WTCにいた父の遺体は見つからなかったため、棺の中は空っぽだ。オスカーはこんな葬式なんかまやかしだ、と言う。母リンダはこう答える。「空っぽだってことはわかってる。でも、私やあなたのためにそうしてるの。そうすれば、少なくとも私達はパパにサヨナラを言える。だってパパは行ってしまって、もう戻って来ないの。二度と。なぜ人が飛行機をビルに突っ込ませてパパが死んだのかわからない。でも、どんなに辛くても、オスカー、やることに意味があるのよ。I know it's an empty box. I know this, but I did it for me and I did it for you so we can at least try and say goodbye to him, because he's gone, Oskar and he's not coming back. Never. I don't know why a man flew a plane into a building! I don't know why my husband is dead, but no matter how hard you try, Oskar, it's never going to make sense because it doesn't. It doesn't make sense. 」
ところが聡明なオスカーは、ある理由があって父の死を受け入れられない。友達親子のような父との絆は、あまりにも強かった。オスカー役は映画初出演のトーマス・ホーン。今回がデビュー作とは思えないほど、難しい役をこなしている。彼を支える両親として、繊細なオスカーとは真逆のおおらかな父トーマスをトム・ハンクス、「パパが僕に言ったんだ。君のママを愛してる、本当にいい子だからってDad told me, he said: I really love your mother, she's such a good girl.」と言われるリンダをサンドラ・ブロックというオスカー俳優が演じる。