時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

自由に捕らわれる。 … New! じらーるぺるごーさん

ステルス出社 ブラジョンさん

定期検診(19年目) As Oneさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

May 18, 2009
XML
カテゴリ: 映画(外国映画)

「ダ・ヴィンチ・コード」 をやっていた。2006年のアメリカ映画だ。今回が地上波初登場である。

原作の方のレビュー もずっと前に掲載しているので、そちらの方も読んでみてほしいが、要は、 キリストの聖遺物の一つである「聖杯」のありかを求めて、ラングドン教授とフランス警察の暗号解読官であるソフィーが活躍するという話だ。

○DVD「ダ・ヴィンチ・コード」&原作(ダン・ブラウン/越前敏弥:角川書店)


 実は、この手の話は大好きである。聖遺物には、「聖十字架」、「聖釘」、「聖槍」、「聖骸布 」、「聖杯 」があるようだが、最後の3つは、小説や漫画などのモチーフになりやすいのか、扱った作品を目にすることが多い。この映画(現作も)は、聖遺物の一つ「聖杯 」の秘密について、大胆な解釈を示している。

 この作品からは、宗教の持つ欺瞞というものに対する批判を感じる。私たちの感覚では、別にイエスがマグダラのマリアと結婚していていようが、子供がいようがそれはそれでいいと思うのだが。現代の日本人の多くにとっては、神話は神話であり、宗教は信仰というよりは習慣の一つだから、いまひとつ理解できない感覚である。しかし、アメリカなどでは、いまだに、進化論問題のように宗教的な見地から学校教育に関するプレッシャーがあるようであるし、西欧社会でも宗教が現実の社会に対して大きな影響力を持ちすぎているのではないか。宗教はあくまで心の支えであればよい。あまり現実社会に干渉してくるのは危険なことである。




(原作)
・ダン・ブラウン:ダ・ヴィンチ・コード

(監督)
・ロン・ハワード

(出演)
・トム・ハンクス(ロバート・ラングドン教授)
・オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー )
・ジャン・レノ (ベズ・ファーシュ警部 ) ほか

○関連過去記事
「ダ・ヴィンチ・コード」(原作)

○他の人の読書ブログがたくさんあります。 人気ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ


風と雲の郷 別館「文理両道」は こちら

風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」は こちら







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 18, 2009 07:07:13 AM コメント(10) | コメントを書く
[映画(外国映画)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: