~ 20:00(L.O. 19:30)定休日 不定休東急東横線中目黒駅から徒歩約7分2階にティールームあり さて、ガレット・デ・ロワの会の6台のガレットも、いよいよ次回、パリ・セヴェイユで最後です。「今回の目的は、このガレットを食べること」という内容のガレットが登場します。お楽しみに。エルメの黒フェーヴは独創的!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ◆ ピエール・エルメの今までの記事 ◆ ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.17
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ガレット・デ・ロワ食べ比べ会も後半の3個に突入。『エーグルドゥースのガレット・デ・ロワ ケベコワ』の次にいただいたのは、パティスリー カカオエット・パリのプレーンなガレット・デ・ロワ。こちらは、今年(2010年)、初登場2010年1月10日 カカオエット・パリ ガレット・デ・ロワ φ18cm ぴったりサイズの王冠が、金色ではなくちょっとお子さま向け柄なのが意外。星形にも蜘蛛の巣にも見える繊細なカットには、金の王冠の方が似合うような気もしますが…。カカオエット・パリは、リスのロゴをはじめとして、クマの焼き菓子やてんとう虫をのせたケーキを作られたりと可愛い系にも力をいれているように思われますので、これを選ばれたのかもしれませんね。 (2つの写真の縮小率は異なります)カカオエット・パリ 外付けフェーヴは太陽王ルイ14世 ガレットは上をおさえず、かなり大きく膨らませています。カカオエット・パリのガレット・デ・ロワ 真上から何本も線を入れた、とても丁寧な模様 心がこもっていますね☆ 崩さないようにカットするのが難しそうでした。大きく空洞があいた珍しい光景。皮つきのアーモンドプードルを使ったクレームダマンドは、アーモンドの香りがしっかり。ガレット・デ・ロワ 一切れ この一切れの中にフェーヴの代用のアーモンド(もしかしたらカカオエットなのでピーナッツ使用?)が入っていれば、自力でルイ14世フェーヴを手に入れることができます! どれどれ…チェックチェック。(後で、食べた感想メモを書き忘れたことに気づき茫然!美味しくて、あまり考えずにぱくぱくと食べ尽くしてしまいました) 自力でルイ14世フェーヴを当てる!もしくは、一つ前に私が引き当てたエーグルドゥースの「謎の生物フェーヴ」とルイ14世のフェーヴを取り替えてもらえるか、お願いしてみる???ルイ14世フェーヴ入手大作戦。 私が引き当てた エーグルドゥース ケベコワの謎の生物フェーヴ パッと見た瞬間に頭に浮かんだのは、日光東照宮にある有名な「見ザル言わザル聞かザル」の三猿の彫刻。これはもしかして「言わザル」?…のトロピカル版。日本の猿には見えません。 今年の私に「何か余計なことを言ってしまわないように注意!」という警告?見方によっては、ムンクの… むむむむむ。 フェーヴを見てうなっている私に対して、ご一緒した方が、「外国の三猿には、違った意味を持つものもあるとTVで特集していましたよ」と教えて下さいました。ありがとうございます。私、かなり情けない顔をしていたのかも。 結果、ガレットの中を探し回っていた時に、「あった♪」という声が。そして間髪をいれずに「私、フェーヴが当たったのは初めてです~」という弾んだ声。 あぁ~、もうだめだぁ~!初めて当たった記念のフェーヴを他のフェーヴと取り替えてもらえるはずがない作戦は、あえなくここで終了。 こうなったら、この謎のトロピカル生物フェーヴを可愛がるしかないですね。フェーヴいろいろ この後は、ピエール・エルメ(外付け・黒いケーキのフェーヴ)とパリセヴェイユ(フェーヴはガレットの中)に続きますパティスリー カカオエット・パリ Pâtisserie Cacahouète Parisジェローム・ケネルシェフ&椛澤貴子シェフ東京都目黒区東山1-9-603-5722-3920開店時間 10:00~20:00定休日 毎週木曜・第3水曜※2009年12月31日(木)~2010年1月8日(金)は年末年始休業東急東横線中目黒駅から徒歩約7分イートインカウンターありいつか王様フェーヴに巡り合えるといいですね!思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ◆ カカオエット・パリのクリスマス講習会 『融合するフランス菓子』 ジェローム・ケネル&椛澤貴子 著 ◆ ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.16
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エーグル・ドゥースの2010年のガレット・デ・ロワは、プレーン(アーモンド)、ショコラ、マロン、メープルシロップの4種類。ガレット・デ・ロワ食べ比べ会で『エーグルドゥースのマロンのガレット・デ・ロワ』の次にいただいたのは、クレーム・ダマンドにメープルシロップ入りのガレット・デ・ロワ 『ケベコワ』です2010年1月10日 エーグル・ドゥースガレット・デ・ロワ ケベコワ φ20cm 2,600円 もともとお店には、寺井シェフオリジナルの細長スリムパウンド型で作られた『ケーク・ケベコワ』という人気商品があります。“ケベック州の”というだけあり、名産品メープルシロップが使われています。それを寺井シェフは、ガレット・デ・ロワに大胆にアレンジ。ガレットの表面には、メープルシロップと粉糖を混ぜたものが縁だけに振りかけられています。地の模様が浮き出て、きれいですね。ざりざりっとした食感と、メープルのコクのある甘みが迫ってきます♪cut 左からエーグル・ドゥース(ケベコワ)、アカシエ、エーグル・ドゥース(マロン)ガレット・デ・ロワ ケベコワ 真上から 矢羽模様 真上から見てもきれい パイ生地は程よい塩加減で、全体は甘じょっぱく、とても美味しい♪「マロン」の方はパイ生地より栗の方が主役という感じでしたが、「ケベコワ」はハラハラ崩れる生地の層とメープルシュガーの香り高い甘みとのバランスが抜群! ガレット・デ・ロワ ケベコワ 8カットだと、食べでがありますね。でも、バリエーションが豊富ですので、飽きることなく食べ進みます。 あっ手ごたえが!! フェーヴの代わりに入れられたホールアーモンド発見!やった、やった、やった~これで、可愛いケーキの形のフェーヴを一つ確保すれば、次のカカオエット・パリのガレット・デ・ロワについているルイ14世のフェーヴと取り替えてもらえるかもしれない♪「よしっ!」と密かに力強くこぶしを握る私 エーグル・ドゥースの別添えになっている茶袋を開くと、中から出てきたフェーヴは… ぐぅぇぇぇぇぇっぇぇ~!??微妙な悲鳴をあげる私。 エーグルドゥース ケベコワのフェーヴ て・寺井シェフ。このフェーヴは一体????? カカオエット・パリのガレット・デ・ロワ に続きます エーグル・ドゥース (Aigre-Douce)寺井則彦シェフ東京都新宿区下落合3-22-1303-5988-0330 営業時間 10:00~19:00 定休日 水曜日イートインありJR目白駅から徒歩8分ルイ14世のフェーヴの行方は???と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ◆ エーグル・ドゥース 寺井シェフのお菓子 ◆ ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.15
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ガレット・デ・ロワ食べ比べ会に用意された6個のうち、前半は、焼き立てでまだほのかに温かさを感じるものが3つカットされました。 ここまでに、アカシエのガレットの中から「リンゴ?のタルト型」のフェーヴが掘り出され、エーグル・ドゥースのマロンのガレットの中からはフェーヴの代わりのアーモンドが出て、中身が見えない二つの茶袋の中から一つ選んだ「エクレール型」のフェーヴと引き換えられています。 アカシエのフェーヴ エーグルドゥース(マロン)のフェーヴ 残りのフェーヴは4つ。8人全員に権利があるので、確率は1/2 この確率が高いのか低いのか、判断は難しい(当たれ、当たれ、当たれ~) 外付けのフェーヴで、すでに何の形だか見えているものが二つ。同じく外付けのフェーヴで中身の見えない茶袋入りのものが一つ。ガレット・デ・ロワの中に焼きこまれているものが一つ。 そして激しい心理戦が展開。というのは、外付けで見えているフェーヴの中で、私がどうしても欲しい!とコレクター心に火がついてしまったものがあったのです~(いつの間にコレクターに…?) それは、↓カカオエット・パリのガレットに添えられていたフェーヴカカオエットパリ ルイ14世フェーヴ 欲しい!欲しい!欲しい~!!! ……と、大騒ぎしてしまったのは私だけだと思いますが、我を忘れてしまいました。だって、ルイ14世ですよー!太陽王の 2008年7月16日撮影 ルーヴルにあるイアサント・リゴーの『ルイ14世の肖像画』のフェーヴではないですかまぁぁぁぁ。こんなフェーヴがあるとは!(もしかして、シリーズにルイ15世やフランソワ1世、アンリ2世も…王妃のシリーズもあったりして???) フランス王室好き歴女の私としては、こんなところで巡り合えるとは~!と一人で盛り上がってしまいました。参加されていた皆さま、お見苦しいところを…。 パレ・ロワイヤルで手に入れた手描きのルイ14世ミニチュアは宝物です♪ ルイ14世といえば 太陽王としてヴェルサイユ宮殿に君臨。絶対王政を確立しフランスの絶頂期を築いた国王ルイ14世。政治的手腕を別として、映画「宮廷料理人 ヴァテール」や「Le Roi Dance 王は踊る」でも描かれているように、黄金の衣裳をつけてバレエを披露したり、ラ・ヴァリエール夫人、モンテスパン夫人など寵姫との華やかな関係、マントノン夫人との秘密結婚など、話題に事欠かない。良い後継者に恵まれなかったのは本当に残念。 「ルイ14世の秘密の王妃 ~マダム・ド・マントノン」 おっと、ルイ14世について、話し出したらとまりません。フェーヴの話に戻りますね。 他に、見えていたのは外付けのピエール・エルメのフェーヴ。ケーキが真っ黒という、ものすごいセンスですが、こちらはエルメのお菓子を代表する『ラ・スリーズ・シュル・ガトー』のフェーヴ。 そこで私が心密かに思ったことは…1. 自力でカカオエット・パリのガレットの中からアーモンドを掘り当ててルイ14世をゲット2. もし1.がだめでも、素敵なケーキのフェーヴを当て、ルイ14世のフェーヴを当てた人に平身低頭お願いして取り替えてもらう これしかない! そこで更に強く「当たれ~、当たれ~」と念じながらガレットを食べ進めていきました。さて、私はルイ14世のフェーヴを手にすることができたでしょうか? メープルのガレット・デ・ロワに続きます(エルメのフェーヴ他、詳しくは、後のページでご紹介を)フェーヴは誰の手に???と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちら↑もクリックしていただけると嬉しいです一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ◆ ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.14
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ガレット・デ・ロワのバリエーションの一つとして、相性のよい栗を使ったものを選びました。今回のガレット・デ・ロワ食べ比べ会では、マロンのものが二つ。そのうちの一つが、エーグル・ドゥースのエレガントなガレット・デ・ロワです。2010年1月10日 エーグル・ドゥース マロンのガレット・デ・ロワ 栗風味のクレーム・ダマンドに、マロンのコンポートが散らしてあります。コンポートはエーグル・ドゥースの自家製。洋栗を自店でペーストにして作ったというモンブランはとても人気が高いので、栗の扱いにかなり大きな期待が♪マロンのガレット・デ・ロワ 真上から 矢羽模様 こちらも、かなり強めにしっかりと焼きこまれた表面の色に、矢羽模様がクッキリと浮かび上がり、美しいですね~。長ナイフでカットしている時には、カリカリカリカリカリリリリリ…というパイのささやくような軽やかな音が、本当に心地よく耳に響いてきます。 まわりにくっついている白い物は、細切りのココナッツでしょうか、ザクザクと強い食感がこのパイのアクセントになっています。 マロンのガレット・デ・ロワ フェーヴはエクレールの形 こちらのパイ生地は、見事に薄く重なる、重なる。パイ生地の塩気はあまり意識することなく、クリームと栗との甘さの方が勝っているように感じます。散らした栗と、栗を練りこんだクレーム・ダマンド。更に、ザクザクッとした食感が面白い周りのココナッツ&粉糖と、甘さは色々な形で複合的に現れます。栗がゴロンと入っているのが嬉しい♪ そこに、お酒の香りがふわっ。甘さは軽やかで、もう一切れほしいと思う美味しさでしたガレット・デ・ロワは、マロンとの相性がとてもいい♪ 隣席の男性が、このガレット・デ・ロワの中から粒アーモンドを掘り当てました! フランスでは、「ガレット・デ・ロワの中にはフェーヴが入っている」と広く知られていて自然と気をつけて食べる癖がついているためか、フェーヴは、生地の中に入れて焼きこまれます。 日本の場合は、PL法(製造物責任法)があるからでしょうか?誤飲を恐れてか、数年前からフェーヴを別添えにするお店も増えてきました。 最初の頃は、別添えのフェーヴを、食べる直前に底から押し込むようにと指示されていたこともあったようですが、入れる時にバラバラとパイ生地が飛び散り、いまいちスマートではありませんでした 最近の流行としては、万一間違って食べてしまっても大丈夫なようにと、アーモンドを一粒(二粒入っているのもありましたが)入れ、そのアーモンドを見つけた人が別添えのフェーヴをもらって王様に。アーモンドはカラ焼きされていますので、そのままボリボリ食べることができますよ☆ というわけで、アーモンドを引き当てた男性は、エーグル・ドゥースからもらってきたフェーヴ入りの2つの小袋のうち一つを選び、↑上の写真の“エクレール型フェーヴ”を入手。おめでとうございます!(エーグル・ドゥースからは、次のページでご紹介するもう一つとあわせ、2個のガレット・デ・ロワを購入) このあと、微妙な悲鳴があがります… つづく エーグル・ドゥース (Aigre-Douce)寺井則彦シェフ東京都新宿区下落合3-22-1303-5988-0330 営業時間 10:00~19:00 定休日 水曜日イートインありJR目白駅から徒歩8分この後に起きる事とは???と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪↓こちらもクリックしていただけると嬉しいです(絵か文字かどちらかでOK)にほんブログ村 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ◆ エーグル・ドゥース 寺井シェフのお菓子 ◆ ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.13
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アカシエの興野 燈(きょうの あかし)シェフのお菓子には、何か新しさを感じ、『アントワネット』 をはじめとする今までにいただいたいくつものお菓子は、とても強烈な印象が心に残っています。今回のガレット・デ・ロワの会でいただけることになって、本当にうれしい~2010年1月10日 アカシエのガレット・デ・ロワ 大φ21cm 3,200円 つやつやと黒光りするよく焼きこまれた生地の表面に、クッキリと浮かび上がる葉っぱ模様のカッティング。きれいですねー。まずは目で楽しみます。 ガレット・デ・ロワの受け取りは、参加するメンバーで手分けして行います。浦和まで取りに行って下さった方、ありがとうございました! やはり、お店で直接焼き立てのものを受け取り、それをいただける幸せは何物にもかえがたい。翌日にはまた味が少し変わって違った楽しみもありますが、パイ生地のお菓子は、できれは焼き立てで生地がサクッとしているうちにいただくのが美味しい♪ アカシエのガレット・デ・ロワ アカシエのフェーヴ(直径2cm位?) 撮影の後はすぐ切り分け、今回は各自でお皿を持ち、自分で選んで取ることにしました。(フランスでは、最年少の無垢な子どもが、誰にどの一切れを渡すか決めるそうです。詳しい取り分け方は、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワのHPに。) こちらのフェーヴは、中に入れて焼きこまれています。中から掘り出された方の「当たった!」という声があがると、会場は、いいなぁ~という雰囲気に満ち満ちて… そう、この会の参加者は8名。(切り分けやすい人数ですね)ガレット・デ・ロワは、(集まった人数にもよりますが)普通は1台。今回は食べ比べ会ですので6台。ということは、フェーヴも6個。…といって6人が確実にもらえるというわけでもなく、一人がいくつも当たることもある壮絶な戦いです アカシエのフェーヴは、リンゴのタルトのような形。何種類も用意されたうちの一つだと思いますが、お菓子の中からお菓子の形のフェーヴが出てくるのは嬉しいですねー。(ケーキ型のフェーヴが欲しい!)今回のガレット・デ・ロワは 葉の模様 パイが浮き上がりすぎないように、葉の中心を通る葉脈のカットの部分に、めだたないように穴が開けられているのが見えます。こちらのパイの高さは約4.1cmと、他と比べてやや厚めの浮きでした。 真上から見ると、模様が微妙~に中心からずれているのがご愛敬。日本人はどちらかというと、キチッと計ったかのように寸分狂いのない正確さをお菓子にも求めるようなところがありますが、フランスでは都心のお店以外では膨らみがまちまちだったり、ちょっと焦げていたり、あっちを向いたりこっちを向いたりしたお菓子が大らかに店頭に並びます。 アカシエのガレット・デ・ロワの模様は、繊細だけれどスッスッスッと軽やかに手を動かしている伸びやかさが感じられ、ゆったりとした気持ちになりました。興野シェフのお人柄が反映されているのかも?と想像して笑顔になります。 さてさて、お味は~。 アカシエのガレット・デ・ロワ 端からクレームがはみ出しそうなくらいたっぷり入っています。クレーム・ダマンドにクレーム・パティシエールを加えたフランジパーヌをお使いのため、アーモンドの香りがしっかり感じられる上にふんわりとした食感。薄めのパイ生地は、あまりパラパラと崩れてこない感じです。 フランス人はパイ生地の部分が好きで、日本人はクレームが好きだと耳にしたことがありますが、それが本当ならこちらのガレットはまさに日本人好み。後で写真を見た時にパッと思いだすのは、生地よりもクレームが先でした。 ガレット・デ・ロワはそれほど好きではない、と思っている人がいれば、こちらのガレットを一度召し上がっていただきたいですね。わかりやすい美味しさで、おすすめです エーグル・ドゥースのガレット・デ・ロワに続きますパティスリー・アカシエ(Pâtisserie Acacier)興野 燈(きょうの あかし)シェフ埼玉県さいたま市浦和区仲町4-1-12 プリマベーラ1F048-877-7021営業時間 10:00~19:00定休日 水曜日(祝日の場合は変動あり) JR宇都宮線・高崎線 京浜東北線 浦和駅西口から徒歩約13分JR埼京線 中浦和駅東口から徒歩約20分 興野シェフのお菓子に興味あり!と思われた方は ↓を押して応援して下さいね☆いつもクリック、ありがとうございます! ↓こちらもクリックしていただけると嬉しいです(絵か文字かどちらかでOK)にほんブログ村 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじガレットのお菓子日記 Home へお菓子教室発~美味しいお便り ガレットのお菓子日記 2 へ食べログへ
2010.01.12
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普通ガレット・デ・ロワは、一台を人数分に切り分けて、一切れずつ分けていただきます。今回は、パーティーというよりは、スイーツ好きが 8人集まって 6台のガレット・デ・ロワを味わうという会。焼きたてからそう時間がたっていない温かい物あり、個人ではなかなか買う機会のない特大サイズのガレットありと、盛りだくさん。セレクトして下さった主催者に感謝!2010年1月10日 ガレット・デ・ロワの会 ガレット・デ・ロワの由来は、キリスト教の1月6日の公現節(エピファニー)のお祝いにいただくお菓子ですが、現代では、1月末くらいまでは店頭に並ぶようになり、フランスの新年のお菓子として親しまれています。(お店によって、終了日はそれぞれのようです) たくさん並ぶと壮観ですね 一台だけ買うのであれば、やはりオーソドックスに伝統のアーモンド味を選ぶところですが、何台もとなると、バリエーションに富んだ色々なタイプのガレットに出合えます。 それぞれに一個だけついているフェーヴも楽しみ。全員に一個ずついきわたるというわけではないので、ここは今年の運だめしに。切り分けたガレットの中から見つかれば王様です さて、当たったでしょうか箱も、それぞれのお店で個性があり、並べると楽しい♪ 焼き色の濃淡、どの模様をつけるのか、(低く焼くのが決まりごとですが)どこまでの高さに焼き上げるのか、何か変わった素材を使うのか…。 更にパイ生地はどの製法か、クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)を挟むのか、フランジパーヌ(クレーム・ダマンドにクレーム・パティシエールをプラスする)なのか。一口にガレット・デ・ロワといっても実に違った顔をみせてくれます。素材を突き詰めていくと、その原産地まで話がいってしまうこともありますねー。(どこまで深い世界なの!) 知りたいことは山ほど。私はパティシエではないので、知ったからどうなる、と突っ込まれてしまうと苦しいものがありますが、好奇心は止められません。 また、どんなフェーヴを選ぶのかも気になるところ。お店オリジナルのフェーヴのこともありますし、ケーキの形をしたキュートなものや、人の形、はたまたあっと驚くようなフェーヴに当たることも。 フェーヴが外付けなのか、中に入れて焼きこんであるのか、外付けの場合は食べる直前に底から差し込むのか、それとも代用品としてアーモンドの粒が入れられているのか…それからおもむろに、美味しく味わいます。ああ、楽しい♪ この後、ざざざっと一台ずつご紹介しますね。この時点で、どれがどのお店のものか、当たったらすごい!ご想像下さいね☆アカシエのガレット・デ・ロワ に続きます 何が入っているの?どんなお味?と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.10
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お菓子屋さんが作るパンの中で、特に好きなのがパン・オ・ショコラフランスのパティスリーの定番で、必ずと言っていいほどみかけます。パンであり、お菓子っぽくもあり、お昼やちょっとしたおやつにいただくのにちょうどいい。ル・ポミエ本店でも、ショーケースの上で売られていました。ル・ポミエのヴィエノワズリー2010年1月5日 『パン・オ・ショコラ』『ションソン・オ・ポンム』 リンゴのパンとチョコレートのパンの場合、酸味があるリンゴからいただきます。 ションソン・オ・ポンムは、軽くサクッパラッと崩れるパイ生地が美味しい。それよりなにより、リッチなりんごの酸味が最高~♪たっぷりなフィリングは味が濃厚!この味、大好きです『ションソン・オ・ポンム』 フレデリック・マドレーヌシェフのご出身は、世界遺産のモン・サン・ミッシェルでよく知られるフランス北部のノルマンディー地方。特にリンゴのやリンゴ酒(シードル)の産地として有名です。マドレーヌシェフは店名にル・ポミエ(pommier=りんごの木)と名付けているほど故郷の味リンゴに思い入れを持っていらっしゃいますから、このお店ではリンゴを使った商品ははずせません♪ 『パン・オ・ショコラ』 パン・オ・ショコラには、ほのかな塩気が。グッと噛むと、上と下がくっつくほどぐぐぐぐぐ~っと生地が寄ってきます。サク~ッと歯があたり、ちぎったものをもぐもぐしていると、目の前でむくむくと生地が元の形によみがえってきます。すごいしっかりとした弾力 このパンは、どのお店にも置かれているクラシックなヴィエノワズリーですが、いただき方としてはベンチに座り、セーヌ川を眺めながら、白い袋に入っているのを手で持ってかじりつくイメージ『パン・オ・ショコラ』断面 パイ生地を使った可愛い小菓子『パピヨン』もあります。いくつか入って一袋578円。 『パピヨン』 papillons=蝶 形が可愛い~♪さくさくっとした軽い食感。いくつでも食べれそうです。『ガレット・デ・ロワ』Galette des Rois 注文は1月31日(日)まで この時期、店頭にガレット・デ・ロワも飾られていました。サイズによってお値段はいろいろ。 後ろにぼーっと見えているのがフェーヴ。「農場の動物」がテーマのようです。1個158円 デフォルメされた顔が面白くて、鳥を中心に7個買いました☆手前のガレットの上にのっているのは七面鳥。 チョコレートもお土産にしましたが、そのお話はいずれ。ル・ポミエの魅力は多方面にわたっています☆ル・ポミエのお菓子 もくじ 『フランス菓子』フレデリック・マドレーヌシェフの著書ル・ポミエ (Le Pommier)本店東京都世田谷区北沢4-25-11 03-3466-3730 営業時間 10:00~20:30年中無休小田急線 東北沢駅・京王線笹塚駅より徒歩6分小田急線 代々木上原駅・下北沢駅より徒歩10分 井の頭通り沿い 駐車場3台分ありイートイン席ありマドレーヌシェフのパンも美味しそう~♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.09
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ル・ポミエ本店で初スイーツを2品いただいた後、もうひとつの目的『エクレール・ティーグル』をお持ち帰り。2010年1月5日 ル・ポミエの干支エクレア 『エクレール・ティーグル』 Eclair Tigre 441円 tigre=虎 フレデリック・マドレーヌシェフは、毎年干支のエクレールをお作りになります。勇ましいお顔になるのか、可愛くなるのか、楽しみにお待ちしていました☆…可愛らしい~~~~。キュートな虎です。 犬と牛の写真はこちら 牛は2009年の限定販売でした鼻や耳はプラチョコで作られています。『エクレール・ティーグル』 顔がついているものを食べる時は、ちょっと躊躇しますね。ごめんねごめんね、と言いながらカットして撮影。おしりから食べていきます。 お味は…。見た目がはっきりと黄色いので、もしかしたら上掛けにはマンゴーとかレモンとか、何か黄色っぽい果物のフレーバーが?と思いましたが、特に変わった味は加えてありません。たっぷりとフォンダンがかかっていて、かなりの甘さ。 フォンダン 最近のパリのエクレールは、どんどん甘さが控えめになり、軽い方へ向っていると思いますが、こちらはクラシックな味わい。 中にはちょっとポッテリとしたチョコレートクリームが絞り込まれています。いただいた時のバランスは チョコレートクリーム < フォンダン しっかり甘いです。これぞ記憶に残るフランス菓子! 日本に出店され、お正月や干支など日本の文化に敬意を払って下さっているように思えます。でも、この甘さはゆずれない、これが私の味!とマドレーヌシェフが主張しているように感じました。 皮はバリッと焼きこまれるタイプ。持ち帰って食べましたので焼き立てよりは若干食感が控えめになっていると思いますが、ナイフできれいにスパッと切れる硬さはキープ。2010年1月5日 ル・ポミエ本店 エクレール・ティーグルとエクレール・シアン 実際に自分の足でお店にでかけ、(許可を得て)写真を撮らせていただくと、こういう面白い発見があるので嬉しいですねー。「角度によってお顔が変わる!」 たのしい~この角度だと、更になごむお顔に。 お持ち帰りは淋しく一匹だけ。他に、パン、チョコレート、ガレット・デ・ロワに入れるフェーヴも買いました♪おまけ お正月、部屋に飾っている虎で~す。埼玉県小川町 張り子の虎 虎ストラップ(おがわはりこ・嶋田さん作) 『フランス菓子』フレデリック・マドレーヌシェフの著書ル・ポミエ (Le Pommier)本店東京都世田谷区北沢4-25-11 03-3466-3730 営業時間 10:00~20:30年中無休小田急線 東北沢駅・京王線笹塚駅より徒歩6分小田急線 代々木上原駅・下北沢駅より徒歩10分 井の頭通り沿い 駐車場3台分ありイートイン席 8席ありル・ポミエのお菓子 もくじパン・オ・ショコラとションソン・オ・ポンムの魅力 に続きますマドレーヌシェフの干支エクレアはキュート♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.08
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ル・ポミエ 本店で、初スイーツをいただきました 前々から一度食べてみたいと思っていた華やかなヨーヨー型マカロンと、お正月バージョンで飾りが少し違っているプチガトーです。2010年1月5日 ル・ポミエ本店でお茶 昨年麻布十番にオープンしたル・ポミエの2号店を訪れてから、どうしても本店に行ってみたくなり、そこで今年初めての生菓子をいただくことに。 駅からしばらく住宅地を抜けて歩き、井の頭通りに出ると、そこだけ唐突にフランスといった感じの可愛らしいお店が現れます。2010年1月5日 ル・ポミエ本店(世田谷) 中に入ると明るい光に満ちた優しい雰囲気に包まれます。麻布十番でも感じましたが、スタッフの笑顔がとても自然で、感じがいいお店の前に車がとめられますので、私が中にいる間にも続々とケーキを買いに人が訪れます。年中無休ですので、お正月には更に賑わったでしょうね☆ 一通り眺め、お正月らしい華やかな生菓子を、と思い、選んだものはマカロンを使った『ヨーヨー・オ・フレーズ』とお正月らしい色合いの『パティナージュ』。 『パティナージュ』 『ヨーヨー・オ・フレーズ』 まずはパティナージュ。ケーキの上の飾りがちょっと和風?紅白と金の棒状の飾りと、緑の葉っぱ型の飾りが。お聞きしてみると、その部分だけいつもと変えてお正月仕様にされているようです。わ~、なんだかおめでたい。飾りはプラチョコでできていますので、食べてもよけてもどちらでもいいですね。 お持ち帰りの人が多いのでしょうか、底がずれないように飴のようなものでがっちり金台紙にくっつけられています。サロンでいただく時には食べにくく、これはちょっと残念。 ホワイトチョコレートのムースの甘さ、フランボワーズ(木苺)のつぶつぶっとした食感、イチゴのジュレやコンフィチュール(かな?)…。いくつもの食感が重なり、やわらかい口当たりなのに色々な刺激が次々と現れてくる楽しさ。横から数えると、ピストレも含めると9層くらいでしょうか。ああ、こういうものが食べたかった♪パティシエのケーキをいただいているという気分が盛り上がります。 このケーキは、アイススケートをイメージして作られたそうです。フランスのスケート場はどんな感じなのでしょう?フレデリック・マドレーヌシェフが頭の中に描かれた風景は、子ども時代に遊んだ故郷(フランス ノルマンディー地方)のスケート場でしょうか。なんとなく、屋外を想像してしまいました。 patinage=スケート 『ヨーヨー・オ・フレーズ』 Yoyo aux Fraises fraise=苺 インパクトのあるヨーヨーの形!(フランスにヨーヨーはあります?)かなりしっかりと立っていますので、ある程度の硬さがあるのかと思っていたところ、確かに想像以上にがっしり。 バリッと硬い大型マカロン周りがパリッ、中がもっちりという小型のマカロンとは違い、スンナリとナイフが入らないくらいのしっかりとした硬さです。切っている時にハラハラと崩れてくるかと思ったところ、ガチッと固まっています。そのおかげできれいに切れました。(フォークではなく左手で押さえ、けっこうぐいぐい力をいれてナイフを使います) 中にはイチゴのムース。生地とあいまって、苺スイーツを食べているというピンポイントの充実感あり。これは苺が主役だとはっきり主張していていいですね~「ぱりっ、ふわっ」ではなく「みっしり、しっかり」。ほぉ。こうくるのね。甘さも苺も“強い”お菓子でした。あ~、食べた☆という満足感に浸ります。2010年1月5日 ル・ポミエのプチガトー もうひとつ、どうしても食べたいものがありました。それは…虎。犬・牛と食べて、今年の干支は虎です。それはお持ち帰りにしました。パンもチョコレートも買いましたよ~。ル・ポミエ本店 店内 『フランス菓子』フレデリック・マドレーヌ 著ル・ポミエ (Le Pommier)本店東京都世田谷区北沢4-25-11 03-3466-3730 営業時間 10:00~20:30年中無休小田急線 東北沢駅・京王線笹塚駅より徒歩6分小田急線 代々木上原駅・下北沢駅より徒歩10分 井の頭通り沿い 駐車場3台分ありイートイン席 8席ありル・ポミエのお菓子 もくじ次のページ 虎スイーツ に続きます生菓子を食べにル・ポミエへ♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.07
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パイ生地にアーモンドクリームを入れ、丸く平らに焼き上げたガレット・デ・ロワは、1月6日 キリスト教のエピファニー(公現節)のお祝いの時に食べられるものでした。 現在のフランスでは、クリスマスが終わるとすぐにお菓子屋さんもパン屋さんもこれを焼き始め、1月下旬まで店頭に並びます。フランス人にとってガレット・デ・ロワは、「お正月のお菓子」といった意味合いを持つのでしょうか。 Galette des Rois =(直訳すると)「王様のお菓子」 Epiphanie = 東方の三博士がベツレヘムにキリストを訪ね、その誕生を公に知らせた日。それを ご公現(神が公に現われる)とし、お祝いする12月・1月のお菓子教室 ガレット・デ・ロワ 12月と1月のお菓子教室では、このパイを作っています。フィユタージュはバターを包み込む通常の方式で作ります。折っては休ませ、折っては休ませと、かなり時間がかかるので、事前に差し替え用をいくつか用意しなければなりません~お教室準備としてはけっこう大変ですが、自分で作るパイ生地を覚えるといろいろ使えて便利ですので、ここは頑張ります。 この写真のガレット・デ・ロワの模様は、生徒さんがつけたもの。ナイフを短く持ち、回転台にのせたパイをくりっくりっと動かしながら、すっすっと筋をつけていきます。模様のパターンは、他に葉っぱや麦などがあります。 中には陶器のフェーヴを一つ入れて焼き上げます。大勢で集まった時に切り分けて一番年下の子どもが、誰にどの一切れを与えるのかを決め、フェーヴが当たった人がその日の王様に。 fève = そら豆ガレットとは? お稽古の後は、おまけの焼き菓子と共に、楽しいティータイム !しまった!王冠を上に飾るのを忘れていました ぁぁ~本当は、紙製の王冠を上にのせます。 さらに詳しいガレット・デ・ロワの説明は、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワのHPに。※ ガレット・デ・ロワの基本はパイ生地とクレームダマンドですが、最近はチョコレートを使ったり和素材を使ったりと、どんどんバリエーションが増えているようです。サダハルアオキの和素材ガレットが、ヴェルデさんのブログに。カット販売という発想は、超・日本人的感覚で面白い…。※ カタカナ表記として、音の響きからガレット・デ・ロワとしましたが、ガレット・デ・ロアと書かれることも多く、統一されてはいないようです 昨日、ル・ポミエ本店に行き、初スイーツをいただきました~。フレデリック・マドレーヌシェフのガレット・デ・ロワもお店にありましたよ。動物フェーヴを購入そのお話は、次のページとその次に。1月にはガレット・デ・ロワを!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.06
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ブログによくコメントを下さる トニー2001さん から、香り高い素敵な荷物が届きました。郵便受けを開ける前から、待ちきれないように漂ってくるこの芳醇な香りは…コーヒー豆です 本当に、封筒を突き抜けて、いい香りが鼻をくすぐります。焙煎したてのコーヒー豆って、こんな香りがするのね!と驚きでいっぱいに。 トニーさんは、青森市で本格コーヒー豆専門・自家焙煎コーヒー豆屋さんの「トニービーンズ」を経営されているコーヒーのプロ。私のスイーツブログを読みにいらしていただけて、光栄です~。エチオピア コーヒー まずは「エチオピア」。 コーヒー好きで毎日3,4杯は飲んでいます。でも、コーヒーの知識は皆無。ふだんは濃い目のものをミルクで割ってカフェオレにしていただくことがほとんどですが、このコーヒー豆に敬意を表して、ブラックでいただきます。「エチオピア」 豆は写真用にたっぷりとお皿に入れてありますが、実際にミルでひくのはその時に飲む分だけ。 夫が、私よりはコーヒーをいれる知識を持っていますので、頼みました。(普段はコーヒーメーカーを使っています。気が向いた時でないと、動いてくれない…)本当は、ヤカンの注ぎ口がもう少し細い方がいいのだけれど…とぶつぶつ言われましたが、これでなんとか。紙をあまりぬらさないように注意しながら、まずはほんの少量そそいで粉をふやかします。 泡・泡が消える少し前にまたお湯を少し注ぎ、ちょっと待ってまた消える前に注ぎ、と、繰り返して少しずついれていくそうです。 あ~、いい香り♪ コーヒー大好き。お菓子とあわせる時は紅茶のことが多いのですが、普段パソコンに向かう時、ちょっとくつろぐ時には必ずコーヒーです。 「エチオピア・国営リム農園」 全く知りませんでしたが、これは一般的には『モカ』と呼ばれているそうです。ずっと昔に『モカ』を飲んだ時の印象は、「酸味が強い」→好みの味ではない でした。さて、困った。モカか…。 トニーさんからの説明書には、このエチオピアのコーヒー豆が残留農薬問題で現在はほぼ輸入停止状態とか。そんなに貴重な豆なんですね。。。 いただきます。 ん?………。最初に感じたのは、酸味というより深煎りの苦味。いえいえ、苦いという言葉はちょっと違います。深く濃い感じがしたのですが、変な苦味は全くなく、印象は“マイルド”。あら不思議。ミルクを入れたくなることもなく、ストレートでぐびぐびと飲めてしまいます。え~、モカって、こんなに柔らかいお味のコーヒーだったの!?ずっと苦手と思ってきた感覚がガラガラとひっくり返ります。驚いた。おいしい!これは貴重な体験です。 あわせていただくのは、ゴディバのカレ。 carré=正方形、四角な『カレ ミルクウェハース』は、ザクッ、つぶつぶっ、と食感があるミルクチョコレート。『カレ ダークオレンジ』は、オレンジピール入り。カカオ分50%と苦味が少ないダークチョコレートです。コーヒーとチョコレートで幸せなひと時。トニービーンズ(COFFEE ROASTER TONY BEANS)青森市金沢3-13-52(金沢小学校通り、ツルハラドラッグ大野店の東隣)070-5625-8145営業時間 11:00~20:00 (13:00~14:00は昼休み)定休日 月曜・木曜駐車場1台あり[追記] ご注意!トニービーンズさんはコーヒー豆販売の専門店ですので、カフェではなく、店内でコーヒーを飲むことはできません。お間違いのないよう…。本格コーヒーは香りが違う!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.04
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お正月は親戚めぐり。元旦に続き、1月2日にも豪華なおせちをご馳走になりました。人が作ってくれるものは美味しい、嬉しい♪ ちょっと(かなり)食べ過ぎました1月2日のおせち 親戚一同がにぎやかに集まって この他にも、お刺身や海老フライ、お肉のしょうが焼きなど続々登場。すごい量でした。満腹 1月2日のおせち これだけのものを丸々ご馳走になれる幸せをかみしめて。親戚が集まる場があるということは、本当にありがたいことです。(しかもお料理が美味しい♪) 自分でおせちを作らない言い訳もできませんが、連日たっぷりいただいて、お正月気分を満喫。 いそべ焼きと黄粉餅だけはお正月の間に焼きます。知人宅のお庭で毎年恒例のお餅つきがあり、臼と杵でついた赤・白・緑(青海苔)の本物のお餅をわけてもらっています その他に、私が作るものは元旦のお雑煮だけ…。うちのお雑煮は、鶏肉、三つ葉、にんじん、なると、小さな角切り焼き餅を入れた関東風澄まし仕立て。写真を撮る間もなく、これは食べ切ってしまいました。 おなかがいっぱい。運動しないと~~~!初スイーツもまだですし、お菓子の初焼きもまだです★(梅もなか、草だんごなどの和菓子や、杏仁豆腐などはちょこちょこと食べていますが)お正月はやっぱりおせち☆と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.03
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元旦にいただいたおせちです。自分でも作れるといいのですが、お料理苦手で~ お正月は親戚めぐりです 二種類のおせちをいただきました。銀座アスター 壱の重 銀座アスターは、普通に美味しくいただける便利なお店。広東料理の少し甘めのしっかりした味付けと北京料理のお店ですが、おせち料理はバラエティに富んだものが入っています。 壱の重の中では、花椒塩(塩山椒)をつけていただく『蟹の爪の広東風揚げ物』『広東風海老団子の揚げ物』、『筍と高菜漬けの炒め物』が食べやすい。車海老・伊勢海老などは殻をむかなければいけませんが、見た目が豪勢でお正月向けですね。 デザートのようにも思える甘いお楽しみには、『干し杏の蜂蜜漬け』、ふっくらした『金柑の蜜煮』、そして珍しい『干し柿の白餡巻き』と、いろいろ銀座アスター 弐の重 お行儀よく9つの仕切りで分けられているのは、弐の重。『くるみの北京風蜜煮』は、カリカリカリッとした軽い響きの食感が好きですねー。手がとまらなくなります。 『あおりいかのXO醤炒め』にはみんなの手がのびていました。左手前にある一見何だかわからないものはお魚(アンコウ)。コックリと煮あげた『鮟鱇の五香風味煮』で、ハッキリした強さが。 『天然大海老の唐辛子ソース煮』(エビチリ)の海老は肉厚♪ 2010年元旦のお重 母のお重二段と、銀座アスターの壱の重母のおせち母のおせち(煮物) 昔からこの煮物の味付けが食べ慣れています。お重は、前は確か三段にしていましたが、今は二段に。お正月はやっぱりおせち!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.02
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昨年は、たくさんの励ましのコメントやメッセージなど、力強い応援をありがとうございました。皆様の一年が、素晴らしいものになりますように! 今年も「ガレットのお菓子日記」をよろしくお願いいたします 庭の椿です 一つの木に赤い花と、赤白の花が咲いています 今季は咲くのが早かったような…おめでたい色で嬉しいですね~ ≪ 2010年の目標 ≫ ブログ更新をマメにする時間がある時に下書きをしておくなど工夫して、できれば毎日更新。…と宣言してしまうと辛いので無理はしませんが、細かな記事も混ぜながら、できるだけコマメに更新するようにしますねー。いつも読みにいらして下さる皆様、本当にありがとうございます。書きかけのまま放置してしまう記事を、これ以上増やさないようにがんばります~。 「ウィンドウズ7」を使いこなす 年末に壊れたパソコンの代わりに、駆け込みで最新のパソコンを買いました。(パソコンにもタイムセールってあるんですね。お得なお買い物ができました)パソコンに詳しい友人に初期設定をお願いしていますが、セブンになると、XPと色々細かな操作が違うらしいのでドキドキ。(メールでOutlook Express が使えなくなると聞き、大ショック!)お正月明けに彼女に教えてもらうことになっていますが…。なんとか学んで使いこなさなくては! 「デジイチ」を買う 買う買うと言いながら結局昨年は何もアクションをおこさなかったデジカメ一眼レフ。今年こそ!うまく使いこなせれば、お菓子の写真がもう少し芸術的に撮れる…かも。 ダイエット! 水中を歩こうかと…。今年こそ。お菓子をいろいろ食べるためには、たくさん脂肪を消費しなくては。 旅行! 今年は絶対お菓子の旅へ。こうして口に出して大きな声で宣言してしまえば、何とかなると思っています☆ウィーンに行きたいのですが、どうなるか。ドイツ語が全くわからないので、一人旅は難しいかも。よく考えます。 2004年 デーメル この時は、ちょうどデジカメとフィルムカメラの切り替わりの過渡期。念のため両方持って旅しましたが、デジカメに慣れていなかったので、かなりブレブレブログも始める前でしたので、お菓子写真も少なかったのが残念。今度こそ。 さて、いくつ実現できるでしょう~?もちろん全部!!!…のつもりです。今年も美味しい情報をよろしくね!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく!ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ
2010.01.01
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