映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

カレンダー

お気に入りブログ

マッドマックス New! ジャスティン・ヒーハーフーさん

ランチは町中華 New! ちーこ♪3510さん

大麦はチクチクして… 天野北斗さん

憂きも一時 小烏丸の”てる”さん
いもたこなんきん クロ麻呂さん

プロフィール

hoshiochi

hoshiochi

キーワードサーチ

▼キーワード検索

全て | 料理&お菓子&旅&演劇&その他2 | フランス映画 | 韓国ドラマ・赤と黒(ナップンナムジャ) | その他の地域の映画&ドラマ | アメリカ映画 | 韓国映画 | 真田広之 | 韓国ドラマ | アメリカドラマ | その他のジャンルの日本の小説 | 日本のミステリー小説 | イギリスドラマ | よしながふみ漫画&ドラマ&映画大奥 | 漫画・アニメ | 日本ドラマ | 中国&台湾映画 | 日本の作家が書いた歴史小説 | 海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル | 東欧・ロシア映画 | イギリス&アイルランド映画 | オランダ映画&オランダドラマ | 北欧映画 | その他のジャンルの海外小説 | 日本の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | 日本作家によるノンフィクション&エッセイ・その他のジャンル | 日本映画 | 海外の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | カナダの映画&ドラマ | ドイツ映画&ドイツドラマ | 日本のファンタジー小説 | 海外のミステリー&ファンタジー小説 | 堺雅人 | 日本ドラマ:歴史ドラマ&時代劇 | 三浦しをん:まほろ駅前シリーズ | 山田風太郎 | 香川照之 | 松山ケンイチ | 海外の作家が書いた歴史小説 | ジェイク・ギレンホール | イギリスドラマ:SHERLOCK | 塩野七生 | 吉田鋼太郎 | イタリア映画&イタリアドラマ | ローズマリー・サトクリフ | 大杉蓮 | ベネディクト・カンバーバッチ | インド映画 | 長谷川博己 | 内野聖陽 | 林遣都 | ムロツヨシ | ジョシュ・オコナ― | 井浦新 | 菅田将暉 | ディーン・フジオカ | 台湾ドラマ&中国ドラマ
July 15, 2012
XML
カテゴリ: 香川照之
みなさん、こんばんは。
映画は夏休み特集で娯楽映画がこれからどんどん公開されますよね。

でも、夏というと私たち日本人は忘れてならない一つの夏があります。
戦争映画というと若い人は敬遠するかもしれませんが、彼等の上に私たちが生きているのだということを忘れずにいようと思います。

出口のない海
映画「 出口のない海
この作品情報を楽天エンタメナビで見る




出口のない海 [市川海老蔵][原作:横山秀夫]◆中古DVD【中古】 スマイルDVD 本店 楽天市場店


出口のない海
Sea Without Exit
原作 横山秀夫
脚本 山田洋次 冨川元文
監督 佐々部清

平泉 成 香川 照之

1945年、敵艦の攻撃を避けながら海中を進む1隻の潜水艦内に待機する4人の若者たち。彼らは人間魚雷“回天”に乗って敵艦に激突するという極秘任務を帯びており、艦長の出撃命令を待っていた。そんな中、甲子園の優勝投手だった並木浩二は野球に熱中していたころや、戦争に行くと決めた日々を思い出す。

主演は、映画初出演となる歌舞伎俳優の市川海老蔵。野球のピッチャーとして、キャッチャーのサインにNoと言い、優勝を逃したエピソードが登場するが、海上では自分の意志を通して仲間と反発するようなことはない。むしろ、ライバルとして登場する伊勢谷演じる北勝也の方が、孤高の存在キャラとして立っている。いつか魔球を生みだすことを夢見ながらも、自分が帰らぬ旅に出ることを覚悟している。死を覚悟しながら生きていなければ叶わない夢を見るのが矛盾しているようだが、静かな波のように存在し続ける並木を見ていると、昔の学生は今よりももっと達観できていたのかもしれないと思う。

待機している4基のうち、どれが選ばれるかはその時になるまでわからない。また、選ばれても故障していれば別の者が選ばれる。死ぬ覚悟をして回天に乗りながら、幾度となく回天をおりてくる並木。まるでロシアンルーレットだ。何と残酷なことをするものだ。その時自分が選ばれなかったということは、さっきまで話していた戦友が戻らぬ旅に出たということだ。安堵の裏に悲しみがある。
天を巡る~回天という名前とは裏腹に、この人間魚雷は二度と戻ってくることがない。そしていくら船を沈めるといっても、操作が難しく、今の技術に比べれば装備もお粗末だ。目標通りに当たったとしたって、どれほどの打撃を与えられるというのか。負け続けの日本が回天一つで劇的な勝利を収められるはずもない。それでも“愛する人を守るため”と言い聞かせてためらわず命を捨ててゆく彼等を、愚かだと笑えない。むしろ、なぜこういった有望な青年達をもどらぬ旅にしか送り出せなかったのかと憤りがこみ上げてくる。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  January 18, 2015 03:08:21 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: