しあわせのかたち

しあわせのかたち

2004/09/13
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テーマ: 戦争反対(1263)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 チェチェン関連の本でも見てみようかと思い、本屋に行く。


『チェチェン やめられない戦争』 (A・ポリトコフスカヤ著・三浦みどり訳・日本放送出版協会刊)

『チェチェンで何が起こっているのか』 (林克明/大富亮著・高文研刊)

 が、まあ品切れだったので、別の本を二冊買う。
『真実の言葉はいつも短い』(鴻上尚史著・光文社刊)
『唯脳論』(養老孟司著・ちくま学芸文庫刊)

 後者は数年前に買って読んだはずなのだが、文庫判になっていて再読してみたくなったので、2回目の購入となる(阿呆だなあ俺は)。現在鴻上の著作のみ半分くらい読んだところ。相変わらず文章がうまいなあ、と感心。こちらの本の感想はそのうちね。

 話は変わって、01年の9.11テロ事件の時、私は某政治思想系サイトに頻繁に出入りしていた。そこで某氏と喧々諤々の議論となり、その議論の必要性と個人的な興味のために、イスラム関係の書籍を10冊近く買って読んだ(阿呆だなあ俺は)。


 今回の北オセチアでの小学校占拠事件について比較的距離を置いて考えられているのは、この時の経験からである。その時の論争相手にも、指摘してくれた彼女様にも、まったく感謝したい。インシュアラー。

 んで、阿呆なりにこの事件の報道を見ているといくつか気をつけなければいけない点があることに気付く。キーパーソンはチェチェン共和国(元)大統領マスハドフ、同共和国野戦司令官のバサエフ、そして言うまでもなくロシア大統領のプーチンと、アルカイダの指導者、ビンラディンだ。

 門外漢が勝手気ままに解説すると、
・ A・マスハドフ (独立支持・穏健派・今回のテロに非難声明を出す)
 →97年1月28日チェチェン大統領選挙にて選出される(前任のドゥダエフ氏はロシア軍のミサイルにより爆殺)。99年2月にイスラム法発効、99年以降ロシア政府との和平交渉を希望。ただし劇場占拠テロ事件などの関与を指摘されておりロシア政府から懸賞金付きで指名手配中

・ S・バサエフ (独立支持・強硬派・今回のテロに声明なし・「片腕」と呼ばれている「ドク・ウマロフ」なる人物が学校占拠事件のリーダー【と見られている】)
 →マスハドフ氏らとともにチェチェン紛争を戦っていた司令官。ゲリラ戦のプロフェッショナルでアルカイダとの繋がりがある、とロシア政府から指摘されており(ロシア政府以外からの情報はいまのところ確認とれず)、02年10月のモスクワ劇場占拠事件、04年5月のA・カディロフ大統領爆殺事件の犯行声明をだした人物で、こちらもロシア政府から指名手配中

・ V・プーチン (チェチェン独立反対・超強硬派(?)・今回のテロで北オセチアの遺族らから罵倒されている)


・ U・ビンラディン (渾沌支持派・超々強硬派・今回のテロの声明はなし)
 →説明不要か。21世紀で最も有名な国際的犯罪者。アルカイダ代表。このオジサンの関係本は4~5冊読んだ。インタビューや草稿を読む限り、「狂人」とはとても思えない。むろん、狂人であれば各国の対テロ闘争はもっと簡単だったろう。今回の小学校占拠事件について犯行声明を出しても別に驚かない


 以下、参考までに、 こちらのページ にザッとチェチェン紛争史を引用しておく。製作者の意図なのだろうけども、少しだけチェチェン寄りの史観になっているような感じ。ま、そのぶんを差っ引いて考えてもロシア政府、ムチャクチャすぎですな。


 ↑この件に関して調べていて興味深かったのは2点。ロシアとトルコ・欧米・日本連合が競合しているという パイプライン抗争 と、このバクー油田が80年代までの ソ連共産主義経済を支えた 、という論。ま、後者はこのさいあんまり関係なさそうではあるけれど。

 本件についての考察は、とりあえず措く。が、なんだかアフガンの構図と似過ぎていて怖くなってきている。
 う~ん、こういう資料作成、久しぶりにやったなあ。探し物はいまんとこ保留中。ああ、どうでもいい反論がつく前に書いておくが、私は「テロ反対」ですよ、もちろん。そして反アメリカ、反ロシア。

<参照サイト>
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/chechen/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD
http://www.janjan.jp/media/0402/040209972/1.php
http://www.worldtimes.co.jp/
http://www.tcat.ne.jp/~eden/Hst/dic/chechen.html
http://www.jiia.or.jp/report/column/0210_kasai.html


備忘録追加

「9.11」→「アフガン空爆」→「イラク侵攻」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


世界中の「テロリスト拠点」に攻撃の用意=ロシア軍参謀総長

 ロシアの通信社によると、バルエフスキー参謀総長は、「テロリスト拠点の先制攻撃では、世界中のどこであれ、テロリストの拠点を壊滅するためのあれゆる措置をとる。しかし、核攻撃は意味しない」と語った。
 また、ロシア連邦保安局は、チェチェン独立派のリーダーであるマスハドフ元共和国大統領とバサエフ野戦司令官の拘束につながる情報には1000万ドルの懸賞金をかけることを発表した。
(ロイター) - 9月9日7時9分更新
                  **********************
露の国際テロ拠点先制攻撃 グルジアに照準
 【モスクワ=内藤泰朗】ロシアのプーチン政権は八日、国際テロの国外拠点への先制攻撃も辞さない強い姿勢を示したが、南部のチェチェン共和国に隣接するグルジアに矛先が向けられている可能性が出てきた。グルジア経由で資金などを受け取るチェチェン独立派の徹底掃討が視野にあるためだ。ただ、越境攻撃となれば、悪化する対グルジア関係がさらに険悪化する懸念もある。
 ロシアが北オセチア共和国の学校占拠事件を機に国際テロとの対決姿勢を示したことで、国際テロと戦う米国と今後、アフガニスタンやイラク方面で米露の協力が進むとの見方も出ている。
 だが、専門家の多くは、ロシアが当面敵視するのはチェチェン独立派であり、同派に協力、支援する勢力や国だとみる。
 ロシア参謀本部の元報道担当のビクトル・バラネツ退役大佐は九日、産経新聞に「今ならば、ロシア軍がチェチェン独立派の支援センターと化しているグルジアのパンキシ渓谷を爆撃しても、世界は理解してくれるだろう」と述べた。
 ロシアは一昨年、同渓谷を「武装勢力の出撃拠点だ」として越境爆撃し、グルジアをはじめ国際社会の反発を買った。
 同大佐によると、国際テロ組織アルカーイダの資金が、グルジア領内のチェチェン共和国との国境地帯にあるパンキシ渓谷を通じて独立派に渡り、イスラム過激派もこの渓谷経由で入ってくる。
 ロシアが超高額懸賞金を付け指名手配した独立派指導者のマスハドフ氏は先月二十日、グルジアのテレビとのインタビューに出演し、ロシアに強硬姿勢を見せるサアカシビリ大統領への支援を表明。「隣国の運命はわれわれと無関係ではない。(ロシアに対抗する)グルジアの大統領は厳しい時を経験している。ロシアと戦ってきた私がよくわかる」と述べた。
 カスピ海の石油を地中海に向け輸出するために米国主導でパイプライン建設が進むグルジアは、ロシアのエネルギー戦略の要衝でもある。
(産経新聞) - 9月10日3時18分更新





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Last updated  2004/09/13 10:17:05 PM


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