しあわせのかたち

しあわせのかたち

2004/09/12
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テーマ: 戦争反対(1263)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 個人的に興味があって、北オセチアでの学校占拠テロ事件のことをポツポツ調べている。いまのところ一番興味深かったのは以下の記事。


<露学校占拠>犯人側「やめさせて」と電話 突入直後に

 英国ロンドンに亡命中のザカエフ氏はインタビューで、学校占拠事件発生後の2日、ザソホフ北オセチア共和国大統領とアウシェフ氏から電話を受けたと明らかにした。この中で、武装グループがチェチェンでの戦闘停止とロシア軍撤退を命じるロシア大統領令を出すよう要求しているとの説明を受けたという。これに対し、ザカエフ氏は「人質になった子供の無条件解放のために、自分が犯人と会う用意がある」と伝えた。
 ザカエフ氏はさらに3日にもザソホフ大統領と電話で連絡を取り、事件現場で犯人側と交渉する際、自らの安全を保証してほしいと求めた。ザソホフ大統領は「(安全保証の)問題は解決するし、既にクレムリン(ロシア大統領府)と話し始めた」と語ったという。しかし、この後に、特殊部隊の突入が始まった。
 ザカエフ氏は「(犯人グループからは)いかなる挑発もなかった。これは(特殊部隊の)突入だった」と強調した。また、ザカエフ氏はアウシェフ氏の話として、突入開始後、犯人グループがアウシェフ氏に電話し、「何をするのだ。子供を殺すのか。中止させてくれ、やめさせてくれ」と頼んだと語った。
 ロシア最高検察庁は「学校内に爆発があり、パニックになった」として強行突入を否定している。
 ザカエフ氏はまた、犯人グループに多くのイングーシ人がいたとの情報について「ロシア政府は紛争がイングーシに拡大することを容認してきた」と述べるにとどまった。
 ロシア政府はロンドンに渡ったザカエフ氏の身柄引き渡しを英国に要求している。しかし、ロンドンの治安判事裁判所は昨年11月、これを却下した。ザカエフ氏はマスハドフ氏のスポークスマン役を務めている。
(毎日新聞) - 9月9日11時54分更新


 要求のなかに「チェチェンからのロシア軍撤退」があったことから、犯人側を「チェチェン特立支持の武装勢力」と報道するのは間違いではないと思うんだが、しかし、犯人像がいまいちよく掴めない。それに、何人殺されたのかという情報も曖昧だし、その内訳(テロ犯が殺した数、テロ鎮圧部隊が殺した数)も発表されていない。

 楽天を始めとしたさまざまなサイトで「テロはよくない、なぜ分かり合えないのか」と嘆いている方々がいるけれど、まあそりゃテロはよくないし、分かり合えたらそれはそれでいいことなのだろうけども、こんなモヤモヤした情報しかないなかで、「こっちが悪い」とか「こいつらは卑怯だ」とか、私は怖くて言えない。
 皆さん、私よりチェチェン事情に詳しいのだろう。ぜひとも詳細を教えてほしい。いや皮肉ではなく。

 もちろん私はテロ犯に同情する気はさらさらないよ。日本で起こったら痛みを伴っても殲滅すべきだと思っている。ただし、一顧だにする主張、自らの命を懸けた提言というのは、耳を貸すべきだと思っている。


「アルジェリアの独立戦争を描いた『アルジェの戦い』という映画に忘れ難いシーンがある。一人のゲリラが買い物カゴに爆弾を仕込みフランス人が集まる店で爆発させ、捕らえられる。
卑怯だと罵られたゲリラは『君たちは飛行機で我々を攻撃する。我々は飛行機を持っていない。君たちが我々に飛行機をくれるなら、我々は君たちに買い物カゴをあげよう』と言って処刑されるのである」
(「文藝春秋 01年10月緊急増刊号 p.111『アメリカはなぜ狙われるのか』」岸田秀/文藝春秋社より)


チェチェン・ウォッチ

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Last updated  2004/09/12 07:06:08 PM


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