2005/03/04
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 必ず最初の2月7日「マメオトコプロローグ1」から読みなはれ!切に願う!


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「すまん。ちょっと提案があるのだが・・・・」

いつの間に起きていたのかモコトが唐突に発言した。









みんなが一斉にモコトを見る。

モコトが少し考え、そしていつになく真剣な眼差しでゆっくりと口を開く。




























「マメオトコを・・・・・倒そうぜ。」
























「何言ってるんだ!モコト!!気でも触れたか!!」



「おれは対決したから分かったんだ!!あのマメオトコって奴・・・強い!!勝てる見込みはゼロだ!!」

「そうだ!バビシャでも倒せない相手をどうやって倒すんだて。だぁて・・・だぁて・・・・・」

ヒロがいなくなって以来、あの冷静沈着なはずのリョウですら弱気になっている。

みんなが熱くなっている中、モコトだけは冷静な口調で話す。

「ここで後、4時間粘る方がキツイと思うぜ。」

言われてみれば、そうかもしれん。

「しかも、朝になっても、逃げれるという保障は全く無い。」

モコトが続ける。








「さっきまでと状況は変わってる・・・おれ達には新しい希望がある・・・それは・・・・・・」

そう言ってモコトはゆっくりと指を差す。

・・・・その先には・・・・

















確かに、拓飛のあの技・・・なんだっけな・・うんっと・・・『タクヒ・ド・なんとか』は強力だ。

「だが、相手はあのマメマメオトコだぞ!!危険な賭けじゃじゃねーか!!」

熱くなりすぎたバビシャが少し噛みながらモコトの襟首を掴んでまくしたてた。

「うっ・・・・」

モコトの表情が苦痛で歪む。



タックがバビシャを必死で止める。






しかし、バビシャが怒るのも無理はない。

今日のモコトはいつも以上の失態を繰り返している。

特にバビシャは安木と土谷の2人の死が重くのしかかっている精神状態だ。

ついでにさっきは寝ぼけたモコトに蹴られまくったばかりだし。

そんなモコトがマメオを倒そうと言っても誰も賛成する訳がない。

みんなに止められバビシャがモコトを離す。


「ゴボッ・・・・ゴボッ・・・・・・・・確かに信じられない話だろうが・・・聞くだけでいいから聞いてくれ。」

咳き込みながらモコトが必死の形相で言う。

「まぁ、取りあえず話してみろよ。考えるのはその後だ。」

バビシャはまだ少し不満げだ。








モコトとは大きく深呼吸すると、いつになく真剣な表情で語りだす。

「こいつの、拓飛の力を借りれば、メメオをも倒すことができる。」












・・・・・・・

はぁ!?

メメオ???

どちらさんでしょか?








モコトはマメオをメメオと間違えたことには気づいていないみたいだ。

訂正しようかと思ったが、久々に真剣に語るモコトの眼差しを見ていたら言えなかった。

こいつの見せ場をを潰してはならない・・・・・

そんな脅迫概念にとらわれてしまうおれがいた。








「確かに・・・拓飛の力を借りれば倒せるかもしれないが、失敗したらどうする!!」

モーテルがモコトに詰め寄る。

そんなモーテルを制するかのようにモコトはキッパリ言った。














「この作戦に・・・・失敗は許されない。」













・・・・・・・・・・・

当たり前だろう。

失敗したらあかんのは当たり前のことだ。

失敗したらどうする?って聞いているのに。

チンプンカンプンな奴だ。

みんながヤレヤレといった顔をしているのに気がついたのだろう。

モコトはすぐに続ける。

「100%失敗はしない。実は・・・・いい作戦があるんだ。」

みんなの目がほんの少しだけ期待に満ちる。

「いいか、まず・・・・・・・・・」

モコトは作戦の説明を始めた。











・・・・・・・・・・









モコトの説明はすぐに終わった。

果たしてこんな簡単な作戦でマメオを倒せるのだろうか?

いささか心配だが、上手くいけば倒せるかもしれん。

もうこうなったらやっるっきゃない!!

なんだか少しだけ希望が見えてきた。






目を閉じ、じっくりと話を聞いていたバビシャが最後に落ち着いた口調でモコトに問いかける。

















「モコト・・・・最後に質問があるんだ・・・・いわゆる一つの・・・お前の言っているメメオとは、マメオの事だな?」

















言いやがった!!!

この男、ずっとみんなが気を使っていたことを簡単に言っちまいやがったよ!!

モコトの体中が見る見るピンク色になっていった。







落ち込むモコトを尻目に、とりあえずおれ達はモコトが考えた『夜のトバリのメメオ作戦』を実行することにした。

あえてモコトのためにメメオという名称は残させてもらった。

そう、この作戦にはモコトが重要な役を担っているのだ。

おれはモコトに目をやった。

モコトの眼差しはいつになく真剣で、その瞳の色は宇宙のような広がりを持つっていた。

モコト・・・・今のお前ならば・・・できる。

この作戦・・・・確実に成功させてくれ。

今はそう願うしかなかった。








おれたちは各々武器を手に取り、またもや暗い廊下に足を踏み出した。







つづく。







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Last updated  2005/03/06 01:27:50 AM
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