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March 14, 2013
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カテゴリ: 北欧映画
昨日と打って変って寒い雨が降っています。連日夜遅くまで仕事をしてちょっとつかれています。
今日はデンマーク映画を紹介します。

奇跡の海
映画「 奇跡の海
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『奇跡の海 プレミアム・エディション』 ラース・フォン・トリアー / アミューズソフト販売

原題Breaking the Waves
脚本ラース・フォン・トリアー
1996カンヌ映画祭審査員グランプリ
セザール賞最優秀外国語映画賞
全米批評家協会賞 最優秀作品賞・最優秀監督賞・
最優秀主演女優賞受賞


出演ジャン・マルク・バール ステラン・スカルスゲールド
  エミリー・ワトソン カトリン・カートリッジ
  ウド・キアー

物語
ベス・マクニールはよそ者のヤンと結婚する。愛しあう二人だが、ヤンが石油採掘ですぐに家を出る。神に「どうかあの人を戻して下さい。」と祈るベス。
彼は確かに戻ってきた。しかし事故で全身マヒになった状態で。
ヤンはベスに頼む。
「愛人を作ってセックスし、その様子を自分に話してほしい。自分が生き続けるために必要なんだ。」
ベスの取った行動は?

寄せては返す波(Waves)は世間一般の良識で、それを破る(Break)という意味だろうか?すると、打ち寄せてはくだけ散る波自身がヒロインの象徴なのか?
自分の中の神と対話し、その声のままに行動するベスを見た時、遠藤周作の「沈黙」という作品を思い出した。授業でこの作品を取り上げた時、私は最終的に転んだ男を、

今でもあの作品に関しては、わからない。
本当に神が「踏みなさい」という言葉を告げたのか。ただ、ベスのお告げは、自分が勝手に作り上げた言葉には思えなかった。時折横を向く彼女の痛々しげな顔は、殉教者そのものだったから。彼女には、もしかしたら聞こえたのかもしれない。
小説で納得できなかった私が、ワトソンの演技にぐらついた。
彼女は凄い。そう思ったのは、この時だ。
ウド・キアー演じるトロール船の男の元に赴く時の彼女に、遠藤周作作品「女の一生」のキクが重なった。


70年代の歌をずっと各章の区切りに使ってきて、
ラストにバッハをもってくる選曲が、物語の流れに嵌っていた。最後の鐘が「あざとい」という評も少なからずあったが、私はあれでいいと思う。せめてあの鐘の音くらいなくては、彼女は救われない。

エミリー・ワトソンの衝撃的なデビュー作であり、ステラン・スカルスゲールドもここからブレイク。但しなぜか悪役が多くなった。

かなり激しく好き嫌いが分かれる作品。






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最終更新日  April 9, 2021 03:28:33 AM
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