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歌川広重「千繪の海 相州浦賀」 初版
1833年 天保4年
」。
葛飾北斎が浦賀の風景を描いた「相州浦賀」である。
遠方の海面や空は藍色でありながら、前景は大胆に濃墨で潰され、拭きぼかしが用いられて
いて水面の微妙な色の変化がつけられるなど、夜も白みはじめた海浜の雰囲気が上手に
表出されている
「千絵の海」は、葛飾北斎(1760~1849)が天保4(1833)年頃に発表した10枚揃物で、
関東地方を中心とした海や川での漁労風景を描いたものです。
「総州銚子」「総州登戸」「総州利根川」「相州浦賀」「甲州火振」「絹川はちふせ」
「宮戸川長縄」「五島鯨突」「蚊針流」「待チ網」から成る。
中央に描かれているのが、燈明堂と思われる。美しい青い海を背景に、小さいながらも
存在感は抜群だ。
版画寸法:縦185 x 横265mm
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