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第二五巻　癩王のテラス/LONG AFTER LOVE

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モデルから俳優へ、ハリウッドに渡って活躍される方がゲスト。

【スピリチュアルチェック】
☆ 小さい頃なりたかった職業→教師かスポーツトレーナーです。
☆ あなたの長所→粘り強く、何でもやり続けるところですかね…
☆ あなたの短所→考え過ぎ、慎重になり過ぎるところがあります。
☆ 人生の転機→２２歳でモデルの仕事を始めた時だと思います。

☆ 将来の夢→もちろん俳優としてもっともっといろんな仕事もしてみたいですし、
まだ俳優として舞台を踏んだことがないので舞台という仕事もしてみたいと思いますし…
まあ…教師を目指していたこともあるので、今から教師にはなれないんですけれど、
何か教えてゆくようなこともできたらいいなとは思います。

国「さあ☆加藤さんはそんなにトーク番組に出るような…方ではないですよね？」
加「昔はね、あんまり得意じゃなかったんですけれど…でも、最近はこう…
なんでもやってみよう、っていう形で割りとこう…」
国「『自分で参加してゆこう』…」

加「自分から『出たい、出たい』とは言いませんよ☆チャンスがあればこう…」
国「今日、そのチャンスが☆この番組で来ましたけれども、このオーラの泉というのは
観たことはありますか？」
加「あります」
国「どういうような番組だと感じてますか？」

加「どういう…人ごとだと笑って観ていられるんですけれど、自分のことになると…
怖い気がしますね」

加「悪いことを言われたりとか…『こういうことに気をつけなさい』なんて言われると
『何月何日のこれ』って言われたらいいんですけれど、例えば
『あなたにはこういう黄色っぽい色は駄目よ』とかって言われた場合に
黄色といっても、ものすごく色があるので。オレンジを見たときに
『これは黄色に入るのかな？』☆すべての色に制限がかかって…

江「昔、『帝都大戦』という映画にお出になられていて、私はそれのイメージがあるから
今日は何か超能力大戦であるのかな、なんて☆『耳から血が出てくるんじゃないかな？』
そういう映画でしたよね☆役柄が」
加「はい☆超能力を持っているという…」
美「そういう役をおやりになったの？」
加「はい。そういう役とか多いんです。あの…スサノオをやったり
この世離れしたような役とか…」

奈良県出身の加藤さんは、県下一の進学校から陸上でインターハイに出場された上
教師を目指して横浜国立大学教育学部に。
国「すごいですねー☆国立大学を卒業して、しかもスポーツマンで」
美「文武両道ね☆」

加「いや…でも…スポーツでも『オリンピックに行きたいな』と思いましたけれど
やっぱりできなかったわけですし…まあ…東大に入ったわけでもないし、結局、
全部…何か、上を見たら上がいるんですよ、世界は広いんですよ」

国「その、大学で勉強するときっていうのは、相当はまるわけですね」
加「入った以上は、勉強するものだとは思ってたんです。できるだけ出席して。
何かこう…嫌なんですよね…」
美「中途半端なのはね」

加「『入った以上は出よう』『始めた以上は終わらせよう』とにかくそれはあるので
とりあえず辻褄合わせるみたいなことなんですけれど…でもそんな中で
『モデルをやらない？』っていう風な知り合い…それがやっぱり…
『あ、こういう世界があるんだ』っていうのが、衝撃的だったですね」

国「それまでというのは、芸能界というのは興味はあったんですか？」
加「興味があるというか、まずＴＶ、ドラマとか観てましたけど
『ＴＶの人』っていう感覚があって、自分がそこに入るなんていう感覚はないですよね」

美「でも、それだけ美貌でいらっしゃればね、学校時代から周りにいろいろ言われませんでした？
『そっちの方へ進んだら？』と」
加「全然、そんな感覚ないですね、奈良の人っていうか…」
美「おっとりしてるのよねえ☆」
加「全く、そういうことに自分たちが関わるっていう感覚がないですから」

美「本当に私、大好きなのは、時間が止まっているのよ。
私、コンサートに行ったりするでしょう？奈良の駅を降りるとね
『あ、時間が太古のまんまだ』と思うの」
国「太古のまんま☆止まってますねえ、時間は☆だから横浜へ来たときに
『こんなに格好いい人がいたんじゃないか』ということで、スカウトされたわけですものね」

加「いや、それも不思議で、あるときに…その当時、ぴあと、もう１つ
シティロードという雑誌があって…」
美「ＴＶのね」

加「いつも僕、ぴあを買うんですけど、買いに行ったらたまたま
シティロードしかなかったんですね。でも『番組表欲しいな』と思って
シティロードをパッと買って見ていたら後ろに小さな記事があって、何かこう…
『映画を作る』みたいなサークルの記事があって。

たまたま駅がね、自分の住んでいるところの次の駅で
『あ、近いな』と思ったんですよ。普通は絶対、僕の行動からしたらあり得ない、
割とそういう危険なものには…」
美「『君子危うきに近寄らず』ね☆」

加「パッと手を出して、そこでサークルをやったリーダーの人が。
知り合いになったけれども、自分のクラブもあるし、バイトとかもあるし
そんなに何か出れるようなわけでもない、うやむやになったんですけれど…

それから１年ちょっとたった位のときに、学校に行ったら張り紙がしてあるんですよ。
『教育学部○年生の加藤さん、電話を下さい』っていう。
その１人がサークルのリーダーだった人で、電話をしたら
『実は僕はモデルクラブのマネージャーになったんだ』と言って
『やらない？』っていう話があった…」

国「その方がマネージャーになったんですか？」
加「そうです」
美「だから後ろの方で全部、プログラミングされているのよね☆」
国「本当ですね☆」
加「だからそういう時に、運命を感じますね。『不思議だ、絶対不思議だ』」
国「それは転機ですね」

続きます。

「オーラの泉の日記」

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