しあわせのかたち

しあわせのかたち

2004/09/14
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テーマ: 戦争反対(1263)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日の日記はほとんど独り言。

 私は 昨日の日記 で

>なんだかアフガンの構図と似過ぎていて怖くなってきている。

とか

>「9.11」→「アフガン空爆」→「イラク侵攻」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━

 とか書いたわけだが、年表をつらつら見ていて見当違いだったことに気付く。
 ああ、チェチェンのほうが何年も先だったのね。
 アメ公が露助のサルマネを、規模を変え、世界を巻き込んでやったわけだ。



「(アメリカ側にもラディン側にも)どちらにも“正義”なんてものはない」
という趣旨の文章を書いた。
 が、それも撤回し、転向する。

 テロをする側にも、テロ組織を殲滅しようとする側にも、どちらにも「正義」があるのだ。だからこそ自爆テロやバンカーバスターなんかを民衆の上に落とせるのである。

 松原正は書く。
 すべての動物のうちで、「正義」にこだわって同族を殺すのは人間だけである。すなわち、正義にこだわることは人間の業なのだ。人間が人間である限り、正義にこだわり続け、正義の名の元に同族を殺し続けるだろう、と。

 チェチェンもアフガンもイラクも、その多くが資源利権のための戦争と読み替えられる。「民族」や「氏族」や「宗教」といった枠組みを、「近代国家」という単一の価値に塗り替えるために弾圧し、解体し、殺戮して、近代国家への組み替えを強要するわけだ。「近代国家が生き残るために」という名目で。「それ(資源)が必要だから」という題目で。

 その裏には「資本主義」と強く結託した「国(クニ)」(それは邦、郷里と読み替えられ、偽装される)の、強烈な暴力と思索が入り込んでいる。ここ日本においては、「国」は私のような凡庸な人間にも食を与え、衣服を与え、職場と安定した収入と毎晩のビール、何より自身と身の回りの人間の「安全」を与える。代償は、欧米諸国が構築した「世界」が丸ごとで襲いかかる搾取に加担することだ。

 かかる理不尽な強要に、市井の人権団体が黙っているのは当然である。資本主義社会というのは「人権思想」と強く結託し、共犯関係を取り結んでいるのだから。「世界」に浸透した資本主義システムは、イラク人が使おうとユダヤ人が使おうと、在日朝鮮人が使おうとシナ人が使おうと、「1ドルは1ドル」という絶対的な平等をもたらすからである。むろん、このシステムは「民主主義」への要請もかけられる。「1ドルは(誰が使おうと)1ドル」というシステムの徹底のためには、需要と供給が、平板で無作為でできうるかぎり多くの「人間」を要求するからだ。

「我々は我々がパンを食す限りにおいて、徹底的に加害者である。そしてそのツケの多くを、パレスチナの人々が支払い続けている。それを認めよ。この茶番を甘んじて見続けざるをえない、“世界の私生児”を認知せよ」
 サイード先生が言いたかったことは、つまりはこういうことなのである。


「地獄への道は善意で敷き詰められている」と書いたのは、レーニンだと言われている。『地獄への道はアホの正義で埋まっとる』という本は宮崎学が書いた。後者はどうでもいいし民主主義とはなんの関係もないけれど、なんとなく。

 9月になってここ楽天では「戦争平和」なるカテゴリーが、「9.11」に関する話題で溢れかえっている。眺めていて、ちょっと阿呆らしくなったので、叙情文めいたものを書いてみたかったので、ここに記す。貴方のそのキーボードを打つ両手は血塗られています。それをせめて自覚しましょう。


 うーん、うっかり書いたにしては、本当に説教臭い。わかっている人には今さら過ぎる話であり、わからない人には到底伝わらない話なのだけどねえ。「言葉は無力だ」というのは、福田恆存の遺稿である。あ、失敬、これは私の文章力がないだけか。

 探し物はまだ見つかっていない。





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Last updated  2004/09/14 04:25:51 PM


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