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朝来市にあるわが事業所へ。
帰りに事業所の所長が『竹田城』へ案内してくれた。

車で山城の郷へ。ここからは大型・中型バスは通行不可。
車をここに駐車し、小雨の中、山道を徒歩で登る。

縄張りが虎が臥せているように見えることから、別名虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)。
国の史跡に指定されている。また城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、
しばしば円山川の川霧により霞むことから、天空の城や日本のマチュピチュとも呼ばれて
いるのです。山の頂上に竹田城跡の石垣が見えた。目指すはここ。

竹田城入り口。
今年の3月、朝来市議会で入城料を徴収する条例が可決。
数年で訪問者が急増した事により整備・管理の負担が増えたことによるもの。
徴収開始は10月からで300円を払って入城。

舗装された坂を登ると、台風の豪雨で土砂崩れが発生し、通行止め。
脇の坂道の階段は雨でぐちゃぐちゃ。

更に狭い坂道を登ること15分、ようやく頂上付近に到着。
縄張りは、南北約400メートル、東西約100メートル。天守台はほぼ中央に配置し、
本丸、二の丸、三の丸、南二の丸が。

天空の城 竹田城・三の丸から見下ろす街並み。
竹田駅周辺が寺町、城下町にあたるとのこと。

廃城から約400年を経ているが、石垣がほぼそのままの状態で残っており、
現存する山城として日本屈指の規模となっているのです。

築城に関しては不明な点が多いが室町時代の嘉吉年間(1441年 - 1443年)に
丹波国、播磨の出入口であるここ竹田の地に築かれたとのこと。

ここは雲海を見られるスポットとのことである。
この日も山から棚引く雲があちこちに。

雲海の見られる時期は、秋から冬にかけての日の出前から午前8時頃の間。
特に9月から11月の間がチャンスと。

竹田城は、険しい地形にありながら、曲輪のすべてを石垣で取り囲んだ総石垣の城郭。
山頂に築かれた城郭としては最後の近世城郭にあたるとのこと。

革靴をドロドロにして天守台に向かう。
竹田城への天守台は登り口の石段が無い。天守脇にある付櫓かもしくは本丸にあった
建物と連結して、その内部から階段等によって天守に登ったと思われていると。
天守台の大きさは10.7m×12.7mの規模で少しいびつな形となって、いくつかの礎石跡
が確認する事ができ、柱間は6尺5寸の京間で建てられた事を示しているとのこと。
この天守台は城の中央に位置し、天守は山麓にある城下から正面にあたり、
権威の象徴、見せるシンボルであったと考えられていると。

竹田城跡は近年の来場者の急増により、芝がかなり減ってきていた。
それにより、土がむきだしになり、雨天の際には水たまりと泥で靴が汚れてドロドロ。
雨天に来られる際には、是非とも「長靴」がお勧めです。

竹田城は数年前までは無名の城で、それまでの山城といえば、日本の三大山城の
備中松山城、岩村城、そして高取城が有名であったのだ。
しかし今は竹田城が「天空の城」や「日本のマチュピチュ」などと呼ばれて、多くの観光客
を集める一大ブームとなっているのです。

見学を終え再び坂道を下ること30分強。山城の郷が見えてきた。

この時間も中腹の駐車場へ向かう車の長蛇の列が。

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