2005/03/03
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 必ず最初の2月7日「マメオトコプロローグ1」から読みなはれ!切に願う!


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「ん?」



どこかで見た面構え。

どこかで見た風貌。

どこかで見た面影。

どこかで見た顔面。

どこかで見た・・・・

































































おれは叫ぶ!!!




「よっ。久しぶり!!」






爽やかな笑顔で手を挙げるタクヒにおれは飛びつく。

そして互いにガッチリと包容しあう。

しかしタクヒが何故ここに!!








タクヒ・・・・本名、木村 拓飛(きむら たくひ)。

紳士で爽やな正義感溢れる好青年だ。

「さっきはモコトからおれを救ってくれてありがとうな!」

そう、おれはこの拓飛に助けられたんだ。








おれと拓飛は陸上部の仲間であり、お互いを切磋琢磨しあう良きライバルでもあった。

髪型は昔とは変わってサラサラのセンター分けの長い髪。



面影も少しワイルドになってあごひげをを生やしている。

「拓飛!なんで早く出てこないんだよ!誰かと思って焦ったぜ!」

「すまねぇな。イチモツをしまうのに時間が掛かってな。ふっ。」

拓飛がさっぱり理解不能の意味不明なことを言う。

「あの、水はどうやって放出したんだ?どこかからホースを持ってきたのか?」












「むぬぬぬぅぅぅ。うんごぉぉぉぁああああうううう!!」










またもやモコトが起きあがった!!!

モコトは・・・どうやらまだ夢の中だ!!!

おいおい。さっき起きたんじゃなかったのかよ!

長いんだよ、あほ!!!!






近くにいたリョウがモコトを阻止しようと、バビシャとの対決の時に見せたあの斬新な動きをする。

しかしモコトには全く効果がない。

リョウはモコトの張り手をくらい壁に叩きつけられる。

「だ・・・だぁーーーー!!だぁて・・・ガクリ。」

弱弱しい悲鳴を上げてリョウが気絶する。





さらにモコトは、次のターゲットを怪力の持ち主バビシャに向ける。

「うんごぉぉぉぁああああうううう!!」

モコトは白目をむいたままバビシャに突進する。

「うぉっ。も・・モコト・・・・!!」

バビシャは仲間であるモコトにパンチをくらわすことをためらっている。

「やれっ!!!やるんだバビシャ!!!そいつは、今は本当のモコトではないっ!!」

タックが叫ぶ!!

「えぇぇい!!!いたしかたあるまいっ!!!」

バビシャはためらいながらも剛腕パンチを繰り出した。

「ゴオオオオオオオッ!!」

空気を切り裂く音と共にバビシャパンチが・・・・・・










空振りする!!









なぜっ!!!

「で・・・できぬ・・・おれにはで・・できぬ!!できぬぅぅぅぅぅ!!!」

バビシャが頭を抱えてうずくまる。

バビシャは寸前の所でモコトを避けたのだ。

どこまでも優しい男よ。バビシャ。

それが命取りにならなければよいが・・・・。




バビシャが悲しみに打ちのめされている横で、白目のモコトが陽気に踊る。

「あばあばばばばばっばっっっばっばばば!!!!」

くそっ!!

こいつは狂っている!

陽気に踊るモコトは容赦なく丸くなったバビシャに蹴りを入れる。

「やめろぉぉぉぉ!!!!」

モーテルが必死に叫ぶ!










その時、拓飛の声がこだました。








「みんな!!どくんだ!!!」

先程までの爽やか拓飛とはうって変わって、拓飛の顔は・・・戦士の顔つきになっていた。

拓飛はホースを取りに行くのかと思ったが、何故かズボンのチャックを下ろし、おもむろにイチモツを取り出す。

「で・・・・でかっ・・・・!!」

ついつい口走ったタックが慌てて自分の口を抑える。

確かにでかい!

あれは幻のツチノコではないかっ!!!

こんなところに生存していたのかっ!!









しかし、なんでここでイチモツ?

拓飛・・・・気でも狂ったのか!?









そしてそこからものすごい勢いで水が・・・・・いや、隠しても仕方ない

な・・・・ここは正直に言おう。

シッコだ!

そう、シッコが噴射された!!

「タクヒ・ド・スクリュー!!」

拓飛は真顔でその技らしき名を大声で叫ぶ。

「シャァァァァァァァァッ!!!シャァァァァァァァァッ!!!」

拓飛のイチモツから激しくスクリュー回転で放たれたシッコ・・・・

せめて、敬意を払って「オ」をつけよう。

そう、そのオシッコは、モコトの脳天に直撃し、またもやモコトは吹き飛んで気絶した。










それを見たおれは、とにかくトイレに急いだ。










そして、トイレに駆け込み、顔面をタワシでこすりまくった!!!!!!!

「チクショウ!!「チクショウ!!チクショウ!!!!!」





おれの顔に飛んできたのは、拓飛のシッコだったのか!!!





しばらく洗いたくって、さすがに顔がヒリヒリしだしたのでやめて保健室に戻る。

石鹸も丸々一つ使い切ってしまった。






「拓飛は恩人だ・・・・拓飛は恩人だ・・・・拓飛は恩人だ・・・・」

保健室に戻るまでの廊下の途中、おれはそう自分に言い聞かせることによって、

止めどなく込み上げてくる怒りをなんとか胸の奥に押さえ込んだ。

保健室に戻るとみんなが心配そうにおれを見てきた。

「大丈夫かヨックン。顔が青いぞ。」

先程まで丸くなっていたバビシャが疲れた表情で質問してくる。

おれは即座に答えた。

「だ・・・大丈夫だぜ・・・ちょっと腹が痛くてな・・・ははは・・・」

そして無理矢理おれは笑った。

拓飛のシッコがおれの顔にかかったと知られたら、おれは一生笑い者だぜ。

そして、おれ自身がこんな屈辱を味わったという過去を作りたくないという気持ちも強かった。

こいつら容赦ねーからな・・・・






その時、おれは肩をポンっと叩かれた。

振り返るとそこには元凶の拓飛がいた。

そして拓飛はこう述べた。

「体調管理はしっかりな。ちゃんと薬も飲むんだぞ。」

殴りそうになった。

拓飛の顔面をボコボコになるまでボコりたい衝動にかられた。

怒りと恩義のギリギリの攻防戦だ。

あかん・・・もう・・もう・・も・・・・・もう限界やで。






そう思った瞬間、ナイスなタイミングで神戸が質問する。

「拓飛君はどぉして、ここに来たんだい?」

拓飛が説明を始める。

おれは堅くなっていた拳を少しだけ緩めた。






どうやら拓飛も、同窓会に出席するために来たらしい。

しかし、拓飛はあの赤い紙を見つけていなかったので、

どこへ行けばよいか分からずにこの広い中学校内をさまよっていたらしいのだ。

しかも驚くべきことはここからだ。

拓飛がトイレに行くと、不思議な事が起きたらしいのだ。

それは、今日はいつもと違いシッコのキレが一段と良かったらしくて、用を足そうとしたら、

シッコの水圧で便器が壊れてしまったらしいのだ。

実際あり得ない話なのだが、拓飛のパワーは先程この目で見ているだけに認めざるを得ない。

そこで、拓飛は「これは使える!」と、思ったらしくて、

その技に「タクヒ・ド・スクリュー」という名前をつけたらしい。

名前はカッチョイーけど、完全無欠のアホな技だ。

普通なら「そんなアホな話あるかい!」って事になるのだが、

やはり、ついさっき現実にその威力をまざまざと見せつけられているだけに、

その技についてコメントする者は誰もいなかった。

この中学校に足を踏み入れてから不可解な事ばかり起きている。

みんなも大体のことにはもう驚かないだろう。

慣れというのは恐いものだ。




「保健室で声が聞こえた時は、正直ホッとしたよ。
でも、中で誰かが誰かを襲っているのを見て、助けなければと思ってさ。
まさか君たちだとは思わなかったけどね。」




拓飛は目をキラキラ輝かせながら興奮気味に一気に話した。

長い時間、誰とも会わずこんな暗い中学校で一人だったのだ。

嬉しくなって興奮するのもしょうがないな。

今度は、俺たちが今までの状況を拓飛に話した。

拓飛にも会ったばかりで酷だろうが話すしかない。






「なんてこったぁ。土谷と安木・・・そしてヒロまでもっ!!がぁぁぁ・・・うっううっ。」

話を聞いて拓飛が号泣する。

そんなに仲良くなかったはずだが、そんな奴らの為に涙を流せるのが、この拓飛という男なのだ。



「あ・・・あいつは・・ヒロは・・・旗挙げ出来たのか?・・・・・は・・・はた・・・はたた・・あっ・・うっ・・・・」




拓飛は泣き崩れながら質問する。

バビシャがそんな拓飛に笑顔でゆっくりと、しかしハッキリとした口調で言う。

「あいつは・・・ヒロは・・・最後にでっかいでっかい旗を上げたよ。あいつは立派な旗挙げ戦士だった・・・」

バビシャの答えに拓飛はコクリと頷くと、拓飛はさらに大粒の涙をキラキラした目からこぼした。



とにかくおれたちは新しく拓飛を仲間に加え、また朝を待つことにした。

時刻はちょうど午前1時だ。

もう後、4時間あまりでこの長い夜が明ける。

それまでの辛抱だ。

夜が明ければこちらも動きやすくなる。

そう思っていた時だ。














「すまん。ちょっと提案があるのだが・・・・」

いつの間に起きていたのかモコトが唐突に発言した。













つづく。










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Last updated  2005/03/06 12:55:51 AM
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