hongming漫筆

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2008.01.04
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カテゴリ: その他の読書録
中央公論社。1972.11.30初版。1973.3.2第六版
 著者による「あとがき」で、成立の舞台裏が明かされている。
 最後まで案ができてから書き始めたのではないため、問題の決着に頭を悩ませていたそうだ。
 前半は竹細工師(人形師)の話だが、後半はその妻となった女が中心になっている。
 竹細工師の家に番頭が訪ねてきたところで話の中心が転換する。
 ドラマ化にぴったりの、「この先どうなるのか」とハラハラさせる展開で、なかなか読ませる。

 この本は、入院した病院のロビーにあったのを読んだのだが、その本は、ある中学校の増車だったものだそうだ。
 こんなのを中学生に読ませていいのか。
 いや、いいのだ。こういうものから大人の世界に入っていくのだ。

 知らないことばが多かった。

「しろこの蔭」(p80)「母屋のしころ[#「しころ」に傍点]を下ろしたら」 「しころ」というのは屋根から一段下がったところにある「しころびさし」というものらしい。
「きびしょ」(p81) 急須のこと。

(12月24日読了)

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Last updated  2008.01.05 18:42:50
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