hongming漫筆

hongming漫筆

PR

Comments

背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子】(04/22) 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
hongming @ Re:ブルーレイが再生できない(11/30) 随分遅くなりましたが、やっと試しました…

Keyword Search

▼キーワード検索

2010.12.20
XML
カテゴリ: その他の読書録

 なんと息子が持っていたので借りて読んだ。
 1706年から1790年という、日本で言えば江戸時代の人。
 少年時代、兄の元を飛び出してからの立身出世物語。
 冒頭に「息子よ」とあり、息子に読ませるために書かれたものなのだが、訳注に寄れば、「母親は誰であるか明らかでない」のだそうだ。いきなりびっくりだ。
 さらに、息子に読ませるものであるのに、友人の恋人に「いかがわしい振舞いに出ようとした。」(p73)ということまで書いてある。
 さらにさらに、「容易に抑えることのできない青年時代の情欲に駆られて、私はたまたま出会った怪しげな女たちとしばしば関係を結んだ。」(p112)とまで書いてある。
 さすがに正直で知られた人だけのことはある、というべきなのか。



 先に「立身出世物語」と書いたが、「立志伝」と言うべきだろう。
 まだ読んだことがないし、おそらく生涯読むことがないであろう「西国立志伝」というのはこういう話を集めたものなのだろう。

 雷のことが書いてなかったのは物足りなかった。

【トレミー】ブログがいっぱい☆

輾転反側掲示板 」へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.12.22 19:56:31コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: