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福州路からあの上海書城が消える
上海最大の書店、上海書城が今年の12月に改装のため閉店し再開時期は不明だそう。
現在は閉店セールの真っ最中らしいです( ̄ー ̄)
私が初めて中国一人旅をしたのは2005年上海。
それまでの中国旅行はツアーだったり友人と一緒だったりで、
なかなかゆっくり書店に行く機会がなかったんですよね。
私、超インドア派人間で図書館と書店が大好きなので、
いつかは中国の書店を思いっきりぶらつきたいと思っていたのです。
2005年、巨大な上海書城の建物の前に立てた時はちょっと感動したなぁ。
その後、1年に一回は中国に行っていますが、上海に行く時は滞在時間の
半分以上は上海書城に入り浸っていました。
もともと中国のドラマが好きでドラマのDVD目当てで通っていましたが
最初、ワンフロア全体を占めていたVCD、DVD、CDの売り場が、
デジタルの波が広まるにつれ、フロアに占める割合が少なくなり。。。
2019年暮れ~2020年元旦が一番最近の上海旅行ですが、その時はすでに
VCD、DVD、CDの売り場は2階の書籍売場の片隅に追いやられていて、
品数も2005年に初めて上海書城を訪れた時の10分の1にも満たない
くらいでした。
また、以前は雑誌も置いてありましたが、数年前に行った時に店員さんに
聞いたら「雑誌は置いてません。」と冷ややかな答え。
さらに肝心の書籍売り場も、以前は書架があった場所がおしゃれ雑貨売り場に
変わっていたり。
以上、ここ数年でどんどん書籍やDVDの販売面積が狭くなっていっているような
気がしていて、「大丈夫かな?」とイヤな予感はしていたのですよね。
今はみなさん本はネットで注文して配達してもらうし、ドラマはスマホで
ダウンロードして見ますもんね。書店の経営はかなり厳しいと思います。
上海書城、再開後は(いつになるかわかりませんが)書籍の数を減らして
おしゃれ本屋になるらしい。。。私、そういうブックカフェ的な本屋は
好きではないので今後もう上海に行くことはないのかなぁと予感しています。
かくいう私も、最近は本はネットで買ってますもんね。
書店で買うのももちろん好きですけど。
上海書城は9時半開店なんですけど、上海旅行の時はホテルで朝食を食べた後
地下鉄に乗って人民広場駅で降り、上海書城に歩いていくというのが日課でした。
開店少し前に着くので、他の地元のお客さんに混じって開店待ちをしていて
たまに「何時に開店するの?」と尋ねられたりするので(中国人と間違えられたらしい)
「九点半。」と答えるのもうまくなりました 笑。
あといかにも「定年退職前は大学教授でした。」みたいな矍鑠たる御老人が
開店待ちをしておられて、彼の持っていたバッグに「南京大学」とロゴがあったのも
なぜか覚えている。。。
あれっ?
もしかして私の上海の思い出ってほとんど上海書城?
あ~!とにかく残念残念残念。
北京の北京图书大厦は閉店しないで!お願い!お願い!