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第二五巻　癩王のテラス/LONG AFTER LOVE

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皆さんは地域活動に参加していらっしゃるでしょうか？

生存率がかなり違っていたという話をきいたことがあります。
確かにご近所同士顔つなぎをして「あ、あの人どうしただろう？」と
思い出してもらえることは緊急時には特に心強いですね。
地域行事を止めてしまったら、とたんに治安が悪くなったと
いうこともあるようです。

私の住む地域では、空き巣や車盗が大発生したことと、
児童の減少で子ども会の負担が大きくなったことが重なって、

花と泥棒？と思われるかもしれませんね。
さて、ゴミや草がはびこっている町と花の似合うキレイな町とでは
どちらが泥棒さんにとって都合がいいでしょう。
人の目が行き届き、住民意識が高い印象を与えるキレイな町は
泥棒さんにとってお仕事がしにくい場所のようです。
そのためか、この地域の犯罪発生件数は近くの半分ほど。
まったくゼロになるわけではありませんが、効果は出ている模様。
子どもから大人まで一緒に作業した結果、このほど市のコンクールで
賞をいただき、お世話そのものがますます楽しくなって
あいさつを交せる仲間も増えました。
この、あいさつを交わす地域というのも、犯罪防止にとって

地域活動へは花の世話以外に、インフラ整備、祭り、ウォーキング、
ダイレクトに防犯パトロールなどいろいろあります。
子どもと一緒に工作をしてもいいし、
高年の方にフィットネスをお教えしてもいい。
行事のときに力仕事をしてもいいし、

そして、とことん楽しむ側に回ってもいい。
とにかく大好きなこと、できることを「こんなこといいのかな？」と
思うより先に分かち合ってみると「これ、教えて欲しかったの。」
「前からこうしたかった。」という人が結構いるのです。
今、楽しんで取組んでいることも、近いうちにみんなにアウトプットできるわ、と思うと
ワクワクしてきませんか？

お子さんのいる方は「何が何でもこの子だけは守る。」と思いますね。
地域で顔つなぎを多くしてゆくと自分の身と家族の安全を確保したあとは、
周りの人を、という意識が生まれ守備範囲が広がってゆき、
何かが起ったときにまず何をしたらいいかも見えやすくなります。
「あ、あの人どうしただろう？」と思い出してもらうより先に
「あの人大丈夫かしら？」と思う立場に自分を置く方が簡単。
ホントのサバイバルにも繋がりますよ。

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