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きょうは予備校で厚生年金保険法の試験を受けてきた。厚生年金は年金の2階建ての部分だ。年金財政が逼迫したためにちょっとずつ支給開始年齢を遅らせる。現在まさに移行期間中で、最終的には誰もが65歳から支給されるようになる。昭和36年生まれの学年が65歳になったときに移行は完了する。ちなみに私は移行期間に当たる「犠牲者」だ。おかげで60歳以降受給開始年齢まで無年金となってしまう。企業は、定年引上げや定年撤廃を忌避し、再雇用制度で逃げる。もちろん私の会社も再雇用制度で逃げている。再雇用するかどうかは会社が決めるのであって、会社と労働者の立場は対等ではない。だから無年金で苦労する世帯が出るのは明白なのだ。ところが、奇妙なことに、手当てをするどころか、再雇用制度に国がお墨付きを与えるという企業側に甘い法律(高齢者法)を制定している。ここでも財界が自民党を買収して企業側に有利な政策を実現させている例を見る。派遣法と同じ手口だ。そもそも金で政策を買うというのは民主主義に反するようで違和感を覚える。最高裁の判断は保守的にすぎると思う。いずれにせよ、自民党と官僚が談合して国民を年金受給開始を5年遅らせたのは、自分達のテキトーな仕事がもたらした年金崩壊の恐れを先延ばしにするためだ。ソフトランディングといえば聞こえはいいが、結局それはごまかしや言い逃れの別名にすぎなくて、要するに見えないところで国民の信頼を裏切り続けてきたのだ。60歳から無年金の5年間をどうやって生きていけばいいのか教えて欲しい。自助努力とか、自己責任とか、自分達の無為無策を棚に上げて無責任なことは言わないでもらいたい。
June 30, 2007
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平舘英明「死活ライン」を買った。サブタイトルが「『美しい国』の現実(リアル)」。まだ少し読み始めたばかりだけど、製造現場で非正規社員が死活ラインにいることは喧伝されているが、教員や図書館司書といった自治体の仕事にまで非正規社員が増えていることは知らなかった。きょうはボーナスが出て、財布の紐が緩むところだった。こういうルポルタージュを読んで、労働者を取り巻く状況を知ると緊張感が出る。財布の紐を緩める余裕はないとわれに返る。しかし、ひどい世の中だ。不条理が普通にみられるようになった日本の明日を憂うよ。労働者には、団結権、団体交渉権、団体行動権が保障されているのだから立ち上がるしかない。憲法で保障されている分、起業より簡単な(?)感じがするので、ぼくなら必死になって絶対闘う。まず、独立系のユニオンに加入するわな。あと裁判も絶対する。知人にも頼むけど、自分でも勉強する。裁判は長期戦を覚悟しなければならないしね。あとはネットであらいざらいぶちまけるくらいのことはするかも。すくなくとも何らかの形で記録は残す。いずれにせよ、そうならないうちに「美しい国」の現実を知っておくことは意味のあることだと思った次第でして。値段は1100円。以下目次。第1章 「ワーキングプア」の現実1.前近代的労働の復活/搾取される流浪の労働者たち2.露呈する「小さな政府」のツケ/公共サービスを侵蝕する賃金破壊3.規制緩和がもたらす貧困/生存権も奪われたタクシー労働者4.劣悪なヘルパー労働/介護の質的低下で高齢化社会に暗雲5.黄金の国ジパングの暗部/外国人労働者に強いる奴隷労働6.弱い者いじめの重税国家/市場淘汰される中小業者第2章 小さな政府 大きな格差1.自治体リストラの正体/「痛み」を強いる道庁改革2.「郵便局はなくならない」のウソ/過疎地の切捨てがはじまる3.希望なき郵政民営化/郵便局員の悲鳴が聞こえる4.現代版「楢山節考」/生活保護・老齢加算廃止の非情5.生存権も教育権も奪われて/母子の棄民化がはじまる6.これでは病院に行けない/国民健康保険証を返せ7.弱者切り捨ての障害者自立支援法/福祉はカネで買えない!生存権を保障する社会に向けて
June 29, 2007
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労組の幹部が来るので、事業所長は接待ゴルフに行く。何なのこれは。組合員は月々最高5千円くらい払ってるんだぜ。ったく。もはや組合員でないからどうでもいいことなんだけど、労働貴族は過去のモノではないことは記しておくに値いするだろう。高い飛行機代と宿泊費をかけて、何しに来るのかと思いきや、ゴルフである。しかも安いゴルフ場はいやだとのたまったらしく、プロのトーナメントが行われる最高級のゴルフ場だ。馬鹿じゃないの? いまターゲットになっているのは派遣に置き換えうる女子社員。95年に経団連(旧日経連)が宣言した、労働者を3つに分断する方針は着々と進められているのだ。95年以来、急速に進んだ労働者の地位後退の原因の一端は、飼いならされた労組にある。だって完全に端からやる気ないんだもん。平日に避暑を兼ねてゴルフなんだからね。年功序列・終身雇用が崩れて会社が共同体の役割を放棄した現在、労使協調やってる場合ではなかろう。共同体が崩壊したことで鬱病が蔓延し、自殺者だって年間3万人を超えている。幹部は呑気なもんだ。おとなしくやってれば将来が約束されているんだからね。卒なく、無難にやり過ごせれば、立派なサラリーマンだってことか。騎士道を忘れた貴族なんて、人間としては最低の部類だね。
June 28, 2007
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アベシンゾーよ、年金問題に幕を引こうとしても無理だ。頼むから国民感情を逆撫でするようなパフォーマンスはやめてもらいたい。だいたい社会保険事務所(年金相談コーナー)で確認できるのはせいぜい1日数百人程度。だから100日つまり4ヶ月たっても数万人程度なのだ。ましてや選挙まで1ヶ月。1ヶ月で確認できるのは、一箇所につき1万人程度に過ぎない。東京でさえ年金相談コーナーは30箇所程度。全国では千数百箇所程度だ。結局、選挙までに確認できるのは1千数百万人程度だから正社員の数(3千5百万人)にさえ遠く及ばない。しかも時間が経てば経つほど犠牲者の累計は増えていく。おまけに職員の対応の悪さがアタマに来たりするのだから始末が悪い。アベシンゾーだから庶民の気持ちがわからないかもしれない。パフォーマンスのタチの悪さは、事態の深刻さを飲み込めていない点にある。庶民は真剣。なにしろ老後がかかっているのだ。庶民は庶民で、老後をどうやって生きていこうか悩んでいるのだよ。アベシンゾーには70万円は意味ないことだろう。が、庶民は40年間働いて保険料を納めてもらえる国民年金がやっと80万円にすぎないのだ。月ではなく、年に80万円しかないんだぜ!40年という歳月の途方もなさと80万円という額に象徴される恵まれない境遇。これこそがアベシンゾーのパフォーマンスが怒りを誘う原因だ。しかも国民年金の満額が80万円にしかならないという事実に唖然とするひとも多いに違いない。だから要するにパンドラの箱は空いてしまったのだ。思うに、もともと年金は戦時中に戦費調達のためにはじまった制度だ。だから戦費として使われる運命にあった。戦後になったからといって年金に対する政治家や役人の意識が急に変わる訳がない。その結果、浪費体質は改まらないままに、やがて年金財政は逼迫し、昭和61年に改悪して給付を一律5%カットしたりした。また、少子高齢化はずっと前に予想できたのに役所主義で対応を怠ってきた。保険料UPが限界に達すると見るやいなや保険料を一定にする代わりにあっと驚く給付を減らす仕組みに変えたのである。年金の破綻はまぬかれたとか称しているが実はこれは詐欺ではないか。自民党と官僚は結託して、いかに問題を顕在化させないで、われわれの目をごまかすかに腐心してきたのだ。こうして見ていくと今回の年金問題は、そうした国民を馬鹿にした政治と行政の延長線上にあるのだとわかる。自民党と官僚の癒着を断ち切って、だれもが安心して老後を任せられる年金制度を再構築しなくては。文字通り再構築である。国になるべく裁量を与えない、庶民でもわかるシンプルな制度ということで、ベーシックインカム(by リバタリアン)だっていいと思っている。まずは議論をはじめなくてはならない。そのためには、馬鹿みたいに国会で強行採決を繰り返す、議会政治が何たるかがわかっていないアリバイ主義者、アベシンゾーの内閣を潰さなくては。アベシンゾーにとって国家はどうやら生命を捧げるべき崇高な存在であって、寝ても醒めても国家のことばかりしか考えられないらしい。庶民の生活なんて、しぼれるだけしぼりとるだけくらいにしか考えてなくて、それが証拠にいつだって強いモノの味方だったでしょう?美しい国は、美しい老後など保障してくれないのだわ。
June 27, 2007
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社会保障は、能力に応じて負担し、必要に応じて給付する。弱者に対する姿勢の基本でもある。たとえば会社の親睦会の会費。女子社員は月1000円で、男子社員は月1500円、管理職は月2500円。これが常識ある対応として受け入れられている。しかるに一般に社会保障費の逆進性はひどい、ひどすぎる。10年後選択定年すると保険料をしばらく払うつもりでいる国民年金。その国民年金の保険料はいまちょっとずつ値上げされていて、いずれは約17000円にフィックスされる。サラリーマン以外は毎月17000円の保険料を払うことになる。毎月17000円だよ。しかも夫婦なら34000円だ。おまけに物価水準が上がれば34000円で済まない。生命にダイレクトにひびく国民健康保険すら払えないひとが国民年金など払えるわけがないと思うのだ。日本の社会保障は逆進性が強すぎて、消費税の逆進性どころの騒ぎではない。消費税も逆進性が強い。生活必需品に対しても一律かかってくるのは確かに問題だ。が、それ以外のぜいたく品は買わなければいいだけだからまだ罪は軽い。というか、制度的な手当ても比較的容易だ。社会保障、特に国民年金は罪が重い。国民全体でだれにもやがて来る老後の生活を支えあうシステムなのに貧しいから保険料を払えないというのはほうっておいていい訳がない。もともと給付水準が低すぎるのも問題なのだが、保険料を払えないから排除します、では済まない問題だと思う。能力に応じて負担し、必要に応じて給付する。改悪につぐ改悪を続けてきた政治家や官僚は反省すべきだ。事実上破綻している年金制度を立て直すときには、常にこの原則に立ち返ることは忘れてはいけないと思う。保険料不払いが3割に及んでいる現実を直視しなければならない。不払いが3割だぜ、3割!!結局のところ逆進性が強すぎるのだ。原則をないがしろにしてきた結果だともいえる。
June 26, 2007
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給料明細を見る。13900円だった所得税が8500円に減った。22500円だった住民税が33900円に増えた。差し引き6000円の増税である。会社は史上最高益でめちゃめちゃ儲かっているけど給料は変わっていない。景気がいいから給料が増えるのであれば我慢も出来る。しかしそうではない。利潤は内部留保と設備投資、株主への増配となるだけで、従業員の懐が暖かくなる訳ではない。つまり景気がいいから減税をやめる(=増税する)という理由づけは説得力を欠いている。現にどうでもいいイラク特措法なんか延長に次ぐ延長を重ねているではないか。安倍政権が何を重視していて、何を軽視しているかがよくわかる。庶民の敵、安倍晋三…。
June 25, 2007
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きょうは次男の誕生日プレゼントを買いに行った。便乗して「ワーキングプア 日本を蝕む病」(ポプラ社/1200円)を買った。NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班・編。新聞も読んでいないし、社会の動きを知りたいという欲求は大きい方なので、気になっていた本だ。6月11日第1刷発行なので出て間が経っていない。目次は次のとおり。1.「貧困」の闇が広がる日本2.ホームレス化する若者3.崩壊寸前の地方4.夢を奪われた女性5.グローバル化の波にさらわれる中小企業6.死ぬまで働かざるをえない老人7.荒廃を背負う子ども8.現実に向き合う時社労士の勉強もいいけど、現実を知ることの方が先だ。ちなみに次男の誕生日プレゼントは「チェス」。欧米人とやるのにいいかも知れない。
June 24, 2007
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社労士合格答練、きょうは今話題の国民年金法の試験だった。骨太な部分も忘れてしまうんだよね。真島伸一郎「年金がアッという間にわかる本」を読もうとしたが、結局間にあわなかった。障害年金の途中で試験に突入。遺族年金や寡婦年金はブランクのまま受けた。試験終わって、解説のビデオを見てきたいまでさえ、遺族年金の額もあやふやだし、寡婦年金に至っては一体それってなに、状態なのだから恐ろしい頭脳だ。しょぼい老後が待っていることだけは確かだ。厚生年金もあるがそれだってたかだか知れている。家内と2人で合計で20万円あるかなしかだ。しかも60歳から無年金の5年間をどうしろっていうのだ。会社は選別するのであてにならないし。65歳までの定年引上げはありえない。官僚だけでしょ。天下りなんてあるのは。自己責任を民間に押し付けて、自分たちは常に安全なところにいる。よくないよ。進路に悩む高校生にだって悪い影響を与える。
June 23, 2007
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毎月足が出て、ボーナスで補填している家計。そのボーナスも尽きた、給料日前の土日、家族そろってじっとしているしかない。思えば、この半年、娯楽に金をかけた記憶がない。長男には最低限のモノしか買っていないし、次男にも教育投資以外、何もしていない。家内は軽快したとはいえ、鬱でパワー不足。休日は家族そろって家に閉じこもる。金もない、パワーもない、時間もない。それでも家内の手作りの菓子や家庭料理で心は満たされる。子供たちのたわいもない会話やいさかいが明日の馬力へとつながる。長男はあと1年半で大学受験。建築学科に行くと言い出した。大学院は奨学金で行ってもらわなければならない。最低限の投資はしたが、それ以上は自分で切り開いて行ってもらわねば。厳しいけれどそれが現実だ。
June 22, 2007
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電車の中で読んだ本の復習。国民年金には任意加入という制度がある。小生は社会に出たのが25歳のときだから60歳まで保険料を払い続けても35年にしかならない。国民年金は40年保険料を払ってはじめて年80万円もらえる。正確には25年払えばもらえるのだがそれでは満額の80万円もらえるのではない。25年は40年の60%だから年金も80万円の60%しかもらえない。35年では85%しかもらえない。では小生が80万円もらうにはどうすればいいのだろう。任意加入の制度を利用する。60歳以降も年金を払い続ければいい。60歳から65歳までは年金を満額もらいたいという不遜な動機も受け付けてくれる。前納はできたっけ?勉強不足なのでわからん。ちなみに25年に満たない場合は65歳以降も払い続けることができる。ということは、45歳ではじめて老後が心配になって、国民年金の保険料を払い始めたとしても遅くはないということだ。満額はもらえないが、60%はもらえる。厚生年金は70歳を越えても保険料を払えるので、厚生年金とあわせればなんとか生きていくことはできるかも知れない。健康であることが大前提だけどね。週末の社労士合格答練は国民年金だ。年金のことなんて勉強を始めるまではチンプンカンプンだった。しかしなんだなぁ、わずか80万のために60歳以降も1万7千円の保険料を5年も払うのはきついよなぁ。年68万円しかもらえないのを80万円にするために高い保険料を払い続けるのだ。年68万円というと月々5万7千円だ。こいつを月々6万7千円にするために60歳から5年間、月々高い保険料を払い続ける切実な思い。でも、これが庶民の現実なんだよね。政治家や官僚は庶民のこういう現実に想像力が及ばないんだろうか。年金問題は本当に庶民にとっては大問題なのだ。ここんところがわからない安倍ちゃんはやはり坊ちゃんなんだよ。
June 21, 2007
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退職後のライフプランを練った。10年後、次男が大学に入ったと同時に家のローンを繰り上げ返済する。原資となるのは、選択定年の退職金だ。繰り上げ返済した後に残るのは700万円で、これで年金が出るまでの8年間の生活を組み立てなければならない。ということは、夫婦2人で月7万円がベースとなる。ここで、行政書士と社労士の資格を生かせないかと思案しているのだが…。家内の割り当ては、英語のアルバイトで月4万円。となると行政書士・社労士で、最低月5万円は稼がないといけない。年寄りの冷や水、綱渡りのような老後である。なんでこんな目に遭うのか。そもそもは年金受給開始年齢を5年間遅らせて65歳にしたせいだ。そのせいで綱渡りをしなければならない。要するに政治家や官僚のテキトーな仕事のつけを払わされるのだ。そう思うと腹立たしくなってくる。選挙民の一票次第で、知らず知らずの内に大変なことになるということだ。
June 20, 2007
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日本がアブナイ!を読んで思ったのだが、安倍内閣の強硬的な議会運営を見ていると国民は完全になめられているというか、それこそ本当に日本は危ないという感じがしてきた。強行採決ですべてを押し切ろうというのなら議会なんか最初からなかった方がマシだ。つまり、議会を閉鎖して一党独裁にしてしまうのだ。効率はいいし、偽善的でない。安倍晋三とその仲間に聞きたいくらいだ。どうして一党独裁ではいけないのか。経済的にも軍事的にも巨大な帝国であるアメリカ。ハブであるアメリカにしてみればスポークにすぎない日本は独裁である方が利用しやすい。それが真に相手を思いやるということだ。それこそが結局のところは日本の国益につながるのだ…。おじいさん同様アメリカに追随する安倍首相。安倍さん、どうして一党独裁ではいけないのですか? わかってんですか? あなた、成蹊大学で政治学を学んだんでしょう?多数派イコール正統性の源泉だとしても議会制民主主義の本質はそれに尽きるものではない。端的に言って、少数派の意見をすくいあげるのが議会制民主主義の本質でしょう?強行採決を繰り返すあなたにはそれがわからないのだから、一党独裁の方があなたにはお似合いだ!! * * *アタマに来るのは選挙日程を遅らせて、参議院選挙の投票率を低下させる戦術。7/29といえば、夏休み真っ最中で家族連れや若い男女が遊びに行きたくなる日程だ。残念だが、日本人は経済には敏感なんだが、政治には鈍感なので、まんまとワナに引っかかってしまいそう。恐るべし、安倍内閣!!あまりにひどいのでついついひとこと言いたくなってしまう。まるでタバコか麻薬のよう。ほんと勉強の妨げになるったらありゃしない。
June 19, 2007
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新保守主義とリバタリアニズムは似ているが、近代主義をめぐるスタンスが決定的に違う。新保守主義とリバタリアニズムはともに市場主義(小さな政府)を標榜する。しかし、新保守主義が伝統や慣習を重んじるのに対して、リバタリアニズムは個人の自由(自己決定権)を重んじる。近代主義は、自由主義と民主主義を生み出した。その嫡子であるリバタリアニズムには、伝統や慣習のくびきから個人を解き放つ楽観主義がベースとしてある。それに対して、保守主義の異形である新保守主義は、懐疑主義をベースとし、経験と知恵でもって現実と折り合いをつける。ところで、新保守主義は、郷土や家族などの共同体と市場主義を組み合わせる。共同体は市場主義によって破壊されてしまうというのに。逆にそのせいで国家に対する熱情を動員せざるを得ないことになる。リバタリアニズムが近代主義の系譜に属する原理、理性の産物だとしたら、新保守主義は、現実=身体性から出発するアート(工芸)に近い。そういえば、立憲主義だって、近代主義つまり理性の産物だから、規範=理念と相性の悪い新保守主義によって否定されるのも当然といえば当然なのかも知れない。新保守主義は近代主義憲法と原理的に合わないのだ。そういうものだ。
June 18, 2007
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きのう、きょうとプチ仕事で会社に行った。実は、旧友が記事を読んでくれというので買った新聞を会社に忘れていた。社労士試験勉強があるので、新聞はいま休んでいるのだが、なければないで困るのが新聞。持って返って来た新聞を熟読した。面白い記事、ためになる記事はいろいろあったが、感銘を受けた記事があったのでブログネタに。それは小林慶一郎のコラムで、デフレの原因は、ゼロ金利かもしれないというのがその趣旨の記事だ。全然知らなかったが、現在、需要と供給はバランスしている、つまり景気はいいのだが、デフレが続いている現象に直面している。通常、景気がいい企業が労働分配率を上げようとしないことにその原因を求めがちになるのだが、それは違うのではないかと小林は提言しているのだ。確かに、それはあるかも知れないが、同じ状況の米国と比較して、物価上昇率が日米で差がつくのは、なにかおかしいと疑問を呈する。で、これまた全然知らなかったことなのだが、実質金利というのは、景気がいいからプラスなんだそうで、正直言って、この実質金利がプラスだという事実をどうやって確認できるのかそのすべを知らないが、まあそれは置いておこう。実質金利というのは、名目金利マイナス物価上昇率がその定義で、名目金利はゼロ金利だからだいたいゼロ、そして物価上昇率はデフレだからマイナス、つまりゼロからマイナスを引くと左辺にある実質金利はプラスとなる。これが現在の状況らしい。経済政策の実務ではありえないことらしいが、経済理論の上ではありえるといわれてる状況だともこれまた控えめに言う。だからゼロ金利をやめるべきではないかというのだが…。痛しかゆしだ。借金をしている身にとっては、デフレも金利上昇も困る。巨額の財政赤字を抱える政府も困るし、住宅ローンを組んでいる小生も困る。どっちかといえば、金利上昇の方がデフレよりやばいなぁ。政府と利害が一致しているというのは、ちょっといやなんだが、そうも言っていられず、もう少し待っていただきたいという気分だ。
June 17, 2007
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きのう旭屋で見つけた2冊。NHKスペシャル編「ワーキングプア 日本を蝕む病」(ポプラ社/1260円)、平舘英明「死活ライン―「美しい国」の現実」(金曜日/1155円)。この2冊をパラパラとめくって衝撃が走った。これは大変なことになるぞという感じだ。で、きょうは健保の試験。いまから健保の勉強をする。やっぱり気持ちがどうかなっていて、平日は全然だめでした。試験前はさすがに集中できるので、それを活かすしかない。しかし年金はひどいねえ。国民年金なんか40年働いて年80万円ほどなんだからさぁ。厚生年金だって生涯平均月収を35万円として35年働いて年80万円ほど。加給年金など年20万円ほどだから捨象したら大枠はこんな感じだろう。政治家や官僚にはこうした国民の爪に火を灯すような暮らしぶりがわからないんやろね。ワーキングプアの問題も同根だと思う。
June 15, 2007
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うちの会社も天下りを受け入れている。見返りを期待してのことだ。伊藤修の「日本の経済」(中公新書)は確かに力作だった。しかし、公務員の数もコストも欧米に比べると日本の水準は低いという主張がいまだにひっかかっている。もしかして、伊藤修が官僚出身だとかなにか公務員を擁護する特別な理由があるのではないかと勘ぐってみたりもした。と思っていま新書を取り出して略歴を見ると大蔵省の研究所研究員をしていたことが判明。アホらし。以下、公務員に関して。日本の公務員は特殊法人や民間への天下って、天下り先で退職金太りを繰り返していく。たとえば、この間、ボランティアの説明会で話をした札幌市の財団法人国際プラザの次長は財団法人にずっと出向している。どこかで観光課をやめて、財団法人に天下るのが自然な成り行きだ。できる役人は組織を作ってポストに就く。普通の役人は先輩の作った組織に天下って老後に備える。そもそも減点主義で保守的になりがちなところへもってきて、自らの保身を考える。そのときに頼りになるのは先輩たちが作り上げて来た天下り先だ。彼らは集団で、役所の利益を確保するために結束する。自らの老後がかかっているからだ。国民はまずそれが我慢ならない。彼らの目は国民の方を見ているわけではない。自らの保身のため、政治家に対してWIN-WINの関係を持ちかける。財界に対しても同じ。自らの保身のため、天下り先のイスと引き換えにWIN-WINの関係を持ちかけられて受け入れる。もちろんまじめな役人だっている。まじめにこつこつが彼らの徳目だ。しかし、それがろくな結果をもたらさない。なにかにつけ無責任で他人事なのだ。1000兆円の財政赤字はそれを物語っている。小生の親は木っ端役人だった。いまは引退しているが、年功序列で最後の方は年収は1000万円を超えていたし、退職金だって法外な退職金だった。民間と比べると明らかに不当な感じがする。明日をも知れない民間のギリギリのストレスと比べると何かにつけ、ゆったりとたおやかなのだ。年金だって、民間と違う。早く統合すればいいと思うのだが…。ほんとに伊藤修がいうように公務員の数とコストは欧米の水準より低いんだろうか。統計に出てくる公務員の定義が違うんではないか。ちなみにリバタリアンに傾いた世相からいけば、役人を叩けば票になるような気がするんだがね。国家主義者には出来ないことだろうけど、リバタリアンなら出来る。役人叩きが国家主義とリバタリアニズムを分かつリトマス試験紙になる。役人は信用ならない。今回の年金問題でプチッと切れた。いっておくけど行政の長は内閣総理大臣だからね。
June 13, 2007
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紀伊国屋の法律書のコーナーで憲法の基本書コーナーを見て驚いた。芦部や高橋、長谷部などの基本書のすぐ横に「改憲本」が置いてある。日本国憲法は司法試験その他法律系の国家資格や公務員試験の必須科目だ。基本書コーナーに来るのは日本国憲法を学ぶ意欲のある若者たち(あるいはオヤジたち)なのにその横にありとあらゆる改憲本を並べるのはおかしいだろ。よもや間違えて買うことはないだろうが、憲法の学習者が読む専門書ではない。改憲本を読んで、資格試験や公務員試験に受かるわけがない!!世の風潮に踊らされて、紀伊国屋はホントだめだな。
June 12, 2007
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社労士答練、いよいよ来週から社会保険に入る。健保と厚生年金は改正があった。年金はむずかしいので、真島「年金がアッという間にわかる本」を再読する。さて、ブロガーたちの日記を読んでいると年金問題が取り上げられている。実際に社会保険事務所に行って確認してきたレポートがなされているのだが、驚くべきことにそれが見事玉砕しているのだ。こいつはやばい感じ。ひとごとではないような気がしてきた。ということで、明日、社会保険事務所に確認に行く。年金記録照会回答票を郵送してもらうことがキモだそうだ。日本人というのはお人よしで、気性もマイルドだからよもや暴動が起こることはないと政治家はテキトーに対応しているようだが、ちょっと舐めすぎのきらいがある。マスコミはコムスンに話題が移ったみたいだ。コムスンでもグッドウィルでもどっちでもいい。だまされてはいけない。どうして選挙前の猫騙しに簡単にだまされてしまうんだろうか。年金問題の方が桁違いだ。5000万件だぜ。
June 11, 2007
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きのうは予備校で答練。科目は労働に関する一般常識。改正男女雇用均等法が目玉。雇用対策法、職業安定法、派遣法、高齢者法、パート法、最低賃金法、中退共法、賃確法、建労法、育児介護休業法、次世代法…。それから、労務管理に関する知識と労働経済。記憶に残っているのは最低賃金を払わなかったときの罰則の軽さで、こいつが何とたったの1万円。あと雇用対策法の年齢指針の無意味さ。年齢による差別、これは仕事によっては仕方ないのも確かにあるけど、例外が多すぎて、実質、年齢指針なんて意味ないんだなぁ、これが。あと育児介護休業法で、制度を作ってもそれを周知するのが努力義務になっている不思議。制度を作っても誰も制度があることを知らない事態もありえるわけで、ほんとわけがわかんないわ、こりゃ。きょうは復習をてけてけやってたけど、結局、労働経済までできなかった。ほんとは労働経済こそ復習する値打ちがあるんだが…。斉藤正美先生が強調する3つの数字、有効求人倍率、完全失業者数、完全失業率はまだ記憶できていない。いずれも大きく改善していたけどね。
June 10, 2007
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天皇がいなくても日本という国は存続する。国民がいなければ日本という国は体をなさない。この言説に文句の言える人間はいないだろう。では天皇はこの国に不可欠の存在なのだろうか。憲法は天皇を国民統合の象徴だと規定しているが、改憲によって天皇をリストラすることは可能なのだろうか。日本が平和国家として、経済大国として、世界に認められようとしてきた戦後60年の歴史は、図らずも日本という国の主役が国民であることを証明した。天皇がいなくても日本という国は存続できるというのはこの60年の実績をベースとした言説だ。政治は三流でも経済とくに末端の現場は一流だ。ところで、安倍内閣の論理によれば、改憲が参議院選挙の争点たりうるということだ。そういう論理の展開がもし万が一可能だとすれば、天皇のリストラも争点となりえるということになる。天皇がいてもいなくても日本の経済は回る。たとえ政治は三流でも経済さえしっかりしていればこれからもやっていける。そして経済すなわち効率を追求すれば天皇は邪魔になる。天皇制を維持するにはコストがかかりすぎる。また、国内消費の中核たる中産階級を育てるのは大事だ。それを政治的に支えるのが民主主義で、民主主義を徹底するには、天皇制の維持より配分的正義に力を割く方が賢明だ。要するに天皇は不要だ。だから憲法を変えよう。安倍晋三の論理によれば、これだって選挙の争点にできることになる。安倍晋三は知性的ではないので、ここまで考えてモノを言っているとは考えにくいが…。
June 7, 2007
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日本企業の強みは経営を考えて行動する現場にあった。弱みは、権限があいまいで、したがって責任もあいまいなこと。責任を取らない無責任の体系が弱みだ。しかし、これは治らないと思う。神輿型のシステムは、例外はあるにせよ、意思決定のときどきで、これからも主流であり続けると思う。たとえば、うちの会社の話。偽装請負をしていたのだが、労基署に相談したら、派遣に転換するにも派遣期間の限度を越えていた。したがって、直接採用するしかないと指導され、やむなく契約社員に転換したという「事件」があった。これは氷山の一角なんだが、製造だけでなく、営業部門でも同じ問題を抱えている。また、契約社員にしたからといってもねえ…。あくまで契約社員に過ぎない訳だし。労務管理のコンプライアンスがなっていないということだ。新聞をにぎわした、この「事件」のあとも人事の責任者は責任を取っていないので、これは治らない。責任の取り方がなっていないのだ。騒ぎが収まると何もなかったように変化なし。万事この調子である。日本的だといえばそれまでだが…。
June 6, 2007
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政局を語るブログではないのだが、安倍晋三の露骨なメディア操作、大衆操作の手口が気になる。露骨すぎるのだ。審議会を構成する学識経験者ひとつをとっても偏向が極端だし、ジャーナリズムでもアカデミズムでも本当に聡明なひとの意見に耳を傾けることはしない。ひとことでいえば「危うい」感じが強く、このひとに国を任せる気にはなれない。ぼんぼん育ちで、苦労を知らないボクが国家権力というおもちゃを与えられて、近所のおともだちといっしょにごっこ遊びをしている感じ。言葉はいつも抽象的で、具体性に欠けること甚だしく、訴求力を欠くのもきっと現場=苦労というものを知らないからであろう。いずれにせよ、なにもかもがいまいちなのだ。
June 5, 2007
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黒木登志夫「健康・老化・寿命―人といのちの文化誌」(中公新書)を電車で読む。健康、老化、寿命、いずれも興味深いが、さしあたって老化に直面して戸惑っているので、老化に伴って身体と精神に起きる変化に関して、見通しをつけたいと思った。心構えっちゅうもんが必要やからね。社労士も大事だが、健康を損なっては、社労士も意味ないし。老化によってどういうリスクを背負うことになるのか、知っておくほうがいいだろう。摂取カロリーと寿命の相関といった種をまたがって妥当する統計的事実など、健康、老化、寿命に関する知見が満載なのもうれしい。
June 5, 2007
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きょうはやっぱりダメだった。気持ちが雇用保険法に向かないので、結局集中できずじまい。夕方になって、またもやめまいがして、ワイパックス2錠飲んだ。顔は真っ赤に日焼けして、鼻が水ぶくれ状態。バランスが崩れているところに疲れがどっと出てきたんだろう。ここで安定剤を飲むところが玄人やね。しっかり立ち直ったし。で、実をいうと昨日やってしまっていたのだ。久々である。鈴木謙介「<反転>するグローバリゼーション」(NTT出版)。値段はなんと2200円!!あほ~、来週のこづかいどうすんねん!!水中毒やからお茶代で、1日1500円くらいは使うんやぞ。金曜日に渡された1万円札、あっという間に5千円札に化けとるやないか。なに、お前はなんで、反転してしまったんだ。そうか、グローバリゼーションが気になるんやな。グローバリゼーションの正体を知って、対処方法について勉強したかったとね。しかしお前は社労士の受験生ではないか。はい、先生。けれども受験生である前に日々グローバリゼーションにさらされているサラリーマンです。おまけに一家の大黒柱でもあるんです。そうか、わかった。「<反転>するグローバリゼーション」を読め。ただし、電車の中でだけだぞ。はい!!てなわけにはいかんのやね。さて、明日は課長会議でスタートだ。体調の回復を待って、労一の勉強だ。
June 3, 2007
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試験まであと3ヶ月を切ったというのに全然ダメ。きょうは運動会で直射日光を浴びて、めまいと頭痛がするようになった。運動会が終わったあと、社労士の答練のために予備校まで行った。けど、試験問題と解答だけもらって帰ってきてしまった。正解でした。いまでもめまいと頭痛がやまない。ところで、雇用保険法、2月の答練も受けれなかったんだよなあ。きょうの答練も雇用保険法だった。どうもいけないや、雇用保険法。以上、久々の勉強ブログらしいネタでした。しかし、めまいと頭痛はやばいな。
June 2, 2007
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伊藤修「日本の経済―歴史・現状・論点」(中公新書)の続き。まず印象に残っているのは、95年に日経連(現在は経団連)が出した雇用戦略。以前から知っていたが、労働力を基幹社員、専門職社員(昇給・退職金なし)、雇用柔軟型社員(時給制)に分けて、コストを下げるというもの。非正規雇用問題の根はここにある。95年である。国鉄・NTT・郵政と民営化が進むのはいいが、民営化が進むにつれ労組の力も落ちて、いまの状況である。著者は怒る。ジニ係数が低いのが問題なのではなくて、給料が少なすぎて生活できないひとが実際に存在するというのが問題だと。敷衍すると、同じ日本に生まれ育って、こんな理不尽なシステムがあることに目をつぶることはできないというのだ。財界というのは勝手なもんで、団塊世代が退職して、人手不足になるのは明らかなのに、このコスト構造だけは維持したがる。人肉の味を覚えた人食い虎のようである。つぎに印象に残ったのは、財政にまつわる常識がいかに誤りに満ちているかということ。この点は、世の常識にとらわれてしまった自分を省みなければならない。まずは、公務員に関して。公務員は欧米と比較して、費用も少ないし、数も少ない。また、支出は、少なくなったとはいえ、公共投資があいかわらず大きい点。他国が多数の人手を介するサービス中心なのに対して、日本は箱物中心、つまり、政・官・財の癒着体質が抜け切れていないという。だからいまさらながら税金の使い方はしっかり見張っていなければならないと思った。さらに、国民負担は、社会保障とセットで見れば、他の欧米諸国より負担率は小さい事実も斬新だった。特に、米国は、医療費は民間保険でカバーし、国が税控除でそれを支えるが、企業が医療費を福利費として負担している事実。これはだれも言わないので知らなかった。こいつを考慮すれば米国の国民負担率は日本のそれより高くなるとのこと。財界は法人税10%減税を主張するが、社会保障費も視野に入れて議論しなければならないので、みなさんだまされないように。米国の企業と比べて、日本の企業は負担が重いというのは間違い。税の負担だけなら確かにその通りだが、社会保障の負担費を考慮すれば結論が違ってくる。あと、またまた話は飛ぶが、米国にさえある納税者番号制を導入しないのは絶対おかしい。納税者番号で資産とつきあわせることができれば、トーゴーサンピンも是正できるだろう。もうひとついえば、だれも相続税を払ってない現状もどう考えたっておかしい。それから外形標準課税も是非考慮しなければ。なぜなら、利益が出てない企業だって、公共インフラは利用しているんだから。消費税だって変。伝票でなく、帳簿ベースでもOKとしているため、毎年数兆円が不足しているという。なるほど知れば知るほどおかしいことばかりである。最後に、社会保障に関しては、能力に応じて負担し、必要に応じて給付するという原則が気に入った。まさしくそのとおりだと思う。日本は、ビスマルク型の社会保障で、保険料を払って、それに見合う給付をしている。しかし、著者は国民年金は三割以上が不払いである現状と保険料の逆進性の程度が消費税の比でない事実を問題視する。結果、イギリスのベバリッジ型、つまり、保険料徴収をやめ、税負担方式で、全国民にミニマムの保障を提供し、あとは各自にまかせるとする。現行の国民年金だと月6.5万円しかもらえないから、富裕層には意味ないし、貧困層には逆進性が大きすぎて、保険料を払えず、老後は生活保護と相成ってしまう。だから、結局、早晩制度は事実上破綻する、う~ん、なんかベルリンの壁崩壊を思い出した。おっといけない、社会保障といえば、社労士試験だ。ぼちぼち明日の準備をするべ。明日は、雇用保険法の試験。今週は、みごとに崩れた。大阪日帰り出張があったからだ。日帰り出張は非常につらい。
June 1, 2007
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