しあわせのかたち

しあわせのかたち

2004/08/22
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テーマ: 戦争反対(1263)
カテゴリ: カテゴリ未分類
「愛国心とはなんぞや」という質問を昨日の日記でいただいた。

ナショナリズムについての考察は、古くは福沢諭吉、丸山真男、頭山満、福田恆存などに研究され、海外ではアーレント、ゲルナー、B・アンダーソンなどが一定の条理を指し示している。

これについて私はひとつの答えを持っているのだが、それをここで書くと喧々諤々の議論になりそうな気がするので、ひとまず置く(機会があればコッソリ書きます)。

なぜ愛国心やナショナリズムに関する議論が難しいかというと、少なくとも現代日本においては、「国とはなにか」、「国民とはなにか」、そして「国を愛するというのはどういうことか」という、非常に感情的な問題を通過せずには語れないものが横たわっているからである。

『連合王国の解体』のT・ネアンは、ナショナリズムを「個人における神経症のようなもの」と書き、『ナショナリズム』を書いた姜尚中は「(海外では)若いうちに誰でもかかる熱病のようなもの」と書いた。

私は上記について無批判に同意する者ではないけれど、一定の特徴を指し示していることは間違いない。で、ここは若い人も見ている可能性があるので、愛国心についてのふたつの大事なことだけは提示しておきたい。

ひとつめは、「愛国心」とは個々人に自然発生的に宿る「家族を愛する、友人を愛する、故郷を愛する」という感情とはまったく別のものであるということ。
もうひとつは、「愛国心」とは非常に危険で、だからこそ大変魅力的なものであるということ。


なに? なぜ危ないのかわからない? あのねえ、「本当に危ないもの」というのは、たいてい「どんなものかよくわからないもの」なのだよ。

なお、本件において「ミギだ」、「いやヒダリだ」とかいう感想を持たれた方は、「ナショナリズム」について語ることに向いていないのでやめたほうがいいと思われる。


本件も含め、掲示板や日記にいただいたレスが滞りがちとなっており、恐縮している。とりいそぎ私の日記は当然のようにリンクフリーで、しかも著作権を放棄している(そんなたいそうなもんでもない)ので、ご自由に切ったり貼ったり引用したり転載したりして構いません。


数年前、ナショナリズムについての本を固め読みした。我ながら元気だったと思う。が、そのなかには探し物はなかった。





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Last updated  2004/08/23 01:26:33 PM


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