JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.05.01
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散歩
鎌倉散策 目次 ​』

「満福寺」境内の横にある「鎌倉七里ヶ浜霊園」へのトンネルに向かう。
この「鎌倉七里ヶ浜霊園」は満福寺が管理していて、満福寺のすぐ横にあるこのトンネルを
抜けると墓地がある。 宗教・宗派不問となっている。
霊園は少し高い位置にあり、相模湾、江の島、富士山などを見ることができて景色が良い。
園内には茶房義経庵などがあるのだったが・・・・。



トンネル入口横にあった小さな「稲荷神社」。



トンネルの入口の壁、トンネル内壁にも仏画が描かれていたのでカメラで追いながら
進む。







「横笛を吹く天女」。



「蓮の花を持つ天女」。



「千手観世音菩薩」。
別名 千手千眼観自在菩薩(せんじゅせんげんかんじざいぼさつ)とも言い、生きとし生けるもの
すべてを漏らさず救う、大いなる慈悲を表現する菩薩です。千の手と手のひらの千の眼によって
悩み苦しむ衆生を見つけては手を差し伸べる広大無限な功徳と慈悲から「大悲観音」、または
観音の王を意味する「蓮華王」とも称されます。阿修羅や金剛力士などが属する二十八部衆を
配下とします。



「虚空蔵菩薩」。
虚空蔵とは宇宙のような無限の智慧と慈悲の心が収まっている蔵(貯蔵庫)を意味し、人々の
願いを叶えるために蔵から取り出して智慧や記憶力、知識を与えてくれるとされています。

(こくうぞうぐもんじほう)を行った。無限の記憶力がつき、仏の智慧を体得することができると
いわれています。求聞持法の本尊像のほかに、増益(ぞうやく)や除災を願って行う修法の
本尊である五大虚空蔵菩薩があります。これは虚空蔵菩薩の持つ智慧を5方に配し、金剛界五仏
の変化した姿としたものです。



「文殊菩薩」。

格言があるように、知恵の神様として学業向上や合格祈願に有名な菩薩です。
モデルとなった人物が存在し、古代インドにあるコーサラ国の首都・舎衛国(しゃえこく)の
バラモン階級の者だったといわれています。仏教の経典を書物にまとめる作業などに関わったと
いわれていますよ。ただし、本来は学問などの知恵を司るのは虚空蔵菩薩であり、文殊菩薩は
物事のあり方を正しく見極める力・判断力を意味する「智慧」を司っています。



「普賢菩薩」。
普賢とは「全てにわたって賢い者」という意味で、あらゆるところに現れ命ある者を救う
行動力のある菩薩です。文殊菩薩とともに釈迦如来の右脇侍として三尊で並ぶことが多いですが、
独尊で祀られる場合もあります。文殊菩薩の智慧とともに修行を司る菩薩として、明晰な智慧で
掴み取った仏道の教えを実践していく役割を果たすとされています。また、女性の救済を説く
法華経の普及とともに女性に多く信仰を集めました。



トンネル内の仏画を独り占めしながら進む。



大きく口を開けた龍の姿。



ズームして。



反対側にも。



顔をズームして。



「勢至菩薩」。
正しくは大勢至菩薩といいます。智慧の光ですべてのものを照らし、人々を迷いや苦しみから
救うとされています。大勢至菩薩と表記されることもあります。智慧とは物事のあり方を正しく
見極める力・判断力を意味します。
阿弥陀如来の右脇侍として観音菩薩と共に三尊で表され、独尊で祀られることはほとんど
ありません。浄土信仰の高まりとともに流行する来迎形式の阿弥陀三尊の場合、観音菩薩が死者の
霊をのせる蓮台を持ち、勢至菩薩が合掌をする姿でつくられます。
その姿勢は、立像・坐像のほかにひざまずいた姿の跪像もみられます。



「大日如来」。
大日とは「大いなる日輪」という意味です。太陽を司る毘盧舎那如来がさらに進化した仏です。
密教では大日如来は宇宙の真理を現し、宇宙そのものを指します。また、すべての命ある
ものは大日如来から生まれたとされ、釈迦如来も含めて他の仏は大日如来の化身と
考えられています。
大日如来には悟りを得る為に必要な智慧を象徴する金剛界大日如来と、無限の慈悲の広がりを
象徴する胎蔵界大日如来という2つの異なる捉え方があります。金剛とはダイヤモンドのことを
指し、智慧がとても堅く絶対に傷がつくことがないことを意味しています。
また、胎蔵とは母親の母胎のようにすべての森羅万象が大日如来の中に包み込まれている様を
意味しています。この2つが揃って大日如来を本尊とする密教の世界観が出来上がるのです。



「不動明王」。
語源は「動かない守護者」を意味し、インド神話のシヴァ神の別名です。シヴァは暴風雨の
威力を神格化したもので、破壊的な災害を起こす半面、雨によって植物を育てます。
その破壊と恵みの相反する面は不動明王にも受け継がれているのです。不動明王は仏法の障害と
なるものに対しては怒りを持って屈服させますが、仏道に入った修行者には常に守護をして
見守ります。
大日如来の化身として、どんな悪人でも仏道に導くという心の決意をあらわした姿だと
されています。特に日本で信仰が広がり、お不動様の名前で親しまれています。
そして、五大明王の中心的存在です。五大明王とは、不動明王を中心に降三世明王
(ごうざんぜみょうおう)・軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)・大威徳明王(だいいとく
みょうおう)・金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)の5体のことを指し、不動を中心に
東西南北に配されます。不動明王の脇侍として八大童子のうちの矜迦羅(こんがら)・
制多迦(せいたか)の2童子が配されることも多いです。ちなみに不動明王の持っている龍が
巻きついている炎の剣が単独で祀られている場合があります。不動明王の化身とされ、
倶利伽羅竜王(くりからりゅうおう)などと呼ばれています。



「阿弥陀如来」。
無限の寿命を持つことから無量寿如来ともいいます。限りない光(智慧)と限りない命を持って
人々を救い続けるとされており、西方極楽浄土の教主です。四十八願(しじゅうはちがん)と
いう誓いを立て、その中には「南無阿弥陀仏」と唱えたあらゆる人々を必ず極楽浄土へ導くと
あり、広く民衆から信仰されました。ちなみに他力本願も四十八願の誓いから来ており、本来は
阿弥陀様にすがって極楽に行こうという意味です。
阿弥陀三尊として聖観音と勢至菩薩と並ぶ姿が多いです。さらに二十五菩薩を従え、雲に乗って
往生者を迎えにやってくるといわれています。そのほか来迎の様子をあらわす場合もあります。

今まで、多くの古刹を巡って来たが、仏教や仏像の知識がほとんど無く、石碑や案内をそのまま
転記して来たが、今回それぞれの仏像の特徴やご利益等をネットの「仏像ワールド」から
学んだのであった。



「丹頂鶴」に似ているが。



「翁亀」。
長寿の亀らしく長い尾があり、風格が。



そしてまさに極楽浄土の如きトンネルを出て「鎌倉七里ヶ浜霊園」側から
トンネルを振り返る。



「鎌倉七里ヶ浜霊園」を見る。



「茶房 宿坊 義経庵」案内板が。しかし工事用のネットも。



「階段昇降機」も設備化されていた。



ここにも「慈悲観音像」。
『慈』とは、「抜苦(ばっく)の心」、苦しみを抜いてやりたい、という心。
『悲』とは、「与楽(よらく)の心」、喜んでほしい、楽しませたい、という心。
苦しんでいる人を放っておけず、その人に何とか笑顔になってほしいと念ずる心を
「慈悲」というのだと。



「観音霊堂」と書かれた建物。



「八角形の建物」。



「内陣」にはステンドグラスを背景にした菩薩像とその周囲には位牌や骨壷が。
ここは「納骨堂」であるようだ。



ズームで。



この建物は義経庵(ぎけいあん)という喫茶店であったが
「茶房 義経庵」の案内板もなく・・・。



この先にはレストラン等もある多目的施設「義経庵」があったが・・・。
実は、去る2月12日の早朝5時55分頃に満福寺で火災が発生し同じ敷地内の多目的施設
ここ「義経庵」が全焼してしまったのだ。
火は4時間後に消し止められたが男性僧侶が逃げる際に転倒して軽症、近くを通る
江ノ島電鉄が上下合わせて20本運休、最大1時間25分の遅れを出すこととなったのであった。



既に建物は全て片付けられていた。



「義経庵」の周囲の山の木々は火災の影響で枯れているものも。



「義経庵」は既に更地になっていた。



山の斜面の木々も黒く焼かれて、根元付近から伐採されていた。



火力の凄まじさ ​」​👈リンク が想像できたのであった。



「納骨堂」の屋根そして霊園を見下ろす。



「ペット共同墓地」もあった。



「水子共同墓 やすらぎの墓」。



内部には骨壷が。



そして片瀬東浜海岸が美しく。



「ライオン像」とその間に「女性像」。



「小動神社」方面を見る。



「小動岬」を見る。



こちらが「義経庵」の入口なのであろう。
狛犬の如きライオンの姿が。



「義経庵」への石畳の歩道。



「合祀墓  みんなのおはか」。



「片瀬海岸西浜」を再び。その奥に箱根の山々が。



「江の島大橋」と「江の島」。



「江の島」そして「江の島シーキャンドル(展望灯台)」が見えた。



腰越市街と「龍口寺本堂」の緑の屋根、そして「仏舎利塔」の最上部が見えた。



墓地を見る。



この後に訪ねた「小動神社」の参道を見る。



途中に訪ねて来た「妙典寺」をズームで。



そして再びトンネルを通り引き返す。



「満福寺」の「本堂」と「慈悲観音」と「トンネル入口」を見る。



「満福寺」の「山門」への階段を坂道から。



「真言宗 満福寺」案内板。



そして踏切を振り返る。




                              ・・・​ もどる ​・・・


                   ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2022.05.19 15:16:33コメント(0) | コメントを書く


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