全2件 (2件中 1-2件目)
1
脳や脊髄などの運動神経細胞が死滅し、全身の筋肉が動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の新たな原因遺伝子を発見したと、東京大医学部の辻省次教授や国立精神・神経医療研究センター病院の高橋祐二神経内科医長らの国際研究チームが発表した。論文が10日付の米人類遺伝学会誌電子版に掲載された。 この遺伝子が作るたんぱく質「ErbB4」は、運動神経細胞の外部にある栄養物質から刺激を受け、細胞内の機能や筋肉との接合部の機能を維持する働きを活性化すると考えられる。遺伝性や非遺伝性の患者で、この遺伝子が変異し、働きが落ちているケースがあることが分かった。 辻教授は「ErbB4を刺激する薬を開発すれば、治療薬になるだろう」と話している。コメント: ALSの治療薬の開発には世界の研究者が凌ぎを削っています。ですから、遺伝子が作るたんぱく質「ErbB4」が見つかっても、遺伝性ALSには関連するかもしれませんが、非遺伝性のALSで、どれだけ関連するものかは、ErbB4を刺激する薬を作って、動物実験を行ってから、可能性があれば開発されて、臨床応用されるかもしれません。いづれにしても、iPS細胞の臨床応用など期待できるものが少しでも進歩するとよいと思います。
Nov 13, 2013
コメント(0)
脳の「アンチエイジング」に関心があるという人は多いだろう。できることならば、いつまでも若々しい脳を保ちたい。そう思うのは、人情というものである。 実際には、加齢に伴って、ある程度脳の働きがおとろえるのは仕方がない。その分、知識や経験が豊富になるし、人間関係も広がっていく。何でも自分でやろうとする必要はないのかもしれない。いつまでも10代、20代と同じ脳の働きを保とうとあがくこと自体に、無理があるといえるだろう。 その一方で、実年齢とともに脳の機能がどう変化するかは、その人の生活習慣にかなり影響される。日々の生活の中で、どれくらい脳をイキイキと使っているかということで、10年、20年経つうちに、同じ遺伝的因子を持っていても、脳の状態はずいぶんと変わってしまうのである。 ビールを飲むとドーパミンが出る? 脳を若く保つために何よりも必要なことは、新しいことに挑戦し続けることである。脳の報酬系における伝達物質、ドーパミンは、「うれしいこと」があった時に放出される。とりわけ、予想外の幸運があった時、自分ができないと思っていたことができた時に、ドーパミンが出る。つまり、「こうなるのではないか」という予測と、実際との「誤差」を、ドーパミンが表しているのである。 ドーパミンが放出されると、その前にやっていた行動の回路が強化される。これを、「強化学習」という。たとえば、ビールを飲んでおいしいと感じると、ビールを飲むという行動が強化される。これが、「ビールの強化学習」である! 誰かに会うと、ドーパミンが放出される。もっとその人に会いたくなる。これが、「恋愛の強化学習」である! 「アウェー」に挑戦することで活性化 予想外のことでドーパミンが放出されるということは、つまり、脳が自分にとっての「うれしいこと」のレパートリーを増やそうとしているということを意味する。自分が慣れ親しんだ「ホーム」だけでなく、まだ見知らぬ、どんなことが起こるかわからない「アウェー」の領域に挑戦することで、ドーパミンを中心とする報酬系を活性化することができるのだ。 ふり返れば、子どもの頃は、世界の殆どが「アウェー」だった。だからこそ、予想外のことがたくさん起こって、脳がイキイキと活動した。大人になると、次第に「ホーム」が増えてきて、「アウェー」に挑戦する機会が減ってきてしまう。このことが、大人の脳の元気がなくなる、根本的な原因の一つである。 脳のアンチエイジングに関心がある人は、大いに「アウェー」に挑戦して欲しい。新しい習い事をやるのも良い。外国語に挑戦したり、読んだことがないジャンルの本を読むのも効果的である。旅行に出かけて、その土地の珍しい食べものに舌鼓を打つのも一つのやり方。自分の脳に「予想外」のごほうびを与えることで、脳を若く保つことができるのである。◆茂木 健一郎(もぎ けんいちろう)コメント:3ヶ月ぶりのブログ更新です。脳のアンチエイジングには、常に新しいことに挑戦するこが大事ということです。 年を取ったと感じるのは、いろんな事に感動しなくなることかと思われます。ドパミンの放出が減少したり、伝達が悪くなるとパーキンソン病の発症が起こるかもしれません。予防のためにも、姿勢、運動、歩行も大股で、歩く、キビキビと動くことを心がけましょう。私もまた初心に却って、ブログを更新していきますね。
Nov 7, 2013
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1