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2009.08.21
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 今日の産経新聞の「「 音声出題」で実証実験 入試センターが文字認知障害者の受験後押し 」を読んで胸を突かれる思いがした。
 そうか、こういう問題があったのか。
 一部を引用する。


 入試センターでは、児童・生徒の約6%(各学年で7~8万人)と推計される発達障害者のうち約8割が文字認知障害を抱えているとみている。また、病気や事故で視力を失い、時間がかかる点字に習熟していない生徒も、相当数いるとされる。

 同センターでは、視覚障害者用に点字問題、弱視者用に拡大文字問題を用意しているが、毎年60人程度の受験にとどまっている。

 わたしは、子どもの時から悪筆で苦労してきた。今でもできるだけ手書きの書類は避ける。他の人が手書きで済ますものも、エクセルなどでフォーマットを作ってプリントアウトする。
 ペン習字も二種類受講してみた。
 しかし、人並みにはならなかった。
 30歳を過ぎてから、文字を一文字ずつ検討することによって、いくらかましにはなったが、それでも悪筆であることには代わりはない。

 ある時、「ディスレクシア」(ディスレキシア)というものを知って、まさに自分だと思った。

 今でも覚えている。小学校の一年生の時のことだ。
 カタカナの「ミ」を鏡文字で書いていた。傾きが左下がりになっていた。
 他の人の書く字とどこか違う、ということは感じていたのだが、どこが違うのかはわからなかった。
 小学校の高学年の時には、「心」という字はどうかけばいいのかわからず悩んでいた。
 最後に書く二つの点を、二画目の両側に書けばいいと言うことを理解したのはずっと後のことだ。
 わたしの場合は、書くことに問題はあったが、読むことには問題はなかった。
 しかし、読むことができないという障害もある。
 有名人で言えば、トム・クルーズがそうだ。彼は、脚本を読んで理解することはできないが、他の人に読んでもらって耳で聞いて理解することはできるので俳優の仕事ができるのだ。

 学力には問題はないが、目が見えない人がいたら、それなりの配慮をするだろう。
 現実に、目も見えず耳も聞こえないけれど大学院を出て大学の先生になっている福島智さんのような人もいる。

 目が見えるかどうか、文字を認識できるかどうかと学力は関係がない。

 しかし、それが理解できない人も多いようだ。

 近視や遠視の人は眼鏡をかける。わたしも遠近両用眼鏡をかけている。
 文字を認識できない人が、文字によらない試験を受けるのは、視力に問題のある人が眼鏡をかけるのと同じことだ。
 こういう配慮に反対する人は、眼鏡をかけて試験を受けることにも反対するのだろうか。
 まさかそんなことはないだろう。

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Last updated  2009.08.21 22:37:27
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