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10月に異動の辞令が出て、現在、新しい職場に慣れようと日々神経すり減らす日々。毎日、疲れ切って家に帰ってご飯食べてぼんやりテレビ見てお風呂に入って寝るけど不眠症気味。というわけで、毎日なんだかしゃっきりしないんですけど、今日(日曜日)は1日何も予定がなかったのでさて、何をしよう。。。と考えた結果、いきなり中国語の文法のおさらいをしよう♪と思いついたのでした(←なぜ?)そして、ノートと文法の参考書と電子辞書と筆箱をカバンに詰めて、いざ、市民センターへ。学習スペースに席を確保して、ずっとずっと以前に買っていた「誤用から学ぶ中国語」(白帝社)を最初から読んで例文をノートに書いたりしたのですが、10ページ目の「動詞の重ね型」で早くもひっかかてしまう私。いきなり「❝学习❞の構造は?❝学习学习❞という重ね型はあるの?ないの?」という疑問が沸き上がり(ノートにも習 ??と書いていますね)電子辞書で❝学习❞と引いてその字面をじ~っと眺めていたんですよね。その時、ふと、電子辞書の❝学习❞の下に同じ読みで声調違いの血洗 xuè xǐという単語が目に入って、「何?」と思って意味を見てみたんですけど血洗 xuè xǐ 血で血を洗う.大量殺戮する.【小学館中日辞典】ですって!ギャ~中国語学習あるあるですけど、同一の発音でも声調を間違えると大変なことになりますね。あと、私の好きなKevin’s English RoomというYouTubeチャンネルで、アメリカ育ちのケビンが国語の音読が苦手で日本の高校時代「血で血を洗う」を「皿で皿を洗う」と間違えて読んでしまってクラス中大爆笑になった、というエピソードを思い出してニヤニヤしていました。というわけで、今日改めて思ったのは、中国語、声調は大事です。ということです。当たり前ですけどね。
2025.11.09
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市内のミニシアターでは先週1週間だけの上映予定だったのですが「好評につき延長」ですって。先週とは違うカードをいただきました。何度見ても物語の全容はすっきり理解できませんが、やはりグレッグ・ハンさまのステキな笑顔が見たくてフラフラと映画館へ( ̄▽ ̄)ノーメイク&髪の毛ボサボサで出かけたのですが、映画館にNHKの取材が来ていて、「お話聞かせてもらっていいですか?」と言われて、いくつか質問に答えました。「中国の映画が好きでよくこの映画館にきます。この映画(「時をかける愛」)は見に来るの2回目です。」と答えると、NHKの女性は「えっ!?同じ映画を2回も見るなんてもったいなくないですか?サブスクでも見れるのに。」と驚いていましたが、やはり私は映画として作られたものはなるべく映画館でみたいのでそう答えておきました。小汚いおばさんへのインタビュー、絶対使われないでしょう。言い忘れたけど「来し方行く末」「青春18×2君へと続く道」「ボーントゥフライ」「熱烈」はそれぞれ3回以上見ていますからね!というわけで、映画「劇場版 時をかける愛(想见你)」。とりあえずグレッグ・ハンさまのご尊顔を拝むのが主な目的でしたが、いちおう細部まで見逃さないようにじっくり気を付けて鑑賞。陈韵如がなぜ「私さえいなければ。」という思考に陥るのかがやっぱり分からないのよね~・・・ガラス破片を持って誰を斬りつけようとしたの??自殺するなら自分を傷つけるのでは??あと王诠胜の身体に入った李子维と本物の李子维が同じ空間に存在していたのはなぜ?まあ、別に解明しようとも思わないですけど。グレッグさまの笑顔さえ見られれば。黄雨萱と陈韵如の意識が入れ替わっているのは今回二人の表情をじっくり見てよくわかりました。やはりアリス・クーさんの演技力が効いていますね。私の後ろあたりで鑑賞していた二人組の女性が映画が終わった後、「急に出てきて・・・笑」「『あなたは誰?』って感じ。笑」とキャッキャ話していましたが、たぶん王诠胜のことだよね。あと、前回の記事で書けなかった杨皓役の金世佳さん。私の大好きなドラマ《爱情公寓》で主要キャストとして出演されていました。隣接してるビルとビルの間の飛び越えに挑戦する回、未だに覚えているわぁ。めっちゃ面白かった(^-^)
2025.10.18
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やっとうちの街にも来ました(^-^)パンフレットは通常版とグレッグ・ハンのアクスタ付きの特別版(お高い)がありましたが、私は当然特別版を購入。おまけのポストカードもいただきました。「劇場版 時をかける愛(想见你)」はドラマ版の続編という位置づけだそうです。私もこのドラマを見てかなりハマりましたが、ドラマのストーリーが複雑すぎて把握するのに苦労した思い出があり、映画を見てストーリーが理解できるかどうか不安だったので事前にととろさんのブログ記事(ネタバレあり)をじっくり読んだり、ドラマ版のストーリーを思い出して整理したりとかなり準備してから映画を見に行きました。で、見た感想。ストーリーが複雑(-_-)。。。この映画、ドラマを見た人じゃないとなんのこっちゃ全く分からないと思います。台湾で興行成績がかなり良かったらしいんですけど、原因はストーリーを把握するため2回3回と見に行った人がいたからでは。。。?これ↑じゃないかと予想しています。あらすじとしては、主人公がタイムスリップして3年前に事故死した彼女の恋人を死から回避させるべく奔走するというところから始まりますが、それと同時にパラレルワールドでは彼女の恋人が主人公を死なせないために奔走している。。。??え?結局死ぬのは誰?(@_@)みたいな。まあ、鑑賞する前から「理解するのは難しいんだろうな~。」とあまり期待はしていませんでしたが、やっぱりよくわからなかった。また、パンフレットやSNSの記事などで多くの方が「黄雨萱の中の意識が陈韵如の時、雰囲気ですぐ分かったわぁ~。」と書かれていましたが、私は気付きませんでした。「あれ?黄雨萱急におとなしくなった?」とは思いましたけど。かなりニブいですね(;^_^Aとりあえず、今日の映画鑑賞の目的は「グレッグ・ハンさまをじっくり鑑賞すること♡」だったので、その目的は果たせました(^-^)グレッグ・ハンを見るのは映画「青春18×2 君へと続く道」以来ですよ~。「青春18×2 君へと続く道」は4回見ました。あの少年っぽいルックスがたまりません。笑顔が素敵。というわけで、3連休最後の日はグレッグ・ハンをじっくり見てストレス解消。明日から仕事だけど、なんとか頑張れそうです。
2025.10.13
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というわけで、先週週末「中国語書籍を読もう会」に参加してきました。地方住みのわたくし、飛行機乗って電車乗り換えて神保町にたどり着くだけでも大仕事ですよ。写真は1枚も撮っていないので、家で撮ったコレ(なぜ?)会に持ち込んだ「少年の君」の原書&翻訳文庫。新大久保でお土産に買った大白兎の飴と、羽田空港で買った東京ミルクチーズ工場のクッキー。今回のテーマは玖月晞著《少年的你,如此美丽》、または翻訳版の「少年の君」または映画「少年の君」。参加資格はこの3つのうちどれか一つでも読んだまたは鑑賞した方ということでした。参加者は全部で19名、中には「少年の君」の翻訳者の方、「少年の君」翻訳書を企画された新潮社の編集者の方、映画「少年の君」の字幕翻訳をされた方がいらっしゃって超豪華メンバー!(@_@)豪華すぎて唖然。。。翻訳書出版や映画字幕翻訳などの貴重な裏話が聞けて心から参加して良かったと思いました。暑い天候と電車の乗り換えで心折れそうになりましたが、諦めずに神保町に行って良かった。会では参加者の方々が資料をもとに、内容について色々な角度からの説明を行うというスタイルでしたが、皆様かなり細かいところまで考察されていて、聞きながらだんだん自分が恥ずかしく、いたたまれなくなりました。私、日本語でも中国語でも本を読んでいて何か違和感があっても「??なんか変?まぁ、でも、そういうものなんでしょう。」と考えて受け入れてしまう性分です。推理小説を読む時もそのせいで最後の最後まで犯人に気がつかない。。。また仕事でも問題点に気がつかない。。。自分で言ってて情けない。。。というわけで、「少年の君」に関する皆様の気付きをありがたく受け取らせていただきました。終盤に主催者のねずみのチュー太郎さまに何か発言をするよう促されましたが、上記のような状況で、自分的にちょっと落ち込んでいたのですが、ここで頑なに「できません(-_-;)」と拒否するのも大人げないなぁと思い、映画の主役、易烊千璽くんについてミーハー話を少し。私、映画「少年の君」を見る前までの5年間くらい、易烊千璽くんのことを「TFBOYSの4文字の子」と呼んでいたのですが、その「4文字の子」がちょっと受けたのが不思議でした。ずっと普通にその呼び名を読んでいたので。みんなそう呼んでいると思い込んでいました。ね、ととろさん。仲間内では彼はずっと「4文字の子」でしたよね(^.^)?個人的にはこの「少年の君」は完全に恋愛小説として読み、「北野と陳念。。。魂のパートナーだわ。。。」とうっとりしていたんですけどね。この小説ミステリーとしての読み方もあるというお話もあり、とにかく一つの小説についてここまで深堀りしたのは初めてでした。本当に苦労して参加して良かった。主催されたねずみのチュー太郎さま、トミモさま本当にありがとうございました。貴重な経験をさせていただきました。
2025.10.03
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仕事帰りに行っちゃいましたよ~♪何にって?それは一人中カラ♪♪♪です!ずっと家でYOUTUBEを見ながら歌っていたんですけど、家族に聴かれたら気まずいので思いっきりは歌えず、けっこう消化不良気味だったのです。そして今日「やっぱりカラオケで思いっきり歌ってみよう。」と決心し、定時で他の誰よりも早く会社を出て、カラオケ屋さんへ直行しました。30分フリードリンク付で280円(安!)のコースを選択しました。部屋に入り、初めて使う機種だったので中国語曲の選択場面を出すのに四苦八苦し、ここで5~6分のロス。30分しかないのに アセアセ。《大梦想家》3回と《青春修炼手册》2.5回くらい歌ったところで時間切れ。タケコプターの部分とラップ部分がまだちゃんと歌えていなかったことを確認しました。練習して誰かに聴かせたいという気は全くなく、ちょっとした時に自分で鼻歌として歌えたらいい暇つぶしになるのかな?くらいの気持ちです。2曲とも約10年前の曲ですが王源くんの少年声、もう今は聴けないのよね。。。最後に言っておきますが、私は別に一人でカラオケに行くのが好きなわけではないですよ。中国語の歌を共有できる仲間がいないだけなんですよ(言い訳がましい。。。)。ちなみに職場の2次会でカラオケに行くときはもっぱらスピッツと大滝詠一を歌います!
2025.09.30
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今日は秋分の日。祝日。洗濯してスーパーや文房具屋さんに行ってお昼からフリータイム。お昼から「少年の君」(日本語翻訳版)を4時間で読み終え(読むのだけは速い)まだ時間があったので、しつこくTFBOYS《大梦想家》の動画を見ながら歌う練習をしました。ヘッドフォンを装着して大声で歌っていたらいつのまにか家族が帰宅していてちょっと恥ずかしい思いをしてしまった(;一_一)この歌、もう何回も聴きながら歌っているのですが、いつも歌詞の中の感受风的速度在耳边呼啸远方の啸の読みがshaoなのかxiaoなのか迷っていたのです。で、すぐ調べればいいのに、ずっとほったらかしていて、やっと今日風呂上りに辞書を引いてみました。呼啸hu1xiao4①大声で叫ぶ.②高く長い音をたてる.(中日大辞典 愛知大学/大修館書店)というわけで、読みはxiaoでした~。これとは別に、実は<天晓得>とか言う時の<晓>も以前はxiaoなのかshaoなのかいつも迷っていたのですが、ドラマ《步步惊情》の主人公の名前が张晓で、ドラマ中で彼女をイメージした香水の名前が「Z.X」だったのでそれで晓の読みがxiaoだと覚えることができました(←耳じゃなくて理屈で覚えた)。というわけで、何が言いたいかというと、私は未だにxiとshiの発音の聴き分けができてない(T_T)ということですよ!今さら良くなるとも思えないけど。私にはxiもshiも同じに聴こえるけど、中国の人にとっては全然違う音なんだろうな。。。というわけで、タイトル。日々反省ってわけ。これから良くなるとは思えないけど。いちおう心のノートに書いておこう。
2025.09.23
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今日も何回か聴きましたけどね。聴くたびに無意識に思うのが二つ目のフレーズ一次一次想穿梭旧时光の中の<穿梭>という動詞。【穿梭】chuan1suo1[動]行き来する往復する: 織機の梭(ひ)の動きから.(東方中国語辞典)これ、ずっと以前にHSKか中検の試験勉強をしている時に覚えたなぁといつも思い出すんですよね。たぶん覚えるのにすごく苦労したのかな?→2009年のこの記事にありました。この記事を読むと、自分、昔はかなり熱心に中国語の勉強をしていたらしいことがうかがえますね。あまり覚えてないけど。この<穿梭>の他にも、試験問題で意味を知らない単語があり、悔しくて頑張って覚えて自分のボキャブラリーに加えた単語、たくさんあります。前にも書いたと思いますけど、試験勉強だけでもカラオケの歌詞や小説を読むのに役立つってことです。絶対無駄ではないと思います。話せるようにはならないですけどね。決して 笑。
2025.09.20
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このところ、ヒマがあればTFBOYSの《青春修炼手册》の動画を見て歌う練習をしていた私(傍から見たら不気味なおばさんですね)、YOUTUBEさんから次におすすめされたのがこの《大梦想家》です(^-^)これも《青春修炼手册》と同じく、約10年前の動画です。この3人、今は立派な青年に育っていますよ。この動画の頃は本当に子供!って感じで微笑ましいですね。母性が目覚めるというか。《青春修炼手册》はとりあえず歌詞を全部覚えて、仕事中鼻歌でも歌えるようになったので今度は《大梦想家》を練習しようかな?こういう元気な歌を車の運転中等に大声で歌うのがストレス解消になるんですよね。ラップの部分がちょっと難しいのかな?正確な発音ではできなさそう。《大梦想家》この曲、ドラマ仕立てのこういうMVもありますよ~。黄磊さんも出てる。楽しい。というわけで、今度はこの《大梦想家》を練習します!誰に聴かせるというわけではないんですけど。やっぱり哀しい一人遊び。。音源がどこかで買えないかな~と探しましたが、プレ値のついたCD(1万円以上!)しか買えなくて、今悩んでいるところです。やっぱりスマホでYOUTUBEの動画を見るしかないのでしょうか(普段携帯を持ち歩かない人なので抵抗あり)。
2025.09.16
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土日でマスターしようと、家族が出かけて家で一人の時はずっとこれを聴いていたら今日仕事中もこの《青春修炼手册》が頭の中をぐるぐるしちゃって、思わず小さな声で鼻歌な感じで出ちゃっていろいろ大変なことになりました。こういう若さと元気で微妙な歌唱力をカバー☆彡って感じの怖いもの知らずっぽい若い子の歌大好きなんですよね~。古くは徐氏姐妹の《占领年轻》。これはMVビデオも買って何度も見たなぁ。日本のカラオケにも入っているのでカラオケに行ったら必ず歌います。後は「中国語ジャーナル2005年10月号」の「聴いてみよう!チャイナミュージック」コーナーに入っていた《天使一般》。これを聴いた時、「なんでこんなのがデビューできたんだ?」とまず思ったのですが、「若さだけが武器!」って感じの歌唱をちょっと呆れ気味で聴いていたら、いつのまにかハマってしまって、ウォークマンに入れて気分転換をしたい時に聴いていました。この歌はyoutubeやbilibiliで探しても見つからないので、もしかしたら今残っている音源はこの「中国語ジャーナル2005年10月号」のCDだけなのかな?その流れで、今回の《青春修炼手册》。思わずアマゾンでmp3のアルバムを買っちゃいました~♪TFBOYSが好きなわけではなくて、気に入ったのはこの《青春修炼手册》ね。念のため言っておきますけど。この歌を聴いていると「元気」が伝染するみたい。くたびれたおばさんにとっての栄養剤ですわ。というわけで、明日の昼休みも練習しよう(口パクで)。あとラップの部分がうまく歌えたら完成なんですけどね。ちなみに、これ2014年の曲です。MVの3人は現在は立派な大人ですよ。良い曲はいつまでも色褪せないってことで(^-^)
2025.09.01
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先々週ブックオフをぐるぐる巡回していたらすごく素敵な表紙の若い人向けの小説が目に入って、いわゆる「ジャケ買い」をしてしまいました。「文官は優しい夢を手に入れる」(一迅社)よくあるネット小説の「悪役令嬢」「転生したら」みたいなキーワードの派手派手表紙の小説たちの中で一際異彩を放つ落ち着いた色彩。なんかいいなと思って。軽い気持ちで読んでみたらなんだか妙にはまっちゃって、文庫版には文庫版書下ろし番外編が収録されていると知り、プレ値のついている文庫版まで買ってしまった。。。アホかも。最初、歴史上実在した世界の物語なのかなと想像しましたが、今流行りの異世界物らしいです。魔法使いが普通に存在する、とある王国の中でのラブストーリー。王宮で優秀なエリート次官として日々激務をこなしているクリエットと同じく王宮で女官として働くプリシアが王宮の資料室で偶然出会います。クリエットが激務の中、休憩をとるために資料室の長椅子で寝ている時に、掃除をするために資料室に入ってきたプリシア。プリシアは実は不思議な「癒しの手」を持っており、資料室で疲れきって寝ているクリエットを見て、思わず彼の額に自分の手を当て彼の疲労を取り除いてあげる。。。。みたいなお話。ストーリーらしいストーリーはありません。クリエットは有能な次官で仕事はできるものの、情緒面ではいろいろ欠落している残念な男性。プリシアは気配りができる優しい女性ですが、控えめすぎて自分の気持ちを口に出せない。クリエットがビジネスライクにプリシアにプロポーズする場面が笑えました。こんな情緒の無いプロポーズなんてある?笑というわけで「恋人同士が愛をささやく」というような甘い場面はほぼありません。とにかく地味に地味に沁みてくる面白さの小説。この小説、ネットで連載していたものを書籍化したものらしいです。いちおうR18と書いてありました。このジャンルの小説、今回初めて読みましたが、中国の異世界ファンタジーに慣れていたので、すっと入れました(^-^)異世界物って、いま全世界的に流行っているんですかね?
2025.08.31
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最近、暑すぎていろいろ不調な毎日。常に疲れています。ところで、訳あって、最近、TFBOYSの動画をいろいろ漁っております。三日くらい前に見つけたこの《青春修炼手册》。なんか拙くて、初々しくて、元気があって、可愛い~・・・と思いながら何度も視聴していたら急に「自分も歌いたいっ!」という気分になっちゃって、歌詞だけのこんな動画を見つけて、家で一人の時を狙って何度も何度も何度も大声で練習してしまった。。。(↑よっぽどストレスが溜まっていたらしい。)メロディーも歌詞も単純なので歌いやすい(^-^)中国語勉強してて良かったなぁって思うのはこういう時です。なんと、中国語の歌詞を見てそのまま歌えるんですよ!ドヤッ!(←すごく低レベルの自慢)中カラ好きなので、実はこれが一番嬉しいです。何の役にも立ちませんけどね(;^_^Aとりあえず、明日久々のひとカラ行ってみようかな?
2025.08.29
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うちの会社、有給休暇とは別に夏休みが3日間もらえるんですけど、今年の私の夏休みは8月5・6・7日の3日間。子供が成長して家族で出かけることもないし(娘2人とも東京在住)今年は実家の法事はお盆時期をずらしてあるので、今年は私がお盆期間の出勤に立候補しました。まあ、お盆時期は取引先もお休みが多いので問い合わせの電話も少ないだろうし、楽なもんです。というわけで、夏休み第一日目の昨日は持病のため毎月通院している病院に行ったり冬に使っていた羽根布団をクリーニングに出しに行ったり(遅っ)、車をディーラーに車検に出したりといわゆる「用事」でつぶれました。そして、何も予定のない二日目の今日、年寄りなのでいつもどおり6時起きでPCでいろいろ検索していたのですが、ふと立ち寄ったアマゾンで「にぶんのいち夫婦」という漫画のkindle版の1巻が何かのキャンペーンで¥0になっていたので、買って(といってもタダ)読んでみました。この漫画、以前よく私のブログに広告が出てきててちょっと興味があったのです。その結果。。。どーしても続きが読みたい!今すぐ!(;゚Д゚)ブルブルという状態になっちゃって、アマゾンで続きを買おうとしましたが、1巻はタダでしたが2巻は363円、3巻は653円、その後最終巻の8巻までずっと653円という値段設定でした!うわ~ん<(`^´)>アマゾンの罠にハマっちゃったよ~!と頭を掻きむしりましたが、続きを読みたい気持ちは抑えられず。ううっ。というわけで、どうしたかというと、まずは洗濯と台所のあと片付け、夕食の下ごしらえと家事を片付けながら10時になるのを待ち、最寄りのブックオフに行きました。開店と同時に駆け込むおばさん(私)。まるでパチンコの開店待ち客みたい。。。しかし、この「にぶんのいち夫婦」、何ジャンルの漫画なのかいまいちよく分からず、とりあえず、少女漫画から女性漫画の棚を端っこからずっと見て行ったんですけど、なかなか見つからず、あきらめかけたところで目立たない隅っこにありました「にぶんのいち夫婦」(祥伝社)の4・5・7・8巻。1冊400円。というわけで、あと、2・3・6巻を手に入れないといけないのですが、とにかくすぐ読みたいのでこの3冊はアマゾンkindle版を買うことにしました。最終的に午前11時には電子書籍の1・2・3・6巻と紙版の4・5・7・8巻が揃い、正午にはもう読み終えていました。。。はぁ~。一瞬の欲望であっというまに3,000円使っちゃった。。。でも面白かったからいいもん。と自分に言い聞かせ。。。でもちょっと落ち込み。とりあえず、この「にぶんのいち夫婦」ドラマ化もされているようですね。夫が浮気をしているのではないかと疑い、苦しむ妻の物語ですが、後半は同じ出来事が夫視点で描かれています。ちょっとだけミステリー要素もあるのでストーリーは書けませんがとにかくめっちゃ夢中になって読めました。面白いです。男性登場人物がイケメンでステキ!イケメン好きな私、最初は夫の和真にシビれていましたが、読み進むにつれ「こいつヘタレ?」という疑惑が持ち上がり、最終的には重要脇役の樋口亮くんに夢中になりました。途中で「妻の文が樋口君に乗り換えればいいのに。。。」と願っていました。つい昨日まで「少年の君」の北野くんと夢で逢いたいわ♡と思っていたのに、現在は樋口君で胸がいっぱい! 笑やっぱりイケメンは心の支えですね♪「にぶんのいち夫婦」明日ももう一回読みますよ~。楽しみ(^-^)
2025.08.06
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最近地元市内のミニシアターによく中国映画が来ます。現在上映されているのは「舟に乗って逝く」です。運河のある美しい農村に暮らす老婦人、周瑾。周瑾に脳腫瘍が見つかったため、彼女の二人の子供、念真と念清が母親の介護のため故郷に戻り母親の最期を看取る。。。。というようなお話。1ヶ月前に見た「来し方 行く末」でも感じましたが画面が美しい!と思いますね。最近の中国映画ってみんなそうなのかな?そんなに多くの映画を見ていないので分からないんですけど、とにかく画面がごちゃついていないというか、どこか洋風の雰囲気を感じるというか。舞台となった家はこの映画の監督さんのお祖母ちゃんの家を改装して使ったということですが、家の中庭などは植えられている花の配置など本当にセンスが良くてそこだけ切り取ったらヨーロッパのお家みたい。家具の配置も計算されているし、壁一面に貼られた思い出の写真もさりげない配置がおしゃれだし。というわけで、私にとっては「すごくセンスの良い映画」でしたよ(^-^)やっぱり若い監督さん(1994年生まれ!)はこだわりが違う!と感心。ちょっと見方が変ですか?主人公の周瑾もスマートで姿勢が良いすっきりした御婦人でした。反対に私が想像する「農村の老人感」はちょっと足りなかったのかな?映画としては、母親の治療方針を巡って意見が対立する娘と息子とか、アメリカ人と結婚した娘は現在、夫とすれ違いの日々で離婚するかも。。。とか家族の反対を押し切って家を飛び出して俳優修業をする孫とか周瑾の周りの家族の人間模様が描かれていましたが、私が一番注目したのは俳優修業をする孫の涛くんでしたよ~(^-^)どうも高校中退して家を飛び出し、撮影所でエキストラをして俳優を目指しているらしい。「え~?俳優になるなら北京電影学院とか中央戯劇学院とかに進学した方がよくない?」と思わず心配してしまう私(←お母さん目線)。でも、涛くん役の男の子、無名だけど顔もちょっとイケメンだしもしかするとこの先ブレイクするかも?と、涛くん役の俳優さんは映画の中の役と実際の彼の立場が重なっていました。映画の中では涛くんが「未来の可能性」の役割を担ってたのかな。真面目そうな雰囲気に好感が持てました。というわけで、この映画は普通に後味すっきりの映画でした。ところで、一つ気になったこと。この場面、古い家屋をトンカチやシャベルを使って人力で壊している場面。今日「舟に乗って逝く」を観ていた時も差し込みの風景で映し出されましたが、実は最近見た映画「新世紀ロマンティクス」でも全く同じような場面が差し込み風景で出てきていたのです。今日、「舟に乗って逝く」を観ていて「あれ、この場面見たことある。デジャヴ?」とびっくりしましたが、この場面にどういう意味があるんでしょうかね?どちらの映画でもこの場面に関する説明は無し。気になる・・・
2025.07.26
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何年か前に間違ってBOOK OFFに売っちゃって後悔したこのテキスト「やさしい中国語読物」大学書林。先週アマゾンを見ていたら中古品が60円で売っていたので秒でポチッと。送料は350円だったので410円でゲットしました(^-^)昨日届きましたが、中古と書いてあったのに実物は完全に新品!めっちゃラッキー!昨日お風呂に入る前に1時間くらいで読み終わりましたが、やっぱりなんだか懐かしい。本を開くと、左ページにピンイン付中国語、右ページに日本語訳が書いてあるのですがその日本語訳が私が小学一年生の時(約半世紀前(;^_^A)に学校の図書室で読んでいた「子どもよみもの」みたいな雰囲気で、読んでいてニヤけてくるんですよね。あと、子供用なので文法に則って正しく書かれていていろいろおさらいにもなります。このテキストには3つのお話が入っていますが、私が一番好きなのが二番目の《去看電影》です。拾った落とし物を持ち主に届けようとして脳内会議を繰り広げる女の子が可愛い♪私はこの脳内会議の場面めっちゃ分かるんですけど。大人の中には「意味わからん。」と思う人もいるのかな?私も大人だけど。それから、三番目のお話の《社戯》は最初に読んだ時は「ちょっと難しい?」と思いましたが昨日はさらさら読めました!数年の間に読解力がちょっと上がったのかな?とちょっと嬉しい。ところで、一箇所、文法的にどうなの?と疑問に思う部分があったので、今度中国人に会う機会があったら聞いてみようと思います。何年か先になりそうだけど。
2025.07.15
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数か月前に《少年的你,如此美丽》を読みましたが、今回はその日本語翻訳版です。日本語の小説を読むことはほとんどありません。ここ2年で読んだのは眼科医院の待合室に置いてあった湊かなえ「告白」と、職場の本棚(親睦会費で書籍を購入している)にあった宮部みゆき「火車」の2冊だけ!←だから日本語力がますます衰える。。。。(;一_一)久々に購入した日本語の小説ですが、値段も見ずに「たぶん800円くらい?」と思い込んで1,000円札を握りレジに出したらなんと1,200円くらいしました(@_@。最近は本も値上がりしてるのね~。日本語なので半日で読み終わりました。500ページでしたけど。というわけで内容。大学入試を控えたエリート高校生の女の子陳念と街の不良少年北野の物語です。ひどいいじめのシーン(いじめというよりは犯罪。それもかなり凶悪)は読んでいてかなり鬱になりますがそれよりなによりとにかく北野がステキ!この一言に尽きます。この小説を読んだJKなら絶対、「私も北野みたいな魂のパートナーが欲しい!!」と夢見るはずです。50代おばさんの私ですら北野にほれ込んだくらいですからね。自分のすべてをかけて陳念を守ろうとする北野に夢中ですよ。ほんと、夢に見ちゃう。映画では易烊千璽君が北野役でしたがこの向かって右のかわいい子があんなに野性的な魅力たっぷりの俳優さんに成長するとは。易烊千璽君は私の次女と同年齢なので「立派になって。。。」とお母さんのように感慨深く思ってしまいます。このお話、とにかく主人公二人の魂の結びつきに心を持っていかれます。昨日《悲伤逆流成河》を読んでいて、幼馴染の易遥がいじめられていても表立っては彼女を助けることのない斉銘に「なんだこいつ。(; ・`д・´)」と不満を持っていたので余計に自分のすべてを犠牲にして陳念を守ろうとする北野にシビれちゃいました。日本語の小説はほとんど読まない私ですが、これは良かったです。というか中国語の原書も良かったんですけどね。ところで、今日マックで「少年の君」を読んでいてあれ?中国語版にこんなシーンあったっけ?という箇所があったので、家に帰って原書を確認してみたら私が持っている原書ではその部分はカットされていました。その後、ネット掲載の《少年的你,如此美丽》の該当部分を確認したら、カットされずちゃんと全文載っていました。R18っぽい描写だったので紙の書籍で出版される時に削除された?ということは翻訳者さんはネット掲載の小説を翻訳した?とかいろいろ考えましたが、まぁ、中国ですからね。そういうことは多々ありますよね。もう慣れました~(^-^)とりあえずかなり夢中になれる小説だと思います。今日は読書で大半がつぶれましたが、有意義な休日でした!今夜は北野の夢を見たいわ~ キャッ♡ 笑。
2025.07.13
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《许三观卖血记》を読み終わってすぐ後に読み始めたので、この《悲伤逆流成河》を一冊読むのに約一ヶ月かかっています。しかも今日一日で110ページ読みました!ゼイゼイ6月10日の記事で、たまたまおしゃべりした中国人留学生に余華の《山谷微风》を紹介されたと書きました。その子とは中国の小説くらいしか共通の話題がなかったので「映画《少年的你》を見て易烊千玺に惚れました。原作小説も読みました。」と話したところ「《少年的你》が好きなら郭敬明の《悲伤逆流成河》もハマりますよ(^-^)」と彼女が紹介してくれました。そして、なぜ読むのに1ヶ月もかかってしまったのかというと、主人公の境遇が悲惨すぎて鬱な気分になってしまい読み進めるのが非常にツラかった(;一_一)というのが原因です。留学生の彼女も「この小説は『いじめ』が主題です。」とかなんとか言っていたので、主人公の易遥がこの後どんなひどいいじめを受けるのか?!と思うとビクビクしてなかなか先に進めなかったのです。《少年的你》の陈念もいじめのターゲットになってしまってはいましたが、彼女には全力で彼女を守る小北という存在がありました。《悲伤逆流成河》の主人公易遥は毎日毎日母親から罵詈雑言を浴びせられ暴力を受けています。その上学校では美人の唐小米にいじめられ・・・易遥には幼馴染の齐铭がいます。彼は易遥を心配し何かと世話を焼くけれども彼女が学校でいじめを受けても表立って彼女をかばったりしない。ここが小北とは違うところです。優等生だから問題を起こしたくないのかな?「《少年的你》の陈念より《悲伤逆流成河》の易遥の方が悲惨度では勝ってるわー。」と思いながら読んでいました。そして、この小説の作者郭敬明さん。10年以上前に買った雑誌の記事でセレブ生活を紹介していました。なんだかチャラいですよね(~_~;)この《悲伤逆流成河》は発売一週間で100万部売れたとか。すごい。というわけで、私「郭敬明さんはチャラい」という先入観があり、そういう色眼鏡を以て読んだので、JKが好きそうなポエムっぽい描写が多いね!というのが全体を通しての感想です。JKはロマンチックな描写に弱いという計算なのかな?あくまで個人的感想ですからね!ごめんね!あと、いじめっ子の唐小米は個人で易遥を痛めつけるいじめ方式をとっていて集団でのいじめ場面等はなかったので、恐れていたほど胸が痛い場面はありませんでした。最終的に「あ、この程度?」と、ちょっとほっとしました。というわけで、なんだか中途半端なお話だった?とにかく、ポエム的描写が満載で、ポエム部分はまるまる飛ばして読んでもストーリーを追うのには支障はありませんでした。この読み方で今日一気に110ページ読みました。あと、ラストはちょっと駆け足な印象でした。途中はポエム的描写びっしりだったのにね。情緒無しおばさんですみません<(_ _)>あと、今回はほとんど感想になっていなくてすみません<(_ _)>
2025.07.12
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市内のミニシアターでまたまた中国映画が上映されたので見に行きました。これ、日本版ポスター。こっちが中国版ポスター。映画の内容には中国版ポスターが合っていると思います。日本版はノスタルジックな雰囲気に誘導している感じ?ほぼほぼ記録映画のような内容でした。2001年から2022年までの中国を一組のカップルを通して描いていますが、これ、なんと22年かけて撮ったんですって(@_@。なので、映画の中で本当に時が過ぎ、登場人物も22年分年を取ります。老けメイク無しのリアル年取り、ガラケーも小道具ではなくその時代のリアル本物。中国の約20年間の歴史をおさらいするという点では見て良かったと思いますが、一つ一つの出来事にそこまで気持ちが入っていないので中国の人よりは感動が薄いのかも。私、お子様脳なのでちゃんと理解できる物語がないと分からないし、映画の後ろに隠されたメッセージも読み取れない。。。難しい映画でした。それから、ヒロインのセリフがほとんどなく、黒バックに白文字のセリフのような文章がところどころに出てきますが、疲れて何秒か目を閉じていた時に彼女の重要な決断のセリフが画面に出たらしい。。。その何秒かのせいで物語がよくわからなくなった。。。がっくし。とはいえ、私、普段は中国人と接する機会がなく、中国語とは無縁の生活を送っているのでこの映画で「中国を浴びる」ことができました。この前見た「来し方 行く末」は細部までこだわり抜いたスマートできれいな画面でしたがこの「新世紀ロマンティクス」は飾り気無しのリアル中国を見ろ!!って感じですね。ところで、映画に出ていた街角の普通のおばさんやおじさんには出演の許諾を得ているのだろうか?と、映画の間中そのことが気になって仕方がありませんでした 笑。
2025.07.05
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というわけで、映画「来し方 行く末」を4回も見てしまったわたくし。1回目に見た時に、登場人物の誰かのセリフに「wonong」という単語があって「『葛藤した』とかいう意味?確か中検の勉強で昔覚えたよね?でも字はどう書くんだっけ?」といろいろ考えて、結局家に帰ってから調べようと思ったのです。で、帰宅してから電子辞書で「wonong」と入力したら窝脓 wo1nong2 傷口に膿ができて痛むこと 【日中大辞典】くらいしか出てこなくて、あれれ?なんか思ってたのと違う。その後、あれこれ入力し直したり百度一下したりしても予想したような意味が出てこず最終的にあきらめてそのままほったらかしていました。それからほぼ一週間後の今日の出来事。とある通帳トラブルが発生し、銀行で長時間待たされていた時のことです。実は私、スマホを持ち歩く習慣がなく、銀行の用事はすぐ終わるだろうと思って待ち時間に読む用の本も持ってきていなかったので急にめちゃくちゃヒマになってしまいました。で、なぜかカバンの片隅に入っていたのが電子辞書(←本は持ってきていないのにナゼ?)「ああ、もうこれでいいや。」と思って思いついた単語を中日、日中いろいろ入力して遊んでいました。その時ふと一週間前の「wonong」を思い出し、突然ひらめいてwonangと入力してみました。そしたら窝囊 wō nang1 くさくさする.悔しい2 意気地がない.ふがいない.【小学館中日辞典】こういうのが出てきましたよ!私が映画で聞いたのはたぶん1の意味ですね。銀行の待合ソファで思わず「うぉっ!」と小さく声を出してしまいました 笑最後に、wonang を wonongと聞き間違えた私。。。今までにこういう出来事は何度もありました。。。orzやっぱりリスニング能力が低~~いのよね。もう年齢行ってるからこれ以上進歩は難しいだろうな。。。どよ~ん。。。
2025.07.04
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とうとう4回目見に行っちゃった~( ̄▽ ̄)マジで超ローテンションな映画なのですが、見れば見るほど細部に発見があります。で、やっぱり見る度に思うのは「主人公の部屋のさりげないセンスの良さ」なんですよね。白、ベージュ、茶色をベースにした落ち着いた色調でいい感じに年季の入ったお部屋。洗濯物を干すために張ったロープに掛かっているハンガーも計算されているかのようにおしゃれ。「散らかっている」というセリフはあるけど撮影に耐えるセンスを残す散らかり具合 笑。本当に中国にこんなフランス(行ったことないけど)のアパートみたいなお部屋があるのか?!みたいな感じ。ていねいな暮らしをするおしゃれ主婦の人が載っている雑誌。私は「おとぎ話」としてたまに読んでいますが、この映画に出てくる主人公のお部屋はまさにそんな感じ。素敵 ウットリ。ところで、私、映画のパンフレットに載っている写真を見て、監督さんは男性なんだとずっと思い込んでいましたが、今日インタビュー動画を見て初めてこの映画の監督さんが女性だったと知りました。写真では短髪で化粧っ気無しだったのでてっきり男性だとばかり思っていました。ああ、それで・・・と腑に落ちました。男性が、女性が、と区別するのは現在の風潮ではよろしくないですが、この映画に出てくるお部屋は主人公の部屋に限らず万女史のお部屋もすごくセンスが光っていました。まさに女性目線。あ、でも王先生のお部屋は普通の高層マンションだったな。。。そこらへんの対比も計算されているのかな?というわけで4回目ともなると「一体、何目的で見てるの?」と思われるくらい脱線していますね~。我ながら。そして4回目の鑑賞で新たに発見したこと。小尹の物語が書かれたホワイトボードの向かって右下隅に小尹の服装のイラストが説明付きでちっちゃくちっちゃく描いてあるのを発見したよ~♪(^-^)♪↑4回目の今日初めて発見した時は嬉しかった~( ̄▽ ̄)こういう細部の「遊び」、大大大好きなんですよね。今日はここの場面でスクリーンをガン見しちゃいました。というわけで、さすがにこれで最後にしないと7月はマジで赤字です。。。でも、映画って色々な楽しみ方があってやっぱり面白いな。※「ゴジラ-1.0」を見に行った後で「ゴジラを見て驚く人の中に俳優の橋爪功さんがいたよ。」と教えてもらい(私は気が付かなかった)確認のためもう一回見に行ったのは私です(;^_^A
2025.06.28
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1回目に見た時は、小尹の正体を知って「え?なに?これって『世にも奇妙な物語』的なお話ってこと?ファンタジー?」とがっくりして、個人的にあまり好きな映画と思えなかったんですけどね。昨日2回目、今日3回目を鑑賞したら、すっかり小尹の存在に慣れて完全に受け入れてしまった自分がいました。うん。この作品に小尹は必要です。とにかく地味な映画で、衝撃的な場面も登場人物のどアップ場面もないんですけど登場人物の皆さんの抑えた演技がじわじわと沁みてきて鑑賞3回目にして初めてラストで泣いてしまいました。友人から「おまえはテンションが低いんだ。」と言われる通り、胡歌兄さん演じる主人公聞善が映画の中で感情的になって怒鳴ったり泣きわめいたりする場面は全くありません。しゃべる時もボソボソとした感じで、いつも覇気のない、すまなさそうな目をしている。。。という、胡歌兄さんの演技が良かったです。本当に沁みた~。その他の、故人の想い出を語る遺族を演じる俳優さんもすべて名演技で、主人公含め全員の俳優さんが映画に溶け込んでまとまっていて良い作品だと思いました。その中でも私のお気に入りの人物は一緒に起業した友人を亡くしたIT企業の社員の陸さん。見た目や言葉の訛りなどから「素人さん?」と思っちゃったんですけど、北京電影学院卒のれっきとした俳優さんでした。「北京にはこういう地方出身の会社員たくさんいるよね~。」って感じの人物を演じていて、あれが地ではなく演技だとしたら、撮影前にかなり研究したんだろうなと想像しました。(←「ガラスの仮面」の読みすぎ?)というわけで、見れば見るほど入り込んでしまう映画でした。まるでスルメ。。。というわけで、3回も映画を見てしまったためお金が厳しくなり、今週のランチは会社で頼む配達弁当(380円)になりそうです。1回目に見た時、呉磊くんの役のセリフがほんのちょっぴりしかないので、「彼の存在意義って何?」と思っていましたが、「そういえば《琅琊榜》の飛流もセリフほとんどなかったよな。」と思い出してからはしゃべらない呉磊くんに違和感がなくなりました。とりあえず、今回の週末は映画「来し方 行く末」一色でした。ほんと、ハマると他が見えなくなる。。。自分でもあきれます(;一_一)
2025.06.22
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というわけで2回目の鑑賞。11時30分からなので、10時に家を出て冬物のセーターをクリーニングに出して(今ごろ?)ドラッグストアで防虫剤を買ってから映画館に行きました。昨日は画面下の日本語字幕をガン見しながら耳から聞こえてくる中国語を必死で照らし合わせていたので映画の画面の記憶がところどころ抜けています。おまけに集中しすぎて疲れてしまい、ちょっと目を閉じて休んでいる間に重要場面が流れたと思われます。。。(←アホ)というわけで、今日はリスニング練習は置いといて、映画そのものを見ようという活動ですよ~。大学院まで行ったにも関わらず(脚本学科?)脚本家デビューは叶わず、葬儀の会場で読まれる弔辞の代筆業で身を立てている主人公聞善。彼は弔辞を書くために故人の人となりを遺族に取材しますが、取材の過程で様々な人の人生に触れた主人公の気持ちが徐々に変化していく・・・って感じの映画だと思います。とにかく地味な映画でした。映画の内容はさておき、昨日も書いたけど、主人公の住む部屋とかのセンスが日本で言うところの「ていねいな暮らし」をするおしゃれ主婦みたいで、鑑賞している間中「これは監督の好みなのか?」とずっと思っていましたよ。なんだか、さりげないおしゃれな雰囲気が中国っぽくないというか。例えば↑この場面。窓枠も壁も白で、まるで西洋のアンティックの家みたいよ。雅姫さん(日本全主婦のあこがれのカリスマ主婦)のおうちの雰囲気♡主人公は独身一人暮らしで、家のデスクやデスク周りもそれなりに乱雑っぽい様子なのですが汚いという印象はありません。なんだかサラッとしているというか。また、映画全般に言えますが、とにかく色や光が柔らかい。夜の場面も真っ暗じゃなく、なんだかソフトな感じの暗さ。半地下のIT企業のオフィスもジメジメした雰囲気が一切無く、天井近くの半分の窓から柔らかな光が差し込んでいる雰囲気です。色に関して言うと、上の写真で呉磊くんが着用しているセーターの緑なんてモロに私の好み(^-^)「こういうセーター、売ってたら欲しい。」と映画の間中ずっと考えていました。とにかく、画面の細部に至るまでセンスが行き届いてるというか、見れば見るほど「さりげないていねいな暮らし」をして主婦雑誌に取り上げられる日本のおしゃれ主婦が脳裏に浮かんでしまいました(;^_^A言っておきますが、決して「ていねいな暮らしをする主婦」をバカにしているわけではありませんからね!最後に、昨日気づかず、今日見て気づいたこと。※この記事で言っていた、“我都给忘了!”というセリフ。王兄妹の妹がこのまま言ってた! なんだか嬉しいな。※甘銘というネット友達を亡くした女性が主人公の聞善に「甘銘のフォロワーは6ケタよ。」 と言う場面があり、私、つい指を折りながら「一、十、百、千・・・」と数えてしまったの ですが、顔を上げたらスクリーンの中の聞善も同じく指を折って数えていた( ̄▽ ̄)昨日は 気がつきませんでした。というわけで、映画「来し方 行く末」の感想。こういう映画の鑑賞の仕方は正しいのでしょうか?たぶん映画好きの人から見たら邪道かも。まあ、映画にはいろいろ楽しみ方があるということで。勘弁してくださいね(^_-)-☆
2025.06.21
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東京では4月に上映されたらしいんですけど、うちの方(田舎)では今日から公開です。ミニシアターで11時30分からの一日一回上映だったので、今日絶対やらなければならない仕事のみささっと済ませて早退し、映画館へGO(^-^)地元で公開される中国映画はジャンル問わずとりあえず何でも見るようにしています。大学院まで行ったものの、脚本家になる夢は叶わず、現在は葬儀で読まれる弔辞の執筆で生計を立てている聞善という男性が主人公です。彼が弔辞を書くために故人の血縁者や友人に会い生前の故人の人となりを取材するエピソードが主な内容で、様々な人物の人生に触れ徐々に変化していく主人公の心情を描いています。特に物語に山場というものがなく、とても静かな映画です。一緒に行った友人は「途中ちょっと寝ちゃった。」と言っていました。実は私、この映画は「リスニングの練習だ!」という目的で観に行ったので映画の間じゅう下の日本語字幕を見ながらセリフを集中して聴いていたのであまり感想はなく。。。(;^_^Aただ、北京が舞台の割には本物の「北京腔」を話す人が登場せずめっちゃ聴き取り易かったなぁ。。。っていうのが感想です。←これは映画の感想ですか?とにかく、登場人物のセリフが私にとって聴き取り可能な中国語でした。(聞善が故郷のお母さんと話す時は別。どこか地方の方言でした。)リスニングの苦手な私でもほぼ聴き取れたのでなんだか嬉しかった。。。( ̄▽ ̄)←これは映画の感想ですか?内容の感想で言うと、一緒に起業した仲間に死なれたIT企業勤務の老陸役の人に心ひかれました。甘昀宸さんという俳優さん。北京電影学院を出ておられるのだけどなんだか、ものすごく素人くさくて一般人ぽくてめっちゃ普通で、これも演技?と思うとものすごい演技力です。この人が一番心に残りました。あと、聞善の部屋は質素ではあるけれど壁はベージュがかったミルク色、部屋に差し込む光は優しくて、部屋の前の猫の餌置き場もちょっとかわいい感じで不思議に生活感が無く、ファンタジー?と思いましたが、後半、小尹の正体が判明したところで「あ、やっぱりファンタジー?」と腑に落ちました。というわけで、今日はセリフの聴き取りに注力しすぎてろくに映画そのものを見ていないので明日(土曜日)もう一回見に行こうと思います!というわけで今から洗濯です。では。
2025.06.20
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一つ前の記事の《山谷微风》を買った時についでに買った同じ作者余华さんの《许三观卖血记》。日本語翻訳版のタイトルは「血を売る男」だって!!生活のために売血して最後感染症とかに罹って死んじゃう男の話とか?ヒィ~暗い。。。などと想像しながら読み始めました。予備知識ほとんど無しで。めっちゃ重苦しい表紙。私がそんな想像するのも無理はないと思いません?というわけで、しおりは陸奥A子さんのカワイイものにしました♪木曜日と金曜日のお昼休みに50ページ近く読み進めて今日(日曜日)朝から読んで残り220ページ読み終わりました。ある男性とその家族の1930年代末から1990年代初めくらいまでの物語。去年読んだ梁晓声著《人世间》に似た構成なのかな(私個人の感想よ。あくまでも)と思ったのですが、この《许三观卖血记》の方がよりエンターテインメント性が強いみたい。サービス満点でめっちゃ面白かったです。簡単に言うと、人生でピンチに陥った時に売血で乗り切る主人公の物語。主人公は许三观という製糸工場で働く男性。许玉兰という美人の女性と結婚しましたが、彼女が生んだ長男は彼女の元カレにそっくりで。。。というトホホな出来事から物語は始まって、その後登場人物の強者と弱者の立場が次々に入れ替わって行ってとにかく飽きさせません。途中で親子の絆とは何かを考えさせられる胸熱なエピソードがあったり。あと、こう感じたのは私だけかもしれませんが、第二十二章、第二十九章(他にもあったのですが、チェックし忘れました)の構成が西洋の童話みたいだと思いました。岩波文庫のグリム童話とかを読んだことがある人なら絶対そう思うはず。。。たぶん。読む前は主人公が売血しすぎて最後死ぬとかのお話?などと想像していましたが、主人公は最後まで生きていました。でも、やっぱり文革の場面は辛くてあまり読みたくなかったな。。。あと、巴金の《第四病室》を読んでいたおかげで息子を負傷させられた方铁匠がお金、お金と騒ぐのも理解できました。この時代の中国の病院ってどんなに緊急の状態でも、まずお金を払わないと治療してもらえないのよ。お金を払わないと、ベッドに寝かされたままほっておかれるという。とりあえず、色々な要素があって夢中になれた小説でした。ところで、私の他にも「西洋の童話みたい」と感じた人いますか?もしいたらコメントよろしくお願いします<(_ _)>
2025.06.15
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一ヶ月くらい前、市内の大学の中国人留学生とおしゃべりをしていました。彼女、日:中=1:9、私、日:中=9:1くらいの割合でごちゃまぜ会話 笑彼女の中国語に私が日本語で答える。みたいな。その時の会話で、私が中国語の小説を読むのが好きだと言った時に彼女が「余华は?」と聞いてきたので、「《活着》と《兄弟》を読んだことがあります。」と答えました。その時に彼女がスマホで検索して教えてくれたのがこの《山谷微风》。有名作家・余华さんのエッセイを集めた本です。2024年出版。新しい。私、中国語の本を買う時に手掛かりがなくて何を買っていいかいつも困っているので彼女の話を聞き、秒でポチりました。かわいい表紙。しおりは関東出身の同僚がくれたお土産のお菓子の箱に入ってたカード。「あざぶかりんと」?肝心の内容ですが、余华さん自身の子供時代の思い出、海外旅行の想い出、息子余海果くんの赤ちゃんの頃の思い出など、各種思い出が肩の力が抜けた感じで描かれていると思います。ケーキ工場のケーキを盗むとか、大人が捨てた煙草の吸殻を拾って吸うとか(@小学生時代)私にとってはちょっとハードすぎるいたずらの記述も、余华さんと同年代の中国人にとってはあるあるな感じで懐かしく読めるのかなと想像したりしましたよ。後半は息子さんに関する文章が多くなっていて、余华さん、息子さんが可愛くて仕方がないんだろうな~。とほのぼの気分で読めました。息子さん、現在どうなっているんだろう?と気になって仕方がないゴシップおばさんの私。立派な社会人になっているかな?と、いうわけでこれは1週間かけて読み終わりました。最初2~3篇読んで、「これは昼休みに読むのにぴったりだな。」と思ったので、会社のデスクの引き出しに入れっぱなしにしておいて、お弁当の後読んでいました。ひとつのお話が短いので区切りがつけ易かったです。というわけで、この《山谷微风》きっかけでまた余华さんの小説が読みたくなりました。次は何を読もうかな~♪
2025.06.10
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二つ前の記事に書いた《神探科藍》。たぶん15~6年前(ブログの昔の記事を探せばあるかも)リスニングの練習のため字幕の無いこのドラマVCDを必死で見ていたのです。最近YouTubeにこのドラマの動画が上がっていたので「懐かし~。」とちょこちょこ見ていましたがラストが私が見ていたVCDと違っていました。あと、YouTube版は30集まであるのに、私が見ていた大陸版VCDは28集までしかなく、その上、不自然に編集されていた。。。YouTube版はサブタイトルから見て(繁体字)台湾で放送された物みたい。だから不自然にカットされていないのかな?と、いうのは置いといて、今回気になったこと。当時はそこまでYouTube等も盛んではなく、VCDも高くて(日本で買ったら9,000円くらい)そんなにたくさん買えなかったので、一つ一つのドラマを本当に必死で見ていたのです。この《神探科藍》もリスニング練習!ってことで10回以上通して見たと思います。今回見て、15年以上たっているのに、登場人物の次のセリフはこう。。。と自然に思いついたのにはびっくりしました。その中でとにかくはっきり覚えていたセリフ。ドラマの主人公・科藍の友人の秦天送と看護師の林晧頴の会話秦:今天、你生日!林:喔!我都给忘了!という会話があって、私ずっと「なぜここに给が入る?」と疑問に思っていましたがわざわざ文法の本を開いてまで確認せず、ずっと疑問のまま心の片隅に置いておいたのです。で、あまりも疑問に思いすぎてこのセリフを覚えてしまい、この15年以上もの間、ふとした時に「なぜあそこにに给が入る?」と思い出していたんですよね。今日、またまた思い出しましたが、日曜の午後でちょっと時間があったのでとうとう辞書を開いてみました。给 gei3 6[助]動詞の直前に置き語気を強める:口語でよく用いられ ❛把❜を用いた構文や受け身を表す構文に多く用いられる. 【東方中国語辞典】ですって。给の6番目の意味でした。15年来の疑問が解決したわ~( ̄▽ ̄)実は少し前に中国人留学生と少しお話した時にこの“我都给忘了”を给の意味を知らないままそっくりそのまま使いましたが通じました(^-^)よかった。。。でも、とりあえずこの给は“我都给忘了”という言い方でしか使えませんよ。この给の使い方、まだ《神探科藍》 でしか見つけたことがないからです。私が気づけていないだけかもしれませんけど。
2025.06.01
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今日会社でお弁当を食べた後、何の気なしに中国語テキストの広告を眺めていたのです。↑拡大版。本当はこの六分の一くらいの小~さい小~さい文字よ。注目したのは上の段の章のタイトル。闽台❝对渡❞今昔(復権と台湾、今昔往来物語)ってところ、フンフンとさっと見たんですけど、。。。??いや、待てよ。と、またこのタイトル文に戻りました。闽って、福建省の略称だよね。。。。復権。。。。福建。。。。。そうか!( ̄▽ ̄)「ふっけん」と打って第一候補で変換された「復権」をそのまま選択しちゃったってことね?!正しくは「福建」ってことよね?!と、誤字を発見しちゃった♪と一人でニヤニヤ。こういう時、この話で一緒に笑ってくれる人がいたらなぁ。と思った孤独な昼休みでした。
2025.05.27
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このドラマ、十数年前にバカ高いVCD(←懐かしの)を買って繰り返し見ていました。今日思い立ってyoutubeで検索したらVCDで見た時よりもきれいな画像で動画が上がっていました!台湾かどこかで再放送された物でしょうか?たぶん。「名探偵コナン」が大陸で大流行していた時にメガネの主人公に探偵のまねごとをさせる。。。というコンセプトで作られたのよね。VCDもそうでしたが、このドラマ中国語字幕が無いのでリスニングの練習にちょうどいいのです。あと、登場人物の声はすべて声優さんの声が当ててあるうえにセリフが「セリフです!」ってくらいハッキリしていて聴き易い。今日はこのドラマの中の「愛到絶路」という事件の部分を5話分見ました。リスニングはかなり苦手なんですけど、十数年前に比べると字幕なしでもスムーズに見ることができました(^-^)何度も見たので次のセリフを覚えている部分があったのは驚き。少しは語彙が増えたのか扑朔迷离 pū shuò mí lí 物事が錯綜していて見通しがつかない 〈喩〉何がなんだかさっぱり分からない.小学館中日辞典荒谬 huāng miù でたらめである.極端にまちがっている.小学館中日辞典この二語は当時は全く聴き取れていなかったと思うのですが、今回はちゃんと拾えました。ちなみにどちらも中検準1級の準備をしている時に仕入れた語彙です。つい最近、最近のドラマ《難哄》を見ましたが、最近のドラマはセリフが日常普通にしゃべるような自然な感じで、わざとらしくハキハキしていないのでリスニング苦手な私にとっては結構ハードルが高いのです。それに比べて、80~90年代のドラマはみなさんハキハキとしていて分かり易いです。ドラマとしてどうなのかという点は置いといてね(;^_^Aというわけで、今日はリスニング練習をした。ということにします。最近の韓国や日本と比較しても遜色のないおしゃれなドラマより、実は昔の《神探科藍》のような作りの粗いドラマが好きです。トリックなんてもう小学生並みなんだから 笑
2025.05.24
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ひとつ前に読んだ《难哄》の続きです。《难哄》と、この《难哄.完结篇》で上下巻になっています。表紙はこんなの表紙のカバーをめくると本体表紙は温以凡。可愛い♪本の帯はやっぱり飛行機のチケット。ミシン目がちゃんと入っています。芸が細かい。ふろくの数々。なんと宜荷日報というミニ新聞もありますね。というわけで小説《难哄》の完結編。そろそろ温以凡の過去の痛ましい事件が出てくるのかな?と思ったら本を手に取れなくてやっぱり時間がかかってしまいました。ドラマを先に見て先のストーリーが予想できたことの弊害でしょうか?「もうすぐあの辛い事件が出てくる~」とビクビクしながら手に取ったのですが、最初の100ページは両想いになった桑延と温以凡のあまあまイチャイチャのラブシーンの連続で最初は「キャ♡」と思いながらふせんでせっせとマークしていましたが(一番上の写真参照)途中でちょっと食傷気味になってしまいました。なんかあれですかね?作者の竹已さんは晋江文学城の契約作家さんということなので、再生回数を稼ぐためにイチャイチャシーンをもっと多くしてくれとか頼まれたんですかね?ちょっと「大人な」ラブシーンもあり、これは中国の女子高生は夢中になるよね~という内容。女子高生がこんなの読んだら色々妄想しちゃって勉強に差し支えるよね?大丈夫?と心配する私は母親世代。お話を整理したら1冊ですっきり美しく完結するのでは?と思いました。偉そうに言ってごめんなさい。とりあえず個人の感想ということで。許して。その点、ドラマは原作小説のエッセンスを上手にピックアップして32集ですっきり楽しく終わっています。原作には無い衝撃エピソードも追加したりして。この《难哄.完结篇》、実は「長いな~。。。」と思いながら少々うんざりしながら読んでいたのですが、一番最後の《番外六・桑延视角》(桑延の視点)がとても良くて、最終的に読後感はすっきりでした(^-^)ドラマでも描かれていたのですが、表面上はいつも傲慢な態度の桑延の本当の気持ちが文章で読めて良かったです。キュンキュンしてなんだかくすぐったくなりますね。桑延の行動、普通にただのストーカーだと思いますが、桑延がイケメンでカッコ良い男性で結局二人は両想いなのでセーフ?←これ中国の女の子の間では論争にならなかったのかしら。というわけで、どうにかこうにか読み終えてすっきりしました(^-^)次はすっきり簡潔な小説が読みたいと思います。
2025.05.20
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アメブロのととろさんのブログで中国ドラマ《难哄》を熱心に紹介されていたので「そんなに良いドラマなら原作もさぞ面白いだろう。」ってことで原作小説をポチっていましたが、届く前についついドラマの《难哄》も視聴してしまいました。というわけで、ドラマを見終わってから小説《难哄》を読み始めました。これ、《难哄(完結編)》というのが別にあって、2冊上下巻で終わるみたい。表紙はこんなの。表紙の紙をはずずと、小説本体には桑延くんのお顔♪表紙の紙の裏にもイラストが。よく見ると、帯は飛行機のチケットになっています。他にもシールやらポスターやら付録がいっぱい!小学生から高校生まで読んでいた「りぼん」を思い出すわぁ。っていうかここまでサービスしないと本が売れないんですね。大変。よく考えるとネットで全文読めるので紙の本を買う必要ないですもんね。しおりは文房具屋さんで買ったロボットの布製。かわいい(^-^)読み始めはドラマの記憶がしっかり残っており、小説のストーリーがほぼドラマと同じだったのでつまらなく感じてちょっと読むのが遅くなりましたが、読み進めていくうちに入り込んで夢中になっちゃいました(^-^)やはりヒット作は間違いない。高校時代同級生だった温以凡と桑延が、大学を卒業して社会人になってから再会する所から始まり、現在の二人と高校時代の二人の物語が交互に差し込まれながら物語は進んでいきます。ととろさんはドラマについて「2回見ることをおすすめ」と書かれていたのですが、小説を読んで、私もそう思いました。私はドラマは1回しか見ていないんですけど、ドラマでストーリーを最後まで見た後に小説を読むと、そのシーンの「裏」が分かってすごく楽く読めたのです。ドラマを2回見るのもそういう楽しみがあるのではないかと。最初、桑延は再会した温以凡に結構冷めた態度を取りますが、「もうっ!桑延ったら、本当は温以凡に会えてうれしいくせに!」とツッコミたくなるし。二人がルームシェアしている時、桑延は自室には入らず、常にリビングでゲームをしているのですが、ここも「少しでも温以凡の姿を見たいからじゃないの?無理してなんでもない表情しちゃって。ウフフ」とか声かけしたくなっちゃいますね。毎日の食事も「多く作りすぎたから。」と残った料理を残飯整理と称して温以凡に食べさせるんですがこれも彼女に食べさせる目的でたくさん作っているのよね。とにかく「温以凡大好き♡」な桑延くんの気持ちが至る所に溢れていてニヤニヤしてしまいます。愛情の裏返しの桑延くんの皮肉っぽい態度がたまんないわぁ。というのが《难哄》を読んだおばさんの感想。ドラマの制作者もたぶん同じ感想を持ったのではないかと思います。だってドラマのおまけストーリーの桑延くんのエピソードって私の好みぴったりなんですもん(^-^)というわけで、次は《难哄(完結編)》。過去のつらい出来事が描かれるのかな?ちょっと読むの迷うなぁ。。。
2025.05.10
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見ました。ドラマ《难哄》。最近は使える時間のほとんどを中国語の小説を読むかYouTubeを見るかのどちらかで過ごしていて、ドラマはずっと見ていなかったのですが、ととろさんのブログで《难哄》を紹介されていて興味を持ったので。私、ネトフリ入っていないし优酷のアカウントも無いので、中国の無名サイトで見ました。いちおう広告は付いていたけどたぶん違法かな?ゴメン(;^_^A先週土曜日から見始めて今日金曜日に見終わりました。昨日、急につながらなくなって、慌てて中国の別のサイトを探して今日やっと最終話に到達。ネトフリでかなり評判になっていたそうですが、私は最初の3~4集あたりでストーリーのあまりの進みののろさに挫折しかけました。せっかちな性格なのでムードよりスピーディーな結論を求めてしまう。。。最初は、思ったことをはっきり言えないヒロイン温以凡にイラっときたりしましたが、物語が進むにつれて彼女のドラマ並みの(?)不幸すぎる境遇が明らかになっていき「そりゃこれだけ不幸だったら地味で暗い性格になるのも無理はないなぁ。」と納得したり。もう一人の主人公の桑延はそんな彼女を高三で出会ってからずっと思い続ける男の子。高校卒業後遠くの大学に進んだ温以凡をずっと見守り続けています。定期的に飛行機の距離の温以凡の大学に現れ、彼女の姿を彼女に気付かれないように影からそっと見つめます。・・・って、桑延、あんたストーカーじゃん。と思いますけどね。実は両想いの二人なのでここは心温まるエピソードとなるんですね。このドラマ、各話の最後におまけとして本編の裏エピソードが付いています。本編の1場面を別視点から撮ったこのおまけが面白い。ずっと見続けていると、この最後のおまけエピソードが楽しみになっていました。ドラマ後半で主人公二人の高三の時の最初の出会いの場面が桑延視点で描かれている部分がありますが、ドラマの中でこの場面が一番好きです。胸キュン。くすぐったい感じ。ヒロイン温以凡は、高三以降はあちこちでかなりひどい目に遭いますが、その間もずっと桑延に見守られ、愛されていたのよね。というわけで、結果的に夢中になったドラマでした。ととろさんは「2回見るのがおすすめ」と書かれていましたが、とてもそんな余裕は無いので大事なところを見逃したりしないようにかなりじっくり見ましたよ。私、リスニングが苦手なので中国のドラマはほぼ画面下の中国語字幕を読んで理解するのですが1度で分からない場合は戻って読み返したりしました。第28集の桑延の告白なんて6回くらい繰り返しましたよ。意味が分からない部分があって。しまいにはネットに掲載されている原作小説の該当部分を探して確認し、最終的にはセリフの言い間違いからの字幕の書き間違いだったことが分かりました。疲れた。。。ところで、私が一番ハマった部分は実は主人公桑延を演じる白敬亭くんの北京訛りの中国語よ。本人頑張って直しているようなのですが、セリフの端々からにじみ出る味のある北京臭。。。素敵私の所有する伝説の教材「中国語なまりングコース 華北編」の中の「純北京」の工人の兄さんも同じようなしゃべりだわ。こっちの方が訛りが濃いんですけど。白敬亭くん、ドラマ《旋風少女》で演じた初原は別の方が声を当てていたのですが、白敬亭くんの北京訛りの中国語はやはり《旋風少女》には合わなかったと思います。配音で正解だったのかな?ドラマの中で一番ハマったのは白敬亭くんのしゃべりって。。。他の視聴者と一味違う?
2025.05.02
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「面白い中国語の小説ないかな~?」と常に探している私ですが、トミモさんというブロガーさんが玖月晞作《少年的你,如此美丽》を紹介されていて私は何年か前にこの小説を原作とした映画《少年的你》を見て主演の易烊千玺に夢中になったこともあり「へぇ~、あの映画原作小説があったんだ。」と、トミモさんの記事を読んで3秒後にネット注文しました!土日の二日間で読み終わりましたが、この前読んでいた《长恨歌》は読み終わるのに10日かかっています。これ、王安忆著《长恨歌》。ちなみに茅盾文学奖受賞作品。これが今回読んだ玖月晞《少年的你,如此美丽》。緻密な描写の《长恨歌》はいかにも「文学小説」って感じ。行間に余韻を持たせた(?)《少年的你,如此美丽》はこれまたいかにもなネット小説形態ですね。1ページ当たりの文字数が全然違います。この《少年的你,如此美丽》くらいの分量だと本当なら1日かからずに読み終わるんですけど・前半は凄惨ないじめ(というかほとんど犯罪)の場面が辛すぎて 読み進めることができず 何度も休憩を入れなくてはならなかった・後半は刑事さんが事件の真相に迫っていく場面でドキドキしすぎて 読み進めることができず何度も休憩を入れなくてはならなかったという理由で読んでいる途中で中断して買い物に行ったり洗濯をしたりして気分を落ち着かせてからまた読書を再開したりしたので時間がかかってしまったんですね 汗。・・・というように、思わず夢中になってしまう小説でした。大学受験を控えた成績優秀な高校三年生の陈念と街の不良少年北野の純愛の物語。二人の間にある揺るぎない信頼関係に心打たれます。映画で北野を演じた易烊千玺くんの印象が強すぎて、小説の読み始めは北野が易烊千玺くんで脳内再生されてしまい、振り払うのに苦労しました。なお、トミモさんの記事によると日本語翻訳版に収録されている番外編が、原書にはないとのこと。ネット小説の場合、おまけの番外編が面白いというケースが多々あるため「番外編を読むために日本語翻訳版買わなきゃかも?」と心配していましたが、私が買った原書には付録のリーフレットみたいな形で番外編がついていました。よかった。この番外編は絶対必要です。映画ではうっすらとハッピーエンドっぽい終わり方でしたが(実際どうなの?誰か教えて)、小説のラストもまあまあいい感じではないでしょうか。映画では易烊千玺くんに惚れてしまった私ですが、個人的にはやはり小説の方が人物の気持ちの描写をじっくり読むことができるので好みです。最後に、どうでもいいことですが、小説の中で、北野は陈念を「小結巴」と呼びますが、これって日本語訳ではどうなっているのでしょうか?すごく気になりました。
2025.04.21
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4月2日から読み始めて今日4月13日(日曜日)に読み終わりました。この《长恨歌》は2000年茅盾文学奖受賞の文学作品で、「この先どうなる?」というようなハラハラドキドキする類の小説では当然なく、よって読むスピードが上がらず、読み終わるのにちょっと時間がかかりました。小説の舞台が上海なので、上海生まれ上海育ちの楊洋が印刷された歯磨き粉の箱を利用して自作したしおりを使用。読み終えた後に、気になったことをノートにまとめようとしましたが結局まとまらず(汗)小説の舞台は上海。淮海路という地名が頻繁に出てきます。20年くらい前、上海に行った時、娘のお土産のパンダのぬいぐるみを探して淮海路をうろついていた時、おばあちゃんと孫みたいな二人連れの、おばあちゃんの方から「私たちこのあたり余り詳しくないので教えてほしいんだけど。。。」と道を訪ねられたことがあり、「こんなにたくさん人が行き来しているのに、なぜよりによって外国人の私に聞く?」とびっくりしたことを今でも覚えています。という自分の想い出はおいといて、この小説の導入部分は人物は登場せず、「弄堂」「流言」「鸽子」などといった上海によく見られる風景や事象の描写が詳しいです。主人公の王琦瑶は上記の上海の説明が終わった後にやっと登場。登場時は16歳の高校生でした。かなりの美人で、彼女の写真を撮影した程先生の勧めで出場した上海小姐コンテストでは第3位に入りました。そう、3位。美人は美人だけどとびぬけたオーラみたいな何かがあるわけではない、そういう美人。というわけで、この王琦瑶、小説の主人公ですが、彼女だけを通して1945年から1985年の上海の移り変わりを描写しているのではなく、彼女の娘の薇薇、薇薇の友人の张永红、古き良き上海に憧れる若者・老克腊、一言で言うと「ザ・虚飾」な长脚などの個性豊かな登場人物が上海という町の移り変わりを体現していると思います。それよりなにより、作者の王安忆さんの上海への想いがあふれている小説だと思います。去年、上海を舞台にした《繁花》(これも茅盾文学奖作品)を読みましたが、作者の上海への思い入れはこの《长恨歌》の方が重いかも?(個人的な感想ですよ。あくまでも)やはり女性なので流行やファッションにこだわりがあるのが伝わってきます。ところで、私これまで《白鹿原》《主角》《人世间》《繁花》そしてこの《长恨歌》と、茅盾文学奖を受賞の小説を5作品読んでいるんですけど、茅盾文学奖って、「ある個人またはある一族の数十年に渡る物語(文革時代は挿入必須ね♪)」という条件でもあるのでしょうか?私が読んだ作品がたまたまそうだっただけかもしれませんけど。第1章第2節の「流言」が、ラストの王琦瑶と长脚のやりとりに効いていてはっとさせられました。最初「なんだかつまんないなぁ。。。」と思って読んだ「流言」をもう一回読み直しました。というわけで《长恨歌》はここで終わり。何を読むか決められなかったので「茅盾文学奖受賞作品だったら少なくともハズレではないだろう。」ということで読みましたが。やっぱりハズレではなかったです。がっつり文学の世界に浸りたい人にはお勧めです。あと、上海が好きな人も是非読んで欲しい1冊だと思います。
2025.04.13
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最近、運転中は「中国語実習コース」(白水社)のCDを流しっぱなしにしています。初心者向けなので初めて聴いても100パーセント聴き取れてストレスが無い。今日は日本の繁華街についての説明の部分を聴いていたのですが、銀座は世界でも有名な都市で高級品の店が多いとかなんとかいう話の中に「銀座はseguやqidaiと違って、高級で大人向きの街です。」というような部分があり、seguは渋谷だと分かりましたが、qidaiという名の東京の地名が思いつかない!というのが今朝の出勤の時。で、仕事中も「qidaiっていう読み方の東京の地名。。。」とずっと考えていて結局帰宅するまで思いつかず、家に帰ってもどうにか自分で思いつきたい!とqidai,qidai,qidaiと頭の中でぐるぐるしていて、最終的にこういう折り畳み地図の山手線のページを開いて駅名を探しました!そして、見つけました。。。池袋・・・chidaiね!( ;∀;)また聴き間違った。。。リスニング苦手。。。というか、首都圏に住んでいる人なら一瞬qidaiと聞き間違えても、すぐ「qidai?あっそうかchidai、池袋ね。」と修正できるのではないでしょうか。ど田舎者のワタクシには池袋なんていう都会の街は馴染みがなくて思いつかなかったよ。という、今日のどうでもいい出来事でした!
2025.03.17
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年度末は色々忙しく、今日は日曜日だけど休日出勤(;一_一)オフィスにはあと2人出勤している社員がいたけど、どちらも席が離れていたのでまあまあな音量で鼻歌を歌いながら仕事をしていました藍蓮花 - 許巍これね。ドスの聞いたサウンドに乗って歌の世界に入り込めます。當你低頭的瞬間才發覺脚下的路心中那自由的世界如此的清澈高遠盛開著永不凋零藍蓮花↑この歌詞「藍蓮花」の部分でできれば絶叫したい。この歌を初めて聴いたのは20年前くらい?大大大好きな映画《独自等待》の挿入歌に使われていました。主人公が想い人にフラれて、街を彷徨う場面で。これで歌手の許巍さんのファンになって、彼のCD1枚を買うためだけに上海まで行ったりしたんですよね。今日一日鼻歌で歌ってたらもっと大音量で歌いたくなってきた。。。明日一人カラオケ行ってみる?
2025.03.16
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二十数年前、軽い気持ちで市内の中国語教室に通い始めましたが、発音をみっちり教えてもらったところで教室が閉鎖になりました。そこで、「文法からは自分で勉強してみよう」と思い、まずはちゃんとした参考書をと市内の本屋巡りをしていろいろ物色していました。その中でも「やさしい中国語の作文」は私の最もお気に入りの参考書の一つです。タイトルと違ってやさしくはないです。基礎の参考書をしっかり終えてから手を付けた記憶があります。こういう表紙。なんと昭和45年出版!増刷に増刷を重ね、現在も販売しているみたい。すごい。20年前当時ですら「なんか古臭いな。」と思ってかなり迷った記憶があります。結果的には「買ってよかった。」という感想なんですけど。日本語を中国語の作文にする過程をていねいにていねいに解説してあって、且つ語り口もソフトで、きちんと読むとまるで本当に輿水先生の講義を受けているみたい!この参考書に感動して輿水先生の著書「中国語基本語ノート」「続中国語基本語ノート」立て続けに購入し毎日昼休みに会社の屋上で読んでいました。一人孤独に 笑。そんなこんなですっかり輿水先生ファンの中国語学習者なワタクシですが、最近、地元のちょっとしたコミュニティで知り合った女性が東京外国語大学中国語学科卒業で現在も輿水先生と交流があるということを知って大興奮!キャ~キャ~スゴ~イ♡彼女は昨年まで他県で働いていましたが定年退職となり母親の介護のためうちの地元に戻ってきたということです。今まで地元で中国語について話ができる人がいなかったので嬉しくてもう機関銃みたいにしゃべってしまった。。。「優しい中国語の作文」の良さを延々と。「中国語の本質から解説してくれてる!ほかの参考書とは一線を画している!」とかなんとか。。。←しゃべりすぎてちょっと反省というわけで、手の届かない有名人(輿水優先生)と知り合いの人が身近にいるって、なんかワクワクしません?という嬉しかった出来事。その女性は「輿水先生に伝えとくね~♪」と言って去って行きました。というか輿水先生ってもう90才くらい?彼女の話によると現在も色々執筆なさっているらしい。中国語オタク?「やさしい中国語の作文」もう一回読んでみようかな。私のは紙カバーが無くなって(赤ちゃんだった娘にむしられた)こんな感じ。本体のタイトルは中国語で書いてあるっていうのがいいですね♪
2025.03.09
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《长安的荔枝》を読んでいたら、たまらなくライチが食べたくなり(こういう人は私の他にもいるはず)業務スーパーに行ってきました!500g入りで298円(税抜き価格)半解凍の状態で剥いたらこんな感じ。ライチって、昔、居酒屋でデザートとして出された物を食べたくらいで、味はすっかり忘れていたんですけど、酸味がなくて甘さほんのり。柑橘系果物好きな私にとってはちょっと物足りない。といいつつ、中国でとれたライチを冷凍とはいえ日本で食べられるなんてすごく贅沢だよな~。李善德、大変だったよね~。コメンね~。と、《长安的荔枝》の主人公李善德の苦労に想いを馳せながらライチをモグモグ。もう一袋買ってあるから来週食べよう♪
2025.03.05
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先日大阪で開催された「中国語書籍を読もう会」でトミモさんが紹介された小説《长安的荔枝》。「おもしろそう!」と感じ、帰宅してすぐネット注文しました。表紙のデザインがめっちゃ素敵(^-^)。付録はライチ輸送のための当時の経路図。しおりは誰かからもらった中国みやげ♪というわけで、昨日から今日にかけて2日で読み終わりました。中国のサイトでは「所要時間1時間45分」と書いてありましたが、私は読み終わるまでにトータル3時間弱かかりました。字数は少ないです。さらに途中ウィキペディアで「楊国忠」を調べたり「楊貴妃とライチについて」などをネットで調べたりして中断したので余計に時間がかかりました(;^_^A娘(現在東京在住)の部屋に忍び込んで高校時代に使っていた世界史資料集を持ち出し「唐代の文化」とか「都市案内・長安」とか「農民の過酷な生活」の項目を読みましたが小説の背景の理解に役立ちました(^-^)小説の主人公は李善德という唐の時代の長安の下級役人。明算科出身の理系男子。計算が得意。ローンを組んで長安でマイホームを手に入れたばかり。そんなどこにでもいるような平凡なお役人の李善德がある日、皇帝の「嶺南のライチを生のまま長安に輸送する」という命令の実行担当者に任命されます。ライチは当時1日経つと変色し2日経つと香りが変わり3日経つと味が変わると言われた非常にデリケートな果物。また、嶺南と長安の間の距離は約5000里。通常であればたどり着くのに一ヶ月以上はかかる距離なのです。果たして李善德は絶対不可能と思われるこの任務を成功させることができるのか?っていうお話です。一言で言うと。読後の私の感想は、めっちゃ良かった!(^-^)です。何というか構成に隙がないというか。李善德は嶺南から長安まで新鮮なままライチを運ぶため何度も実証実験を繰り返します。そして実験が失敗する度に問題点を洗い出し、データを取り改良を加えていく・・・これって本当に理系の研究の進め方ですよね。理系男子という主人公の設定が生きていると思います。また、異国の商人苏谅や嶺南でライチを栽培する女の子阿僮などの李善德を助ける個性豊かな人物達が生き生きと描写されています。また、お役所内部の駆け引きがリアルに描かれていて、「お役所仕事」って今も昔も変わらないのでは?と思ったり。そして、私が何よりも心惹かれたのは何といっても主人公の李善德という人物です。嶺南から長安へ新鮮なままのライチを届けるという到底実現不可能な任務を前にして、彼が決心したのはたとえ最終的に失敗となっても、とにかく全力でこの任務に挑む!ということです。決して逃げたりはしない。また、嶺南で譲り受けた奴隷をちゃんと人間として扱ったり。そして、実験を重ねていくうちに長安までの経路の途中の集落の農民たちの置かれている過酷な状況に気が付いてしまったり。というような感じで、長安のお役人という職に就いている人物にしては珍しく、人としての普通の良心を持ち合わせているんですよ。ラストはちょっと涙が出ました。李善德、良い人です。応援したくなる。ドラマ化、映画化されるのも分かります。実証実験を行った時に李善德が作成した図、どうなっているか見てみたいです。
2025.03.02
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今日は三連休の三日目。お昼はおいしいうどん屋さんに行こうってことで、待ち時間に読む本の選定。私は普段携帯を持ち歩かないので、ちょっとした待ち時間に読む本は必須なのです。人気のうどん屋さんで開店5分で満員になるため、「早く選んで出発しないと。。。アセアセ」と、結局、本棚の一番前面にあった《骄阳似我》下巻を手に取りました。私が2024年に読んだ中文小説の中でナンバーワンに面白かったと書いたアレです。少女漫画のノリでほんとうに気楽に読める小説です。甘~い甘~いラブストーリー 笑。うどん屋さんで、うどんを待っている間、お気に入り場面を再読しました。何度読んでもやっぱり少女漫画!恋する女の子の気持ちがめっちゃベタに描かれているんです。陸奥A子かお前は?と思わず(心で)言いそうになりました(若い子は知らないでしょうけど)。というわけで恋する乙女の気持ちを描いた文章抜粋。大学時代の想い人庄序に振られて傷ついていた曦光ですが、その後会社の上司・林屿森から熱心なアプローチを受け、彼と付き合うことになります。今は林屿森の愛に包まれて幸せいっぱいの彼女が、マンションのエントランスで偶然庄序に会ってしまいます。以下、庄序に会った後の曦光の気持ち。以前的我从没想过,有一天,我会需要走到庄序面前,才发现他的存在。那时候无论在哪里,只要他一出现,无论多远,我都会在人群中一眼看见他,就仿佛他会发光。 现在这层光好像没有了,我知道他依旧清俊无匹,但似乎又和路上随便一个人毫无不同。庄序の目の前に来て初めて彼の存在に気付くような日がくるなんて以前の私には考えられないことだった。あの頃の私はたとえ何処にいようと、彼がいさえすればどんなに遠くても人ごみの中からまるで彼自身が光を放っているみたいに一発で彼を見つけることができたのに。今はその光がなくなってしまったみたい。相変わらずステキなのはステキなんだけど、ただの通りすがりの人と変わらない存在になってしまった。曦光が庄序に恋していた時の描写。なんだかキラキラしていますね。そして今は「ただの通りすがりの人」と 笑。変わり身が早い気もしますが、庄序の曦光に対する仕打ちもひどかったですからね。次は林屿森と休暇を過ごすために苦手な飛行機に乗って彼の出張先に会いに行く曦光の気持ちの描写。对啊,这就是啊。 想见他,一秒都不想等,甚至可以克服恐飞。想突然出现在他面前,看他一瞬间的惊讶欢喜。想了无数见面后要做的事情,期待着和他一件一件完成。そうよ。そうなのよ。彼に会いたい、1秒だって待てない、飛行機恐怖症さえ乗り越えてしまうくらい。突然彼の前に飛び出して、彼がびっくりして喜ぶ瞬間が見たい。彼と会ったらやってみたいことがたくさんあって、二人で一つ一つやっていくのを楽しみにしてる。この<想见他,一秒都不想等>というのが、まさに「恋する乙女」って感じですよね~。なんかキラキラ。甘いし、ベタすぎ。しかし、年度末、仕事でぐったりのおばさん(私)にとってストレートに入って来てちょっとホッとしたんですよね。カッコつけたり取り繕ったりしていない感じ。ちなみに訳は、辞書も見ないで自分の気持ちのままに書いたので、文法的には正しくありません。くれぐれも原文と突き合せたりしないでね( ̄▽ ̄)この《骄阳似我》、ドラマ撮影中らしいんですけど、これは絶対小説の方が面白いと思います。主人公の心情が文字で読めるから。こんなのセリフにしたらめっちゃクサい感じになってしまいそう。顧漫さんの次の作品、早く読みたいな~。でも数年後になりそう。なんせ彼女の別名は「乌龟漫」ですからね。
2025.02.24
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今日は日曜日。昨日、土曜日は休日出勤でした。なので昨日から「明日は休日を満喫しよう!」と決心し色々考えましたが、別に何も思いつかず。。。映画も見たいものがなく。。。というわけで音読練習。先週の「中国語書籍を読もう会@大阪」でトミモさんが話題の小説《长安的荔枝》の紹介中に、小説中の一節の朗読を披露してくださったんです。それを聴いてう、うまい。。。(;゚Д゚)プロみたい。いや、プロ?!と感動したのを思い出し、自分もちょっと中国語の文を音読してみようかと思いつきました。というわけで、早速音読用の文章の選定です。夜中に色々なテキストを引っ張り出してあーでもないこーでもないとしばらく悩み(実は「どれにしようか」と悩む時間が楽しかったりもします(;^_^A)結果「新編中国語講座 第2巻 読物編」の中の谢冰心の短編《落价》を音読することにしました。どこかで「味のある文章」と紹介されているのを見かけたのが谢冰心に決めた理由です。というわけで、昨日の夜は読む文章だけ決めて就寝。今朝は8時に起きて朝マックを食べに行き、その後コンビニに寄って音読用にテキストを拡大コピーし(色々書き込むため)その後図書館に行ってテキストのコピーに音読する時のためのピンイン等の注意書きを書き込みました。図書館では音読はできないので家に帰って洗濯や掃除を済ませて、午後から家族が出かけたので「今だ!」とばかりに音読練習です。しかし。。。全然ダメ(;一_一)過去にも何度か思い立って音読をしようとしましたけど、いつも途中で挫折。まぁ、理由は自分のあまりの下手さに耐えられないからなんですけど。大体、中国語を口から発するのって、何か月ぶり?もしかして何年ぶり?まず、声が出ませんよ 泣。まずぎこちなくざっと一回読んでみて、次に段落ごとに区切って同じ段落を何回か繰り返し読んで、次に意味を考えながら中国語っぽく聴こえるように読んで。。。とトータルで30回くらい読んだところで家族が帰宅したので音読練習終了。その後、夜に家族が入浴中にあと2回くらい読みました。結果、判明したのは自分、中国語読むのめっちゃ下手やんということですね~。分かりきっていることですけど 汗理想と現実が乖離しすぎている。。。orz中国語の本を読むにはしゃべりの能力は必要ないし、これからも中国語を話す機会なんてないだろうし。でも、でも、中国語を流暢に話せたらカッコいいなぁという憧れは常にあるんですよね。ちなみに私は2005年からコロナ前の2019年まで毎年1回中国に行ってたんですけど一人旅だったのでほぼ誰ともしゃべらず、コンビニの店員さんに“要袋子!”とか空港に向かうタクシーの運転手さんに“国际门口!”とか旅行中はいつも2~3回、それも一言しか話していないんですよね~。話すことはもうあきらめた方がいいのか。まだまだ頑張れるのか。自分でも分かりません。ところで今日読んだ谢冰心の短編《落价》。いまいちラストが心に刺さらなかったんですけど、この文章が書かれた1988年には反響があったんでしょうか?この時代の中国人にのみ理解できる心情なのかもしれませんね。私は3~4回目に読んでやっと意味が分かりました。というわけで、今日はとりあえず「何かやった!」と言える休日でした。明日も仕事なので早く寝ないと。
2025.02.16
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2月9日(日)に大阪に行ってきました!日帰りで!いや~。半年ぶりの県外お出かけでしたわ~。都会は人が多くてつらい。目的はネズミのチュー太郎さま、トミモさま主催の「中国語書籍を読もう会」に出席するためです(^-^)もともとこの日、「令和ロマン髙比良くるまさん『漫才過剰考察』(辰巳出版)発売記念サイン本お渡し会」が紀伊国屋書店グランフロント大阪店で開催されるということで、「絶対行きたい!」とアカウント複数で申し込んでいたんですけど残念ながらすべてハズレ。。orzもうとにかく死にそうにガックリ(;´д`)していた時にチュー太郎さまから「『中国語書籍を読もう会』に参加しませんか?」とお声がけがあり、どうせその日は大阪に行く気マンマンだったので「参加させてください。」とお返事しました。当日は朝5時起きで博多まで行き、新幹線で新大阪まで。新大阪からまずはなんばの「なんばグランド花月」に直行して、お笑い芸人さんのグッズを買い漁り、その後なんばから箕面船場阪大前駅すぐの「中国語書籍を読もう会」会場に直行し会に参加し、その後箕面船場阪大前駅から新大阪に直行し新幹線で帰ってきました。家に着いたのは午後11時。新大阪駅と「なんばグランド花月」と「中国語書籍を読もう会」会場を地下鉄で行き来しただけの1日でした。疲労困憊。大阪みやげ。新大阪駅で551の豚饅とりくろーおじさんのチーズケーキ。ベタ。なんばグランド花月の芸人さんグッズは令和ロマンのステッカーが売り切れだったのでなぜかミルクボーイのステッカーを買いました。←なぜ?そして会の参加者に配られたラミネート加工のしおり。お気遣いありがとうございます<(_ _)>さてさて「中国語書籍を読もう会」についてですが、みなさまそれぞれ素晴らしい発表で作品に対する愛が感じられました。私がテーマに選んだの巴金先生の《愛情的三部曲》の中の最初のお話《霧》です。この作品に関する私の感想はこちら。私は発表で史上最強の優柔不断男・周如水のダメ男ぶりを力説したのですが、それに対して「巴金先生の他の作品《家》の中の高三兄弟の長男や《寒夜》の主人公にも通じるものがある。」というご意見をいただきました。巴金先生自身がこういう性格なのでは?というご意見もありましたが、個人的には巴金先生は言いたいことを言う勇気がないこのタイプの人間が大嫌いなんだろうなと思っています。特に《霧》と《寒夜》の主人公は全くいいところ無し。結末は悲惨。そして《霧》の中の巴金先生の主人公に対する描写は主人公を見放しているのではないかとさえ感じられるくらい冷ややかなのです。というわけで、巴金作品における「もの言えぬ」三大男性ランキング~♪パチパチパチ第1位 《家》高覚新名門・高家の長男の長男。まだ学生の時に父が亡くなり、学校を辞めさせられて家を継がせられる。さらに仲の良い幼馴染がいるのに親の決めた女性と結婚させられる。すべて対して無抵抗。同じお屋敷に住む上の世代の叔父や叔母の好き勝手な発言や振る舞いにも黙って耐える。常に無抵抗。読んでいてイライラしたけど、お金持ちのボンボンらしくおっとりしているし、長男としての責任感が垣間見える瞬間もちょっとだけあるので他の二人よりマシ。第2位《寒夜》汪文宣母と妻と同居している。母と妻は折り合いが悪く、常に衝突している。汪文宣は二人の争いを見ながらどちらかの味方をするでもなく、だからといって二人の仲裁をするわけでもなく「はぁ~。。。仲良くして欲しいなぁ。。。」と心の中で願うだけ。自分からは一切行動しない。「なんやねんコイツ(; ・`д・´)」とやっぱりイライラするけれど、貧乏だし、不治の病にはなるしでちょっとだけ同情心を誘う境遇なので周如水よりは憎たらしくはない。第3位《霧》周如水 ←だんとつワースト!留学帰りの童話作家。翻訳家。「勇気」と「良心」の間で悩める青年(笑)。わたし的にはほとんどコメディアンな人。自分の勇気の無さを「ボクは良識のある人間だ。だからこそ発言する勇気がないのだ。」という独自の持論を展開し、発言する勇気がない自分を正当化している。決断や発言から力いっぱい逃げている卑怯な男。私は大嫌いです。巴金先生もたぶん嫌いだと思います。文章に主人公である周如水への愛が全く感じられないし、作品中の彼に対する扱いがひどい。次のお話《雨》では軽んじられ、作者から完全に見捨てられた存在です。以上私の「もの言えぬ」三大男性ランキングでした。ところで「中国語書籍を読もう会」で紹介された本の中で一番興味があったのがトミモさんご紹介の《长安的荔枝》です。家に帰ってすぐポチっちゃいました。楽しみ~(^-^)
2025.02.11
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今日は土曜日。午前中にすべて用事を済ませ、午後からは何をしよう。。。としばし思案。で、思いついたのが、最近ネット巡回をしている時にちょいちょい出てくる広告のコミックを読んでみよう!オーッ!です(^-^)コミックのタイトルは明かせません。恥ずかしい。いわゆる「なろう」系小説原作の転生ものです(;^_^A私、漫画大好きですが、読むのはもっぱら紙の本なので「めちゃコミック」とか「コミックシーモア」とかには登録していなくて、読みたいと思ったら必ず紙の本を手に入れるのです。というわけで、まずは近所のブックオフへ行ったら、ありました。1、3、4巻。。。。2巻がなかったので今度は市内の別のブックオフへ行き、2巻を探しましたが無い。。。で、引っ込みがつかなくなり次に市内の書店に行きましたが、ここにも無い。。。で、別の書店に行きましたがやっぱり無い。。。結局3時間かかって市内を運転しまくった挙句2巻は発見できず。。。orzで、帰宅して、さっきネットで2巻をポチったところです ゼイゼイ問題は1、3、4巻を読んで後で2巻を読むのか?2巻が届いてから最初から順番に読むのか?ってことですよ!みなさんならどうします?というのが今の最大の悩みです 笑しょうもないことに時間を費やすことができるって本当に贅沢ですよね。というわけで、今日は自分的には充実した休日でした(^-^)
2025.02.08
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ついこの間読み終えた小説《一生一世美人骨》。Youtubeや百度で検索したら《一生一世》というタイトルでドラマ化されているということが判明しました。で、動画をちょこちょこ見てみたら、どうやら現代を舞台にしたお話のみで前世のお話はほとんど出てこないっぽい。あれれ??前世の場面がないとこのお話根本から成り立たないのでは?と思いながらYoutubeで《一生一世》関連の動画を漁っていたら、ある時おすすめに《周生如故》という古装片の動画が上がってきました!主役も《一生一世》と同じ白鹿と任嘉倫。というわけで《周生如故》の動画をいくつか拾って見てみたら、これ《一生一世美人骨》の中の前世部分のお話ですね(@_@)このお話だけで一作品作っちゃったんだ!なんと、《一生一世美人骨》という1冊の小説でドラマを2作品制作しちゃってるんですね。まあ、よく考えたら、原作中の前世部分はほんの一部分だし、その一部分の撮影をするためだけに古装片の撮影所を借りて衣装を作って・・・となるとかなりもったいないですよね。なので前世部分だけで一つ古装片ドラマを作った?で、で、《一生一世》と《周生如故》を前後編の大きいドラマと位置付けた?などと、今日一日仕事の合間にぼんやり考えていたんですけどね。よく考えたらこのドラマ数年前の作品なので、これに関する考察はネットで散々され尽くしたことでしょう。たぶん。主役の時宜を演じた白鹿さん。原作では「絶対的美人!」くらいの描写をされていましたが、白鹿さんはおとなしめの正統派美人。おまけに顔がめちゃくちゃ小さい!なので美人度があまり目立たなかったわ。こちらは周生辰を演じた任嘉倫さん。お顔が可愛すぎてちょっと原作の周生辰とイメージが違ったかも。あくまでも個人的感想よ!ファンの人、怒らないでね!というわけで、こういうドラマの作り方もあるんだなと驚いた出来事でした。ドラマ《一生一世》と《周生如故》を混ぜて編集しなおしてドラマ《一生一世美人骨》を作ったりできないのかな?絶対面白くなると思うんですけど。
2025.01.20
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今日は土曜日。午前中病院に行く用事を済ませて、お昼まで何しよう・・・?というわけで、昨年2024年に読んだ中国語の小説をまとめてみました!《人世间上・中・下》梁晓声《会有天使替我爱你》明晓溪《繁花》金宇澄《坏小孩》紫金陈《骄阳似我上・下》顾漫《凛冬之刃》于小千《爱情的三部曲》巴金《我的曼达林》墨宝非宝冊数で数えると11冊、作品数で数えると8作品です。昨年12月に入った頃、急に「あれ?今年中国の小説ちょっとしか読んでないんじゃね?」と気づいて焦って《爱情的三部曲》と《我的曼达林》を読みました!誰からも「読め!」って言われていないのに勝手に自分に何かを課して勝手に焦って・・・自分でも意味不明・・・全部は紹介できませんが、特に心に残っている小説は以下のとおりです。まずは《繁花》。これは文体が独特で、かつ人物の会話部分に引号(“ ”←カッコ)が無く、文章の途中でいきなり人の会話に切り替わったりして読みづらく、苦労しました(;´д`)途中で何度も挫折しかけて、読み終わるのに約2ヶ月かかりました!しかし、この小説には上海の街や当時の文化風俗の描写が大変細かくそして濃く描かれていて、上海旅行歴10回以上の私は「この店、この通り、行ったことある( ̄▽ ̄)」と嬉しくなる部分もありました。日本語翻訳版の宣伝に「上海好き必読」みたいな煽り文句がたぶんあったと思うんですけど、本当にその通りだと思います。次に《坏小孩》。これは私が中国好きなことを知っている職場の同僚が「この日本映画(『ゴールド・ボーイ』)中国の小説が原作なんだって。」と教えてくれたのがきっかけで購入しました。これは、もう「スリル満点」←この一言に尽きます。読みながらあまりにもドキドキしすぎて読み進めることができず、読んでいる途中で心を落ち着かせるため何度も休憩を入れなければいけませんでした。ラストもミステリーらしい良い終わり方。読んだ後も2、3日引きずりました。次は《骄阳似我》。これは上巻が2013年に出版されていてその後ずーっと下巻のニュースがなかったので「下巻はもう出ないのかな?」とすっかり諦めていましたが昨年ネットで下巻が発売されていることを知りすぐさま購入しました。とりあえず下巻を読みましたが、上巻を読んだのが10年近く前なので細かいエピソードを忘れており、再度上巻を読み直しました。そして、再度読んだ上巻にもまたまた夢中になりました。面白いわ~(*´▽`*)この小説は本当に「ザ・少女漫画」よ!夢見る女の子が絶対好きなお話。お金持ちの令嬢がお金持ちで包容力のある男性と結ばれる、ってね!最初、とある誤解から男主が女主につらく当たる場面はありますけど、そこもお話のスパイスになっていて良いです。包容力のある林屿森のキャラクターが良い(●^o^●)おばちゃん、惚れた! 笑というわけで昨年読んだ中文小説の中で一番夢中になったのは《骄阳似我》です!パパ~ン!!みなさん、ガクッときた?あくまでも、私個人が大好きだった小説ってことで。仕事仕事でくたびれ果てている毎日、少しでも現実逃避したいんです。わかって!今年も面白い中国語の小説が読めるといいな。何かお薦めの小説があればぜひ教えてください。
2025.01.18
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今日で三連休終わり!この三連休、私は何の予定もなかったので、一つ前の記事の《我的曼达林》を買った時に合わせて購入していた墨宝非宝さんの《一生一世美人骨》を読みました。表紙カバーはこんな感じ。カバーを外した本体の表紙はこんな感じ。もともとこの表紙で売っていて、上の小豆色のカバーをかけて「新装版」として売り出した?という疑惑が・・・(中国だったらやりかねない)しおりは田舎には珍しいおしゃれカフェの案内カードよ。家に籠ってずーっと読んでいたら耐えられなくなったので気分を変えるためにマックやドトールで1~2時間読んだりしました。内容はというと、連休の暇な時間を過ごすのに最適なメロドラマでしたわ(^-^)著者の墨宝非宝さんは有名な脚本家だそうで、読者を引き込むのが上手い!この《一生一世美人骨》は夢中になることができ、読んでいる間は仕事上の悩み事を忘れられました。←現実逃避との意見もありそうですけど(;^_^Aストーリーは簡単に言うと輪廻転生ものかな?前世の記憶を持っているヒロイン时宜が前世での想い人周生辰(今生でも同じ名前)を見つけ、強引にアプローチして恋人同士になる・・・簡単に言うとこんな感じ。时宜の職業は声優。彼女は道を歩けば誰もが振り返るほどの美人なのですが表舞台に出ることは好まず、裏方である声優として日々仕事をしています。周生辰は化学の研究者。14歳で大学に入り、19歳で博士号を取った天才。寡黙でめったに感情を表に出さない。ルックスは普通。この二人が恋人同士になるわけですが、周生辰の家が大富豪の旧家でちょっと訳ありということを除いたら、現代の普通のラブストーリーです。前世のエピソードの割合はちょっと少なめで、时宜は前世の記憶を持っていますが、周生辰は結局最後まで前世の記憶を思い出すことはないんです。「なぜ美しい时宜のような女性が面白くもない自分なんかを好いてくれてるんだろう?」との彼の疑問は最後まで解明されないまま 笑。周生辰が前世の記憶を思い出さないってことは、名前が偶然一致しているだけで、実は彼は前世の周生辰の生まれ変わりではなく全くの別人だった!みたいな可能性もあるんじゃないの?とも思ったり。とにかく时宜は周生辰を前世の小南辰王(周生辰)の生まれ変わりと信じて、彼にストレートに愛をぶつけるんですよね。周生辰も彼女の愛に応えてどんどん彼女を好きになっていくんです。お話の内容はほぼ主人公二人のラブラブ場面です。周生辰の家のお家騒動というエピソードも挿入されていて最後まで飽きずに読めました。ただ、前世と現在の話がほぼ交わらないところが気になりました。时宜の心の中だけで完結していて周生辰に前世の記憶を打ち明けることもないし。周生辰にも前世の記憶を思い出して欲しかったな~というのが私の感想です。ところで、小説中で时宜があまりにも「美しい」「美しい」と連呼されているのでドラマ版の时宜を演じているのは誰か確認しました白鹿さんでした。そうか・・・白鹿さんか・・・美人なんだけど、普通に正統派の美人。私の理想はやっぱりディリラバさんですかね?年齢が合えばアンジェラベイビーさんでも。やはりそこまで「美人」というならそれくらいハッキリしたけばけばしいくらいの美人に演じて欲しかったな。というわけで《一生一世美人骨》はここまで。あ~あ、明日からまた仕事。とりあえず12時までに就寝しないと。では。
2025.01.13
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巴金の《愛情的三部曲》を読んだ後、「今年、もう1冊いけそう。」と思いつき、手に取った墨宝非宝の《我的曼达林》。12月23日(月)から12月27日(金)まで昼休みの45分間読んで、年末休みに入り色々忙しくて中断し、今日12月31日の午後読み終わりました!王道のお手本的文章できっちり綴られた巴金作品をみっちり読んだ直後に選んだこの《我的曼达林》。ニュアンス文章?というか何というかめっちゃ余韻のある文章の作品で巴金作品を引きずった状態で読み始めたので最初ちょっと違和感がありました。表紙はこんなの。外側のカバーは透明フィルムに絵が描いてあるちょっと変わったもの。しおりはマリメッコの布バッグのタグにしました。なんか可愛いですよね(^-^)ストーリーは「ザ・幼馴染もの」です。ネット小説で幾度となく出てきた普通の女の子が頭脳明晰で高身長で超絶イケメン男子に愛されるという超あるあるパターン。女主の名前は初见。男主の名前は检边林。初见は最初人名ではなく動詞だと思ったわ 笑。检边林も人名に見えなかった。。。中国の人名は難しいですね。检边林は現在爆売れ中の元歌手の俳優。彼は5歳の時に出会った同い年の女の子、初见をずっと想い続けています。しかし初见は彼を異性として意識することができず、何年もの間彼のアプローチから逃げ回っているのです。それにもかかわらず、一途に彼女を想い続ける检边林。大スターの彼が事あるごとに初见に愛情表現をするにもかかわらず、彼女はいつも拒絶はしないものの、さらりとかわしているんですよね~。十代の頃、自暴自棄になって、彼女が別の男を好きになって結婚したら、自分は待つ、彼女が離婚するまで待って、彼女をもっと幸せにする、また、もし彼女の結婚生活が幸せでなかったら、すぐさま彼女の夫をぶん殴って彼女を連れ戻すという想像をした。みたいな彼の想いについての描写があり、ちょっとキモっと思ってしまいました。20年以上も一人の女性を追いかけ続けてほぼ無視されてるって。。。检边林がカッコいい主人公だからどうにか持ちこたえているけど普通の男性だったらストーカーです。检边林にとって初见だけが女性に見えるらしい。もう病気。変態。というわけで、ラストは予定通りのハッピーエンドです。意外性なし。この小説はドラマになるのかな?でも、あまりにも使い古された設定なので独自性が出ず難しいかも。というわけで、2024年はこれで最後です。みなさま、よいお年をお迎えください<(_ _)>では
2024.12.31
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年の瀬が近づき「もう1冊くらい中国語の本を読まないと アセアセ」と謎の焦りに苛まれて色々迷った結果、巴金の《爱情的三部曲》を読むことにしました。《家》に激ハマりした過去を持つ私。巴金先生の代表作の一つと言われる《爱情的三部曲》はやっぱり押さえとかないといけないよね~と思って。この《爱情的三部曲》は《雾》《雨》《电》という三篇の中編小説から構成されています。三篇に共通する登場人物が何人かいて、作品ごとに主人公が入れ替わります。表紙は印刷ではなくエンボス加工によって文字を浮き上がらせたデザイン。イラスト(?)は意味不明。今日午前中に読み終わって、ブログ記事にするため図書館でノートにまとめました!でもブログにはこんなに詳しく書けないわ~(;^_^Aまずは《雾》。主人公は周如水という文筆家兼翻訳家。彼は夏を過ごすためにとある海辺のホテルを訪れますが、そこには面識のある女学生张若兰が滞在していました。二人の仲はひとつ屋根の下(?)で過ごすうちに深まっていきますが、周如水は複雑な家庭の事情を抱えていて、その上超のつくくらいの優柔不断な性格のため、なかなか张若兰に告白することができません。ここらへん、読んでいて私もイライラ(-"-)。周如水のこの性格は同じ巴金の作品《寒夜》の主人公・汪文宣に似てますね。とにかく「決断」ができない!で、結局は待ちくたびれた女性の张若兰の方から周如水に告白するんですけどね。昼休みにコンビニおにぎりを食べながら「結局はハッピーエンドなのかな?」と思いながらフンフン♪と読んでいたら、告白を受けた周如水の返しが衝撃で、思わず「は?!( ゚Д゚)」と結構な大声が口から出てしまい、隣の席の同僚をびっくりさせてしまいました。未だに「これ喜劇じゃないの?」と本気で疑っています。コントとしか思えない。。。次は《雨》。これは周如水の友人・吴仁民が主人公。性格は周如水と違ってはっきりしています。最近妻が亡くなり、親友の陈真も交通事故で死んでしまい、ちょっぴり沈んだ日々を過ごしている吴仁民。彼は陈真の墓参りに行った時に出会った女性・熊智君と付き合い始めますが、そのタイミングで現在不幸な結婚生活を送っている元カノ玉雯が彼に急接近してきて奇妙な三角関係が始まりそうになります。そこはきっぱりした性格の吴仁民。玉雯をサクッと拒絶しますが、その結果。。。みたいなストーリー。個人的にはこの《雨》も個人的には「あらら( 一一)」という感想でした。熊智君の最後の行動が唐突すぎて。で、最後の《电》。繁体字だと《電》なので、出版当時はこの三部作はのタイトルは「雨」の部首で統一されていたのよね。このタイトルの意味は的确像几股电光接连地在空中闪耀と「序」に書いてありました。訳すの面倒くさいので字面で想像してくださいね(;^_^Aいちおう主役は李佩珠という女性ですが、彼女が属する革命運動の団体の仲間が次々に登場してきて団体の活動の中でいくつかの恋愛関係が発生します。《雨》の主人公・吴仁民もこの《电》に登場します。そして李佩珠と恋仲になります。実はこの吴仁民、《雨》のラストで「もう恋愛はこりごりだ~(*´▽`*)」ってな気持ちになっていたはずなんですけどね。その気持ちはきれいさっぱり忘れたみたいよ。ところで、この《电》はちょっとシリアス。革命運動をすすめていく中で多くの仲間達が捕まり、銃殺されたり、拷問されたりします。ラストも、なんだか明るい未来が見えないような終わり方。読み終わった後、「李佩珠、なんとか生き延びて欲しいな~。」と願わずにはいられませんでした。というわけで、以上で巴金《爱情的三部曲》の紹介というか感想終わりです。で、で、最後に絶対言いたいのが巴金の作品はお手本のような文章でめっちゃ読み易い(^-^)!ってことです。中国語学習者のみなさん、巴金を読もう!って私が最近気づいただけで、この事実はみんなさんご存じの常識?巴金の良さに気付くのが遅すぎたわ~とめっちゃ後悔しています。
2024.12.21
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うちの地元、かなりの田舎なのに、この前の「西湖畔に生きる」に引き続きまたまた中国映画がやってきました(^-^)珍しい(^-^)と、いうわけで「国境ナイトクルージング」を見てきましたよ~。ところで、昨日、市内の国立大学の中国人留学生二人と話す機会がありました(日本語で会話)。で、話のネタが無くて、思わず「明日中国映画を見に行くんです~。」と話したところ、「え?中国映画?中国語の題名は?」と携帯で調べ出し、中国語タイトルが《燃冬》と知った二人は顔を見合わせてギャハハハ!!と大笑い。超高速中国語で二人で何やら言い合っていましたが、なんか、あんまり良い内容ではなかったみたい。二人が話す中国語が速すぎて聴きとれなかったのですが、雰囲気で。ということがあり、この映画についてちょっぴりケチがついたような状態で鑑賞。元フィギュアスケート選手で脚の怪我で選手生命を絶たれた女の子と、上海で働くエリートではあるものの何やらストレスを抱えている青年と勉強嫌いで現在は食堂で働いている青年の3人の登場人物が織りなす延吉での数日間の物語。北朝鮮との国境に接していてハングル文字やハングル語が飛び交う街、延吉。街の風景は良く描かれていると思いました。しかし、登場人物の気持ちをもっと深く掘り下げて欲しかったな~。というのが正直な感想。こういう風に淡々と描いていくのも一つの手法なんでしょうけど、私の感性が鈍いのかどうなのか知りませんが(たぶんそう)もうちょっと登場人物の心の底を覗いてみたかったです。そして、映画の間中気になって気になって仕方がなかったのがコレ!主役の一人、刘昊然くんの口ひげ!笑少年顔の刘昊然くんには全く似合っていないと思いました。どこから借りてきたの?って感じで。再度言わせていただきますが、全く似合っていませんでした。ラスト近く、屈楚萧演じる勉強嫌いだったシャオがゲームで手に入れた辞典を荷物に詰めてバイクに乗って街を飛び出すところでやっと私の好きな場面が出てきた~( ;∀;)と思いました。自分の可能性を追い求め新しい世界に向かって走る若者という分かり易い表現。ベタと言われようがなんだろうが、私はこういう分かり易い描写が大好きなんですよね。最後に、劇中とエンディングに出てくる歌は屈楚萧くんが歌っているらしいです。この歌がめっちゃ良かった!蘇珊的舞鞋みなさんも聴いてみて!是非!とっても良い歌ですよ(^-^)
2024.12.07
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とりあえず、近場で中国映画が上映されたら必ず見に行くようにしています・今日は呉磊くん主演の「西湖畔に生きる」(原題《草木人間》)。パンフは買えなかったけどチラシをもらってきました。舞台は杭州。大学を卒業したものの就職できず現在求職中の男の子目蓮とその母親で茶摘みの仕事をして生計を立てている苔花の物語。目蓮の父で苔花の夫の何山は10年前に失踪して現在生死不明。呉磊くん。大人になりましたね~(^-^)苔花は、茶畑の持ち主の銭さんと密かに交際していましたが、この交際が銭さんの母親に知られ、猛反対され、苔花は茶畑を追い出されてしまいます。その後、お茶畑で一緒に働いていた同僚に誘われ、足裏シートの販売の仕事を始めますが、これがいわゆる「マルチ商法」と呼ばれる商売で。。。みたいなお話。とりあえずこの映画、主役は呉磊くんということになっていますが、実は主役は母親役の蔣勤勤さんです。この方の振り切った演技から目が離せない。蔣勤勤さん。私が最初に見たのはドラマ《射雕英雄伝》の穆念慈役。幼い頃に両親を亡くした幸薄いイメージの美女でした。次に見たのはドラマ《神探科藍》の杏儿。主人公科藍の幼馴染で三つ編みヘアーの普通~に可愛い女の子。次に見たのはドラマ《半生縁》の顧曼璐。一家7人を養うためにダンスホールで踊り子をしてお金を稼ぐお姐さん。職業柄なのかなんなのか性格はキツい。実は当時、蔣勤勤さんが演じるこの顧曼璐の演技に衝撃を受けたんですよね。額に青筋立てて怒鳴り散らす顧曼璐を見てうわぁ。。めっちゃハイパー演技( ゚Д゚)と一人密かにビビっていたのです。というわけで、今日映画「西湖畔に生きる」を見たわけですが、この映画の中の苔花は顧曼璐の少なくとも十倍はイっちゃってる(;゚Д゚)とびっくりしました。マルチ商法に洗脳されるとこんなになっちゃうの?怖い~(>_<)まあ、映画だからオーバーに演出されているとは思いますけど。この映画、蔣勤勤さんの振り切った演技が見所の一つだと思います。呉磊くんを見に行ったつもりでしたが、蔣勤勤さん演じる苔花から目が離せませんでした。超美人の女優さんなのに、この映画の中ではノーメイクどころか農村婦人の肌荒れ風メイクまでされてちょっと誰だか分からない!ザ・女優!最後に、映画の中の杭州の風景が素晴らしかったです。山の緑が美しくて、視力回復に役立つかも 笑
2024.12.01
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仕事関係とか色々むしゃくしゃしてて、勢いで夜中にポチってしまっていた。。。映画「青春18×2 君へと続く道」の公式写真集。今日帰宅したらポストに入っていました。グレッグ・ハン。最初に見たのはドラマ《想見你》です。このドラマはストーリーも良かったのですが、何といってもアラサーのグレッグ・ハン演じる素朴な高校生役にハマっちゃってハマっちゃって( ̄▽ ̄)いい感じの塩顔でめっちゃ好み♡こんな息子が欲しいと心から思いました。次に見たのが映画「青春18×2 君へと続く道」。これは4回見ました(←病気)ブログ記事には3回までしか書いていません。4回とはさすがに書きにくかったので(←謎に見栄張り)。この映画では18歳の高校生役とその18年後の36歳の社会人役を演じていましたがどちらも違和感なく演じていて、演技力もあるのね。。。と。というわけでこの写真集。良い写真が多かったです。ポーズを決めてカシャッ!ではなく、本当に撮影中の一部分を切り取った感じ。切り取って写真立てに飾りたい写真がいくつかありました。かといって保存用にもう1冊買うほどは入れ込んではいないのですけど。グレッグ・ハンの他の作品も見たいのですが、最近はサブスク優先のためかなかなかDVD化されていないんですよね。うちは現在サブスクには入っていないんですけど、やっぱり1つくらいは入ろうかと検討中です。
2024.11.29
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最近特に仕事が忙しく、毎日毎日極限まで集中して業務をこなしているので仕事以外の時間はぐったり。新しい中国語の小説を読む気力など当然ありません。昨日も仕事から疲れ果てて帰って来てソファーでぼんやりテレビを見ていたのですが、ふと「ああ~・・・もう何日も中国語を触ってないなぁ。」と思って、リビングの片隅に乱雑に積んである本の一番上にあった《骄阳似我》下を手に取りました。頭が疲れている時はこういう軽~い恋愛小説が一番よ。以前にしっかり読み込んでいるのでお気に入りの場面を読み返すという形でパラパラとめくりました。主人公の曦光と林屿森のラブラブ場面も胸キュンで良いのですが、「こじらせ男子」の庄序からなぜか目が離せません。イケメン・高身長・頭脳明晰とモテの条件を完備しているにも関わらず恋愛方面の駆け引きでは作戦失敗のかわいそうな彼ですよ。庄序くん。大学三年生の時に出会った同級生の曦光に一目ぼれされて彼女から数々のモーションをかけられるも常にノーリアクション。最終的に曦光は庄序に正式に告白しますが、そこでもノーリアクション。その時にルームメイトの容容から「庄序は私の家のお隣さんで彼と私は幼馴染なのよね~。フフン」とマウントをとられ、曦光は庄序と容容が付き合っていたの?と思って、庄序に「あなたと容容が付き合ってたって知らなくて告白しちゃってごめん!でも私はあなたのことがずっと好きだから!」というメールを送ります。が、そのメールにも庄序は返事無し。というような前置きがあっての《骄阳似我》下 。下巻でもはっきりとは描かれていませんが、実は庄序はずっと曦光の事を好きだったようです。貧しい家庭出身の庄序は人目を惹く美人で大金持ちの令嬢の曦光に釣り合う人間になるため、大学で優秀な成績を獲得し高収入が得られる世界的企業に就職できるよう努力していたらしい。で、曦光が自分と同じ上海の企業に就職できるよう(無表情で)手助けをし、大学を卒業し二人とも上海で働くようになったら、その時が二人の幸せな将来の始まりだ…と密かに計画(妄想?)していたらしい。そんな庄序の密かすぎて伝わらない計画(妄想?)には全く気付かなかった曦光。大学卒業後蘇州の会社に入社し、そこで上司、林屿森の真正面からの告白を受け、庄序から振られた(と彼女は思っている)心の傷をやっと癒すことができました!そして庄序はというと、世界的銀行に就職し高収入でステイタスもある男性となり、「やっと曦光と釣り合う人間になれた!」とほっとしたのもつかの間、目の前に現れた曦光にはすでに恋人が!ここからの庄序くんの壊れっぷりがすごいのです(@_@。。曦光を感情的にひどい言葉で罵ったかと思えば、「俺は何を間違っていたんだ!?なあ!?何を間違っていた?」と激しく曦光に追いすがったり。もう狂気 コワ~。読んでいる身としては、「学生時代にリアクションほぼゼロだったくせに今さらそんなこと言われてもねぇ。人は他人の心が読めるエスパーじゃないんだから。」と思わざるを得ません。で、で、以下が私の一番好きな場面。追いすがる庄序くんにビシッと言い放った曦光のセリフ “喜欢是想给那个人一切美好,是小心翼翼,生怕自己哪里说错做错,让他不喜欢,让他误会自己的心意。是竭尽所能地让他开心,是不理智地美化他一切行为,绝对不会把他往不好的地方想。” 庄序说:“你对他就是这样?” 我沉默了许久,最终还是轻轻地说:“不,是曾经对你。” 他的身形仿佛在刹那凝固。“他从来不会让我小心翼翼。”「人を好きになるって、その人にこの世界の幸せを全部あげたいと思ったり何か変なことを言って彼が私のことを嫌いになったり私の気持ちを誤解したりしないかなって思ってびくびくしたり、全力で彼を楽しい気分にさせるよう頑張ったり彼がやることは全部素晴らしいと盲目的に思い込んで、彼が悪いだなんてこれっぽっちも思わなかったりすることよ。」庄序は「君は彼(林屿森)にそうしている?」と言った。私はしばらく沈黙した後「違う、以前あなたに対しての私がそうだったの。」と低い声で言った。彼は一瞬固まったように見えた。「彼(林屿森)は私をびくびくさせたりなんかしない。」(てきとー訳なので原文と見比べたりしないでね。絶対。絶対。)私、この曦光のセリフ“不,是曾经对你。”が大好きで大好きで一言でバシッと決める。すごいと思いました。「好き」の定義は人それぞれなんでしょうけど、大学時代の曦光には庄序の「好き」は感じられなかったんでしょうね。というか読者である私にも分からなかったくらいだし。庄序はというと「黙っていても気持ちは通じている。」とでも思っていたんでしょうかね?本文にははっきりとは書いていませんが、無表情で曦光の卒論を手伝ったり就職活動を手伝ったりしたことが彼にとっての愛情表現だったと思われます。しかしその行動時の彼は無表情、無感情すぎて、彼の想いは曦光には全く通じていなかったのです。あと、庄序は大学時代周囲の友達から容容とカップル扱いされてもノーリアクションを貫いて否定しなかったのよ(肯定もしていないけど。)。なぜ?というような状況下で、曦光に庄序の気持ちを気づかせるなんて、無理だったんですよね。特に曦光はちょっと鈍感寄りのお嬢さまなので庄序の内に秘めすぎた想いに気付くのは不可能だったと思われます。庄序くん。「就職して一流のステイタスを手に入れるまでは…!」と我慢せずに、学生時代に曦光の想いを素直に受け取っていれば普通に両想いだったのにね。「お金目当てで曦光と付き合ったと絶対思われたくない!」というプライドの高さが彼の恋の成就を阻みました。まあ、こういうこじらせ男子の庄序は、素直で人の心の裏を察することができない曦光と付き合っても最終的には上手くいかなかったのではないかと思います。やはり大きな愛で曦光を包み込んでくれる大人~な林屿森が曦光とはお似合いですね。そんな庄序くんは、10年後にやっと曦光への想いを断ち切ります(番外編でね)。本編での庄序くんがあまりにも気の毒だったので、番外編を読んで庄序くんの明るい未来がうっすらと感じられてほっとしています。作者顧漫さん、番外編を書いてくれてありがとうございます!
2024.10.12
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