JINさんの陽蜂農遠日記

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2024.02.24
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カテゴリ: JINさんの農園
「淨真寺」の本堂前の「 花供養塔 」。
母の日が終わった5月第3日曜日に、ここ浄真寺で花供養が行われると。
戦後から長く続く法要で、お花屋さんの有志が1年間お花にお世話になった、
花の生命を使って商売をさせて頂いたことへのご供養である と。



本堂前の紅葉を追う。





本堂(龍護殿) 」先のイチョウは既にほとんどの葉を落としていた。



ズームして。



南無阿弥陀佛 傳通院四十九世 」と刻まれた石碑。



「本堂(龍護殿)」前には「 さぎ草絵馬 」がニ体。


白鷺の足に結んだ常盤姫の願いが成就した事に由来し、龍護殿前の白鷺(しらさぎ)の像に
願い事を
結ぶ



常盤姫伝説
今から400年以上も昔、世田谷城主吉良頼康には奥沢城主大平出羽守の娘で常盤という美しい
側室がいました。常盤姫は頼康の愛を一身に集めていましたが、それをねたましく思った側妾
たちは、つくり話によって頼康につげ口をしました。度重なるつげ口から頼康もそれを本気に
して常盤姫に冷たくあたるようになりま した。愛情を疑われ、悲しみにくれた姫は死を決意し、
幼い頃からかわいがってい た白さぎの足に遺書を結びつけ自分の育った奥沢城へ向けて
放しました。白さぎは奥沢城の近くで狩をしていた頼康の目にとまり、矢で射落とされて
しまいました。白さぎの足に結んであった遺書を見て初めて常盤姫の無実を知りいそいで
世田谷城に帰りましたが、すでに姫は息をひきとっていました。その時、白さぎの血のあとから、
一本の草が生え、サギに似た白いかれんな花を 咲かせました。これがサギソウと呼ばれるように
なったのです。」とネットから。
こちらの白鷺の像は口を開けて。この白鷺の像も阿吽像の如し。



もう一体の 白鷺 (しらさぎ) さぎ草絵馬 」。
以下ネットから。
さて、姫路城を白鷺城という名前にもあるように、われわれ日本人は色の白いサギを
「シラサギ(白サギ)」と呼んでいます。でも実は、正式な種名としてシラサギという鳥は
いません。ダイサギ、チュウサギ、コサギなどの白色のサギの総称としてシラサギと
呼んでいるだけです。シラサギという名前の鳥は、いないのです!
どうしてこういうことになったのか、都市鳥研究の第一人者で自然観察大学の学長でもある
唐沢孝ー先生は、次のように説明します。
「もともと白いサギを総称してシラサギと呼んでいたところ、標準和名を付ける時、大きさに
よって区別するためにダイサギ、チュウサギ、コサギなどという種名、標準名がつけられました。
その結果、シラサギという名のサギはいないことになってしまいました。」と。



「本堂」前に「金千五百圓」と刻まれた大きな石碑が鎮座。



「本堂」前から「上品堂」を見る。



「本堂(龍護殿)」前の「 半跏思惟地蔵菩薩 」。



本堂横の「 仏足石 」。
天保年間(1830~1844)造立の仏足石。



仏足石
大聖釈尊の御入滅後、仏陀礼拝の形式として、その御足に対して、接足作礼(せっそくさらい)に
より人々は哀心慕情の誠を示した御入滅後およそ六百年、仏像が創まり、それが広範に
おこなわれるまでの永い年月、仏足石礼拝は重く用いられたのである。当山の仏足石の中央に
千福輪相(法輪)が刻されているが、磨滅している。天保年間のもので、近年その土台を補修した。







植松壽樹(ひさき)歌碑。
掃きよせて 落葉焚く間も 銀杏の樹 やまずしこぼす 黄なるその葉を 壽樹
大正昭和期の歌人。歌誌『沃野(よくや)』を創刊・主宰した。墓所はここ浄真寺。



裏面には、短歌一首が冒頭に。
雷鳥は いろ(色)まぎらはし 指さして をし(教)ふる方(かた)に さ霧のうごく 壽樹
歌碑銘
植松壽樹 明治二十三年二月十六日東京四谷に生れ長じて慶應義塾大学理財科を卒業実業界に
入り 後に芝中学校(現芝学園)に職を転じ 爾来歿するまで教職にたずさわる 
歿年 昭和三十九年三月二十六日
明治三十八年窪田空穂の十月会に参加 若くしてすでに歌人としての風格を備え 大正三年
「国民文学」創刊と同時に参画したが 昭和二十一年自ら「沃野」を創刊し主催する 
著書のうち 歌集には碑面の一首を含む「庭燎」(大正十年八月)を始め 「光化門」「枯山水」
「渦若葉」「白玉の木」など 研究には「近世万葉調短歌集成」其他 近世歌人の研究書数冊が
ある また能書家であった父千春に学び 若きより壽樹もまた書をよくした ここに頭刻の一首を
のこして永くとどめることとする 碑面の一首は「庭燎」所収のもので 当時好んでこの地を
逍遥した折の所産である
   昭和四十五年六月吉日
     植松壽樹歌碑建設委員会 編」と。
上記の植松壽樹氏の歌は、以前に同じ内容のブログをアップ時に我が学友が地元の市民図書館から、
「植松壽樹全歌集」の本をレンタルして、第四歌集「渦若葉」所収の歌であることを、見つけて
下さいました。
彼女の調査力に今日も驚愕、敬意、感謝です。



九品仏のイチョウ 」。



都天然記念物 九品仏のイチョウ 」。

淨眞寺(東京都九品仏駅)の投稿(1回目)。23.12.07。東急大井町線「九品仏駅」より徒…[ホトカミ]

根本は黄金の絨毯が。







本堂前から再び「都天然記念物 九品仏のイチョウ」を見る。



ズームして。



再び 白鷺 (しらさぎ) さぎ草絵馬 」越しに本堂を見る。



移動して。



「本堂」を正面から。



近づいて。



本堂
本尊に珂碩上人御自作の釈迦牟尼如来(文化財)を安置し、当山第ニ世珂憶上人代、
元禄11年(1698年)三仏堂ともども上棟した。世に珂憶造りと称せられ、雄大壮重なる茅ぶきの
大殿である。近時、往昔の面影そのままの銅板葺に大修築を完了した。
本堂はまた「龍御殿」ともいわれ、浄土(彼岸)を表象する三仏堂に対比し、西面して穢土(此岸)を
あらわす。当山独特の行事である「おめんかぶり・来迎会」は、この本堂(此岸)と三仏堂中央の
上品堂(彼岸)とのあいだに橋をかけ、阿弥陀仏とニ十五菩薩が、来迎・往生・還来と3回橋を行道
するものである。」



扁額「龍護殿」。



「向拝」の見事な彫刻。



常香炉
九品仏浄真寺の寺紋は源頼朝の紋で知られる 「 竜胆車(りんどうぐるま) 」。



正面五間で中央間は両折両開で格狭間を入れた桟唐戸、内側に明障子。
正面に「 御本尊 」の「 釈迦牟尼仏 」が。



内陣に鎮座する法界定印(禅定印)を結ぶ釈迦如来坐像。
浄真寺の開祖の珂碩上人の作と伝わる像で、江戸時代の作 と。



「御本尊」の「釈迦牟尼仏」をズームして。



御本尊の左側の部屋。



扁額は「 霊瑞(れいずい) 」と。
「霊瑞」は浄土宗京都知恩院の僧。号は鳳誉。日野氏。信濃更科郡の人。蓮光寺仁説の下に投し、
後江戸に出遊し増上寺学寮主慈専に学び、寮主となり学頭に進む。文政3年下総生実大巌寺に住し、
後上野新田大光寺に転住し大教正に補せられる。明治19年増上寺に進み、21年知恩院に昇る。
明治21年(1888)歿、70才。



賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)
「病が治ります。自分の患部と賓頭盧尊者の同じ所をくり返し撫でて下さい」と。
私も頭をしっかりと撫でて。



中央に世田谷区指定有形文化財・「 五劫思惟像 」。



正面から。



左に「 三尊仏像 」。



右に「 地蔵菩薩像 」。



左には多くの「 御位牌 」が祀られていた。



左側から 御本尊 」の「 釈迦牟尼仏 」を



右側に「 宗祖 法然上人像 」。



御本尊 」の「 釈迦牟尼仏 」の裏の部屋を覗いてみた。



九品仏浄真寺のマスコットキャラクター「 きゅっぽん 」。



その奥にも連絡通路が。



仏絵が描かれた祭壇が。



「三界萬霊」と書かれた位牌。
境内にも「三界萬霊塔」があったが。
南無廣博身如来、南無妙色身如来の文字も。
「廣博身如来」は、真言密教のご本尊様である「大日如来」のこと。
「妙色身如来」は「大日如来」に帰依することによって、自分の中に生じた醜いものを取り除き、
清浄な状態を保つこと と。



本堂内の欄間の「極彩色の見事な彫刻」を追う。





天蓋 」。



場所を変えてズーム。



再び 御本尊の阿弥陀如来像 を。



そして本堂の右・濡れ縁に出て枯山水を見る。
イチョウも樹によって黄葉のスピードが異なるのであった。



枯山水の水面も黄金に輝いて。





そして 「本堂」の右側の部屋。



扁額「 松露斎 」と。
開山の「珂碩上人」の遷化法名が「大蓮社超譽珂碩松露大和尚」ということから来ている
のであろう。







右手には「 阿弥陀仏像 」が奥に。



開山 珂碩上人倚像 」。



ズームして。
位牌には「開山大蓮社超譽上人珂碩松露大和尚 位」と。


















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Last updated  2024.02.24 13:41:44
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