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2012.05.20
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カテゴリ: 江戸時代を知る

 再読。
 川柳を通じて、江戸の風俗や話し言葉を知ることができる本。
前回 とは違うところが気になった。
 副題はあまり良くない。「男と女」だけでなく、武家へのからかいや家庭内の問題なども多く取り上げられている。
 解説は勉強になるものも多いのだが、「これは必要なのだろうか」と思うものもある。
 たとえば、
「子煩悩」は、並外れてわが子を愛することの謂いである。(p30)

など、江戸の川柳の本を読む人にこのような解説がいるのだろうか。

へべれ気に酔って(p109)

 「へべれけ」の語源には諸説あるようだが、このような表記は珍しいのではないか。
亭主はもう二言もないという状況になる。(p109)

 「一言もない」ではないのか。
百おかすや(p165)

 「おかすや」とは何だろうと思ったら、解説には、「やす」は丁寧語、とあった。「おかやす」の誤植なのだろう。
かしう売り(p202)

 「かしう」とは「何首烏」のことである。魯迅の随筆の中に、年を経た何首烏が人の形になって歩くという話があった。
 牛久沼のほとりの小川芋銭の旧宅にこの何首烏がある。

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Last updated  2012.05.20 16:36:37コメント(0) | コメントを書く
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