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また碁に関係のない鬱陶しい話を書いて恐縮だ。今日もある経営者と世間話をした。今期は受注が減っているので(利益に対して課税される)法人税の負担は軽くなるだろうが、社会保険料負担が増えているって話になった。法人は所得(利益)が出なければ法人税は課税されません。税としては法人住民税・法人事業税・固定資産税等を払えばいいだけなので赤字会社の税負担は軽いです。しかし社員を社会保険に加入させていれば、社会保険料を納付しなければなりません。儲かっていない会社では税負担よりも社会保険料負担の方が大きいのです。困った事に、資金繰りに苦しんだ会社は社員から天引きした社会保険料を納付していない不届きな会社が結構多いことです。これは安月給のサラリーマンの給与明細と同じです。天引きされている所得税よりも厚生年金・健康保険の方が1桁多いはずです。日本は不況とインフレが同時進行する経済危機にあります。給与・所得が下がるのに支出は増える。すると企業も個人も・・いかにして国に払う金を節約するかを考えざるを得ない。「無税」入門 只野範男著という本がある。図書館で借りて読んだ。なかなかイイ線点いているじゃん、と思ったけれど、これ所得税・住民税を回避する方法でしかない。著者は自分を例に年収500万円で妻1人・子供2人を養うケースを書いているが、所得税・住民税より3倍以上払っているの厚生年金と社会健康保険をどう回避するかは書かれていない。というか橘玲、野口悠紀雄、森永卓郎各氏の「節税術」の本にも厚生年金と社会健康保険をどう回避するかは触れられてもいない。現行制度では、給与の約15%は厚生年金保険料、約10%は社会健康保険料として国が徴収する事になっていて、半分を被保険者(社員)が半分を雇用者(会社)が負担している。どうやって回避するか・・であるが、自営業者になって自分で確定申告して所得税が0になるようにすれば、国民年金保険料も全額免除申請ができるし、国民健康保険料も年額5万円以内ですむ。年収300万円でも働き方、申告の仕方を工夫し、税務署・社会保険事務所・市役所などにいろんな申請書を書いて手続きすれば、全額手取りで月25万円を確保できるはずだ・・あぁ私も企業の管理職だった頃には年収600万円を超えていた・・けどあの頃でも手取り32~33万円だった。アホほどサービス残業していた事を考えると・・あんまり賢くなかったか。これは結果論でしかない。30前半で課長になった頃は20年後は上場会社の経理担当常務に成れると信じていた。その頃は自分の給与明細を見て、政府に搾取されているとは感じていなかった。自分の総収入が右肩上がりだと信じていたからだ。年収が半分になると、いかにして税負担や社会保険料負担を回避するか、税務・経理の経験・知識を己のために使うようになった。おまえには法を学んだ者としてのモラルはないのか!と言われそうである。だけど世間を見てみれば、派遣労働者・日雇い派遣・パート労働者を企業が雇用する理由は人件費削減のためである。ここでいう人件費の25%は社会保険料なのだ。私のような個人が先にあったのではなく、社会保険負担を回避するビジネスモデルとして派遣・パートを使うという企業のあり方を見て、派遣業界にいた私が個人のレベルで真似ただけの話である。かかる企業経営がこの国に定着してしまった事の方が重大である。じゃあ、何でそんな不公平でややこしい事になっているのか。一言で言えば縦割り行政の弊害、なのである。健康保険制度の一元化した国として2000年の韓国、来年から実施するドイツがある。これらの制度を導入するには国民総背番号制を導入し、アメリカの歳入庁みたいな役所を設けて、直接税と年金・健康保険の納付先を統一する事で抜け穴や不公平はほとんどなくなるはずなのだ。ところがこの国では、年金を例にすると国民年金の徴収は社会保険庁が行うが、社会保険を脱退し、国民年金に加入したり、所得が少ないとか失業したとか言うて国民年金の支払免除申請を受け付ける窓口は市役所にある。役所間での情報の共有がきちんとできていない。収納業務が地方自治体から社会保険庁へ移管された時のデータがおかしい事が近年わかってしまったのだから、間違いない。社会保険庁は廃止されても厚労省の下部組織が新たに誕生する予定になっている。アメリカみたいに税務署と社会保険事務所を一つにして公務員をドバっと削減し、税負担や社会保険料負担を回避しようとする企業や個人をなんとかしようとはせず、ただ役人たちは自分たちの天下り先を確保する縄張り争いに終止し、政治家も自分の選挙の事しか考えていないので、役人のやり放題である。かくて不届きな個人・法人は増えてゆき、政管健保や国民健康保険の赤字も増えて結局、税金か国債の発行増もしくは、医療費の削減へと国は進んでゆくのだろう・・日本の医療費は対GDPで8.8%であるらしい。アメリカは15%、ヨーロッパでは12~14%位であるらしい。高齢化が進んでいるのにこれ以上国全体で医療費削減しようとすれば、医療の現場が危ない事は外から見てもわかる。おまえは只野範男(free rider)のくせに何を言ってるんだ!とのお叱りの声が飛んで来そうなので、ここで話はおしまいとさせていただきます。お粗末
2008.08.29
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海外「治安悪化の認識甘かった」=ペシャワール会の中村代表-タイアフガン東部で発見された日本人らしい遺体が非政府組織(NGO)「ペシャワール会」に所属していた伊藤和也さん(31)である事は残念ながら確実であるらしい。善意で農業指導されていた伊藤さんが単なる強盗、身代金目当てのタリバンに殺害された事は誠に遺憾である。この件に関し、この話題へのコメントが多く寄せられていた。コメントは大別して以下の2つに集約できる。1)伊藤さんの命がけの善意を賞賛するコメント2)危険な地帯で活動する事は基本的に自己責任であり、無条件に伊藤氏を賞賛できないとするコメント一見するとこの二つは対立した意見に見えるが、冷静に考えてみるとこの二つはどちらも正しいし、1)と2)の論者が対立する必要なないと私は思う。亡くなった伊藤さんは危険を承知の上で、死の危険を覚悟の上で活動されていたし、死んだ自らを英雄視して欲しいなどとは望んでもいなかったと私は推測するからだ。なのにコメント欄が炎上してしまい、ヤフーは一度全てのコメントを削除してしまったらしい。ヤフーの対応に無断で削除された方は抗議の書き込みをして、再度炎上中である。これ、私がかつて日本の囲碁棋戦を完全オープン化したらマズイぞと書いた後に炎上した時と同じだ・・と思う。1)と2)は両立している矛盾していないのだ、両方とも正しいとの前提で意見交換が可能なはずなのに、自分の意見に固執し、異見を批判する事で自らを正当化しようと強弁する人がいる。議論が脱線して、不毛な水掛け論になったり、場が炎上したりする。人の話をじっくり聞くと言う感覚がないのである。ネット場では相手が見えないし、匿名で発言する。だから無責任な放言が増えるだが、それでは相手との対話を拒否し自説に固執している限り、発言者は何も学ぶ事はできない。ネット場だから実害は少ないが、仕事上でそんな事をしたら信用を失う。バーチャルな場で無意識に行っている事は、現実の世界での言動にもつい出てしまいがちである。これは私自身も気を付けないといけないと思う。
2008.08.27
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株投資優遇、住宅減税が柱 09年度の税制改正要望政府の景気対策として個人株主とくに高齢者を優遇して、個人に日本株を買ってもらおうという話である。来年・再来年に高齢者の個人株主が株の売却益が出たら500万円まで非課税にしましょうというのである。財務省は反対しているらしい。これ以上税制が複雑化するのを避けたいとか言っている。政府も財務省もヘンだと私は思う。日本の証券市場は外国の機関投資家が6~7割を持っていて、彼らが売れば下がる、買えば上がるという基本構造になっている。機関投資家が売って安くなった時には国内の個人投資家が買って上がるのを待つ傾向がある。平成14年ごろ日経平均が8千円まで落ちた頃には、底値だと思って国内の個人投資家が買って、その保有割合は市場全体の4割に達していた。2年前ごろに日本の株価は天井に達した頃には、個人投資家の保有率は25%位になっていた。上手に売り抜けた人が多くおられたのだ。いま日経平均は1万2千円台に落ちているが、国内の個人投資家の保有割合は下がり続けていて22~3%であるらしい。企業も短期売買やTOBの危険が大きい外国人投資家よりも国内の個人投資家に株を長期保有して欲しい。と考えた時に冒頭の記事にある景気対策が妥当なのか?有効なのか?を考えてみよう。いま国内の高齢者は生活必需品や医療サービスの負担増によって貯蓄を食いつぶしている人が多い。また彼らが所有している証券・不動産も減価している。いまの景気動向を見て日本株を買おうと思う人はあまりいないだろう。2年以内に値上がりを期待して買う人が出るのを期待できるだろうか?また企業は個人投資家に株を長期保有して欲しいのだから売買益を減税するよりも違う減税の仕方をすべきでないか?根本的には、日本の株価を上げる・個人投資家が株を長期保有する状況を作りだす税制を考えないといけない。外国の機関投資家は日本株を売っている。理由は二つ。サブプライム関連の損失を埋めるために資金が必要になったため、商品相場や産油国・ブラジル・オーストラリアに投資した方が利益が見込めるためであろう。外国の機関投資家が売り越す中で日本の証券市場を安定化するための方策は何か。私は2つあると思う。大企業優遇だとのご批判はあろうけど1)自社買い減税2)配当の損金経理を認めることが必要だと思う。1)の理由。いま日本の大企業は債務を減らし自己資本を留保している。これを証券市場に還流させるべきだ。たとえばトヨタが1株5000円で2億株を買うとする。1兆円の金が証券市場に還流する。これを償却すると買い付けた時(借方)自社株 1兆円 (貸方)当座預金 1兆円 である。決算時に償却すると、額面50円なのだから(借方)資本 100億円 (貸方)自社株 1兆円 資本準備金 9900億円となる。この資本減額分の10%を税額控除するのである。これをやればトヨタ・ホンダ・信越化学・武田薬品・任天堂・ローム・キーエンス・キャノンなどが莫大な自己資本を証券市場に還流してくれるだろう。減収減益の中で株価下落を回避し、税負担を免れる一石二鳥である。2)の理由日本の税制では、銀行から金を借りて利息を払えば経費として認めてくれる。だが株主に配当を払うのは利益処分であるとされ、経費で落とせない。これが日本株の配当利回りが低い理由である。配当利回りが低いがゆえに個人が長期保有しにくいのだ。なんでアメリカの株価が高いのか、個人の保有割合が高いのか。最大の理由はこの問題なのだ。もし株主配当を経費で認めちゃったら、大株主の経営者が巨額の配当を貰っちゃうんじゃないの・・と思うだろう。この税制は終戦直後、財閥解体する目的で作られた、それが60年間もほったらかしになって今に至っている。だから上場会社が特定株主以外に支払う配当に限って、損金経理を認めたらいいのだ。これ世界の常識である。こと金融に関しては、瞬時に資金が世界を駆け回るゆえに税制はグローバルスタンダードを受け入れざるを得ない。なんでこんな事がわかんねぇんだろう。この2つを実施すれば日本株の値上がり期待と配当目当てに個人が日本株を買うだろう。さすれば年金基金の莫大な評価損も消えて、年金問題にも光が見えてくるのではないか。これをやれば、前回総選挙の時のような追い風が与党に吹くかもしれないし、民主党がこれを提案すれば財界が自民党から民主党に乗り換える事になると思うのだが如何か?
2008.08.27
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いきつけの内科医院で昨日採血し、今日診察を受けた。6月中旬に検査した時に非常にマズイ数値が出ていたために新しい薬を飲み、食生活を改善して様子を見ましょうという事になっていた。今回の検査で各数値は赤信号から黄色に変わっていた。薬の量を減らして、3ヶ月ほど今の調子で頑張って下さい、という話になった。体重 68kg → 64.5kg体脂肪率 22.5% → 19.5%毎日納豆を食べ、肉と揚げ物は食べず、アルコール・甘い物・寝る前の食事をやめて2ヶ月と1週間すごした。摂取カロリー < 消費カロリー なら痩せる、という単純な話であるがなかなか食習慣を改めるというのは難しい。痩せたのは意識してそうした部分もあるが、酷暑ゆえに食欲がなかったという季節要因を無視する事はできない。仕事を引き受けるためには戦える状態である事を確認しておかねばならない。しかし仕事を頑張るとストレスや食欲が増すことは確かなので、今までもリバウンドを繰り返してきた。まぁ全ては自己責任である。
2008.08.27
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また難しい事を書き始めてしまった。暗黙知の形式知化とは経営学(組織論)の用語で、野中郁次郎先生の著作によって日本でも知られた。「暗黙知」をGoogleツールバーに入れると検索対象候補に「暗黙知の形式知化」が出てきた。それを検索したらトップに暗黙知」の原点を訪ねてという武田隆二先生の論文が出てきた。武田先生は私が在学してた頃神戸大学経営学部で税務会計論の講座を持っておられた。簿記・財務諸表論で膨大な著書を上梓し、ゼミ生や受講生はその大部の著書をもてあましていたのだった。その武田先生が組織論を書いているのを見て驚いた。野中先生は著書の中で、長嶋茂雄と野村克也を比較してながら「暗黙知の形式知化」を説明している。長嶋茂雄は天才的な勘とヒラメキを持つ人物である。しかしその貴重な暗黙知を言葉に置き換える事ができない。野村克也は自らの暗黙知を野球解説者・監督として言葉に置き換える努力をし続けてきた。野村は暗黙知を形式知化しようとしたと野中氏は野村氏を高く評価している。話は本題に入る。昨日は2人の経営者に合った。一人目は初対面で同世代の人物。果断で覇気に富む人物であった。彼からは今日中にお返事がある予定である。良い感触を得て、久しぶりに回転寿司を食べてから二人目の方を訪れた。こちらは私の父と同世代の人物である。かつては大きな商売をしていたが今は後継者もなく長期的な見通しが立っていない。勢いからして前者は伸び盛りであり、後者は下り坂である。短期的な見返りを考えれば前者を大切にした方が良いであろう。しかし私は後者を大切にしてみよう、と思っている。とりあえずは。後者の不動産仲介業者は、一年近く前に片腕としていた若い社員に辞められてからパソコンだけでなく、書類の整理などもできずに半ばやる気をなくしていたようなのだ。私は彼から話を聞き出し、不動産仲介業務についていろいろ学びつつある。かというて45才の私が彼の後を継いで不動産仲介業を始めるつもりはない。私にできる事は、経営者が若い後継者にバトンタッチする準備をする事らしいと見ている。この社長は長嶋茂雄なのである。もともと強力な営業力と努力でかなりの成功をした人物なのであるが、かつて彼の部下だった人物の多くは独立して成功しているようだ。でも自分の後継者を育てる事ができずに引退すべき年齢に達してしまったのだ。その原因を私が観察するに彼は自らの貴重な暗黙知を言葉に置き換える事ができないでいたからだ。ホームページを作るとかパソコンを買い換える必要はある。それは彼はすぐに理解してくれたが、それで問題が解決するとは思えない。情報技術やパソコンは手段でしかない。目的は彼の事業を復活させる事である。私が見るに彼は貴重な暗黙知、経営資源を持っているのにそれを活用できていない。私は次合う時に彼を説得するつもりである。「あなたが無意識のうちにしている事、物件情報を仲間から集める方法やFAXで送られてくる業者間の情報の中で、有用な情報を選別するプロセスをインタビューして、私ができる限り文章化するべきだ。あなたの手足はだいぶ弱っているが頭はまだまだ現役だ。頭がボケてこないうちに貴重な暗黙知を形式知化しておかないと、若い人を入れてもまた逃げられるだろう。私がインタビューし、マニュアル化できる部分・パソコンに作業を置き換えられる部分を置き換える事によって、次に迎える若い人が、自分なりのやり方であなたの技術を伝承できるようにする。それをゴールに設定しては如何でしょう」と。団塊の世代の暗黙知をいかに形式知化して若い世代にバトンタッチするか、という課題は多くの企業・現場で発生している。いやこの問題は常に発生するのである。私は20代の頃、貿易会社・監査法人・建設会社の経理部門にいた。ベテラン上司のような有能な実務家になれるまでの道はどこまでも遠くに見えた。そこで私はパソコンで自力でプログラムを作りまくり、彼らの暗黙知の一部を形式知化した。そうする過程で仕事を学んだ。これらは当時、多くの企業・現場で起こっていただろう。私は別の不動産仲介業者に接触している。そこは大手フランチャイズに参加しているが、そのフランチャイジーが提供している情報ツールを活用できていない。私がそこをお手伝いすると大手フランチャイズが提供している情報ツールの美味しい部分とカスタマイズすべき部分が見えてくるはずだ。
2008.08.25
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ひらパーって何じゃと大阪・京都以外の人は思うだろう。ひらかたパークは京阪本線枚方公園駅から徒歩5分にある遊園地である。私の家から1kmの距離にある。京阪電車が経営しているこの遊園地、5年くらい前は客が減って地元住民がタダ券を入手する事は容易だった。USJが出来てしばらくは集客力が落ちていた。ところが今、ひらパーは連日大入り満員になっている。一日の入場者数1万6千人と聞いた。大阪ドームより集客能力あるじゃないの。凄いブームは何故おきたのか?私が見聞きしたところ以下の理由が考えられる。○3~5年前からリニューアルが成功した○USJがリピート集客力がないし、レストランの不祥事などがあって落ち目になった○千里のエキスポランドが去年閉園した○枚方公園駅周辺の再開発が成功し、交通アクセスがよくなった○周辺にマンションがいっぱい建ち、周辺住民に子供のいる30代の家庭が増えた○ガソリンの高騰で、国外や国内でも遠くに出かけようとする人が少なくなった。車を手放す人も増えている。ゆえに電車で行けるひらパーの人気が急上昇したようだ。プールは泳ぐどころではない。芋を河原で洗うが如き混みようである。オジサンはスーパー銭湯の方がずっといいと思うのだった。
2008.08.24
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閉会式をさっきまで見ていた。開会式は見てなかったのでいろんな意味で話題になっただけに録画としくんだったと思った。閉会式と明日放送されるダイジェストを録画してDVDに焼くつもりだ。録画してるんだからライブで見る必要もなかったのに、ほとんど見てしまった。Led Zeppelinのジミー・ペイジが出てきた時には驚いた。閉会式の演出は見事だった、と思う。中国政府の報道規制とか少数民族問題とかには好感を持てない私だが、北京オリンピックはイベントとして大成功だったと思う。2016年に東京へ誘致しているというが、今回のような国家プロジェクトを日本にできるのか?1964年の時のように国民全体が燃えるイベントとなりうるのか・・と言うと断じて否であると私は思う。参照オリンピック開催地一覧ロンドンは3回目だから、東京が2回やってもいいじゃないか・・という人もいるかもしれないけれど、それは大間違いである。1908年はまだ小さなイベントにすぎなかった。1948年は第二次大戦直後でやれる場所がロンドンしかなかった。ヨーロッパ大陸は焼け野原だったし、アメリカは中国で共産党軍と戦っていたからである。ついでに日本を占領統治して東アジアでの反共軍事行動で忙しかった。そんな訳で1948年のロンドンオリンピックは、とりあえずヨーロッパで戦争が終わった記念として12年ぶりにささやかに行われたらしいのだ。2012年のロンドン開催は大きな意味がある。イラク戦争以降、アメリカ帝国の没落がはじまりロンドンはNYから世界の金融センターの地位を奪い返した。再生した大英帝国の祝典という意味あいがある。しかしアイルランドに続きスコットランドも独立しようとの動きがあり、悪い意味でも北京と似ている。ロンドンの次はどこがいいのかという話であるが・・まだインドとブラジル・アフリカで開催されていない。また1980年のモスクワ大会は日本を含む西側諸国がボイコットしただけに、ロシアで一度やり直す意味もあるんじゃなかろうか。それに2012年本命視されていたパリも2020年を目指して誘致しそうである。そう考えてみると今年アジアで開催されたオリンピックを日本が誘致しても世界から理解してもらえる気配はない。ロシアに関してだけど、オリンピックの間にグルジアへロシアが侵攻した。これはグルジアから独立しようとしたオセチアをロシアが助けるという形で行われた。だからこれを侵攻と非難できないように私は思う。難しい問題なので深入りは避ける。参照米に乗せられたグルジアの惨敗ただこのグルジア問題によって○2014年の冬季オリンピックはソチ(ロシア)で開催されるのだが、これをボイコットするぞ~と脅す国が現れるという不穏な話があったり○アメリカ大統領選挙で軍事・外交問題が重要視されて、オバマ有利からマケインに民意が動いたとか○オバマ候補が軍事・外交に強いバイデン氏を副大統領候補に指名する事になったとかいろんな影響が出ているようである。原油価格も1バレル112ドルまで下がったのに中東情勢不穏とみて反騰に転じ、株安・円安が起こってしまった。日本国内のインフレはますます進行するマズイ形勢になっている。宴の後は寂しい。夢を見た後は現実に引き戻されるのだった。
2008.08.24
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asutoronさんとの十番碁第三局は私の白中押し負け、私の2勝1敗となった。総譜(193手完 黒中押し勝ち)逆転・再逆転の説明は明日以降にします。第4局は再来週、9月6日の予定です。
2008.08.23
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1回戦、日本が勝ったのは以下の3局だけ。張栩九段(日本) - 江鳴久七段(北米)高尾紳路九段(日本) - 楊士海八段(アジア)今村俊也九段(日本) - クリスチャン・ポップ・アマ七段(ヨーロッパ)中国・韓国・中華台北の代表との8局は日本選手全敗に終わった。羽根直樹九段(日本) - 睦鎮碩九段(韓国) の棋譜を貼っておく。白中押し勝ち(146手まで)終局図と下の記事に貼った局面図とを見比べてくると結果的に局面図の白1~3は好手だったと言えそう。左辺の形って実戦に出来そうなだけにこの手は試してみたい・・
2008.08.23
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病院に薬をもらいに行ってきた。4週間ぶりに道を通ると「管理地」「テナント募集」「貸店舗」などの看板が増えていて急速に景気悪化していると感じた。帰宅して囲碁将棋ジャーナルの録画を見た。井澤さんはとてもチャーミング。井山八段の碁聖戦第4局、山下・張栩戦の解説もよかった。将棋の王位戦第4局、羽生・深浦戦も深浦王位の名局との印象を受けた。久しぶりの囲碁将棋ジャーナルはよかった。棋譜データベースで碁聖戦第4局、山下・張栩戦のsgfファイルを探したがなかった。てんで幽玄の間を覗くと、第4回トヨタ&デンソー杯第1回戦が中継されていた。トヨタ&デンソー杯、第1回戦の組み合せ河野臨九段(日本) - 李世石九段(韓国)を観戦した。乱戦でわかんない。山下敬吾九段(日本) - 趙漢乗九段(韓国)を観戦した。これもわかんない。羽根直樹九段(日本) - 睦鎮碩九段(韓国) を見た。これは落ち着いた展開なので多少は理解可能かと見ていた。羽根直樹 - 睦鎮碩戦(74手まで)実戦図 34~47手白の睦鎮碩が1~3と打ったのを見て、おっと驚いたが無難なワカレになった。パっと見た感じでは、羽根さんは自信をもって悠々と打ち進めているように見える。nipp先生は羽根本因坊誕生秒読みか(07/18)の中で、羽根9段は、完全に棋風の改造に成功した感じがする。ここでタイトルを取れば、世界戦も含めて爆発的な活躍が始まる予感である。と予言された。なんか当たってきたような気がするのは私だけだろうか。今後の羽根本因坊に注目しています。
2008.08.23
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不毛な話の三連投だぁ! ソフトボール金メダルに輝いた上野様の三連投とはえらい違いである。星野采配を批判するコメントはネット上に満ちているであろう。探す気にもならんけど。なんで岩瀬を投げさせた、という疑問は誰しも持つだろう。それ以前に二つ私がヘンだと思った事を書く。1)野球は参加国が8カ国しかなかった。それで全チームが総当たりでリーグ戦をした。ならば決勝トーナメントなんて不要であって、リーグ戦の結果でメダルを渡すべきではなかっただろうか?2)決勝トーナメントに日本が残った。リーグ戦で3敗もしていたのに金メダルを狙うとはおこがましいのではないか。私が監督なら韓国戦に全てを賭けていた。決勝のためにダルビッシュを残すなんて考えない。韓国に雪辱して銀メダルを取れば御の字である。決勝は菊川のようにボコボコにされてもよかった。シドニーは4位、アテネは銅、予選で3敗なのだ。銀で十分であろう。悲しいけれどそれが今の日本の実力なのだ。「明日のアメリカ戦はどうしても勝ってプロのプライドを見せて欲しい」NHKで与田剛が語っていたが、本気でそう思っているのか?アメリカチームはメジャーどころか3Aの選手もいない。2A以下の選手だけで編成されている。そんなアメリカに勝ったところで日本のプロのプライドが満たされるのか?囲碁に置き換えると韓国棋院の研究生リーグに日本のタイトルホールダーが参加してやっとこさ勝ちましたと言って満足するのか、という話じゃないか。
2008.08.22
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結論から言うと鬱陶しいから嫌じゃと感情論になる。じゃ論になってないじゃん、って話になる。アメリカに於ける死刑制度の現状 - 評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」Voice of Stone #1710 保岡興治法相「終身刑は残酷だから反対、死刑は賛成」の二つがある。前者は今日発見した。後者は一週間前に自分がコメントを付けたりいたのに、「 基本的知識が欠如しています」と風の精ルーラさんに指摘された。「はい、左様でございます。手前どもは刑法を学んでおりませんので失礼しました」とか挨拶する間もなくhidewさんと風の精ルーラさんの論争が始まった。二人のコメントを見ているとなんか神学的、数学的な論争がされているような気がする。同じ法を学んだ者でも、私が学んだ税法・商法・会社法は、実体のある法人・個人の経済活動に対して、利害関係者や政府などの公的機関、金融機関がどう対処するのかの指針が書かれているものである。これら経済法の分野は、法や令やら通達やら膨大なDocumentが存在する。しかもそれがどう施行されているのかの実態を見ないと実質的に何を規定しているのか、現実的な判断ができない。するとどうしてもウラが見えてきて、これはザル法・・ここが抜け穴とか囲碁における手筋・難解定石・ハメ手に明確な境界線がないように、法の世界も結局は泥沼だぁという認識を私は持っている。ゆえに神学的、数学的な論争をしている人を見ているとcadeauの仲間かと思ってしまうのだ。(暴言)
2008.08.22
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総務省HPに全市町村の主要財政指標というばかでかいエクセルの表が貼ってある。最新の平成18年度をダウンロードしてみた。実質公債比率が18%を超えていると、メタボな自治体、借金依存度の高い自治体だそうだ。わが枚方市は11.3%で当分夕張化する危険はない・・と読める。18%を超えている所は危険らしい。平成18年度末時点での全国最悪はもちろん夕張市の38.4じゃなくて、長野県王滝村の42.2である。この王滝村のHPを見ると真剣に財政再建に取り組んでいる事がわかりました。現村長の瀬戸 普( せと ひろし)氏は2006年2月12日初当選しました。就任挨拶の中で「4回を数えました職員労組との話し合いの中で、労組から自発的に、賃金総支給額25%のカットでの妥結をいただきました。まさに断腸の思いでの決断であったわけで、このことに対して心から感謝申し上げ、敬意を捧げたいと存じます。」と書かれていてあっと驚いた。 村の借金の返済見込みが実現されることを望みます。 実質公債費比率についてを読むと、総務省が公表している42.2の計算根拠がわかりました。そして計画通りにいくと平成26年には10.4まで下げると書かれています。借金は平成11~12年にスキー場の整備をするために19億円の工事をし、8億円近い地方債を出し、国と県からも7億円以上の補助金をもらってまかなったためらしいのです。平成18年度には2年前まで毎年6億円も使っていた建設事業費をたった300万円に減額し、職員給与を25%カットして頑張った結果、再建計画以上の早さで借金の繰り上げ償還を実現しつつある・・と言う涙の出る話であります。この王滝村のような自治体が全国至る所にあるはずです。破綻寸前まで何をしていたの?と思いますが、本当に危機に直面したら変われるんだなぁと感心しました。同じ頃夕張市では赤字再建団体転落を見越して400人以上いた市職員のうち300人以上が退職金をもらって、さっさと街を捨てて去っていきました。上が腐っていたから下まで腐りきっていたのでしょう。でもそんな自治体だけではないんだ・・とわかって安心致しました。東京都23区は5~8%でみんな健全財政だが、政令指定都市の中には横浜市→26.2千葉市→24.8名古屋市→20.9広島市→20.9福岡市→23.0借金の多い所が多い。もっとも税収の多い所は大丈夫だろうが・・総じて田舎は危険な数値の所が多く、後期高齢者医療保険制度は財政力のない市町村が運営する国民健康保険の破綻回避を目的としていたと言えよう。大阪府下のワースト自治体は摂津市 25.7泉佐野市 24.7泉大津市 21.8岸和田市 19.6高石市 19.2と2~4位が関空に関係している。ちなみに大阪市は17.5神戸市→22.3芦屋市→26.4西宮市→22.4淡路市→24.2と震災の爪痕が大きい所は危険な数値に達している。おまけに神戸は空港も作ってしまったしね。追記、救急車のたらい回しは大阪府泉南地区や奈良県でよく起こる。わが家周辺でそんな話は聞いた事がない。横浜のような大都市でもお産する病院がないという話も聞く。地域医療が崩壊している地域と自治体の財政が不健全な地域とは見事に一致している。自治体が公立病院経営を放棄してしまっているからだが・・その原因は過去の公共工事のツケによる債務返済が財政を圧迫しているためである。
2008.08.22
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不動産関連および金融関連でいろんなウワサが流れている。長谷工を空売りして儲けたとかいう話を聞くと、俺も売っておくべきだったとか思う心の浅はかさである。しかし今の景気動向は特定の業界だけに逆風が吹いているなんちゅうもんでなく、広い業界に深い影響がこれから出てくると思われる。負債総額4兆円のイオングループがヤバイとかソフトバンクもわからんとか流言飛語か、もしかしてホンマなのかウワサが流れている。あながち嘘でもないかもしれん・・・食糧・鉱物資源への投機が収束しつつあるかに見えるがアメリカ経済や中国経済も先が見えんので、この年末か来年3末前には何かが起こるかもしれん予感がする。碁でいえば味の悪い所がいっぱいあるので、一箇所でコウが発生すると全局的なヤミ状態に突入するみたいな感じだ。
2008.08.21
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昨日、以下の事を書いた。> 急に明日の昼にまた初対面の方とお話する事になった。また未知との遭遇が楽しみだ。> 用意が大変だけど、楽しいのであった。昨日の電話で受けた印象通り、きちんとした方であった。だが残念ながら当方の目論見は外れ、空振りに終わった。帰宅後、1時間半ほどグタっと寝てたが、どんどんアクションを起こしていかねばなるまい。また今日の相手とも将来、どんなご縁が生じるかもしれん・・と思う。
2008.08.20
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現在、コメント・トラックバックを開放しています。しかしゴミが多いのですよ。楽天ブログには「禁止ワードの設定」という機能があります。> 設定したワードを含む、トラックバック、コメント、掲示板書き込みをはじくことが出来ますと書いてある。操作方法は「ブログの管理」画面から、ページの設定の中の「日記」をクリックします。一番下に30ぐらい禁止ワードを設定できるんですね。追記 たねきねいり先生のご指摘の通り、URLや特定のプロバイダーを禁止する方が効果がありそうです。早速実行しました。元記事にあった・・禁止ワードは記事から削除しました。もちろん設定はしていますよ。
2008.08.20
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今夜は不動産業界の個人事業主とお話した。彼の事業の現状と情報技術で何をしたいのかを聞いた。土地や建物は目に見える。不動産を英語ではReal EstateというようにまさにRealなのだ。このRealを私はVisibleと同義であると思う。情報技術は対象物がUnvisibleなのだ。車の運転を習う時、ブレーキをかけるにはペダルを踏むとかカーブするときにはハンドルをきるとか操作対象とその操作の結果との因果関係がVisibleである。ゆえに理解が容易である。パソコンの操作を習うとき対象物は基本的にInvisibleなのだ。ファイルとかフォルダとか本来は抽象的な概念だ。それをMacOSとかWindowsはVisibleにしている。しかし電子情報は基本的にInvisibleである。故に一般人は情報技術で何をしたいのかがわかりにくいのだ・・と私は思う。私は技術的な論点を会話の15%くらいに絞り、お互いが理解可能な世間話をしながら相手からいろんな話を聞き出した。1時間半ほどのファミレスで1人前のピザを半分づつ食べながら、フリーのドリンクをいろいろ飲みながら歓談して別れた。私は彼の依頼について文書を書いた。コンピュータには何が可能か、私には何ができるか、を書いた。そして「○○様には私に何を依頼したいのかをお考え下さい」と結んだ。初対面の二人はお互いを知らない。まずお互いの手の内を見せ合いながら、何がゴールなのかを模索する。あらゆる現場・仕事において共通の儀式である。同業者同士なら暗黙の了解があるから、すぐに具体的な打ち合わせに入る事ができる。ところが情報技術の世界は、一般人にはInvisibleな状態から話がスタートする。すぐに契約が欲しいからといって自分に都合の良い話しかできないアホが多い。設計段階でクライアントの望まない物を押しつけるアホが多い。対象となる相手の業務をまず理解する事から全てが始まる。私には○○ができそうだ、△△は現実には無理でしょうとか私は答える。相手は私に何を依頼したらいいのかを考える。それに私は何通りかの選択肢があると提示する。まだお互いが目指すゴールは見えない。ゴールが何か、共通の認識が生まれた時から本当の仕事が始まる。急に明日の昼にまた初対面の方とお話する事になった。また未知との遭遇が楽しみだ。用意が大変だけど、楽しいのであった。相手から学ぶ・未知の局面を楽しむ、囲碁にもそういう気持ちで臨みたいものだ。実際にはほとんどできていないのだけど・・
2008.08.19
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再来週の関西学生囲碁OB大会に3年ぶりに出場することにした。3年前は京大の○○さんに勝たせていただいた。立命のYさんには粘ったが突き放され、ひよこ様には手合違いの惨敗。相手のレベルを考えると1勝できたことは僥倖であった。今年も1勝がノルマである。な、わけでタイゼムで練習すべぇと入ったが勉強になんねぇ。最初の10分でこんな碁形になっちゃった。そこから自分がサーバー落ちして戻る→対局再開→また落ちる→相手いない→無効試合1時間近い時間のムダであった。
2008.08.18
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先週落雷による通信障害で本来ならば当方の不戦敗であったasutoronさんとの十番碁第二局が、午後9時から10時10分頃まで行われた。途中、nipp先生も観戦に来られたがすぐに立ち去ったようだ。ずっと観戦されて検討も参加されたのはGoさんだけだった。五輪の野球とか見てる方が多かったと思う。正直言うと不出来の碁だったので観戦者が少なくて有り難かった。第三局はマシな碁を打ちたいと本当に思う。総譜(143手完 黒中押し勝ち)(ポイント1)序盤早々酷いミスを打っている。黒の私がシチョウの見損じである。解説の必要もないのでスルーしたい。(ポイント2)黒29のカカリに対して白はコスミツケておけば実戦よりよかったような気がする。勝負どころ(実戦 42~76手)(ポイント3)白、上辺の打ち込みを逸す白42~52までは定石であるが、黒としては右辺も上辺も守りたいのだった。それが守れてしまったので黒が逆転したように思える。黒55と守ったのは仕方ないとして、白56・60・64・68のどれでも69の一路上に打ち込みたかった。黒も65では69に守るのが急務だった。(ポイント4)白70では75に囲えばよかったのではなかったか?(ポイント5)黒73が欲張り爺さんである。75と71の一子を軽く捨てるならば優勢だったはずなのに73と担ぎ出したもんだから白の厚みが働いて、奈落の底へと落ちていったのだった。(まさかの逆転図)私は黒1~3とデギった時には投げる気でいた。白4では5の一つ上にカケツげば白中押し勝ちだった。黒5と切った時点では自分でも大逆転コースに入った事に気が付いていなかった。まったくの拾い勝ちであった。
2008.08.16
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十番碁第二局開始まで30分である。今日は昼まで仕事、ヤマダ電機に行ったら安売りをしていて思わぬ散財をする、そして墓参りに行き父に話しかけてみた。帰って女子レスリングの決勝2番を見た。吉田はめちゃ強かった。マーボ豆腐を作って食べたら酔っぱらったような感じがする。作り方1)豆腐1丁半を大きめの角切りにして湯で温める。60度くらいにしたらザルにあけて水をきる2)キュウリ(曲がったのが10本150円で売っていた)を2本、両端を落としてヘタで断面をこするとアクが出る。これを三角形に切る3)フライパンを温めてサラダ油を10CCほど入れて2)のキュウリを炒める4)リケンのマーボ豆腐(辛口)と豆板醤大さじ2、赤とうがらし5グラムを3)に入れて、しばらくして火を止めて、ようく混ぜる5)4)に1)の豆腐を入れて火を入れて再度ようく混ぜる5)をドンブリに入れて、白ネギのみじん切りをどばっと入れてかき混ぜるオリンピックを見ながら、強烈な辛さのマーボ豆腐を食べ、クーラーの効いた部屋で汗を出しまくっていた。アルコールは入ってないがカプサイシン効果か、酔っぱらったような感じである。オリンピックならドーピング違反か?1時間半たって腹が治まってきた。果たしてどんな碁が打てるのか・・
2008.08.16
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回線復旧後、タイゼムのプログラムが改良されていた。2局打った、1-1である。が内容はよくない。柔道男子みたいで、たまに勝つが・・ころころ負けるみたいな感じである。今晩の石井と塚田の決勝戦は見ていて気合いが入った。大一番の怖さを見た。明日の第二局は厳しいかも・・
2008.08.15
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13日、市役所に所用がありました。帰りに後期高齢者医療保険相談窓口には誰も待ってる人はいませんでした。私は担当の女性に話しかけました。み「ちょっと制度について教えて頂きたいのですが、よろしいですか」担「どうぞ、どうぞ」み「私の母は今69才です。母が75才になった時の保険料負担はいくらなんですか?」担「お母さんはお一人ですか、ご主人は健在でしょうか?」み「父は早死にしまして、母は一人です」担「そうですか。で収入は年金が主でしょうか」み「そうです。厚生年金・国民年金併せて年額90万円弱、父の遺族年金が50万円、後は利子や債権の満期による収入ですが、一時所得は税法上50万円までは非課税だったはずです」(注)後期高齢者医療制度は保険者の所得状況に応じて、現役世代並み所得者とその他に分けている。後者は診療負担は1割で保険料も減額措置があるので、実質負担減になる。現役世代並み所得者の定義は「地方税法上の各種所得控除後の所得が145万円以上」とされている。現役世代並み所得者には保険料軽減措置がないし、診療負担も3割だ。現役世代並み所得者に分類されてしまったら、大きな負担増となる。ここが話のポイントだ。担「まず、厚生省が作った保険料計算資料を差し上げますので、見て下さい。算式1 保険料=均等割額(年額47,415円)+所得割額(総所得金額等-33万円)×8.68%年金所得は120万円までは控除される。つまりわが母の年金収入が140万円と仮定すると算式1 保険料 年額47,415円+20万円×8.68% → 年額64,775円この金額に軽減割合を掛けたものが実際の負担額になる。当初の厚労省案では年金収入160万円未満の単身世帯は7割減とされていた。それが軽減措置が拡大されて160万円未満は85%免除になっていた。すると母上の保険料負担はたった年額9,715円なのである。当初の厚労省案では年金収入200万円未満の単身世帯は2割減とされていたが、それが軽減措置が拡大されて211万円未満は60%免除になっていた。それでも後期高齢者夫婦二人世帯の場合、夫の年金収入が一定額を超えるとあらゆる減免措置の対象外となる。このような方は未だに不満たらたらなのである。平成18年に成立した後期高齢者医療制度は国の社会保険予算を削減したいという財務省の意向で作られたものである。しかし選挙前になって軽減措置を大盤振る舞いしたために、税金投入額は1兆円位増えてしまったはずだ。現行軽減措置がずーーと維持されるならば、母上が75才になっても私は安心なのだが、そうはいくまい。これらの軽減措置はイラクの給油と同じ1年の時限立法であって、次の総選挙が終われば正規料金を天引きされてしまうと覚悟した方が良い。それが嫌なら次の選挙では絶対に政権交替させないといけないだろう。追記、厚生省が作った保険料計算資料を見ると重大な問題を発見した。「被用者保険の被扶養者に対する軽減措置」という項目である。これは後期高齢者夫婦二人世帯の場合、妻の負担が来年以降増えていきますよ、と書いてある。今年4月~9月は妻の均等割額(年額47,415円)は全額免除だが、今年10月~来年3月は9割軽減、来年度、平成21年4月~22年3月が半額負担と書かれている。何もなければ、平成23年度からは妻も均等割額(年額47,415円)を全額負担になってしまう。これでは、年金収入が夫婦併せて年額400万円ある人の場合、保険料負担は年額25万円にも達してしまう。さらに診療費3割負担ってんだから、早く死ねというに等しい制度と言えよう。
2008.08.15
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将棋ライターのkeyさんが、近鉄囲碁まつりの様子をブログで紹介してくれました。近鉄囲碁まつりに行ってみた(のぺのげPart3)keyさんは8~12日の将棋まつりを全5日間、仕事として観続けていました。将棋まつりと比べて○大会参加者がかなり少ない○休憩・待機のために椅子が用意されていた所がなくなっていた○大会の受付に用いられていた箇所に昼を過ぎると人がいなくなっていたと指摘していました。私は6年前の夏からこの昨年まで今の時期、三重県に単身赴任していたり、飲料メーカーに勤務していたりで、囲碁まつりに参加していません。建物も改築されているらしいにしても、人の少ない写真に驚きました。決して同時期に囲碁の大きなイベントがかぶっているわけでもなく、将棋まつりよりも「ゆる~い」イベントであったはずはないのです。○10分500円のワンポイントクリニックがあった○パンフレットの裏面には日本棋院関西総本部(梅田)で定期的に行われている教室・講座が14も紹介されていて、将棋より充実していると感心させられた。と書かれていました。かつての囲碁まつりの賑わいを知る者としてどうも同じイベントとは思えないので、一度自分の目で確かめようと思いました。
2008.08.15
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昨日の記事「落雷、その影響」に わださんから下記の教示をいただきました。> オンボードLANカードが存在する場合も、別のLANカードをPCIバスにさして、そちらを有効にすればよいと思われます。Buffalo社のLGY-PCI-TXD たったの780円を買って付けたら、バッチリ動きました。落雷前より早くなった感じです。WindowsUpdateも12.7MBのダウンロードが2分くらいで終わりました。オンボードのLANカードも1年1ヶ月のうちに劣化していたのでしょうし、モジュラーの線はASDL導入2年3ヶ月のうちにもっと劣化していたはずです。かくて通信速度はずいぶん向上しました。線が1100円、ボードが780円、2千円たらずで出費は済みました。本体を明けるときに周囲や中のホコリを掃除したりして2時間以上かかりましたが、よい勉強になりました。わださん、ありがとうございました。
2008.08.14
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たぬきねいり2さん>将棋連盟のページはリンクもきれまくってるし、更新も遅いし、有るというだけでダメだめですよ。とコメントされました。答えが長くなりますんで記事にします。将棋連盟のサイトしか見ていないとそう思うでしょうが、日本棋院のサイトはもっと酷いのです。将棋連盟は、全棋士の対局結果等(TV棋戦を除く)を翌日には更新しています。関西棋院は週1回の更新です。日本棋院は上の方の棋士についてしかサイトに出していません。日本棋院関西総本部のページは、近鉄百貨店の作ったパンフレットのpdfファイルにリンクを貼っているだけです。印刷物は全てのスケジュールが埋まってからでないと印刷しません。webはなんぼでも更新できるんですから、スケジュールが埋まっている部分だけを早く告知できます。日本棋院は将棋連盟以上にwebの使い方を知らないのです。近鉄囲碁まつりは、日本棋院関西総本部と近鉄百貨店で運営してるんです。私は日本棋院のアルバイトとして、アマ大会の受付・対戦組み合わせを担当した事があります。将棋は一部の女流を除いて一つの組織じゃないですか。だからスケジュールが早く決められるのだと思います。近鉄囲碁まつりのスケジュールは、日本棋院関西総本部所属棋士の部分は早く埋まっているはずです。しかし関西棋院の棋士や中部・東京の人気棋士のスケジュールがなかなか確定しない。8月には名人リーグ最終一斉対局とか碁聖戦五番勝負してるし、7月末まで本因坊戦が7局まで行われたりしますと、どうしても直前まで確定しない部分が出てきます。だからこそ、早く埋まっている部分を告知する必要があるのです。
2008.08.14
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やっとネットを普通に見られるようになって第35回近鉄囲碁まつりを発見しました。遅いぞ、広報が・・。わしは9日からネット見られない状態だったのでいつからアップされていたのかしらんけど。日程見ると、一番行きたいのは羽根新本因坊・万波妹・梅沢が来る15日だ。わしは15日、歯医者の予約を入れてしまっている。どうしよう・・将棋連盟みたいに自分でページを作って、早くからファンにアピールしないといかんぞ!日本棋院しっかりしろ!
2008.08.13
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ターミナルアダブタに接続する元の線(フラットテレホンコード15m)を買ってきました。線を替えた事で回線速度はかなり回復しました。落雷前を10とすると、1か2に落ちていました。それが6か7位まで戻りました。これでネット碁は対局可能になったと思います。asutoronさんとの十番碁第二局は16日午後9時にできるでしょう。練習対局する必要があるな。しかしWindowsUpdateもダメで、Pop Sever問題も解決していない。頭が痛い。企業で社内LANを構築しているならば、アース工事や無停電装置してない所はないでしょう。しかし個人でそこまでやってる人は電気工事に強い人とか事業に用いている人だけでしょう。でもこれからは私もやらないかんと思いました。
2008.08.13
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9日の落雷で、ネット接続がダメになり> 私は、auのADSLoneを利用している。サポートセンターに電話したところ、この時サポートセンターの方に言われた事は、故障の原因は3つ可能性があります。1)PC本体のLAN接続部分が壊れている2)ターミナルアダブタがが壊れている3)LAN接続ケーブルが壊れている> 代替のターミナルアダブタとLAN接続ケーブルを送らせていただきます、という事になった。11日に> 代替のターミナルアダブタが到着しまして、ネット接続・FTPサーバーへのアクセスは可能になりました。> よって、ブログの更新・管理は問題ありません。> > しかしネット閲覧速度が遅いような気がする。> メールのPOPサーバーのアクセスが不能なので、関係者には、別の臨時のメアドを連絡しました。とりあえず接続はできているものの、回復したとは言い難い状況なのだ。接続トラブルが頻発している。デスクトップ上のDell Support Center をクリックしたら、インターネット接続は検出されませんでしたとメッセージが出る。私はウィルスセキュリティーZEROを入れている。「ダウンロードが完了しました。再起動しますか」とメッセージが出る。インターネット接続はできている訳だ。再起動すると「MicroSoft社が重要なプログラムの更新が・・・」とメッセージが出た。そこでWindowsUpdateをすると、更新プログラムを検索していますとメッセージが出てしばらく待つ。ここまではいつも通り。しかしターミナルアダブタのDATAランプがほとんど点滅しない。消灯した状態になっている。そして更新プログラムを検索できませんでした!と恐いメッセージが出てしまう。1)PC本体のLAN接続部分も壊れている危険性が高いと思われる。もしそうなら真剣にヤバイ!10年前のPCならLANカードは別で2~4千円で交換すりゃよかった。今のPCはマザーボードに直で付いている。本体をデルに送り返すよりない・・・。それと第4の可能性が浮上してきた。OS、Viataが糞であるから通信障害が起きている危険性も否定できない。当局には、2つの選択肢がある。☆PCをリストアする☆代替のPCを調達する通信環境がまともなら、PCをリストアする一手であるが、各種ドライバ・更新プログラム・アプリケーションをダウンロードしまくって環境を再構築できるとは思えないちゃんである。よって代替のPCを調達するよりない、という悲しい結論が出てしまう。事の責任は私にある。パソコンにもターミナルアダブタにもアース線が付いている。だが私はアース工事をしていなかった。無停電装置も使用していなかった。ただ雷が近いづいた時にパソコンをシャットダウンしただけだった。だが私は23年仕事と趣味でパソコンを使ってきたが、落雷による障害は初めて体験した。7月27日から8月9日までの2週間に3回も枚方では、1時間に50ミリを超える雨が降り、秒速30Mを越す風が吹き、家の周辺に数十回も落雷した。局地雷雨が頻発しているのである。パソコンが壊れたのは金で解決できる問題であるが、地球が壊れつつある事を体で思い知らされている今日この頃だ。
2008.08.13
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になった。開業登録したのである。それに付随していろんな書類を作って、税務署・市役所・社会保険事務所に行って、いろんな事を教えてもらったり、申請を出したりしていた。今は、弥生の青色申告って会計ソフトのマニュアルを読んでいる。肝心の仕事は、見たり・考えたりはしたが、文書化してはいない。ちょっと待ってね。
2008.08.12
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代替のターミナルアダブタが到着しまして、ネット接続・FTPサーバーへのアクセスは可能になりました。よって、ブログの更新・管理は問題ありません。しかしネット閲覧速度が遅いような気がする。メールのPOPサーバーのアクセスが不能なので、関係者には、臨時のメアドを連絡しました。タイゼムにも入室できました。ネット対局はするヒマありません。
2008.08.11
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9日午後9時に予定していたasutoronさんとの十番碁第二局、私の回線トラブルによって不戦となってしまった。asutoronさんにお詫びしたい。10日午前1時現在、わがPCはメールの送受信、インターネット接続全て不可能になっている。9日午後6時半から約1時間、わが家の周辺は強い雷雨に見舞われた。停電の危険があるので、ファイルを全て保存し、PCをシャットダウンした。午後8時45分電源を入れて、Windowsは起動した。しかしメールの送受信、インターネット接続全て不可能になっていたのだ。原因はわからない。私は、auのADSLoneを利用している。サポートセンターに電話したところ、ターミナルアダブタ(ADSLのモデム)が落雷により壊れてしまったらしい。代替のターミナルアダブタを送るが2~3日かかる、という事になった。落雷時、PCの電源は切っていたが、ターミナルアダブタの電源は切っていなかった。なぜなら自宅の電話が使えなくなるからである。かくてあと2~3日は、わが方メールの送受信、インターネット接続全て不可能なのである。なお、この文は自宅PCのエディタで書いて、メモリステックに保存しブログの更新等は、ネットカフェで行っている。
2008.08.10
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今夜、第二局を打つ。asutoronさんは大会で3回戦を勝利し、調子が上がってきているようだ。わが方は仕事が舞い込んで3日間、碁を打っていなかった。精神的にはハイなのだが、肉体的にはややキツイ。さきほど韓国室で一番試しに打ってみた。負けた。同じ4dである敵さんの最近の成績は2勝1敗と表示されている。無料会員である我が輩には5dから落ちてきた4dなのか、3dから上がってきた4dなのかわかんないのだ。打った感じでは、5dから落ちてきた4dにあたってしまったようだ。完敗した。わが方の調子は良くも悪くもないと思う。
2008.08.08
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中国の食品監督局長が自殺日本メディア引用し「中国国内でも中毒」報道 ギョーザ事件で中国紙呆れた事に中国政府は国内に報道管制を敷き、未だにあの事件を日本による陰謀であると強弁し続けている。山東省にある天洋食品は事件後生産を再開したが、輸出できず製品を国内販売していた。中国国内で再び同様の食中毒事件を起こしてしまった。どこに日本が関係する余地があるのだろうか?興味のある方は、私が2月に書いた以下の記事を読み直していただきたい。食品工場の防虫対策 中国製冷凍食品について中国の食肉加工工場の現場を想像するに、a)黄河下流は深刻な水不足であるb)環境設備に投資したり、品質管理や設備関連の技術者を養成する時間も金もないだろうコカコーラ○○工場では製造ラインとその周辺を殺菌処理するために、定期的に塩素水や電解水を撒いて、その水を回収し再処理し利用していた。そのような努力をしていたコカコーラ○○工場でさえ、チャタテムシなどの防虫対策には苦慮していたのだ。食品工場は衛生管理のために多大なコストと人的資源を必要としている。これは現場を知らない人には想像できないと思う。a)b)にも関わらず、中国の食品工場は先進国に製品を輸出するためには先進国の食品工場の基準、ISO9000、ISO14000、HACCPなどをクリアする必要がある。半年or一年に一度立ち入り検査を受けます。私は、ギョウザに殺虫剤が混入した理由を以下のように推理していました。最も安易に検査をパスするために検査前に製造ラインを止めて、強力な殺虫剤を希釈して噴霧した。噴霧した後に検査対象となる部分だけ重点的に洗浄したため、製造ラインに殺虫剤が残留してしまった。これが事件の真相であろう。
2008.08.08
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2007年2月26日付の「日経ビジネス」捨てようとして目が止まった。「アメリカ 萎える超大国」という特集記事がある。その中に2006年にNY中心部ハーレムの再開発の話があった。2年ほどの間に黒人たちが住んでいたアパートなどの家賃が5倍に跳ね上がり、彼らは追い出された。古いビルは全て新しいマンションやテナントビルに変わってゆく。黒人文化の首都が喪失されてゆく悲しみを住民の視点で取材した記事であった。これ20年前の東京・大阪で起きた事と同じである。そして不動産バブルが崩壊した今、ハーレムは新しいビルで埋め尽くされ、キンキラキンになっているのか。更地だらけの地方の工業団地みたいになっているのか・・私は知りたい。
2008.08.07
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ヒナタカコ「碁盤の女」(YouTube)という歌があるとSuperlineさんの記事を読んで知りました。一度聴いて、「音はJazz的でCoolだと思います。だけど歌詞に碁は関係ないじゃん」とコメントしちゃいました。聞き取りにくかったので見落としがありました。この曲は3番で構成されていまして2番の後部に「四角格子の碁盤の上じゃ、結局クロしか得られない」と歌っています。ここでいうクロと碁盤は何を意味しているのでしょうか?囲碁の盤や黒石の事ではなさそうです。1番の後部に「出町柳に子の刻、ひとり四角格子を蹴り倒して、行灯の灯り揺らして駆けてく響く下駄の音」と歌っています。察するに、出町柳は京都の地名。四角格子とは碁盤の目状に広がる京都の町の事でしょう。深夜の京都を一人徘徊する女、手に入れられるものは黒石ではなく何もない。心の闇を黒という言葉で表したのであろうか・・と私は読みました。Superlineさんの掲示板に、ヒナタカコさん本人が書き込みをされていました。聴く前に読めよ、お前 (^^;)一部を引用させていただきます。「この曲は、目と女をかけて、「碁盤の女(め)」と読みます。私自身囲碁の経験はありませんが、一緒にライブしているチェロ弾いてる子は元囲碁部で、囲碁の内容などちょろっと聞いて、歌詞にも織り交ぜております。この曲は遊女の思いを歌っていまして、遊郭の四角い格子や、昔の町並みを表すのに碁盤を用いました☆」やっぱ、勝手読みは盤上だけに留まらない私でした。ヒナタカコ Offical websiteを拝見しますと、小谷美紗子にインスパイアされて弾き語りを始めた、とあります。曲を聴いてなるほど・・と思いました。シブイ・・お勧めします。
2008.08.06
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今日、午後4:40~5:40の1時間に枚方で71ミリも雨が降った。わが家周辺に数十回雷が発生し、5分間停電した。部屋を閉め切り雷鳴とどろく中で真っ暗になった。ステッィク型ウォークマンを聴いて気を紛らわせていた。停電が回復した直後消費電力の大きいものは電源を落とし、卓上スタンドと扇風機だけを付けて雷雲が過ぎるのを待った。神戸や東京での豪雨災害について改めて考えさせられた。神戸や枚方では豪雨も大災害にはつながらない。しかし東京での豪雨は大災害になるおそれがある。神戸は北に六甲山脈、南は海に面している。街全体が傾斜しているのできわめて水はけが良い。水はけが良すぎて河川の水位が急上昇したのだが、河川が氾濫したり住宅が浸水する恐れは少ない。枚方も淀川に沿って発展した街であるから、淀川自体が氾濫しさえしなければ大災害にはならない。神戸や枚方は広範囲に500ミリぐらい降らないと大災害にはならない。局地的に短時間の豪雨が降っても大事には至らない。しかし東京と大阪はもともと浅瀬であった海を埋め立てて作った街だ。元々水はけが悪い上に地下街や地下鉄が縦横に伸びている。局地的に豪雨が降った時、何十万人も被災する恐れがあるんじゃないのか?都心部に局地豪雨が降る理由は幾つも考えられるが都市のヒートアイランド現象、近海の海水温上昇が主たる原因かと私は想像している。根本的には地球温暖化問題と言えよう。神戸の場合、上流に豪雨が降ったら下流の河川敷から避難せよとの警報装置を付ける事になった。対策経費は1千万円以内ですむだろう。けれど東京都心の共同溝でガス工事をしていた人が死んだ問題は深刻だ。都市機能維持コストが増大する。低コストで有効な対策を私の頭では想像できない。
2008.08.06
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麻生氏あいさつ回り ナチスを例に民主を牽制この記事によると、昨日自民党の麻生太郎幹事長は国会内で江田五月参院議長を表敬訪問し麻生氏は「ドイツはナチスに『一度やらせてみよう』ということで政権を与えてしまった」と述べた、ようである。これに対し民主党の小沢代表は小沢代表が反論、民主は「ナチスどころか正反対」によると、「民主党なんて、ナチスどころか正反対で、いつもバラバラだといわれているぐらい、非常に民主的な党だ。どういう思いで言ったのか理解できない」と反論した、らしい。鳩山幹事長もマジで怒っているようだ。私が民主党幹部なら以下の反論で切り返す。「麻生氏の指摘は非常に深い示唆に富んだ発言で敬服致しました。ナチス政権が誕生した1933年のドイツの政治状況は今日の日本と似た点が多くあります。まず選挙もせずに政権がころころ変わっていた事、不況とインフレが同時進行するスタグフレイションの状況にあった。政治・経済ともに危機的な状況の中、ドイツ国民は共産主義も政権与党の保守も信ずるに足らずの状況で選挙をしました。すると瓢箪から駒が出たようにナチスが第一党になって政権を担うに至りました。ナチスは議会において単独過半数を持たない少数与党の政権でしたから、当時のドイツ国民も周辺諸国もナチス政権は短命に終わると予想していました。ところがナチス政権は、景気回復と増税なき財政再建に成功し、ドイツ国民はナチスを熱狂的に支持するようになったのです。もし1936年にヒトラーが死んでいれば、ヒトラーは偉大な政治家として歴史に名が残った事でしょう。我々は歴史から学ばねばなりません。それは、経験のない政党に政権を渡す事よりも一つの政党に長期独裁を許す事の方が桁違いにリスクが大きいという事実であります。」
2008.08.05
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伝聞による話であるからどこまでホンマかは知らない。京都に囲碁大好きの社長さんがいる。この方がソウルに行き、韓国棋院で超一流棋士に教えていただく事になった。この社長さんの棋力は私と同じ位である。相手は世界の○○先生である。手合は五子だという。はっきり言って無謀な手合である。並の九段でも一面打ちで本気を出されたら私は六子で勝ちきる自信がない。まして世界の○○先生ともなれば私なら「八子でお願いします」と言うところだ。社長さんは関西棋院の某九段に五子置いた時の序盤作戦のアドバイスを求めたという。プロ「このような形ができたとしましょう。下辺の白の構えはこのままで地だと思いますか?」社長「うーん」プロ「この白の構えを簡単に破る事ができる手があります」(注)碁盤の下半分だけ見てください。手番を無視した図です。プロ「黒1と打つのです。白2と受けるのが本手です。そこで黒3と打てばどうですか」社長「むむむ」プロ「白はまさか5と受ける訳にはいかないので下図になるのです」実戦で実際にこの形になったと聞いた。手の善悪や変化を詮索するのはヤボと思う。
2008.08.05
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何気なく使っている「悪手」という言葉も使い方を考えないといけない。ある局面で変な手を打ったとしよう。この場合、打ち手の棋力によって「悪手」というべきか否かが決まる。悪手の反対語は何か。「良い手」と答える人は碁を知らない人だと私は思う。私は悪手の反対語は「普通の手」もしくは「マシな手」であると思う。悪手か普通の手かという概念は野球でいうボール・ストライクの判定と同じだと私は考えている。ただ囲碁の場合、打ち手の棋力に応じて判定基準が変化する。棋力が高い人ほどストライクゾーンは狭い。なぜなら対戦相手のレベルが高いので咎められるからである。プロが打てば悪手でも私が打てば普通の手になる。同様に私が打てば悪手でも級位者が打てばば普通の手になるのである。安田九段の著書に「アマ五段クラスの棋譜を見ると、一局の間に35回くらい形勢が入れ替わっている」と書いてある。プロレベルで見ると悪手が幾らあるか数え切れないのだろう。私が自分の棋譜を見直してみると、自分で気づく範囲でさえ平均20手位おかしな手を打っている。しかし、それを全て「悪手」と言えるのだろうか?実戦で相手が咎めなければ悪手は悪手でなくなる。だからといって結果論だけで碁を見ては上達に資するとも思えない。棋力に応じてストライクゾーンは変化する。自分の棋力も波があるので、打った手を悪手と呼ぶべきか否かの境界線は定かでない。私の棋力では、ある程度悪手を打つ事は避けられない。ただはっきりボールとわかる球に手を出してはいけないのと同様に、大悪手だけは打たないようにしようと思う。では、大悪手を打たないためにはどうするのか。自分の経験から言える事は、大悪手を打つ時は以下の2つのケースがほとんどである。○第一勘の手を読んでみたが後が読み切れないために別の手を打った場合○優勢を意識して緩んでいて、相手の打った手にハイハイと応じてしまった場合勝つためには、正しい手・良い手を打とうとは考えない方が良いと思う。部分的な戦いにおいては正解は一つしかない局面がある。その場合真剣に読む必要がある。それでも読み切れないうちに勘で打っている事がほとんどなのだ。自分を信じて、第一勘の手を打つのが原則として正しい。気合いで第一勘の手が悪手であるケースは多いが、それが大悪手・敗着になることは滅多にない。要は大悪手を打つケースを避けるよう心がける事が現実的な勝率アップする方法ではないか、というのが私の結論である。
2008.08.05
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東洋囲碁で1局打った。昇降級対局で2番続けて勝ち碁を落としている。勝ってほっとしたのだ。黒中押し勝ち序盤早々、相手にミスクリが出てタナボタで優勢を意識した。ところが中盤以降、優勢を意識して緩みまくって、形勢不明になってしまったのだ。小ヨセに入って敵さんがミスを連発し、最後は盤面15目ほどの勝ちになった。逃げ切りたいと思う己の心が一番の大敵だと思いました。人の碁をとやかく言えるような碁打ちでないと自覚&反省します。
2008.08.04
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今日は個人戦を観戦した。asutoronさんは不戦で小姫☆1515さんの碁を見に行ったら、既に終局していた。なんと対局時間9分!見事な白中押し勝ちである。基本的にずっと白優勢であったように見えた。黒は勝負を急いで自爆・玉砕してしまったように思える。asutoronさんと小姫☆1515さんの2回戦以降の活躍を期待しよう。ってお前が正会員になって出場すべきだったんじゃないのか!(>_
2008.08.04
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農産物の高率関税についてでは、税率は高いが実効税率は低いケースを説明した。その逆もあるのだ。税率は低いからと言って税負担が軽いとは限らないのである。その実例として中国の話をする。まずと税とは何か。仮に「経済活動を営む法人・個人が公的サービスを受ける対価として政府等に納付する金銭等」と定義しておこう。この場合、企業が支払う法人税・法人住民税・事業税・固定資産税だけでなく、従業員の社会保険のうち企業が負担する部分も入る。企業はこれらを税コストと認識して経営計画を立案する。しかし企業が負担する税の中心は法人税であるから、法人税に絞って話を進める。80年代後半、私は外資系商社で経理をしていた。その会社は香港に子会社を設立していたので、当時(中国返還前)の香港の法人税法(英語)を読んで驚いたのだ。日本の法人税法とはえらい違う部分があったからである。基本的に、税額=所得×税率である。香港の法人税は一律15%(当時日本は37.5%今の日本は30%)であるから、税負担は安いと思うだろう。だが所得の定義が異なるので場合によっては必ずしも税額が少ないとは言えないのである。香港では所得から控除できる費用の範囲が狭い。現金の支出を伴わない減価償却費は定額法で1%しか損金経理できない。このため世界ではじめて設備・備品のリース事業が香港で興ったのだった。設備・備品を買わずにレンタルすれば、毎月現金を支出することになるので費用計上できるからだ。香港の税制は商業を対象に作られていたために製造業には不都合な部分が多かった。80~90年代中国の南進政策は、基本的に中国沿海部を香港化する事を目的としていた。そのため経済特区の税制は基本的に香港の税制を継承したものだった。昨年中国では税制改革が行われ、今年から新法が施行された。それによって中国進出企業の税負担が重くなり、労務コストの上昇も激しい。このため沿海部の工場を中国内陸部やベトナム等に移転しようとする日本企業が増えていると聞く。残念ながらWikipediaにはこの税制改革に関する記述がない。また近所の図書館にも関連蔵書はない事がわかった。興味のある方は、この本の購読をお勧めしたい。中国の税制と投資またweb上の資料として中国の税制改革についてが発見された。が一読して、なるほど・・と私が中国進出企業が直面している困難をズバっと理解できるものではなかった。以下の記述は、伝聞等による私の断片的な記憶に依存しているので信用性が低い事をまずお断りしておく。中国では一般法人に対する税率は24%に引き上げられてアメリカと同じ位になっている。15%の軽減税率が去年まではほぼ全ての進出企業に適用されていたが、優遇税制の対象が絞り込まれている。中国政府はもはや沿海部には労働集約型工場はいらない。内陸部に移転しろ!と言うておるのだ。沿海部の労働集約型工場には一般法人に対する税率24%を適用する事になった。社会保険制度の整備によって、企業から徴収する社会保険負担も激増しているらしい。さらに日本・アメリカと比較すると税法上の所得の概念が違うので税率が安いと言うて税負担が軽い訳ではないのである。
2008.08.04
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税制の問題はとかく誤解が多い。理由は条文が難解で制度の理解が困難であったり、抜け穴が多かったりするからである。今回は農産物のWTOの合意ができなかった事から書き始めるとしよう。WTO決裂は残念かというqin氏の記事を誤解の一例として紹介したい。>我が国の農業を守るためには8%以上の輸入品目に数百%の関税をかける必要がある。とqin氏は書いているが、今日本は8%以上の輸入品目に数百%の関税をかけているにも関わらず、我が国の農業を守れていない、という現実を知って頂きたい。ホントはコメントを付けて議論したいのであるが、説明が長文になる事。法律の論点を書いても、素人にはピンとこないであろうから、私は独立した記事を書くことにする。特定の農産物に高額の関税を課しても国内の農業保護にはあんまり効果がない。むしろ高額関税によって日本経済の空洞化が加速しているという問題がある。その理由はこの税制に2つの抜け穴があるからである。農産物そのものに高額の関税を課しても、その農産物を加工した中間製品・製品は工業製品であるため高額関税を課す事ができないからである。高額関税農産物の一つに砂糖がある。サトウキビを輸入する場合、379%の関税が課せられる。徴収した関税は国内のサトウキビ生産農家(主に沖縄県)に補助金として交付する財源になっている。沖縄は台風が毎年襲来するので風水害に強いサトウキビしか作れない農地が多いらしい。しかしサトウキビを輸入して国内で砂糖を生産する事は少なくなっている。2006年の砂糖の国内生産は86万tにすぎない。砂糖の輸入量は129万tである。砂糖を輸入する場合の関税は、重量に対して課税されるが、国際相場が乱高下しているため税率に換算できない。まぁ100~150%位と思っていただきたい。ところが砂糖等調整品というのがある。これは砂糖に17%の粉状の水飴を混ぜたものである。砂糖等調整品に対する税率は30%でしかない。国内で和菓子・洋菓子・加工食品などを大量生産している所の使われているのは、ほとんど砂糖等調整品なのである。さらに小豆を輸入すると400%の関税を払わないといけないのだが、小豆生産大国である中国で餡に加工して、餡を輸入したら、その税率は28%なのだ。コメを輸入すると778%の関税を払わないといけないのだが、餅米を粉にしてこれに17%の砂糖を混入すると、米粉調整品となる。その税率は30%なのだ。今、スーパーに行くと4個99円のくず餅などの和菓子が売られている。こんな事10年前にはなかった。なぜそんなに安いのか。それは餡や米粉調整品、砂糖等調整品を材料に大量生産しているからだ。つまり税率は高いが、抜け道があるために実効税率は低いのである。これ私が税理士試験を受験した頃に、日本の所得税法に関して言われていた事でもある。当時は累進課税の最高税率は75%もあり、10.7%の住民税も合わせると高額所得者は86%もの税負担を強いられていた。はずだが、そんなバカ高い税金をまともに払うバカがいるだろうか。高額所得者にはカネと知恵がある。公益法人を設立して、それにほとんどの財産を寄付しちゃうとか、相続税法の抜け穴を利用して、ほとんど非課税で子供たちに事業を継承させちゃうとか・・していたのだった。経済学者や民間金融会社の研究部門が調査した結果、実年収5億円以上の高額所得者に対する実効税率はたった15~17%にすぎず、中堅サラリーマンへの実効税率より低い事がわかちゃったのだ。90年代に税制の多くが見直され、だいぶまともになったのだが公益法人と農業関係については未だ手つかずのものが多い。80年代までは現在高率の関税を課せられている農産物は全部、輸入が認められていなかったのだ。1994年のWTOウルグアイ・ラウンドの合意により、農産物貿易の原則自由化が実現した。そこで例外品目への高額課税が始まった。しかし高率の税を課す場合には、必ず例外が設けられている。これ税法の常識である。それにしても農産物への税率はめちゃ高いのに、調整品への税率が低いのはなぜであろうか?謎を解くキーワードは生産者保護と縦割り行政である。農水省は農業生産者の利益を代弁する役所である。農産物への課税率を実質的に決めているのは農水省だ。経済産業省は商工業者の利益を代弁する役所である。工業生産物への課税率を実質的に決めているのは経済産業省だ。かくてザル法が成立しちゃうのである。工場を海外に作って製品・半製品を輸入すれば高額関税をスルーできてしまうのだ。その結果、国内の農業も製造業も海外に出ていって日本の食料自給率は下がり、産業空洞化が進行し、失業者が増えることになっている。かかる現状を維持しようと主張する人は特定利権に関係しているか、無知であるかのどちらかであろう。
2008.08.04
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隋の煬帝による第二次高句麗遠征の失敗とその後の随滅亡の過程を描いた作品として風よ、万里を翔けよ(田中芳樹著)がある。囲碁ブロガーでもある謫仙さんが書評を書いておられますのでリンク貼りにて紹介させていただきます。この本では、基本的に高句麗遠征は随の自滅であった、と書いてあります。しかしナポレオンのモスクワ遠征の失敗も項羽が劉邦に敗れたのも兵站線を切られたからであります。正面から戦って勝てない場合、ゲリラや焦土作戦で敵を誘い込んでから兵站線を切るというのは受けの手筋であります。勝った側の采配を評価しない訳にはいかないでしょう。中国側とくに随の後に建国した唐王朝が作成した史料に基づいて書かれている、と読まねばなりません。唐を建国した唐王朝の李淵が出た李氏は、隋の帝室と同じ武川鎮軍閥の出身で、北魏・北周以来の八柱国・十二将軍と称される鮮卑系貴族の内、八柱国の一家として隋によって唐国公の爵位を与えられていた。のちに、隋から禅譲を受けて新朝を立てるという易姓革命の手続きを踏んで唐は建国されました。唐は建国後60年がかりで高句麗を征伐したのでした。すると高句麗側の乙支文徳の奮戦は史料から抹殺されている。敗戦の原因を煬帝の不徳に決めつける事によって、隋から唐への禅譲を正当化している、と私は想像するのです。
2008.08.03
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まだ話が本題に入ってなかったのだ。チュモンのDVDを借りると「関連用語」「登場人物関係図」が付いている。地図・国名・人名・地名・役職名、その他もろもろを頭に入れてないと話がわかりにくい。しかしDVDやオフィシャルサイトの説明、には当時の漢帝国の事が書かれていないのだ。朱蒙〔チュモン〕オフィシャルサイト・物語の冒頭には、紀元前108年、朝鮮半島を含む大帝国を領有した古朝鮮国は、隣国・漢により滅亡。漢はその地に、楽浪(ナンナン)・臨屯(イムドゥン)・真番(チンボン)・玄菟(ヒョント)の四郡を置き支配するが、将軍・ヘモスとその友人で玄菟(ヒョント)郡に属する扶余(プヨ)の太子・クムワは、圧政に苦しむ古朝鮮の流民(ルミン)<流浪の民>を率いてタムル軍を編成、漢に抵抗する。と書かれています。これを中国側から見ますと、古朝鮮国とは衛氏朝鮮(Wikipedia)の事であり、漢に背いて匈奴に亡命した者と燕から亡命した者が朝鮮に入った。そこで、朝鮮の非漢人系住民や燕・斉の亡命者などを取り込み、王険城(平壌)を首都として王位に就いた。という事は、古朝鮮国は朝鮮民族による独立国だったのではなく、漢に背いた中国北方民族が亡命して、秦が滅びた後の隙間に建てた国だった。高祖時代に衛氏朝鮮の君主は皇帝に属する王として冊封されていた、ってんだがら、チュモンの話は、出発点からして誇り高き現代の朝鮮民族が、歴史を捏造して、統一朝鮮という架空の「古朝鮮国」を作ったという事になります。日本にしろ朝鮮にしろ中国にしろ、もともと日本人・朝鮮人・中国人なんて古代にはいなかった。それどころか、明治維新や日清戦争まで、日本人・朝鮮人・中国人なんて概念は一般的でなかった、という事実を知っておくべきでしょう。どこもいろんな民族が流れ流れて混ざって今に至っている訳で、現代の常識から過去を捏造するってのは、どこの国もやっている事だけど、どうもナショナリズムが背景にある。ナショナリズム自体はニュートラルなんだけど権力側が自己正当化する手段として用いる傾向がある。ここ10年ほどの間に韓国歴史テレビドラマは傑作が多く出ました。これは80年代以降の経済躍進やソウルオリンピックの成功、囲碁の世界制覇とか朝鮮民族が自信を持つ出来事が同時並行して起こった事と関係がある、と私は思います。最後に朝鮮歴史ドラマの題材にして欲しい偉大な軍人の話を書きます。それは乙支文徳(Wikipedia)です。隋の煬帝による第二次高句麗遠征(612年)は、113万3,800人の兵を以て200万と号する大軍と、それを支える輜重隊による前代未聞の規模で行われた。これを偽投降、脱出、七戦七敗などの奇策を駆使し、わずかな兵力で隋軍に壊滅的な打撃を与え、返す刀で追撃し隋を滅亡に追い込んだのでした。三国志演義では諸葛亮が天才的な軍事指導者という事になっていますが、これは嘘です。南蛮制圧で七縦七擒の話がでてきますが、これのモデルは乙支文徳の七戦七敗ではないかとの説があります。朝鮮が独力で中国の統一王朝を完膚なきまでに打ち負かし、これを滅亡に追い込んだ。これはスゴイ! チンギス・ハーンには及ばないけど信長・秀吉なんかよりずっと上。なのに、今の韓国の歴史教科書にはこの人物の事はほとんど記述がないんだそうな。中国の歴史教科書検定は日本以上に朝鮮に及んでいるらしい。
2008.08.03
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3月に父の法事を行った。精進上げの席で叔父が「チュモンは傑作やでわしハマってんねん。あれはチャングム以上に面白いぞ」と言った。私は最寄りのツタヤから旧作DVDレンタル半額のメールをもらう度に借りてDVDで25本、全81話中55話まで見てしまった。ちなみに料金は7泊8日で1枚90円、1回に10枚だで借らりれる。BS FUJI 朱蒙 ~オフィシャルホームページ~※わが家はBSデジタルは見られないし、所持しているHDD・DVDレコーダーもBSアナログまでしか録画できない。つまりチュモンを録画できないのだ。地上アナログとNHKBS1・2までが録画可能で、地デジは受信のみ可である。テレビは地デジ対応の20インチとアナログ専用の15インチの2台がある。関連記事テレビと決別する日2011.07.24 >新しく地デジなんてやるより、既存の放送と通信の融合を目指す方が有意義で安上がりだ(by hidew)は正解だと私も思う。話を韓国歴史ドラマに戻す。「チュモンはチャングム以上の傑作だ」という叔父の意見に私も同意する。まだチュモンを見てない方でチャングムにハマったという方は、ぜひチュモンを見ていただきたい。チャングムは配役・演技・映像技術・時代考証については完璧に近い。ただ人間ドラマとしては勧善懲悪・スポ根的で深みがない。良くも悪くも水戸黄門的にわかりやすいが薄っぺらい印象があった。チュモンの主役ソン・イルグクの演技・魅力はチャングムのイ・ヨンエに遠く及ばないが脇役が凄い。特に主人公の義父クムワ役のチョン・グァンリョルに魅せられてしまった。人間ドラマとして重厚であると私は思う。話が難しい。ストーリーは公式サイトを見ていただきたいのだが、簡単に述べると紀元前1世紀(BC60-18)頃の朝鮮半島北部とその周辺が舞台である。主人公は扶余の王子である。前漢帝国が傾きつつある時代にその周辺国家である扶余が帝国からの自立を目指すか、従属を続けるのか、国論を二分する政争が王宮やその周辺で起こる。主人公は漢からもその影響下にある扶余からも独立し、朝鮮民族統一を目指す。ついには高句麗を建国し初代高句麗王・東明聖王(トンミョンソンワン)となる。チュモンをはじめ主な登場人物は朝鮮史上有名な実在の人物である。チャングム自身は実在の人物だったがストーリーの90%はフィクションであったのに対し、チュモンは基本的には史実に基づいたドラマである。漢と扶余は衰退してゆく。扶余のクムワ王もチュモンの義兄、テソ王も暗愚な人物ではない。基本的には英明な人物なのだが、権力と政争の中で何かを失っていってしまう。人間の「業」と「悲しさ」がリアリティを私に感じさせるのだ。
2008.08.03
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私の部屋は2階の西側にある。西日が当たるので午後3時~6時が一番暑いのだ。そこで図書館へ逃避する。残念ながら日曜日は午後5時で閉館するので今、帰宅した。エアコンのセンサーを見ると室温35度、外気温39度である。部屋を閉め切ってクーラーをつけるよりない。図書館では同輩が群れていて座る所もなかった。業務スーパーでもらったエコバックを尻に敷いて廊下で本を読んでいた。我が輩の顔から80センチほどの一番下の棚に、ねこぢるうどん1・2、ねこぢる食堂という奇妙なマンガ本を発見した。まず、ねこぢるうどん1を読み始めた。最初の10ページまでは子供向けのギャグ漫画かと思えたが、読み進めるうちに、大人向けの本である事に気づいて3冊を借りてきた。ねこぢる(Wiki)まだ読んでないが楽しみである。このような本が図書館にあるのは意外だ。おそらく寄贈本であろう。寄贈された方に感謝したい。
2008.08.03
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実戦譜4(53~64)白が欲張りの勝手読みをやっているのを黒が咎め損なっているのだ。参考図1(簡明の図)黒1(53)に対しては、白は本体を大切に2~4と連絡を図るべきだった。上辺の白一子は取り切れていない。白としては黒さんにもう一手入れさせてから3の2つ下からハネツギが打てれば大満足の形である。カス石を捨てるという発想がない欲張りの罪は深い。対局中。黒57で割り込まれる手に気が付いて、しまった!と思っていたのだ。
2008.08.03
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参考図1黒1(41)・白2(42)は実戦の進行。そこで黒3と本体を攻めてみるべきだった。※と書いた。基本的には正しいと思うが、よく調べてみると白6のキリが黒をダメヅマリにするシノギの手筋で対抗する。黒3子を取らずに白12に回れば白も打てるようだ。対局時、私は4~6の筋が見えてはいた。しかし実戦で正しい手順を選ぶ事ができたかは大いに疑問だ。シノグには詰碁的読みの力が必要で、間違いやすい。もし黒が攻めてきていたら私が間違える危険性は高かったし、私の持ち時間を減らす事に成功していただろう。非勢の局面では紛らわしく打つべきだのだが、asutoronさんは形勢を悲観してはいなかったと局後の感想で述べた。ゆえに実戦の穏やかな進行になったようだ。参考図2黒37では単純に切ってしまえば良かった。白は4子を捨てるよりない。対局時、私は捨てる手順を読んでいたのだが、そこに見落としがあった。結論として切ってしまえば黒優勢になっただろう・・と思う。黒39の時点で切ってしまえばもっと厳しかった。オワってしまう危険すらあった。参考図3ゆえに白32は敗着になりかねないポカで、下図のツケでなければならなかった。
2008.08.03
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みんみん・asutoron十番碁第一局は、私の白中押し勝ちとなった。総譜asutoronさんにとっては不出来、不本意の碁であろうと思う。しかし当方にも多々悪手や盤上に出現しなかった怖い変化があったのだ。それをチェックしていきたいと思う。実戦譜1(23手まで)黒のasutoronさんが、宇宙流の打ち回しを見せた未知の世界に突入しているので、両者の着手は論評不可能である。実戦譜2(24~40)ここが勝負所、第一ラウンドだった。まず私が白24と打った理由は、すぐに動くのは危険だからである。白24の囮作戦は成功してしまった。黒25~31はハマったといえよう。白一子を取るのに5手もかかっている。石の効率が悪すぎる。私が黒なら、地に辛い安全策もしくは敵を自分の厚い方へ追い込んで活かす事を考えただろう。望外の展開に白32は手がすべった。ツケるのが筋である。黒33と打たれて危ない形になった。どう危ないかはうまく説明できない。まだちゃんと検討できていない。が、私は黒に40からゴリゴリ切られるのを心配し、対策を読みまくっていたのだ。だから黒39と退却して頂いたので白40に手を戻してホっとしたのだった。実戦譜3(41~52)先手で左上隅を蹂躙し、白52と中央を消して悠々と退却する。白余裕の展開である。ところがこの後、調子こいて欲ばったために怖い事になってしまう。(続く)
2008.08.02
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