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最後、竹田青嗣は「権力への意志」からの引用で締めていた。それは、「あるがままの世界に対して、差し引いたり、除外したり、選択することなしに、ディオニソス的に然りと断言することにまで」であった。いやいや。私はあくまで、差し引くし、除外するし、選択もする。なんでもかんでもオッケーとするのは幼稚園児のなぐり描きとピカソの抽象画を一緒くたにするようなものだ。確かに、ルサンチマンに根差した陰湿な道徳などどうでもいい。だが、この世には徹頭徹尾善悪が存在する。そのラインはその都度、自分自身の内面から湧き上がる倫理感情に従って決めるまでだ。ニーチェなどという傲岸不遜かつ幼稚極まりない狂人哲学者の言うことを聞く気などさらさらない。
2017/03/31
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今回はエラ・フィッツジェラルドを持って行った。やっぱり店の雰囲気にぴったりだった。49曲も入っているオムニバスなのでそんなに期待してなかったがとんでもない完成度の高さだった。そのまま、ジャズ・ヴォーカルの教科書に使えるだろう。特に、「My Funny Valentine」の、ヴァースから主旋への入りの巧さには唸った。今年は掛けられなかったが来年ラジオで掛けて貰うのが今から楽しみだ。
2017/03/30
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まぁまぁだった。どうしても原作のダイジェストになるのは仕方ないにしても主人公サルと、メキシコ女テリーとのロマンスがあまりにもあっさり描かれていたのが少しがっかりだった。コロンビア大中退のインテリで父親を亡くしたばかりのナイーヴな青年役はピッタリだった。しかし、ろくでなしの父親に捨てられ窃盗癖のある少年院上がりのディーン役はイマイチだった。原作にあった狂気が無かった。ただ、酒、ドラッグ、セックス狂いの無責任な男に見えただけだった。原作によく出て来た、脈絡なしに言う「いいね!いいね!」が無かったからかもしれない。ともあれ、ディーンが躁病型の狂人であったのは明らかだろう。小説家志望の青年サルはそんなディーンに聖性を見出す。やがて、セックス依存症の美人メリー・ルウというディーンの愛人を交えたアメリカ横断旅行が描かれる。ディーンにはれっきとした妻子が居た。所々、アレン・ギンズバーグやウィリアム・バロウズ等との自堕落で破滅的な交流が描かれる。彼らの旅が破滅に終わるのは見えていた。それは、メキシコで起こった。例によってディーンとサルがどんちゃん騒ぎをやらかしている時、サルが赤痢に罹る。ディーンは高熱のサルを残し去る。次にサルとディーンがニューヨークで再会した時、ディーンはボロボロの状態だった。友達とエリントンのコンサートに行くという理由があったとはいえ今度はサルがディーンを冷たく置き去る。小説ではそれがディーンと会った最後になっていた。所詮、甘ちゃんインテリ青年の自堕落な青春を描いたと言う他ない。しかし、ディランに「人生を変えられた」と言わしめ、コッポラに強い映画化の動機を与えたエピソードは興味深い。ぐだぐだな青春を送った主人公がやがて作家に成るという意味では「アメリカン・グラフィティ」と同じだろう。自堕落な主人公が破滅するという意味では「ラストタンゴ・イン・パリ」の出来に遠く及んでなかった。
2017/03/29
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前半、タイが前がかりで来た。しかし、森重からのロングフィードを受けた久保が味方の上がりを待ち香川にアシストした。それを香川が相手DFを巧くかわし決めた。久し振りに10番らしい仕事だった。その後も長友からのロングフィードを森重が前で落とし、それを久保が岡崎にアシストし岡崎が相手DFに付かれながらも頭で決めた。これも岡崎らしいゴールだった。その後、タイはやや守りに入ったが日本はミスパスをカットされ何度かピンチを迎えた。特に、前半終了間際、ゴール前で何度もシュートを打たれたのが最大のピンチだった。後半も日本の流れは良くなかった。だが、タイのゴール前でボールを貰った久保が見事なミドルを決めた。その後も日本のリズムは良くなかったが清武が入ってからボールが回るようになった。そして、清武のCKを吉田が頭で決めた。清武はアウトサイドのパスも巧かった。タイの10番ティーラシンのPKを止めた川島も立派だった。タイも全体に悪くはなかった。特に10番ティーラシンと18番チャナティプが巧かった。
2017/03/28
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結合と順序の公理から導かれる定理4の証明が漸く理解出来た。定理そのものは「直線上に任意の4点が与えられているとき、これらを適当にA,B,C,Dで表せば、Bで表した点がAとCの間にもまたAとDの間にもあるように、かつCで表した点がAとDの間にもBとDの間にもあるようにできる」というものだ。そして、まず、①「Bが線分AC上にあり、Cが線分BD上にあるならばB,Cはまた線分AD上にある」を証明し、②「Bが線分AC上にあり、Cが線分AD上にあるならば、Cはまた線分BD上に、BはまたAD上にある」を証明した。次に、他の2点の間にあるものをQで、他の2点をPとRで表し、最後の点をSで表し、「RはPとSの間にある」「またはPはRとSの間にある」「またはSはPとRの間にあり、かつQはPとSの間にある」「またはSはPとQの間にある」「またはPはQとSの間にある」の五つの場合に分け、①と②を使い説明していた。何度も図に書きやっと理解出来た。この定理が将来どう役立つかは全く解らないが厳密な場合分けによる証明には説得力を感じた。
2017/03/28
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竹田青嗣によるとニーチェは芸術を称揚したようだ。これは芸術至上主義者である私にも頷ける。だが、それをアポロン的なものとディオニュソス的なもの分ける必要があるとは思えない。そして、「真理は醜い」と断じる。これもどうだろうか。確かに、人間は往々にして愚か、かつ、利己的でズルく残酷である。だが、私にとって数学の定理や物理の法則は美しい。後、ニーチェは生命感情の根源に性欲、陶酔、残酷を見るが残酷を肯定するのは頂けない。ともあれ、ニーチェは「美と真を一つであると主張する哲学者は殴りとばすべきである」と続ける。いやいや。偏狭で独善的なアンタを殴りとばしてやるよ。
2017/03/27
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知り合いのコーヒー屋さんが近所の神社であったイベントに参加してたので行って来た。なにやらインターナショナルなイベントだった。沖縄の舞踏があり、様々な国の屋台があった。現地では手羽先の唐揚げを食べマッコリを飲んだ。初めて飲んだマッコリは肌理の細かい甘酒、あるいは酒の入ったカルピスのようで、少し甘味があり意外とあっさりしていた。家にはチヂミとインカコーラを買って帰った。チヂミは何も付けなくても美味しかった。インカコーラはどぎつい色の割りにあっさりしていて特に目立った味もなく後味もすっきりしていた。ペルードーナツも気になったがそんなに食べられそうになかったしワニの唐揚げは売り切れていた。
2017/03/26
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今回は「よいものはカタツムリのように進む」が心に響いた。確かに、古今東西、争いは絶えないし大きな貧富の格差も無くならない。だが、昔より病気は減り、寿命も延びた。便利で豊かな社会にもなった。あからさまな奴隷制は無くなったし、職業や結婚相手の選択の幅も広がった。女性を含め庶民も参政権を得た。つまり、庶民の人生の質は上がった。ここまでに人類が到達するのに何千年も掛かったのだ。逆に独善的で性急な理想社会の追求はしばしば地獄を現出させる。ガンディーはカースト制に手を付けられなかったし、自身は、そのイスラム教への穏健な態度のせいで同じヒンドゥー教の原理主義者により暗殺された。イスラム教のパキスタンとヒンドゥー教のインドとの確執は未だ続いている。しかし、ガンディーはゆっくりとした歩みとはいえ、塩の行進によりイギリスから独立を果たし、断食によりイスラム教徒とヒンドゥー教徒との争いを、一旦、止めた。ガンディーが一個人として為した成果としてはとてつもなく大きい。だが、私も世の中を良くする側の一員としてカタツムリのように歩もう。
2017/03/26
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竹田青嗣はニーチェから「純粋な認識というものはありえない」ことと「正しい世界解釈はなく、それぞれの個体の欲望に沿った解釈があるだけである」という結論を導く。これはまぁ、正しいだろう。なるほど、社会は勝手な言い分で溢れている。そして、ニーチェの根本原理は「力への意志」だそうだ。これも、何らかの対象をコントロールする自由度を上げることを「力」と呼ぶならそうだろう。詰まる所、哲学も一つの世界解釈であり哲学的趣味と言っても良いかもしれない。そして、共感者が増えれば力の増大を感じるかもしれない。正しく、そういう意味で極めて傲岸不遜でひねくれたニーチェの哲学的趣味が嫌いだ。
2017/03/25
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生涯二度目の相撲観戦だった。今度はやや遠目の席だったせいかヤジが近くで聞こえて面白かった。多分、外国人だと思うが変な節を付けて訳の分からない名前を呼んでいた。本人は凄く楽しかったのだろう。前の席で横並びの席を取っていた外国人達はウェーヴをしていた。相撲も随分国際的になったものだ。大関復帰を賭けた琴奨菊と稀勢の里の連勝を止めた日馬富士の取組が感動的だった。なんだかんだ言っても勝負は最後には気合で決まるのではないか。席が遠目だったと言っても本来四人が座れる升席を二人で使えるペアシートだったので足が伸ばせて楽だった。今回向こう正面だったのが少し残念だが来年は正面が当たって欲しい。
2017/03/24
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前半、宏樹の右からの良いパスを久保が角度の無い所から鋭いシュートを決めた。日本は長谷部に代わって入った経験豊富な今野が躍動していた。UAEは21番オマル、10番マタルが巧かった。15番アルハマディも脅威だった。日本は中盤でインターセプトされたりロングフィードにより何度かピンチを迎えた。中でも川島がUAE7番マブフートと1対1になった時体を投げ出してシュートを防いだのは見事だった。後半すぐ、吉田からのロングフィードを前線で大迫が頭で競り勝ちこぼれ球を拾った久保からのクロスをフリーになった今野がGKをかわし決めた。そのまま試合は2-0のまま終了した。もう1点追加点が欲しかったが初戦で情けない負け方をしたUAEに対して見事にリベンジを果たした。日本は全体に球離れも早く良い試合だった。いつもは相手FWに抜かれるシーンも度々見られる吉田のディフェンスも良かった。少し体重を絞ったのかもしれない。2チーム出来そうなくらい控えも豪華だったので途中交代しても戦力は落ちなかった。これなら本戦でもそこそこ戦えそうだ。
2017/03/24
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MステにX japanが出ていた。いつも通り良いパフォーマンスだった。X japanで外れたことがない。YOSHIKIの曲は、メロディ、歌詞、共にどちらかというとベタだが胸を打つものがある。きっと、音楽と人への姿勢が真摯だからだろう。Toshiの声も良く出ていた。織田信成は今まで全く興味なかったがダンスは素晴らしかった。前で歌っていた平井堅が完全に霞んでいた。身体能力が極めて高いのは当然だが、そこらのチャラチャラしたダンサーを軒並みなぎ倒していた。無駄のない優美なダンスは一流のバレエダンサーを思わせた。
2017/03/24
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強烈な嫌悪感に耐えながら再読を終えた。終わり近く、永井は「神の死」についてニーチェの言葉を引用する。「君たちはそれを神の自己解体と見なしている。だがそれは神の脱皮にすぎない。神は道徳の皮を脱ぎ捨てるのだ。そして間もなく、君たちは神に再会することになるだろう、善悪の彼岸で」。それに対し永井は「そこには、いかなる救済もなく、いかなる意味もない。剥き出しの事実があるだけである。その儚く空しい現実に打倒されてしまう者たちは、絶滅すべきである。だからもし、人類がこの事実を直視することに耐えられないならば、人類は滅亡すべきなのだ。そのほうがよいのだ。そうニーチェは言っているのだと私は思う」と続ける。これは自分を神の位置に置いた発言と言えるだろう。勿論、人類はいずれ滅亡するだろう。だが、永井にわざわざ、今、「人類は滅亡すべきなのだ」などと言われる筋合いはない。それこそ空しい発言だ。そもそも、「永遠回帰」などという与太話を捏造し、弱者を徹底的に排除しなければ生を肯定出来ないニーチェは何という途方もない傲岸かつ情けない男なのか。だが、現代の日本でも、この手の極めて傲岸不遜な人間は珍しくない。確かに多くの人間が本質的に反社会的であるだろう。彼らの心を理解したくなったらこの本にまた立ち返ろう。
2017/03/23
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えぐいサスペンスだった。えぐさでは「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」を少し上回ってたかもしれない。あれはエンターテインメントに終始していたが、これのモチーフはもっと深刻だった。深刻さでは「あなたなら言える秘密のこと」並みだ。冒頭、陰があるというより悲惨な過去を窺わせる暗い表情の女が職探しをしている。案の定、性的暴行を思わせるシーンがカットバックされる。それは彼女の過去のフラッシュバックだった。彼女は何故か働く場所を決めている。それは裕福な金細工職人夫婦が住むアパートだった。その為、わざわざ家賃の高い近くのアパートを借りる。管理人に取り入り給料の半分を払うという破格の条件で家政婦の仕事を紹介して貰う。夫婦の残版をあさり好きな料理を調べて気に入られようとする程の熱心さだった。だが、ウクライナ人である彼女はイタリア人になかなか信用されない。その夫婦に雇われていた家政婦を階段から突き落としてまで職を得ようとするシーンで彼女の異常さが露わになる。面接を受けた彼女はすぐ気に入られる。一人娘とも仲良くなり徐々に信頼される。娘を任される時間が長くなった彼女は家探しを始める。どうやら金目当てではなく何かの書類を探しているらしい。不倫している妻が長期旅行している間に目当ての書類を見付ける。同時進行で、ウクライナから追って来た男達に脅されたり暴行されるシーンと、ほとんど幼児虐待のようなシーンが挟まれる。男達は彼女が持ち逃げした大金目当てだった。虐待は学校でいじめられる一人娘を鍛える為だった。後半、進行の遅さに大分焦れて来た頃、一気に種明かしされる。彼女はウクライナの売春組織で強制的に客を取らされていた。その間、産んだ子供9人すべて売られていた。9人目を産んだ後、ボスをハサミで刺し逃げる。9人目の子供の父親は客の中でも好きな男だった。彼女は助産婦から養子縁組をした夫婦の名前を聞き出した。それがあの夫婦だった。彼女は自分の娘の側に居たかったのだ。探していたのは養子縁組の書類だった。彼女の真意を知った母親は娘と二度と会わないよう迫る。その後、母親が池に飛び込んだ車の中から遺体となって発見される。彼女が疑われ検挙されるが犯人はウクライナから来た男だった。彼女は男を殺していた。母親を殺していなかったとはいえ罪に問われた彼女が収監される前、弁護士から、一人娘が、実は彼女の娘ではなかったと告げられる。それは、彼女からしつこく聞かれた助産婦が売春組織のボスに相談した時、ボスがたまたま付けていたペンダントに彫られていた名前だった。ラスト、既に彼女になついていた娘は刑期を終えた彼女の前に大人の女性として迎えに現れた。悲惨な境遇の女性に微かな希望が訪れるという意味では「あなたなら言える秘密のこと」と同じだった。
2017/03/22
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永井 均は「永遠回帰」の帰結として、「ナチスもオウムも、ホロコーストもサリンも、何もかも、すべてそのまま、また起こることを、大きな歓喜とともに受け入れる、ということである」と述べる。そして、ニーチェの「「それはあってはならぬことである」「それはあってはならぬことであった」といった言い草は、ひとつの喜劇である・・・何であれ何らかの意味で有害で破壊的なものは取り除こうなどと思うならば、結局は生の源泉を滅ぼしてしまうことになるだろう」という言葉を究極の真理だという。いやいや。そもそも何故そんな空恐ろしい出来事を「大きな歓喜」とともに受け入れなければならないのだ。勿論、人間は有害で破壊的なものを取り除けなかった。これからも取り除けないだろう。だからといって何故積極的に肯定しなければならないのだ。そんなことまでして自分の生を全肯定したいとは思わない。非道のなことはあくまで非道だ。永井やニーチェはいじめを見て見ぬふりする弱く、かつ、卑怯で残酷な人間に見える。卑怯な人間が無理やり生を肯定しようとする残酷なへ理屈なのではないか。
2017/03/21
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前半、レッズの猛攻が続いた。だが、ことごとくバーに嫌われた。後半、レッズの足が止まり出してからガンバも攻め出した。前半見られなかったダイレクトプレーも出た。そして、オ・ジェソクが左から出したループ気味のクロスを今野が頭で決めた。だが、アディショナルタイム、ゴール前の混戦で倉田がハンドを取られPKをラファエル・シルバが決めた。途中交代のGK田尻も読んでいたがラファエル・シルバのコースが素晴らしかった。1点を守れなかったガンバも悔しかっただろうが、あれだけ攻めておいて勝ち切れなかったレッズはもっと悔しかっただろう。
2017/03/20
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松本隆は小学生でボードレールを読み中学生でコクトーを読んでいた。作詞家になったのは必然だろう。斉藤由貴は不登校気味の内向的な少女だった。心配した母親がオーディションを受けさせ花開く。内向的な人間の方が輝きに深みがあるのかもしれない。若い頃も可愛かったが今の方が美しい。男は時々居るが年取ってからの方が良い女はあまり居ない。対談中に飛び出した言葉「真実はありふれたものの中にある」は共感出来た。松本隆ははっぴえんどの後作詞家に身を転じた。「赤いスイートピー」「ルビーの指輪」等ヒットを連発し寝る間も無い売れっ子になるが、シンガーソングライターの台頭で不遇時代に突入する。7年のブランク後、ジャニー喜多川から声が掛かる。キンキキッズの曲で、条件は100万枚だった。散々書き直し、悩んだ末、ふとテレビに映るキンキを観て「硝子の少年」というフレーズが浮かんだ。元から、バス絡みの恋愛を書きたいと思っていたこともありすぐ書き上げた。結果、「ルビーの指輪」を上回る200万に近い大ヒットになった。松本隆の人生最後に聴きたい曲はカタルーニャ民謡の「鳥の歌」で、斉藤由貴はドビュッシーの「月の光」だった。二人共好きでも嫌いでもなかったが二曲共私が好きな曲だったので少し驚いた。
2017/03/20
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字形的数論(TNT : Typographical Number Theory)における「素数は無限に存在する」の表現が長い間理解出来なかったが漸く解った。それは、∀d:∃e:~∃b:∃c:(d+Se)=(SSb・SSc)だった。(b,c,d,e : 0以上の自然数、S:ある自然数の1つ次の数)無理やり日常語に訳すと「すべてのdについて、その積が、dにeより1大きい数を足した数になる1より大きい数b,cは存在しないようなeが存在する」という所か。元の字形的数論の表現も大概解り難いが、こちらも相当なものだ。但し、字数は大幅に削減されている。しかも、コンピュータなら処理出来るのかもしれない。
2017/03/19
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今回は「非暴力」についてだった。非暴力と言っても目の前で襲われる女性を見捨てるようなものではなかった。当時、近代兵器を持った強大なイギリスに武力で立ち向かっても勝ち目は無かっただろう。相手の良心に訴える作戦だ。確かに、無抵抗の者を殴り続けるとまともな人間なら多少良心の呵責を覚えるだろう。もし、全く良心を持たず圧倒的な武力を持つ集団に襲われたら皆殺しにされるか隷属するしかない。そもそも、侵略や差別の根源には蔑視があるだろう。それに対抗するには、イギリスで弁護士資格を取得したガンディーのように対等な知性を示すしかないのだ。
2017/03/18
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先日観た映画「オデッセイ」で16進法が出て来たので2進法からおさらいした。例えば、2進法で11001なら、1×2^4+1×2^3+0×2^2+0×2^1+1なので、10進法なら25だ。ついでに開平計算もイマイチ解ってなかったのでおさらいした。まず、4桁の数字の根を10aとbに分ける。そして(10a+b)^2は(10a)^2+2×10ab+b^2になりbで括ると(10a)^2+(2×10a+b)bになる。これで、適当な2桁の数字(10a)で4桁の数字を割りその余りを10aの2倍の数字に適当な1桁の数字(b)を足した数字(2×10a+b)にbを掛けた数字(2×10a+b)bで割って余りが0になれば10a+bが平方根になることがよく解った。しかし、肝心のアルファベット26文字を16進数で表すと何故簡略化出来るのかはボンヤリしたままだ。
2017/03/17
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近所に出来たジャズ・バーでシナトラを掛けて貰った。オシャレで柔らかい雰囲気のお店にピッタリだった。昼間、PAの仕事もしているマスターから色々面白い話が聞けた。まず、私が学生の頃バイトしていたジャズ喫茶のお客さんだったのが奇遇だった。そして、今まで、レコーディング・エンジニアといえばルディ・ヴァンゲルダーくらいしか知らなかったが、エリオット・シャイナーという人を教えて貰った。なにやら、私が大好きなドナルド・フェイゲンとTOTOやイーグルスも手掛けていたらしい。グラミーは8回も獲っていた。なにより圧巻だったのはPAの話だった。最近の人はドラムのキックから音の基準を決めるようだが本来ならシンバルのトップから決めるらしい。その方がバンド全体のバランスが自然になるそうだ。ドラムのキックからバランスを取ると全体の音が大きくなり過ぎるらしい。こういうマニアックな話は私の大好物だ。
2017/03/16
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新しいソプラノ・サックスは低音のC#どころかその下のBもB♭も楽勝で鳴った。今までいかにちゃんと塞がっていなかったかがよく分かる。とりあえず腕のせいでなくて良かった。それにしても、それだけキーを強く抑え過ぎていたということなのだろう。これからもっと軽く抑えるようにしないといけない。ともあれ、マイルスの「In a Silent Way」を久し振りに吹けて嬉しかった。
2017/03/15
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原題の「The Martian」が暗示するように火星でのサバイバルを描いていた。冒頭、火星探査のクルー6人が冗談を飛ばしながら資料の鉱物を集めている。そこへ致命的な大嵐が襲う。5人は辛くも母船へ戻るが、マーク(マット・デイモン)だけが戻って居ないことに気付く。彼は強風で飛ばされた通信用部品に当たり吹き飛ばされてしまい行方不明になっていた。船長はギリギリまで救出しようとしたが母船が強風で倒れてしまうと全員が地球へ生還出来なくなるのでやむなく諦める。だが、マークは生きていた。そこから生存への苦闘が始まる。新たな火星探査船が来るのは4年後である。食料は全く足らない。しかし、彼は植物学者だった。すぐにクルーの排泄物を肥料にしてジャガイモを栽培することを思い付く。水を作るのは科学の知識が役に立った。やがて、NASAのクルーが衛星からの映像でマークが生きていることの気付く。だが、通信手段は無い。マークは映像だけ送れる古い探査装置があったことを思い出す。カメラは360度回転出来るがアルファベット26文字を映すには角度が狭過ぎる。これの意味がよく分からなかったが16進法を使うことを思い付く。漸く、マーク救出計画が動き出す。希望が見えた時に掛かったデヴィッド・ボウイの「Starman」はナイスだった。そして、地球への帰還途中だった母船が地球重力を使ったスウィングバイで時間を短縮し救出へ向かう。このミッションにより彼らにも危険が及び、かつ、宇宙での滞在期間が大幅に伸びることになるが、マークを見捨てたことに罪悪感を持っていた彼らに迷いは無かった。ラスト、小型のロケットで火星上空へ飛び出したマークを、相対速度が早過ぎる状況でキャッチするまでの描写は迫力あった。絶望的な状況でも挫けない役に、陽気で賢くタフなイメージのマット・デイモンはよく合っていた。救出作戦に中国の技術が役立ったり、あらゆる人種や性格の役柄が配されていたことにリドリー・スコットのヒューマンなテイストを感じた。同じくヒューマンな宇宙物では「アポロ13」や「ライト・スタッフ」等と良い勝負だろうか。
2017/03/14
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10回のインタビュー記事が終わった。面白い話満載だった。中学の時、相撲部屋に連れて行かれ行司にならないかと言われる。それを、きっぱり、「いえ。警察官になります」と断ったのが却って「芯の強い子だ」と気に入られる。出世してゆくと番付表も書かされた。1ミリの幅に書くために筆を洗わないで書いたそうだ。番付発表前に皆から聞かれるので部屋から出なかった。当然ながらもつれる取り組みが嫌だが1番嫌だったのは安美錦だったのは頷ける。あの人は土俵際で何をするか分からない。相撲ファンの間で評判だった立ち居振る舞いの美しさも、毎日100回の腹筋と自分の裁き振りをビデオで見返す努力の賜物だった。最後の取組後さっき自分が渡した懸賞金の一部が白鵬から貰った花束に入っていたエピソードも泣けた。結びの1番を告げる声に気合が入っていて時として感動的ですらあった。観客から自然に拍手が起こっていた。私も好きな行司さんだったが大横綱の白鵬にも尊敬されていたのだ。
2017/03/13
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円の方程式がやっと直感的に理解出来た。y=xが原点を通る45度の直線なのは当然だ。y=x-1がy=xが右へ1動くのもオッケーだ。となると、(x-1)^2+(y-1)^2=r^2が中心(1,1)で半径rの円であるのも大した飛躍ではなかった。途中、ピュタゴラスの定理を使っているのがちょっとしたミソだった。ただ、(x-1)^2+(y-1)^2=r^2を展開し整理するとx^2+y^2+lx+my+n=0になるのはオッケーだが何故、xyの項があると円にならないのか知りたい。ともあれ、楕円の方程式、y^2/a^2+x^2/b^2=1の理解に一歩近付いた。
2017/03/12
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前半終わり近く攻めるシーンも出だしたが両方堅い守りのあまり面白くない展開だった。両方攻めの精彩に欠けワンタッチプレーも見られなかった。後半、直ぐ試合が動いた。右からのクロスを大森がミドルで決めた。直後、大森のシュートのこぼれ球を走り込んだ藤田がグラウンダーのシュートを右に決めた。その後、ベガルタの猛攻もあったがそのまま終了した。ベガルタは決定力に欠けた。ヴィッセルは田中順也に替わって入ったウエスクレイが良かった。俊敏で距離感が良くワンタッチプレーも出来た。前半、田中順也だけは良いプレーをしているように見えたが結果的には空回りだったようだ。後、ニウトンも効いていた。
2017/03/11
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ロックは性質の欠如した原因が何故実証的観念を生ずるのかについて考察している。曰く、暗いのは光の欠如であり無味は味の欠如である。だが、それらの観念は厳然として存在している。これは、観念を情報として捉えるとより解り易いのではないだろうか。確かに暗さは明るさの欠如ではではあるが暗さも明るさも情報という意味では同等である。これを敷衍すると生きる上で最も重要なのは情報ではないだろうか。とりわけ自分が何者であるかという内部情報が。いずれにせよ、現代のようにクズ情報が氾濫する時代において選り分けることが決定的であることに変わりはない。
2017/03/11
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久々にハズレだった。見出してすぐ止めた。原作マンガはよく売れたらしい。親父ギャクが多いのは原作が久住さんだから仕方ないにしても主人公のキャラが酷過ぎる。あんなズボラな女見た目が少々良くても絶対結婚したくない。雑誌やマンガを所構わず平積みしている時点でアウトだ。しかも、旦那に嫌われたくない一心で大掃除を目論むのがまたお間抜けだ。普段、マメに片付けられない人間がそんな大それたこと出来るわけがない。普通のことが出来ないのは多分何らか心の病気を抱えているのだろう。それを明るく誤魔化す態度が嫌いだ。
2017/03/10
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前半、オランダが2点先取した。1点は山下のパンチングミス、2点目はゴールラインギリギリから出されたグラウンダーのマイナスパスを決められた。その後、長谷川、横山のホットラインから1点返せた。長谷川からのパスを巧くトラップしてターンした横山がGKが届かないギリギリでミドルのループシュートを決めた。日本はボランチの川村だけが少し心配なスタメンだった。川村が宇津木なら最強だっただろう。しかし、川村も良いパスを出していた。オランダは背が高い上に体が締まっていて精悍だった。チャージも深く、よくボールを奪っていた。後半、途中入場の籾木が放った良いクロスをオランダのDFがオウンゴールしてしまい追いついた。そして、オランダのDFファンデンベルフが2枚のイエローで退場になり数的優位に立った。だが、攻め切れず、アディショナルタイムに右からペナルティーエリアに攻め込んだミーデマにやられてしまった。後半、足が止まったとはいえ全体にオランダの動きは速かった。日本はせっかくのチャンスを緩いパスを獲られたりして潰していた。もっと上に行くには緩急の付いたシャープなプレーが必要だろう。
2017/03/09
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ロックは非常に謙虚だ。序文で、これらの論文は既に博学な人々には必要ないであろうと断っている。元々、数人の友人間で交わせた議論をまとめたもののようだ。謂わば覚書だ。ともあれ、当時、「同一のものは同時に存在したりしなかったり出来ない」などのような抽象的観念も生得的だと考えられていたようだ。余程、神がすべてお膳立てしてくれていると思っていたのかもしれないが、現代からすればとんでもない話だ。当然、ロックもそれに反対する。勿論、幼児も持つ快不快の観念等は別だが。そして、そのことを「神は人間に理性と手と材料を与えたのであるから、人間に橋や家を造ってやる必要はなかったのである」と形容したのは秀逸だった。ロックはあくまで謙虚で自分の知性はニュートン等の天才に遠く及ばないと認めている。しかし、この明晰な思想家を執拗に攻撃したバークリは所詮二流の根性曲がりではないだろうか。
2017/03/09
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一言でいうと破滅の物語だ。主人公はコロンビア大学中退後離婚し父親を亡くした若者だ。生きるあてもなくディーンという親友とアメリカを放浪する。ディーンの人生は悲惨だ。ろくでなしの父親に捨てられ盗みを覚え少年院で暮らし大人になってからも手癖は悪く女にもだらしなく酒とドラッグに溺れる。典型的な地に足つかない風来坊だ。普通の暮らしからひたすら逃げているのだろう。人格は躁病型だ。のべつまくなし意味の無い言葉を羅列する。これも普通からの逃亡だろう。現実を直視出来ないのだ。ドロップアウトした者が自分より悲惨な人間に親近感を覚えるのはよくある。落ち着くのだ。だが、待っているのは破滅だ。最後に辿り着いたメキシコで赤痢に罹り高熱を出した主人公をディーンは捨て去る。これが結果的には良かった。その後、ニューヨークでディーンと再会した時、主人公は友人とキャデラックに乗りデューク・エリントンのコンサートに行く途中だった。友人はボロボロの身なりの言葉もまともに喋れない狂ったディーンが同行することを嫌がった。主人公は仕方なくその場にディーンを置き去りにした。それがディーンと会った最後になった。結局、主人公がディーンを見捨てた形になった。だが、最後まで運命を共にしていたら主人公も破滅していただろう。「なまじかけるな薄情け」という。結局、主人公は才能のある甘ちゃんの文学青年だった。この小説に人生を変えられたと言ったディランも根本的にはそうなのではないだろうか。
2017/03/08
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今回、日本のスタメンは緩かった。判断が遅くパススピードも遅かった。特に、川村と佐々木のパスが緩かった。川村はボールを奪うのは巧いが、いかんせん、パスの精度が低く足も遅かった。前線の籾木も長谷川よりかなり運動量が落ちた。GK池田は、うどの大木山根よりはずっと良かった。ノルウェーはプレッシャーがキツく足も速かった。ワンタッチプレーも多かった。前半、日本も何度かチャンスを作ったが、ほぼノルウェーに押されていた。このままメンバー交代しないと負けそうだった。後半、ベンチワークが効いた。中島と千葉の調子も悪そうに見えなかったが、長谷川と中里二人の投入は勿論良かった。特に、長谷川のサッカーセンスはずば抜けている。籾木より上だろう。やがて、籾木の良い浮き球のアシストを横山が胸トラップからのバウンドボールを巧くループシュートで決めた。クロスバーに当たるギリギリのシュートだった。その後、川村と宇津木、鮫島、田中美南と籾木、佐々木が替わりより安定感が増した。そして、中里がゴールラインギリギリから上げたクロスを田中がヘディングシュートし、こぼれ球を横山が左足で2点目を決めた。日本は危ないシーンが何度もあったがなんとか無失点で凌げた。前半は、スペイン戦同様、ヒヤヒヤ、イライラしたが後半はスカッとした。ともあれ、8日の順位決定戦に山根だけは出さないで欲しい。
2017/03/07
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なにやらロックは哲学の二大問題、存在論と認識論の内、後者の源流であるらしい。その認識論も合理論と経験論に別れ、ロックは後者に属するようだ。スピノザと誕生年が同じであるがホッブスやベーコン等と同様哲学的関連が無くむしろデカルトとの関連が密接だったようだ。どうやら、スピノザは形而上学の建設を優先したらしい。デカルトはデカルト座標を考えたくらいだからプラグマティックな人だったのではなかろうか。ロックは政治的な実務にも長けていたようなので、それが哲学にどう表れているのかも興味がある。この人も、おそらくプラグマティックなのではないだろうか。ともあれ、バークリがあれほど抽象観念について執拗に攻撃したことが妥当だったのかどうか知りたい。
2017/03/07
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地元にジャズが掛かる店が出来たので覗いて来た。凄く感じの良い夫婦がやっていた。ご主人はずっとPAの仕事をやっていたらしい。持って行くとCDは勿論レコードも掛けてくれるそうだ。これで長年日の目を見なかったレコードを聴ける。
2017/03/06
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前半、スペイン戦に比べチャージが良くなっていた。ボランチの宇津木と川村も機能していたがなんと言っても左サイド長谷川の出来が良かった。まず、中盤でボールを貰った時、アイスランドのGKが前へ出ているのを見逃さす見事なミドルを決めた。その後も、横山がゴールラインギリギリで上げたクロスを落ち着いてボレーで決めた。ディフェンスも献身的にやっていたし、動きが速くパスセンスも良かった。岩淵以来なんとも楽しみな選手が出て来た。GK山下も山根より遥かに動きが良かった。後半、アイスランドに攻め込まれるシーンも出て来た。その中で田中美南が放ったシュートのこぼれ球を横山がシュートするシーンがあったが惜しくも決まらなかった。その二人と替わり岩淵と中島が入ったがこれといって見せ場を作れず終了した。ともあれ、無失点で終われたのは良かった。アイスランドは体が重いのか動きが鈍いように感じた。日本は、川村の守備は良かったがパススピードが少し遅いように思えた。負傷で退場したが左SBの北川は良かった。CBの中村も悪くないように思えたがCP熊谷の判断がやや遅く感じた。なんにせよ、今回の出来なら他とやってもボロ負けすることはなさそうだ。
2017/03/05
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この世に存在する悪を以て神の存在に疑念を持つ人は昔から居たようだ。それに反駁するのを弁神論というそうだ。バークリはそれを光と闇に例えていた。曰く、「闇があるから光が引き立つ」と。いやいや。飢えに瀕する8億の人々、内戦で殺される子供、津波で死ぬ人々はどうなるのだ。光を引き立たせる為にしては酷過ぎるだろう。神の偉大さを称える為の強弁としか思えない。この宇宙を統べる力がもしあるのならそれは偉大などというありふれた言葉で表現出来ないほど偉大だろう。貧弱な人間の能力からすれば無限と言っても良い。そして、バークリもまた卑小である。少なくとも全知全能ではない。その考えすべてが正しいはずもない。どちらかというと、プラトンが警告した、洞窟の壁に映る影を見て現実と思う人を連想する。勿論、彼は私が理知の低い愚鈍な人間だと言うだろう。だが、そんなものは私にとって傲岸不遜で独善的なたわ言に過ぎない。人間、ゆめゆめ大口を叩いてはいけない。人間が正しいことを言えるのはごくごく狭い範囲であることを知るべきである。いや。そのごくごく狭い範囲においてすら論争は常に存在するのだ。
2017/03/05
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前半、ほんの少しセレッソが押し返す場面もあったが、ほとんどレッズが押していた。そうこうする内、CB遠藤のロングフィードを興梠がスルーし受けた武藤が横にドリブルし放ったシュートが決まった。その後、武藤が鋭い動きで丸橋から奪ったボールをラファエル・シルバがシュートし、こぼれ球を興梠が押し込んだ。セレッソは無得点のまま前半終了した。セレッソのボランチ、ソウザの予測は良かったが足元はあまり巧くないようだった。前の関口、杉本、丸岡の動きはイマイチだった。CB山下は頑張っていたが蛍は精彩を欠いていた。レッズは全体に球離れが良く、森脇の、ある意味いやらしいプレーが効いていた。後半もレッズの功勢が続き中盤で青木が奪ったボールをラファエル・シルバが巧くコントールしGKとの勝負を制した。GK丹野の動きは全体に鈍く感じた。その後、セレッソはソウザの良いCKをCBマテイ・ヨニッチが頭で決めたが、そのまま3-1で終了した。全体にレッズの前線での守備が光った。セレッソは清武が居ればもう少し良い試合が出来たかもしれない。
2017/03/04
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竹田青嗣によるとニーチェは世界の外にどんな「超越項」も認めず、したがって世界の根源的「無意味性」を認め、「永劫回帰」によってニヒリズムを徹底化しようとしているそうだ。確かに、私も超越項は認めない。しかし、私の世界は意味に満ちている。それは、家族、友人、芸術、学問、スポーツ、自然の美しさなどだ。なんなら、たったひとつの大好きな曲だけでも生きる意味は十分にある。そんな私の人生をニーチェとその信奉者達は無意味というかもしれない。だが、彼らこそ私にとって無意味な存在だ。いや。「永劫回帰」などという世迷い言をひねり出してまで生に意味を持たそうとする態度の方が滑稽だ。
2017/03/04
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大人のファンタジーだった。ロック・ミュージシャンの男がジュリアード出の美人女性チェリストとパーティで出会い一夜を共にする。いくら感じの良いイケメンとはいえ、いきなり身を任せる女性もどうかと思うがその1回で身ごもる。女性の父親によって二人は引き離され、産んだ子供も女性の出世を目論む父親の手で施設に預けられる。交通事故のどさくさで子を産んだ女性はそれを知らない。さて、これからが本格的なファンタジーだ。音楽家二人の血を受け継いだ子供は音楽の神童だった。習ったことはおろか練習もしてないのにいきなりギターを超絶技巧で弾きこなす。そして、つい昨日まで音符も知らなかったのにジュリアードで演奏されるような交響曲を書く。この辺りは長年練習しても楽器が全然巧くならない身には軽い怒りを覚える。そして、ラスト、子供が書いた曲をニューヨーク・フィルが子供の指揮で演奏する場所で親子が再会する。とてつもなく大甘なファンタジーである。しかし、魔法を使うよりはまだマシだろうか。ともあれ、ストリート・ミュージシャンの浮浪児達からピンハネするロビン・ウィリアムズは当然の存在感だったし、児童養護施設の誠実な職員を演じたのテレンス・ハワードは良かった。
2017/03/03
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前半、ほぼスペインに押されっぱなしだった。球際も弱かった。スペインは動き出しが速く連携も取れていた。だが、決定力に欠けた。お蔭で、前の主力メンバーを大きく欠き、動き、判断、共に遅い山根がGKの日本も何とか無失点で凌げた。流石に鮫島と中島は頑張っていた。ボールが前に来ないのでワントップの田中はほとんどボールに触れなかった。SBの北川と左サイド中里のプレーはぎこちなかった。後半、横山と長谷川が入り、やや機能しだした。しかし、スペインがスローインからのボールをミドルで決めた。コースも良かったが、もっと動きの速いGKだったら止められていたかもしれない。2失点目も山根の甘いフィードを奪われ決められた。その後、長谷川の良いフィードを横山がGKとの一対一を制し決めたので少しだけ溜飲が下がった。途中入場の宇津木も効いていた。岩清水の位置に入った高木も岩清水には遠く及ばないにしても悪くはなかった。しかし、山根がGKである限り上へは行けないだろう。
2017/03/02
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永井 均は言う。「真の強者は決して誠実などではない。誠実という徳にはどこか力への意志の臭いがする。その出自から見ても、それは恐らくルサンチマン的な価値なのである。力ある者は、誠実なのではなく、むしろ、ただ率直であるはずだ。おそらく、誠実さは下品な徳なのだが、率直さはそうではなく、自己に対する自信から生まれる高貴な徳なのである」と。いやいや。ここでも風呂の湯と一緒に赤ん坊まで流してしまうようなことが行われている。確かに、相手の顔色を窺うような弱者の誠実もあるだろう。しかし、単に他者を尊重する誠実も厳然としてある。本来の意味はそれだろう。そうすると誠実と率直を分ける意味はない。
2017/03/02
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ヴィトゲンシュタインは非常に難解だ。問題を解くほぐす為、次々例を挙げるがそれがまたどれも解り難い。だが、ドゥルーズのように、わざと答えをはぐらかされているような不快感は無い。「様々なゲームを貫く規則は無い」「それらにはただ家族的相似性があるだけである」これはオッケーだ。言語使用もゲームとして捉えるならそうなるだろう。「言葉の意味はその使用である」「一つの語の意味は誰かが与えたものである」これもそうだろう。普通の人が話す言葉が凡庸なのはそれらが皆同じだからである。若者言葉のような新語のメカニズムも単純である。示す意味もごくありきたりだ。それらが本来示したい意味は「これを使うものは若い」だろう。ともあれ次の例は解り易かった。「定規とコンパスによる角の三等分の不可能性の証明は角の三等分についての我々の観念を明瞭にするものだ、と言いたいところである。しかし、その証明が与えるものは新しい三等分の観念である。(中略)この証明は我々をもと居た場所から連れ去ったのである」そうとも。私は常に私が居る所から連れ去ってくれる芸術、学問、スポーツを求めている。
2017/03/01
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