梅林庵

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2017年04月04日

稟議書が多い

(6)

カテゴリ：日記

平成29年4月4日(火)

　午前3時半起床。ウィークデーです。未明のコーヒーは週末の味がしません。本を読んでいて、これからの勤務をして時計の針が気になります。新聞に目を通しブログをアップ。午前7時に朝食。7時半過ぎにネクタイを巻いて出勤。今日も稟議書が多かったです。疑義のあるのが混じります。その折は部下に助けを求めます。食客3千人ではありませんが、彼等の助けにより殆どのことが解決。「持つべきは」ではあります。

　空は二日続けての快晴、暖かいこともあって、いよいよの桜ではあります。佐伯の市花はヤマザクラです。出勤途中、生目山や岡山・角道の裏山に満開。昼休み、サンドイッチを野菜のスムージーで流した後、5階の洗面所、歯磨きをしながらから眺めやる臼坪のそれも春に霞んでいい感じでした。其処此処に植わるソメイヨシノも後を追っています。満開は今週末か。その折の天気はすぐれないとの予報。まっ、いいか。

　夕刻、真っ直ぐ帰宅。昨日走りませんでした。先ずはランです。山あいを6km。暖かかったです。同じ距離を走っても、日に日に汗の量が多くなります。日没時刻も下がりました。懐中電灯を持たなくていいから助かります。いい季節です。
　風呂を浴びましたが、今日はノンアルコール。NHKFMでヴィニャフスキ国際音楽コンクールを聴きました。その名のとおり若手ヴァイオリニストの登竜門。5年に1回の開催です。かつて石川静が2位、その次の大会で漆原啓子が一位になりました。今日のプログラム、最後は冠の作曲家、ヴィニャフスキのヴァイオリンコンチェルトをヴェリコ・チュムブリーゼという演奏家が奏でました。その通り、若い演奏でした。

　聴いていて父からTELあり。

「お前の持ってきた本は読んだことのあるものばかりだ。別のものを届けろ」

なんだ、そんなことなら作者と題名を見てその時に「読んだ」と言えばいいじゃないか。しかし、90近くになると、読み始めてそうと知ることもあるんでしょう。現に私もそうなることがままありますから。時々、持っている本を二度買いする馬鹿もします。父のことを笑うことができない。
　戻ります。番組を聴き終えて、トラにリクエストのBachを。ファジル・サイでフランス組曲他。20年近く前の録音です。先のヴァイオリン同様、若々しいタッチでした。ジャケットの彼も若い。当時、クラシックファンの年配ご婦人を魅了したというトルコの美青年です。昨年だったか、テレビ出演した折は見た目おじいさんのようになっていましたが。