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先日、江の島の江島神社の境内社(けいだいしゃ)である八坂神社の例祭を見に行ってきました。
八坂神社の例祭は、別名「江の島の天王祭」と呼ばれ、湘南を代表する夏祭りとして
神奈川の祭50選にも選ばれるなど、人気の夏祭りなのです。
小田急線でいつもの竜宮城の如き江の島駅へ。
本来7月14日であった祭日は、近年7月14日に近い毎年7月の第2日曜日・祝日(海の日)に
神幸祭行われるようになり、多くの観光客がこの祭りを楽しみに江の島へ訪れるようになったのです。
江ノ島弁天橋を渡る。
参道手前にはいつもは見ない「奉納 八坂神社」の幟が立っていました。
参道を進むと、朱の 江の島神社鳥居が。そしてここにも八坂神社の幟が。
江の島神社鳥居の下にはお囃子用の小型の山車などが準備中。
階段を上り 瑞心門を抜けて正面にある弁財天像。
階段を上がり終わると、辺津宮境内では御神輿の 発輿祭(はつよさい) が
既に始まっていました。
発輿祭は御輿、山車や神式葬儀の棺などが出発する時に行う神事。
辺津宮の前に神輿を置き、その周りを何回か回っていました。
お囃子陣もその後から。
御神輿。
宮司以下神職も姿を現し祭儀の奉仕の準備中。
いよいよ御神輿がお発ち。
囃子を先頭に、江島天王囃子とよばれる里神楽にも似た非常に珍しい優美な
お囃子をお供に。
竹竿の先端に赤い提灯を付けて先導します。
宮太鼓、猿田彦大神、五色榊、五色の旗、賽銭箱…と長い列が続きました。
天狗の如き「猿田彦大神」。
猿田彦とは、古事記・日本書記の神話に登場する神で、天孫「ににぎのみこと」降臨の際、
高千穂までの道案内を務めた神様。よって神輿を先導している?
江の島内には史跡「猿田彦大神の石碑」もあるのです。
一本足の下駄を器用に履き回していて感心しましたが、よく見ると
長刀のようなものを常に手に持ってバランスをとっていました。
スピーカー、マイクを両手に『ドッコイソ-ラ ドッコイ ドッコイ』と
威勢の良い掛け声をかける女性。
屈強の男衆に担がれて御神輿は石段を下りていきます。
多くの参拝者、観光客のあふれる参道を練り、島の入り口を目指しました。
参道脇の土産物屋や食堂の店の方々もしばし仕事を止めて店頭に。
青銅の鳥居の手前まで来ました。
鳥居越しに八坂神社の幟が再び見えて来ました。
巫女さんも笑顔で。
青銅の鳥居を抜けると、御神輿は海に入る支度をします。
宮司による祝辞奏上。
そして海中渡御の準備開始。神輿の飾り紐を変え、担ぐ長い棒を追加していました。
そして周りには、白褌と白足袋のみを身に付けた担ぎ手の男達が今や遅しと。
自分の晴れ姿を自撮りするオジサンの姿も。
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