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吹奏楽の世界では、おそらく、ほぼ日本中の学生が年に一回この時期に「定期演奏会」として単独コンサートを開く。今年もその季節が来た。僕は高校生の時、吹奏楽部でパーカッションを演奏していた。もちろん僕も、3回の「定期演奏会」を経験した。それは今でも、強烈な思い出として深く深く心の中に刻まれている。一般的な話として、高校を卒業してから、人々が在籍していた部活にどれだけ関わっているんだろう?おそらくは、「末永く指導させてもらってます!!」という人は少ないんじゃないだろうか。大体は、卒業して、まあ浪人でもすればちょっとは引きずることもあるけどそれっきりなんじゃないだろうか。数えたら、13年ぶりだった。東京都立豊多摩高校吹奏楽部の定期演奏会、略して「定演」に行った。ネットで調べたらサイトがあって、今日だと知ったのだ。開演が17:30とあったので、仕事終わりでダッシュしても無理だあきらめていたのだが何の縁なんだろう、急に休日出勤が入り、うまい具合に振り替えの休みが取れた。体が自然に動いた。「これは行かなければ。」会場までは自転車で15分。入り口で名前を書く。ドキドキした。出演者はもちろん、観客にも知っている人なんか絶対にいないという確信はあったのだけど、その場の空気を感じることそのものが何だかやたらと生々しくて、切なくて、楽しみで、やり場のない、ふわっとした緊張感が迫ってきた。お客さんが少ないのが気がかり。5分前、1ベル。17:30定時、2ベル、演奏部員入場。あの頃とまったく変わらない段取り。坦々と、しかし彼らにとって特別な意味を持って進行していく。指揮者入場、拍手、指揮者構え、演奏者構え。一つ一つの成り行きが、いちいち気にかかる。演奏が始まる。僕は何だか落ち着かない感じで聴いていた。3年間のいろんな出来事、卒業してから起こった出来事、楽しかったこと、つらかったこと、恥ずかしかったこと、いろんなことが迫ってきて気持ちの整理がなかなか出来ない。演奏ははっきり言ってグダグダだった。緊張のせいだと思うのだけど、音程はメチャクチャだし、スネアはコケるし、歯切れは悪いしでいいところなしである。その演奏が落ち着かない気持ちをさらに動揺させた。そのまま気持ちの動揺と演奏は続いた。でもそれから逃げてはダメなのだ。全てに向かい合って、見つめなおそう。そのために来たのだ。落ち着かないまま第1部が終わった。ステージ上では2部の準備が進む。何を見せてくれるんだろう。期待と、緊張。2部1曲目の「OMENS OF LOVE」はT-SQUAREの曲で、ブラバンでも僕の時代からおなじみのナンバーだ(蛇足だが僕はブラバンにいた頃からのT-SQUAREファンである)。1部が終わってこなれてきたのか、アップテンポの8ビートだから勢いに乗って、だいぶ吹っ切れたようで、演奏はすごく良くなっていた。いろんな演出を見せてくれた。僕の頃よりも活動の幅が広がっているようなのでこなれている感じではあった。それらの演出も、目新しいとは言い難い。でも、みんなの緊張がだんだん解けてきてリラックスしてきたみたいだ。勢いに乗って3部、アンコールまで一気に聴いた。「知ってる人はいないか」という下心を引きずりながら帰路に着く。とっても満たされていた。何だろうこの気持ちは。思い出と、現在と、音楽の力。感動はしなかった。でも、確実に何かを得た気がした。何か分からないけど・・・とてつもなくいろんなものが複雑に絡み合った、力。途中、部長の挨拶があった。「つらいことばっかりだった」副部長も、「つらいことも楽しいこともあったけど、みんなと演奏できてうれしい」それが将来役に立つよ、などと言うつもりはない。でも、君達はそれを乗り越えた。そしてこんなに、素晴らしい…とはとても言い難いけど、自分たちなりの定演を開いた。それは、誰がどうやっても、歴史に残る。そしてそれは、誰がなんと言おうと、本当にすごいことなのだ。僕には出来ない。今の僕にも。元気をもらったよ。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。
2006.03.27
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「ELSLお座敷ゆとり号」を見に行く。先日から再三書いているけどここの所マニア欲が大きくなってきていて見に行きたくなるのだ。さらに北海道に旅行に行ったことでちょっとでもいいからとにかくいろんなところに行って気分転換したくてしょうがないのだ。と言うわけで行ってみた。上野-水上間で「ELSL奥利根号」と言う列車が走っている。もうずいぶん長いこと走っていて、そんなに珍しいものではなくなっているけど、今日はお座敷客車「ゆとり」を使ってのスペシャルバージョン、しかもEL区間の上野-高崎間はあの超有名超豪華機関車EF58の61号機である。なんで超有名超豪華機関車なのかは長くなるので割愛。「SL奥利根」をちゃんとマニア活動として見に行くのは初めてだったので、時刻表とにらめっこ。朝早いのはつらいので夕方の上りだけ見に行くことにする。高崎での機関車の付け替えやEF58の走りも見たかったので、上越線でSL単独見送り→高崎へ先回りして付け替え見物、見送り→特急と快速を乗り継いで先回りというプランになった。久々のSL見物、そして群馬の山あいのちょっと冷たい空気がとっても気持ちよくて、気持ちもちょっとリフレッシュできた!やっぱり、SL、いいっすね。 EF5861も久しぶりに見れた。全検明けだったのか、今後予定があるのか知らないが、ピカピカだった。ルックスはあんまり好きじゃないけど、やっぱり存在感が別格に違うね。初めて動画をアップしてみました。クリックするとWindowsMediaPlayerが起動してダウンロード、再生します。手持ちで撮っているのでかなり揺れてますけど、ご勘弁ください。よろしかったらどうぞご覧ください。上越線沼田駅D51 498+ゆとり(16.3MB、1分25秒)
2006.03.25
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「Re:ally?」というCDを買った。mixiのコミュニティーでこのアルバムの存在を知った。なんとクラブミックスのオムニバスアルバムなのだ。もちろんクラブ系のCDなんて買うのも初めてだし、参加しているミュージシャンも、全然知らない。参加しているミュージシャンはクラブ界では有名な人らしい。で、何でこんなものを買ったのかというと、もう、僕のことを知っている人はもう予想がつくかもしれないけど、これがまた、T-SQUAREのカバーなのだ。でも、このCDの紹介を見ると、チラシ、オフィシャルサイト、ライナーノーツ、どれを見てもT-SQUAREのTの字もない。ライナーノーツの作曲者と出典アルバムの表記にその匂いを感じれるだけだ。理由は…知るわけない。なぜこの皆さんがT-SQUAREをカバーすることになったのか、その経緯は知る由もない。「どんなアレンジをしてもはまる曲は名曲」というのが音楽の定説だ。ビートルズのオーケストラアレンジ、モーツァルトのロックアレンジ、ディズニーソングに至っては民族音楽以外は全てのバージョンがあるんじゃないだろうか。T-SQUAREの曲は今まで自身によるリアレンジだけでなく、オーケストラ、ピアノソロ、コンテンポラリー(?)、ジャズトリオやビッグバンドジャズなど様々なアレンジをやってきて、そのどれもが美しく、カッコよかった。だから今回も、期待していたのだけど、かなりはまっていたよ。クラブミックスだから、原形をとどめないほどいじられている曲もあるけど、それにつべこべ言うのはナンセンスというものだろう。経緯はどうあれ、クラブ界の有名ミュージシャンがT-SQUAREのカバーに賛同してくれて、素敵なアレンジをしてくれたのもファンとしてはうれしい。「Re:ally?」、とっても面白いよ!おすすめ!
2006.03.21
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どちらもワールドベースボールクラッシックでイチローが発した言葉である。前者は大会前の合宿で、休憩中に松坂投手に面と向かって言っていた。もちろん松坂投手は練習を手抜きしていたわけでも野球をなめていたわけでもない。彼なりに一生懸命やっていた…はずだ。でもイチローは認めなかった。「心のどっか、奥深くで、なめてるだろ、お前」自分なりに一生懸命やっていても、「まあ、これだけやっていれば、大丈夫」という気持ちが出てくることは、しばしばある。実際ヘトヘトになるまでやって、そしてそれが自信になることも、結構ある。でも、それだけでは、ダメなのだ。本当に本気って言うのは、そんなもんじゃない。ましてや世界一を狙うのだ。ましてやイチローに言われたらグウの根も出ない。後者は、今日、優勝を決めた試合直後のインタビューで「貴重なタイムリーが出ましたね」ときかれて答えて言った言葉。あの試合は僕もずっと見ていたが9回の絶対に追加点が欲しいところで彼は打った。いやはや言葉もない。なんという実力なのだ。あれが勝ちを決めた決定的なタイムリーのひとつであることは誰の目にも明らかだがイチローはチームの一員として勝ったことがうれしくて仕方なかった。「All for one One for all」使い古された言葉だけど、久々に思い出した。個人の実力、情熱とチームの一員として目標に向かう気持ち。どちらかだけでもダメだしどっちつかずでもダメ。今日の試合は素晴らしい元気をくれた。この二つの言葉、なんだかずっと引っかかっている。
2006.03.21
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先日も書いたけど、ずっとミノルタユーザーだったのでメーカーを乗り換えようかと思っているのだ。今はデジタル一眼が主流なんだけど、乗り換えるとなるとレンズやアクセサリーも集めるわけだから、それならいっそフィルム一眼も欲しい。でもキャノンは今後も作り続けるけどニコンは大幅縮小。もろもろも考え合わせると、やっぱりキャノンかなぁ。ひらめいた!中古で中級向けフィルム一眼買ったらどうか。行ってみた。僕が初めて一眼レフを買うときに比較対象として迷いに迷った、90年代を代表する名機「EOS5」、2万5千円で売っていた!!もうすぐあれから10年だ。この節目に、当時の思いもこめて、買ってみようか…でもまだ考え中なんだけどね。
2006.03.18
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まずは交通博物館に行って映画を観る。先週に引き続き閉館記念イベントでの貴重な映像集なんである。 今日も二本立てで、「伸びゆく鉄道」(1960年)と「生活の中の鉄道 ~ローカル線~」(1968年)というこれまたコーフンでもだえてしまいそうなタイトルと製作年である。「伸びゆく鉄道」は当時の国鉄がどんだけ近代化を進めているかと言うことを見せるためのもので、新幹線開業前の東京駅を発車する特急「こだま」や寝台特急「さくら」の走行シーンなど国鉄黄金時代の輝けるそうそうたる顔ぶれやローカル線や貨物列車なども網羅されており単純に見ごたえがある。走行シーンだけでなく車内の雑観まで押さえられている。「こだま」って言ったって登場したての151系が軽やかに疾走していて、当時最高級だったロビーカーの車内までばっちり見れた。また「さくら」は青いブルートレイン色のEF58(!!!!)に20系の長大編成が連なり尺は短かったけどそれはもう見ごたえ十分である。列車にはアテンダントが乗務しているようで、時間になると寝台をセッティングしてくれる。その姿はなんだか「俺たちは20系で働いてるんだぜイーダロ」的な空気が漂っていて国鉄黄金期の活気を感じさせる。ナレーションでは、国鉄では電化やディーゼル化などの近代化を進め、SLはもうなくなってきてまして、旅客輸送は全体の48%(だったか?)、貨物輸送は50%を担ってまして、荷物の仕分けや切符の発行もオートメーションであっという間ですさらに今後新幹線の建設も進めていきます、みたいなことを言っていた。いやーすごいいいもの観たなーと思っていたらなんとラストカットが一番すごかった。上り「こだま」と下り「こだま」の離合を空撮!!すげー!!こんなの他に無いよきっと!!2本目の「ローカル線」は簡単に言えば採算の取れない路線は廃止してバスにしましょうよ、と言うものである。バスなら小回りが利くし、維持費も安く済む。これはいったい何なのだ、と思いながら観ていたら、フランスを比較対象にして、フランスは赤字路線は思い切って廃止しているのに、日本は赤字路線がたくさんあるのにまだ新線が計画されている、との指摘があった。なるほどそれが言いたかったのか。でも映像は当時のローカル線だけでなく比較対象としての幹線や開業したての新幹線も登場しておりこれも貴重な映像の数々で楽しめた。さてそんな映像の数々ですっかりその気になってしまったワタクシは何の迷いも無く上野駅に向かった。機関車を見たい!映画でいっぱい見たら見たくなってしまった。しかもここのところ何度も書いているので、乗りたいのだ。…そう「北斗星」。「1号」入線。なんとレインボー機95号機だった!!こんなチャンスはあまり無い。 上野駅ではアングルに限界があるのでハテどう撮ろうか、と思っていたらそうかわかったぞ!!と、鶯谷へ移動、流し撮りを狙う。 げげー!失敗!!ぎゃー!悔しい~!!まあ撮らないよりいいか、と勝手に言い訳して田町駅へ。東海道ブルトレ「はやぶさ・富士」の送り込み回送を狙う。列車はプッシュプルでやってきた。 先頭のEF65はおそらくこのあとの急行「銀河」で使うのだ。最後尾に本務機になるEF66がくっついて行った。よく考えたら、先頭には今までは「出雲」用のEF65がくっついていたはずだったのだ。でも「出雲」は昨日で運転を終了したのでもしかしてこの形態は今日が初めて??そして再び鶯谷駅へ。 リベーンジ!!やったね。95号機じゃないけど…と思ったらこちらはお召し機81号機だった!!
2006.03.18
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北海道に旅行に行って以来、寝台特急「北斗星」に乗りたくなってしまった。元の仕事仲間が北海道に「北斗星」で行ったと聞いて、それはそれはうらやましかったのだ。さらに今日、一緒に仕事をしている人に北海道旅行の自慢話をしていたら、乗りたい欲はさらに加速度的に増してしまった。くっそー!この気持ちどこにぶつければよいのだ。3号なら仕事終わりでも乗れそうかな?
2006.03.15
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デパ地下やいろんなところでお菓子売ってるけど、どれもこれも同じようなのばっかりでつまらん。そりゃ、有名なパティシエが作ったのとか海外から取り寄せてめったに食べれないのとかいろいろあったけど、買う気が全然起きない。良さそうなのは売切れてしまった可能性もあるけどそれにしても。ねえ。最終的には女性に渡すものなんだから、もっと女性が喜ぶようなもの作ればいいのにとか思うんだけどどうもつくりが男性目線だ。でも、バレンタインのお菓子は完全に女性目線になっている気もするのでいったい何のためのお菓子なんだかわけが分からない。女性が自分用と思われるお菓子を買っていた。ホワイトデーのコーナーなのに全然違和感がない。バレンタインだって自分用に買う人が多いし、こういう時女性って得だなあ。だってバレンタインのコーナーで男が自分用に買えないよ。恥ずかしくて。どう?そうでもないんだろうか。でも完全甘党、チョコレート大好きのワタクシは自分用に買う女性の気持ちが幾分かではあるだろうが、分かる気がするのだ。結局「こんな感じなのがほしい」と思い描いていたものはまったく見つからずお茶を濁した。ったくよぉ。
2006.03.14
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まずはなんと!!交通博物館なんである。交通博物館は今年5月に閉館するのだがそれにちなんで、貴重な資料映像の数々を特別上映しているのだ。今上映されているのは、国鉄黄金時代に列車のスピードアップを日夜研究している人々の記録。2本立てで、まずは1959年製作、特急「こだま」の試験運転の様子。簡単に車体のバランスや試験項目などの技術的な説明映像があった後いよいよ出来たての151系が登場。東海道本線で当時の世界最高速度記録163km/hを出すまでのドキュメントがさまざまな角度から映し出される。やや淡々としたつくりになっていて163km/hの達成感には欠けるものの研究員の皆さんのひたむきな姿は鉄道開発の誇りに満ちていてとても刺激を受けたし、「こういうテストをするのかー」と、まあ雑学レベルだけど、とっても勉強になったし、151系の軽やかな走行シーンはやはり見ていて気持ちいい。当時8時間かかっていた東京-大阪間がこれで6時間になり、日帰り圏内になったことや、さらにこの試験で得られたデータは新幹線の開発にも生かされておりそれを思えば日本の歴史の中でも重大な出来事なんだな、としみじみ思う。さてもう一本は今度は1960年製作、東北本線の特急「はつかり」である。それまで「はつかり」はSLで運転されていて、青森まで行くのもそれこそ半日掛かりだった。そのスピードアップのため、ディーゼル特急が開発されたのだ。特急の走行シーンなどなのかなと思っていたらこれが意外にアカデミックで、ディーゼル列車の生い立ちやエンジンの仕組み、エンジン開発によってそれまでローカル線ばかりだったディーゼルカーが幹線に進出するなど輸送力拡大についてまで説明があった。「はつかり」の走行シーンはやや物足りないものがあったがこれも全国に広がるスピードアップ対策への足がかりになったのだ。今はどこに行ってもすいすいたどり着けるのも、このころのたゆみない研究があってこそなのだな、うん。2本で合計約45分、充実の時間であった。4月5月も貴重で興味ある上映がいっぱいあるようなのでこれは行かねば!と思っている。上の写真は1週間ほど前に撮った入り口付近のもので、せっかくなので中央線201系を絡めてみた。中央線の201系もそろそろ見納めである。さて舞浜に飛び、イクスピアリで映画を観る。ずっと観たかったのだが大人気なのでほとぼりが冷めるまで待っていた「THE有頂天ホテル」である。やったーやっと観れる。登場人物一人ひとりにストーリーがあってそれぞれが奇妙に入り組んでおかしなことになって、ヘンテコな物語で、楽しかった!三谷監督の前作「みんなのいえ」は、正直、「普通のストーリー」と言う感じで、「面白い」と言う感じではなかった。だけど脚本のみ参加で、監督は別の人だった「笑いの大学」がすごく面白かったので、三谷さんは演出までやるとどうなんだろう、と思っていた。そんなわけで、今回はハテどんなものになるのか楽しみだったが面白かった。メッセージ性も読み取ろうと思えばなくはないがまあ、どう観るかは人それぞれかな。監督は喜劇を作る人なのだから、面白ければいいと思う。さて次は何を観ようかな?
2006.03.11
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あっという間に最終日である。出発まで時間があったのだがスキーはせずに久しぶりにニングルテラスに行ってみる。ドラマ「優しい時間」で舞台になったカフェ「森の時計」で昼食。 店内は木造の温かみがホッとさせるのんびりした雰囲気。窓の外に見える、雪がちらつく林が「これが富良野だ。もんくあっか」と言わんばかりの景色を見せてくれている。 カレーライスとコーヒーとチョコレートケーキを注文。カレーは辛くなくて、じっくり煮込んであってコクがあっておいしかった。コーヒーとチョコレートケーキもおいしくて大満足。富良野、やっぱいいなぁ~~……
2006.03.02
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さてスキーは昨日でおしまいにして、今日はもうひとつのメインイベントなんである。富良野駅から普通列車で約1時間で旭川駅に着く。軽く朝食を済ませてからいよいよバスに乗り込みいざ!バスは平日にもかかわらず結構混んでいて、この人気にびっくり。約25分で到着。駐車場には観光バスがぎっしり並んでいた。ちなみに富良野からも直通のバスが出ていることもあるのだが旅行気分をより満喫するために今回はあえてこのルートで行ってみることにしたのだ。名物と言えばあれである。到着するとちょうど始まるところだったのでさっそく場所取り。関西弁やら中国語やらいろいろな言葉が飛び交う。時間になると先のほうで歓声が上がる。いよいよ来るぞぉ。わくわく。奴らはぴたぴた歩きながらのんびりやってきた。 ホント、気ままに生きているんだなあ君たちは…などと思いながら見ていて、時間に追われる日常がばかばかしくなってくる。まあしかしよく知られているように北極にいる野生のペンギンはそんな甘っちょろい考えでは生きていけない命がけの人生を送るのでこんな気持ちになれるのも動物園ならでは、ではある。ちなみにペンギンはペンギン館の中から見ると水中から見ることができる。これも楽しかった。さていろいろ見てみる。こちらも名物のアザラシを水中から見れる、と言うアザラシ館で、こいつらなんでこんな形になっちゃったんだろう…などと思いながら優雅な泳ぎを眺める。 自然と言うものはなんだか摩訶不思議なもんだと改めて思う。白くま(ホッキョクグマ)は建屋の中が水族館みたいになっている。こういう風に白くまを見れるところってなかなかないよなぁと思いながら気持ち良さそうに泳いでいるところを眺める。ホント気持ち良さそうだ。 僕も一緒に泳ぎたくなったが今日の最高気温は-2℃だと言うことを思い出してやめた。北極の猛吹雪にもじっと耐えれる体になっているのだ。いったいどうなっておるのだこいつらは。各動物に、えさの時間が決まっていて、飼育係がそれぞれの動物の解説をしてくれる。それがなかなかアカデミックで、勉強になる。これは行ったら聞いとくべきだ。他にもオランウータンやトナカイやトラなど見て、堪能した。またエコロジーや生態系についても随所にそれらについてのこだわりがあって、素晴らしかった。こんな辺鄙なところにある動物園がなぜこんなに賑わうのか、とっても興味があったのでそれについての本を買って、お土産を買って帰路についた。すごく広いと言うわけではないけど、いろいろ見れて大満足。上野や多摩にも何度も行っているけれど、他にはない、不思議な満足感があった。それが何だかはよく分からないけど、また行きたいなぁ、と思った。夏にもね。おすすめ。
2006.03.01
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