全127件 (127件中 1-50件目)

寛政5年(1793)師走。喜多川歌麿の美人大首絵が大人気の江戸に、己の絵で一儲けを企む男がいた。男の名は斉藤十郎兵衛(橋本さとし)。十郎兵衛は歌麿(小西遼生)と、版元・蔦屋重三郎(山路和弘),時の文人・大田南畝(岸祐二)の酒宴にずかずかと乗り込み、自分を売込む。生業は能役者という十郎兵衛の絵の未熟さは言うまでもないが、妙な愛嬌に、酒宴は続く。 結局、売込みに失敗した十郎兵衛。唯一の友人・与七(東山義久)と共に繰り出した盛り場で、不思議な女・おせい(大和悠河)に出会う。流れの絵描きと名乗るおせいの描く絵の独特な息使いは、とても余人には真似が出来ない、と直感した十郎兵衛は、おせいの絵で一儲けを企むのである。写楽役の大和悠河さんが宝塚を退団する日、偶然に有楽町の劇場シアタークリエに「デュエット」を観に来ていた私は初めて!宝塚トップスターが退団する日のファンの方々のお見送りというのを見ました。すごいですよね、あの熱気。そんなご縁か?この舞台。そして「レ・ミゼ」ファンには馴染み深いキャストがずらり勢ぞろいです。私のお目当ては橋本さんと東山さん。二人とも大阪出身のノリで(?)息もピッタリ!東山さん、コメディもばっちり合ってますね。レミゼだとダンスシーンは給仕役の一瞬だけなのですが、今回はもうちょっと長く!最後の方で見ることができます。か、かっこいい!!ずーッと観ていたい。橋本さんもレミゼのバルジャンやサイゴンのエンジニアもすてきですが、こういったコメディタッチの舞台だとさらに栄えますね。顔が長いことを相当いじられてましたが…長い顔でもかっこいいんです♪そして最近急成長のソニンさん。いいですねー。幸の薄い役が似合う女優さんです。(いや、褒めてるんです)レミゼでエポニーヌもいいんじゃないでしょうか。それともエポは層が厚いので一気にファンテーヌとか?(ファンテ役の層は薄そうだし、不幸が似合うソニンさんなら若いけど似合うかも)今回の花魁役、はまってました。今回の脚本は中島かずきさん。劇団★新幹線の舞台のほうも観たいなぁ…このどたばたな疾走感、クセになりそうです。
2010.04.13
コメント(0)

最近映画を全然見てませんねぇ。見たいと思う映画があまり無かったです。「アバター」?全然興味なし。なぜあの映画があんなに当たるのか不思議~。ようやく「見たい」と思える映画、キター!「NINE」ネットでの映画評はあまり芳しくないようですが、私は「見てよかった」「楽しかった」「満足」です。ペネロペのロープダンスがめちゃくちゃエロい「ア・コール・フロム・ザ・バチカン」ケイトハドソンが歌い踊りまくる「シネマイタリアーノ」ファーギーに至ってはすっごいかっこいいPVのような「ビー・イタリアン」映画館の大画面で観る価値あり。日本でも舞台化を2度ほどされています。一度目はダメ男のグイドを別所哲也が。二度目は松岡充がやってますね。松岡さんだと若すぎませんかね?女性陣も色んな人が演じてるんですね~。映画のプロモーションではファーギーの「ビー・イタリアン」を杉本彩さんが歌い踊ったとか。なるほど、それってぴったり。
2010.04.04
コメント(0)

結婚する前~こどもが産まれるまでの頃、オンシアター自由劇場(劇団四季の劇場ではありません。)にハマっていました。オンシアター自由劇場といえば「上海バンスキング」でしょう!この戯曲が最後に演じられてから16年!同じ渋谷のシアターコクーンで再演されるというニュースを聞いた時には「嘘でしょ!!!!!!」と思いましたね。二度と見られないと思ってましたよ。串田さんはその後歌舞伎公演など演出家として大活躍。笹野さんは日本アカデミー賞助演男優賞、小日向さんはドラマや映画に大活躍。今や主演作もあるほどです。笹野さんのトランペットで幕を開けたとき、涙腺が崩壊しそうになりました。16年経てば演者も客も等しく歳をとります。お客さんの年齢層も高かったですね串田さんは声が出なかったし、吉田日出子さんは台詞をかみまくるし、全体的にゆる~~い昭和の空気が流れているのですが、それでいいんです。このメンバーが生きているうちに再び見られたというだけで昔のファンは大満足だったと思いますよ。以前はなかった演出で、「あの日のマドンナ」「あの日のバクマツ」「あの日の波多野」という設定で、若手の役者さんがセットの上や上手、下手で芝居を見ている という設定になっていました。次代の役者さんたちに引き継いでいこうという意図なのかな。マドンナ=日出子さんというイメージが強すぎるけれど、この戯曲そのものが途絶えてしまうのは惜しいですからね。いつまでも吉田日出子さんが演じられるものではないでしょう。次のマドンナや波多野、バクマツが出てきてもいいのかもしれません。そして昔と変らぬロビーパフォーマンスも健在でした!!!吉田日出子さん、60代半ばですよ…嘘だ~!最前列を頂いたので、目の前が小日向さんでした。望遠を使わなくてもこの近さ!私の為に吹いてくれている♪という勘違いに酔いしれながら(爆)、幸せな気持ちに浸れました。
2010.03.04
コメント(4)

しばらく更新していなかったこちらのサイトですが、いつの間にか20,000アクセスに達していました。ありがとうございます。毎日10アクセスくらいあって、何も更新していないのに何故か?と思ったりもするのですが…今年最後の帝国劇場参り、12月19日の「パイレートクイーン」です。16世紀、アイルランドは隣国イングランドの属州に取り入れられ、各部族の争いが続いていたグレイス・オマリー(保坂知寿)は、族長ドゥブダラ(今井清隆)の愛娘であり、自分も父のように船に乗って大海原に出ることを幼い頃から夢見ていた…2階席から見たので、残念ながら役者さんの表情まではわかりませんでした。でも歌声の軽さから若者と見間違えて、しばらく山口さんがどれか分からなかったほどです。でも、戦いのシーンで山口さんを認識。だって動きが重い…(汗)颯爽と去って欲しいシーンでもなんだか「どすどす」って音が聞こえそうで残念(笑)それ以外はとても素敵なんですけど。保坂ファンの私には、保坂さんの歌声を堪能できる舞台でした。でもニガテな人もいるだろうなぁ。エリザベス1世の涼風さんは、今まで見た役の中で一番はまり役だったかも。この舞台ではアイリッシュダンスが随所で踊られます。初めて生で見ました、アイリッシュダンス。タップダンスに似てるけど、上半身は直立に近くて、足の動きが特徴なんですね。アイリッシュダンサーの人たちはひときわ高いジャンプで魅せてくれます。カーテンコールが面白かったなぁ。劇中でも保坂さんと宮川さんはアイリッシュダンスのシーンがあって、それをこなしているので、ちょこっとだけ踊っていました。今井さんもそれらしいステップで踊りました。山口さんは…スキップ???!!いや、よく出来ました。そんな楽しいカーテンコールの最中に、奥のほうの席の女性が二人、掻き分けるように席を立って出て行きました。「帰りの電車の時間に間に合わないとか、そんな理由だろう」と思い、出やすいように私も一度通路に出たりしましたが、その二人を終演後に出待ちの場所で発見!!いい場所の確保でしょうか。人が気持ちよく見ているのを遮って出て行って、出待ちかよ(怒)そんなに慌てなきゃいけないほどなんですかね。ちょっとカチンときました。
2009.12.30
コメント(2)

世界が熱狂するメガヒット・ミュージカルCHICAGO・最強アメリカ・カンパニーで来日公演!!1920年代に実際に起きた殺人事件をもとに数々の舞台化と映画化を重ね、時代の移り変わりとともに魅力的になるCHICAGO。最高傑作の誉れ高いリバイバル版がブロードウェイ開幕から13年を経てよりセクシーでスタイリッシュに! 昨年の日本語版も記憶に新しいミュージカルの最高傑作が最強メンバーのアメリカ・カンパニーで来日公演決定!(公式HPより)2002年に公開された映画はかなりの衝撃でした。レネーゼルウィガー、キャサリンゼダジョーンズの二人がセクシーでコケティッシュ、そしてダンスがかっこいい!DVDも持ってます。「フォッシースタイル」と特徴的な振り付け、あれがなんとも官能的。でも日本人キャストで演じられると聞いても(2008年)、観たいとは思わなかった。日本人じゃないような気がしたんだなぁ…それは正解のようで不正解。大澄賢也さん、ごめんなさい。大澄賢也というと、バラエティーでのいじられキャラのころの印象があるけれど、舞台での賢也さんは全くの別人。日本屈指のダンサーと呼べるんじゃないでしょうか。コミカルな演技も光ってます。最近は舞台の振り付けなどもされているようで、もう大澄賢也さんは小柳ルミコの元ダンナ、なんて肩書きは全く不要ですね。「CHICAGO」はストーリーはけっこう無茶なものがあるけれど、魅力は何よりそのダンス。初めて生で「フォッシースタイル」と呼ばれるダンススタイルを見ました。ゴージャスでエロティック。手のひらひらや体の直線部分と脱力部分が不思議な動きをしていたり。特に群舞のシーンは圧巻です。つい真似してみたくなるけれど、ダンスのプロ達が「フォッシースタイルは難しい」って言うくらいですから、私のような素人に出来るわけがないわけで。ミュージカルのもう1つの要素、歌も素晴らしかったです~~!ママモートンの声、あれだけの声を余裕をもって自由自在に操れているなんてすごいわ。やっぱり日本人とはちょっとづつ違う気がしませんか?夏に「コーラスライン」でブロードウェイ版って言ったってどうってことないじゃん、という苦い体験をしてしまったのですが、「CHICAGO」はちがーう!やっぱり本場のキャストはすごいなぁと唸らされました。その中に日本人で参加している大澄賢也さんに拍手~。舞台の真ん中にオケピットがあって、特に指揮者の人は演者の一人のようにセリフもあるし、いろんな役目を担います。これにもびっくり。字幕スーパーはあまり頼らずにダンスを中心にじっくり見てきました。お早目の再演をお待ちしております!!
2009.10.23
コメント(0)
最後の10分間については試写会でも見せなかったほど、徹底して秘密で作られた結末。映画の途中まで「こんな理由で人類滅亡・大量殺人を犯されちゃたまらんよ」と思いながら観ていた。でも、現実の社会だって、幼少の頃のいじめ体験をきっかけとして、何十年後に大きい事件を起こしたということが過去に何度もあったっけ。そう考えると「大袈裟」な話ではないんだろう。最後の10分、誰が何の役で出たかは言ってはいけないことだと思うので、ここではじっとこらえたい。でもその出演者の演技が素晴らしい。姿勢と目線だけで、この子の思いが伝わってくる。いい役者さんだなぁとうっとりしました。それにしてもキャストが多すぎて、wikiでもう一度あらすじを確認してみても、「あ、誰だっけ?」と思い出せなくなっちゃった
2009.09.12
コメント(0)
好きなミュージカルを3つ挙げよ、といわれたら、「レ・ミゼラブル」「RENT」、そして「コーラスライン」と答えるであろう私。映画「ブロードウェイブロードウェイ」の記憶も新しい中、いよいよ日本公演!とワクワクと観にいったけど、結論を先に言えば「なんだ、ブロードウェイ版っていったって『すっげ~~』ってものでもないじゃん」。あくまで私見。四季版で見慣れてるから?いーえ、胸に迫る感動が何もなかったのです。圧倒的に歌が上手いわけでもダンスが飛びぬけて上手いわけでもなく、やっぱりツアーメンバーだと2軍3軍だということなのでしょうか。逆に「RENT」のチケットを買わなかった自分が恨めしい。ものすごくいいって評判じゃないですか。やっぱりオリジナルメンバーの底力?しかもこれで最後だっていうのに…自分のばかばか。内容以外に気になったこと。1時開演なのに、次から次へと遅れてくるお客さんをある程度入れてからの開演、となったのか?開演が10分ほど遅れました。各ドアの係員さんたちが誘導に必死な様子が見えたのですが、時間通りに始めてほしいなぁ。こっちはキチンと来ているのですから。2時間ぶっ続けの休憩なしなのですが、なんでこんなに途中でトイレに行きたい人が多いのかしら。ドアの側の席だったのですが、人がガサガサしていて気になりました。2時間くらいもたないのかなぁ…
2009.08.29
コメント(4)

7月11日(土)劇団四季「ウィキッド」沼尾グリンダ、濱田エルファバ、北澤フィエロ、八重沢モリブル 他今頃、「ウィキッド」初見です。何となく見逃していました。ムスメに「ねー、今年の1,2年生は芸術鑑賞で『ウィキッド』を観たんだよ!羨ましいよぉぉ」と叫ばれ、ようやく重い腰を上げました。ムスメはストーリーに感動し、「泣けた」と言っています。私はストーリーには特に感動は無いのですが、濱田さん、沼尾さんの歌唱力に圧倒され、質の高い作品を見ることができた満足感で一杯です。日本版オリジナルキャストの二人の出演日で本当によかった!!そういえば見に行くのが億劫になった理由…「USJ」で「ウィケッド」短縮版(USJ版では「ウィケッド」です)を観たのですが、グリンダを日本人、エルファバを外国人のキャストが演じていました。コレがどうもトラウマになったというか、ものすごい違和感があって、そのせいかな…。ボックを演じていた伊藤綾祐さん、いいんじゃないですか~?望月さんや藤原さんに通じる魅力を感じました。いずれはユタとか似合いそうですね。舞台が終わり、カーテンコールになったとき、うちのムスメが珍しく立ち上がり拍手を送りました。何時もは私やダンナが立ち上がっても「恥しいよぉ」と言ってなかなかたとうとしない子です。それだけ今日の舞台に感動したんでしょうね。これだけ「うーんすごい!」って思える舞台、本当に久しぶりでした。
2009.07.11
コメント(0)

帝国劇場にはしばらく行っていないのに、シアタークリエには結構来ている気がします。シアタークリエは見やすくていいですよね。そして良作がかかります。「異人たちとの夏」昭和63年(今からもう22年前?)に、映画公開された作品です。そのときの片岡鶴太郎さんの演技が浅草の町並みによく似合うのと、そして「職人のおやじ」という感じがピッタリで、印象的でした。それから22年…何より驚くのが、この映画をダンナと観に行ったんですね。(当時はダンナではありませんでしたが)もうそんな月日を一緒に過ごしているのかと思うと、感慨深いものがありますなぁ。《あらすじ》妻子と別れた人気シナリオライターが体験した、既に亡くなった筈の彼の家族、そして妖しげな年若い恋人との奇妙なふれあいを描く。椎名桔平 内田有紀 池脇千鶴 甲本雅裕 羽場裕一 この6人プラスもう一人だけで演じられる舞台です。テレビでもおなじみの演者さんなので、客席も満員でした。男性も女性も一人、っていうお客さんが多かった気がします。22年前に比べ、私も親になり、そして何時まででも生きているような気がした母親も他界してしまいました。だから今この舞台を観ると、以前の映画よりも一層切ない思いがします。生きて娘とあとどれくらい同じ鍋をつつけるだろう?一緒にビールを飲むことは出来るのかなぁ。そんなことを想いながら、帰宅後の夕飯はやっぱり「すき焼き」になったのでした。
2009.07.05
コメント(2)
四十路を過ぎて、こんなにマンガに感動させられるとは…「SLAMDUNK」一億冊以上の売り上げを誇り、今なおファンをひきつける作品です。これがブームとなっていた頃、私はテレビアニメもマンガも見ない読まない時期だったので、名前は知っていても「なにそれ?」でした。去年だったか「アメトーーク」で「スラムダンク芸人」特集を見て、「このマンガ、面白そう!」と興味を持ったけど、特に買うとかもせず。ところが今年入社してきた新人くんや、入社2,3年目の若い子が「スラムダンク」の面白さを語る語る。この世代がスラムダンクとともに育ってきた年代なのね~、きっと。娘のお友達が全巻持っているということで、一日1冊づつ貸してくれて、親子で読んだら…はまった。さっそく全31巻をオークションで落札。このマンガ、泣ける。四十過ぎてマンガで泣かされるとは。通勤電車の中でもこらえきれずに涙が溢れちゃって、参った。13巻、対翔陽戦。三井が体力の限界のところで必死に3Pシュートを放つシーン。15巻、対海南戦。花道必死に追い上げたボールを流川が「マグレがあるかドアホウ!」とシュート。21巻、小暮君のシュートが決まる。28巻、三井渾身のシュートが決まり、赤木と拳を合わせる。小暮が「2年間も待たせやがって」とつぶやく…あとは30巻、31巻と…笑ったり泣いたり、忙しい忙しい。でもこのマンガを読んでいる間、とても幸せでした。自分は最近、一生懸命全力を尽くして何もしてないなあ。仕事も、家庭も。「がむしゃら」って忘れてるなぁ~~~。「本気を出す」って、大人になると案外そんなチャンスもなくなってしまうものなのかもしれないね。
2009.05.23
コメント(2)
今日はJCBカードチケットセンターによる「レ・ミゼラブル」東京公演の発売日。10,11月の公演の内の何日分かだけど、とりあえず1回分はここで押さえておきたい!13時電話予約開始、と同時に電話を始めたけどすぐに「ただいま電話が大変混みあって」のアナウンス。仕事の合間を見て14時半頃に電話をかけて、ようやくつながりました。11月14日正午の部のS席ゲット!です。とりあえずホッとしました~。
2009.04.27
コメント(2)

♪すったもんだこったもんだやったもんだ~この曲を脳内でリピート再生中です。舞台は現代の地球のどこか。今日もヤッターマン1号=高田ガン(櫻井翔)と2号=上成愛(福田沙紀)は、“泥棒の神様”を自負するドクロベェと名乗る謎の人物が探している伝説の聖石で、4つ集めると奇跡が起きるという“ドクロストーン”を巡り、“奴ら”と闘っていた私が小学校の高学年の時に「ヤッターマン」が放送されていました。ちょっとエッチなこのアニメが大好きだった私。三池崇史監督も「とにかく明確だったのは、子供の頃に見た『ヤッターマン』の感じを、限りなく再現したいということだった。」と語っているとおり、あれを見て育った世代(私くらいの)のオトナが楽しめるアニメをリアルに実写化、といった仕上がりになってます。だから、子供連れもいっぱい居たけど、きっと困っちゃっただろうシーンがいくつもあっただろうと思います。私は爆笑でしたけどたとえばヤッターマン1号の櫻井くんが、かわいい女の子の太腿に喰らいついちゃったり…ヤッターワンがドロンボー一味のロボット「バージンローダー」に発情しちゃったり…パチンコ屋の看板から一文字消える位はかわいいもんです20世紀少年の時のも思ったけど、昼間じゃなくて夜!こういう映画は観たいわぁ。どの出演者もアニメから飛び出してきたようなキャラクターで、実写化大成功の一例になったんじゃないかしらね。タツノコプロは「ガッチャマン」の実写化も宣言しているようです。こっちも「ヤッターマン」のように上手くいくかな?
2009.03.28
コメント(0)

「チーム・バチスタ事件」を解決に導いた(と思われている)窓際医師・田口公子。そんな彼女の元に一通の告発文書が届く。その内容は「救命救急の速水晃一センター長は医療メーカーと癒着している。花房看護師長は共犯だ」というもので、同様の文書が厚生労働省の切れ者役人・白鳥圭輔の元にも届いていた。時を同じくして、告発された医療メーカーの支店長が自殺する、という事件が起こる。またもや高階院長から病院内を探るように命を受ける田口。田口と白鳥、凸凹コンビの珍妙な捜査が始まる。徐々に明らかになる院内の複雑な人間関係、速水のある秘めたる思い……。“ジェネラル・ルージュ”の背後に隠された驚きの真実とは……?1年半前くらいだったでしょうか、友達に「これ面白いよ!」と勧められた「チーム・バチスタ」。久々に何をするよりこの本の続きを読みたい!というほどに没頭して最後まで一気に読みました。以来、海堂尊さんの作品のファンになり、全ての作品を読んでます。スピード感、医療現場のライブ感、これが海堂作品の魅力ではないでしょうか。「ジェネラル」はファンの中では海堂作品ナンバーワンといわれるものだそうです。私も、「ジェネラル」が一番好き。というよりも速水先生というキャラが好き。医者としては出来る。でも、上司だったらきついだろうなぁ。強気で、子供っぽい面もあって、とても魅力的なキャラですよね。(「ひかりの剣」も併せて読むと、その侍的なカッコよさが充分楽しめます)そのジェネラルを映画化したら誰が似合うかな、という話を職場の友人と以前したことがあります。そのときの私のイメージは柳葉敏郎だったんだけど、今日の映画を観たら堺雅人しかいない!そう思いました。一緒に映画を見たダンナが堺雅人さんのファンなんです。ここ最近、「クライマーズハイ」「アフタースクール」などでいい役をいっぱい演じてますよね。今回のジェネラル、救急救命に全てをかける医師としての姿がとっても似合っていました。ダンナいわく、「バチスタよりこっちのほうが面白いじゃん!」とのことで、原作を上下巻そろえて購入して帰宅しました。(私は友人のを借りて読んだので、家には本がなかった…)映画後半、災害時のトリアージに焦点があてられます。秋葉原での無差別殺人の際に、一般に聞かれるようになった「トリアージ」。医師の判断は日頃からの技量、訓練がものをいうのでしょうね。自分ももしも家族が黒と判定されたら、やっぱり「見捨てられた」と取り乱すでしょう。タグを切り取って黄色を赤に変えたくなる心情も分からなくはないです。まるで本当の現場を見ているような錯覚に陥りました。私は自分が夜中に具合が悪くなった時、幸いにも救急外来で受け付けてもらえましたが、今日の新聞にも「最高45回断られたケースがあった」なんて出てましたね。心臓マッサージ1時間やって2千円ちょっと、なんて台詞がありましたが、それじゃああんまりですよ。お医者さんが婦人科、小児科などきつい診療科目から離れていくというのも無理もありません。限られた国の財源をどこに比重を置くか、という難しい話はしたくないのですが、あれやこれなどくだらない事に使わず、もっと人の命と暮らしを守る事にお金を使っていって欲しいと本当に思います。
2009.03.20
コメント(2)

『行動展示』という革新的な展示方法で一躍話題となり、全国から来場者が途切れることなく訪れる日本最北の動物園『旭山動物園』。1990年代初頭、減少しつづける入園者数のために廃園の危機に追い込まれた園長と飼育担当者たちの苦悩と挑戦・・・人間と動物たちが触れ合いながら繰り広げるこの感動のドラマは多くのメディアで取り上げられてきました。動物たちの未来、動物園のあり方について本気で考える飼育担当の人々の姿に大感銘を受け「絶対に映画化する」と3年間企画を温め続けてきたのが日本を代表する俳優・津川雅彦。 「誰もが涙し、未来について考えることが出来る映画にしたい」 この熱い思いを胸に「寝ずの番」「次郎長三国志」に続き『監督・マキノ雅彦』としてメガホンをとることとなりました。今月始めに念願が叶い、旭山動物園に行くことができました。本当に楽しい動物園です。広さは上野ほど広くなく、横浜の野毛山動物園ぐらいでしょうか。バスツアーなので3時間しか園内を見て回れなくて、バスガイドさんは「3時間あれば充分」って言ってたけど全部見てまわれなかった!なので是非また行きたい場所です。どの職場もそうでしょうが、こうしたい!こうなったらいいな、と思っても「予算が無い」「●●の方が大事、そっちにつける予算はないよ」と取り合ってももらえず、悪循環が続くことっていっぱいあります。法令遵守、安全性最優先、口では言うものの「整備するための金がない」ってね。この映画ではスタッフの情熱はもちろんのこと、市長が代わったタイミングを逃さず、予算を確保できたことに勝利の方程式がありました。上が変わるとどこに予算の重きが置かれるかガラッと変わる。私も何度か体験してきました。あの規模の市町村で2億のお金はものすごく大きなものだったはずですが、その投資とスタッフの情熱で、今や全国からお客さんが呼べる動物園になったんだからやっぱりすごい。映画とは離れますが、有名なペンギンのお散歩の際に、飼育員さんたちの「意地」のようなものを感じました。「ペンギンが歩くのは調教でもなく、無理矢理やらせているものでもありません。これはペンギンの本能です。よく『がんばってー』とペンギンを応援しているお客さんがいますが、ペンギンは頑張っているわけではないのです」ってお散歩の前のレクチャーで飼育員さんが言ってました。きっと分かってないお客さんから色々言われたりするのでしょうね。それで「違うんだよ!」って言っているんだろうナァ、と。動物園の中や入り口には雪だるまがあったりかまくらがあったりして、手の空いているスタッフの人が写真を撮る手伝いをしてくれていました。あの温かさがあの動物園をさらに魅力的にしている。映画を見ながら、あの動物園の良さをさらに深く感じたのでした。
2009.02.22
コメント(2)

ある日のこと。主婦ロバータ(保坂知寿)は美容院で義姉のレスリー(杜けあき)と新聞を読みながら世間話にふけっていた。ロバータは奇妙な広告に目をとめる。「どうしようもなくスーザンを探している」。この広告に男女のロマンティックな恋を想像するくらい、ロバータは夫のゲリー(山路和弘)との退屈な日々を送っている。一方、ロバータが憧れるスーザン(真琴つばさ/香寿たつき *Wキャスト)のある日。とてつもなく奔放な女で、街で知り合った男とベッドを共にし、ホテルで目を覚ます。スヤスヤ眠る男を尻目に、男のバックからアンティークなイヤリングを見つけて拝借する。あの新聞広告を見て以来、ロバータは「スーザン」の文字を探して、新聞を読むのが楽しみで仕方がない。そんなある日、「波止場で会いたい、スーザン」という広告を見つける。平凡な生活にほんの少しの刺激を求めるロバータは、憧れのスーザンに会いたい一心で波止場へ向かう。保坂千寿さん復帰第2弾です。「スーザンを探して」は、もう20年以上も前に作られた映画「マドンナのスーザンを探して」をミュージカル化したものだそうですね。なるほど、だからスーザンの衣装はマドンナ風。「ブロンディ」といっても「コールミー」くらいしか知らない、と思っていたら、観ていて「あ、この曲知ってる」っていうのが何曲か。保坂さんはしっとりした曲もいいし、声を張り上げてシャウトする曲もいい!軽やかに踊る姿は「マンマ・ミーア」のドナをちょっと思い出させてくれる感じ。ああ、かっこいいなぁ~。久しぶりにお会いした吉野圭吾さんも、ツンツンヘアのロックミュージシャンスタイルが超お似合い!「NANA」の蓮みたいだよ~。バレンタインってことでアドリブのセリフなどもちょっと入れたりして心憎いばかりです。そうそう、元、狩人のお兄さんこと加藤久仁彦さんが保坂さんの恋人になっていく人を演じています。加藤さんって「マンマ・ミーア」のサム役の候補になっていましたよね。でも、浅利さんの御眼鏡にかなわなかったのか、出演することなく名前が消えました。年月を経て今回保坂さんの恋人役になって、なんだか因縁?を感じますね。終演後、バレンタイン特別プログラムとしてくじ引きが催されました。ミクシィやヤフーに「スーザン」のバナー広告が載ったりして、どうも人の入りが今ひとつなようですが、ストーリーもわくわくさせるし、曲もかっこいいのにね。「スーザンを探して」、私はお勧めしますよぉ~~。
2009.02.14
コメント(3)

2月11日(水)休日に映画を観ると後悔する ということを忘れていました。場内は子供、子供、子供だらけ。しかも小学校の低学年ぐらいの子がいっぱい。親やらおばあちゃんなんかと一緒に来てて、案の定途中で飽きてトイレに行ったり何か買いに行ったり、足をぶらぶらどんどんしたり、そして「やめなさいっ!!」と怒られる声がする…いくら漫画が原作といっても、スピリッツってサラリーマンなんかに読まれてる漫画ですから。第1章を観てなかったら2章は理解できないですから。ああー、やっぱり平日や土曜の18時頃の上映を観ればよかった私は原作を全く読んだことが無くてこの映画を観ているんだけど、充分このストーリーは面白いと思います。ウィキで原作と映画の違いなんかも調べてみたけど、漫画は映画以上にいろんな展開があるみたいですね。原作の方も読みたいです。平愛梨さんというカンナを演じる女優さん、いいですねー。表情がいきいき、くるくると変わる。とてもかわいいし。映画の最後にキャストの名前が出てくるときに、主要キャストのところに「おはスタ」でおなじみ山寺宏一さんの名前を発見。でも、それらしき人が出てたっけ?買ってきたパンフレットを見ても載ってない。ん、どうやら今まで出てきていない9人の幼馴染の一人?そして次回は第一章で戦いに参加しなかったケロヨンこと宮迫も登場なのね~。8月の第3章が楽しみです。うわ、引っ張られるわ~。思うツボ。最後に1つ反省。水曜日はレディースディ。休日でも割引があるんですね。それを知らなくて職場関係の割引券を持っていって使いましたよ。もったいない受付のお姉さんもレディースデーだよって教えてくれてもいいじゃんね…
2009.02.11
コメント(2)

2/7(土)「マンマ・ミーア」今日のyahoo!ニュースにこんな記事が。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000018-oric-entこの映画を観ていなくても、テレビのCMなどを見て「あ、ABBAだ、懐かしい!」って思う人が多かったんじゃないでしょうか。劇団四季が東京で上演している時に5回ほど観にいきました。だってストーリーは笑ったり泣いたり、そして最後には元気をもらえるし、ABBAの歌は世代的にどストライク。「レ・ミゼ」と同じくらい好きな作品です。舞台と映画の違いは、なんといっても映画は風景がすてき。ギリシャでロケされているだけあって、舞台では感じられない海の広さ、青さを感じることが出来ます。特にドナが歌う「The Winner Takes It All」のシーンは圧巻です。小道具のピンク色のショールが印象的でした。1曲だけ舞台では使っていない曲がありました。「When All Is Said And Done」という曲のようですが、この曲、聞いたことが無いんです。逆に舞台で使われていたのに映画では切られちゃった曲もありました。「The Name Of The Game」「Under Attack」、えっと…他にも。それはやっぱり映画と舞台の尺のちがいでしょうか。映画のヒットで「マンマ」ブーム、ABBAブームが起こりそうなのに、名古屋での上演は今月いっぱい。なんだかタイミング悪いですね。マンマ、東京に戻ってきてくれないでしょうか。というより保坂さんのドナがまた観たい、無理だと分かっているのですが…。
2009.02.10
コメント(4)

今年の劇場始め(初め?)はこの作品。劇団四季「55 Steps SONG AND DANCE」この日のボーカルチームは阿久津陽一郎 高井 治 李 涛井上智恵 木村花代 花田えりか残念なことに芝さんは出ていらっしゃいません。芝さんで聞きたい曲がいっぱいあったなぁ休憩時間を使って、お正月の特別パフォーマンスがありました。舞台上で和太鼓の披露と、客席から選ばれたお客さんとのかるた取り。私の前の席に座っていた方がみごとかるたを取って席にもどられました。後ろから覗いて見たら、高井さんが小太鼓を叩いている写真のかるたでした。わざわざこのために作られたものなんですね。色んな曲が聞けて(見られて)満足して劇場を出たら、「劇団四季はチケット代を値下げしました」のポスターが目に入りました。確かに値下げは見る方からすればありがたいことで、大歓迎ですよ…でもさ。いわゆる東宝系と比べてこんなに安いんですよ!的な比較の表はいかがなものかと。なんだかいやらしいよね。これさえ見なければいい気分だっらのに。
2009.01.03
コメント(3)

12/20帝国劇場「エリザベート」武田トート、朝海エリザ「エリザベート」、2000年に初演(東宝版)、なのに何故今まで一度も見たことがなかったかといえば、特に理由はないんだけど…私、歴史が苦手だから、なんとなく。ところが今までミュージカルや舞台とは縁のなかった人たちから「『エリザベート』観た?よかったよ~」って言われることが多くて。再々演 ってことは人気が高い演目なんだから、これは見逃してはならじ!と、今回はチケットを取りました。「歌の山口、ビジュアルの武田」だとミュージカル好きのお友達からも言われていたので、別名「ヤンキートート」(友人命名)という武田トートの日をチョイス。ダンナは「エリザはいいや…」だって。中2の娘は食いつきましたよ。「行く行く」って。娘は立派な腐女子なのですが、「エリザベート」は腐女子が喜ぶ「萌え要素」が詰まっています。特にトートが美しい(武田くん)。上半身裸のトートダンサーの妖しいダンスやらいたいけなちびルドルフ、成長したルドルフの苦悩、そこに現れるトート…字に書き表すと伝わらないと思いますが。。案の定、娘は大喜びです。2幕目からはオペラグラスを借りてみてました。トートの黒いネイルにキラキラ光るラインストーンがとっても素敵。武田トートも朝海エリザも歌が…と、あちこちのブログで書かれていたので実際どうなのか心配でしたが、私は全然気になりませんでした。朝海エリザはとにかく美しい~神々しいほどの美しさ。特に白いドレス姿は溜息モノの美しさ。次の再演も絶対観ます!!今更ながらの「エリザ」デビューだわ。
2008.12.21
コメント(0)

「RENT」映像作家のマークと、友人で元ロックバンドのボーカル、ロジャーは、NY・イーストヴィレッジの古いロフトで暮らしている。夢を追いかけている彼らだが、お金は無い。家賃(レント)を滞納し、クリスマス・イブに電気も暖房も止められてしまう。 イブの夜、ロジャーは下の階に住むミミに出会う。ストリップクラブでダンサーとして働く彼女もまたHIV感染者であったが、それを知らないロジャーは彼女に惹かれながらも自分がHIV感染者である事に負い目を感じ、なかなか素直になれなかった。 一方マークはパフォーマンス・アーティストのモーリーンに振られたばかり。彼女の新しい恋人は男性ではなくジョアンヌという女性弁護士だった。 昨年の今頃、「RENT」来日公演を見ました。字幕を追っかけてみていて、舞台に集中できなかったイタイ思い出があります。今回は日本人キャスト(といっても、日本人は半分くらい?多国籍ミックスカンパニーです。今回、演出を大幅に変えたとのことでした。映画を見慣れている私から観ると、映画に近い演出になったように見えました。でも、あの狭い台のような部屋はどうなんだろう?あの狭い台の上に、大の男が4人も立つと、おもちゃっぽく見えちゃう。エンジェルがドアをでる時にあんなに屈んじゃって、変。エンジェルのが部屋中を叩きながら歌い踊る「Today 4 u」が大好きなのに、あらら、結構あっさりしちゃってるのね??あと、衣装。封鎖された部屋に無理矢理入るときのミミの衣装…爆笑。金のチェーンが体中にじゃらじゃらついていて、「どうやって着たり脱いだりするんだろう」ってそればかり考えたし(私だけ?)エンジェルが入院しているときの白いパジャマ?も、なんだかおっさんのシャツと股引みたいに見えて哀しい他の人の衣装も、「うーん??」って感じがしたなぁ。「ええ?」とか「うーん」と思うことはあっても、「RENT」はやっぱり「RENT」なので、作品そのものは大好きです。森山未來さんを初めて観ました。元々はダンサーさんだということは知っていたのですが、こんなにカッコいいとは彼のダンスだけをじっくり見たいと思いました。何をしてても仕草がかっこいいんです。見とれた~~そしてやたら歌の上手いコリンズ!大人の雰囲気がむんむん漂う幕間にパンフレットを開いて名前を再確認。「米倉利紀」って、ああ!歌手だ。声量、表現、ダントツです。そして会場にファンが一番多かったと思われる Kさん。なるほど、確かに素敵だー。レミゼで「いいな」って思った安崎求さんも、要所要所で登場。あのカンパニーの中ではかなり年上だと思うけど、動きでは全くそれを感じさせず。とても素敵でした。キャストを変えてもう一度みたい、なんて今頃思っても、残りあとわずかな中で、仕事を休みのも困難です。来年、またブロードウェイ版の上演があるとかという噂を聞いたんだけど、それも本当ならまたまた来年も楽しみだったりする。しかし、劇団四季もがんばって入場料を値下げしてくれたし…東宝も料金、少し見直しませんか~?1万2千円、家族で行くと本当にイタイです。
2008.12.02
コメント(2)

深刻な面持ちの若い女・千鶴が、ひとり降り立った駅からタクシーに乗り込む。人のいない奥地へ連れて行ってほしいと告げて到着したのは“絶景の宿 民宿たむら”。見るからに主人らしくない青年・田村に迎えられ、部屋に落ち着くと、意を決して大量の睡眠薬を飲む。二度と目覚めない深い眠りについたはずだった。ところが、さんさんと降り注ぐ朝日で目覚めた千鶴を待っていたのは食欲をそそる朝食の匂いだった。演じるのは大らかさが魅力の加藤ローサと、余計な芝居を一切しない自然体が驚くほどいいチュートリアルの徳井義実。人気作家・瀬尾まいこの同名小説を『夜のピクニック』の長澤雅彦監督が映像化し、見終わった後にかすかな切なさを残す珠玉の映画が誕生した。撮影地は日本三景のひとつ天橋立で知られる京都府宮津市。チネチッタに置かれていたこの映画のチラシをみて、この映画を観たくなりました。徳井さんといえば言わずと知れた「ハンサム芸人」でもあり、「エロ」「変態」でもあり。そんな徳井さんが雑誌のインタビューで、自分が演じる青年、田村のことを「自分の素の状態に近い」と言っていたのです。田村はとても優しい男性です。優しさにもいろいろあって、目に見える親切…たとえば、迎えに来てくれるとか声をかけてくれるとか、そういうんじゃなくて、口は悪いんだけど、相手のことをとても思っている。そんな優しさのある、懐の深い男性です。一方、加藤ローサ演じる千鶴は、鈍くさくて繊細な女の子。職場に居たら確かに「使えないなぁ~」っていうタイプかも。会社の中に流れる速いテンポにあわなくて、ストレスを大きく感じていたのかな。田村の過去(会社をやめたこと、婚約者が自殺したことなど)や、千鶴が自殺をしようと追いこまれるまでのことなどは深くは語られず、ひたすらに宮津の自然の中で、死と生についてに向き合って考えていく時間を、映画を観ている人と共有できる。そんな映画かもしれません。監督も言っているように、映画の中で映し出される食べ物についてはかなりのこだわりを持って撮ったようです。「打倒、『かもめ食堂』」だったとか。自殺に失敗して目覚めたあとの朝食、飼っていた鶏をしめて炭火で焼いた、皮がカリカリに焼けた鶏肉。自宅で打ったそば。どれもとても美味しそう。「おくりびと」でもそうだったように、「食べる」=「生きる」が感じ取れます。なんだかね、とてもふんわりとして、いい映画でした。そして徳井くんはすっごくかっこいい。「オレが残れといったらあんたはここに残るのか」って…あああ、後ろから抱きしめられる加藤ローサが羨ましい。壊れそうに萌えました。お客さんの多くは女性二人連れ。分かる気がしますダンナとではなく、娘と観にいって正解の映画でしたちなみに観にいったのは渋谷の「シネセゾン」。川崎のチネチッタは週末は夜の上映しかないんですよ。おーい、そりゃないよね。何年かぶりにプライムのビルに行ったのですが、地下のラーメン屋さんはなくなっちゃったのね。しかもパチンコビルみたいになってるし…時代の流れを感じました。
2008.11.23
コメント(0)

11/11(火)シネカノン2丁目10時半からの上映を観ました。シネカノン2丁目 といえばイトシア有楽町。イトシア有楽町といえば「クリスピークリームドーナツ」です(ちがうか~)まずはお土産のドーナツを購入。できたてのドーナツを一つ頂く…美味しくて幸せ「その日の前に」原作は中学受験国語では一番引用されている作家ではないかと言われる重松清さんです。わたしはまだ原作を読んでいません。読んでなくてよかったかな。いろんな意味で。映画は全体的に大林ワールドです。いかにもCG、なCGがいーっぱいだし、(電車の風景までCGにする必要ってあるのかなぁ~~。)妙に明るいBGMとか、過剰な演出もいっぱい。とし子の死、そのものは比較的あっさりと表現されてます。いかにも「悲しい話」にはしたくなかったのかな?WOWOWで放送されていたメイキング番組を見たときの方が泣けました。映画になって一通りつなげて見ると、やっぱり「大林作品」になってたから(決して悪口ではなく)悲しい映画、ではないかも。だから映画を見に来ていた年代の高い方々(60歳以上とおぼしき方が半分ほど)は、「へ!?」って思ったのではなかろうか~??映画のあとダンナと「私たちならどうだろう」という話をしました。「忘れていいよ」って言えるかな?言われた方はそれはそれで残酷じゃないかな。「忘れてもいいけど時々思い出して」くらいかな。私も覚悟を決めたら…いろんなものを片付けるかもしれない。見られたら困るものもあるしダンナは大人だからね、どうにでも生きて行けるだろうけど、やっぱり子供のことは心配だよね。。それが一番だよね、きっと。生きているうちに美味しい物を食べて、楽しまないと。昼間からガード下の韓国料理を食べてアルコールも飲んじゃって。ちょっと酔っぱらってたせいか皇居の周りを夫婦で手をつないで歩きました。映画のおかげで「やっぱりお互い大事な存在だよね」って確認できたのかもしれません。とりあえず、原作を読もうっと。
2008.11.11
コメント(0)
涙、歓喜、夢―人生のすべてがここにある! ミュージカルの最高峰を目指して、19の役を3000人が競い合うブロードウェイ史上初めてカメラがとらえたオーディションの裏側を世界初公開!応募者数3000人、最終選考まで8か月、選ばれるのは―わずか19名! ブロードウェイ史上初めてカメラがとらえたミュージカルの最高峰「コーラスライン」のオーディションには、私たちの想像をはるかに超える過酷な戦いがあった。人生が変わる瞬間の光と影、筋書きのないストーリーが、圧倒的な迫力で私たちの胸を打つ! といったあらすじ。「コーラスライン」、大好きです。ダンスを堪能できるという事もあるけれど、登場人物の個性が際立っていて、そのときの自分を誰かに重ね合わせながら見ることができるからかも。8ヶ月にも及ぶオーディション、選ばれるのか?選ばれないのか。自分はどうなのか?オーディションって過酷だなぁと思う。四季版のコーラスラインも好きだけど、このメンバーでの「コーラスライン」を見てみたーい!
2008.11.02
コメント(0)

「おくりびと」をダンナと観にいきました。みなとみらい109シネマズには上映30分前に着いていましたが、ほとんどの映画が10時、10時5分にスタートなのでチケット売り場は長蛇の列です。席に着いたのは3分前。なので予告編が始まってからも人がどやどやと入ってきて、本編が始まる頃にもまだ席を探している人がいたほどです。109シネマズさん、チケットの販売方法、ちょっと考えてほしいな。「おくりびと」、映画館もシニア世代が目立ちました。若い人はあまり興味がわかないテーマでしょうか。身近な人が亡くなった経験があれば、この映画を見るといろんなことを考えさせられるのではないかと思います。私も母のことを考えていました。母は生前、「私が死んだらこの着物で送ってちょうだい」と言っていた着物がありました。納棺の際、その着物を出してきましたが、ただ体の上に掛けられただけでした。あんな風に着せてあげられたらよかったなぁ。死はその人の生きてきた道筋を表す一面があると思います。今日の映画の中で、娘や孫が口紅がつくほどのキスマークを付けてお爺ちゃんを納棺するシーンがありました。あんな送り方、いいなぁ。私もダンナにはそうしたいし、私もそうされたいと思う。好きなものをいっぱい抱えさせて、あの世でも退屈しないようにしてあげたいし、私もそうされたいな。食事のシーンがたくさん出てくる映画です。死の反対にある「生きる」を表す行為が「食べる」ということなんでしょうね。「美味しい」と食べる事は生きる喜びでもあります。山崎努と本木雅弘が白子を手でむしゃぶりつくシーンはとても印象的です。食にこだわるのは、脚本家が小山薫堂さんだからでしょうか。(小山さんは「danchu」にも連載を持つ食通で有名な放送作家さん)他にも、初めて遺体を扱った日、本木演じる大吾が広末演じる妻を台所で抱こうとするシーンがありますが、性も「生きる」を表す行為でもあり、辛い時には人の温もりが欲しくなる、「そうだろうなぁ」と共感できました。私は死を「汚れ」とは考えたくなくて、ここ数年、葬儀から帰ってきても塩で清めるということはしていません。母が死んだ時も、母を納棺するまで寝かせていた布団などは処分すると教わりましたが、そのまま使っています。何故、人が死ぬと汚れとなるのか。何かの話で聞かされたことはありますが、私にとって大事な人が、この世からいなくなっただけで汚れとされるのは耐えられないのです。本木雅弘さんは姿が絵になるし、広末涼子は笑顔がかわいい奥さんがぴったり。なんだかとても長くなりましたが、要するにこの映画、とても私は好きです。峰岸徹さんが亡くなられた翌日にこの映画を観にいったという事も、なんだかこの映画にいろんな思いを抱かせた一因かもしれません。また名優さんが一人いなくなられましたね。遺作となった「その日の前に」も近々観にいきたいと思います。
2008.10.13
コメント(2)

今更ながら「崖の上のポニョ」、見ました。もう映画館はガラガラなんじゃないかな?と思いきや、親子やら孫と一緒のおじいちゃんおばあちゃんなどで2/3くらいの入り。「もう2回目だもんね~」なんていう声が聞かれたので、やっぱり子供のツボにはまるんでしょうね。大人の私にはちょっと…ねえ(笑)設定が時代を反映してますね。主人公の男の子のおかあさんは老人ホームの介護をお仕事にしています。男の子は保育園で日中過ごしています。お母さんの事を名前で呼んだり。そういう家庭もあるっていうもんね。確かにポニョは可愛い。かわいかったよ。
2008.10.04
コメント(2)

コンビニを経営するさえない主人公が、仲間とともに地球滅亡計画を阻止しようと立ち上がるSFサスペンス巨編。人気漫画家・浦沢直樹の同名原作を『自虐の詩』の堤幸彦監督が、総製作費60億円をかけて全3部作として実写映画化。マンガ大好き我が家3人、だれも原作を読んでいないという珍しい作品。なんの予備知識もなく映画を観にいって、ぞれでも全然楽しめた!これだけ魅力的で実力の有る俳優陣をよく集められたなぁ、と、東宝の力に脱帽。それだけ原作が面白く読まれているんでしょう。浦澤直樹って、「ああ、あの『YAWARA!」の」っていうイメージで、どうも手が伸びなかったけど、こんなに面白いなら是非原作を読まなくては。とりあえずウィキで登場人物のことを復習。あ、やっぱり「ともだち」の黒幕はアレなのね。2章以降に出演する俳優さん、その役割も読んだけど、なにせ登場する人の数が多くて覚え切れません。一章でさらっと出てきた小日向さんや宮迫(つい呼び捨て)も、2章以降では大きな進展をしていくんだね。この作品でも宗教団体「ともだち」が世界滅亡を企んで、悪の限りを実行していくんだけど、これを「荒唐無稽」と笑えないのは、まだまだオウムの記憶が新しいから。一歩間違っていたらこんな事になっていたかもしれないんだし。途中グロいかなっていうシーンもあるんだけど、それより作品の面白さが勝ちました。来年1月の第2章が楽しみです。
2008.09.13
コメント(0)

世界的に熱狂的なファンを持つジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」シリーズのアニメーション作品。ルーカスフィルム・アニメーション製作で、ルーカスフィルムならではの世界観を感じさせるストーリーテリングと、独自のアニメーションスタイルを融合させたいまだかつてない映像世界を展開していく。監督はテレビアニメ版「ザ・クローン・ウォーズ」(原題)などを手掛けるデイヴ・フィローニ。本作の公開後には新たなテレビシリーズがカートゥーン・ネットワークやTNTで放映されるなど、新たな「スター・ウォーズ」伝説の幕開けといえる画期的な作品STARWARS大好き一家なので、これは見のがせない、とばかり観にいきました。結論。これは「STAR WARS」とは切り離して考えた方がいいね~特に最初の2,30分くらいは違和感だらけ。ようやく馴染んできたのは戦闘シーンあたりからでしょうか。遠めに引いた風景ならば、CGアニメでも全く違和感なしです。でも、アニメーションのメイスウィンドウやらヨーダやらは、やっぱりなんとなく変なのでした。ここからはネタバレです。この作品、2 と3 の間の話とのこと。アナキンにパダワンがついたのに、3 ではまたオビワンとアナキンのコンビに戻ります。3 でアソーカらしきジェダイが殺されるシーンがあるんだけど、もう独り立ち?フォースがあるアナキンとアソーカなのに、箱をかぶって前進して、どうしてドロイドにぶつかっちゃったりするんだろう?相変わらず突っ込みどころは多いんだけど、そこは「スターウォーズ」ですから、あちこちで同時に繰り広げられるバトルのシーンなどの見どころはしっかり押さえてくれています。うーん、でも実写に比べてライトセーバー合戦が迫力に欠けるんだよなぁ。
2008.09.07
コメント(0)
今日も余韻浸りまくりです。しばらく、四十路のオバサンの独り言につきあって下さい。どんなライブに行っても、だいたい帰り道で「現実」に戻るんだけど、昨日のライブは私にとっても人生半ばの集大成。小学校6年生でサザンがデビュー。今でも「勝手にシンドバッド」を聞くと、そうじ当番の日、ほうきをギター代わりにみんなでサザンを熱唱したことを鮮明に思い出す。「お願いDJ」、あー、これこれ。桑田のオールナイトを聞くために勉強していたっけ。エロの基本知識をいろいろ仕入れたのもこのころ。「みんなのうた」、ダンナと初めて行ったサザンのライブで大声で歌ったっけ。「Ya Ya」では号泣通りこして嗚咽になっちゃったよ。隣ではダンナも泣いてるし。全47曲(多分)。ほとんど立ちっぱなしの歌いっぱなしの踊りっぱなし。聞くほうも体力が要求されてます(笑)桑田さんの力強い「また帰ってくる」宣言、胸にしみました。いつになっても待ってるから!こっちも歳をとるけど、ライブが楽しめるよう健康でいないとね昨日、川のような人の行列に圧倒されてグッズが買えず、今日改めてグッズを買いに再び日産スタジアムへ。12時ごろに列に並んだので、1時半の販売開始と同時にスムーズに購入できました。丁度会場ではリハーサルが始まり、桑田さんの生声で今日も何曲か聞かせていただきました。(そして泣いてきた)パネルでの記念撮影も余裕でできて、一生の宝物になりそうです。大量旗で記念撮影させてくれた応援団の方にもこの場を借りてお礼申し上げます。今日もライブ、今頃あの曲かな?雨、やんだかしら。来週参戦する方々、どうぞ楽しんでいらしてください。私はWOWOWから楽しもうと思います。(WOWOWブースでは、既加入者にもメモ帳を配ってくれますよ)
2008.08.17
コメント(6)
西川のりお・上方よしお /Wヤング /次長課長 /ハイキングウォーキング /麒麟 /井上マー /パンクブーブー /ハリガネロック /ルート33[新喜劇]石田靖 /リットン調査団 /大山英雄 /バイキング /アップダウン /三瓶 /ほかトップバッターはバンクブーブー。「レッドカーペット」でもよく見るコンビ。シメの決めぜりふ「もういい、ばかばかっ!!」が生で聞けた~!ハイキングウォーキングはいつもテレビで見るようなカンフーネタ。井上マーの声優ネタは本当に声優さんぽくて、笑うより感心wヤング…大阪の大ベテランコンビ。これが面白い!ルミネの若い客層をこんなに笑わせるんだからすごいよ~。ハリガネロック、若手だと思っていたら随分老けたような…。この日は池袋あたりで落雷の被害も出ていて、ルミネの劇場にも雷の音が響きました。新喜劇の途中でリットンの藤原さんが「随分ゴロゴロいってますね」と言ったら客席が「やっぱり雷なのか…」とざわめきだし(苦笑)、私もそれ以降雷が気になって(電車と待っちゃうんじゃないかと心配で…)あまり舞台に集中できなくなってしまった~!!でもいつものようにバイキングのアキさんはかっこよかったです
2008.08.08
コメント(2)
久々の帝国劇場です。「ミス・サイゴン」 初演(市村・本田)、2004年版(筧・知念)も観ているので、今回も一度は観ておこう そんな程度の観劇でしたが、今回はちょっと違った受け止め方をしました。エンジニア 橋本さとしキム ソニンクリス 井上芳雄ジョン 坂元健児トゥイ 泉見洋平かなり私好みのキャストの日が選べました。私は市村エンジニアも筧エンジニアもとても好きです。表現方法に違いがあっても、2人ともエグく生きてるエンジニアだから。橋本さんのエンジニアもまた味があってよかったですよ。長い手と足、確かにハーフっぽい。セットなしの舞台で一人歌い踊っても、舞台ばえしますね。ソニンのキムは、思っていた以上にいい!すごくいい。幸薄い感じがもともとするキャラだから?(汗)それだけじゃないよね、きっと。他の作品を観たことがないから比較できないけど、アイドルの歌い方から随分舞台むけの発声に切り替えているんですね。彼女は英語もしゃべれるから、今後大化けするのでは?井上クリス、これはもうこの日のMVPを差し上げたいです。クリスに初めて泣かされました。「お前が優柔不断だからこんなことになって!」と以前は思っていたんですけど、クリスはクリスなりの苦悩があったわけですよね。今回はそこを感じました。「ミュージカル界の若きプリンス」と呼ばれる理由が分かりました。(「モーツァルト!」では分からなかった???)泉見トゥイは前回のサイゴンでも見て、カッコいいだけじゃなくいっちゃってる感がどっぷり出ていたのでとても印象的でした。それ以後、「レミ」ではすてきなマリウスを演じていて、その姿に目がそして今回はまた狂気あふれるトゥイ。うーん、素敵だそしてサカケンの「ブイ・ドイ」で号泣。私はサカケンの声がツボです。でも、ジョンがあんなことしなければこんなことにはならなかったのよ…ジョン、あなたが発端なんじゃないの?とちょっと思ったりした…本当に最後に誰も幸せになれない、消化不良でアメリカ万歳なこの作品。でも、観るたびに違う感じ方をするようになってきました。自分も親になっているので、親の愛って何よりも強い、そこには強く同意。でも、やっぱり生きるべきだったわ、それが自分のためでも、子供のためでもあったよね。今回は娘も一緒に観ました。あの子が今後、この作品をどう感じていくのかが楽しみでもあります。親の愛を分かる日がくるかしらね。
2008.07.27
コメント(2)
7月20日、「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」を観ました。部分部分、いろんな映画のパクリ?と思えるストーリーなんですが、それは置いておいて。家族で見る娯楽映画として楽しめました。うちの娘は上地くんが出てるからとにかくこの映画が観たかった!らしく、でもお友達と行く映画 では無かったようで、(友達と見るのは「花男」とか、「NARUTO」とか、らしいですよ。)家族におはちが回ってきたのね~夜叉役の人がかっこよかったですよ。マンガチックでね。上地くんは…なんだか気の毒糞尿ですかぁぁ??最後になんだか「3作目作る気満々ね」っていう伏線も張られていたような気がします。絶対あるよね、三作目。
2008.07.20
コメント(0)
7月15日 1回目コメディNo.1 /笑福亭鶴笑 /タカアンドトシ /次長課長 /藤崎マーケット /ペナルティ /シャンプーハット /ネゴシックス /博多華丸・大吉[ルミネtheよしもとプロデュース公演]板尾創路(130R)/大山英雄 /バイキング /2丁拳銃 /本田みずほ今月から「1じ3じ」が「1(○に1)回目」と呼び名が替わり、開始時間も12時からになりました。何故か最初に新喜劇から。板尾組の新喜劇だけど、板尾さんはおいしいところだけちょこっと出てくる(笑)この話の中心となっているのは大好きなバイキング。ケンさんアキさんおきまりのダンスシーンもあって、楽しませてくれます。アキさんの格闘技で鍛え抜かれた肩から二の腕は本当にたくましい男の人がアキさんに寄って来るっていうのも分かります~~。ネタ組、1番手は藤崎マーケット。もちろんランニング姿ではありません。私服姿は今風のかっこいい感じ、田崎がネタで両手をあげると、腰パンからちらっと見えるお腹の辺りがちょっとセクシーかも♪ネタも面白かったです。もうラララライ体操のイメージから脱皮したいんだよねえ。最近、テレビではネタをとんと見なくなったペナルティ。ワッキーの顔はそれだけでオモロ!です。「アメトーーク」では「クソすべり野郎」なんて言われちゃってるけど(爆)、ネタでは十分面白かったよ。ヒデのクールなツッコミもワッキーとのバランスで生き生きしてました。次長課長も内容を密に決めてないようなコントだけれど、力があるから十分面白く見せてくれるし、タカトシも貫録十分、たたずまいそのものが面白い。シャンプーハット、私は名前しか知らなかったようなコンビ。でも一緒に行ったお友達がシャンプーハットの「コイちゃん」の大ファンなの。顔だち濃ゆい!コテコテ大阪ノリやん。独特の間合いで大爆笑。お友達いわく、「2月に梅田で観たネタと同じ~~」終演は2時40分。終わって帰るわたしたちと、3時からの回に来た人でエレベーター前はごったごた。だいたいいつもこんな感じで伸びます(笑)笑いすぎてお腹ぺこぺこ。この「1回目」って、お昼が先か後かで悩む時間帯ですね~~
2008.07.16
コメント(0)
シアタークリエにて。7月11日(土)13時~この日を待って待って待っていました。保坂さんの舞台は何年ぶりでしょう!ネット上で駆け巡った保坂さん退団の噂→会報誌での浅利さん発言→退団確定へ。この間、ファンはどんなにやきもきしたか。そしてようやく保坂さんが舞台に帰ってきてくれました。シアタークリエは昨年末にオープンしたばかりの新しい劇場で、私は今日、初めて足を踏み入れました。「狭い」という印象はどうしても拭えないのですが、劇場は席と舞台がとても近い!区の公会堂みたい(笑)そしてとても見やすかったです。そして今日の演目「DUET」。実質は保坂さんと石井さんの二人芝居に近いけれど、それぞれの分身的な「ボーイズ」と「ガールズ」、三人づつがとてもいい味を出してくれます。みんなキュートでカッコいい。そして歌がめっちゃ上手!石井さんは2年半前の大阪レミゼ以来。背が高いし舞台栄えします。ものすごーーーい汗、そしてライトに照らされる飛沫(笑)自信過剰、熱い性格、でも煮え切らない、そして憎めない。保坂さんは相変わらずきれい。あの細い体のどこにそのパワーが?保坂さん、あなたは国の宝です。あのまま復帰しなかったらそれはそれは大きな損失でしたね。戻って来てくれてありがとう欲を言えば次の作品ではもっと踊る保坂さんが見たいです。保坂さんのダンスは本当に素敵。一緒に行ったダンナも「保坂さん、可愛いよなぁ」と。そこで気になってwikipediaを調べてみたところ、私より4歳ほどオネエサマだという事が分かりました。あー、反省。。こんなダブついた体、ダメダメだわ最後に肉声で二人からご挨拶。四季では肉声での挨拶って滅多にありませんから、保坂さんの素の状態の声が聞いたのも初めてです。何から何まで感激です。舞台のあと、狭い劇場は出口に向かって危ないほどに人が詰まってしまいましたが、日比谷シャンテに抜ける口がありました。見終わった後食事でも、っていうのにはとても楽な造りですね。
2008.07.12
コメント(3)
活動休止前最後のライブと言われている横浜日産スタジアムライブ。auの先行予約は外れましたが、ローソンの先行予約に当選しました!チケットが…キターーーーーーーーーーーーー
2008.07.08
コメント(0)
ネタばれ含みますので、ご注意ください。「インディ・ジョーンズ・クリスタルスカルの王国」を家族3人で見てきました。みなとみらいの映画館は土曜の午後ということもあってほぼ満席。インディの人気、衰えずというところでしょうか。ハリソンフォードが年齢をとったなぁ~というのは、枯れオヤジ好きな私にとっては特に問題のないこと。今回の映画、核実験のシーンは「おかしいだろ」核実験ってそんなに甘いものですかねえ。スピルバーグの認識ってそんなもの?広島や長崎の資料館に是非行ってみて欲しいものです。あとはとうとう話が行き着くところまで行き着いたか、と。宇宙人出しちゃいますか…結局ディズニーシーのアトラクションとはなんの関係もなかったようで。「若さの泉」なんてそんな話じゃなかったもんね最近「これ見てよかった~っていう映画を観てないです。うーん、このまま連敗を続けるのはやだなぁ。
2008.07.05
コメント(0)
「ザ・マジックアワー」を観ました。感想を一言で言うと、「贅沢な無駄遣い」…何回も笑ったので、面白かったといえば面白かったのですが、映画作品として面白かったかといえばどうなんでしょう「12人の優しい日本人」(監督は三谷さんじゃないけど)や、「ラヂオの時間」「笑いの大学」(これも監督は三谷さんじゃないけど)は作品としても面白くて、その上笑えたんだけどなぁ~。
2008.06.14
コメント(0)
1958年に公開された黒澤明監督の映画がリメイクされ、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』(かくしとりでのさんあくにん ザ・ラスト・プリンセス)となって公開されました。ウィキなどで前作について調べてみると、登場人物にはかなり違いがあります。今回の映画で主役となっている武蔵(「むさし」ではなく、「たけぞう」と読みます)も新八も、敵役の鷹山刑部も、今回の映画で新しく作られたキャラクターです。もとの映画の「隠し砦の三悪人」にインスパイアされ、ジョージルーカスが「STAR WARS」を作った、というのも有名すぎるエピソードで、それを逆手にとって今回の映画は「STAR WARS」を彷彿させるようなシーンが随所に見られます。どっちが元ネタだったのか分からなくなるほどにねどうしても松潤に長沢まさみなので、部分部分がアイドル映画風になってしまうのが惜しいところ。個性的な俳優さんたちがたくさん出ているだけに惜しい!それに終わり方もあっさりして、それが何より「裏切り御免」なのかな、と(笑)個人的には宮川大輔と椎名桔平が凄くよかったと思います。宮川大輔は自分の役どころを充分理解してコミカルに演じていて、役にぴったり。走るシーンは「イッテQ」のチーズ祭りを彷彿させました(笑)椎名桔平はダースベイダー戦国武将版の役どころを、冷酷無比に演じていて怖かった!ねー。
2008.05.25
コメント(0)
5月17日(土)赤坂ACTシアター家族で劇団四季の「マンマ・ミーア!」にハマって以来、ABBAの楽曲が大好き。家族3人で行ってきました。その前に…「ABBA GOLD」とはABBAの全盛期のコンサートを再現したConcert Show「ABBA GOLD」は、2003年3月ベルリンにおいてAtam AchikbasとWerner Leonardの二人のプロデューサーにより「ABBA MANIA」というタイトルで公演スタート。以後ヨーロッパ各国で100万人の動員を突破。2006年3月 「ABBA GOLD」とタイトルを新たにし、「THE BEST ABBA CONCERT SINCE ABBA」と称賛されている。→公式HPよりコンサートスタイルなんだけど、中間に休憩があるのですが、これも全盛期のスタイルなのかしら?前半は立つことにもとまどいを感じられたのだけれど、後半からはグッと盛り上がりました。私たちよりだいぶ年上の人たちも、踊る!こぶしをふり上げる!青春カムバーック!なのですねマンマからファンになった私たちにとっては知らない曲も数曲。予習が足りませんでした~~。衣装も当時のまんまのようで、後半の猫のTシャツには驚かされました。アレが当時はいけてるファッションだったのかぁ~~一つの衣装の上に羽織るアイテムを変えてスタイルチェンジ、今みたいにバッと早がえとかないんですね。とても新鮮。アンコールのメドレーも、ノンストップで曲をつなぐのではなく、本当に曲のサビをちょっとずつ演って、一呼吸置いて次の曲のサビヘ となるのです。こういうところに時代を感じます。今まで好きだったアップテンポの曲(「VOULEZ-VOUS」「Gimme! Gimme! Gimme!」「Mamma Mia 」)もいいけど、今回のライブではミディアムテンポの曲がすごくいいなって思いました。(「The Winner Takes It All 」「The Name Of The Game 」「Knowing Me, Knowing You 」)ABBAの曲って本当にしゃれてますよね。また、四季のマンマが見たくなりました。終演後、話題の「赤坂サカス」で夕飯!って思っていたんですけどね、ねらっていたポルトガル料理のお店が「もうラストオーダーでございます」って断られちゃって。え、まだ9時をちょっと過ぎたところですけど!?他のお店もなんだか入りにくそうだったり、混んでいたり。あきらめて一ツ木通りのお店に飛びこみ。これはこれで美味しかったので問題ないんだけど、赤坂の夜って土曜日でも意外に早いんですね…
2008.05.18
コメント(2)
「プルミエール 私たちの出産」有楽町シャンテシネにて公開中http://premiere-movie.com/この映画を観ようと言い出したのはダンナでした。男一人で見に行くのはちょっと…って。私はこの映画を知らなかったんだけど、何となくダンナがこの映画を観たいと言った理由はわかりました。まず、この映画のこと。世界各国の妊婦さんが置かれている環境、社会、状況が描かれます。いろんな出産があるけれど、母の笑顔はみな同じ。スペイン(だっけ?)のイルカとの海中出産、アメリカで流行しているという医師も助産師もつけない自宅出産、ベトナムの病院では一日120もの出産が扱われていて、病院の廊下にも妊婦があふれていたり。そして日本では有名な吉村医院が紹介されています。タイトルの「プルミエール」ってフランス語で「主演女優」の意味ですね。舞台初日という意味もあるかと思いますが、一人一人の女性(妊婦)が主演女優という意味で付けられたタイトルなのでしょう。たかが出産、されど出産。自己満足かも知れないけれど、満足のいく方法で産みたいと思う人が世界のあちこちにいる反面、そんな選択肢もない国、民族もまだまだあるってこと。何故ダンナがこの映画を観たがったか それは、ムスメの出産に立ち会ったから。それが彼の一生の中で、きっと大きい体験だったんだろうと思う。私は、イルカと水中で産みたいとも思わないし、妊婦同志集まって合宿のように昔ながらの暮らしをしたいとも思わない。普通に仕事をして、普通に病院で産む それで満足。もちろんこの映画を観て、イルカと産みたいという人や、昔ながらの生活をしながら産みたいという人が現れても、それは自然な事だと思う。できれば陣痛→出産の中で、妊婦さんが、あるいはパートナーとどんな会話をしていたか、もっと字幕で表して欲しかったなぁ。本当ならムスメを連れていきたい映画だったんだけど、なかなか部活が忙しくて実現せず残念あなたが産まれたときもこんな風に愛おしく迎えたのだよ、ということを伝えられる作品です。
2008.05.04
コメント(2)
陣内智則 /ジャルジャル /ポテト少年団 /ネゴシックス /$10 /アホマイルド /フルーツポンチ[新喜劇]板尾創路(130R)/大山英雄 /バイキング /2丁拳銃 2度目のルミネ。春休みにムスメと行く予定だったところ、取りたい日にチケットが取れなかったりしてずれこんじゃった。前半は、レッドカーペットでブレイクし始めているフルーツポンチを楽しみにしてたけど、この日のコントはイマイチかなぁ。やっぱりくどい先輩の設定が好き。ネゴシックス、陣内がテレビ同様にさらっと面白い。名前すら知らなかった「$10」がこの日一番ウケてました。大阪中心のベテランコンビで、次々繰り出すボケがおかしいのなんの。前回も「おかけんた・ゆうた」がすっごくオモロー!だったし、やっぱり生の舞台は発見があるなぁ。後半の新喜劇は板尾の「祭」の歌がツボ。「かえれ~~」のフレーズが耳に残って、帰り道でもずっと歌ってました喜劇の中心になっていたのが「バイキング」というコンビのようで、これもまた名前は知らないけどオモロ!ダンスも踊れて、歌も上手くて、セリフがよーく聞き取れる。調べてみたら「水玉れっぷう隊」というコンビ(でも知らない)から改名したところのようです。はい、チェックしましたうちの子はすっかり板尾のファンになって、夕べも夜遅くからの「ケータイ大喜利」まで起きていた模様。次回は是非に「キングコング」を生で!見たいわぁ。木曜日のルミネに出ていることが多いらしいので、仕事を休めそうな時にでもトライ!
2008.04.19
コメント(2)

今週二度目の「ジャックアンドベティ」、黄金町の名画座です。こういう映画館に一人で映画を見に来るようになった自分、大人になったなぁ(年令は200%オトナです)近くの大岡側の桜。花吹雪の中を歩けるなんてちょっと幸せ。あらすじ28歳のフリーライターの佐倉は、目が覚めたら精神病院の閉鎖病棟に拘束されて寝ていた。同棲中の彼と主治医の許可がなければ退院できない!そして入院中のひとは哀しくもおかしな人ばかり…そんな中で。一癖もふたクセもある人たちが脇を固めます。がちがちに硬くて感情を出さない看護師がりょう。清純イメージと真逆な拒食症で派手なメイクの蒼井優、同棲相手で実はマリファナなんかやっちゃってるお笑い作家をクドカン、元チーマーでお笑い作家の弟子を妻夫木聡、元アダルト女優で過食症患者、入院患者の持ち物を盗んで医療刑務所に送られてしまうどうしようもない女を大竹しのぶ と豪華豪華。内田有紀もすっかりオトナの女性。仕事にアクセクしながらも悩みをいっぱい抱えてる。外目にはわからないけど、自分の内側でもやもやしていて、そこを薬だのアルコールだので逃げていたってわけで、一歩違えば誰にでも起こりうることなんだよねー。おかしなセリフ、テンポのいい進みで結構暗くて深いテーマをさらりと扱って、最後には過去と決別、さ、自分の道をいくよ、という気にさせてくれる。それにしても内田有紀のスタイル、良かったなぁ
2008.04.03
コメント(2)
和田秀樹さんの名前を知らない人は、受験ハハにはいないのではないかと思われます。かくいう私のムスメも中学受験経験者なので、私も受験ハハ当時は和田秀樹さんの書いた本も数冊読んだ経験があります。精神科医にして緑鉄受験指導ゼミナールの主宰者、受験関係の著書は数え切れないほどにある方です。その和田秀樹さんが映画を撮ったと聞いて、興味がむくむくと起こりました。別にこれを見たからといってムスメの成績が上がる訳じゃないのは十分承知してますけどね。和田さんいわく、「いつかは映画を撮ってみたかった」という夢をずっと持ち続けていたそうです。これで何足めのワラジ?どんな映画なのか興味あるじゃない。作品のHPhttp://www.juken-movie.com/内容は受験のテクニックや守った方がいいようなルール等が映画の中にもいくつか出てきます。ま、それは他の本にも出てくる内容。取り立てて新しい事ではなく、「そうそう、そうだったね」というようなもの。高校中退でいくら数学的なセンスがあったって、1年半で東大が受かるなんて、そんな話があるもんかい!と突っ込みたくもなるんだけど…また、がんの末期の治療についても触れられています。和田さんが医師という側面から、がんの末期医療について、広く知ってもらいたかったとのこと。知ってはいても、転移後の痛みってこんなにきついのか、とドキリとします。次回作はお年寄りの認知症について取り上げたい との意欲を語っているとのこと。和田さんっていつ寝たり遊んだりしているんでしょうね。
2008.03.31
コメント(4)
川崎チネチッタで「パンダコパンダ」をダンナとムスメの3人で観ました。「パンダコパンダ」…東京ムービーの劇場用中編アニメーション作品で、1972年12月17日公開。のちの「となりのトトロ」の原型ともいわれています。1972年(昭和47)に日中友好の一環として中国からパンダが上野動物園に送られたことをきっかけに日本にパンダブームが起こり企画されたアニメーションだそうです。何がすごいって…高畑勲・宮崎駿が「長くつ下のピッピ」をアニメ化しようとしたものの、原作者の許可が降りなかったため頓挫した後に作られたオリジナル作品、つまりはジブリの原点だっていうことですよね。東宝のチャンピオン祭り(昔はアニメや怪獣モノの短編映画を何本か集めて春休みなどにやっていましたね)で上映されていたというのですが、当時見たのかなぁ。記憶にないんだけど。38年経っているんだけど、作品として見て楽しいっていうのがやっぱり作品の質の高さを表しているのではないでしょうか。ジブリの特徴である「空を飛ぶ」というのが、この映画でもかいま見られて、それは空は飛ばないんだけど、水中から水面を見上げる視点で描いているシーン。ベッドのボートが空を飛んでいるかのように見えます。この角度から絵を描こうっていう創造力!見る者をわくわくさせてくれます。トトロとの共通点もたくさんあります。まずはオープニングでパパンダなりトトロなりが変形して表題になるところ。 それに楽しげな音楽にあわせた静止画のオープニング。身体の大きさや歯をむき出しにしたところもパパンダとトトロはよく似ています。アニメも当時のそのままの画質で、デジタル処理などはしていないようです。今時のアニメに慣れている目で見ると、かなり新鮮。小さな子ども連れはもちろん、けっこう大人同士も来ていました。オールナイト上映もあるようですよ。我が家は「パンダコパンダ」を親子で口ずさみながら帰ってきました。ふふふ
2008.03.29
コメント(0)
久しぶりの日生劇場ー!まちがえて帝国劇場に向かって行ってしまったおばかー。「ベガーズオペラ」ある時、若い詩人のベガー(=乞食)が「オペラ」を書いた。そして老役者の好意で一回だけ本物の劇場で上演できることになった。これが「ベガーズ・オペラ」の発端です。ということで、劇中劇という設定で進んでいきます。キャストは豪華内野聖陽 / 村井国夫 / 橋本さとし / 近藤洋介 / 島田歌穂 / 笹本玲奈 / 森公美子 /原田優一 他。去年の「レミゼ」ですっかり橋本ファンになっている私は、内野さんのセクシーカリスマに心奪われることなく、橋本さんをひたすら目で追っていたのです。(だから敢えてピーチャムを橋本さんが演じる日程でチケットを取ってます)席は中2階の端っこ。下手が見切れてしまって残念なのですが、でも舞台は近く見えました。ベガーズは休憩時間に席を回り、お客さんと雑談?したり、差し入れを山のようにもらったり(元々が乞食なわけで、食べ物を貰うのはごく普通だよね、笑)します。やっぱり1階席が楽しめそうだなぁ。しかもステージサイドの席は、役者さんから声も掛けられるし(イジられる)、エンディングで舞台に連れ出される人もたくさん居て、ちょっと羨ましかったり。CATSの回転席のような感じかな。内野ヒースを取り合う笹本ポリーと島田ルーシー=初代エポニーヌと現エポニーヌ。笹本玲奈ちゃんも大人になりましたねぇ。とても楽しい舞台です。でも帝劇のような大きい器にはなじまない作品、客席と一体感をもって作り上げる舞台なんだと思います。
2008.03.20
コメント(4)
休暇を取って行ってきました。映画館はほぼ満員です。そういえばレディースデーだもんね。前から2列目しか空いていなくて(3列目まではぎっしり)あんなに画面を見上げたのは初めて。あ~首が痛い。劇場内の男性の数を確認しちゃいました。一人で来ている男性 5人ほど。→蒼井優か永作博美ファンなのでしょうかね。カップルで来ている男性 2人ほど。タイトルは刺激的ですが、内容は全く刺激的ではなく、ゆるーく流れる時間を写しているような場面で展開します。そうそう、大学生活ってこんな感じだった。かーっと燃え上がってみたり、ぼーっと何もしなかったり。なーつかしいなぁ~、と思うことばかり。みるめにも、えんちゃんにも、堂本クンにも、ユリにも、どこか共感出来るところがあるのです。「電話に出たら会いたくなる」って、電話に出るのを我慢するみるめ。うーん、切ない。みるめを待ち続けるえんちゃん、そのえんちゃんに寄りそう堂本くん。えんちゃん、堂本くんもいい子だよ~みるめとユリちゃんがおしゃべりしながらキスをし続けるシーンはとてもエロチックでしたねえ。そういえばユリちゃんがサバサバと服をぬいでいくシーンがあるのですが、勝負下着とはほど遠いランニングシャツ(キャミソールではない)に黒いストッキング、しかも白いソックスの重ねばき。そうそう、実体はそんな感じ。おしゃれな下着なんかしませんよ、もう。現実っぽくてそれもエロい。原作も読んだのですが、なによりこのタイトルに驚かされました。「人のセックスを笑うな」、ですよ映画やドラマのようにカッコイイ俳優さんときれいな女優さんが絡めばセックスも美しく見えるけれど、自分も含めて(笑)庶民のソレなんてはたから見たらきっとぶざまでかっこ悪いものだと思うのです。主人公みるめが惹かれるユリちゃんも、原作ではだらしなーいオバお姉さん。(永作博美が演じると、だらしなくしていても地がきれいですからね…)だから、「不倫」だの「誘惑」などの言葉のイメージ→美しいエロ、とは違う、不格好なエロ、があるんじゃないのかなー。でも恋愛真っ只中の本人は、全てがとてもロマンチックに思えているんだよね。自分もそう思ってた時期があるし感動する作品でもないんだけど、なんだか閉まっておいた思い出を引っ張り出してきたくなるような気持ちになる映画だったかなって思います。松山ケンイチも素敵ですが、忍足修吾さんもとてもいいでーす!えんちゃんにふいうちでキスしちゃうところは胸キュンものですそれも笑いでごまかすようにしつこく、からかうように。切ないよね、片思い。がんばれよー!って応援したくなります。あ、何だかんだでこの作品、すごーく気に入っているのかも。「どうして靴下をはいたまんまなの?」とみるめがユリちゃんに尋ねるシーンがありましたが、パンストの上に靴下をはいているユリちゃんなので、靴下だけ残すっていうのは「ムリ!?」って思ってしまったのですが…後からもう一度はくのかな?寒いから?いや、そんな事はどうでもいいんだけど。
2008.03.05
コメント(0)
私たち日本人が1年間に食べるお肉(牛・豚・鳥)は約300万トン。だれもが毎日のように食べている膨大な量のお肉。でも、そもそもお肉になる家畜は、どこで生まれ、どのように育てられ、どうやってパックに詰められてお店に並ぶのでしょう?本作は、そんな私たちの生とは切り離せない「食物」を産み出している現場の数々を描いたドキュメンタリーです。(公式HPより)音楽も字幕も何もない作品です。淡々と事実が映し出される とでもいいますか。私たちが食用とする動物がどんなかたちで命が作られ、そして育ち、加工されていくのか。そこに余計な解説も何も入れず、画面に映し出される事実だけを見つめていく時間を過ごします。「かわいそう」と思うもよし。ただ私たちは肉も魚も野菜もなく生きていくことは出来ない。それもまた事実。作業をしている人たちの食事シーンがあります。字幕もないので会話の内容は分からないけれど、多分、私たちが昼休みにしているような普通の会話だろうと思われます。食べているのはサンドイッチ。その中には肉だって入っているだろうし。だって、毎日のことなのだから。どこかで聞いた話で、給食の時間に「いただきます」と言うのを強要するなと怒鳴り込んでくる親がいると。「給食費を払っているのだから、なんで『いただきます』と言わなきゃいけないのか」というのが理由だそうですが。「いただきます」は作り手の人への感謝と、命を投げ出して今、私の前に美味しそうな食事としてやってきた数々の命への感謝がこめられているのですよね。その言葉をこの作品で実感することができます。そんなに数多くの劇場では上映されていないようですが、「食の安全」やら「食育」が叫ばれている今だからこそ、この映画でいろいろ考えてみるのはどうでしょうか。http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
2008.03.01
コメント(0)
あ~~~、見なきゃよかった血しぶきどばー、の連発。私は怖い系ダメダメです。途中からずっと目をつぶってました。油断して薄目を開けた途端に!ってこともあってあぁぁ。復讐は新しい復讐を生むだけである。そのメッセージはよーくよーく伝わりました日本では昨年(だった?)舞台化され、スウィーニーを市村さん、ミセスラベッツを大竹しのぶさんが演じています。舞台の方が観たいかな。舞台ならあんなに生々しくないんでしょ!?曲は凄く良かったし。。映画の後夕飯を食べに行ったんだけど、焼肉はイヤだし、ハンバーグなんてもっといや!笑結局はカプリチョーザに行ったんだけどトマト料理で赤い皿ばかりでなんともはや…
2008.02.24
コメント(2)
「チームバチスタの栄光」言わずと知れた海堂尊さんの大ベストセラーの映画化です。映画化される前に原作を読みました。これが近年読んだ本の中では特大ホームラン!グッと引き込まれる内容でした。一人一人の登場人物のキャラが立っていて、所々笑ってしまうところもあり、緩急取り混ぜたリズムで最後まで飽きさせず読ませてくれました。中でも厚生労働省のお役人、白鳥は阿部寛のイメージにピッタリ!他に誰がいるか、というくらいジャストな配役じゃないかしら~。ただ、あの内容を2時間の映画にするからには、映画の方はかなりあっさりです。原作には大学病院のドロドロとした人間関係の確執やらも描かれていたし(他の海堂さん作品にもかなりそれは描かれる)、最後に犯人(伏せておきますか?)が明らかになった後に原作ではあるあんなこと(どんな事?)もないし。折角バチスタ手術を受けて殺されてしまう患者さんのエピソード(良くなったらロックを歌いたい)を入れたわりに、そこはさらりと流されていたような。田口先生が女性で、さらには若くなって っていうのは、白鳥とのコンビネーションから見るとアリなんだろうなと思います。原作を読まずに観ると、「何でこれが『このミス大賞』なんだろう?」って思うかもしれません。原作だと分からなかったバチスタ手術が映画を観て「こういう手術なのか」って分かった面もあるので、是非原作を読んだ後のフォローとして映画を観るのをお勧めしますしかし心臓、本物じゃないとわかってはいても、直視できるまでにちょっと時間がかかりました
2008.02.23
コメント(0)
ムスメのリクエストで一緒に見に行きました。マンガ「Death Note」は大好きだったし、映画もなかなか面白かったけど、「L」は…ねえ。デスノのおもしろさは月(ライト)との頭脳戦にあったんだけど、今回はそういうものでもなく。自転車をこいだり飛行機に飛び乗るLを見たいとは思わないんだよなぁ。内容にはツッコミどころが多すぎて、もう。取って付けたように「ニア」が出来てしまったんだけど、まさか続編をねらってないでしょうね!?松山ケンイチのかっこよさは「人の…」でも観てじっくり味わうことにします。
2008.02.15
コメント(0)
2年ぶりに本場!「なんばグランド花月」に行ってきました。夫は先に京都に行って自由行動。私と娘の2人という頼りなさですが、ガイドブック片手に道頓堀観光もしつつ劇場へ~。【出演者】桂文珍、オール阪神巨人、大木こだまひびき、桂小枝、おかけんたゆうた、ザ・ぼんち、青空吉本新喜劇持ち時間は芸人さんによって違うようで、桂文珍や阪神巨人は20分!こだまひびきは15分など。文珍さんはさらりと落語家らしい芸を散りばめ、飽きさせない。上手いなあ~。阪神巨人もテレビではあまりやらないような下ネタをいれつつ、あっという間の20分。こだまひびきは例の「チッチキチー」で場内爆笑。ザ・ぼんちは一言でいうと「老けたなぁ」(笑)吉本新喜劇は相変わらず面白い。なんでそこでコケるのか って思っちゃいけない。これが大阪のノリ。慣れるとそれがクセになる。話もよく出来てるんだな、これが。昼食はよしもと芸人も数多く訪れるという「釜もと」といううどん店へ。壁は芸人さんのサインだらけ。私達は千原ジュニアのサインの横でうどんをいただきました
2008.02.08
コメント(2)
全127件 (127件中 1-50件目)
![]()

